東京都豊島区女性殺人事件(12月10日までの報道)
東京都豊島区の女性会社員(35)が9月から行方不明になっている事件が起きている。
警視庁目白署捜査本部は12月6日、死体遺棄の疑いで豊島区目白、保育士男性容疑者(29)を逮捕したとのこと。
供述に基づき、栃木県那須町の別荘地付近で12月5日から捜索を続け、土中から遺体の全身を発見したとのこと。
容疑者は「金を奪うつもりで自宅に侵入したが抵抗されたので、ひもで首を絞めて殺害した」と話しており、捜査本部は殺人容疑も視野に動機を慎重に調べるとのこと。
別荘地は容疑者の親族が所有。同容疑者は「間違いありません」と容疑を認め「スコップで掘って、別荘の敷地内に遺体を埋めた」と供述しているとのこと。
被害者は都内の消費者金融会社に勤務していたが、9月24日に体調不良を理由に仕事を休んだ後、行方が分からなくなった。
警視庁が事件に巻き込まれたとみて捜査したところ、被害者の自宅アパート周辺の防犯カメラに、失踪直前に容疑者とみられる人物が被害者の後をつける様子が映っていたことが判明した。容疑者は被害者の自宅から約500メートル離れた場所に住んでいたとのこと。
警視庁が12月5日、容疑者に事情を聴いたところ、「遺体を栃木県那須町の別荘地に埋めた」と供述したとのこと。
逮捕容疑は9月24日ごろ、女性の遺体を那須町の山林の地中に埋めて遺棄したとしている。
検視の結果、死因は不詳で年齢は30~40代と判明。目立った外傷はなかったとのこと。
捜査1課によると、9月下旬の被害者の失踪前日や当日、被害者の自宅近くの防犯カメラに容疑者が写っていたことなどから関与が浮上した。その後、容疑者が乗用車で那須町に移動していたことも分かったが、このとき、すでに死亡していた被害者の遺体を車内に置いて運んでいた疑いがあるとのこと。
捜査関係者によると、女性は大手銀行系消費者金融会社に勤務する女性。女性は9月24日、会社に「体調不良で休む」と連絡。翌25日から無断欠勤し、同僚の電話にも出なかったため、心配した上司が警視庁に届け出たとのこと。
被害者は西武池袋線椎名町駅近くのアパートで1人暮らしをしていたが、部屋の鍵はかかっておらず、近くの路上で被害者のスマートフォンが見つかったとのこと。
容疑者は12月5日の任意聴取に、「遺体は栃木県那須町にある親戚の別荘地の裏に埋めた」と供述し、捜索で土中から性別不明の下半身とみられる遺体が見つかったとのこと。
調べによると、被害者が行方不明になった当日の夜、容疑者が被害者のものとみられるキャリーケースを持って、被害者の自宅近くを歩く姿が防犯カメラに映っていたとのこと。
遺体は、栃木・那須町の、容疑者の親族の別荘に、服を着ていない状態で埋められていたとのこと。
警視庁が歯形などを鑑定した結果、栃木県那須町の山林で見つかった遺体は9月24日から行方が分からなくなっていた東京・豊島区の会社員・女性と確認されたとのこと。
調べに対し、容疑者は、女性のあとをつけ、玄関が無施錠だったのを確認し、翌日も鍵がかかっていなかったので中に入った、などと供述しているとのこと。
さらに、金目の物を取る目的で侵入したが、抵抗されたので、ロープで首を絞めて殺害したとも話しているとのこと。
2人に、面識はなかったとのこと。
女性の自宅アパート周辺の防犯カメラには、容疑者とみられる人物が23~24日にたびたび映っていた。映像によると、23日夜に女性の後をつけていたほか、24日夜には女性宅に向かって歩き、一度離れた後に車に乗って戻っていた。女性のキャリーバッグを運び出す様子も確認された。捜査本部は、女性の荷物を運び出すことで自発的に失踪したように見せかけたうえで、遺体を車で那須町に運んだとみているとのこと。
女性は、職場に「風邪をひいて休む」などと連絡し、医療機関を受診したが、その後も欠勤が続き、行方不明となったとのこと。
医療機関からの帰路やその前日、女性の自宅近くの防犯カメラに、女性の後ろをつけるように歩く容疑者の姿が写っていたとのこと。
女性方は、無断欠勤を心配した同僚が訪れた際には無施錠で、室内からは財布がみつかっていないとのこと。
捜査関係者によると、容疑者が、女性を女性宅の部屋で殺害した後、その場にあった毛布にくるんで遺体を運び出し、車に乗せたとみられるとのこと。
女性は9月24日、会社に連絡した上で欠勤。同日夜に友人と会う約束をしていたが、待ち合わせ場所には姿を見せなかった。翌25日は無断欠勤し、同僚の電話にも出なかったため、上司から連絡を受けた家族が、警視庁に行方不明者届を出していたとのこと。
捜査関係者によると、容疑者は「女性を殺してから鍵を奪った」と供述。容疑者の関係先を捜索したところ、12月6日、供述通りの場所から女性宅の鍵が発見されたとのこと。
容疑者は9月24日の夜に女性を殺害したあと、遺体を車で運んだとみられることがわかっていますが、その日のうちに、女性のものとみられるキャリーケースを運ぶ容疑者の姿が女性宅近くの防犯カメラに写っていたとのこと。
容疑者はその後、9月25日に遺体を栃木県那須町に運びましたが、その2日後にも容疑者が女性の家を訪れていたとみられることもわかりました。警視庁は、女性の持ち物を持ち去って事件の隠蔽を図った可能性があるとみているとのこと。また、容疑者は、「鍵は殺してから奪った」「鍵は開いていたので、金を盗む目的で家に入った」と供述しているとのこと。
容疑者は去年7月から都内の保育園に勤務し、警視庁に事情を聴かれる前日も、いつも通り出勤していたとのこと。
司法解剖で女性の死因は首の圧迫による急性窒息死と判明。ひものようなもので絞められた可能性が高いとのこと。
女性の財布が見つかっていないが、容疑者は「所持品は女性のスーツケースの中に入れて捨てた」と供述。女性の物品を捨てるなどしたうえ、旅行などで外出したように偽装しようとした疑いもあるとのこと。
捜査関係者によると、車の検証では、これまでに女性のDNAを含んだ微物は明確に確認されず、車内を清掃した疑いがあるとのこと。
容疑者が11月上旬にも遺体が埋められていた別荘地を車で訪れていたことが防犯カメラなどの解析で新たに分かったとのkと。
この別荘は容疑者の親族のもので、「9月25日に遺体を置きに行き、27日に埋めた」と供述しているとのこと。警視庁は遺棄現場を確認しに行った可能性もあるとみて調べているとのこと。
容疑者が「女性の部屋で鉢合わせになり、女性に叫ばれた。女性をトイレまで連れて行き、クローゼットの中にあったひもで、後ろから首を絞めた」と供述しているとのこと。
警視庁は5日、親族宅に滞在していた容疑者を任意同行して事情聴取。
翌6日未明に遺体遺棄容疑で逮捕した。女性宅の鍵は同日、親族宅に置いてあった容疑者のかばんの中から見つかったとのこと。
捜査関係者によると、11月下旬に新宿区内の路上で、帰宅途中の小学生女児が面識のない男に体を触られる事件が発生。警視庁が調べたところ、近くの防犯カメラには容疑者とよく似た男が映っていたとのこと。
容疑者が住む豊島区内では女性失踪後、男が複数の女性の後をつける様子が防犯カメラの映像で確認されている。捜査本部はこの男も同容疑者の可能性が高いとみているとのこと。
捜査関係者によると、車からは結束バンドのほか、はさみも発見されているとのこと。
捜査関係者によると、容疑者は9月24日夜、女性宅に侵入した。その後、豊島区内の自宅へ車を取りに行き、女性宅に戻って遺体を運び出したとのこと。翌25日は勤務先の保育園へ車で出勤。車内には女性の遺体が乗っていたとみられる。退勤後、同容疑者は那須町へ向かい、親族名義の別荘の敷地内に遺体を遺棄したとのこと。
女性(35)が襲われた数日後の映像で、このあと容疑者は、生け垣の前で立ち止まり、女性の携帯電話を捨てたとみられている。
携帯電話はその後、通行人が発見していて、遺体を埋めた容疑者が、犯行が発覚しないよう、携帯電話を捨てたとみられているとのこと。
時系列
2019年07月 容疑者が都内の保育園に転職
2020年
09月23日 女性の後をつける姿が防カメに映る。
09月24日 女性が体調不良で欠勤、以後行方不明になる(この日に殺害)
09月25日 この日から無断欠勤。(遺体を那須に運搬)
09月27日 女性宅に侵入(持ち物を持ち去る偽装工作?)、遺体を埋める
09月29日 親族が警視庁に行方不明者届を提出
10月01日 女性のスマホが路上で発見
12月05日 男を任意聴取、供述から遺体を発見
12月06日 遺体遺棄の疑いで男性容疑者を逮捕
こんなところですね。
やはり無施錠はいけませんね。
とにかく、在宅中でも玄関、窓は施錠する事が必要のようですね。
しかし、いろいろと偽装工作をしているようですが、親族の別荘に遺体を埋めるというのは、どうなんでしょうね。
遺体が発見されなければ、自分もその別荘を引き続き利用するつもりだったのでしょうか?
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
参考リンク
東京都豊島区女性殺人事件2(21年1月6日までの報道)
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