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2019/11/29

福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件

走行中の乗用車のトランク内に知人男性を監禁したとして、滋賀県警は10月19日、監禁の疑いで滋賀県長浜市神照町のとび職、男性U容疑者(39)と、大津市内の男子高校生(17)ら17~19歳の少年6人を逮捕する事件が起きている。
 
男性は福井県坂井市内の海(東尋坊)で死亡した状態で見つかった。
 
逮捕容疑は、共謀して、18日午前9時ごろから午後6時ごろにかけ、滋賀県彦根市内から坂井市内の間を走る乗用車のトランク内に、知人で滋賀県東近江市の職業不詳、被害者男性(20)を監禁したとしている。
 
県警によると、18日午前1時前、U容疑者らと被害者の共通の知人が県警彦根署に「被害者がU容疑者らから暴行を受けているようだ」と通報。
 
同日夜、名神高速道路下り線多賀サービスエリア(滋賀県多賀町)近くの駐車場で、被害者を監禁していたとみられる乗用車を含む3台の車に分乗していた7人を彦根署員が見つけ、事情を聴いていたとのこと。
 
県警は、同日午後10時半ごろ、多賀町の駐車場で乗用車と7人を見つけた。7人は事情聴取に「男性を東尋坊に連れて行った」などと供述しているとのこと。
 
別の報道では
警察が捜査したところ、名神高速道路の多賀サービスエリアの駐車場でU容疑者ら7人を見つけ、身柄を確保した。この現場には、犯行に使われたとみられるレンタカーと、他に2台の車があったとのこと。
 
被害者の遺体は19日朝、福井県警が坂井市内の景勝地「東尋坊」近くの海で発見。
 
被害者の両親は9月中旬、滋賀県警に被害者の捜索願を提出していた。
 
逮捕された少年は、長浜市や彦根市などのとび職人や通信制高校生ら。
 
県警は10月初旬、被害者と接触したが、その後連絡がつかなくなっていた。
県警は10月初旬までに計3回、対面や電話で被害者に家族へ連絡するよう促していたといい、「事件に巻き込まれたとの情報はなかった」としているとのこと。
 
県警は「本人が成人であり、意思を尊重した」と話しているとのこと。
 
県警は10月20日、7人を監禁容疑で送検した。
 
被害者男性が事件前日にも車に監禁されていたという目撃証言があるとのこと。
 
捜査関係者によると、このグループの知人は、「被害者が17日にも車に閉じ込められているのを見た」と話しているとのこと。「東尋坊に着いた時点で被害者は生存していた」と供述している容疑者もいるとのこと。
 
司法解剖の結果、死因は頭蓋骨の損傷を伴う脳挫滅と判明しました。
 
同課は、被害者が18日夜に生きたまま東尋坊の高さ約20メートルのがけから転落し、岩肌に頭を強く打ち即死したとみている。
 
被害者の体には殴られたような痕が複数あり、転落する前に暴行を受けたとみて捜査を進めるとのこと。
 
県警によると、体に複数の打撲痕もあったが、転落時のものか判別は難しいとのこと。
 
逮捕者のうちの数人と被害者が同じグループの仲間として、行動を共にしていたことも分かった。被害者と少年らのグループが今月上旬、滋賀県東近江市内で別の若者グループと口論になり、通報を受けた県警が駆けつけていたとのこと。
 
11月6日、警察はバットで殴るなどして男性にケガをさせたとして少年らを再逮捕した。
 
傷害の疑いで再逮捕されたのはU容疑者(39)と17歳~19歳の少年6人。警察によりますと、U容疑者らは10月16日頃~18日まで滋賀県彦根市内などで、知人の被害者(20)に対して木製バットで殴るなどの暴行を繰り返し、顔面打撲などのケガを負わせた疑いが持たれているとのこと。
 
警察によりますと、容疑者7人は、長浜市に住む19歳の少年を中心とした遊び仲間のグループで、被害者とは、9月末から10月上旬にかけて知り合ったとのこと。
 
リーダー格の長浜市のとび職少年と男性が10月上旬にトラブルになり、直後から暴行が始まったとのこと。
 
滋賀県警捜査1課や少年課などは11月24日、殺人の疑いで、滋賀県長浜市神照町、とび職U容疑者(39)や同市のとび職の少年(19)ら計7人を再逮捕した。
 
再逮捕容疑は、共謀し、10月18日午後6時ごろ、東尋坊で、被害者に「はよ落ちろや」などと言って高さ約20メートルの崖から飛び降りさせ、頭部打撲による脳挫滅で死亡させた疑い。
 
県警によると、7容疑者は10月上旬から被害者を殴るなどの暴行を加えており、複数の容疑者が「発覚を免れるため、自殺に見せかけようとした」という趣旨の供述をしている。7容疑者全員が「取り返しのつかないことをした」などと話しているとのこと。
 
県警の説明では、7容疑者は被害者を押すなど直接手をかけておらず、命令で被害者が飛び降りた、とのこと。
 
県警は、崖の高さや、東尋坊に向かう車中で「あと1時間の命やからな」と被害者に話していたことなどから、7容疑者に殺意があったと判断したとのこと。
 
時系列
09月中旬 被害者の捜索願が出される。
09月末  被害者がグループと知り合う
10月初旬 県警が被害者と接触、中旬以降連絡できず
10月上旬 被害者とリーダーがトラブルとなる
10月17日 監禁された目撃情報
10月18日
01:00前 共通の知人から暴行被害の通報
18:00頃 東尋坊で被害者が飛び降り
22:30頃 監禁していたとみられる車を発見、事情を聴く
10月19日
朝    東尋坊近くの海で被害者男性の遺体を発見
10月20日 7人を送検
11月06日 暴行の疑いで再逮捕
11月24日 殺人容疑で再逮捕
 
こんな事件ですね。
被害者がどんな人物か分からないのですが、このグループと知り合わなければ、仲間にならなければ、この事件は起きなかったと言う事なんですよね。
家族から捜索願いが出ているので、家出と言う事なのか?詳細は不明ですね。
 
ただ、仕事をしていなくて、お金が無いなら、生活費が必要だから、何等かの形でこのグループに経済的な援助を受けていた可能性はありますよね。
 
そうすると、それは弱みになるわけで、トラブルになると、「あれだけしてやったのに」と怒り倍増って事になりかねません。
 
どんなトラブルか分かりませんが、殺さなければならない程の事だったのか?そこですよね。
若年者による集団暴行事件と言うのは、昔からあります。
暴行している内にエスカレートしてしまう場合や、暴行を隠蔽する為に殺害してしまう場合など、勢いで殺してしまう事が多いです。
 
だけど、理由は些細な事が多いですよね。お金の貸し借りとか、俺の女を取ったとかね。
 
ただ、この事件では39歳と言う、いい大人が関わっていて、何をやっているのか?と言うところですね。
 
そして、誰かは分からないけど、このグループに詳しい人物が被害者を助けようと、グループからの報復も恐れずに通報している事が唯一の救いかもしれませんね。
 
逮捕されてしまうと、不良少年と言っても、自分の罪を軽くしようと、進んで事件の詳細を話す事が多いですね。
なので、暴行に関わった程度の低い人物から事件の詳細が話されているでしょう。
 
まー男女関係もそうだけど、同性同士でも友人は選ぶべきですね。
 
亡くなった男性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件その2(少年2名の判決)

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コメント

12月18日報道
大津地検は12月16日、被害者を極度に追い込んで飛び降りさせたとして、17~19歳の少年6人を殺人などの非行事実で大津家裁に送致、とび職U容疑者(39)(滋賀県長浜市)を殺人罪などで起訴した。家裁は、少年6人について2週間の観護措置を決め、今後少年審判で処分を決めるとのこと。

起訴状によると、7人による被害者への暴行は10月16日夜から18日朝の27時間余りにわたって断続的に行われた。被害者は脚を車でひかれたほか、木製バットやフライパンで殴打されたり、ハンマーを口に入れられて引っ張られたりし、歯が折られ、骨折や全身挫傷などの重傷を負ったとのこと。

別の報道では
火の付いたたばこを鼻の穴に入れたりした。彦根市内の住宅で顔や背中などを木製バッドやフライパン、ハンガーで殴打し、火の付いたたばこを口の中に入れたり、指を手の甲側に折り曲げたりなどした後、車のトランク内などに閉じ込めて東尋坊まで走行。自殺に見せかけて殺害しようと企て、移動する車内で「ちゃんと死ねよ」「あと1時間の命やしな」などと迫り、東尋坊の崖の上に立たせて「はよ落ちろや」などと、崖から飛び降りて死ぬよう追い詰めて殺害したとしているとのこと。

こんなところですが・・・
暴行の内容がひどすぎますね。
少年少女のリンチ殺人と言うのは、だいたい同じような流れになるのですが・・・
きっかけが何か?分かりませんが、暴行が始まってしまうと、エスカレートしていき、結局、解放すると暴行傷害が露見してしまう為に、事件隠蔽の為に被害者を殺害してしまうと言うのが、パターンですね。

この事件でも、ここまでひどい暴行をしてしまうと、解放できないですよね。
最初から殺害するつもりだったのか不明ですが、気が付いた時には後戻りできないところまできてしまったんでしょうね。

この事件では犯行グループの中に39歳の成人がいたわけで、全体を統制するべきだったんですが、この人も一緒になって暴行をエスカレートさせた点で罪は他の少年達よりも重いですね。

続報を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2019/12/27 20:37

殺人や監禁などの容疑で、大津家庭裁判所に送致されていた当時、17歳から19歳の少年6人を、大津家庭裁判所は、「刑事処分が相当」として検察官へ送致する決定をしたとのこと。

大津地検・検察官への送致、いわゆる『逆送』が決定したのは、事件当時、17歳から19歳の少年6人。大津家裁は、少年らの非行事実として去年10月、東近江市に住む男性20歳を暴行しけがを負わせた上、福井県・東尋坊の崖から飛び降りさせ殺害したとしています。

大津家裁は、逆送の理由について、「被害者の苦痛や無念さは、筆舌に尽くし難く、被害者の母親が厳罰を望むのも当然。」「本件非行は極めて悪質で結果も重大。」また、一部の少年については、「真摯な反省をしていない」などと指摘し、『刑事処分が相当である』としているとのこと。

なお、この事件については、ほかにも、男性U被告39歳が、殺人などの罪ですでに、起訴されている。

こんなところですね。
犯行内容は極めて悪質です。逆送は当然でしょうね。
公判でどんな話が出てくるのか、公判に注目しましょう。

投稿: ASKA | 2020/01/10 20:40

1月10日報道
動機が出ていたので、残しておきます。

少年(19)ら計6人を検察官送致(逆送)とする決定をした。家裁は決定理由で、犯行の動機を「貸した金を返さないことに立腹した」などとしたとのこと。

他に逆送されたのは、滋賀県彦根市の無職とアルバイトの少年=いずれも(19)、滋賀県多賀町のとび職少年、大津市の通信制高校の男子生徒2人=いずれも(17)。

決定理由は、とび職少年(19)が犯行を主導、他の5人も積極的な暴行で徹底的に痛めつけ、被害者を従属的な状況にしたとし、「非常に悪質で結果は重大」と指摘した。

決定によると、長浜市神照町、とび職U被告(39)=殺人罪などで起訴=と共謀し、昨年10月17~18日、同市で路上に横たわらせた被害者の脚を車でひくなどした上、車のトランクに閉じ込め東尋坊へ移動。被害者に「はよ落ちろや」などと命令し、18日午後6時10~20分ごろ、東尋坊の崖から飛び降りさせ、脳挫滅で死亡させたとのこと。

1月20日報道
大津地検は17日、殺人や監禁などの罪で、滋賀県長浜市のとび職少年(19)ら少年5人を起訴した。

逮捕された7人全員が裁判員裁判で審理されることになったとのこと。

投稿: ASKA | 2020/02/14 20:04

6月5日報道
殺人や監禁などの罪に問われた19歳の少年2人の裁判員裁判の初公判が6月5日、大津地裁であり、いずれも「間違いありません」と起訴内容を認めたとのこと。

事件では他に、同県長浜市のとび職、U被告(40)ら5人が殺人罪などで起訴されている。判決は26日の予定とのこと。

2人は、いずれも同県彦根市のアルバイトと無職の少年。検察側は冒頭陳述で、19年10月7日、被害者が暴力団関係者とトラブルになったことに、長浜市のとび職の元少年(20)が腹を立て、8日から暴行が始まったと指摘。アルバイト少年は同日から暴行に加わり、その後、無職少年らも合流したとのこと。

同18日未明、警察官が元少年の父親宅を訪れ、発覚を恐れた元少年らは被害者の殺害を決意。同日夕、福井県坂井市の東尋坊の崖から飛び降りさせたとし、「残酷極まりない犯行態様で、経緯に酌むべき事情はない」と強調したとのこと。2人の果たした役割について、アルバイト少年は「重大」、無職少年は「相応に大きい」と指摘したとのこと。

弁護側は2人とも犯行の中心的な立場にはなく、東尋坊での殺害計画も知らなかったとして、「元少年に逆らうことができず犯行に及んだ」と主張したとのこと。

起訴状によると、7人は19年10月、被害者を自殺に見せかけて殺害しようと企て、車のトランクに監禁して東尋坊まで連行。高さ約20メートルの崖に立たせ、飛び降りるよう命じて殺害したとされるとのこと。

別の報道では
同年10月7日、被害者がコンビニエンスストアの駐車場で暴力団関係者とトラブルになった際、一緒にいた主犯格の元少年が「巻き込まれた」と立腹し、被害者への暴行がスタート。2人は話を聞いて暴行に加わり、道路に寝かせて足を車でひいたり、バットで殴ったりしたほか、ライターで体をあぶるなどしたとのこと。

7人は犯行の発覚を遅らせるため、被害者を崖から飛び降りさせることを決定。「おまえは死ぬんや」などと言って東尋坊まで連れて行き、「はよ落ちろや」と迫って飛び降りさせた。検察側は「残酷極まりなく、くむべき事情はない」と指摘したとのこと。

こんなところですね。
なるほど、暴行のきっかけは暴力団関係者とトラブルに巻き込まれたのを怒ったって事なんですね。

とは言え、それで被害者をリンチしても、トラブルは解決しないんですけどね。
で、お決まりの発覚を恐れての口封じと・・・

しかし、暴行の内容が酷いですね。
ここまで酷い暴行をしてしまうと、人間関係の修復はできないですよね。
なので、もう仲間じゃないと言う意識だったのか?
それとも、最初から仲間意識が無いのかは分かりませんけどね。

投稿: ASKA | 2020/06/13 08:07

6月10日報道

19歳の少年2人の第4回裁判員裁判が10日、大津地裁で開かれた。このうち、滋賀県彦根市のアルバイトの少年は被告人質問で、「これからの人生を奪ってしまい、申し訳ない」などと謝罪の言葉を述べたとのこと。

アルバイトの少年は被害者に殴る蹴るなどの暴行を加えたほか、「これから俺のサンドバックや」と述べたことを認めたとのこと。暴行にいたった経緯については「(主犯格の少年から)被害者の言動を聞くうちに腹が立った」と説明。無抵抗の被害者を暴行し続けたことに関しては「皆で暴力をふるっている雰囲気が楽しかったのかもしれない」と話したとのこと。
一方で「肉体的にも精神的にも追い込んで最終的に死なせてしまった。自分なら怖くて(崖から飛び降りることは)できない」などと話したとのこと。

この日、被害者の遺体を司法解剖した解剖医に対する証人尋問も行われた。

解剖医は「受けた痛みは相当で、少年らの暴行だけでも十分死に至る危険性があった」などと証言したとのこと。
被害者の顔は輪郭が分からなくなるほど腫れあがり、全身が赤紫色に変色していたほか、タバコを押し付けられたとみられる無数の傷痕があったと説明したとのこと。

こんなところですね。
まー、若年者のリンチ事件だとどうも、当事者に現実感覚がなくなってしまうのか、自分が何をしているのか?この暴力の結果どうなるのか?を考えない事が多いようですね。
後悔しても、事件も罪も無かった事にはできないんです。
ただのリンチが気が付けば、殺人者になってしまう。
子供だろうと自分の事は自分で考えないと、取り返しのつかない事になってしまうって事を小さいうちから教育する必要があると思います。

投稿: ASKA | 2020/06/13 08:39

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