兵庫県神戸市ヤマト運輸女性刺殺事件その3(続報)
1)司法解剖の結果、女性の死因は、急性失血死で、腹や首には刺し傷が十数か所あり、背中を貫通する傷もあったとのこと。
別の報道では
刺し傷は10カ所以上あり、左右の肺や肝臓に達しているものや、腹部から背中に貫通しているものもあったとのこと。
2)元従業員の男が「2人を殺すつもりだった」と話しているとのこと。
3)容疑者(46)の勤務態度に関し、同社関係者が「過去にも荷物の扱い方が雑で問題になった。自分のやりたいように仕事をしていた」と兵庫県警に説明しているとのこと。
4)県警は10月9日午前、容疑者を神戸地検に送検した。警察車両に乗せられた容疑者は報道関係者のカメラに向かって笑みを浮かべ、ピースサインをした。マスクの着用やフードをかぶるよう県警が勧めたが拒否したとのこと。
5)捜査関係者によると、容疑者は「2人を狙った」と供述。荷物の仕分けを担当する女性は未明に車で出勤し、駐車場に着いたところを刺されたとみられる。男性従業員は建物内にいて襲われ、駐車場に逃げると、容疑者が女性の車に乗り込み、男性を追いかけたとのこと。
6)警察の調べに対し、容疑者は「2人を殺す気だった。前日に包丁などを購入した」と供述していましたが、その後の調べで「事件前から待ち構えていた」という趣旨の供述をしているとのこと。
7)以前の勤務先で同僚だった男性の証言:「酒は飲まんが気が短かった。辞めたのも会社の敷地内で車の運転をミスって社長に怒鳴られ、キレ返したから」。
警察関係者によると、過去には警察官相手に手を上げ、公務執行妨害で逮捕されたこともあったとのこと。
8)兵庫県警は10月28日、パート従業員女性(47)を殺害したとして、殺人容疑で同社元パート従業員男性容疑者(46)を再逮捕したとのこと。
9)容疑者はヤマト運輸に勤める傍ら、派遣社員として別の仕事を掛け持ちしていたとのこと。朝方に帰宅する姿を、近隣住民はしばしば目撃していたとのこと。
10)容疑者の供述「一生懸命頑張ってたのに、なんで辞させられなければいけなかったのか」
11)捜査関係者によると容疑者が、出勤する女性を待ち伏せし、車で後を追う様子が、防犯カメラに映っていたとのこと。
こんなところですね。
遅れましたが10月の報道内容です。
容疑者の人物としては、短気でキレやすい性格だったようですね。
それでいて、他人のアドバイスや注意も聞かないと言う事なので、人間関係でのトラブルは避けられないタイプかもしれませんね。
会社や職場の人間にしても、「作業の品質」に問題があって、その上、注意しても聞き入れないとなると、早く辞めて欲しい人物だったと言うのは想像に難くありません。
問題は本人が「一生懸命頑張ってたのに、なんで辞させられなければいけなかったのか」と、自分に問題が無いと考えている部分が最大の問題ですね。
ただ、一生懸命、がむしゃらに頑張ればそれで良いわけじゃないと言う事を理解していません。
仕事には品質や守るべきルールがあるわけです。
このあたりを考えると、責任能力に問題は無いとしても、脳かメンタルに問題があるのではないか?と言う疑問はありますね。
必要であれば精神鑑定の話もでるかもしれません。
あとは、送検される際に、顔を隠す事を拒否している上で、満面の笑みを浮かべ、ピースサインをしたあたりの心境がどうなのか?
自分が悪い事をしていないと思っているのか?それとも、死刑になる事を望んでいるのか?
この結果、自分の家族にも更に迷惑が掛かる(事件を起こした段階で相当な迷惑なんだけど、その上、これでは火に油です)と言う事も理解していません。
あるいは、それを理解した上での行動なのか?
いずれにせよ、相当身勝手な人物と言う事は間違いなさそうですね。
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