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2020/11/02

山梨県道志村7歳女児不明事件その6(特番のメモ2)

2021/12/26 タイトルの番号を5から6に訂正
世界仰天ニュース(2020年10月27日放送)のメモ
 
私は当日の放送を途中からしか見てないのですが、ご丁寧にOA内容のまとめが公開されてましたので、こちらを参考にしていただきたいです。
https://www.ntv.co.jp/gyoten/articles/324huxn0kel2t6ltcp1.html
 
さて、今回報道で目新しいものは
1)この日は、40か所ほどある広場の半分ほどうまっていたという。
2)警察は沢に流された可能性を疑ったが沢は深くなく、当日も流されるような水量はなかった。
3)1時間ほどして、数時間前まで着ていたチェックシャツを使い警察犬による捜索が始まった。
しかし、警察犬は反応を示さなかった。
 
時系列
09月21日
12:15頃 女児一家(母、姉)がキャンプ場に到着
13:00  昼食後に子供たちが広場近くで遊ぶ
15:00過 子供たちがおやつを食べていた。
15:35  女児以外の子供が沢に遊びに出かける
15:40頃 女児が子供たちの後を追いかけていく
15:50  大人が子供たちを迎えに行く
16:00頃 戻った子供の中に女児がおらず、女児が不明になる、捜索開始
17:00  警察に通報
18:00  警察官が現場に到着
19:00  警察犬による捜索をしたが、犬は全く反応せず
20:00  大人が捜索を継続
09月22日
01:30  女児の父親が到着、3時まで捜索を続ける
09月24日 60人態勢で捜索
09月25日 290人態勢で捜索(自衛隊が参加)
09月26日 270人態勢で捜索
09月27日 270人態勢で捜索
09月28日 240人態勢で捜索
09月29日 約100人態勢で捜索(自衛隊が撤収)
09月30日 約35人態勢で捜索(消防団が撤収)
10月01日 約40人態勢で捜索
10月02日 約50人態勢で捜索
10月03日 約50人態勢で捜索
10月04日 約35人態勢で捜索
10月05日 約35人態勢で捜索
10月06日 約35人態勢で捜索
 
09月23日の捜索情報が抜けていますが、捜索はされています。
 
こんなところですね。
1)の内容からキャンプ場には人が多かったようですね。
警察は事件の可能性も疑っているので、当日、キャンプ場に来ていた人全員から話しを聞いているでしょうね。
 
2)沢(川)に流された事を疑って捜索しているニュース映像が繰り返し放送されてましたが、流されるほどの水量は無かったんですね。
見つからないから捜索範囲を拡大していく中で、水量の多い川の映像がクローズアップされてしまったと言う事なんでしょうね。
 
3)捜索開始1時間後には警察犬を導入していたが、犬はまったく反応しなかった。
 今回の情報で一番気になった情報です。
 
前回の『特捜!最強FBI緊急捜査 日本の未解決事件を追う!』
2019年12月15日放送(フジテレビ)
では、この点には触れらずに、専門の捜索犬「K9」を投入と言う話になっていたので、当初の捜索には警察犬は導入されていないと思ってました。
 
ただ、警察犬が全く反応しないと言うのは気になりますね。
警察犬の鼻を狂わす何かがあったのか?
 
ただ、この点については過去の事例2016年5月28日の北海道で7歳男児の置き去り事件の時に同様の現象が起きていました。
林道沿いの山林の中に男児を置き去りにして、5分後に戻ったら、男児は消えていました。
その6日後に6キロ離れた場所で無事に発見されました。
この事例の時に、警察犬が導入されましたが、まったく反応しなかったと話題になりましたね。
 
そういえば、似たような不明事件で2018年8月の山口県周防大島町の事例もありますね。
男児(2)が行方不明になったのは、2歳の誕生日を控えた12日午前10時半ごろ。帰省先の曽祖父宅から祖父(66)と兄(3)と近くの海岸に向かったが、100メートルほど歩いたところで「帰る」などと言って、1人で家の方へ戻った。祖父は家の近くまで歩く姿を見ていたが、その後行方がわからなくなり、警察と消防が延べ550人で捜索。
発見されたのは3日後の15日午前6時半ごろ、この時は後にスーパーボランティアと呼ばれる男性によって発見されています。
 
こちらの事例でも、警察犬が導入されたが発見されませんでした。
 
色々ググってみると、色々な理由で警察犬が反応しない事があるようですから、警察犬も絶対と言うわけでは無いと言う事なんですね。
 
過去の事例を見ると、想定外の場所に移動していて発見されないと言うのもあるかもしれませんね。
2018年の山口県の事例では男児が発見された場所は、一度捜索された場所だったと言う事でした。
 
とは言え、山梨県道志村の案件では15日間も捜索してますから、この捜索範囲から女児が自力で抜け出すのは7歳女児には難しいかもしれませんね。
 
そうなると、やはり事件の可能性が高くなるのかな。
過去の連れ去り事件だと、犯人は独身男性である事が多いから、そのあたりから細い蜘蛛の糸たどるしかないかもしれませんね。
 
ただ、その細い蜘蛛の糸を探すのも大変です。
続報を待ちましょう。

参考リンク
山梨県道志村7歳女児不明事件その5(残念な余波)
山梨県道志村7歳女児不明事件その7(名誉毀損事件)

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コメント

私もこの事案は連れ去りなんではないかと疑念を抱いております。現地で捜索を手伝った人の感想に迷い込むような状況の場所ではないと強く確信したと。確かに一人で冒険はしないだろうし、そうなんだろと思えてきました。

投稿: AKICHI | 2020/11/08 23:33

仮に拉致誘拐だとしたら当然警察も広範囲に渡り監視カメラや車載カメラの情報を血眼になって探っている筈。が、いまだ有力情報がないとなると、かなり手の込んだ搬送をしたのかと思います。誰からも疑われず運ぶ方法。

投稿: 亀さん | 2020/11/16 23:59

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