京都市下京区女性殺害事件(速報)
10月11日午後2時前、京都市下京区下之町にある市営住宅の7階の一室で、この部屋に住むアルバイトの女性(24)が、血を流して倒れているのを親族が見つけ、警察に通報しする事件が起きている。
女性はこの週末、連絡もなくアルバイトを休んでいて、玄関には鍵がかかり、首の左側などに10カ所以上の刺し傷があったとのこと。
事件があった市営住宅の部屋から、金品などが盗まれた形跡は見つかっていないとのこと。
警察によると、女性には首の左側などに、10カ所以上の刺し傷があり、その場で死亡が確認されたとのこと。
女性は、Tシャツにショートパンツ姿で、布団の上に倒れていて、着衣に乱れは無かったとのこと。
殺害に使われた凶器は、今のところ見つかっていないとのこと。
近所の人によりますと、女性は京都の繁華街・河原町でアルバイトをしていたとのこと。
警察によると、土曜日・日曜日と、連絡もなく欠勤が続いたため、アルバイト先の人が親族に連絡し、遺体が見つかったとのこと。
首の左側付近を中心に刺されており、府警は犯人が強い殺意を持っていたとみているとのこと。
府警によると、女性はTシャツにショートパンツ姿だった。寝室の布団の上で血まみれになってあおむけに倒れており、寝室で刺されたとみられるとのこと。
遺体は体の一部に布団が掛かった状態だったとのこと。
司法解剖の結果、死因は心臓の周りに血液がたまる心タンポナーデで、9日夜に死亡したとみられるとのこと。
司法解剖の結果、心臓に達する深い傷が致命傷。
女性の持っていた鍵が盗まれたかどうかはわかっていないとのこと。
警察は、現場の状況から犯行現場を寝室とみていますが、寝室以外でも血痕が確認されているとのこと。
ベランダの窓ガラスは無施錠だったが、室内から金品が盗まれたり、外部から侵入されたりした形跡は確認できていないとのこと。
時系列
10月09日
夜 死亡推定時刻
10月10日 アルバイトを無断欠勤
10月11日 アルバイトを無断欠勤
14:00頃 遺体発見
こんなところですね。
状況を整理すると
1)現場は10階建ての市営住宅の7階、発見時、玄関は施錠されたいた。窓は施錠されていないが、侵入の形跡はない。
2)死因は心臓を刺された事による心タンポナーデ、首の左側を中心に10か所以上の刺し傷
3)遺体は寝室の布団の上にあおむけで倒れていた。体の一部には布団が掛けられていた。
4)血痕は寝室以外にもあった。
5)死亡推定時刻は9日の夜(発見の2日前)
6)遺体はTシャツにショートパンツ姿で、着衣に乱れはない。
7)凶器の刃物は発見されていない。
色々と情報が不足していますね。疑問点を色々挙げると。
A)防御創の情報が無い。
心臓を刺されて即死に近い状態のようですが、逆に言うと、心臓を刺されるまでは生存していた、この時に首に10か所以上刺されたと言う事でしょ?
だから、防御創があれば女性は犯人と対峙していた事になりますね。
対峙して首を刺して、それが左側なら、犯人は右利きと言う事でしょう。
逆に防御創が無いのであれば、女性の後ろから首を刺して、最後の止めが心臓への一刺しだったと言う事になるのかな?
B)土足の情報が無い。
流しの犯行だったり、あるいは、顔見知りでも最初から殺害を前提にしているなら、土足で侵入する可能性があるけど・・・
今のところ、土足の足跡があったと言う報道はなさそうです。
まー窃盗犯でも、足音を立てないとか、侵入の痕跡を残さないと言う理由で靴を脱ぐ可能性はあります。
C)凶器が現場の物を使用した可能性の情報がない。
凶器が発見されていないけど、現場にあった包丁を使った可能性は考えられます。
ただ、その点についての報道は無いようですね。
犯人が凶器を持参しているなら、最初から殺意があったか?あるいは、脅す為の道具として用意していた可能性があります。
逆に現場にあった包丁を使ったのであれば、犯人が現場に入るまでは殺意が無かった可能性がありますね。
D)なぜ、犯人は玄関を施錠したが、窓は施錠しなかったのだろうか?
犯人が密室殺人を演出するなら、窓にも施錠してもよかったんですよね。
もっとも、7階だから実際には無理と言う判断があったのかもしれませんが・・・本当にそうなのか?は検証が必要ですね。
ドアを施錠したのは、密室を作る以外の目的としては、発見を遅らせると言う意味もあるのですが・・・
一人暮らしの女性に対して、それが意味があるのか?と言うのはちょっと疑問ですね。
かなり親しい友人とか、あるいは交際中の彼氏なら、近くにきたから寄ってみたなんて事もあるかもしれないけど・・・深夜から早朝にかけてはそんな事はないんじゃない?
犯人にとっては一晩あれば逃亡は可能なわけで、犯行が夜なら施錠する理由が無いと思うんですよね。
なので、この玄関の施錠は何等かの偽装の可能性も疑う必要があるかもしれません。
ベランダ側からの出入りの痕跡と合い鍵の数はいくつあるのか?の確認が必要ですね。
E)服装
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/hourly_s1.php?prec_no=61&block_no=47759&year=2020&month=10&day=9&view=
京都市の9日の1時間ごとの気象情報を見ると、9日はそれほど暑い日じゃないです。
1日中、20度を超えていません。
部屋の密閉度が高いから室温が上がっているのか?それなら、窓を開けていても良いはずです。
窓が開いていたと言う情報はありません。
運動をしていて暑かったのか?あるいは入浴後だったのか?
でも入浴後ならパジャマとかになりそうですけどね。
単純に暑がりだったのかな?
F)犯人の侵入口
玄関が施錠されていようが、7階だろうが、犯人が現場に侵入している事は間違いがないですね。
問題はどこから入ったのか?です。
7階のベランダ側から侵入したのでなければ、玄関から入っていると考えるしかありません。
ベランダ側なら歓迎されない相手と言う事になるし、玄関からなら、被害者が迎え入れたか?あるいは、犯人が合い鍵を使って侵入したと言う事でしょうね。
ただ、被害者が迎い入れたのであれば、同性か?異性なら相当に親密な関係なのかな?
G)布団の上は偶然?
布団の上に女性があおむけで寝ているところ(就寝中)を襲ったのであれば、最初から心臓を狙うでしょう?
仮に首を狙ったのだとすると、頭側から首を狙うと、右利きの場合、左側じゃなく右側になる。左を狙うには馬乗りにならないとできないかな。(左利きなら矛盾は無いですね)
それなら、馬乗りになった段階で女性が気付いて抵抗しそうですね。
そのあたりを考えると、立った状態で襲われたと考えた方が自然なんだけど・・・
(床や衣服の血痕の状態で立った状態か寝たじょうかは判断できるかもしれませんね)
そうすると、寝室で対峙したか?あるいは、別の場所で対峙したが寝室まで逃げてきて、再度対峙したと言うあたりなのかな?
とは言え、刃物を持った人物から逃げようとしているのだから、無意識に部屋の隅に逃げそうですよね。
それが、布団の上に偶然倒れるなんて事があるのだろうか?
可能性はゼロじゃないと思うけど・・・逆に、遺体を布団に寝かせた可能性は無いのかな?
親しい関係ならそんな事もあるんですよね。
親しい人間なら自首してください。
参考リンク
京都市下京区女性殺害事件その2(愛情?偶然?)
参考リンク
京都市下京区女性殺害事件その2(愛情?偶然?)
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