福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件その2(少年2名の判決)
参考リンク
福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件
鹿嶋市は6月26日、鹿嶋市宮中の市中央図書館敷地内で、首と胴体が切り離されたウサギ1匹の死骸が見つかる事件が起きている。
市教委によると、死骸は図書館裏の非常口前に頭部が、数メートル離れた倉庫の下の隙間に胴体があったとのこと。
いずれもアスファルトの上に血痕が残っていた。6月25日(木)午前9時半ごろ、開館準備をしていた同館の女性職員が見つけ、鹿嶋署に通報したとのこと。死骸の傷は刃物を使ったような切り口だったとのこと。
市内の小中学校などで飼っているウサギがいなくなったという情報はないとのこと。
さて、こんな事件ですね。
色々と気になる点がありますね。
まず、この場所を選択した事に意味があるのか?
中央図書館のグーグルマップ
グーグルマップ、特に航空写真で見た場合、この図書館の周囲には緑が多いです。つまり、目立たなく死骸を遺棄できる場所は沢山あると言う事ですね。その気になれば、埋める事も可能でしょう。
なので、犯人は死骸を発見させたいか、または、死骸の遺棄を面倒と考えた超の付くものぐさな人なのかもしれません。
もし、犯人が死骸を発見させて、騒ぎを起こしたいと思う、愉快犯だとしたら、場所が問題なんですよね。
この図書館の隣には中学校があり、約500mの場所には小学校もある。
愉快犯で騒ぎを大きくしたいなら、学校を狙うんじゃないかな?
それをせずに、この図書館を選んだのには、犯人の目的がそこにあるからでしょうね。
この中央図書館の開館時間は火曜日から日曜日で午前10時から午後6時、職員は開館時間よりも前に来て準備等の仕事があるはずなので、職員の勤務時間としては、午前9時から、午後6時ぐらいなのかな?
だから、9時半頃に発見したのは、自然な話ですね。
ただし、発見した25日は平日です。しかも、学校は既に通常登校になっているから、子供達が朝から図書館に来るわけではありません。
平日だから、一般人も朝から来館する人も少ないでしょうね。
しかも、発見場所が非常口の前なので、普通に考えれば、普段使われている出入口では無いはですから、来館者が発見するのは難しいでしょう。
こう考えると、図書館の関係者、または職員個人を対象としての嫌がらせと言う可能性はあるかもしれません。
なので、発見した女性職員はどうして、その場所で死骸を発見したのか?と言うあたりの理由が知りたいですね。
例えば、朝の清掃の分担区域が決まっていて、非常口の前が発見した女性の担当区域だったとか・・・
もしくは、清掃当番などがあって、この日の清掃当番がこの女性だったとかね。
で、もう一つの謎が、ウサギの出所です。
普通に考えれば、学校などで飼育しているウサギを盗んで犯行に使ったと言うケースを疑いたいのですが、市内の学校ではウサギが居なくなったと言う情報は無いようです。
犯人が嫌がらせの道具にウサギを使うと考えた場合に、ウサギが対象によってよりショックを与える嫌がらせになると考えている場合もありますね。
それで、自分でペットショップで選択して購入したと言う可能性もあると思います。例えば、嫌がらせ対象の人が飼っているウサギと同じ色や同じ種類のウサギとかね。
嫌がらせの場合はまだ、継続される可能性もありますね。
とりあえず、図書館関係の方はご注意された方が良いと思います。
また、防犯カメラも必要な台数があるのか?と言う点検もされた方が良いかもしれませんね。
まーただの偶然と言う可能性もあるわけですが、被害を未然に防ぐと考えるなら、注意できる事は注意しておいた方が良いですよね。
ちなみに、ASKAの事件簿の記録では鹿嶋市での動物虐待事件の記録はありませんでした。
1)県警は6月25日、この家に住んでいた無職の男性容疑者(23)=伯母への殺人未遂容疑で逮捕=を祖母と弟、母の3人に対する殺人容疑で再逮捕した。県警によると「ボーガンで撃って、3人を殺したことに間違いありません」と容疑を認めているとのこと。
2)再逮捕容疑は6月4日午前5時~同10時10分ごろ、自宅で同居する祖母(75)、弟(22)と、市内の別の家で暮らしていた母(47)の頭をボーガンで撃って殺害したとしているとのこと。
3)県警や捜査関係者によると、容疑者は祖母、弟の後に、重傷を負った伯母(49)=同県西宮市、母の順に撃ったと説明しているとのこと。
4)容疑者はボウガンを今年1月に国内の業者からインターネットで購入したとみられ、「複数回、家で練習をした」などと話しているとのこと。
5)「祖母と弟は早朝に撃った。急所を狙った」などとも話しているとのこと。
6)「家族を恨んでいた」とも話しているが、動機として不可解な点が多く、県警などは刑事責任能力の有無について慎重に調べているとのこと。
7)神戸地検は25日、伯母への殺人未遂容疑について処分保留としたとのこと。
8)県警によると、事件は4日午前に容疑者宅の1階で発生。容疑者は午前5時ごろ、居室にいた祖母(75)、その後起床し洗面所にいた弟(22)をボーガンでそれぞれ襲撃。午前10時ごろに自宅を訪れた伯母(49)、母親(47)の2人を順番にボーガンで撃ったとのこと。
時系列
1996年 現場住宅に祖母が住み始める。
事件の数年前に容疑者ら3人が同居を始める。
2009年頃(推定)小学校高学年で引きこもりがちになる。
2015年
04月 神戸市内の大学に進学
2019年
04月末 前期分の学費が納入できず
その後、休学
09月末 大学を除籍(最終的な除籍の日付)
10月末 後期分の学費が納入できず
12月末 除籍が確定
2020年
01月 容疑者がボーガンをネットで入手
06月04日
05:00頃 祖母を襲撃
その後、起床してきた弟を襲撃
08:30頃 伯母が自宅を出る(時刻訂正10:30→08:30)
その後、伯母に容疑者から電話で呼び出し
母親に携帯のメッセージで呼び出し(時期は不明)
10:00頃 訪問した伯母を襲撃
その後、訪問した母親を襲撃
10:15頃 通報
10:20頃 殺人未遂容疑で現行犯逮捕
17:00頃 搬送先で弟が死亡
06月06日 伯母への殺人未遂で送検。
06月25日 3人に対する殺人罪で再逮捕、伯母への殺人未遂は処分保留
こんなところなんですが・・・ボーガンの購入が今年1月と言うのはちょっと驚きましたね。
なんていうか、もう少し遅い時期かなと思っていました。
そして、何度も練習していると言う事ですから、計画的な殺人事件ですね。
ただし、ボーガン購入が最初からこの事件を起こす事を目的にしているのか?と言うののはまだ、情報が出ていないと思います。
結果的にボーガンが凶器になってますが、購入の目的が事件に使う為だったのか?がはっきりしません。
と言うのも、これまでの報道の中では、ボーガンを購入してから、事件を起こすまでの期間の情報がほぼ抜け落ちています。
なので、ボーガンの購入が最初から殺人の為であるなら、購入前に動機が形成されていたと言う事なんですが・・・
一方、購入後に事件を決意したのであれば、動機は購入後に形成されている事になります。
購入時に既に決断していたとしたら、動機になりそうなのが、大学の中退に関わる半年間続く、学費滞納問題なんですが・・・
しかし、これまでの報道を見る限り、学費滞納や除籍といった事柄に対して容疑者はあまり関心を持っていないように見えます。
関心があれば、自分が除籍になった事ぐらい知っているはずですよね。大学からの通知を見ていなくても、学費滞納の規定ぐらいはネットで調べるなり、大学に問い合わせるなりして知る事ができるはずですし、実際に学費が納入されたのか?を母親に確認する事ぐらいできるでしょう。
だとすれば、もっと別の何かが事件の動機になっていると思います。
これは、購入後に動機が形成された場合も同じですね。
動機は怨恨のようなのですが・・・責任能力の話が出ているのが気になります。
精神鑑定になるのかな?
だけど、凶器の購入、凶器の練習、母親への呼び出し、伯母の来訪の確認と、どれも合理的な判断をしているので、犯行時に心神喪失と言う事にはならないような気がしますね。酌量の理由にはなるかもしれませんが。
ただ、もしかすると、この事件は防ぐ事ができたのかもしれませんね。
凶器がボーガンで、家の中で練習しているので、もし、容疑者の部屋を誰かが覗いていれば、ボーガンの存在を知る事ができて、容疑者がこれを凶器に使う事、何等かの事件を起こすかもしれないと言う不安を持つ人が出たかもしれません。
その意味では、家庭内でも容疑者が孤立していた事で、事件を予測する事ができなかったと言う事なんでしょうね。
同居の弟とは不仲だし、高齢の祖母は2階の容疑者の部屋を覗くなんて事はしないでしょう。そして不仲で別居中の母親も同様に容疑者の部屋を覗く事は無かったでしょうね。
かろうじて伯母が覗く可能性があったのかな。
とは言え、伯母が親族とは言え23歳の独身男性の部屋を覗くのは色々と勇気が必要かもしれませんね。
続報を待ちましょう。
長文注意
***2019年7月22日報道***
1)現場となった京都アニメーション第一スタジオは3階建てでらせん階段による吹き抜け構造。
犯行を目撃した人によると、スタジオの玄関から侵入してきた男は、らせん階段を過ぎた辺りで火をつけたとのこと。
その火が、なぜ瞬く間に広がったのかというと、1つは男がまいたガソリンによって火が一気に燃え広がったこと。
更に専門家はらせん階段が煙突の役割を果たす いわゆる煙突効果があったのではないかと指摘しているとのこと。
2)33人の死者のうち半数以上の19人が、3階から屋上に至る階段で折り重なるように倒れた状態で発見された。更に2階では11人、2階から3階の階段で1人、1階では2人が犠牲となった。
3)警察は7月19日、今回の犯行を現住建造物放火及び殺人事件と断定し、捜査本部を設置したことを明らかにした。
4)これまでの調べで容疑者は放火に使ったガソリンを携行缶で現場付近まで運んだことが分かっているが、現場から500mの公園では19日に携行缶が入っていた箱が見つかったとのこと。公園の北約150メートルのガソリンスタンドでは、事件の約30分前に男が携行缶でガソリンを購入しており、府警は容疑者とみて防犯カメラの分析を進めているとのこと。
5)犠牲者のうち19人は、3階から屋上に通じる階段で見つかった。京都アニメーション社長によると、屋上に通じる扉には手で回す簡単な鍵が二つあった。消防の到着時は開いていたが、誰も外に出ていなかったとのこと。
事件現場となった第1スタジオには非常階段がなかった。建築時に消防から設置義務はないと説明されたというが、社長は「付けなかったことを悔やんでいる」と肩を落とした。
また、容疑者が侵入した玄関は普段は施錠し、鉄格子のようなシャッターも下ろしていた。ただ当日は外部との打ち合わせがあったため、午前9時から開けていたとのこと。
6)複数の関係者によると、容疑者は埼玉県立高校の定時制に通いながら、1995年4月から3年間、非常勤職員として県文書課に勤務していた。県によると、文書課は県庁内の文書を集配する業務で、容疑者の勤務態度に問題はなかったとのこと。当時同僚だった複数の職員は「記憶に残るような人ではなかった」と話しているとのkと。
7)容疑者は98年春に高校を卒業したとみられる。その後、2016年7月にさいたま市見沼区のアパートに入居した。
捜査関係者によると、昨年8月と今年3月にアパートの住人から「(容疑者の)部屋から騒音が聞こえる」との通報を受け、警察官が出動した。警察官が指導すると、容疑者は素直に「分かりました」と応じたとのこと。
8)容疑者は自転車が趣味とみられ、自宅前で整備をしたり、玄関から室内に入れたりする姿がたびたび目撃されていた。近くに住む女性は16日朝にも自転車に乗って外出する姿を見たとのこと。
9)府警は19日夜、新たに30代とみられる男性1人が搬送先の病院で死亡したと発表した。死者は計34人になったとのこと。
10)警察が調べたところ、犠牲者の多くは一酸化炭素中毒で死亡した可能性が高いとのこと。
11)容疑者が2010年ごろから、コンビニ強盗事件を起こすまでの約2年間、常総市鴻野山の集合住宅に住んでいたとのこと。
同住宅の管理人の男性(70)によると、容疑者は独身で、ハローワークの紹介で入居したという。12年6月に強盗事件を起こして境署に逮捕されるまで、1階に住んでいた。定職に就いていたかは不明で、3万9千円の家賃を払うことは、ほぼなかったとみられるとのこと。
騒音トラブルは逮捕前の2カ月間で数回あった。音楽を大音量で流し、壁を何度もたたき、1人で大騒ぎ。深夜0時すぎに目覚まし時計を鳴らし、近隣住民とトラブルにもなっていたとのこと。
男性は強盗事件後、警察の立ち会いで室内を確認。
「部屋の壁が2カ所、ハンマーで壊され、ベランダ側のガラスも割られていた。室内は物が散乱し、臭いもひどい。(容疑者の物と思われる)ノートパソコンはめちゃくちゃに破壊されていた」とのこと。
容疑者はガス料金もたびたび滞納。元栓を閉められては、開栓のためにガス会社を訪れ、未納料金を支払うことを繰り返していた。
コンビニ強盗事件の5日前には、地下鉄サリン事件で17年間逃走していたオウム真理教元信者、高橋克也受刑者=無期懲役=が逮捕されていたとのこと。
12)関係者によると、容疑者は幼い頃、両親と県西地域の住宅に住んでいた。その後、両親が離婚した際に容疑者は転居したとのこと。住宅には現在、母親が住んでいるが、再婚して別姓のため、周辺住民はその事実を知らないとのこと。
容疑者は3人きょうだいの真ん中。転居以来、母親の家には戻っていないとのこと。
13)携行缶二つを持った男が事件の約30分前、現場近くのガソリンスタンド(GS)で店員に「発電機に使う」と用途を告げてガソリンを購入していたとのこと。
14)捜査関係者によると、容疑者は身柄を確保された際に、近くの量販店でライターやバケツなどを買ったと説明したとされる。見つかった携行缶の中には、ガソリンとみられる液体が残っていたとのこと。
15)捜査本部は20日午前、遺体の損傷が激しく司法解剖していた5人についていずれも焼死だったと明らかにした。
捜査関係者によると、死因が特定されたのは、1階で発見された20~30代の女性1人▽2階で発見された20~30代の男性、30~50代の女性、20~40代の女性の3人▽3階から屋上に至る階段で発見された20~40代の女性1人-の計5人。
16)近所の女性によると、15日ごろ、スタジオの西にあるコンビニの駐輪場付近で、ガソリンの携行缶とみられる箱を足元に置き、スマホを操作している男を目撃した。
17)京都アニメーションの社長は容疑者(41)が「小説を盗まれた」などと説明したことについて「何を言っているのか分からない」と述べた。社内記録に容疑者の名前は残っていないとした。
同社は「京都アニメーション大賞」のコンテストを開催し、小説を公募。受賞作を書籍化したり、アニメ化したりしている。容疑者の応募は確認できていないとのこと。
18)やけどを負って治療中の容疑者は20日、より高度な治療を受けられる大阪府内の病院へ搬送されている。
19)捜査本部は20日、容疑者について殺人と現住建造物等放火、建造物侵入の容疑で逮捕状を取った。逮捕状の容疑は18日午前10時35分ごろ、京都アニメーション第1スタジオの1階で、ガソリンをまき、着火用のライターで火をつけ、1~3階にいた従業員の男女5人を殺害したとのこと。
20)当時、従業員ら74人が建物内にいたが、上階に避難しようと階段に殺到した可能性がある。現場検証に立ち会った社長は、1分以内に黒煙が充満したと説明を受けたとのこと。亡くなったのは1階が3人、2階が11人、3階に上る階段が1人、屋上に上る階段が19人だった。建物内は激しく焼け焦げ、鉄骨も溶けていたとのこと。
21)「容疑者は兄と妹の三人きょうだい。両親が幼少期に離婚したため、父親と暮らしていたのですが、経済的には常に苦しかったようです。小学生時代は柔道クラブに通うなど活発な面もあったのですが、友達は少なかった。中学校では暗い印象で、いじめに遭って引きこもりがちだったそうです」とのこと。
22)容疑者は中学卒業後は、埼玉県内の高校の夜間部に通った。その後は県非常勤職員、新聞配達員、コンビニ数軒と、職を転々とした。その間に父親が死亡し、家族とは疎遠になっていったとのこと。
23)容疑者は2006年春に警察沙汰を起こす。
「窃盗の疑いで、警察が容疑者の自宅に踏み込んだことがありました。要するに“下着泥棒”ですね。容疑者は部屋の中で寝ていて、そのまま起こされて警察に連行された。事件の後にアパートの部屋を引き払う際には、それまで離れて暮らしていた母親が家賃補填したそうです」とのこと。
24)事件前日の午後3時ごろ、現場のすぐ側で、住民が容疑者とみられる男を目撃したということです。
25)事件直後に警察に身柄を確保された際、容疑者は「ガソリンをまいて火をつけた」と話していました。
それに加え、これまでの現場検証で、建物1階の入口近くでバケツが溶けたようなプラスチック片や、ライターとみられる破片が見つかっていたとのこと。
こうしたことから、警察は容疑者が建物に侵入した直後にバケツに入れたガソリンをまき火をつけた疑いもあるとみて、調べているとのこと。
現場で溶けた着火剤の残骸が見つかったことも判明。容疑者がスタジオ1階でバケツに入った約10リットルのガソリンをまいた後、着火剤を使用して火を付けた可能性があるとみているとのこと。
26)現場近くに容疑者(41)のものとみられる長さ約1メートルのハンマーや、包丁4、5本が残されていたとのこと。
別の報道では
火災があった建物の近くから手提げかばんに入った包丁5本が見つかったほか、かばんのそばに包丁1本とハンマー1本などが落ちていたとのこと。
27)府警は21日、新たに13人の司法解剖の結果を公表。死因は10人が焼死で、2人が窒息死、1人が一酸化炭素(CO)中毒死だった。
28)現場付近のホームセンターで、容疑者とみられる男がガソリン携行缶二つを購入する姿が店の防犯カメラに写っていたとのこと。
29)警察によりますと容疑者とみられる男は、数日前から京都府宇治市にある本社や第2スタジオ付近でも台車を押す姿が確認されているとのこと。容疑者の携帯電話は確認されておらず、警察は土地勘があった可能性もあるとみて調べているとのこと。
同社の本社(京都府宇治市木幡大瀬戸)はJR奈良線木幡駅前にあり、事件があった第1スタジオから南東へ約1キロ離れている。第2スタジオ(同市木幡内畑)は、京阪宇治線木幡駅近くで、第1スタジオの南約850メートルにある。
捜査関係者によると、容疑者は事件当時、赤色のシャツにジーンズ姿だった。この服装や特徴によく似た男が事件の数日前、台車を押して歩いている姿が、本社や第2スタジオ付近の防犯カメラに映っていたほか、住民にも目撃されていたとのこと。
30)現場から500mの公園で17日午後1時ごろと、午後4時ごろに容疑者とみられる男が住民に相次いで目撃されており、午後4時ごろには台車に乗った携行缶もあったとのこと。
31)事件前日の7月17日午後2時半頃に京都府宇治市の京都アニメーション・本社付近で撮影された防犯カメラの映像には、台車をおしながらあたりを見渡す赤いシャツの男が映っていました。台車には青いバケツのようなものなどが載せられているとのこと。
32)放火に使用したとされるガソリン携行缶や台車などを、現場から約6キロ南の宇治市内のホームセンターで購入していたことも、防犯カメラの映像などから判明したとのこと。
33)容疑者(41)が火災の数日前、京都市内のインターネットカフェを利用していたとのこと。さいたま市に生活拠点があったとされる容疑者は京都に土地勘がなく、情報を収集した可能性があるとのこと。
時系列
1995年04月 埼玉県立高校の定時制に入学
非常勤職員として埼玉県文書課に勤務(3年間)
1998年03月 定時制高校を卒業
2006年春 下着泥棒の疑いで警察に任意同行?
2009年 郵便局に勤務
2010年頃 常総市鴻野山の雇用促進住宅に入居
2012年04月06月にかけて、近隣と騒音トラブル
2012年06月 城県内でコンビニ強盗、懲役3年6月
2016年07月頃 保護観察施設を退寮、さいたま市のアパートに入居
2018年08月 大音量での近隣トラブルで通報
2019年
03月 大音量での近隣トラブルで通報
07月
14日 容疑者が隣人とトラブルで通報
15日頃 容疑者とみられる男の目撃情報(スタジオ西側コンビニ)
16日朝 容疑者が自宅から自転車外出する目撃情報
現場付近を男とよく似た人物が往復
17日
13:00頃 500m離れた公園で容疑者とみられる目撃情報
14:00頃 京アニ本社付近の防カメに男が台車を押す姿が写る
15:00頃 現場のすぐ側で容疑者とみられる人物の目撃情報
16:00頃 500m離れた公園で台車に乗った携行缶と容疑者とみられる目撃情報
18日
08:00頃 500m離れた公園で容疑者の目撃情報
09:00頃 玄関のシャッターを開け玄関を解放していた。
10:00頃 現場から150mのGSでガソリンを携行缶で販売
10:30頃 事件発生
10:35頃 通報
19日
06:20 鎮火
20日 逮捕状を取る
こんなところですね。
事件前に下見をしている反面、放火の為に購入したとみられるガソリンが40リットルで、使われたのは10リットルとみられる。
更に、凶器の包丁が5本に、大型ハンマーが1本と・・・
大量殺人をもくろんでいるのだから、凶器が多いのは、不自然ではないように見えるけど・・・一度に使えるのは両手で2つぐらいですからね。
更に7人の侍のように、人を切ると刃物が切れなくなるほど、犯行を継続して行う事も多分不可能ですよね。
このあたり、自暴自棄になりとにかく大量殺人を考える人と言うのは、みなさん、似たような傾向があるのかもしれませんね。
あと、容疑者の経歴の中に犯罪歴と言うか事件歴が多いので、社会への適応が難しかったのかもしれませんね。
これが、幼少期からの引きこもりによる影響なのか?メンタル面の問題なのか?は精神鑑定が必要なのかもしれません。
しかし、この事件の記事を読んでいると、いつの間にか涙が出てしまいますね。
いつもよりも感情移入してしまっているのかな?
6月23日、福岡県水巻町の遠賀川の河口付近で、性別がわからない遺体が発見される事件が起きている。
警察や消防によりますと、6月23日(火)午後3時前、遠賀郡水巻町猪熊の遠賀川河口付近で、網についたごみを分別していた作業員から「人間の下半身のようなものがある。」と、消防に通報したとのこと。
遺体は頭や胸などがなく、腐敗が進んでいて、死亡してから、かなりの時間が経過していると見られるとのこと。
別の報道では
遺体は頭や胸などがなく、腐敗や一部が白骨化していることから、死後数カ月ほど経っているとみられるとのこと。
遺体がかかっていた網は、流れてくるごみをせき止めるためのもので、定期的にごみの処理が行われていて、前回の清掃は昨年の9月だったとのこと。
こんな事件ですが・・・
今の段階ではなんとも言えないですね。
現在の状態も解体された結果なのか?自然環境で腐敗が進んだ結果なのか?わかりません。
いずれにせよ、遺体が発見されたわけなので、事故や自殺であるなら、周囲の人間から捜索願いが出ていそうですね。
続報を待ちましょう。
***2019年7月19日報道***
1)京都市のアニメ制作会社で33人が死亡した放火殺人事件で、身柄確保された男は住居不詳・職業不詳の男性容疑者、41歳と発表されました。
2)男は警察官に確保された際、「小説を盗んだから放火した」という趣旨の供述をしていたという。同社には、数年前から苦情などのメールが届いており、府警は関連についても調べるとのこと。
3)調べなどでは、火災は18日午前10時半ごろ発生。男が「死ね」と叫んで液体をまいた後に爆発が起こり、鉄筋コンクリート3階建ての延べ約690平方メートルが全焼。33人が死亡し、35人が病院に搬送され、このうち16人が入院した。このほか男も顔や胸などにやけどを負い、病院で治療中。
4)建物から約5メートル離れた場所からは、複数の未使用とみられる包丁が入ったかばんが見つかったほか、付近からは20リットル入るガソリンの携行缶2つや台車、ハンマーなども見つかった。携行缶の1つは満タンで、もう1つは半分ほど入っていたとのこと。
5)近隣住民によると、現場周辺で2日ほど前、男とよく似た人物が現場近くの道を思いつめた表情で往復するのを見かけたといい、府警は男が事前に準備をしたうえで、携行缶にガソリンを入れたうえで現場近くまで台車で運び、別の容器に移し替えてまき散らして火を付けたとみているとのこと。
6)現場近くのガソリンスタンドの従業員が「(火災直前の)午前10時ごろに免許証を提示した40代くらいの男に40リットルのガソリンを売った。不審な様子はなかった」と話しており、府警が調べているとのこと。
7)京都市消防局は、火災は発生から約20時間後の19日午前6時20分に鎮火したと発表。
8)「作品を作るたびに殺害予告というより、それに類するものはたしかにあった。打ち合わせで人が来社することが多い時は、オープンにしていることもある」(京都アニメーション 社長)
9)京都府警は19日、京都アニメーション側から昨年10月、同社ホームページに殺害を予告する書き込みがあったとして被害届を受け、威力業務妨害の疑いで捜査していたことを明らかにした。ネット上の住所といわれる発信元のIPアドレスなどを捜査していたが、容疑者の特定には至らなかったとのこと。
同社の社長によると「脅迫メールを受け取り、宇治署に連絡して対応した」と説明。「監督が気に入らない」「表現がだめだ」といった内容の書き込みが複数回あり、いずれも匿名だった。宇治署に相談し、警察官による巡回の強化を依頼。防犯カメラの設置などを進めたとのこと。
10)京都府警捜査1課の課長は19日の会見で「殺害予告と男性容疑者との関連はわかっていない」と説明したとのこと。
11)容疑者は、2012年6月に茨城県内で包丁を持ってコンビニ強盗に入り、現金2万1000円を奪った。容疑者はその後、警察に出頭して逮捕され、「遊ぶ金が欲しかった」と動機を供述するとともに、「オウム事件の高橋容疑者のように自分も逃げられない」などとも漏らしていたとのこと。
容疑者は、刑に服した後、さいたま市内の更生保護施設に入寮した。3年ほど前からは、同市内のアパートに1人で住んでいるというが、その状況はよく分かっていないとのこと。
12)容疑者はアパートの部屋で、2018年夏にゲームかアニメのような音楽を大音量で流し、通報で警察が駆け付ける騒ぎがあった。
さらに、19年7月14日には、隣部屋の男性とトラブルになった。別の部屋の音を勘違いしてか、男性に対して怒りを露わにし、胸ぐらをつかんで「殺すぞ。こっちは余裕がないんだ」などと口走っていたとのこと。
13)関係者によると、容疑者は以前、茨城県でコンビニ強盗事件を起こし、懲役3年6月の実刑判決を受けて服役。精神障害があったことから、刑務所出所後に福祉サービスを受けられるよう国が支援する「特別調整」の対象になっていたとのこと。
別の報道では
捜査関係者によると「容疑者は、所持していた免許証からさいたま市在住の無職41歳だと判明。これまで埼玉県や茨城県で、職も家も転々としてきた」とのこと。
「埼玉県内の中学校を卒業後、同県内の高校の夜間部に通いながら、県の非常勤職員として勤務していました。その後は人材派遣会社に登録をしたり、茨城県内の郵便局に勤務したりしていた記録が残っている」とのこと
郵便局での勤務を始めたのは2009年。
「2012年6月20日未明、当時34歳だった容疑者は茨城県内のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、男性店員から現金を奪って逃げた。その後同日11時頃に警察署に自首したため、強盗と銃刀法違反で逮捕された。
自首した理由について『オウム事件の高橋容疑者のように逃げられないと思った』などと供述。
当時は茨城県内の雇用促進住宅の3DKに住んでいました」とのこと。
容疑者は服役後、さいたま市の保護観察施設に入寮。刑務所を出所した際に帰る場所がない人が最大半年間入れる施設で、宿泊代や食費の実費負担はないとのこと。
「2016年7月頃には退寮し、その後はさいたま市のアパートに居を移しました。2018年頃から住民との間でたびたび騒音トラブルを起こしていて、複数回通報もあった。今月14日には20代の隣人男性の部屋のドアを執拗に叩くなどしている。その後も部屋のドアを叩かれたため男性が苦情を言いに容疑者の部屋を訪れたところ、胸ぐらをつかまれた。男性は近くの交番に通報している」とのこと。
別の報道では
事件前の7月14日の深夜
壁をドンドンとたたく音がし、ドアのノブを動かす音がしたため、自宅から出て行くと突然、同容疑者に胸ぐらをつかまれた。
約10分間にわたり、「殺すぞ。こっちはもう失うものがないんだよ」と繰り返し怒鳴られたという男性。血走った目で髪の毛をつかまれ、「黙れ、うるせー、余裕がない」とも言われ、恐怖を感じたとのこと。
14)事件が起きる前日に、現場から500m離れた公園のベンチで、容疑者とよく似た人物が目撃されていたとのこと。
目撃者の話によると、事件前日となる17日の昼過ぎに、赤い服を着たがっちりとした体形の男が、ベンチで横たわっていたとのこと。
その男は、翌日、火災が起きる2時間ほど前にも、同じ場所で寝ていたとのこと。
目撃者は、ほぼ毎日、公園の前を通るそうで、2日連続で同じ場所で人が寝ていることは普段ないとのこと。
さらに赤い服を着ていたので、とても印象に残っていると話したとのこと。
別の報道では
「赤いTシャツを着た男を公園で何度か見かけました。事件前日の17日13~14時頃と、当日18日の朝8時頃です。
15)容疑者は所持していた運転免許証などから、さいたま市に住んでいたとみられるとのこと。
16)隣人によると「物音がしていたので17日夜までは(容疑者は)部屋にいたのではないか」と話したとのこと。
時系列
2009年 郵便局に勤務
2012年06月 城県内でコンビニ強盗、懲役3年6月
2016年07月頃 保護観察施設を退寮、さいたま市のアパートに入居
2018年08月 大音量での近隣トラブルで通報
2019年
07月
14日 容疑者が隣人とトラブルで通報
16日 現場付近を男とよく似た人物が往復
17日 500m離れた公園で容疑者の目撃情報
18日
08:00頃 500m離れた公園で容疑者の目撃情報
10:00頃 事件発生、現場近くのGSでガソリンを販売
10:35頃 通報
19日
06:20 鎮火
こんなところですね。
まだ、事件後1日しか経過していないので、目撃情報などが混乱している可能性がありますね。
とりあえず、ガソリンを40リットルも購入して台車で運搬、さらにハンマーなども用意していたようです。
他には、以前に事件を起こしていて、精神障害があったと言う報道もありますね。
精神鑑定の話が出そうですね。
事件の4日前に隣人とトラブルになった様子を見ると、自暴自棄になっていたと言うのは想像できそうですね。
***2019年7月18日報道***
2019年7月18日午前10時35分、京都市伏見区因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション・第一スタジオ」で「1階で爆発音がして建物全体が燃えている」と通報する事件が起きている。
18日午前10時半ごろ、成人の男がスタジオに入ってきて、ガソリンのような液体をまき火を付けた。
男は41歳で「ガソリンのような液体をまき、火を付けた」と話し、負傷し市内の病院に搬送されているとのこと。
18日に起きた放火火災で、新たに15人の死亡が確認され、死者は計16人となった。心肺停止が10人前後おり、死亡と合わせ20人を超えたとのこと。
京都府警によると、確保された男(41)は「死ね」と叫びながら放火したとの目撃情報があり、放火の疑いで調べているとのこと。
府警によると、出火時、スタジオには従業員ら約70人がいたとみられる。搬送された負傷者36人のうち重傷は10人。性別は男性19人、女性14人、性別不明が3人。現場からは刃物が見つかったとのこと。
府警によると、男は液体をまいた後に逃走。京都アニメーションの男性従業員1人が追いかけていったところ、まもなく路上でへたりこんだとのこと。
男が確保された現場近くに住む女性によると、インターホンが鳴り、外に出てみたところ、Tシャツにジーパン姿の男が玄関横のガレージ付近に仰向けで倒れていたとのこと。
足から血を流し、ズボンには火がついていたので介抱していると、警察官が来て、男を確保。「どうしてやったんだ」などと問いかけると、男は怒った様子で「パクリやがって」と声を荒らげたとのこと。
男は「ガソリンをまいた」「ライターで火を付けた」などとも話していたとのこと。
京都の有名アニメスタジオにガソリンのようなものがまかれ、7人が死亡、17人が心肺停止。
負傷者36人、安否不明がおよそ10人となっているとのこと。
警察や消防によりますと、16人の死亡が確認され、さらに複数人が心肺停止の状態。また、36人が重軽傷とのこと。
当時、建物内には従業員73人がいましたが、およそ30人と連絡が取れていないとのこと。(17:59報道)
これが事件当日の報道です。
私も好きな作品がありました。
今はただ、亡くなられた方に素晴らしい作品をありがとうございましたと言いたいです。
本当に事件とは理不尽な物だと思い知らされる事件です。
三重県四日市市の住宅街で6月21日(日)、内臓をえぐられた猫の死骸が見つかる事件が起きている。
21日午前7時ごろ、四日市市小杉町の住宅街で、猫の異様な死骸が発見された。
3日前に行方不明になった4歳のオスで、鋭利な刃物のようなもので内臓がえぐり取られていたとのこと。
猫の死骸を見つけた人は「きれいにおなかを洗って、内臓を出してあって。これは本当に異常です」と話したとのこと。
警察は、何者かが猫を殺害した動物愛護法違反の疑いもあるとみて調べているとのこと。
こんな事件ですが、ASKAの事件簿の記録では三重県での動物虐待事件は見つかりませんでした。
さて、きれいに内蔵を抜き取り、おなかが洗ってあると・・・
もし、目的が内蔵の抜き取りなら、残った部分を洗う必要は無いんですよね。
だから、逆に目的は内蔵を抜いた全身と言う可能性もありますね。
しかし、それなら、目的の全身を捨てる意味が無い。
今の段階では推測ですが、犯人は当初、内蔵を抜いた猫の全身が必要だったけど、実際に入手してみたら、目的を果たせなかったので、遺棄したと言うあたりかな?
内蔵が目的の場合、何等かの儀式に使う為と言う可能性はあるかもしれません。
しかし、残った全身に対する扱いが雑すぎるので、ちょっと可能性は低いのかな?儀式なら残った全身の方も儀式に使うような気がします。
いずれにせよ、もし犯人がまだ目的を達成していないのでれば、第二の事件が発生する可能性があるので、周辺の方は注意された方が良いでしょう。
猫の飼われていた場所と、猫の死骸が発見された場所の位置関係は気になりますね。
続報を待ちましょう。
6月21日(日)、福岡県大川市の筑後川で、頭部のない女性の遺体が発見される事件が起きている。
遺体が見つかったのは、福岡県大川市向島の筑後川の船着き場とのこと。
警察によると遺体は腐敗が激しく、一部は白骨化していて、頭部がない。
右足に靴下とサンダルを履いていたとのこと。
検視で遺体は女性と判明しましたが、死因は不明。
こんな事案ですね。
今のところ、事件、事故、自殺について断定できる情報は無いようです。
ただ、家族と同居していたり、仕事をしているなら、家族や同僚が突然、失踪した被害者を心配して警察に届けると思うんですよね。
もし事件だとするなら、犯人が首を切断したと考えるのが自然ですね。
通常、遺体を解体するのは運搬する事を目的にするケースが多いのですが・・・
今回は首しか切断していませんから、運搬するだけにしては、中途半端な印象です。
なので身元を隠す事を意図したのかもしれないのですが・・・
それなら、なぜ、指紋は隠さなかったのか?と言うのが気になりますね。
もともと、遺体の腐敗が進んでいて、指紋は隠す必要が無いと言う判断なのかもしれませんが・・・
とりあえず、続報を待ちましょう。
今回は地蔵の出所に関する妄想を考えてみます。
最初に見てもらいたいのは、警視庁の配布している地蔵のPDFです。
この中に地蔵の写真があるのですが、注目したいのは、地蔵を側面から撮影した2枚の写真です。
この写真を見る限り、この地蔵は明らかに前方に傾斜しているのが分かります。
今回はこの傾斜の意味を考えるわけです。
1)この前方傾斜は意図したものなのか?
意図した物で無いのであれば、やはり不良品と考えて良いと思います。
地蔵なんて日産、100体とか大量生産されるような物では無いと思うので、当然、仕上がりについては生産者が念入りに確認していると思うわけです。その点では墓石や仏像に準じるぐらいの意識でやられていると思うんですよね。
2)意図した前方傾斜だとしたらその意味は?
ここで、仏像の傾斜についての論文がありました。
「仏像、迎え角」のキーワードで検索してもらうとヒットすると思います。
要約すると、仏像は参拝や拝礼する人間との位置関係を想定して、参拝者、拝礼者と視線が合うように設置位置が調整されていると言う物ですね。
それが、仏像の傾斜になる。
つまり、この地蔵の傾斜がもし、参拝や礼拝者との位置関係を想定して意図して作られた傾斜(迎え角)であるなら、その制作目的に関係していると思うわけです。
3)世田谷一家事件の現場(犠牲者)を見守る為に設置する為に制作されたのか?
これを考えるには、現場と設置された遊歩道との位置関係を考える必要がある。
ここで利用するのが国土地理院が試験公開している標高がわかるweb地図です。
https://www.gsi.go.jp/johofukyu/hyoko_system.html
このページの下の方に実際のweb地図のURLがあるので、そちらをクリックすると利用できます。
地蔵の正確な設置位置が不明ですが、とりあえず、正対する対岸と仮定して計測すると、対岸の遊歩道の標高は38.92mで、現場の標高は40.57mであり、その結果、地蔵の遊歩道より現場の方が1.65m高い事になる。
(川底の部分の標高が高くなっているのが少し気になりますけど・・・)
地蔵の全体の高さ59cmを差し引いても、現場の方が地蔵の目線よりも1m以上高い事になり、設置された地蔵は、現場を見ていない事になる。
この為、私はこの地蔵は現場を見守る為に対岸に設置する事を想定して制作された物では無いと考えています。
4)一般販売向けに制作されたのか?
ここでも、前方傾斜が問題になります。そもそも、高さが59cmしかないので、参拝(拝礼)する人間がしゃがんで拝んだとしても、参拝(拝礼)する人よりも顔が低い位置にくる為、地蔵が視線を下に向ける意味がありません。
設置位置が特定できない一般販売向けであるなら、地蔵自体が水平、垂直に設置され、視線は水平近くを見る作るにするのではないか?と思うのですが、このあたりは、販売店さんや石材店さんのご意見を伺いたいですね。
5)視線を考えた制作目的
視線が下を向いているので、参拝者(拝礼者)が見上げる形で参拝(拝礼)する事を想定していると思います。
だとすると、参拝者(拝礼者)の拝む状態によって二つの状態が考えられます。
しゃがんだ状態:日本人の場合、座高は身長の53から55%になります。身長170cmなら、座高は90から94cm、しゃがんだ時の足の分を20cmとして、人間の目の高さは110cmぐらいだろうか、それよりも地蔵の目は上の位置に設定されているわけだから、50cm以上の台の上にこの地蔵は設置される想定だったのではないか?と考えます。
立った状態:男女差もあるけど、高い方に合わせるとして、やはり170cmぐらいを平均身長だとすれば、110cm以上の高さの台の上に設置される想定だったでのはないか?
と考えた場合、この地蔵は道端に直接設置するような目的で制作されていないのではないか?と妄想します。
6)台座の六の文字を考えた場合
これが六地蔵の番号を表すのであれば、六体セットの六地蔵として制作されている可能性があります。
このあたりから妄想を膨らませるわけですが・・・・
この地蔵はもともと、お寺や墓地などの一角に設置する為に制作された六地蔵の中の1体ではないか?
それが設置前に注文がキャンセルされた為に、1体ずつ、一般へのバラ売りされるような状態になり、この地蔵を現場に設置した人が偶然に入手したと言うあたりでしょうか?
もし、そうなら、制作時に注文を受けている特注品であるわけだから、注文書が販売店や石材点に残っている可能性がありますね。
ただ、実際には発注元には納品されていないと思われるので、この地蔵を現場に設置した人には直接つながらないかもしれません。
ただ、どこが出所なのか?と言う手がかりにはなるかもしれませんね。
さすがに、六地蔵を新規に作成するようなケースは日本全国でも、年に数件あるかないか?だと思うんですよね。
他には、お寺や墓地に六地蔵として設置後に盗まれたと言う事だと、普通に被害届が出ていると思います。
これは、納品前に石材店の倉庫から盗まれた場合も同じですね。
ちょっと補足
礼拝、参拝、拝礼は使い分けがあるようなのですが、ちょっと、違いが分からないので、参拝、拝礼を併記しました。
最近のコメント