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2020/03/12

石川県金沢市独身男性撲殺事件(報道情報のまとめ)

(長文注意)
リクエストがあったので、この事件を取り上げます。
この事件では遺族が事件のHPを立ち上げていて、過去の新聞報道もストックされていました。
その中で中日新聞の報道をベースに情報を記載します。
(色々参考にしてますので、必ずしも今回の記事に情報が記載されていない場合もあります)
 
とりあえず、今回は事件の情報をまとめます。
 
事件概要
2008年6月29日午後6時20分ごろ、金沢市久安のアパートで、このアパートに住む男性会社員(22)が頭から血を流して倒れているのを、訪ねてきた知人女性が見つけ119番した。男性は既に死亡しており、後頭部に鈍器で殴られたような傷があった。
 
調べによると、男性は下着姿であおむけに倒れ、死後数日が経過しているとみられる。男性は1人暮らし。女性は友人で、数日前から連絡が取れないため訪れ、玄関の鍵を開けて中に入ったとのこと。
 
報道情報
中日新聞報道から引用
***6月30日***
頭から血を流して倒れている。
訪れた知人女性が発見。6月29日午後6時20分頃
頭に鈍器で複数回殴られたような痕
死後2,3日
27日は出勤、室内から凶器は見つかっていない。
女性は数日前から男性と連絡が取れなかった
 
室内に物色された形跡はない
傷は後頭部を中心に数か所
玄関は施錠されていたが、2か所ある窓のうち一か所は鍵が開いていて、網戸の状態
 
2006年3月に金沢市内の専門学校を卒業
2006年冬から一人暮らしの会社員
12月からアパートに入居、昨年4月までは同市内の美容室に勤務、その後、美容師を辞めて、同10月末から石川県野々市町に本社のある印刷会社の川北工場に勤務
 
斜め上に住む大学一年生の男子学生は、事件があったとされる時間帯に不審な物音は聞かなかったと話した。
 
***7月1日報道***
血痕は主に玄関を入ってすぐの台所の床や壁に付着していたが、台所の奥にある寝室の床からも見つかった。
遺体の傷は頭頂部に集中していたが、犯人と争った際にできるたとみられる傷もあった。
 
司法解剖の結果、死因は頭部打撲による脳挫傷
死亡推定時刻は、遺体の硬直状況などから27日午後8時から同日深夜にかけてと判明した。
室内に物色した形跡が無い
 
男性は27日午後8時頃、石川県川北町の印刷会社の工場を退社した
29日午後6時20分ごろ、遺体を発見。
 
ポスターやラベルの印刷を担当、今年4月社員になった。
社員への登用制度もあり、早めに出社するなど仕事に意欲的だった。
27日午後7時45分ごろ、直属の上司に挨拶して帰社した。
 
現場の室内に手つかずの現金が残されていた。
室内の床には目立った靴跡がなく、犯人が靴を脱いで室内に入ったとみられる。
 
室内には、男性か犯人のものか判別できない血のついた足跡が残っていた。
足跡は複数見つかったが、靴跡とみられる足跡はなかった為、犯人が土足で押し入った可能性は低いとみられる。
 
室内は物が散乱している状態だったが、物色した形跡はなく、手つかずの現金が残されていた。
 
***7月2日***
傷は頭頂部に集中し、顔には殴打の痕が無い
頭頂部から後頭部にかけて殴打の痕があった。頭の骨が陥没していたが、顔には傷が無かった。
捜査本部は、犯人が最初の一撃で致命傷とならなかったため、男性を追い回して何度も殴ったとみている。
 
携帯電話が事件後に無くなっている。
遺体発見時に玄関のドアが施錠せれていた。
 
発見した女性は27日夜から連絡が取れなかった為に自宅を訪問した。合いかぎを使って室内に入った。
 
男性が使っていたと見れらる部屋の鍵は室内の玄関付近からみつかっている。
犯人が玄関ドアを施錠した際、この鍵をつかったかどうかは特定できていないが、施錠後に新聞受けから投げ入れた可能性もある。
 
***7月7日***
27日午後7時45分頃退社、途中のコンビニで夕食を購入後、午後8時半ごろに帰宅したとみられる。
アパート1階にあるレストランの客が営業時間の27日午後11時までの間に、2階から大きな物音がするのを聞いていた。
 
室内にあった血のついた調理器具から男性以外の指紋が採取されており、これが凶器の可能性が高い。
現場に帰宅途中のコンビニで購入したとみられるパスタがあった。
 
男性は専門学校時代の同級生を中心に幅広い人付き合いをしていた。これまでの友人への事情聴取では事件に結びつくトラブルは見つかっていない。
 
***7月28日***
男性の携帯電波の微弱電波が事件直後、現場周辺で途絶えた可能性が高い事がわかった。
 
捜査本部によると、電源がきれた時間帯を調べる手立てはないが、男性の携帯の電波は自宅アパートから半径約300メートル以内で消えた事が判明した。
 
交際女性によると、27日午後8時半以降、電話がつながらないくなった。犯行直後に電源が切られた疑いが強い。
室内に携帯を壊した跡はなく、犯人は逃走の際、現場近辺で電源を切ったか、室外で壊した疑いが残る。
 
捜査本部は室内から男女数十人分の毛髪や指紋を採取
約400人から事情を聞いた。
 
男性はインターネット交流サイトのミクシイや携帯サイトを好んでいた。知人女性は「携帯にはサイトで増やした友達の連絡先が多数あった」とあかす。
 
凶器と見られる調理器具は柄がはずれていた。犯人が強い力で執拗に殴ったようだ。
 
***9月27日***
捜査本部は現場から男性の衣類など900点あまりを押収し、鑑定を進めているが、犯人逮捕につながる決めてはない。
 
 
時系列
2006年
03月 専門学校(美容師)を卒業
12月 アパートで一人暮らしを始める
2007年
04月まで 金沢市内の美容室に勤務
10月から 石川県野々市町に本社のある印刷会社の川北工場に勤務
2008年
04月 印刷会社の社員(正社員?)になる。
06月
27日 出勤
19:45頃 退社
20:30頃 帰宅したと推定される
20:30以降 知人女性が男性と携帯がつながらなくなる
20:00から深夜 死亡推定時刻
23:00までに1階レストランの客が大きな物音を聞く
29日
18:20頃 訪問した知人女性が遺体を発見、通報
 
情報を整理
被害者:現場アパートに住む独身男性22歳
事件現場:金沢市久安のアパート2階の一室
 
遺体の状況:
 男性は上半身が裸の下着姿であおむけに倒れていた。遺体は玄関を入ってすぐの台所付近に倒れていた。
 傷は頭頂部から後頭部にかけて、複数の殴打痕、陥没骨折、顔に傷は無い、両腕に防御創
 
死因:頭部打撲による脳挫傷
 
現場状況:
玄関は遺体発見時に施錠されていた。鍵は玄関付近から発見された。
二つの窓の内、一つは施錠、もう一つは網戸だった。
室内に土足痕はなかった。血を踏んだ足跡はあった。
血痕は主に玄関を入ってすぐの台所の床や壁に付着していたが、台所の奥にある寝室の床からも見つかった。
現場は散乱していたが、物色された形跡はなかった。手つかずの現金が残されていた。
 
凶器:
現場にあった血の付いたフライパンが凶器とみられる。男性以外の指紋が採取。柄がはずれていた。
Nスぺの未解決事件を追えだと、フライパンになってましたので、フライパンを採用します。
 
その他:
男性の携帯電話がなくなっていた。事件直後に電源が切られたとみられる。
ネットでの交流が広く行われていたもよう。
 
当時の気象情報:
午前中は雨、昼から夕方にかけて曇り、夕方から深夜までが雨(23時だけ曇り)
19時から23時までは気温が21度前後、23時以降は20度ぐらい。
昼から15時までが26度ぐらい、16時から18時までが25度ぐらい。
湿度が19時から20時で88%、その後も86から87%ですね。
 
どうして被害者がパン一(パンツ一丁)と推定していますが、なぜだったのか?と疑問でしたが、帰宅直後の締め切った部屋が暑くて、湿度が88%と言う状況で、思わず脱いでしまったと言う事なんでしょうね。それで、窓が網戸だった事も説明できます。
 
あとは、雨で衣服が濡れたと言うのも可能性としてはアリなんですが、通勤方法は何だったのだろう?車なら雨に濡れる事も無いだろうと思います。
 
ここまで見て、殺害方法にものすごい違和感と言うか疑問があるんですよね。次回はそのあたりを考えようと思います。
 

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コメント

犯人がおそらく土足で上がっていない
(招き入れた?)
でも被害者はパン1。
殺害方法から犯人は力のある男であろう…
知人女性が合鍵を持っている=恋人であろうから
同性愛のもつれという線も薄い

土足の痕跡がない事から招き入れられた?とも思いましたが、いくら気の知れた男性の知人だとしてもパン1で対応はしないでしょうから、その線も薄い。
宅配便等の業者を装って玄関から押し入ったとかの線もないでしょうね。
となると、被害者はどうしてパン1で襲撃されたのか

個人的な推測をすると
被害者には合鍵を持った女性=おそらくは恋人
がいます。
住んでいるのは2階。

ここからは私(男性)の体験談なんですけど
昔、住んでいたアパートでちょいちょい当時付き合ってた恋人と性交渉をしていたのですが
私が1人でいた際に深夜、開けていた明り取り用の小窓(網戸)を開けて知らない人間が入ってこようとした未遂事件に遭った事があるんですね。(部屋は明るく中に人がいるのはわかっていたはずなのに)
おそらく中にいる人間が男1人とわかって慌てて逃げたのでしょうが、侵入未遂者にしてみれば
「この部屋から度々、喘ぎ声が聞こえるから中に住んでいるのは若い女性だろう」と思って深夜に侵入を試みたのだと私は思ったんです。

話は戻りますが
これと同じように被害者宅から度々女性の気配を感じていた犯人は、「この部屋には若い女性が1人で住んでいる」と勘違いし
2階の網戸窓から侵入した(実際の建物がどういう感じなのかわかりませんが入れる状況と仮定して)
被害者はシャワーを浴びるなり、着替えるなりしていたため、侵入者に気付くのが遅れた
犯人としては覗き、あわよくば暴行しようと侵入したものの、部屋に人の気配がなかった(もしくは入浴中だった)ので侵入した。
ところが被害男性に気付かれ揉み合い→撲殺となった
こんなところじゃないでしょうか
犯人は2階窓から侵入して強姦なりなんなりをするつもりであったのでベランダ?で靴を脱いでいた…とか

顔見知りを招き入れて…からの犯行とか
先に侵入者が室内にいた、とかのケースだと
被害者がパン1の説明が難しいので

投稿: ヤムチャ | 2020/03/12 23:01

取り上げて頂きありがとうございます!

投稿: 向彩香 | 2020/03/13 01:15

女性の一人暮らしと間違えたという推理は思いつきませんでした。なるほどです。

投稿: 向彩香 | 2020/03/14 02:02

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