« 愛知県名古屋市北区受験勉強長男殺人事件その7(控訴審判決) | トップページ | 東京都目黒区5歳女児虐待死事件その7(父親の第4回公判まで) »

2019/11/27

大阪小6女児不明誘拐事件その3(供述)

1)容疑者(35)が自宅で、茨城県の中学生の少女(15)と女児を引き合わせた際に、少女に本名とは異なる呼び名をつけて紹介していたとのこと。女児は容疑者から「千葉から来た『きな』ちゃん」と紹介されたと話しているという。女児は容疑者がこの呼び名をつけたと教えられ、少女と1階で就寝していたと説明したとのこと。
 
2)容疑者の叔父によると、容疑者の父親は30年ほど前に死亡しているとのこと。
 
3)父親が死亡するまでは東京・新宿で暮らしていた。容疑者がが5歳くらいの時、彼の父親が運転するクルマで事故を起こして死亡。そこから彼の母親は子供と栃木に移り住んだとのこと。
 
4)その後、地元の小中学校に進んだのち、公立トップ高校に不合格。宇都宮短大付属高に進学するも、やがて引きこもり状態になったとのこと。1年ほど前、祖母の介護のために母が家を出て、容疑者は一人暮らしになったとのこと。
 
5)女児は「パソコンで(動画サイトの)ユーチューブを見て過ごしていた」と話しているとのこと。
 
6)捜査関係者によると、容疑者は「ツイッターで女児の相談に乗っていた」と説明。「いつでも帰っていい」とも言っていたとのこと。
 
7)女児は同日朝に逃げ出したが、容疑者は「いなくなったのに気付いて車で捜した」などと供述したとのこと。「心配になった」という趣旨の話もしているとのこと。
 
8)警察によりますと、女の子は23日午前、容疑者が寝ている隙に逃げ出して保護されました。その後、容疑者が自宅から車に乗って出て来たところを張り込んでいた捜査員が見つけ、しばらく追跡して身柄を確保しましたが、その際、「女の子がいなくなったのに気づき、車で捜した」と話していたとのこと。
 
9)容疑者は茨城県で行方不明になっていた女子中学生と一緒に車に乗っていたところを確保されたとのこと。
 
10)在来線を乗り継ぎ18日午前0時ごろ、小山市内の容疑者宅に到着した。道中で女児のスマホを没収し、通信に必要なSIMカードを抜いたとみられるとのこと。
 
11)容疑者は20日ごろには、ニュースで女児が公開捜査されていることを知り、女児にも伝えたとのこと。
 
容疑者は公開捜査を知り、「やばいと思った」とのこと。
 
時系列
1989年頃 容疑者の父親が交通事故死(5歳ごろ)(推定)
1999年頃 第一志望の受験に失敗、高校進学後まもなく引きこもり状態になる。(推定)
2018年  母親が別居して一人暮らしになる。
2019年
06月   茨城県の15歳の女子中学生が不明になる
07月   容疑者宅を茨城県警が任意で捜索。しかし女子中学生は発見できず。
11月10日 容疑者がSNSで女児にメッセージを送る
11月17日
07:00頃 女児が自宅で母親と朝食を取る
その後、母親が仮眠
10:00頃 友人のLINEのメッセージが既読、返信、その後スマホの電源は切れた状態となる。
10:35頃 自宅近くの公園に女児を誘い出す
11:00頃 母親が起きた時には女児は居なかった
22:00頃 母親が住吉署に届け出た
深夜   女児が容疑者宅に到着
11月19日 女児の顔写真を公開して情報提供を呼び掛ける
11月23日
10:00頃 女児が脱出し交番を目指して移動
13:30頃 女児が交番に駆け込む
16:20頃 警察が容疑者を任意同行、その後、未成年者誘拐の疑いで逮捕
11月24日 容疑者を大阪に移送
午前   女児が大阪で母親と再会
時刻不明 女子中学生も自宅に戻る
11月25日 未成年者誘拐と監禁の容疑で25日に送検された
 
こんなところですね。
色々と矛盾してますね。
「いつでも帰ってよい」と言う一方で、靴やリュックを捨てている(と思われる)
「助けた」「正しい事」と言う一方で、食事は1日1食だし、入浴も制限している。
これが女児に対して「正しい事をしている」とは思えないですね。
 
そして公開されている事に対して「やばい」と思っている。
つまりは後ろめたい事があったと言う事でしょうね。
 
ただ、気になるのが、女児が逃亡して困るのであれば、なぜ、逃走防止の処置を取らないでいたのか?と言うのが素朴な疑問ですね。
 
玄関や窓は施錠されていたとは言え、一般家庭の構造なら、内側から鍵を掛けているので、内側から開錠できるはずで、逃亡を完全に阻止できないですよね。
同様に手足を拘束するような事もしていない。
 
前回の記事では過去の類似事例を研究しているのでは?と書いていますが、この部分については、むしろ逆のように感じますね。
 
この部分についてはいろいろな解釈ができます。
例えば
1)もし、拘束や明確な監禁などをすると、同居している茨城の少女が不信感を抱くため。これまで良好な人間関係を築いてきたのに、ここで人間関係を壊したくないために、女児を少女と同じように扱うしかなかった。
 
2)朝霞事件を参考に精神的な支配をしようとした。
これは明確な脅迫や強要などの状態を避ける為かもしれませんね。あるいは事件発覚時に誘拐ではないと主張する為なのかもしれません。
 
それから、もう一つの疑問は少女にとって女児はどんな存在だったのか?
少女が自分の意志で容疑者と同居していたとしても、ある日、小学生が同居生活に参加する。しかも、その子は公開捜索されていると言う状況を同居する少女も知っていたのではないのかな?
 
女児自身にも公開捜索の件は伝えていたぐらいだし、テレビを見てればニュースで放送されるわけで、家の中だけで生活している少女にしてみれば、ネットニュースやテレビを見るのは当たり前の生活だったのではないのかな?
(半年も家の中にいれば、大抵の事は飽きるでしょ?)
 
中学生の判断力でも、普通に考えれば、女児は誘拐されている?と疑問を持ってもおかしくないですよね。
今のところ、少女から女児へ「早く帰った方が良い」と言った働きかけがあったと言う情報は無いですね。
まー自分と同じように現実から逃避してきたと考えたのであれば、同じ境遇に同情して一緒に生活を継続しようとしても不思議では無いかもしれませんね。
 
実際、自分の名前が偽名で女児に紹介されている事なども、疑問を持ってもおかしくは無いけど・・・
もしかして、少女も自分のハンドル名で生活をしていたのかな?
でも、それなら、容疑者がつけた名前「きなちゃん」とは言わないですよね?
 
やはり、少女は現実逃避に加えて自暴自棄といった心理状態だったのかな?
そう考えると、自分の現在の生活を壊さないようにと考えてもおかしくないですね。
 
でも・・・容疑者にとって少女が都合の良い存在でいたとしても、容疑者がそこへ女児を連れてくる意味は無いんじゃないかな?
 
やはり、少女と容疑者の関係、そこへ女児を連れてきた理由、このあたりが謎ですね。
 
多分、容疑者は容疑者の立場で供述していくだろうけど、それは容疑者側から見た現実であって、少女の立場から見た現実はまた違う物だったのかもしれませんね。
 
とりあえず、続報を待ちましょう。

|

« 愛知県名古屋市北区受験勉強長男殺人事件その7(控訴審判決) | トップページ | 東京都目黒区5歳女児虐待死事件その7(父親の第4回公判まで) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 愛知県名古屋市北区受験勉強長男殺人事件その7(控訴審判決) | トップページ | 東京都目黒区5歳女児虐待死事件その7(父親の第4回公判まで) »