« 東京都大田区蒲田3歳女児餓死事件その2(続報) | トップページ | 京都アニメーション放火殺人事件(7月31日までの報道) »

2020/07/13

東京都大田区蒲田3歳女児餓死事件その3(言い訳)

1)母親(24)が調べに対し、「当時、居間のドアをソファで塞ぎ開けられないようにして外出した」と供述しているとのこと。女児が居間から出た形跡は確認されておらず、母親の8日間の外出の間ずっと居間に閉じ込められていたとみられるとのこと。
容疑者は、台所にある包丁などに長女が触れないようにするためだったと説明しているとのこと。
 
2)容疑者が、実際にはいないはずの親族が面倒をみているかのように普段から周囲に装っていたとのこと。
 
容疑者の知人の談
「(長女を)連れてこないときは、いつも『パパがみている』って言うの」
「お兄さんと妹と一緒に住んでいるみたいな。『お兄さんとすごく仲良くて一緒に住んでいるよ』みたい話は聞いていました」
 
3)容疑者は、「子どもの面倒をみるのが大変でリラックスをしたくて旅行に行った」と供述しているということで、警視庁は、育児へのストレスから放置を繰り返していたとみて調べているとのこと。
 
4)「エアコンをつけて部屋に食べ物を置いていったので大丈夫だと思った」とも供述していて、警視庁は容疑者が長女を長期間、部屋に閉じ込めるつもりだったとみて調べているとのこと。
 
5)警視庁捜査1課は9日午前、容疑者を送検。
 
6)容疑者が調べには「早く帰るつもりだったが飛行機が満席だった」などと説明したとのこと。しかし、同課が調べたところ、飛行機には空席があったことが確認されたとのこと。
 
7)疑者は都内の居酒屋に勤務していた。だが、警察には当初、「無職」と話していたとのこと。
 
8)容疑者の知人の談
新型コロナウイルスの感染拡大で今年3月ころから、居酒屋の勤務が減り、長女と一緒に自宅にいることが多くなったとのこと。
 
9)捜査関係者によると「鹿児島県の男性は子供がいることも知らなかったようだ」とのこと。
 
10)自治体が心身の発育状況や栄養状態などをチェックする3歳児健診(昨年末に予定)を受けさせていなかったとのこと。
区の担当者が2回母子に接触を試みたが、連絡がつかなかったとのこと。
 
区役所の職員が5月に自宅を訪問した際も容疑者は旅行中だったとのこと。
 
長女は1歳ごろまで乳幼児健康診査は受診していたとのこと。
 
11)容疑者が5月8~11日にも鹿児島県に滞在していたとのこと。
容疑者は6月5日から同13日の間、鹿児島県を訪れて知人男性と会っていた。飛行機の航空券は往路のみ購入しており、復路は旅行中の同11日に予約していたとのこと。
 
12)捜査関係者によると、自宅前の防犯カメラを分析したところ、5月初旬を最後に長女の姿は写っていなかった。
長女は昨年夏ごろまでは容疑者に連れられて毎日のように近所のコンビニを訪れていたが、最近は容疑者が1人で来店するようになっていたとのこと。
 
別の報道では
捜査関係者によると、母子宅の玄関付近を映す防犯カメラに残っていた記録では、5月上旬の深夜、容疑者が長女を抱き、外出してすぐ戻る様子が映っていたほかは、長女の姿は確認できなかった。容疑者が1人で出かけるところは何度も映っていたとのこと。
 
13)容疑者は勤務先に少なくとも8連休になるよう休みを申請していたほか、鹿児島旅行の航空券についても、事前に予約していたのは行きのチケットだけだったとのこと。
 
14)捜査1課などによると容疑者は6月5日、長女を自宅に1人放置し、鹿児島県を訪問。予約していたホテルの宿泊を、自らすすんで現地でさらに延長し、13日午後に帰宅したとのこと。
 
15)容疑者は2016年に長女を出産後、当時交際していた自動車関係で働く男性と入籍するもすぐに離婚したとのこと。
 
16)「容疑者は8歳の時に母親から『身の回りのことをキチンとしない』などの理由で平手で殴られ全治2週間の怪我を負わされています。食事を十分に取っていない状態だった。県警は『緊急事態』と判断し、母親は傷害と保護責任者遺棄、父親は保護責任者遺棄の容疑で逮捕したとのこと。
 
17)容疑者はこの事件後に入院し、児童相談所に保護され、その後は養護施設に入所。事件後に両親は離婚したとのこと。
 
18)長女は免疫に関する臓器である『胸腺』が委縮してしまっていたとのこと。
 
19)捜査関係者によると鹿児島在住の元同僚男性は、「『家には(容疑者が)来たけど、別れたかった』と話している」とのこと。
 
時系列
2004年頃 容疑者が8歳の時、両親が逮捕、本人はその後、施設へ
2016年  容疑者が長女を出産
時期不明 長女の父親と結婚
2017年
時期不明 長女の父親と離婚
07月   現場マンションに母子で暮らし始める
2019年
12月   法定の3歳児健診を受信せず。
2020年
05月上旬 これ以降は長女を外出させず
05月08日~11日まで容疑者が長女を残して鹿児島に滞在。
06月05日 長女を残して鹿児島へ旅行(知人男性と過ごす)
この後、予約したホテルの宿泊を延長
06月13日
14:55頃 帰宅(推定)
その後、遺体を洗い、新しいおむつに替える。
その後、LINEの会話を削除(推定)
15:55頃 119番通報
その後、搬送先の病院で長女の死亡を確認
その後、容疑者が入院
07月07日 容疑者が退院、その後、逮捕
07月09日 保護責任者遺棄致死容疑で容疑者を送検。
 
こんなところですね。
容疑者は日常生活の中で、存在しない夫や兄と同居していると話していたようです。
それによって、子供を放置していないと言うアリバイ作りをしていたんでしょうね。
子供を放置(育児放棄)する事がダメな事だと言う事を容疑者も認識はしていたんでしょうね。
 
そんな嘘をついて、周囲を欺いて、それでも容疑者自身として求める物があったんでしょう。
それが何なのか?は本人に話してもらわないと分からないですね。
 
嘘をついていたのは、自分自身も含めてなのかもしれないですね。
ネグレクトをしても良い理由を自分に言い訳して、無意識にネグレクトを正当化していたのかもしれません。
「エアコンをつけて、食べ物も置いた」から大丈夫だってね。
 
でも、まだおむつをしていた、長女のおむつは8日間、そのままにしておくってのは、言い訳できないですよね。
 
どうやら、鹿児島の男性も容疑者に子供がいる事を知らなかったようです。
その上、容疑者とは別れたかったとか・・・
もし、容疑者が結婚を考えているなら、子供の事は話していたと思うんですよね。
結婚するなら、いずれ、子供の事は話さないといけないわけですし。
 
しかし、子供を犠牲にしてまで、ただの遊び相手にわざわざ、飛行機に乗ってまで会いにいくだろうか?
費用だって、宿泊費や食費、運賃、小遣いなど合わせれば10万円は超えると思うんですけど・・・
 
ふと思ったのですが、2度目の鹿児島行が6月5日ってのは、10万円の特別定額給付金をあてにしての旅行だったじゃないのかな?
 
特別定額給付金は「予算案を4月27日に国会提出し、5月1日までの成立を目指す」と言う報道が4月21日の段階で出されてますね。
1回目の鹿児島旅行が5月8日ですから、定額給付金の親子2人分の20万円をあてにした旅行だったとしても不思議では無いですね。
 
もしそうなら、3歳の子供の命を奪ったネグレクト事件の遠因が国民全員の為の特別給付金と言うのは、皮肉がききすぎてる。
3歳の子供の為に使われるべき給付金がその子の命を奪う為に使われるなんて、言葉もありません。
 
ただ、容疑者がまだ保育園に通わせていたなら、事情は少し変わっていたのかな?と思う部分もあります。
結局、容疑者には誰も頼れる人が居なかったんでしょうね。
心を許せる人間が周囲に居なかったので、子供の面倒を見る人がいるなんて嘘を言わなきゃいけなかったし、誰かに預ける事もできなかった。
容疑者が8歳の時に虐待で逮捕された母親との交流も続いていたようですが、母親にも何の話もしていないんでしょ?
 
だから、もし、容疑者が保育園に長女を通わせ続けていて、ママ友がいて、育児の愚痴をこぼせるような相手が居れば、この事件は防げたのかもしれません。
 
もしかすると、容疑者が探していたのは、「本当の事を話せる相手」だったのかもしれませんね。
 
続報を待ちましょう。

参考リンク
東京都大田区蒲田3歳女児餓死事件その2(続報)

|

« 東京都大田区蒲田3歳女児餓死事件その2(続報) | トップページ | 京都アニメーション放火殺人事件(7月31日までの報道) »

コメント

続報です。

容疑者が「娘が2歳の頃から目を離す時間が増えてきた。パチンコや飲み会へ行くようになり少しずつ感覚が麻痺してきた」などと供述しているとのこと。

また「育児に疲れ1人になりたかった」とも供述していて、警視庁は1年以上前から育児放棄が常態化していたとみて調べているとのこと。

そういう事はあると思います。
まー、周囲の人間に咎められることが無かったのが、悪い方向へ向かわせてしまった理由の一つなのかもしれませんね。

逆に言うと、本当の事を話せる人間が周囲にはいなかったと言う事なのかもしれません。本当の事を言えば、誰かが「それはダメだろ」って注意したと思うんですよね。

他には、ツライ子育ての現実から逃げたかったと言うのもあるかもしれませんね。

週1日とか月1日でも、子供を預ける事ができれば、そこまで追いつめられる事は無かったのかもしれません。

結局、夜遊びなどで現実から一時、目をそらしても、家に帰れば、そこには現実が待っているわけだし、嘘をついて遊んでも、それが嘘だと本人は知っているわけですからね。

遊んでいても、心のどこかで子供の事が忘れられない自分がいたんじゃないかな?

投稿: ASKA | 2020/07/21 19:03

続報です。
1)警視庁は7月22日、母親の居酒屋店員、女性容疑者(24)=保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=を5月にも女児を3日間放置したとして保護責任者遺棄容疑で追送検したとのこと。

2)東京地検は7月22日、容疑者の刑事責任能力の有無を判断するため東京地裁に鑑定留置を請求し、認められたと明らかにした。鑑定留置の期間は22日から9月28日までとのこと。

3)容疑者は逮捕直後は「育児に疲れ、リラックスしたかった」などと供述していたが、数日前から黙秘しているとのこと。

時系列
2004年頃 容疑者が8歳の時、両親が逮捕、本人はその後、施設へ
2016年  容疑者が長女を出産
時期不明 長女の父親と結婚
2017年
時期不明 長女の父親と離婚
07月   現場マンションに母子で暮らし始める
2019年
12月   法定の3歳児健診を受信せず。
2020年
05月上旬 これ以降は長女を外出させず
05月08日~11日まで容疑者が長女を残して鹿児島に滞在。
06月05日 長女を残して鹿児島へ旅行(知人男性と過ごす)
この後、予約したホテルの宿泊を延長
06月13日
14:55頃 帰宅(推定)
その後、遺体を洗い、新しいおむつに替える。
その後、LINEの会話を削除(推定)
15:55頃 119番通報
その後、搬送先の病院で長女の死亡を確認
その後、容疑者が入院
07月07日 容疑者が退院、その後、逮捕
07月09日 保護責任者遺棄致死容疑で容疑者を送検。
07月22日 5月の保護責任者遺棄容疑で追送検
同日   鑑定留置が認められる、9月28日まで

こんなところですね。
精神鑑定の結果が知りたいですね。公判で鑑定した医師の証人尋問があるでしょうから、そちらを待つしかないですね。

投稿: ASKA | 2020/07/22 18:16

5月8-11日の3泊4日で「大丈夫だった」(本当は全然大丈夫ではないのですが)経験から、今回の6月の8泊9日へと繋がった印象があります。
悪いこと(育児放棄)をしても気付かれないくらい、容疑者と被害者の親子へ関心を寄せる人はいなかったんですね。
せめて3歳児健診のお知らせに縋ってくれていたら、区役所員の訪問時に留守でなかったら、結果は違ったのかもしれません。

ただ妄想ですが、容疑者は両親と同じく虐待親とされることに、強い抵抗があったと思います。連絡を取り合う母親に「ダメな子だ」と思われたくもない心理もあったかもしれません。
人に頼る、甘える、弱さを見せることが親にも誰にもできてこなかったためにSOSを発せなかったのでしょう。
また、虐待された子供の境遇も施設で育った自分自身の経験から、良いものだと言い切れなかったかもしれません。その一方で、手を上げてしまいそうになる瞬間があって背筋が冷えたり自己嫌悪したりしたのだと思います。
だから異常を見抜かれそうな健診を避け、子供本人からも逃げていたのではないかと思います。

決定的なことが起こる前に助けを求めるのは正しいとする風潮が広がると良いのですが。

投稿: つれづれ | 2020/08/02 19:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 東京都大田区蒲田3歳女児餓死事件その2(続報) | トップページ | 京都アニメーション放火殺人事件(7月31日までの報道) »