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2020/02/14

兵庫県川西市バイク男性刺殺事件

 今回リクエストがあったので、この事件を取り上げます。
・・・しかし、情報が少なくかなり難しい事件ですね。長文注意です。
 
事件は2002年5月23日午後11時40分ごろに発生。男性はバイクにまたがったまま胸から血を流している状態で見つかった。住民が事件が起きる直前に言い争う声を聞いたという情報があるとのこと。
 
男性はバイクにまたがったまま、前のめりの格好でぐったりしているのを車で通りかかった会社員が発見した。男性は運ばれた病院で死亡が確認された。男性は胸を鋭利な刃物で一か所刺されていたとのこと。
 
事件当時、バイクのエンジンは停止していたがライトは点灯、鍵も付いたままだった。
 
男性のポケットには数千円入りの財布が残っていた。
男性は発見される4分前に食事をした知人と別れたばかりで、その直後に別の知人と携帯電話で話しており、「川西市内で後輩が白い車に乗った男に殴られて怪我をしたが、見つけたら連絡して欲しい」と話していたとのこと。
 
その後にこの知人は携帯電話の向こうで男性が何者かに「おーい、ちょっと待て」という声を掛けられるのを聞いており、その直後に電話が切れたとのこと。
 
発見時に男性がいた場所から、その手前30mの間に血痕が残されており、男性は刺されたあと、自力でバイクにまたがって移動したとのこと。
 
調べでは、通行人が車で通り掛かったところ、男性がバイクにまたがったままタンクにもたれかかるようにうずくまっており、声を掛けると、そのまま無言で倒れたとのこと。 凶器は見つかっていない。
 
捜査本部は発見の直前に刺されたものとみて24日、遺体を解剖して詳しい死因を調べる。
 
男性は当時、実家近くの集合住宅で一人暮らしをしていた。毎朝、母親が作った弁当を受け取ってオートバイで出勤し、帰宅途中に空になった弁当箱を置きに寄る。事件の日は午後6時ごろに弁当箱を置きに来た。台所にいた母親は顔を見ず、後ろ姿に向かって「お疲れさーん」と返事したとのこと。
 
報道によると男性は県道北行き車線の側道上で単車にまたがったまま、胸から血を流した状態で見つかったが、直前までは同じ県道を南進していたとのこと。
川西署捜査本部は単車で県道上をUターンした後、刃物で刺されたとみており、逮捕に向けた捜査を進める。
 
02年5月23日夜、現場から北方面にある川西市内の飲食店に友人らといた男性の携帯電話が鳴った。
「尼崎で一緒に飲もう」。別の友人からの誘いだった。
 
単車はハンドルを持つ位置が高く、排気音の大きいタイプで、事件直前に県道を南進する姿を知人が目撃している。
午後11時40分ごろ、通行人に発見された男性は反対車線の側道にいた。エンジンを切った単車上にうつぶしており、搬送先の病院で死亡した。
 
複数の付近住民が「騒ぐ声を聞いた」と証言した。
同本部は男性がUターンして北上後、側道で降車。徒歩で南に向かった先で刺され、単車に戻って意識を失ったとみているとのこと。
 
刺されたとみられるのは側道上で、犯人が車や単車を使った目撃情報はないとのこと。男性とトラブルになっている人物は見当たらなかったとのこと。
 
胸の中央部を鋭利な刃物で1刺、傷は肺まで達していたとのこと。
 
交通量の少ない夜間になると、普段から分離帯の切れ目を歩いて県道を渡る人が絶えなかった-。同本部はこの情報に着目する。
 
捜査関係者によると「男性は南進中に横断者と遭遇してトラブルになり、追いかける形で反対車線に向かったのではないか?」
 
こんなところですね。
 
時系列
2002年05月23日
18:00頃 実家に空の弁当箱を届ける。
23:36頃 一緒に食事をした知人と別れる。
県道尼崎池田線を南進したと推測
直後   携帯電話で別の知人と話す。「おーいちょっと待て」の声の直後に通話が切れる。
23:40頃 事件発覚、通行人が男性を発見。バイクは反対車線の側道に停車していた。
 
ポイン
1)胸の中央を一突き、肺まで達していた。
2)血痕がバイクまで30から40メートル続いていた。
3)バイクのエンジンは切れていたが、ライトは点灯していた。
4)財布は奪われていない。
 
現場地図と移動経路
県道尼崎池田線の側道が切れるあたりかな。
Photo_20200214154101
ちょっと、この移動経路が不自然かもしれないと思う。
青が移動経路、赤が血痕の場所。
理由としては
A)通勤にバイクを使用しているので、ヘルメットはしているはず。(ただしメットの種類は不明)
B)携帯電話で通話しているので、走行中に片手運転での通話は無理じゃない?
エンジン音や風切り音で通話できないのでは?
おまけに、交番前の交差点をUターンしているし(当時、この交番があったかは不明)
 
と言う事で、携帯電話の通話は、バイクのエンジンを切って停車してから通話していると推測します。
 
問題はこの通話のタイミングなんです。
走行中に携帯に電話が掛かってくると、早くでなきゃとなって、近い場所で安全に停車できる場所に停車して、通話するでしょ?
特にバイクならスペースが必要ないから、車道の端に寄せて停車とか、歩道にエンジンを切って停車でも問題ないはずです。
 
なので、反対車線にUターンして電話に出る理由が無いと思います。
そうすると、このUターンは電話とは直接関係ない理由でUターンしていると思うわけです。
 
で、被害者が事件の直前に行っていた行動はこのUターンともう一つ、携帯電話での通話です。
この通話は被害者側から掛けた電話じゃないのかな?(これも推測でしかないけど)
 
通話の邪魔になるから、エンジンを切り、停車した状態で通話したはず。
この時、バイクから離れる理由が無いから、バイクにまたがったままか、バイクを降りて、バイクの近くで通話していたのだろうと思います。被害者がヘルメットをしていたのか?も知りたいですけどね。
 
で、通話中に「おーい、ちょっと待て」で通話が切れている。
これが犯人の声である可能性はあるのですが・・・
 
問題は血痕がバイクから30から40メートル続いている事。
携帯を切って、犯人に徒歩で近づき、そこでトラブルとなって刺されたと言うことだろうと思います。
被害者は刺されて、出血したまま、バイクまで戻った。バイクで逃げようとしたのかな?
 
それは置いといて・・・この後の犯人の行動もちょっと疑問
被害者は犯人に背を向けて逃げたはずなんだけど、後ろからの傷が無いのは、犯人が追撃しなかったと言うことですよね。
つまり、とどめを刺そうとは思わなかったと言う事なので、怨恨で計画的に刺したと言うことでもなさそうです。(被害者にトラブルが無かったと言う報道にも一致しますね)
 
逆に言うと犯人はなぜ、刺したのか?と言うことになりますよね。
しかも、この時、犯人は刃物を持っていた。護身用に刃物を持ち歩く人間?
 
護身用に刃物を持ち歩くような、慎重な人物が自分から、声を掛けるかな?
でも、ゴミのポイ捨てを注意するぐらいなら、声を掛けたかもしれませんね。
 
そこを考えると、刃物を携帯して、使う機会を待っているような、反社会的な人物の方がピンくるかな。
時間的に酔ったチンピラに絡まれた、声を掛けたら、相手の方が強そうだったので、焦って咄嗟に刃物で刺した。
刺した後は、怖くなって逃げたと言うあたりかもしれませんね。
 
犯人が車に乗っていたとすると、血痕の距離が30から40メートルと言うのは長すぎると思います。
車ならもっと近くに停車して詰め寄ってくると思うんですよね。
 
そう考えると、犯人は徒歩で、離れた場所から声を掛けたのかな?
電話の声がうるさいとかね。
あるいは、被害者を暴走族と混同して、バイクがうるさいと言うクレームかもしれません。
この場合は、護身用に刃物を持つ慎重なタイプもありかもしれませんね。
 
・・・でも、つじつまが合わない気がする。
い)被害者は胸を刺されている。
これは、被害者が警戒していない状態で刺されたと思うわけで、相手がチンピラなら警戒しているはずですよね。
逆に言うと、被害者は自分が刺されるような理由が無いと考えているわけですよね。
 
ろ)「おーい、ちょっと待て」の声掛けがおかしい。
「おーい」は離れた相手に対しての掛け声だとしても、「ちょっと待て」はおかしい。
待てとは、移動中や行動中の相手に対して、移動や行動を中断させる為の掛け声ですよね?
携帯電話で電話中の被害者に対して「ちょっと待て」は無いと思う。
 
は)距離が遠すぎる。
30メートルと言うと、一般的な電柱の間隔です。
ここで声をかけるなら怒鳴り声にならないと、相手に届きません。はたしてそんな事するかな?
相手が移動中など急ぎでなければ、怒鳴ったりしないと思う。
つまり、近づいてから声を掛けますよね。
 
もしかすると、被害者は人違いか?あるいは、全然別のトラブルに巻き込まれた可能性もあるかもしれませんね。
例えば、他人の喧嘩の仲裁に入って、誤って刺された場合などかな。
 
ただ、この場合、喧嘩していた相手には被害者を刺していない人物がいるわけで、その人物が通報してもおかしくない。
むしろトラブル(喧嘩)の相手を逮捕させる事ができて、この人物にすれば一石二鳥と言うことになる。
そこを考えると、喧嘩をしていた二人はそれなりに、共通の利害があって通報できない事情があると言う事になりますね。
 
・・・たとえば、夫婦や親子かな?
通報して喧嘩相手が逮捕されると、自分も困るわけですね。
それで二人とも互いに隠していると言うなら、ありかな。
 
この場合の事件の経緯としては
包丁を持った犯人が、逃げる妻や子(親)に対して「おーい、ちょっと待て」
あるいは、逆もあるかな、逃げている人物が、包丁を持って追いかけてくる犯人に「おーい、ちょっと待て」
その声を聞いて、現場を目撃した被害者が状況を理解して、咄嗟に駆け寄って、仲裁に入るが・・・
包丁を持った人物が誤って、被害者の胸を刺す。
これは喧嘩どころでは無いとなって、喧嘩相手ともども、凶器を持って逃亡と言うあたりかな。
 
「おーい、ちょっと待て」については、もう一つ別の解釈もできますね。
これは、被害者についての声掛けだった場合もありますね。
事件直前のUターンについて何らかのクレームを訴えようと、被害者の後を追ってきた人物が被害者に声を掛けたのであれば、離れた場所から「おーい、ちょっと待て」と言うのはありだと思います。
ただ、この場合はその後、トラブルで騒ぎになったりはしない気がしますね。
「騒ぎ」と言うなら、口論になった場合でしょ?
ペットをひき逃げしたとか、実害がなければ、わざわざ追いかけてこないでしょうね。しかも、徒歩でと言う事を考えとる、バイクで走り去る相手を、徒歩で追いかけようとは思わないと思います。
 
いずれにせよ、犯人の当時の住居は現場から徒歩で移動できる範囲内と言うあたりかと思います。
 
でも、捜査本部の人間も歩行者とのトラブルを想定しているので、付近の聞き込みは相当していると思うのですが・・・
まー目撃情報も無く、物的証拠も無いと言う状態なので、怪しい人物はリストアップできても、逮捕状を取るだけの証拠は無いのかもしれませんね。
 
犯人逮捕に期待したいですね。

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コメント

”男性は発見される4分前に食事をした知人と別れたばかりで、その直後に別の知人と携帯電話で話しており、「川西市内で後輩が白い車に乗った男に殴られて怪我をしたが、見つけたら連絡して欲しい」と話していたとのこと。
その後にこの知人は携帯電話の向こうで男性が何者かに「おーい、ちょっと待て」という声を掛けられるのを聞いており、その直後に電話が切れたとのこと。”

後輩が殴られてケガをしたのは、いつなのか?
食事をしていたのが後輩で近くに住んでいる知人に電話したのだろうか?
それとも別れてから偶然そのことを見ていて犯人が逃げたので近くの知人に電話したところだったのだろうか?
だとしたら後輩はどこに行ったのだろう?
声を掛けてきた人が犯人で被害者を刺し、血が出ながらもバイクに乗ったまま知人(後輩?)のいる元の方向に戻って行こうとしていたのだろうか?
最初は刺されても気がついていなくてバイクで逃げようとして刺されたことに気づいてバイクを停めようとしたのだろうか?

投稿: | 2020/02/15 16:39

取り上げていただきありがとうございます。この事件、おーい、ちょっと待ても言ったのか言われたのか、よくわかっていない状態です。被害者が言ったか言われたかではかなり、事件の内容も違ってきますし、言われたとしたら、通話先まで聞こえたのだろうかという疑問もあります。

投稿: 向彩香 | 2020/02/16 03:20

この事件は、白い車の男のことで、飲食店にいる段階で既に揉めていたのではないかと思います。白い車の男に後輩が殴られる → 関わりのある人物を被害者が呼び出す → 話し合うが決裂 → 怒り金も払わず、被害者は先に店から出る → 気晴らしに、友人に被害者が電話 → ムシャクシャが収まらない他の連中が被害者を追いかける「おーい、ちょっと待て」 → 刺される ではないかと。

投稿: 杉本昭博 | 2020/02/17 06:40

この事件はよくわからないのが友人連中の証言の少なさです。おーい、ちょっと待て!も言ったか言われたかもハッキリしていなくて、一説には、待てコラァ!だったという話も。私も白い車に後輩が殴られたことから発展している事件だと思います。

投稿: 向彩香 | 2020/02/23 00:50

この事件は、被害者の写真すら公表されていないし、友人の証言もない。仲間内で揉め事を起こし殺人事件に発展してしまい、犯人を庇っているのではないかと。

投稿: 向彩香 | 2020/02/23 00:52

Uターンした所が、出合頭に接触でもして白い車の人と後輩が揉めて殴られた場所だったのだろうか?
後輩と2人乗りしていて出合頭に接触して揉めた?
それとも偶然、後輩が殴られたところに遭遇して、その件を他の知人に電話していたところで、白い車の人に警察に電話していると思われて刺されたのだろうか??
何か接触があれば白い車にキズがあったのではないだろうか?
それとも口論があって白い車に後輩が追いかけられていたのだろうか?

投稿: | 2020/02/23 16:00

当時の情報を見ると夜11時に改造バイク(飲食店で食事=飲酒運転?)で走っている事や後輩のトラブル云々の話から、被害者も結構アウトロータイプの人間だったんじゃないのか?って言われてましたね。
それで、例えば無理な追い越しだとか煽り運転だとかの交通トラブルを起こして、犯人に追われていたのか、逆に自分が追っていて逆襲されたのかわかりませんが刺されたのではないか?と。
仮に相手が常時ナイフを持ってそうなチンピラ風であったとしても、被害者がもし食事後で酒が入っていたり、自身もアウトロータイプの人間だったとしたら「自分が刺されるわけがない=争っても負けるわけがない」と高圧的に被害者に詰め寄った可能性もありますからね
「おーいちょっと待て」は
被害者の発言だとしたら通話中に目的の人物を見つけて詰め寄った→反撃されて刺された
加害者の発言だとすれば、1度は被害者との口論等で退いた(ようにみせた)けど怒りが収まらず、車の中などに積んでいた凶器を取り出し、被害者に近寄った(被害者としては一度退けているので、「お、まだ懲りずになんかいう事あんのか?上等じゃねえか」等の気持ちで凶器を持っているとは知らずに対応して刺された…とかじゃないですかね

投稿: ヤムチャ | 2020/02/23 17:47

ヤムチャさん、そこなのですが、携帯電話をかけながら追いかけている点(追われているにしても)が不自然なのです。後輩が白い車の男に殴られて怪我をしたという話を通話でしていますが、この事件では、被害者は、一人で尼崎に向かっているはずで、現在進行形の出来事と会話が一致していない点が不可解です。つまりは、交通トラブルで誰かを追っていたら、電話では、その旨を伝えるのではないかと。何故、そのタイミングで、後輩の話をしているのか、ちょっと待てと呼び止めて刺される、意味不明です。そこで私が推理したのは、証言じたいが嘘なのではないかと。

投稿: 向彩香 | 2020/02/24 02:09

知人と別れてから4分後に刺された姿で発見されたというのも疑わしいです。別れて、バイクに乗り、尼崎に向かい、何かトラブル、携帯電話をかけながら歩く、おーいちょっと待て、刺された、バイクに跨り息絶える、発見される、この一連の流れを4分間でするのは不可能に近いかと。なので、知人友人の証言も疑わしいのです。

投稿: 向彩香 | 2020/02/24 02:55

その電話を受けた知人は被害者が会話した内容が、
(その時の)今の事だったのか? ついさっきあった事なのか? 昨日などの過去の話だったのか?
いつの日の、どの時間の話か?、は聞いていなかったのだろうか??
それによって話が変わってくると思う。

投稿: | 2020/02/24 07:31

私の推理は、被害者に後輩が、白い車の男に殴られたことを相談する。被害者がその白い車の仲間連中を飲食店に呼び出す。口論となり、被害者は先に店を出て、尼崎の友人に電話する。そこへ、怒りが収まらない連中が追いかけてくる。「おーい、ちょっと待て」刺される。です。

投稿: 杉本昭博 | 2020/02/25 00:44

白い車の男に殴られて怪我をしたことは、進行形の話ではないと思います。何故なら、友人に「白い車の男」と言っても何処の誰かわからない、特定できない人間を見つけたら連絡してほしいというのは変だからです。

投稿: 向彩香 | 2020/02/26 02:43

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