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2020/10/23

新潟県柏崎市バラバラ殺人事件その2(遺体遺棄で逮捕)

遺体遺棄容疑で現場住人が逮捕されました。
1)県警は、遺体を司法解剖した結果、40~60歳の男性とみられると明らかにした。首を切断したような痕があった。
 
2)司法解剖したのは胴体と右足の膝から下の部分で、身長約160センチ、死後半年以上経過しているとみられる。部屋の住人の男性(48)とは連絡が取れていない。
 
捜査関係者によると、遺体は衣装ケースの中で、胴体と右足がビニール袋にくるまれた状態で見つかったとのこと。
 
3)21日午後には、その他の遺体の一部と見られるものが、別の場所から新たに見つかったとのこと。
 
捜査本部によると、部屋からは人の胴体と右足の部分の他に、袋に入った遺体の一部も複数見つかっているとのこと。
 
4)遺体はポリ袋に二重に包まれた状態で見つかったとのこと。
捜査関係者によると胴体と右足は二重のビニール袋の中に一緒に包まれていたとのこと。
 
5)21日の柏崎署での記者会見の内容。
発表によると、19日午前11時15分ごろ、アパート管理関係者から「肉の塊のようなものがある」と柏崎署に通報があったとのこと。駆けつけた警察官が確認したところ、2階建てアパートの1階の一室で、台所に面した半畳ほどの広さの押し入れの上段に置かれた衣装ケースから遺体の一部を発見したとのこと。
 
発見された遺体は、いずれも身長160センチほどの40~60代の男性のもので、首から下腹部までの胴体部分と右足のひざから下の部分が袋にくるまれていた。死後半年以上が経っており、腐敗していた。21日になって、さらに複数の別の部位が見つかったとのこと。
 
遺体の一部が入ったと思われる袋が複数見つかり、最終的に頭部など残りの全ての部分が見つかったとのこと。
 
21日に部屋の中の別の場所から新たに見つかった遺体の一部は、頭部と両腕、腰の部分、左足だったとのこと。
 
当初見つかった右足は靴下をはいたままだったとのこと。
 
その後、同じ押し入れの中から頭や左脚など、ほかの部位も発見されたとのこと。
 
6)アパート管理関係者は、この部屋に2年半前から住む男性(48)と連絡がとれないため、所在を確認しようと部屋に入った。鍵はかかっていたとのこと。
 
7)アパートの大家によると、この男性からの家賃が3月から滞っているといい、管理会社に確認を依頼したとのこと。
 
8)22日午前10時半過ぎ、この部屋の住人で行方が分からなくなっていた48歳男性が22日、東京都の池袋警察署に出頭したとのこと。
 
男性は22日午前10時半すぎ池袋警察署に現れ、その際に警察官に対して今回の事件への関与をほのめかし、「私がやりました」などと話したほか、被害者については「自分の親族だ」との趣旨の説明をしているとのこと。
 
容疑者は22日午前、知人に連れられて東京の池袋警察署に出頭し、遺体を遺棄したことを認めたことから逮捕され、身柄は午前2時すぎに、捜査本部のある柏崎警察署に移されたとのこと。
 
9)遺体が見つかった際、部屋の中に大きく荒らされた形跡はなかったとのこと。
 
10)部屋の間取りは
玄関を入るとすぐに台所、その奥に6畳の洋室が2部屋あります。遺体は、押し入れの中で発見。
 
「台所のスペースに面した押し入れ。上下2段になっていますので、上の段の所に、衣装ケースの中にビニール袋にくるまれた形で発見されている」とのこと。
 
時系列
2020年
03月   現場アパートの部屋の家賃が滞納され始める。
10月19日 遺体発見
10月22日
10:30過 現場アパートの住人の男性48歳が池袋警察署に出頭。
その後  遺体遺棄で男を逮捕。
 
こんなところですね。
遺体の切断は情報不足ですが、頭部、首から下腹部までの胴体、腰の部分、両腕、左足、右足の膝から下。
遺体のパーツは全て、現場から発見されている。
2段のクローゼットの上の段で衣装ケースに、上半身部分と右足の膝下部分がビニール袋に2重に入れられていた。
 
遺体を細分化してますね。胴体まで切断しているのは相当強い意志と言うか、そうしなければならない事情でもあったかな。
切断は標準的なパターンですね。
単独でこれだけ解体するには、特殊なスキルでも無い限り、まる1日ぐらいは掛かっていると思います。
 
そこまでの時間をかけて結局、遺体は現場の部屋に放置していて事件の隠蔽としては不完全ですね。
 
解体の理由はいくつかあるけど、一番多い理由は運搬の為でしょうね。
ここまで細分化していれば、車でなくても、運搬は可能です。
過去の事例では、タクシーや電車で運搬している人もいますからね。
 
なので、この事件では解体の理由は運搬する為ではなかったと言う事でしょうね。
 
容疑者自身が現場の家賃を滞納している事は承知しているはずで、遺体が発見される事は時間の問題だと自覚しているはずです。
それでいて、自分は部屋を出て東京に逃亡している。
遺体のある部屋で生活するなんて事は精神的に無理だったのでしょうが・・・
(過去の事例では遺体と一緒に生活していた事例も珍しくありあせん)
 
発見されるまで予想外とは言え、半年も時間があったのだから、冷静になれば、保身の為に遺体を処理しようと考えても不思議じゃないです。
 
解体の理由は本人に話してもらわなければなりませんが、もしかすると・・・
 
死亡した親族に強い恐怖心があって、遺体が動かないようにする為や、生き返らないようにする為など、常識的にはあり得ないのですが、メンタル面での理由なのかもしれませんね。
 
続報を待ちましょう。
 

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2020/10/21

新潟県柏崎市バラバラ殺人事件(速報)

10月19日午前11時15分ごろ、住民から通報を受けた警察が柏崎市内の集合住宅に駆け付けたところ、建物の中から頭部のない切断された遺体を発見した。
 
遺体の性別や身元は不明、遺体は一部切断された状態だった。
頭部はなく腐敗が進んだ状態だったとのこと。
 
現場は柏崎警察署から、およそ500メートルの住宅や田畑などがある住宅街。JR柏崎駅からおよそ1.5km。
 
住人の48歳男性と連絡が取れないとのこと。
 
捜査関係者によると、19日午前11時15分頃、アパート関係者から「住人の男性と連絡が取れない」と通報があり、警察官が1階の部屋のクローゼットから衣装ケースに入った、腐敗した胴体などを見つけたとのこと。
 
関係者によると、この部屋は3月頃から家賃が滞納されていたとのこと。
 
関係者によりますと、3月ごろから男性が家賃を滞納していたため19日午前、アパートの関係者が確認したところ、部屋の中で異臭がしたことから警察に通報したとのこと。
 
この部屋は男性1人で住むという契約だったとのこと。
 
関係者が部屋を訪れた際、玄関に鍵がかかっていたとのこと。
 
時系列
2020年
03月   現場アパートの部屋の家賃が滞納され始める。
10月19日 遺体発見
 
こんなところですが、情報が少ないですね。
遺体の状態がはっきりしないのですが、これまでの報道から考えると、切断されているのは「頭部だけ」と考えてよいのかな?
 
ただ、その場合、ちょっと問題が出てくるんです。
遺体が入っていたのは「衣装ケース」と言われているので、サイズとしては、大きくても奥行きは75センチ程度だと思います。
そうすると、男性なら小柄な人でも身長は150センチぐらいはあると思います。
頭部を切断しただけでは、胴体部分が衣装ケースに入らない。
 
なんとか胴体部分を衣装ケースにいれようとすると、膝を折り曲げて抱えるようにするしか方法が無いと思います。
 
これで、遺体を衣装ケースにいれて蓋を密閉する事ができれば、ひとまず隠す事ができるのですが・・・
では、なぜ、頭部のみを持ち去っているのだろうか?
 
例え胴体は衣装ケースに密閉して隠したとしても、遺体が残っている事に代わりはなく、発見されるのは時間の問題です。
それなら、頭部も現場に密閉して放置しても結果は変わらないですよね。
 
なので、胴体は発見されても、頭部が発見されなければ犯人は逮捕されないと考える理由があったんでしょうね。
 
普通に考えれば、遺体の身元と言う事になるのですが・・・
逆に言えば、遺体の身元が特定できれば、犯人につながる情報が簡単に出てくると言う事なんでしょうね。
 
ただ、それなら、なぜ、遺体を完全に隠す方法を選択しなかったのか?と言うのも疑問ですね。
時間と手間を掛けて頭部を切断している。首だけだとしても切断には何時間と言う単位で時間が掛かるでしょう。
 
だから、遺体を運搬する手段が無かったと考えるのが合理的なのかな?
 
とは言え、頭部を運搬する手段があるわけだから、胴体側も頭部と同じぐらいの大きさに解体すれば、運搬する事は可能なんですよね。
まーそれは、時間が掛かりすぎて、そこまで長時間現場に残る事は回避したと言うあたりなのかな。
 
でも、犯人は遺体が発見されるまで十分に時間が掛かる事を予測できたと言うことなのかな?
 
例えば、遺体は住民の男性だとしたら、3月に殺害されて、それ以後の家賃が滞納する事は犯人にも簡単にわかりますね。
大家さんのタイプにもよるでしょうが、1ヶ月でも家賃を滞納すれば当然、連絡を取ろうとすると思うんですよね。
だから、4月に遺体を発見される場合も考えられますよね。
それなら、遺体のDNAから遺体の身元が住民の男性だと分かると思うんですよね。
 
これは、住民が誰かの遺体を放置して失踪した場合も、家賃を滞納している事で、結果は同じですね。
警察が遺体の身元が不明でも現場の住民から話しを聞かないはずがないですから、行方は捜索されるでしょう。
 
だとすると、犯人はこのあたりの事は深く考えて無くて、発見が半年遅れたのは、ただの偶然の可能性もありますね。
 
その場合、頭部を持ち去った理由は、隠蔽ではなく感情的な理由、あるいは犯人の嗜好が影響しているのかな?
 
捜査の進展に期待しましょう。

参考リンク
新潟県柏崎市バラバラ殺人事件その2(遺体遺棄で逮捕)

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2020/10/20

滋賀県米原市守山市猫惨殺事件(20年10月19日)

10月18日(日)午前6時半ごろ、米原市顔戸の民家の玄関先で、猫1匹の胴体上部、後ろ足2本、尾があるのを、家人が見つける事件。また10月19日(月)午後1時20分ごろ、守山市木浜町の湖周道路脇の歩道で、頭部、内臓、右前足がない猫1匹を通行人が見つける事件が起きている。
いずれも刃物のようなもので切断されていたという。
 
10月18日(日)米原市の事件は
猫1匹の胴体上部、後ろ足2本、尾が発見されている。
 
10月19日(月)守山市の事件は
頭部、内臓、右前足がない猫1匹が発見されている。
 
それから書き漏れてましたが
9月6日午前8時過ぎ、野洲市に住む女性(52)が飼っている猫の背中に、長さ約16センチの金属製のボウガンの矢が刺さっていることに気づいた事件が発生しています。猫は女性が動物病院に連れて行ったが命に別状はないとのこと。
 
最近の滋賀県の事件
2020年10月19日(月)滋賀県米原市で猫の胴体上部、後ろ足2本、尾が発見される。
2020年10月18日(日)滋賀県守山市で頭部、内蔵、右前足が無い猫の死骸を発見。
2020年09月14日(月)8時頃、滋賀県東近江市ひばり丘町で頭と尾を切断された猫の死骸を発見
同日 9時半頃、大津市で猫1匹の死骸と、別の猫の切断された足2本と尾の一部が発見
2020年09月06日(日)野洲市で猫の背中にボーガンが撃たれる事件が発生
2020年04月03日(金)滋賀県東近江市山路町で頭部の無い猫の死骸を発見
2020年03月15日(日)滋賀県彦根市の民家の駐車場で、猫のしっぽのようなもを発見
2020年03年09日(月)滋賀県甲賀市水口町山の民家敷地内で、ボーガンの矢が刺さったネコを発見。
2020年03月07日(土)滋賀県彦根市の空き地で猫の首なしの死骸を発見。
2020年02月10日(月)滋賀県彦根市芹川町で、通学中の中学生が側溝に猫の首を発見。
2019年10月25日(金)滋賀県長浜市八幡中山町の長浜北小の昇降口前に胴体が切断された子猫の死骸を発見。
2018年02月15日(木)長浜市平方南町の空き家の駐車場にネコの頭部を発見。
2018年02月14日(水)長浜市平方町の民家の花壇でネコの下半身が埋められていた。
 
こんなところですが・・・
これまでの傾向と同じで、週末に事件が起きているのかな。
今回の米原市の事件は発見が月曜と言うだけで、事件自体は週末に起きているのではないだろうか。
 
さて、前回、9月の東近江市の事件から約1か月で今回の事件が起きてますね。
その前の野洲市のボーガン事件は手口が違うので別人によるものだとして、その前は4月なんですよね。
つまり、4月から9月まで4か月の期間が空いていたのに、今回は1か月で次の事件が起きている。
犯人が同一人物なら、犯人に何等かの変化が起きて、犯行周期が短くなったと言う事なのだろうか?
 
犯人の犯行の頻度が上がっている可能性があるので、滋賀県と近県の方はご注意願います。

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2020/10/18

北海道札幌市2歳女児虐待死事件その5(男性被告の一審判決)

懲役13年です。
***初公判(9月29日)***
女性被告の交際相手の男性被告は、女児を殴ったり踏みつけたり、たばこの火を押し付けたりした上、放置して死亡させたとして傷害致死と保護責任者遺棄致死の罪に問われている。
 
起訴状によると、男性被告は2019年5月上旬~6月5日ごろ、女児に殴ったり、たばこの火を押し付けたりするなどの暴行を加え、頭蓋骨骨折などのけがをさせた上で放置し、死亡させたとされるとのこと。
 
1)起訴内容について男性被告は「(検察官が)読み上げたことに関しては、一切やってませんので、やってません」と無罪を主張したとのこと。
 
2)弁護人も「暴行は加えておらず、保護責任者でもない。無罪です」と述べたとのこと。
 
弁護側は暴力を振るっていたのは母親の女性被告(22)=保護責任者遺棄致死罪で起訴=だとし、男性被告は気付いていなかったと主張したとのこと。
 
検察は司法解剖の結果から死因を衰弱死としていますが、弁護側は「食べ物をのどに詰まらせたことによる窒息死だ」と争う姿勢を示したとのこと。
 
女児のけがについては「転んだ」などとする女性被告の話を信じたと訴えた。虐待を疑った道警の捜査員が居室を訪れた5月15日以降は「巻き込まれたら面倒だと思い、最低限の食事の世話などを除き、子どものことには口を出さなくなった」と述べたとのこと。
 
3)冒頭陳述で検察側は、状況などから暴行を加えたのは男性被告だと指摘。「2歳児に対して暴行を繰り返したのは卑劣だ」と述べたとのこと。
 
冒頭陳述で「男性被告と、女児の母親である女性被告は、女児が亡くなる直前の20日間、部屋に閉じ込めほとんど食事を与えなかった。その上、男性被告が全身に暴行していた」と指摘したとのこと。
 
冒頭陳述で「女児の顔のあざは男性被告のこぶしの大きさと矛盾しない」「近くの住民が子どもの泣き声と男のどなり声を聞いている」として、男性被告がけがをさせたと指摘したとのこと。
 
検察側の証拠調べでは、女児を放置した状態で、場外馬券場など、遊興のため外出を繰り返していたと指摘。男性被告のスマートフォンからは、女児搬送後3時間以内に「子供虐待 疑われる」「虐待 死亡 懲役」と検索。ネット上の百科事典「ウィキペディア」で、2010年に発生した大阪2児餓死事件のページを閲覧した履歴が残っていたことも明かしたとのこと。
 
4)女児が死亡する3週間ほど前に、虐待の通報を受けて女児の安否を最後に確認した警察官の証言。
 
当時、女児の顔や腕には1センチ未満のあざがあり、両足の裏に絆創膏が貼られていたということですが、女性被告の「ヘアアイロンをふんだ」といった説明に、納得したと述べたとのこと。
 
しかし、女性被告に、絆創膏をはがすと「痛がって泣く」と断られたため、傷は直接確認していないとのこと。
 
警察官は女性被告が部屋を離れたとき、女児に「お母さん好き?」「痛いことされてない?」と問いかけたとのこと。
 
女児は無表情のままで、30分ほど、ほぼ動かなかったとのこと。
 
警察官は女性被告に電話してもらい、男性被告と直接話したことを明らかにしましたが、名前を聞くと、「強制じゃないなら教えたくない」と断られたとのこと。
このとき、警察官は「暴力はない」と判断し、児童相談所に結果を報告したとのこと。
 
***第二回公判(9月30日)***
証人尋問
1)女児の祖母が証人として出廷し、男と一緒に暮らす前は、女児にけがはなかったと述べたとのこと。
祖母は、男性被告が女児と母親の女性被告の3人で暮らす前の、去年3月はじめ、女児を入浴させた際に「女児にけがはなかった」と証言したとのこと。
 
2)警察官は、男性被告の指の根元の「基節関節」の間隔は、女性被告よりもおよそ4ミリ長く、女児の顔のあざと一致すると証言したとのこと。
 
弁護側が「誤差はあるか」と聞くと警察官は「多少はある」と答えました。裁判長が何ミリを誤差と考えたか聞くと、警察官は「2、3ミリ」と返答したとのこと。
 
***第三回公判(10月1日)***
証人尋問
1)女性被告(22)の同僚の女性の証言
女性は「2019年5月ごろに職場の喫煙所で女性被告から『男性被告が女児が吹っ飛ぶくらい頭を殴る。怖い』と2回以上は相談を受けた」と証言したとのこと。男性被告は女児が泣いている時に、殴っていたとのこと。
 
2)弁護側からは、女性被告が通っていた美容室の従業員の供述調書が証拠として提出。その中で女性被告が従業員に「男性被告は女児に怒鳴ることはあるが、暴行はしない」と話していたとのこと。
 
3)現場マンションの男性住民の証言
去年2月ごろから「子どもの泣き声が昼夜問わず聞こえた」と証言。4月には、同居の女性が児童相談所に通報しましたが、5月にかけて、泣き声や物を叩きつけるような音が増えていったとのこと。
 
「男の大声の後に、ドンガンという物音、子どもの泣き声が聞こえた」(証人)
 
そして、女児が亡くなる4日前から、泣き声は「聞こえていない」と証言したとのこと。検察官は、これらの証言から、同居していた男性被告がけがをさせたと主張したとのこと。
 
しかし、男性は、泣き声は「男の子のものだと思っていた」、どの部屋から聞こえたか「断定はできない」とも話し、男性被告側は、「泣き声は女児」とする検察官に疑問を投げかけ、無罪を主張しているとのこと。
 
***第四回公判(10月2日)***
証人尋問
1)司法解剖した医師の証言(検察側証人)
「体には脂肪が数ミリしかなかった。2週間から3週間の間に急激に体重が減少し、低栄養状態で亡くなった」と証言。提出している証拠では、下腹部の皮下脂肪は3ミリだったとのこと。
 
女児の大腸から綿ごみや毛が見つかり、飢えて口にした可能性があると証言したとのこと。
 
他の報道では
胃から「とうがらし」成分、腸から「ほこりや毛のようなもの」が見つかり、香辛料やごみを食べていた可能性もあるとも指摘したとのこと。
 
免疫を作る「胸腺」という臓器が通常の子どもの約4分の1の大きさになっていたとのこと。
 
さらに、頭部の骨折などのケガが死期を早めたと主張。虐待を受けていた可能性があるとしたとのこと。
 
「腰のやけどの痕は、一生残るような深さでたばこの火で負わされたもの」「頭のけがは死亡の2週間前から継続的に頭を叩かれたり、圧迫されたりしたもの」と証言したとのこと。
 
また、死から2日後の身体検査で、母親の女性被告の爪は、1センチほど伸びていて「爪が邪魔で強い力で殴れない」と指摘したとのこと。
傷害致死などの罪に問われている男性被告には、右手の人差し指の第2関節に傷があり、けがをさせたのは男性被告の可能性が高いと述べたとのこと。
 
更に別の報道では
5月15日ごろからほとんど食事をしておらず、6月に入ってからは「衰弱が進行して意識障害があり、普通に歩いたり大声を出したりできない状態だった」と指摘し、死亡直前は低体温症だったとしたとのこと。歯でかまれていないと思われる胃の内容物があり、「無理に飲み込まされたものと考えられる」と指摘したとのこと。
 
2)弁護側の医師の証言
弁護側の証人として出廷した医師は女児の気管支や肺などのCT画像に異物とみられるものがみられたと説明。死因は吐しゃ物をのどに詰まらせた可能性を主張し、「窒息死と考えるのが自然」と反論したとのこと。
 
別の報道では
弁護側証人の内科医は弁護側に開示された資料を基に、衰弱が進行していたことは認めたが、血液中の栄養分や皮下脂肪がある程度残っていたなどとして、「死を招く危険な状態ではなかった。何かを詰まらせたことによる窒息死の可能性が高い」と反論したとのこと。
 
***第五回公判(10月5日)***
証人尋問
1)女性被告(母親)の証言
「3月ごろに男性被告から娘への暴力が始まった。4月、モンブランを食べられたことに腹を立て、床に倒れるほど強くぶったたき、引きずった」と証言したとのこと。
 
さらに当時の状況を詳しく語り、「5月には口にバナナを突っ込み、粘着テープで口を塞いだうえ、手足をベビーカーにグルグル巻きにくくりつけて就寝したこともあった」と男性被告が虐待していたと主張したとのこと。
 
女性被告も男性被告から連日暴言を受けていましたが、金を貸していて別れることができなかったとしたとのこと。
 
別の報道では
冒頭で検察に「あなたは女児に暴行したことはありますか」と聞かれると「ありません」と証言したとのこと。
 
一方、男性被告が女児の頭を平手でたたき、引きずるのは見たことがあると話しました。また、女児が亡くなる6日前には、手や足をガムテープで巻かれ、ベビーカーに固定された状態を見たたこともあるとのこと。翌日の未明、女児の頭にはたんこぶがありましたが、男性被告に「虐待が疑われるとネットに書いてあった」と言われたほか、朝には腫れがひいていたため、病院に連れて行かなかったと証言したとのこと。
 
女児は、死亡したときには頭の骨が折れ、やけどやあざなど、顔から足先まで全身に大けがをしていた。しかし、女性被告はそのけがを男性被告がさせた確信は持てず、逮捕された後も「信じ切っていた」と話したとのこと。
 
その後、様々な証拠を見ながら思い出していくと、女児にけがをさせたのは男性被告しかいないと思うようになったとのこと。
 
更に別の報道では
女児が亡くなる数時間前には女児の体が持ち上がるほど髪の毛を引っ張った」などと証言したとのこと。
 
「4月上旬に女児が男性被告のモンブランを勝手に食べた際に、思いきり平手で床に倒れこむまでたたき、洗面所に引きずっていった」
 
「(男性被告が)女児の頭を殴って泣き叫んだことがあった。暴行を見るたびにやめるように言った」
 
女児が亡くなった2019年6月5日。男性被告は午前2時に女児に立つように指示。
しかし立ち上がることができなかった女児の髪を引っ張って立たせる暴行をしていたとのこと。
その約3時間後、女児は死亡が確認されたとのこと。
 
「もともと小柄なので極端に衰弱しているとは思わなかった。イヤイヤ期で食べなかったためだと思っていた」
 
翌日(5月31日)には仕事中に男性被告から「女児が骨折しているかもしれない」とLINEで連絡があった。女児が亡くなった6月5日の直前にも、男性被告が女児をげんこつで殴っていたと証言したとのこと。
 
***第六回公判(10月6日)***
被告人質問
1)「自分が気づかないうちに女児の体に"あざ"ができていたことがあった」「女児がいたずらをした時に、女性被告が頭をたたいていた」などと時折涙を見せながら証言したとのこと。
 
弁護側からの「女児を叩いたりしたことがありますか」という質問に「食べ物を投げたときに軽く叩いた」などと答えたとのこと。
 
一方、同じマンションの住人が警察に通報した5月12日以降、女児が亡くなる6月5日まで“虐待”に関わりたくないとして「暴力はふるわなかった」と証言したとのこと。
 
弁護側の質問で、女児が死亡した2019年6月5日前後の経緯について答えた。
4日夜、男性被告と女児と母親の女性被告は、男性被告が用意した食事をとった。その後、男性被告と女性被告は1時間ほど入浴し、男性被告が先にあがると女児の苦しそうな声が聞こえた。女児はマット上で体を抱え込むようにうつぶせになり、手でのどを押さえて苦しんでいた。女性被告と2人で女児を逆さまに抱えて背中を叩くなどし、人工呼吸をほどこした。その後、女児と女性被告が救急車で病院に向かったとのこと。
 
検察から死亡した女児の傷について問われると「僕は一切やっていないし、(母親の)女性被告がやったんだと思います」と答えた。女児の頭部外傷、顔や体の皮下出血の原因については「わかりません」と答えた。検察は、女児が家ではおむつ姿で過ごしていて、一緒に住んでいた男性被告が傷の原因もわからないのは不自然だと指摘したとのこと。
 
「(女性被告は)「産んだこと後悔した」オムツを替えるとき『生きた心地しない』と毎回言ってました。ごはんも全部コンビニ弁当で、家で服を着させているのも見たことない」とのこと。
 
男性被告は5月下旬、女児が頭を痛がっていると病院に通報しました件について
「病院の担当者の態度が悪かったのでムキになった。イラっとしたし、他人の子を病院に連れていく立場ではないと思った」
 
結局、女性を病院に連れて行くことはなかった。
 
***論告求刑公判(10月7日)***
1)男性被告に対し検察は懲役18年を求刑した。
 
2)検察側は7日の裁判で「犯行のあらゆる点を否認し反省の色も感じられない」として懲役18年を求刑したとのこと。
 
別の報道では
検察側は「暴行を繰り返した上、医師の治療を受けさせず悪質だ」として懲役18年を求刑したとのこと。
 
「20日間にわたって暴行を繰り返して、食事も与えず家に閉じ込めた。熱い液体をかけるなど暴行を楽しむような犯行態様で残虐だ。女児にとっては生き地獄と言える状況だった」として、懲役18年を求刑したとのこと。
 
3)裁判長「最後に一言ありますか?」
男性被告「僕は検察官のいうようなことは絶対にやっていません」と述べたとのこと。
 
***判決公判(10月16日)***
被告に懲役13年(求刑懲役18年)の実刑判決を言い渡したとのこと。
 
1)札幌地裁は「すべてのケガが男性被告によるものとは断定できないものの、死期を早めた頭の大けがは男性被告によるもの」と指摘したとのこと。
 
裁判長は判決理由で「暴行したのは被告と考えるのが自然」と退けた。その上で衰弱した女児を救命しなかったのは保身のためと指摘。「身勝手極まりなく誠にむごく悪質だ」と述べたとのこと。
 
札幌地裁は、男性被告による暴行はあったものの、直接的に死亡につながるものではなかったとして、傷害致死は認定せず、傷害罪を適用したとのこと。
 
そのうえで、「被告は不合理な弁解に終始している」、「死亡した女児は孤独で哀れというほかない」と述べ、懲役13年の実刑判決を言い渡したとのこと。
 
別の報道では
裁判所は女児が男性被告と2人でいる時にケガをしていることなどから、男性被告の暴行があったと認めて「傷害罪」を適用したとのこと。
 
そのうえで「ケガの原因はわからない」などという証言については、「同居していたのに不合理だ」として認めず、懲役13年の判決(求刑 懲役18年)を言い渡したとのこと。
 
親子関係になくても、女児に「必要な保護を与える立場にいた」と認定。必要な食事や医療を与えず、女児を「衰弱死」させたと指摘したとのこと。
 
こんなところですね。
判決を整理すると
A)死因は衰弱死
B)すべてのケガが男性被告のものとは断定できないが、頭の大けがは男性被告のもの
C)男性被告の暴力は直接の死因ではないので「傷害罪」
D)親子関係になるくても、女児に「必要な保護を与える立場にいた」
E)「ケガの原因が分からない」と言うのは認めない
 
死亡の経緯が男性、女性両被告が入浴中に死亡していたと言う事なので、直接、暴行による死亡では無いと言う事なんですね。
もし、女性被告が入浴中で男性被告と女児が二人きりの時に女児が死亡していたなら、傷害致死を疑われる状況だったから、その意味では男性被告は運が良かったのかもしれませんね。
 
D)については、親子関係になくても同居していたら、「保護責任」があると言う事なんでしょうね。
常識的に考えればそうなると思います。
で一緒に住んでいるのに「ケガの原因が分からない」と言う言い訳は通用しないと言う事ですね。
 
量刑についてですが、あの虐待の限りを尽くした野田の小4女児虐待死事件でも男性被告の判決は懲役16年(求刑懲役18年)なんですよね。
この野田の事件でも裁判官は「情状酌量の余地は微塵もない」と言ってます。
 
こちらの事件では、不合理な弁解で反省している様子はありません。
ただし、死因が被告の直接の暴力でないので傷害致死ではなく、傷害罪になった為に、懲役13年(求刑懲役18年)なんでしょうね。
 
それでも、私は軽すぎると思う。
生前の女児の苦痛を考えれば、どう考えても軽い。やはり、虐待致死罪とか、拷問致死罪を作るべきだと思います。
 
さて、男性被告についてはこれで一区切りですが、一方の女性被告の公判はこれからですね。
少なくとも、女性被告には女児を保護する責任があったはずなので、医師に治療させなかった事、食事を十分に与えなかった事は追及されるでしょうね。
問題は、女性被告による虐待が他にあったのかどうかですね。
 
女性被告の公判に注目しましょう。
 

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2020/10/16

京都市下京区女性殺害事件その2(愛情?偶然?)

1)生前、女性はサンリオキャラクターグッズの販売店でアルバイトをしていました。姿が最後に確認されたのは今月5日、アルバイト先に出勤したときとのこと。
 
2)「第一発見者の叔母は、彼女の部屋に行った際、合鍵で玄関に入っています。つまり施錠された状態だった。ベランダに通じる窓の鍵は開いていましたが、
 
3)窓から逃げた痕跡も、現時点では見つかっていないとのこと。
 
4)部屋は金品を探したような跡はなく、捜査の過程で女性のものと思われる財布も発見された。
 
5)10カ所以上の刺し傷が首や上半身に見られ、なかには背中にも傷があったとのこと。
 
6)手には抵抗した際にできる傷があったとのこと。
 
7)遺体発見時、、寝室の扉は閉まり、電気はついていなかったとのこと。
 
8)遺体が発見された寝室以外でも血痕のようなものが付着していたとのこと。
 
9)女性の自宅は家賃1~4万円程度の3LDKの市営住宅に1人暮らし。
 
時系列
10月05日 アルバイトの最後の出勤
10月09日
夜    死亡推定時刻
10月10日 アルバイトを無断欠勤
10月11日 アルバイトを無断欠勤
14:00頃 遺体発見
 
こんなところですが・・・
あまり続報が出ませんね。
今回の情報の目新しいところでは、「防御創」、「背中にも傷」があったと言う点ですね。
普通に考えれば、犯人から逃げて、背中を刺され、対峙して防御創ができたと言うあたりですね。
 
私としては、他に気になる点として
A)バイトのシフトに5日間の空きがある。
最後の勤務が10月5日(月)で次のシフトが10日(土)なんですよね。10日(土)11日(日)はキャラクターグッズの販売店としては来客が見込める週末だから、ここの出勤は当然だと思うけど・・・月曜に出勤して、火曜日から金曜日まで休みと言うのは、コロナの影響だから?
でも、ゴートゥーキャンペーンは10月1日から開始されていて、観光名所をたくさん抱える京都なんだけど、平日に4日も休むほど、開店休業状態だったのかな?
 
とりあえず、この休業というか、勤務の空き時間はアルバイト先の指示によるものなのか?それとも、本人から休みたいとの申し出があったのか?そのあたりの情報が欲しいですね。
 
タイミングとして、事件発生の直前なので、このアルバイト休みの期間中に何か計画していたが、そこでトラブルとなった可能性など気になるところですね。
 
B)住居が3LDKは一人暮らしには広いかな?
ここは家賃とのトレードオフなんだろうけど、1万円なら借りても良いかと思うけど、4万円だと収入がアルバイトだけだと、ちょっと厳しい気がします。なのでルームシェアや同棲といった予定が無かったのか?も気になりますね。
 
C)寝室を消灯、部屋のドアも閉めている。
犯人が突発的に感情爆発で犯行を行ったのであれば、消灯したかどうかなんて気にしないでしょうね。
でも、寝室を消灯、ドアも閉めている。
 
玄関ドアの施錠と言うのは、犯人としては発覚を遅らせる為だったのかもしれないけど、消灯や寝室のドアを閉めると言うのは、発覚を遅らせる事にはならないし、犯人にとってはどうでも良い事だと思うんですよね。
 
それをしているのをどう考えるか?
この事件では、考え過ぎかもしれないが、遺体の扱いに愛情を感じる部分があります。
遺体が布団の上に仰向けに寝ていたのは偶然か?
遺体の一部に布団が掛けられていた(部位は不明ですね)
寝室の照明が消されていた。寝室のドアが閉められていた。
 
このあたりですね。
その一方で、殺害方法には思いやりや愛情は感じられない。
強い殺意と愛情が同居しているような気がしています。
 
もし、この解釈が正しいのであれば、被疑者死亡にならないように、早く逮捕して欲しいですね。
 
ただ、凶器を持ち去っている点が気になります。
逮捕される事を気に留めないのであれば、凶器を現場に残していても良いはずなんですよね。
これが一時的な時間稼ぎなのか?それとも、逃げ切るつもりなのか?
聞いてみたいですね。
 
続報を待ちましょう。
 

 

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2020/10/13

京都市下京区女性殺害事件(速報)

10月11日午後2時前、京都市下京区下之町にある市営住宅の7階の一室で、この部屋に住むアルバイトの女性(24)が、血を流して倒れているのを親族が見つけ、警察に通報しする事件が起きている。
 
女性はこの週末、連絡もなくアルバイトを休んでいて、玄関には鍵がかかり、首の左側などに10カ所以上の刺し傷があったとのこと。
 
事件があった市営住宅の部屋から、金品などが盗まれた形跡は見つかっていないとのこと。
 
警察によると、女性には首の左側などに、10カ所以上の刺し傷があり、その場で死亡が確認されたとのこと。
 
女性は、Tシャツにショートパンツ姿で、布団の上に倒れていて、着衣に乱れは無かったとのこと。
 
殺害に使われた凶器は、今のところ見つかっていないとのこと。
 
近所の人によりますと、女性は京都の繁華街・河原町でアルバイトをしていたとのこと。
 
警察によると、土曜日・日曜日と、連絡もなく欠勤が続いたため、アルバイト先の人が親族に連絡し、遺体が見つかったとのこと。
 
首の左側付近を中心に刺されており、府警は犯人が強い殺意を持っていたとみているとのこと。
 
府警によると、女性はTシャツにショートパンツ姿だった。寝室の布団の上で血まみれになってあおむけに倒れており、寝室で刺されたとみられるとのこと。
 
遺体は体の一部に布団が掛かった状態だったとのこと。
 
司法解剖の結果、死因は心臓の周りに血液がたまる心タンポナーデで、9日夜に死亡したとみられるとのこと。
 
司法解剖の結果、心臓に達する深い傷が致命傷。
 
女性の持っていた鍵が盗まれたかどうかはわかっていないとのこと。
 
警察は、現場の状況から犯行現場を寝室とみていますが、寝室以外でも血痕が確認されているとのこと。
 
ベランダの窓ガラスは無施錠だったが、室内から金品が盗まれたり、外部から侵入されたりした形跡は確認できていないとのこと。
 
時系列
10月09日
夜    死亡推定時刻
10月10日 アルバイトを無断欠勤
10月11日 アルバイトを無断欠勤
14:00頃 遺体発見
 
こんなところですね。
状況を整理すると
1)現場は10階建ての市営住宅の7階、発見時、玄関は施錠されたいた。窓は施錠されていないが、侵入の形跡はない。
2)死因は心臓を刺された事による心タンポナーデ、首の左側を中心に10か所以上の刺し傷
3)遺体は寝室の布団の上にあおむけで倒れていた。体の一部には布団が掛けられていた。
4)血痕は寝室以外にもあった。
5)死亡推定時刻は9日の夜(発見の2日前)
6)遺体はTシャツにショートパンツ姿で、着衣に乱れはない。
7)凶器の刃物は発見されていない。
 
色々と情報が不足していますね。疑問点を色々挙げると。
A)防御創の情報が無い。
心臓を刺されて即死に近い状態のようですが、逆に言うと、心臓を刺されるまでは生存していた、この時に首に10か所以上刺されたと言う事でしょ?
だから、防御創があれば女性は犯人と対峙していた事になりますね。
対峙して首を刺して、それが左側なら、犯人は右利きと言う事でしょう。
 
逆に防御創が無いのであれば、女性の後ろから首を刺して、最後の止めが心臓への一刺しだったと言う事になるのかな?
 
B)土足の情報が無い。
流しの犯行だったり、あるいは、顔見知りでも最初から殺害を前提にしているなら、土足で侵入する可能性があるけど・・・
今のところ、土足の足跡があったと言う報道はなさそうです。
まー窃盗犯でも、足音を立てないとか、侵入の痕跡を残さないと言う理由で靴を脱ぐ可能性はあります。
 
C)凶器が現場の物を使用した可能性の情報がない。
凶器が発見されていないけど、現場にあった包丁を使った可能性は考えられます。
ただ、その点についての報道は無いようですね。
 
犯人が凶器を持参しているなら、最初から殺意があったか?あるいは、脅す為の道具として用意していた可能性があります。
逆に現場にあった包丁を使ったのであれば、犯人が現場に入るまでは殺意が無かった可能性がありますね。
 
D)なぜ、犯人は玄関を施錠したが、窓は施錠しなかったのだろうか?
犯人が密室殺人を演出するなら、窓にも施錠してもよかったんですよね。
もっとも、7階だから実際には無理と言う判断があったのかもしれませんが・・・本当にそうなのか?は検証が必要ですね。
 
ドアを施錠したのは、密室を作る以外の目的としては、発見を遅らせると言う意味もあるのですが・・・
一人暮らしの女性に対して、それが意味があるのか?と言うのはちょっと疑問ですね。
かなり親しい友人とか、あるいは交際中の彼氏なら、近くにきたから寄ってみたなんて事もあるかもしれないけど・・・深夜から早朝にかけてはそんな事はないんじゃない?
 
犯人にとっては一晩あれば逃亡は可能なわけで、犯行が夜なら施錠する理由が無いと思うんですよね。
 
なので、この玄関の施錠は何等かの偽装の可能性も疑う必要があるかもしれません。
ベランダ側からの出入りの痕跡と合い鍵の数はいくつあるのか?の確認が必要ですね。
 
E)服装
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=61&block_no=47759&year=2020&month=10&day=9&view=
京都市の9日の1時間ごとの気象情報を見ると、9日はそれほど暑い日じゃないです。
1日中、20度を超えていません。
部屋の密閉度が高いから室温が上がっているのか?それなら、窓を開けていても良いはずです。
窓が開いていたと言う情報はありません。
 
運動をしていて暑かったのか?あるいは入浴後だったのか?
でも入浴後ならパジャマとかになりそうですけどね。
単純に暑がりだったのかな?
 
F)犯人の侵入口
玄関が施錠されていようが、7階だろうが、犯人が現場に侵入している事は間違いがないですね。
問題はどこから入ったのか?です。
7階のベランダ側から侵入したのでなければ、玄関から入っていると考えるしかありません。
ベランダ側なら歓迎されない相手と言う事になるし、玄関からなら、被害者が迎え入れたか?あるいは、犯人が合い鍵を使って侵入したと言う事でしょうね。
 
ただ、被害者が迎い入れたのであれば、同性か?異性なら相当に親密な関係なのかな?
 
G)布団の上は偶然?
布団の上に女性があおむけで寝ているところ(就寝中)を襲ったのであれば、最初から心臓を狙うでしょう?
仮に首を狙ったのだとすると、頭側から首を狙うと、右利きの場合、左側じゃなく右側になる。左を狙うには馬乗りにならないとできないかな。(左利きなら矛盾は無いですね)
それなら、馬乗りになった段階で女性が気付いて抵抗しそうですね。
 
そのあたりを考えると、立った状態で襲われたと考えた方が自然なんだけど・・・
(床や衣服の血痕の状態で立った状態か寝たじょうかは判断できるかもしれませんね)
そうすると、寝室で対峙したか?あるいは、別の場所で対峙したが寝室まで逃げてきて、再度対峙したと言うあたりなのかな?
 
とは言え、刃物を持った人物から逃げようとしているのだから、無意識に部屋の隅に逃げそうですよね。
それが、布団の上に偶然倒れるなんて事があるのだろうか?
 
可能性はゼロじゃないと思うけど・・・逆に、遺体を布団に寝かせた可能性は無いのかな?
親しい関係ならそんな事もあるんですよね。
 
親しい人間なら自首してください。

参考リンク
京都市下京区女性殺害事件その2(愛情?偶然?)

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世田谷一家殺害事件再考その200(住所)

 これまで私は、凶悪事件を考える上で、現場の住所情報と言うのは重要視してきませんでした。
住所が直接、事件の動機になる事はまずないからなんです。
事件報道も、詳細な住所を報道する事はありませんし。
 
この事件でも、詳細な住所情報は報道されていません。
ただ、この事件は例外的に現場住所の詳細が一部に公開さいれています。
 
今回の記事は私がこの住所情報を追っていく経緯を記録したものと考えてください。
 
1)住所情報
まーいつものように、この事件の資料や情報を眺めていて、みきおさんがドメイン取得した情報が目に留まりました。
この情報自体は既に既出の物ですから目新しい物ではありません。
ただ、一応、裏を取っておこうと思ったのが発端ですね。
 
みきおさんが取得したドメイン情報は
「mikio.com」この結果、ネット上からドメイン情報を問い合わせれば、誰でも登録情報を知る事ができるわけです。
この情報で公開されている住所が
 
3-23-26
Kamisoshigaya
Setagaya-ku@` Tokyo 157-0065
JP
 
つまり「世田谷区上祖師谷3―23-26」が現場の住所と言う事になる。
 
2)クロスチェック
でこの情報をクロスチェックする為に検索してみるわけです。
基本的に報道情報には詳細に住所が出ないと言う原則のもとにヒットしませんでした。
(wikiだけが誤った住所でヒットしましたが、現在は表示されていないようですね)
 
で、ネットでのクロスチェックを断念して地図情報から逆引きする事でクロスチェックします。
 
ゼンリンのナビソフトを使うと上祖師谷3丁目には現在3つの住所が登録されている。
これをGoogleMAPで位置を確認すると確かに3つの場所が確認できる。
ただし、3-23-17はGoogleの航空写真でみる限り、建物は無い更地になっているようです。
建物が確認できるのは、3-23-26(現場)と3-23-33(民家)ですね。
 
Photo_20201013113503 Photo_20201013113601 Photo_20201013113603 Photo_20201013113502 Photo_20201013113602
3丁目23番地の登録情報 3丁目の範囲 3-23-17 3-23-26(現場) 3-23-33(民家)
3)疑問
ここで新たな疑問が出るわけです。
一つ足りない?・・・つまり燐家の入江さん宅の住所が無いんです。
宮澤家と入江家(泰子さんの母宅)は隣接しているが別の家と言う認識なので、もう一つ入江家の住所が足りないのではないか?と言う疑問です。
 
4)仮説
この疑問を解決する方法としては、今まで2軒の別々の家と言う認識でしたが、少なくとも土地については1件なのではないか?と考えると説明できますね。
 
これの根拠と言うか補足情報を探します。
この件については唯一の情報が週刊誌情報ですが有ります。
 
この土地の購入情報としてこの情報があります。
1990年 自宅購入(宮澤さん夫婦が泰子さんの母親や姉夫婦と共同で約一億五千万で購入した中古住宅。)
 
つまり、共同購入なので共同所有となり、土地は分割(文筆)されていない状態で、その上に2軒の建物をたてのではないか?と言う仮説を導入します。
 
実際には公図をみれば土地の情報が一発で確認できるのですが、このコロナ禍の中、世田谷まで公図を確認しに行きたくないと言う事情で今回は仮説のまま話しを進めます。
 
あとは例え、同じ土地の上でも建物を区分する住居番号が付くと思うので、住居表示が2軒で全く同じになるとは思えないです。
 
5)懸念
さて、入江家と宮澤家の住所が同じだとして、では何が懸念されるのか?
 
それは「人違い殺人」です。
例えば、この事件が「依頼殺人」だとして、依頼内容が「上祖師谷3-23-26の家から「ブツ」を回収してくれ、家族は殺害してもかまわない」と言う内容だとしたら?
 
犯人は住所を頼りに現場を事前に確認するでしょう?
その時、公園内の通りから奥に入って確認するはず。
その時、手前にある宮澤家の表札(住所表記)を見て「ここだ」と判断しても不自然じゃないですよね。
 
犯人が「住所は一つ」と言う先入観を持っていれば、更に奥の入江家の表札(住所表記)を確認しないまま、宮澤家だけを確認して「ここだ」と判断してもおかしくないわけです。
 
そう、この住所が燐家と同じと言う事で「人違い殺人」を肯定する材料が一つ増えます。
 
5)結論は変わらない
「人違い殺人」の肯定材料が一つ増えるのですが・・・同時に否定する材料も一つ増えます。
 
これが、依頼殺人にしろ単独犯にしろ、人違い殺人だったとしたら、実行犯は殺人で死刑、依頼した人物も殺人教唆で死刑でしょう。
 
何が言いたいかと言うと、死刑を覚悟して行った犯行が目的を達成できずに終わって、それで済むのか?と言う事ですね。
 
既に、4人を殺害している段階で死刑当確です。ならば、人違いと判明した段階で、本命を襲って目的を達成するはずじゃないの?と言う事ですね。
 
その意味で、事件後に入江家に強盗が侵入したと言う話は聞いた事がありません。なのでこれが否定する材料の一つですね。
 
更にもう一つは、高齢の泰子さんの母を狙ったとは思えないわけで、残るは多分クリスマス休暇を日本で過ごす為に来日していた入江さん一家を狙った事件と考えるわけですが・・・
 
ここでも疑問なのが、いわば日本に帰省しに来る入江さん一家が、重要な物をわざわざ日本に持ち込むのか?と言う疑問です。当時学生だった長男と、多分主婦だった入江さん本人が狙われる可能性は無いとして、入江さんの旦那様が狙われた場合。
本拠地である英国がクリスマス休暇なので、英国や欧州、北米も同様にクリスマス休暇で仕事にはならないはずですよね。
 
なので普通に考えれば、襲われるような重要な物を持ち込むとは思えないです。
 
と長々と書いてきたわけですが、結局のところ、「人違い殺人」の可能性は低いのではないか?と言うところに行きつきますね。
2020/12/28 表の左側が表示されるように写真データのプレビューサイズを変更

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2020/10/12

埼玉県さいたま市小4男子殺害事件その4(一審判決)

一審判決懲役16年(求刑懲役20年)です。
 
***初公判(9月30日)***
起訴状などによりますと、住居不定・無職の男性被告(33)は、去年9月、義理の息子だった男児(当時9)の首を電源コードで絞めて殺害し、メーターボックスに遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われているとのこと。
 
1)義父は「間違いありません」と起訴内容を認めたとのこと。
 
2)検察側は冒頭陳述で、男児は被告のことを慕っていたものの、「被告は男児の言動に不満を示していた」と指摘したとのこと。事件当日に男児が学校から帰宅後、トラブルとなり、殺意を抱いたと述べたとのこと。
 
殺害後は犯行が発覚しないよう、遺体を黒色ビニール袋を使って外部から見えにくくし、凶器の電源コードや男児のサンダルを自宅内のごみ袋に捨てたとしたとのこと。
 
別の報道では
「犯行態様が悪質であり被害結果も重大である」「短絡的かつ身勝手な犯行で意思決定に強い非難がある」などと指摘したとのこと。
 
3)弁護側は「当時、被告がどのような悩みを抱えていたのか、今後も同じような事件を繰り返してしまう人なのかを見極めてほしい」と述べ、情状酌量を求めたとのこと。
 
別の報道では
弁護側は「犯罪が成立することに争いはなく、犯行の動機や経緯、再犯の可能性を踏まえて正しい刑を考えてもらいたい」と主張したとのこと。
 
3)証人尋問で被告と当時婚姻関係にあった男児の母は、男児を「明るく、優しい子」と説明したとのこと。
事件後、父からもらった手紙に、「自分もつらい。出所するまで、待っていてほしい」などと書かれていたことから、「事件と向き合わず、心からの反省がない。どうして事件が起きたのか、自分がやってきたことを全て話してほしい」と訴えたとのこと。
 
***論告求刑公判(10月2日)***
1)検察側は懲役20年を求刑した。
 
2)検察側は論告で「強固な殺意に基づく危険な犯行」と断じ、落ち度のない男児を短絡的に殺害して自己保身のために遺体を隠したと指摘したとのこと。
 
別の報道では
検察側は、「被害者が抵抗していることを認識しながら、数分間にわたって首を絞めた」と指摘したとのこと。
 
また、「強固な殺意に基づく危険で卑劣な犯行。首を絞められたときに被害者が感じた絶望感は筆舌に尽くしがたい」として、被告に対し、懲役20年を求刑したとのこと
 
3)弁護側は、男児との関係に悩みを抱える中での衝動的な犯行だったと訴え寛大な判決を求めたとのこと。
 
別の報道では
「被告が本当の父親ではないことに焦燥感を感じ、悩んでいた点を一定程度酌むべき」とし、懲役8年が相当と主張したとのこと。
 
4)求刑後、裁判長に促されて証言台に立った被告は、涙ながらに「あの日に戻りたい。こんなはずじゃなかった」と悔悟の念を口にし、意見陳述のために出廷していた母親を向いて「ごめんなさい」と謝罪したとのこと。
 
これに対し母親は、被告に叫んだ
「許しませんよ、絶対に。息子を返してくださいよ!」
 
 
***判決公判(10月9日)***
1)懲役16年(求刑懲役20年)の判決が言い渡された。
 
2)判決公判で裁判長は「養子縁組からわずか半年の犯行。なんの落ち度もない被害者に対する殺害行為はあまりにも短絡的で酌量の余地がなく強い非難に値する。死体遺棄についても身勝手で悪質」と指摘したとのこと。
 
別の報道では
裁判長は「被害者の首を背後から電源コードで分単位にわたり絞め続けたことは強固な殺意に基づくもの養父として養育すべき立場であり、意思決定は短絡的で強い非難に値する」と指摘したとのこと。
 
そのうえで、被害者らに謝罪をしていることなどを考慮し、検察側の懲役20年に対し懲役16年の判決を言い渡したとのこと。
 
3)裁判長は最後に「犯行を認識して反省すべきことが何か考えてほしい」と話したとのこと。
 
***補足情報****
公判の中で出た情報だと思いますが、どの時点の情報か不明の為、補足情報とします。
 
1)男性被告33歳はこれまで一度も、仕事をした事がなかった。
男児の母親とは婚活アプリで知り合ったが、
 
元妻には「大卒で、保育士と社会福祉士の資格を持っており、avexという音楽関係の会社の社員」と説明していたが、全て嘘だった。
被告の実母もこの嘘を指摘しなかった事で、元妻とその両親もこの嘘に気付いたのは事件の後だった。
 
2)元妻と婚活アプリで出会うまえからアパートで同姓している女性がいた。
 
3)元妻との結婚後に家を購入。
300万円の頭金を被告は実母に出してもらい、さらに2500万円の援助を受け、元妻と5300万円の家を買った。
 
4)男児が4年生になった後に男児の紅白帽と、キッズケータイがたびたび紛失するようになった。これを被告は「それぞれ一度だけ隠しました」と弁護人に説明していた。自ら隠したうえ「片付けないからこんなことになるんだよ」と、説教をしていたとのこと。
 
5)事件当日、男児の帰宅後に紅白帽が無くなる。
しかし、近隣の防犯カメラ映像には、男児が紅白帽をしっかりと被って下校する様子が映っていた。
事件後、紅白帽は、かつて被告が「事件から数ヵ月前に、紅白帽を一度だけ投げた」というベランダの下の植え込みから発見されている。帽子には、男児の筆跡で名前が書いてあった。それは殺害される2日前、男児が自分で書き込んだものだという元妻の証言から、事件当日に被害者が被っていた帽子である事が判明したとのこと。
 
過去に男児がなくしたというキッズケータイのうち1台も、電源を切った状態で、住宅敷地内から見つかったとのこと。
 
6)事件当日の男児との口論について被告の説明
「帰宅時、息子は紅白帽を所持していませんでした。『どうしたの』と聞いたら『あれっ』というふうになり『探してきな』と行かせました。『なくしたんだから怒られるのは当然でしょ』と言うと、息子はパニックになったとのこと。
 
『僕なんかいなくなってしまえばいいんだ、死んじゃえばいい、死にたい死にたい』と言ったのでそこで初めて怒鳴りました……。『そんなこと言ったら、ママが悲しむだろ!』と……すると『本当のお父さんじゃないくせにママみたいに言わないでよ』と言われて……絶句しました」とのこと。
 
この説明に対する検察側の被告人質問は
検察官:「この事件まで被害者は何度も帽子をなくし、その度にお母さんに怒られていたんですよね。それまで『死にたい』と言ったことはありましたか?」
被告:「ないです」
検察官:「なのにこの日、紅白帽をなくしただけで『死にたい』と言ったんですか?」
被告:「はい!」
検察官:「週末にはディズニーランドに行く予定だったんですよね? 学校を楽しんでたんですよね、友人もたくさんいたんですよね? 前の日にテストで100点とったんですよね? そんな子がその日に『死にたい』と本当に言ったんですか!」
被告:「あの子はパニックになると『死にたい』ということ、よくあります」
 
時系列
2008年 高卒後に東洋大学に入学、アパートで独り暮らしを始める。
1年後? 後輩女性と同姓を始める。
2013年 大学に行かなくなった事で除籍
その後も働く事なく、母親からの仕送りで同棲生活を送る。
2018年頃 被告が婚活アプリで婚活を開始
その後、元妻と婚活アプリで知り合う
2018年11月 結婚を申し込む。
2018年12月 元妻と暮らし始める、この時まで後輩との同棲を続ける。後輩女性とは伯母のところに引っ越すから部屋を引き払うと嘘を言って別れる。
2019年3月 元妻と入籍、男児とも養子縁組をする。
この時点でも仕事はしていないが、就活はしていて履歴書には「東洋大卒。保育士と社会福祉士の資格あり。avexに2019年3月まで勤務」の嘘の経歴を書いていた。
2019年4月 男児が4年生になる。
その後、家を購入
 
こんなところですね。
えーと、裁判の報道だけだと、再婚で妻の連れ子との距離感に悩んだ義父による衝動的な事件のようにも見えてしまうわけなんですが・・・
補足情報を見ると、もっと根本的な部分で被告人には問題があったのではないか?と思うわけです。
 
一言でいえば、虚言壁とか、あるいは嘘依存症と言えるかもしれないですね。
大学入学後に知り合い、同棲していた後輩女性には、大学中退とか無職とかと言う事実は知られているわけで、この時点では嘘をつく必要は無かったのでしょうが・・・
 
そもそも、なぜ、被告は結婚なんてしようと考えたのだろう?
性欲の処理の為なら、後輩女性との同棲で問題なかったはずだし、この後輩女性にしても、「引っ越しするから別れる」と言うおよそ、愛情のかけらもないような理由で別れられるのだから、恋愛感情や未練などあるとは考えられないですよね。
 
婚活を始めたのが2018年なので31歳の時かな?
30歳を過ぎて、無職、母親からの仕送りで生活しているから、「ヒモ」ってわけじゃないけど・・・
母親からそろそろ、「なんとかしろ」って話が出たのかな?
母親が20歳の時の子供だとしても、母親は50歳、もし30歳の時の子供なら母親は60歳ですからね。
息子の将来が心配になっても不思議じゃないと思います。
 
ただ、それなら「結婚」じゃなく「就職」だと思うんですよね。
しかも、初婚で相手が「シングルマザー」と聞いて、被告の母親はどう思ったのだろう?
もちろん「シングルマザー」が悪いと言うわけじゃないです。
これまで、仕事もせずに、後輩女性と気ままな同棲生活をしていた息子が、果たして、人の親に成れるのか?家庭の中で夫としての役割を果たせるのか?といった当たり前の不安は無かったのだろうか?
 
しかも、息子は結婚相手やその両親に全くの「嘘の経歴」を話しているんですよね。
まー母親としては、結婚の責任からちゃんと仕事をしてくれる事を願っていたのかもしれませんね。
 
ただ、その願いは叶わなかったと言う事なんでしょう。
 
例え嘘の経歴を履歴書に記載しても、普通の会社なら前の会社に確認するでしょうし、健康保険や年金の記録をみれば、仕事をしてない事がばれますよね?
アルバイトだから、社会保険に入ってませんっていうのは有りなんだけど、一流会社の社員と言ってますからね。
一言で言えば「世の中をなめている」と言う事なんだけど、一度も社会人経験が無いから、そのあたりの社会の厳しさも知らなかったのかもしれませんね。
 
この事件を防ぐにはと考えた場合、被告側のアプローチと遺族側のアプローチの二つがあります。
被告側のアプロ―チとしては
A)大学を卒業させて、ちゃんと就職させるべきだった。
大学は中退でも良いが、就職させなかったのが最大の問題だと思います。
現実の厳しさを体験するでしょうが、それでも、無意味な嘘を平気で言えるような人物にはならなかったではないか?と思います。
 
遺族側のアプローチとしては
B)結婚相手の身元調査をしっかりするべきだった。
特に興信所を使わなくても、仕事をしているかどうかぐらいは、名刺一枚もらえば調べられると思うんですよね。
名刺には社名、部署名、住所、電話番号、メールアドレスぐらいは書かれている。
会社の代表番号に電話して部署名から個人を呼び出して、本人が出るかどうか?とか、メールアドレスのドメインの登録者名を調べるとかね。
 
他には、もし、披露宴をしているなら、招待客に会社関係者がいない事とか、大学の同級生がいない事とか、不審に思う事はあったと思います。
 
あとは単純に預金通帳をみれば、毎月の給与の振り込みが社名であるはずでしょ?
 
そもそも、結婚するべき相手では無かったと思います。
 
C)住宅ローンは疑うべきだったかも?(推測です)
結婚後に5300万円の家を購入してます。支払いの内訳は、300万の頭金、他に2500万を被告の母親が支援していると言う事なんですが・・・残りの2500万円はどうしたのか?
無職の被告が住宅ローンを組む事はできないでしょ?
すると、元妻が2500万の住宅ローンを組んだとしか思えないです。(推測です)
 
被告の母親が代わってローンを組むのは年齢的に無理だと思いますし、現金で支払えるなら、5300万全て、母親が支払っているはずですよね。
 
もし、被告が一流企業に勤めているなら、2500万ぐらいのローンは組めたはずなのに、家の半額を妻にローンを組ませると言うのには、どんな説明を被告はしていたのだろう?
共同所有にすると言う話をしたのかな?
でも、これから一生家族でいようと言うのに、共同所有にするからローン半額出してと言うのも、私としてはちょっと理解できないですね。
なので、もし家の半額のローンを妻が組んでいたのであれば、この点は追及しても良かったかもしれませんね。
(事件現場がこの5300万円の家だったのか?は不明ですね。)
 
まーいずれにせよ、結婚相手は慎重に選びましょう。
 
最後に亡くなった男児のご冥福をお祈りします。

参考リンク
埼玉県さいたま市小4男子殺害事件その3(義父逮捕)

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2020/10/07

兵庫県神戸市ヤマト運輸女性刺殺事件その2(事件の経緯)

まずは続報です。
1)容疑者が以前勤めていた会社の人の談
人柄はすごく真面目でトラブルもなかった。彼がそこまでやるということは、よっぽど何かがあったのかなとは思う。信じられないというのが正直なところ。
 
別の報道では
関係者によると、10年ほど前には、市内の運送会社でドライバーとして勤務。当時の上司(55)は「口数も少なく、目立たない感じの子だった。勤務態度はまじめだった」と振り返り、「ヤマトを辞めさせられた理由がよっぽど納得いかなかったのかよく分からないが、事件のことを聞いたときは衝撃的だった。あの頃と人が変わってしまったのかも」と話したとのこと。
 
2)近隣住民によると、今春頃から、現住所の集合住宅で1人暮らしをしていたとのこと。近隣の女性(82)は「あいさつをしたら返してくれるが、無口で寡黙な感じだった。」と話したとのこと。
 
容疑者は、事件現場の同センターから北西約1・5キロのマンションに1人で暮らしていた。住民らによると、近くに母と双子の弟も住んでおり、3人で仲むつまじく出掛ける様子が目撃されていたとのこと。同じマンションに住む女性(82)は、夜遅くに出掛け、朝方に帰宅する容疑者をよく見ていたとのこと。
 
3)容疑者(46)は現場の集配所で朝の仕分け作業を担当し、配達には関わっていなかったとのこと。
 
4)県警によると、事件があったセンターの従業員は、容疑者について「昨日(5日)解雇された」と説明。5日早朝、容疑者が別の従業員とトラブルになり、仲裁に入ったのが被害女性だったとのこと。容疑者の手が女性の体に当たり、暴力を振るったとして解雇されたとのこと。女性は会社に促されて県警神戸北署に相談したが、被害届は出さずに帰宅していたとのこと。
 
別の報道では
捜査関係者などによると、事件前日の5日早朝、容疑者と女性、けがをした男性従業員の3人が荷物の仕分け作業を担当。その際、同容疑者の荷物の扱い方をめぐって男性が注意したことで口論になり、女性が仲裁に入ったとのこと。その際に同容疑者の手が女性に当たり、会社側が女性に被害届を出すように促した。このトラブルを理由に同容疑者は解雇されたとされるとのこと。
 
女性は、会社から被害届を出すよう指示されましたが、「容疑者は私に暴力を振るったわけではない」と、警察に相談したものの被害届を提出しなかったとのこと。
 
6)捜査関係者によると、同容疑者は「ホームセンターで包丁2本とバットを買った。(女性と男性従業員を)刺して、店をつぶすつもりだった」とも説明したとのこと。
 
調べに対し容疑者は「前日のトラブルが原因で会社を解雇され腹が立っていた。殺す気だった」と容疑を認め、さらに「2人を殺す気だった。事件前日にホームセンターで包丁2本と木製のバットを買った」とも供述しているとのこと。
 
店の購入履歴には、事件前日の午後6時過ぎに、包丁2本のほか、木製バットなどを購入した記録が残されていて、警察は、犯行に使われた包丁か捜査しているとのこと。
 
7)県警は7日午前、同容疑者の自宅を捜索した。
 
8)女性が刺されたあと、容疑者は、男性従業員に別の刃物で襲いかかっていて、警察は7日、容疑者を殺人未遂の疑いで再逮捕した。
同容疑者は6日、警察官に対する公務執行妨害容疑で現行犯逮捕されたが、処分保留で7日午後に釈放されていたとのこと。
 
9)捜査関係者によりますと容疑者は以前から男性との間にトラブルがあったとのこと。
(事件当日、手に怪我をした男性)
 
10)警察によりますと、容疑者は刃物を持ちながら「お前も殺したる」と言って男性従業員に近づいてもみ合いになったとのこと。
 
11)容疑者は「2人が出勤するところを狙った」とも供述しているとのこと。
「2人を殺す気だった。荷物やパソコン、車も壊すつもりだった」と供述しているとのこと。
 
12)県警によると、容疑者は「事件前日のトラブルが原因でクビになった。一番の原因は(被害者の)2人とのトラブルで、殺すつもりでした」と容疑を認めているとのこと。
 
13)事件2日前の4日、容疑者は神戸市内の自動車販売店で、自分の軽自動車を10万円で売却し、セダンタイプの中古車を購入する仮契約を結んでいたとのこと。
 
時系列
2020年
10月04日 容疑者が新しい中古車を購入する仮契約をする。
10月05日
     容疑者が別の従業員とトラブルとなり、解雇される。
その後  死亡した女性が警察にトラブルを相談した。
18:00過 容疑者が包丁2本と木製バットをホームセンターで購入
10月06日
04:20頃 通報。
04:25頃 容疑者の車がパトカーと衝突。公務執行妨害で現行犯逮捕。
10月07日
午前   容疑者宅を家宅捜索。
午後   公務執行妨害について処分保留で釈放
その後  殺人未遂容疑で再逮捕
 
一応こんなところですね。
色々と事情が分かってきましたが・・・まだ情報が足りないですね。
今出ている情報から事件の経緯をまとめると
 
A)死亡した女性(47)、怪我をした男性(60)、容疑者(46)は多分、以前から仕分け作業を3人で担当していた。
 
B)男性(60)と容疑者(46)は以前からトラブルがあった。
 
C)事件前日の仕分け作業中に男性(60)が容疑者の作業について注意すると二人はケンカとなった。
 
D)二人の仲裁に入ったのが死亡した女性(47)だった。この時、容疑者の手が女性の体に当たる。
 
E)会社はこれを暴力事件と判断して、容疑者を即日解雇した。(ASKAの推測)
 
F)会社は女性に対して被害届を出すように指示。
 
G)女性は警察に相談するも「暴力では無い」と被害届を出さなかった。
 
こんな流れになると思います。一見すると自然な流れのようにも見えるけど・・・実は事件を考える上で重要な情報が抜けている。
それは、この3名がいつから仕分け作業を担当していたのか?、特に容疑者はいつから仕分け作業を担当していたのか?と言う情報です。
付随して、3名の立場が何だったのか?と言うのも重要ですね。正社員?パート?派遣?
 
例えば、容疑者が仕分け作業を1年以上していると言う事であれば、仕分け作業には慣れていたはずです。
そして、この3名がずっと以前から仕分け作業の担当をしていたのであれば、前日の「荷物の扱いが雑」と言う注意はもっと以前にされていなければならないわけですよね。
何度注意しても作業態度が変わらないと言うのであれば、それが理由での解雇もあり得ると思います。ただ、解雇前に他の職種への転換と言う話があっても良いとは思いますね。
もし、前日の1日だけが「荷物の扱いが雑」ならば、「いつもは丁寧に扱っているのに、今日はどうしたんだ?」と言う話でいきなりケンカとなるほど激高する話では無いと思うんですよね。
 
ただ、B)の以前からのトラブルが、以前から「荷物の扱いが雑」と言う注意が原因になっている可能性があります。
その一方で、容疑者の側にも「不満」があったのではないか?と言う推測もできます。
 
情報から見て、仕分け作業はこの3名だけで行っていたと思われます。
だとすると女性(47)、男性(60)、容疑者(46)の三名の仕事の割り振りはどうだったのか?と言う事になります。
 
一般論で考えれば、女性よりも、男性が体力(腕力)があり、同じ男性なら60歳よりも46歳の方が体力(腕力)があると言う事になると思います。
何が言いたいかと言うと、この3名の中で一番体力(腕力)のある容疑者に作業量が多く振られていたのではないか?と言う事です。
その上、パートと言う立場で、作業量が一番多いのに、他の2名よりも給与が安いと言う状況であったとしたら、容疑者としては日常的に不満を持っていても不思議では無いでしょうね。
 
その中で、自分よりも仕事をしていない(できない)男性から、作業について注意されるのは大きなストレスだったのではないか?と私は考えています。
そんな状況で事件前日には、感情が爆発してケンカとなってしまったと言うのは、ありそうな話ですよね。
 
ただし、ここで注意しなければならないのは、警察に相談しているのが60歳男性では無い事です。
これは、ケンカ相手の60歳男性を殴っていないと言う事でしょう?殴っていれば、60歳男性が警察に被害届を出しているはずです。
 
ここでなぜか、会社は殴られていない女性(女性は事故だと認識していますね)に対して、被害届を出すように指示をしています。
どうしてそんな指示をしたのか?が分かりません。
顔にアザができるほどの接触があったのであれば、やむを得ないかな?と思いますが・・・そうでないなら、会社としては穏便に済ませたいところじゃないのかな?
このあたりの事情は続報を待つことにしましょう。
 
もう一つの疑問は解雇のタイミングです。
女性は被害届を出していないから、容疑者は逮捕されるような状況ではないんです。
これは、傷害事件になっていない段階で、容疑者を解雇したと言う事なんですよね。どんな理由で解雇したんだろう?そこも知りたいですね。
 
ただ、いずれにせよ、解雇された容疑者に対して、社会的な抹殺に等しい、犯罪者になると言う運命から、容疑者を救ったのが、死亡した女性であったと言うのは、まったく皮肉な話です。
容疑者はこの事を知っているのかな?
 
続報を待ちましょう。

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2020/10/06

兵庫県神戸市ヤマト運輸女性刺殺事件(速報)

午前4時20分ごろ、神戸市北区山田町の「ヤマト運輸・神戸北鈴蘭台センター」で、「きのう解雇された職員が暴れている。1人が包丁で刺された」などと通報する事件が起きている。
警察によると、従業員の40代の女性が腹を複数か所刺され死亡し、60歳の男性が軽傷を負ったとのこと。
 
現場は神戸市の中心部から北へ5キロほどの住宅街からほど近い山の中。
 
警察によると40代の従業員とみられる女性が腹部に刃物が刺さった状態で倒れていてまもなく死亡が確認されたとのこと。
また、60歳の男性従業員ももみ合った際にけがをしているとのこと。
 
警察は約5分後、容疑者の男は車で逃走したが、逃走中の車でパトカーに衝突したとして、容疑者(46)を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
 
男は元同僚の男性容疑者(46)で、刃物を複数持っていて、「人を刺した」と話しているとのこと。
 
警察の調べに対し、「人を刺したり散々なことをした後でどうせ逮捕されると思い、警察官が運転するパトカーだと分かってぶつけた」と容疑を認めているとのこと。
 
神戸北署によると、公務執行妨害の疑いで逮捕された容疑者(46)は、女性を刺した後、従業員の車を敷地内で乗り回したとのこと。
敷地内にはつぶれたコーンや段ボールなどが散乱し、残された車の車体がへこんでいたとのこと。
 
当時、容疑者は敷地内で別の従業員の車を運転し、ほかの車両などと衝突して走行不能になった。その後、自分の軽自動車に乗り換えて逃走し、現場から100mほど離れた路上で、通報を受けて来たパトカーに衝突し、その場で逮捕されたとのこと。
 
容疑者が逮捕された現場は、同センターから約100メートル北西の路上。兵庫県立神戸特別支援学校前で、容疑者の軽乗用車とパトカーが衝突。送迎バスが運行できなくなったため、同校は臨時休校を決めたとのこと。
 
容疑者の母親と双子の弟が(容疑者自宅の)近くのマンションに住んでいるといい、同じ棟に住む男性(78)は「親子3人で一緒に買い物にいったり車で出掛けたり仲良い印象だった」と話した。
 
親会社のヤマトホールディングス(東京)によると、同センターなどを管轄するヤマト運輸の神戸北支店に属するパート従業員として、早朝に荷物の仕分けを担当していたという。「いつ解雇されたかや、辞めた理由については個人情報のため答えられない」としているとのこと。
 
捜査関係者によると、容疑者は警察官に身柄を確保された際「解雇されて腹が立った」と話したとのこと。
 
兵庫県警によると、死亡したのは同社の従業員女性(47)=神戸市北区=で、容疑者の元同僚とのこと。
 
軽傷の男性従業員は「職員同士のもめ事で、前日解雇された職員が車をぶつけ回っている」と通報しており、県警は何らかのトラブルがあったとみて調べるとのこと。
 
容疑者は5日、別の従業員とトラブルを起こしていて、死亡した女性はこのトラブルについて警察に相談していたとのこと。
 
時系列
2020年
10月05日
     容疑者が別の従業員とトラブルとなり、解雇される。
その後  死亡した女性が警察にトラブルを相談した。
10月06日
04:20頃 通報。
04:25頃 容疑者の車がパトカーと衝突。公務執行妨害で現行犯逮捕。
 
こんな感じですね。
どうなんだろう?一報を聞いた時には、マツダ広島工場無差別殺傷事件や秋葉原事件を連想したのだけど・・・
前日のトラブルの内容が気になります。
 
と言うのも、情報から考えると「トラブルを起こしたその日に解雇されている」と考えるしかないんですよね。
即日解雇と言うのは相当なトラブルだっただろうと思うわけです。(親会社は伏せていますね)
 
ただ、容疑者の立場が「パート従業員」なので、正社員とパート従業員がトラブルとなったのであれば、立場の弱いパート従業員が解雇されると言うのも、今の日本ではありがちな事かもしれませんね。
その一方で、そのトラブルを死亡した女性が警察に相談している理由が分かりません。
 
社内のトラブルなら、普通に考えると総務や人事の人間が相談しそうな案件ですよね。
会社とは別に警察に相談しなければならない理由があったのかな?
あるいは、死亡した女性は現場の責任者と言う可能性もあるかもしれませんね。それなら、会社の人間として相談したとも考えられます。
 
で、容疑者側ですが・・・
複数の刃物を持ち込んでの犯行なので、殺意があったのだろうと思います。
問題は死亡したのが一人である事をどう考えるか?
解雇された事を恨んで、誰でも良いから刺そうと思ったのなら、凶器は複数あるのだから、二人目の被害者を探しても良いと思うんですよね。
 
ただ、運送業の現場で働く人たちは、力持ちの方が多いと言う印象です。それを考えると、一番弱い女性を刺したが、それ以外は自分よりも強かったから刺すのを断念したと言う可能性もあるかもしれません。
しかし、それでも、女性を刺した包丁は刺したまま、手放しているんですよね。
二人目を探そうとするなら、そのまま刺した包丁を抜いて、次に向かうと思うんです・・・このあたりは供述を待つしかないかな。
 
で現場から逃亡してます。逮捕されたくなかったと言う事なのだと思うのですが・・・その直後には自らパトカーに衝突して逮捕されています。
 
事件を起こす前に覚悟を決めて犯行を決意したと言うよりは、犯行後に満足して逮捕されたと言う印象です。
その意味では計画的と言うよりは、感情的になっての犯行なのかな?
 
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
 

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