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2020/09/17

熊本県熊本大女性研究員殺人事件その3(携帯電話)

続報です。
 
1)死体遺棄の疑いで逮捕された無職・男性容疑者(67)が、殺害を認める供述をしているとのこと。
 
2)容疑者は、遺体が発見された現場の隣のマンションに住んでいたとのこと。
 
3)捜査関係者によると容疑者は、「被害者の携帯電話を現場近くの河川敷に捨てた」という趣旨の話もしているとのこと、警察は供述をもとに河川敷の捜索を続けているとのこと。
 
4)被害女性から警察にトラブルの相談などはなかったとのこと。
 
5)容疑者は生活困窮者を支援するNPOから数年前まで支援を受けていたものの、今は利用をやめているとのこと。
 
こんなところですね。
携帯は持ち去っていたうえで、河川敷に捨てているようです。
 
携帯を捨てた理由が知りたいですね。
 
ここまでを整理すると(B、C、Dの順番は不明)
A)帰宅途中の女性を殺害(場所は不明)
B)女性の遺体を容疑者の自宅近くに遺棄。
C)携帯電話を近くの河川敷に遺棄。
D)女性のリュックを大学構内に遺棄。
 
遺体の遺棄現場が自宅の近くと言うのは、運搬手段が無かったと言う事なんでしょうが、携帯やリュックと言うのは車などの運搬手段は必要ないので、こちらは想定外の犯行で慌てていたのかな?
 
リュックを大学構内に遺棄したのは女性の拉致現場を大学構内に偽装して、大学関係者の犯行にミスリードさせる為の偽装でしょうね。
 
しかし、それなら携帯もリュックと一緒に遺棄で良いわけですよね。
 
そうすると、携帯が発見されると容疑者に都合の悪い情報が残っていると言う事でしょうね。
問題は逃走のきっかけが遺体発見のニュースを見た事なんです。
 
これは遺体が発見されると、自分が疑われると強く自覚しているわけですよね。
つまり、被害者女性の周辺を捜査すると、捜査線上に自分が浮上すると考えているわけですから、普通に考えれば、女性と容疑者の間にトラブルがあったと考えられます。
 
ただ、必ずしもトラブルではないかもしれない。
雨の中、帰宅途中の女性を見かけて、傘を貸してあげるとメールをしたとか、その結果を傘を借りに容疑者の自宅を訪問した時にトラブルとなり殺害した場合などですね。この場合は事前のトラブルは無かったけど、魔が差して殺害、最後のメールから自分が疑われると言う認識になっている場合。
 
でも、この場合だと、携帯が発見されるまで、容疑者自身が疑われるとは考えないので、整合性が取れないですね。
通信記録を調べれば、最後にメールや通話をした人物は浮上しますが、それなら容疑者は遺体が発見されなくても、行方不明の捜査が開始された段階で自分が浮上するわけだから、遺体発見のニュースを待つまでもなく、事件直後に逃亡しなければ説明できませんね。
 
他には、疑われる理由が「目撃されているから」と言う理由も考えられます。
この場合は、遺体発見のニュースで、最後に女性と一緒にいるのを目撃されている自覚があれば、当然疑われると考えるはずですね。
そして、逮捕の決め手も「周辺への聞き込み」と言う事なので、整合性は取れてますね。
ただ、この場合は、事前にトラブルが無い場合も可能性としてあります。
 
この場合の携帯を捨てた理由は、犯行場所が犯人の自宅だった場合、携帯に移動履歴が残っていて、自分の家に女性が来た事が隠せないからかもしれませんね。
ただし、容疑者がそこまでスマフォの情報を知っていればの話になります。
 
事前にトラブルがあった場合も、トラブルが無かった場合も「携帯電話を河川敷に捨てる理由は有る」と言う事ですね。
 
動機の供述を待ちましょう。

参考リンク
熊本県熊本大女性研究員殺人事件その2(容疑者逮捕)

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コメント

確か報道で、(容疑者の自供によると)被害者と個人的な連絡のやり取りができる仲で、容疑者が被害者に借金があったのがトラブル(殺害)の原因みたいな話を見た気がします。何故、顔見知りとはいえ、ただの管理人である容疑者が被害者に金銭を借りれたのかとか連絡先を交換できたのかとか、容疑者が都合の良い嘘をついている可能性もありますが、謎が残りますね

投稿: 名無し | 2020/09/21 02:19

熊本県警は10 月3日、死体遺棄容疑で逮捕していた現場近くに住む無職、男性容疑者(67)を殺人容疑で再逮捕した。
容疑者は殺害を認めているとのこと。

女性は9月6日午後4時20分ごろ、熊本大本荘キャンパス近くで自転車に乗っている姿が付近の防犯カメラの映像で確認されたが、その後、自宅マンションの防犯カメラには帰宅した様子は映っていなかったとのこと。

こんなところでですね。
そうなるだろうとは思っていましたが、今回の報道で「あれ?」と思ったのは、被害者の最後の目撃情報です。
これまでは、17時に大学を退勤したと言う話だったと思うのですが、16時20分の目撃情報は、退勤が16時の誤りだったと言う事なのか?それとも、退勤前に自転車で外出する用事でもあったのか?

続報を待ちましょう。

名無しさんへ
あまり情報が出てきませんね。
年齢が離れすぎているので、男女関係のトラブルとは思えないですね。
そうすると、金銭トラブルと言うのがありそうな話ですが、このあたりの情報が出てきません。
まー、殺人容疑で逮捕されているので、事件の原因(動機)については、当然追及されているはずですね。

投稿: ASKA | 2020/10/03 13:03

***10月3日の続報***
1)容疑者は女性が住んでいたマンションの元清掃員で、女性とは面識があり電話番号も知っていて、今年5月以降に数回の通話記録が確認されているとのこと。

2)容疑者(67)を殺人の疑いで再逮捕したと発表した。「間違いない」と容疑を認めているとのこと。

3)県警は、殺害後すぐに現場で遺棄したとみている。

***10月23日の続報***
1)熊本地検は67歳の男を殺人と死体遺棄の罪で起訴した。

2)起訴状によると熊谷被告は先月6日午後4時20分頃から午後6時過ぎの間、自宅の集合住宅の出入り口周辺で近くに住む熊本大学の研究員女性35歳の首をひものようなもので絞めて殺害し、通路下の堀に遺体を遺棄したとされているとのこと。

3)警察によると被告は今年4月まで被害女性のマンションで清掃員を務めていたが「マスクの寄附をしようと思っている。そのデザインを手伝ってもらいたい」と女性に持ちかけていたとのこと。
また、殺害の動機について「ウソがばれて口論になった。黙らせるために女性の後ろからひもで首を絞めた」という趣旨の供述をしているとのこと。

こんなところですね。
当日の熊本市の日没は18時35分、天気は16:20から16:40にかけて0.5mmの雨なので、小雨か霧雨ぐらいなのかな?
16:20から18:40まで日照時間はゼロなので、薄暗く視界はあまりよくなかったかもしれない。

その状況だったとしても、建物の入り口付近で絞殺(扼殺)するにはやはり、5分ぐらいは締め続けなければならず、よほど追い詰められていないと、こんな場所で犯行はできないですよね。

動機の「嘘がばれそうになったので殺した」って言うのも、逆に言うと、「殺さなければならいない嘘だった」と言うことになるから、どんな嘘だったんですか?と言うのが疑問です。

公判を待ちましょう。

投稿: ASKA | 2020/11/29 08:28

***10月24日の続報***
1)容疑者(67)が「うそがばれて口論になり、黙らせるため、ひもで首を絞めた」と供述しているとのこと。
熊本地検は10月23日、殺人と死体遺棄の罪で、容疑者を起訴した。

2)殺害の状況については「ひもは自分が持っていたもので、後ろから首を絞めた。ひもは捨てた」と説明。被告の腕には女性が抵抗した際にできたとみられる傷もあったとのこと。

3)県警によると、被告は4月まで女性が住むマンションで清掃員として勤務。「マスクを寄付するのでデザインを手伝ってほしい」などと持ち掛け、連絡先を交換していたとのこと。女性へ複数回、連絡していたことも確認されており、県警は女性宛ての手紙も押収しているとのこと。

こんなところですね。
人生も、もう終盤戦と言うところなのに、どんな嘘がバレそうになったら殺人事件が起こせるのかな?

投稿: ASKA | 2021/01/03 08:21

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