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2020/06/23

京都アニメーション放火殺人事件(7月19日報道)

***2019年7月19日報道***
1)京都市のアニメ制作会社で33人が死亡した放火殺人事件で、身柄確保された男は住居不詳・職業不詳の男性容疑者、41歳と発表されました。

2)男は警察官に確保された際、「小説を盗んだから放火した」という趣旨の供述をしていたという。同社には、数年前から苦情などのメールが届いており、府警は関連についても調べるとのこと。

3)調べなどでは、火災は18日午前10時半ごろ発生。男が「死ね」と叫んで液体をまいた後に爆発が起こり、鉄筋コンクリート3階建ての延べ約690平方メートルが全焼。33人が死亡し、35人が病院に搬送され、このうち16人が入院した。このほか男も顔や胸などにやけどを負い、病院で治療中。

4)建物から約5メートル離れた場所からは、複数の未使用とみられる包丁が入ったかばんが見つかったほか、付近からは20リットル入るガソリンの携行缶2つや台車、ハンマーなども見つかった。携行缶の1つは満タンで、もう1つは半分ほど入っていたとのこと。

5)近隣住民によると、現場周辺で2日ほど前、男とよく似た人物が現場近くの道を思いつめた表情で往復するのを見かけたといい、府警は男が事前に準備をしたうえで、携行缶にガソリンを入れたうえで現場近くまで台車で運び、別の容器に移し替えてまき散らして火を付けたとみているとのこと。

6)現場近くのガソリンスタンドの従業員が「(火災直前の)午前10時ごろに免許証を提示した40代くらいの男に40リットルのガソリンを売った。不審な様子はなかった」と話しており、府警が調べているとのこと。

7)京都市消防局は、火災は発生から約20時間後の19日午前6時20分に鎮火したと発表。

8)「作品を作るたびに殺害予告というより、それに類するものはたしかにあった。打ち合わせで人が来社することが多い時は、オープンにしていることもある」(京都アニメーション 社長)

9)京都府警は19日、京都アニメーション側から昨年10月、同社ホームページに殺害を予告する書き込みがあったとして被害届を受け、威力業務妨害の疑いで捜査していたことを明らかにした。ネット上の住所といわれる発信元のIPアドレスなどを捜査していたが、容疑者の特定には至らなかったとのこと。

同社の社長によると「脅迫メールを受け取り、宇治署に連絡して対応した」と説明。「監督が気に入らない」「表現がだめだ」といった内容の書き込みが複数回あり、いずれも匿名だった。宇治署に相談し、警察官による巡回の強化を依頼。防犯カメラの設置などを進めたとのこと。

10)京都府警捜査1課の課長は19日の会見で「殺害予告と男性容疑者との関連はわかっていない」と説明したとのこと。

11)容疑者は、2012年6月に茨城県内で包丁を持ってコンビニ強盗に入り、現金2万1000円を奪った。容疑者はその後、警察に出頭して逮捕され、「遊ぶ金が欲しかった」と動機を供述するとともに、「オウム事件の高橋容疑者のように自分も逃げられない」などとも漏らしていたとのこと。

容疑者は、刑に服した後、さいたま市内の更生保護施設に入寮した。3年ほど前からは、同市内のアパートに1人で住んでいるというが、その状況はよく分かっていないとのこと。

12)容疑者はアパートの部屋で、2018年夏にゲームかアニメのような音楽を大音量で流し、通報で警察が駆け付ける騒ぎがあった。

さらに、19年7月14日には、隣部屋の男性とトラブルになった。別の部屋の音を勘違いしてか、男性に対して怒りを露わにし、胸ぐらをつかんで「殺すぞ。こっちは余裕がないんだ」などと口走っていたとのこと。

13)関係者によると、容疑者は以前、茨城県でコンビニ強盗事件を起こし、懲役3年6月の実刑判決を受けて服役。精神障害があったことから、刑務所出所後に福祉サービスを受けられるよう国が支援する「特別調整」の対象になっていたとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると「容疑者は、所持していた免許証からさいたま市在住の無職41歳だと判明。これまで埼玉県や茨城県で、職も家も転々としてきた」とのこと。

「埼玉県内の中学校を卒業後、同県内の高校の夜間部に通いながら、県の非常勤職員として勤務していました。その後は人材派遣会社に登録をしたり、茨城県内の郵便局に勤務したりしていた記録が残っている」とのこと

郵便局での勤務を始めたのは2009年。

「2012年6月20日未明、当時34歳だった容疑者は茨城県内のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、男性店員から現金を奪って逃げた。その後同日11時頃に警察署に自首したため、強盗と銃刀法違反で逮捕された。

自首した理由について『オウム事件の高橋容疑者のように逃げられないと思った』などと供述。
当時は茨城県内の雇用促進住宅の3DKに住んでいました」とのこと。

容疑者は服役後、さいたま市の保護観察施設に入寮。刑務所を出所した際に帰る場所がない人が最大半年間入れる施設で、宿泊代や食費の実費負担はないとのこと。

「2016年7月頃には退寮し、その後はさいたま市のアパートに居を移しました。2018年頃から住民との間でたびたび騒音トラブルを起こしていて、複数回通報もあった。今月14日には20代の隣人男性の部屋のドアを執拗に叩くなどしている。その後も部屋のドアを叩かれたため男性が苦情を言いに容疑者の部屋を訪れたところ、胸ぐらをつかまれた。男性は近くの交番に通報している」とのこと。

別の報道では
事件前の7月14日の深夜
壁をドンドンとたたく音がし、ドアのノブを動かす音がしたため、自宅から出て行くと突然、同容疑者に胸ぐらをつかまれた。

約10分間にわたり、「殺すぞ。こっちはもう失うものがないんだよ」と繰り返し怒鳴られたという男性。血走った目で髪の毛をつかまれ、「黙れ、うるせー、余裕がない」とも言われ、恐怖を感じたとのこと。

14)事件が起きる前日に、現場から500m離れた公園のベンチで、容疑者とよく似た人物が目撃されていたとのこと。

 目撃者の話によると、事件前日となる17日の昼過ぎに、赤い服を着たがっちりとした体形の男が、ベンチで横たわっていたとのこと。

その男は、翌日、火災が起きる2時間ほど前にも、同じ場所で寝ていたとのこと。

目撃者は、ほぼ毎日、公園の前を通るそうで、2日連続で同じ場所で人が寝ていることは普段ないとのこと。
さらに赤い服を着ていたので、とても印象に残っていると話したとのこと。

別の報道では
「赤いTシャツを着た男を公園で何度か見かけました。事件前日の17日13~14時頃と、当日18日の朝8時頃です。

15)容疑者は所持していた運転免許証などから、さいたま市に住んでいたとみられるとのこと。

16)隣人によると「物音がしていたので17日夜までは(容疑者は)部屋にいたのではないか」と話したとのこと。

時系列
2009年   郵便局に勤務
2012年06月 城県内でコンビニ強盗、懲役3年6月
2016年07月頃 保護観察施設を退寮、さいたま市のアパートに入居
2018年08月  大音量での近隣トラブルで通報
2019年
07月
14日   容疑者が隣人とトラブルで通報
16日   現場付近を男とよく似た人物が往復
17日   500m離れた公園で容疑者の目撃情報
18日
08:00頃 500m離れた公園で容疑者の目撃情報
10:00頃 事件発生、現場近くのGSでガソリンを販売
10:35頃 通報
19日
06:20  鎮火

こんなところですね。
まだ、事件後1日しか経過していないので、目撃情報などが混乱している可能性がありますね。

とりあえず、ガソリンを40リットルも購入して台車で運搬、さらにハンマーなども用意していたようです。
他には、以前に事件を起こしていて、精神障害があったと言う報道もありますね。
精神鑑定の話が出そうですね。
事件の4日前に隣人とトラブルになった様子を見ると、自暴自棄になっていたと言うのは想像できそうですね。

参考リンク
京都アニメーション放火殺人事件(7月18日報道)
京都アニメーション放火殺人事件(7月22日報道)

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