新潟県柏崎市バラバラ殺人事件その2(遺体遺棄で逮捕)
遺体遺棄容疑で現場住人が逮捕されました。
1)県警は、遺体を司法解剖した結果、40~60歳の男性とみられると明らかにした。首を切断したような痕があった。
2)司法解剖したのは胴体と右足の膝から下の部分で、身長約160センチ、死後半年以上経過しているとみられる。部屋の住人の男性(48)とは連絡が取れていない。
捜査関係者によると、遺体は衣装ケースの中で、胴体と右足がビニール袋にくるまれた状態で見つかったとのこと。
3)21日午後には、その他の遺体の一部と見られるものが、別の場所から新たに見つかったとのこと。
捜査本部によると、部屋からは人の胴体と右足の部分の他に、袋に入った遺体の一部も複数見つかっているとのこと。
4)遺体はポリ袋に二重に包まれた状態で見つかったとのこと。
捜査関係者によると胴体と右足は二重のビニール袋の中に一緒に包まれていたとのこと。
5)21日の柏崎署での記者会見の内容。
発表によると、19日午前11時15分ごろ、アパート管理関係者から「肉の塊のようなものがある」と柏崎署に通報があったとのこと。駆けつけた警察官が確認したところ、2階建てアパートの1階の一室で、台所に面した半畳ほどの広さの押し入れの上段に置かれた衣装ケースから遺体の一部を発見したとのこと。
発見された遺体は、いずれも身長160センチほどの40~60代の男性のもので、首から下腹部までの胴体部分と右足のひざから下の部分が袋にくるまれていた。死後半年以上が経っており、腐敗していた。21日になって、さらに複数の別の部位が見つかったとのこと。
遺体の一部が入ったと思われる袋が複数見つかり、最終的に頭部など残りの全ての部分が見つかったとのこと。
21日に部屋の中の別の場所から新たに見つかった遺体の一部は、頭部と両腕、腰の部分、左足だったとのこと。
当初見つかった右足は靴下をはいたままだったとのこと。
その後、同じ押し入れの中から頭や左脚など、ほかの部位も発見されたとのこと。
6)アパート管理関係者は、この部屋に2年半前から住む男性(48)と連絡がとれないため、所在を確認しようと部屋に入った。鍵はかかっていたとのこと。
7)アパートの大家によると、この男性からの家賃が3月から滞っているといい、管理会社に確認を依頼したとのこと。
8)22日午前10時半過ぎ、この部屋の住人で行方が分からなくなっていた48歳男性が22日、東京都の池袋警察署に出頭したとのこと。
男性は22日午前10時半すぎ池袋警察署に現れ、その際に警察官に対して今回の事件への関与をほのめかし、「私がやりました」などと話したほか、被害者については「自分の親族だ」との趣旨の説明をしているとのこと。
容疑者は22日午前、知人に連れられて東京の池袋警察署に出頭し、遺体を遺棄したことを認めたことから逮捕され、身柄は午前2時すぎに、捜査本部のある柏崎警察署に移されたとのこと。
9)遺体が見つかった際、部屋の中に大きく荒らされた形跡はなかったとのこと。
10)部屋の間取りは
玄関を入るとすぐに台所、その奥に6畳の洋室が2部屋あります。遺体は、押し入れの中で発見。
「台所のスペースに面した押し入れ。上下2段になっていますので、上の段の所に、衣装ケースの中にビニール袋にくるまれた形で発見されている」とのこと。
時系列
2020年
03月 現場アパートの部屋の家賃が滞納され始める。
10月19日 遺体発見
10月22日
10:30過 現場アパートの住人の男性48歳が池袋警察署に出頭。
その後 遺体遺棄で男を逮捕。
こんなところですね。
遺体の切断は情報不足ですが、頭部、首から下腹部までの胴体、腰の部分、両腕、左足、右足の膝から下。
遺体のパーツは全て、現場から発見されている。
2段のクローゼットの上の段で衣装ケースに、上半身部分と右足の膝下部分がビニール袋に2重に入れられていた。
遺体を細分化してますね。胴体まで切断しているのは相当強い意志と言うか、そうしなければならない事情でもあったかな。
切断は標準的なパターンですね。
単独でこれだけ解体するには、特殊なスキルでも無い限り、まる1日ぐらいは掛かっていると思います。
そこまでの時間をかけて結局、遺体は現場の部屋に放置していて事件の隠蔽としては不完全ですね。
解体の理由はいくつかあるけど、一番多い理由は運搬の為でしょうね。
ここまで細分化していれば、車でなくても、運搬は可能です。
過去の事例では、タクシーや電車で運搬している人もいますからね。
なので、この事件では解体の理由は運搬する為ではなかったと言う事でしょうね。
容疑者自身が現場の家賃を滞納している事は承知しているはずで、遺体が発見される事は時間の問題だと自覚しているはずです。
それでいて、自分は部屋を出て東京に逃亡している。
遺体のある部屋で生活するなんて事は精神的に無理だったのでしょうが・・・
(過去の事例では遺体と一緒に生活していた事例も珍しくありあせん)
発見されるまで予想外とは言え、半年も時間があったのだから、冷静になれば、保身の為に遺体を処理しようと考えても不思議じゃないです。
解体の理由は本人に話してもらわなければなりませんが、もしかすると・・・
死亡した親族に強い恐怖心があって、遺体が動かないようにする為や、生き返らないようにする為など、常識的にはあり得ないのですが、メンタル面での理由なのかもしれませんね。
続報を待ちましょう。
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