宮城県仙台市太白区母親遺体損壊事件
仙台南署は7月18日(土)、身元不明の遺体を燃やしたとして、死体損壊・遺棄容疑で仙台市太白区の専門学生の男性容疑者(21)を逮捕する事件が起きている。
「母親が自宅で死亡しており、車で運んで燃やした」と供述しているとのこと。
逮捕容疑は16日午後10時ごろ~17日午前4時ごろ、宮城県名取市内で遺体を燃やした疑い。
署によると、容疑者は17日午後、同署に自首。供述に基づき、激しく焼けた遺体が見つかった。署は司法解剖を行ったとしているが、死因など結果を明らかにしていないとのこと。
遺体は連絡が取れなくなっている容疑者の母親とみられ、同署が身元確認を進めているとのこと。
男は遺体を焼いた後、自宅に持ち帰っていたとのこと。
容疑者は仙台南警察署に自首した際、離れて暮らす父親とともに警察署を訪れたとのこと。
捜査関係者によりますと、遺体は損傷が激しく、骨に近い状態まで長時間にわたって焼かれた可能性があるとのこと。
警察の調べに対し、容疑者は「自宅で亡くなっていた母親を見つけ、車で運んで燃やした」と、容疑を認めている。
また、その後の調べで「このままではいけないと思い、遺体を運んで焼いた」と話しているとのこと。
遺体を焼いた場所は名取市内の公園のカマドで、その際、油のようなものを使用していた可能性が高いとのこと。
遺体は骨に近い状態になっていて、油のようなものを使い、長時間にわたって焼かれた可能性があるとのこと。
容疑者は、遺体を自宅から名取市内の公園に車で運び、キャンプなどで使用するかまどを使って焼いたとみられているとのこと。
容疑者が母親の死亡に関わっていることを認める供述をしているとのこと。
公園は容疑者の自宅から約9キロ離れた場所にある。敷地内でキャンプができ、バーベキューなどに使用されるかまどが三つ並んでいる。現在は、管理者の市が使用禁止の貼り紙をしているとのこと。
時系列
2020年
07月
16日
22:00から翌17日の4:00頃まで、遺体を燃やした
17日午後 容疑者が自首
18日 容疑者逮捕
こんな事件ですね。
遺体の処置に困って、焼くと言うのはよくある話しなのですが・・・
過去の事例を見るとオープンエアーでは簡単に骨の状態にはできないんですよね。
この事件では約6時間で骨の状態にしているのでどんなカマドだったのか気になります。
報道の写真を見ると、約50cm角のカマドが3つ並んでいるだけで、特に窯のような物ではなく、普通にオープンエアーの状態です。
少なくとも、成人女性の遺体を一度に焼ける大きさじゃないので、遺体は解体後に焼かれたのかもしれませんね。
ただ、容疑者は徹夜で遺体を焼却した後に、遺骨を持ち帰って、半日後には自首してます。
遺体を焼却したのは事件を隠蔽する為だったはずですが・・・どんな心境の変化があって、自首したのだろう?
続報を待ちましょう。
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
参考リンク
宮城県仙台市太白区母親遺体損壊事件その2(続報)
参考リンク
宮城県仙台市太白区母親遺体損壊事件その2(続報)
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コメント
ご無沙汰しています。
焼いた理由は、死因か身元を曖昧にするというのが考えやすいですね。
自首した経緯ですが、週刊誌記事では父親へ容疑者が「母親がいなくなった」と連絡し捜索願を出そうと署へ赴いた先で、供述を始めたとありました。
一晩いなくなった所で捜索願を出そうとされるくらい、母親は真面目な人だったのでしょう。
1)死因を曖昧にする
1-a)容疑者本人が母親を殺した
→目の前から自分の殺人の証拠を消したかったのかもしれません。
1-b)容疑者は他の誰かを庇っている
→遺体の痕跡と異なる供述を避ける、微小遺物をごまかすなど?そこまで庇う相手なら捜査で繋がりが暴露されそうです。
2)身元を曖昧にする
→実は他人の遺体であるならば何らかの犯罪が継続している可能性があります。骨になっていてもDNA鑑定ができると聞きますが、報道だと性別すら出ていないので明らかになるには時間がかかりそうです。
他に、遺体を解体して運んだと予想されることから可能性は低いですが
3)母親の名誉を守りたかった
→自殺や病死で見るに堪えない状態であり他人に見せたくなかった?
という考え方もあるかもしれません。女性ですし、3店舗の美容室を経営する代表者であったようですから。
投稿: つれづれ | 2020/08/02 14:44
つれづれさん、こんにちは
あー、ご無事でよかった。
姿が見えないので(コメントがないので)まさか、コロナでわと、心配しておりました。
この事件は、自首している割には、情報が少ないですね。
供述を渋っているのか?話したくない理由があるのか?
そのあたりは、これからですね。
投稿: ASKA | 2020/08/02 17:47
ご心配おかけしました。ちょっと仕事でバタバタしておりました。
ASKAさんもご無事なようで何よりです。
死因や死亡時刻を推定する根拠が乏しく、容疑者の供述も初期報道以上のものがないのかもしれませんね。
あるいは供述の裏付けに時間を要している可能性もあります。
容疑者の供述通りが真相だと仮定しても、第三者による殺人、事故、自殺、突然死と原因は絞りきれないですし。
…馬鹿なことを書きますが、食べ物を喉に詰まらせた窒息死(事故)といったあまり公にしたくない死因が特定されたら、報道されずひっそりと送検されそうです。
それにしても、家族が病死して遺体を発見しても放置した事件、時折ありますね。
「人が倒れてたら119番に電話する」というのをどこかで教える必要が出てくるのかもしれません。体育か何かで心肺蘇生を教わった時に聞いた気もしますが。
死んでしまったと思っても、色々治療したら生還したなんて例もありますから。
投稿: つれづれ | 2020/08/03 23:51
8月5日報道
1)遺体は骨に近い状態まで焼かれていて、事件直後の司法解剖では身元が特定できなかったが、その後のDNA鑑定で、容疑者と同居していた母親で、美容室経営の女性(55)と確認できたとのこと。死因は不明。
2)容疑者は「遺体を見つからないようにしたかった」と供述しているとのこと。
8月7日報道
3)仙台地方検察庁は専門学校生を死体損壊と遺棄の罪で8月7日起訴した。
4)専門学校生は遺体を燃やした後、遺体の一部をごみ集積所に投棄したとみられているとのこと。
5)起訴状によりますと、被告は、7月、母親(55)の遺体を自宅から車で名取市内の公園に運び、バーベキュー用のかまどで灯油を使って燃やした後、遺体の胴体部分を袋に入れ、太白区内のごみ集積所に投棄したとされているとのこと。
6)仙台地検は、村被告の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対し、被告は容疑を認め、「母親を失踪したことにしたかった」という趣旨の供述をしているとのこと。
7)捜査関係者によると被告が「遺体に何度も油をかけて燃やした」と供述しているとのこと。
こんなところですね。
疑問だったオープンエアーで遺体焼却は無理では?と言う点について、残った胴体部分はゴミとして投棄したとの情報が出てきましたね。
その後の報道が無いので、次は公判と言う事でしょうね。
続報を待ちましょう。
投稿: ASKA | 2020/09/13 15:25