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2020/10/13

世田谷一家殺害事件再考その200(住所)

 これまで私は、凶悪事件を考える上で、現場の住所情報と言うのは重要視してきませんでした。
住所が直接、事件の動機になる事はまずないからなんです。
事件報道も、詳細な住所を報道する事はありませんし。
 
この事件でも、詳細な住所情報は報道されていません。
ただ、この事件は例外的に現場住所の詳細が一部に公開さいれています。
 
今回の記事は私がこの住所情報を追っていく経緯を記録したものと考えてください。
 
1)住所情報
まーいつものように、この事件の資料や情報を眺めていて、みきおさんがドメイン取得した情報が目に留まりました。
この情報自体は既に既出の物ですから目新しい物ではありません。
ただ、一応、裏を取っておこうと思ったのが発端ですね。
 
みきおさんが取得したドメイン情報は
「mikio.com」この結果、ネット上からドメイン情報を問い合わせれば、誰でも登録情報を知る事ができるわけです。
この情報で公開されている住所が
 
3-23-26
Kamisoshigaya
Setagaya-ku@` Tokyo 157-0065
JP
 
つまり「世田谷区上祖師谷3―23-26」が現場の住所と言う事になる。
 
2)クロスチェック
でこの情報をクロスチェックする為に検索してみるわけです。
基本的に報道情報には詳細に住所が出ないと言う原則のもとにヒットしませんでした。
(wikiだけが誤った住所でヒットしましたが、現在は表示されていないようですね)
 
で、ネットでのクロスチェックを断念して地図情報から逆引きする事でクロスチェックします。
 
ゼンリンのナビソフトを使うと上祖師谷3丁目には現在3つの住所が登録されている。
これをGoogleMAPで位置を確認すると確かに3つの場所が確認できる。
ただし、3-23-17はGoogleの航空写真でみる限り、建物は無い更地になっているようです。
建物が確認できるのは、3-23-26(現場)と3-23-33(民家)ですね。
 
Photo_20201013113503 Photo_20201013113601 Photo_20201013113603 Photo_20201013113502 Photo_20201013113602
3丁目23番地の登録情報 3丁目の範囲 3-23-17 3-23-26(現場) 3-23-33(民家)
3)疑問
ここで新たな疑問が出るわけです。
一つ足りない?・・・つまり燐家の入江さん宅の住所が無いんです。
宮澤家と入江家(泰子さんの母宅)は隣接しているが別の家と言う認識なので、もう一つ入江家の住所が足りないのではないか?と言う疑問です。
 
4)仮説
この疑問を解決する方法としては、今まで2軒の別々の家と言う認識でしたが、少なくとも土地については1件なのではないか?と考えると説明できますね。
 
これの根拠と言うか補足情報を探します。
この件については唯一の情報が週刊誌情報ですが有ります。
 
この土地の購入情報としてこの情報があります。
1990年 自宅購入(宮澤さん夫婦が泰子さんの母親や姉夫婦と共同で約一億五千万で購入した中古住宅。)
 
つまり、共同購入なので共同所有となり、土地は分割(文筆)されていない状態で、その上に2軒の建物をたてのではないか?と言う仮説を導入します。
 
実際には公図をみれば土地の情報が一発で確認できるのですが、このコロナ禍の中、世田谷まで公図を確認しに行きたくないと言う事情で今回は仮説のまま話しを進めます。
 
あとは例え、同じ土地の上でも建物を区分する住居番号が付くと思うので、住居表示が2軒で全く同じになるとは思えないです。
 
5)懸念
さて、入江家と宮澤家の住所が同じだとして、では何が懸念されるのか?
 
それは「人違い殺人」です。
例えば、この事件が「依頼殺人」だとして、依頼内容が「上祖師谷3-23-26の家から「ブツ」を回収してくれ、家族は殺害してもかまわない」と言う内容だとしたら?
 
犯人は住所を頼りに現場を事前に確認するでしょう?
その時、公園内の通りから奥に入って確認するはず。
その時、手前にある宮澤家の表札(住所表記)を見て「ここだ」と判断しても不自然じゃないですよね。
 
犯人が「住所は一つ」と言う先入観を持っていれば、更に奥の入江家の表札(住所表記)を確認しないまま、宮澤家だけを確認して「ここだ」と判断してもおかしくないわけです。
 
そう、この住所が燐家と同じと言う事で「人違い殺人」を肯定する材料が一つ増えます。
 
5)結論は変わらない
「人違い殺人」の肯定材料が一つ増えるのですが・・・同時に否定する材料も一つ増えます。
 
これが、依頼殺人にしろ単独犯にしろ、人違い殺人だったとしたら、実行犯は殺人で死刑、依頼した人物も殺人教唆で死刑でしょう。
 
何が言いたいかと言うと、死刑を覚悟して行った犯行が目的を達成できずに終わって、それで済むのか?と言う事ですね。
 
既に、4人を殺害している段階で死刑当確です。ならば、人違いと判明した段階で、本命を襲って目的を達成するはずじゃないの?と言う事ですね。
 
その意味で、事件後に入江家に強盗が侵入したと言う話は聞いた事がありません。なのでこれが否定する材料の一つですね。
 
更にもう一つは、高齢の泰子さんの母を狙ったとは思えないわけで、残るは多分クリスマス休暇を日本で過ごす為に来日していた入江さん一家を狙った事件と考えるわけですが・・・
 
ここでも疑問なのが、いわば日本に帰省しに来る入江さん一家が、重要な物をわざわざ日本に持ち込むのか?と言う疑問です。当時学生だった長男と、多分主婦だった入江さん本人が狙われる可能性は無いとして、入江さんの旦那様が狙われた場合。
本拠地である英国がクリスマス休暇なので、英国や欧州、北米も同様にクリスマス休暇で仕事にはならないはずですよね。
 
なので普通に考えれば、襲われるような重要な物を持ち込むとは思えないです。
 
と長々と書いてきたわけですが、結局のところ、「人違い殺人」の可能性は低いのではないか?と言うところに行きつきますね。

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コメント

スリッパのDNAが最大の謎では、犯人が事件前に家の中に入れた(招かれた?)のはなぜ?よっぽどの用事か知り合いでない限りは外で会えば良いはず、ランゲージエクスチェンジも普通は外でするもの。絆創膏をノートに貼るのは風習なのかそれとも?

投稿: mn | 2020/10/15 20:04

スリッパのDNAに関してですが
これもローダミン同様で様々な推測が
できるかなと・・・
例えば事件直後捜査関係者もしくは
親族の方が部屋に入る時何も履かず
で床の血痕とかを見てスリッパに
履き直す
その時に付いたとも考えられる訳で
一つ一つにあまり拘るとあらぬ方向へ

投稿: | 2020/10/24 19:15

事件当日に使われた形跡のないスリッパ=しっかりと収納されてたものかな。

それよりなんで大量の書類をわざわざ浴室に運んだ、金品漁るんならそんな面倒なこと無意味、捜査撹乱とも言い難い行動。

投稿: | 2020/10/27 06:03

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