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2021/03/30

東京都品川区介護士脳性まひ女性殺害事件

3月5日午前10時55分ごろ、東京都品川区荏原のマンションで、知人が人を殺したと男性から110番通報する事件が起きている。

警視庁荏原署員らが駆け付け、住人の職業不詳の女性(52)が血を流して倒れているのを発見。女性は搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。

荏原署は、殺人容疑で現場にいた介護福祉士男性容疑者(52)=大田区千鳥=を逮捕。

「交際関係にあった」と供述し、容疑を認めているとのこと。

逮捕容疑は3月5日、品川区の女性(52)の自宅マンションで、女性の上半身を刃物で刺すなどして殺害した疑いとのこと。

捜査関係者によると、女性は1人暮らしで、自力歩行が困難だった。容疑者は介護のため週1回訪れていた。
同署によると、女性は顔と上半身を複数回刺され、ベッドの上で倒れていたとのこと。
部屋の台所から血の付いた包丁2本が見つかったとのこと。

女性は脳性まひを患っており、車椅子で生活していたとのこと。

捜査関係者によると、「女性と交際関係にあったが、別の男性と親密になっていると思ったので殺した」と供述しているとのこと。

同署によると、同日午前11時ごろ、容疑者から「人を殺した」と連絡を受けた知人から110番があり、駆け付けた捜査員が、ベッドの上で血を流して倒れている女性を見つけた。容疑者は自宅で身柄を確保された。

容疑者は「毎週金曜日に介護に来ていた」と説明しているとのこと。

事件当日も容疑者が介護をする日だったとのこと。

捜査関係者によりますと、以前から2人は交際関係にあったとみられ、容疑者は取り調べに対し、「別れ話をされたから殺した」などと話しているとのこと。

容疑者は、女性を介護するため毎週金曜日に家を訪れていて、犯行当日も合鍵で玄関から部屋に入り、犯行に及んだとのこと。

容疑者は10年ほど前から週に1日、女性の自宅へ訪問介護に通っていたとのこと。

補足情報として
被害者女性のSNSの自己紹介欄には「彼氏はいません」と書かれていた。

こんな事件ですが、その後の続報がありません。気になったのでメモしておきます。
どうにも腑に落ちない事件なんですよね。
女性が別れ話をするぐらいなら、同時に介護の担当者を変えてくれと言う話があっても不思議じゃないですよね?
別れた後も仕事だから介護はお願いするって言うのは、ものすごく「気まずい」と思うんですよ。

しかも、車椅子生活の体の不自由な女性に包丁2本と言うのも疑問だし、なにより、無理心中じゃないんですよ。
「おまえを殺して、俺も死ぬ」ではなくて、「別れるなら殺す」って言うのがかなり疑問です。

事件発生が3月5日なら拘留期限の14日はとうに過ぎているので、不起訴なのか?
それとも、39条の方に進んでいるのかもしれませんね。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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神奈川県鎌倉市騒音車注意少年刺殺事件

3月27日(土)4時10分ごろ、神奈川県鎌倉市笛田の路上で、「叫び声が聞こえる。窓の外を見たら人が倒れている」と近くの住人が119番通報する事件が起きている。

県警鎌倉署によると、横浜市瀬谷区阿久和南の職業不詳、少年(18)が背中付近を刃物で複数回刺されて倒れており、病院に搬送されたが約1時間半後に死亡が確認された。

現場から男3人が乗用車で逃走したといい、同署が殺人容疑で調べるとともに、3人の行方を追っているとのこと。

同署によると、被害少年は友人の少年(18)と2人で現場近くの歩道を歩いていた際、大音量の音楽をかけながら走ってくる車を発見。

被害少年が「うるさい」と言ったところ、車内から男3人が降りてきて口論になり、刺されたとみられる。直後に男らは車をUターンさせて西方向へ逃走したとのこと。現場からは凶器とみられる刃物1本が見つかっている。友人にけがはなかったとのこと。

友人が男3人のうち1人に対応していたところ、2人を相手にしていた被害少年が倒れ込むのが見えたとのこと。
友人は3人と面識がないと話しているといい、同署は付近の防犯カメラ映像を解析するなどして捜査を進めているとのこと。

現場は、湘南モノレール湘南深沢駅の南西約500メートルの県道で、周辺には住宅や店舗が混在している場所とのこと。

被害少年はその後病院に搬送されたが約1時間半後に死亡した。

警察は付近の防犯カメラ、走っていた車のドライブレコーダーなどを調べて、逃げた3人組の行方を捜査しているとのこと。

神奈川県鎌倉市の路上で3月27日、横浜市瀬谷区の少年(18)が殺害された事件で、県警は3月29日、司法解剖の結果、死因は胸を刺されたことによる失血死と明らかにした。ほぼ即死とみられる。

県警によると、被害少年の胸や背中に刺し傷が3カ所あった。うち胸の1カ所は傷の深さが10センチ以上で心臓に達しており、致命傷になった。抵抗した際にできる防御創はなかったとのこと。

現場近くの植え込みで見つかった刃物に、血痕のようなものが付着していたことも判明したとのこと。

一部の報道では
「被害少年が友人と歩いていた時に通りかかった大音量を鳴らしながら走っていた乗用車に『うるせえ』と叫んだ。その乗用車は一度その場を立ち去るが再び被害少年の前に現れ、中から3人組が降りてきてそのうちの1人が刃物を取り出し何度も被害少年を刺したとみられる」とのこと。

時系列
2021年
03月27日(土)
04:10頃 事件発生
05:40頃 搬送先の病院で少年の死亡が確認される。

こんなところですね。
背中と胸に傷があって防御創が無いので、後ろから刺されたのかな?
ただ、いずれにせよ、いきなり殺意満々で刺してますね。

人数的には3対2だから、数の上でも有利で、その上、刃物まで持っている。
普通に考えれば刺すまでもなく、刃物で脅して、悪くても傷害事件ぐらいで済みそうなところなんですが・・・

どうもいきなり刺してるように見えます。その上、凶器を現場に残している。

これが計画的な犯行なら、凶器に指紋など残らないでしょうが・・・偶発的な事件なら凶器に指紋やDNAが残っている可能性がありますね。

もしそうなら、薬物やアルコールの影響などが考えらるのかな?

計画的な犯行だとしたら、朝の4時に被害少年がここを通る事を犯人グループは知っていた事になりますね。
被害少年がこの時間に現場を通る事はあらかじめ計画されていた事、あるいは習慣的な事だったのだろうか?

まー、その場にいた被害者の友人が、車の車種や特徴、犯人グループの顔を見ているので、おそらく逮捕に時間はかからないでしょうね。

警察が殺人罪で捜査しているように、傷が3カ所で内一つが心臓に達していたとなれば、殺意は否定できないでしょうね。

3人の内、一人は被害者少年の友人の方に関わっていたようで、殺人そのものには関係していないとしても、事件後に犯人と行動を共にして、逃亡を助けているのであれば、犯人隠避や犯人蔵匿の罪に問われます。3年以下の懲役または、30万以下の罰金ですね。

これを見ていたら、自首する事をおすすめします。

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広島県尾道市猫ペンキ虐待事件?

3月29日、広島県尾道市東土堂町の千光寺公園で何者かが猫にペンキをかけたとみられる事件が起きている。
観光客が見つけ、市民グループ「ペットマナープロジェクトおのみち」が保護したとのこと。

県外から猫を目当てに年数回訪れる女性が28日正午すぎ、顔や体のほぼ半分に緑色のペンキがべったり付いた猫を見つけた。知人と保護し、福山市内の動物病院で麻酔して毛をそってもらったとのこと。

同グループはペンキの付き具合から何者かが猫の頭から浴びせたとの見方を強め、尾道署に通報しパトロールの強化を要請した。同署は動物愛護法違反の疑いで捜査するとのこと。

微妙な事件ですね。事故の可能性も疑われますね。
ペンキを浴びた後、ペンキが固まる事で猫が苦しむ事は想像できるけど・・・実際に固まるまでには結構な時間が必要なんじゃないかな?
これはペンキの種類にもよるだろうけど。硬化剤を使ったプロ用のペンキなら、使う人間は限られるし。科捜研に分析を依頼したいところですね。

結果的に虐待になってしまったけど、事故やいたずらと言う可能性もあるかもしれません。
いたずらでも十分に虐待ですけどね。

ペンキを浴びせると言う事はその周囲に広範囲にペンキがまき散らされるわけで、普通なら浴びせた人間側(虐待した側)も後処理に困りますよね。
それにペンキを浴びた猫が周囲にペンキをまき散らしたりするかもしれないので、自宅などで行うには都合が悪いです。
なので例えば、空き地などで不要になったペンキを処分しようとしたところに、運悪く近くにいた野良猫に面白半分で浴びせたとかと言うあたりでしょうか?

尾道市が「猫のまち」と言うのは初めて知りましたが、猫が増えると猫に接する人間も増えるから、中には猫に愛情を感じない人がいても不思議では無いですよね。このあたりは上手に折り合いをつけてほしいと思います。

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2021/03/18

富山県富山市元自衛官交番襲撃事件5(一審判決)

(いきなりサブタイトルに番号がついていますが、番号がつくのはこれが最初です。これまでのタイトルは報道日付で書いてましたが、記事が4つあるので、今回が5番目です)
長文注意

***初公判(1月14日)***
1)被告は、起訴内容を認めるか問われても何も話さず、黙秘している。

被告は、裁判官の問いかけに一切答えず、罪状認否についても黙秘した。

2)冒頭陳述で、弁護側は、拳銃を奪おうと決意したのは交番所長を殺害した後で、強盗殺人ではなく、殺人と窃盗の罪が成立すると主張しました。そのうえで、警察官を襲ったのは拳銃を奪うためでなく、自分より強い武器を持つ相手と戦うためだったと主張し、重い刑事責任を負うことは大前提としながらも、被告には他人の気持ちを理解することが苦手な自閉症スペクトラム障害の影響があったと訴えたとのこと。

別の報道では
弁護側は「拳銃を奪う意思は警察官殺害後に生じた」と訴えて強盗殺人罪の成立を否定。殺人と窃盗の罪に当たるとした上で、「自分よりも強い武器を持つ相手と戦うための犯行で、拳銃を奪うためではなかった」と訴えた。警備員に対する殺人罪は認めたとのこと。

さらに別の報道では
弁護側によると、被告は小学生の頃から同級生となじめずに孤立していた。校外学習に参加せずに1人で学校に残ったことも。中学から不登校になり、家族に暴力を振るったり、金属バットを持って暴れたりするようになったとのこと。

中学卒業後には、開いたままの自室の窓から雨が入ってぬれたことに立腹し、寝たきりの祖母や父親などを暴行。110番されて警察沙汰になった。「今度警察に言ったら殺すぞ」と言って父親に暴行し、肋骨を骨折させた。その後、家族が一度家を出て被告は1人で暮らした時期もあるとのこと。

ただ、父親の受験指導を受けて自衛隊に入って以降は、家族の誕生日にプレゼントを贈るなど安定していた時期もあった。しかし、2年ほどで除隊し、その後に就職した電気工事会社でもなじめずに退職してから暴力が再開したとのこと。

弁護側は被告について「何ら支援や療育がなく、社会に適応できない時間が続いていた」としたとのこと。

3)検察側は冒頭陳述で、中学の頃からひきこもり、家族への暴力を振るうようになった被告が、自宅に駆けつける警察官に嫌悪感が芽生えたと指摘。事件当日、アルバイト先でトラブルを起こし「警察官との戦闘に勝ち、自分を誇示したい」と考えたことが交番を襲撃した動機だと主張したとのこと。

別の報道では
検察側は被告がアルバイト先でのトラブルから社会への不平不満を高めるなかで自暴自棄となり、社会を守る存在である警察官と戦って勝利することで自分の力を誇示しようとした、と指摘した。そして、拳銃を奪う目的で交番を襲撃したことは明らかで強盗殺人が成り立つと主張し、犯行は無差別に警察官を殺そうとしたもので、強い殺意や高い計画性があり、2人の人命が奪われた結果は重大だと述べたとのこと。

4)起訴状によると、被告は18年6月26日、奥田交番付近で男性警部補(当時46)=殉職により警視=をナイフで刺殺して拳銃を奪い、その後、富山市立奥田小学校の正門付近で男性警備員(当時68)を拳銃で撃って殺害したとされる。

5)証人尋問(当時のアルバイト先の店長で、事件当日に被告から暴行を受けて重傷を負った男性)

別室と映像をつないで行われた。男性は当初、被告のきびきびとした働きぶりに「さすが元自衛官だと思った」という。だが、勤務態度は徐々に悪化し、事件当日、被告が同僚と口論になって男性が仲裁に入ると、頭突きして顔や体を何度も殴り、店を飛び出したとのこと。

***第二回公判(1月18日)***
1)証人尋問(事件当時、交番相談員として勤務していた男性)
凶器を持った男と組み合う男性警視を助けようと「さすまた」を振ったが、相手に押し返され、外に助けを呼びに行ったと話した。

また裏口から男が凶器を持って襲撃したことから、「警察官の拳銃など装備品を狙った強盗だと思った」と事件当時の緊迫した状況を話した。そのうえで被告に対し「自分の過ちを黙秘せずに誠実に話してもらいたい」と訴えたとのこと。

2)被告が男性警視の殺害に使ったとみられるナイフが交番の裏口近くで見つかったことや、男性警視の負傷か所が顔や腹など40か所に及んでいた事が明らかとなった。

3)検察側の質問に被告は黙秘した。いっぽうで被告は、証拠調べの際に弁護士から資料を示されると、指を差して確認するような仕草をみせたとのこと。

***第三回公判(1月19日)***
奥田小学校での発砲事件での審理

1)証人尋問(撃たれた警備員の同僚)
「事件発生当時、学校の敷地内を歩いている最中、パンパンと2回音が鳴り、振り返ると犯人と目が合った。銃のようなものを構え、こちらに向かってきていて、恐怖で近くのガレージに逃げ込んだ」と、狙撃された当時の様子を証言したとのこと。

また緊急車両のサイレンが聞こえ状況を確認しに行った際、死亡した警備員から「何かあったんでしょうか」と問いかけられたのが最後の言葉だったと振り返ったとのこと。

2)証人尋問(県警で拳銃技術の優れた人を指導する特別訓練員をしていた警察官)
被告が狙撃している様子が映し出されたドライブレコーダーの映像などを確認した。
その上で、被告の銃の扱い方は「基本をしっかり分かったうえで実践している」と述べ、50メートル先にいた警備員を狙撃し、そのうちの1発が20センチの誤差しかなかったことについては「ほぼ正確に目標物をとらえている」と証言したとのこと。

別の報道では
被告は、片膝をついて重心を低くするなど「拳銃の扱い方の基本がわかったうえで実践していた」などと指摘したとのこと。

更に別の報道では
「腕をしっかり伸ばして照準を合わせており、基本ができている」と述べ、「経験上、ほぼ正確に狙えている」と解説したとのこと。

3)証人尋問(事件で鑑識捜査の指揮をとった警察官)
発砲を受けた警備員の立ち位置と弾丸の軌道を推定した実況見分の結果を示し、被告が警備員を拳銃で狙ったとしたうえで近い方の弾丸は警備員からおよそ20センチの所を通ったとしたとのこと。

***第六回公判(1月28日)***
1)証人尋問(被告の母親)
母親が遺族に対し、「息子が重大な事件を起こして申し訳ありません」と謝罪したとのこと。

別の報道では
母親は、弁護側から自閉症スペクトラム障害の影響について問われると「事件当時は知らなかった」と答えた。

一方で被告が中学生の時、発達障害を疑ったことがあり、「その時に障害を認識して適切な対応をとっていれば、こんな事件は起こさなかった。当時の自分を責めたい」と話した。

当時の被告は不登校で、家族に暴力を振るっていて、両親は肋骨を折るなどしたほか、祖母や姉も殴られたとのこと。

しかし母親は「息子である被告の将来を案じて警察はなかなか呼べなかった」と当時を振り返えった。

そして、事件のおよそ3か月前に息子に思いが伝わらず「死にたい」と思ったと、涙ながらに打ち明けたとのこと。

また事件後に面会した際に被告に事件について聞くと「自分の訓練不足」と話し、反省の言葉はなかったと話したとのこと。。

2)証人尋問(被告の父親)
父親は遺族に対して「死亡した警視さん、死亡した警備員と最愛の人を亡くされたことに申し訳ない」と謝罪し、また小学校の関係者にも「多大なストレスを与えてしまい、申し訳ないと思っています」と話した。

死亡した警備員の妻の代理人弁護士が、なぜ裁判の直前まで遺族に謝罪しなかったのか尋ねたのに対し、父親は「被告がこんなふうになったのは自分の責任が大きい。どうしていいか分からなかった」と答えたとのこと。

***第七回公判(1月29日)***
1)被告人質問
被告は、弁護側と検察側から事件のことや生い立ちなどを聞かれても一切口を開くことなく、初公判から引き続き黙秘したとのこと。

2)検察側は取り調べ段階で被告が事件について「重く受け止められない。まるで人ごと」、「今なら相手が誰であろうが殺せる。もうためらうことはない。それが(事件で)得たもの」と話していたことを明らかにしたとのこと。

***第八回公判(2月1日)***
1)証人尋問(精神鑑定を行った医師)
「幻覚や妄想といった精神症状は認められず、犯行は被告の意思によって実行された」と指摘したとのこと。

別の報道では
鑑定医は、被告が抱える自閉症スペクトラム障害が、犯行動機の形成や、実行への心理的ハードルを下げたことを認めた一方、被告に幻覚や妄想という状態はなく、犯行は、本人の意思に基づいて行われていると指摘したとのこと。

鑑定医が「殺された2人は死ぬ間際にどう思ったでしょうね」と問うと、被告は「すべてが唐突で、かつ容赦ないことなので理不尽なことだけど、そう思う余裕すらなかったと思う」「自分の行動に正当性のかけらもないことは十分わかっているが、自責の念が浮かんでこない」と答えたとのこと。

さらに被告は「警備員を警察官と見間違えたことが自分の判断力不足、能力不足だ」と話す一方、被害者への罪の意識は「分からない」と繰り返したとのこと。

鑑定医は、これらのやり取りから「被告には根本的に罪の意識がなく、共感力や想像力が欠如していることが明らかだ」としたとのこと。

別の報道では
医師は被害者への謝罪の気持ちについて何度も確認しましたが、一貫して「その気持ちは浮かんでこない、あくまでも自分の犯行が成功したかどうかにしか興味がない」と答えているとして、この点に「自閉症スペクトラム」の症状がよく表れていると話したとのこと。

2)被告が鑑定した医師に対して「アルバイト先のトラブルがきっかけとなり、不平不満が募って一気に燃え上がった。とにかく思う存分力を発揮して、その果てに何があるのか分からないが人を殺したかった。これは、八つ当たりのほか何でもない。自分の持ち歩いている武器よりも強いものを持っている警察官を狙った」と話していたことが明らかとなった。

別の報道では
医師は、被告が面接の中で「人生がうまくいかないという厭世観があり、犯行は積もり積もった鬱憤が我慢の限界を超えた八つ当たりだった」とし「自分の持っている武器より強い拳銃を持った警察官と戦って勝ちたいと思った」と話していたと明かしたとのこと。

3)弁護側は、裁判の争点のひとつとなっている強盗殺人罪の成立について「鑑定書には、拳銃を奪うために警察官を襲ったという記載がない」と指摘した。これに対し鑑定医は、「鑑定時にこのことが争点になると思っていなかった」と答えたとのこと。

4)検察側からの問いに対して鑑定医は、被告が面談などで「警察官を倒して拳銃を奪い、奪った拳銃で次の警察官を襲う」という主旨の話をしていることから、警官の殺害と拳銃を奪うことを一連で考えた方が「被告の考えを分かりやすく捉えていると思う」と述べたとのこと。

5)鑑定医は証言の中で、凶悪犯罪と自閉症スペクトラム障害との関連はなく、精神障害が事件の直接の引き金ではないことを強調したとのこと。

6)法廷で一言も話していない被告について、検察側が「これも自閉症スペクトラムの影響なのか」という質問に、医師は「面接では饒舌に話していたので症状とは関係ない。彼も思うところがあるのだと思う」と答えたとのこと。

***第九回公判(2月2日)***
1)証人尋問(犯罪心理学を専門とする大学教授)
事件後の精神鑑定で、自身が自閉スペクトラム症であることを知った被告は「治るのか」とたずね、障害の特性などの説明を受けると「もっと早く受診しておけばよかった」と、少し感情がこもったように話したとのこと。
そして大学教授は、被告の更生の可能性について、「被害者意識などを理解したくても障害特性が邪魔をしている。そこをどのように考えるか。判決後も事件の重大性を考えさせることが重要」と述べたとのこと。

別の報道では
教授は被告の特徴として自らの内面を話すことが困難だとし、被告が法廷で何も話さないことについて、被告は「裁判を受ける」ことに関心が向き「被害者や遺族の心情を考えること」が切り離されていると指摘しました。さらに、公開の場で十分話せるかという不安があるかもしれないし、嫌な記憶から逃れようとして口を閉ざしているのかもしれないと話したとのこと。

そして判決の後に、自らの行為の重大性について考えさせることが必要で、被告が抱く社会から被害を受けているという感情を取り除くことが更生につながると述べたとのこと。

また教授は、被告が「警察官に刃物を持って戦いを挑んで勝つ」という部分的な状況は見通せていたが、その先の展開まで予想できていたかは疑問が残るとしました。そのうえで裁判の争点である強盗殺人罪の成立に関連した弁護側の質問に対し「自分より強い相手と戦うことに集中している」状態で警察官を倒してから拳銃を盗もうとしたこともあり得ると述べたとのこと。

一方、検察側が被告が警察官を襲った理由についてどのように話したか問うと、教授は「警察官から拳銃を奪う」とも話したが、「とにかく警察官に勝つこと戦いを続けること」と繰り返し「戦い続けることは最後に死ぬということですよね」と第三者のように語ったと話しましたとのこと。

そのうえで被告は自閉症スペクトラム障害の特性があることから、動機の判断については、慎重になるべきだとしたとのこと。

更に別の報道では
教授は前提として、「自閉症スペクトラムのような発達障害を抱えた人の犯罪傾向が高いというわけではなく適切な支援を受けられていないことで犯罪のリスクが高まる」としたうえで、被告について、重症ではないものの小さな頃から周囲の人とうまくコミュニケーションがとれず、「理解してくれる人がいない」と感じてかなり強い被害感を抱いていると答えたとのこと。

特に自衛隊をやめてからは将来への不安と幼少期からのつらい経験が重なって追い詰められ、自分が身につけてきた「戦闘力」がどこまで通用するのか自己存在の確認として警察官と闘うことに価値を見出したのではないかと分析したとのこと。

教授によると被告の母親は「被告の自閉症スペクトラムを疑いクリニックを受診したがそうした診断は出なかったため『性格の問題と考えるしかなかった』と話していて、教授は「被告の学生時代は支援を受けられるチャンスはあったと思うが、十分に受けられていなかった。障害に気づかず大人になる人も多くいる」と話したとのこと。

***第十回公判(2月4日)***
1)捜査段階でつくられた被告の供述調書や取り調べ時の音声などが証拠として提出され、法廷内に用意されたスピーカーから裁判前の取り調べにゆっくりと丁寧な口調で応じる島津被告の音声が流された。

以下内容
2018年10月10日。事件でけがをした被告が退院して再逮捕され、交番襲撃の目的について初めて取り調べを受けた時のものです。

警察:「拳銃を強取しようと思ったのは何で?」

被告:「そうですね。興味という、ええっと拳銃が欲しくてそうしたっ…ていう…のが…真実に近いかな」

警察:「近いというのは?拳銃を取りに行った?ということ」

被告:「あ、はい。そういう意味です」

警察:「取って、どうしようと?」

被告:「取って、次の交番行って、次の警察署行って、殺して回ろうと」

警察:「殺して回ろうと?誰のことを?」

被告:「警察官を、警察官を殺して、その人が持ってる銃をとって、で、また、次の警察官、そのまた次、というふうに、殺して回ろうと思っていました」

警察:「拳銃を奪うために交番に行って」

被告:「すいません、その辺、訂正させて」

警察:「ああ、いいよいいよ」

被告:「訂正させてほしいんですけど、最初から、警察官を殺すために交番に行ってその結果として武器を奪ったっていう…」

警察:「どの時点で、その拳銃を奪おうと、最初から?それとも…?」

被告:「(20秒沈黙)あ~」

「自分の人生に失望して自分を受け入れてくれない社会に失望して、最期に果てるときに自分をさげすんできた連中に『俺はお前らより強い』と叫びたい願望があって…」

「人を殺すことで社会とのつながりを絶とうとしたんです。それで選んだのが警察官だった。自分より強い武器を持っている人らに相手してもらって、で、結果は射殺されて死ぬという考えでそれで俺の人生を終わらそうとそういう思いはありました」

「警察官は自分の居場所を見つけられない象徴みたいなそれと、その社会の秩序を守るべき警察官を打倒することで、自分の力を確かめて知らしめるっていう」

2)被告が入院中、逮捕される前に弁護人と面会した時の音声も流された。

その中では警察官が倒れた直後「当然次の警察官がくると思ったので武器を確保しなければと思って拳銃を奪った」と話していて、弁護側はそれをもとに強盗殺人罪ではなく、殺人と窃盗の罪が妥当だと主張しているとのこと。

***論告求刑公判(2月8日)***
1)検察側は論告で「犯行は警察官に対するテロ行為に匹敵し、社会秩序への挑戦だった」と指摘。「無差別殺人で、類を見ないほど卑劣で凶悪非道な犯罪。極めて理不尽で酌量の余地は全くない」と非難して、死刑を求刑したとのこと。

検察側は論告で「拳銃を奪うために交番を襲撃した」として強盗殺人罪の適用を主張。「犯行は警察官に対するテロ行為に匹敵し、社会秩序への挑戦だった」と指摘した。被告は初公判から一貫して黙秘を続けているが、捜査段階では拳銃の強奪目的があったことを認めていたことを強調したとのこと。

別の報道では
検察側は、被告の社会不適応の一因に自閉症スペクトラム障害(ASD)があった点を認めたうえで、「人への暴力を選んだのは被告の意思」として犯行への影響は間接的・限定的だと主張。周囲がASDに気付かず、社会的支援を受けられなかった点なども、「刑を軽くする方向に考える余地はない」としたとのこと。

2)弁護側は最終弁論で、警察官への強盗殺人罪の成立を否定、殺人と窃盗罪に当たると主張したとのこと。

弁護側は「拳銃を奪う意思は警察官の殺害後に生じたもので、強奪の意思は取り調べ時の誘導で認めた」として殺人と窃盗の罪にとどまると主張。警備員への殺人罪は認めたが、「無期懲役が相当」としたとのこと。

3)遺族の意見陳述
警視の妻は「命をもって謝罪してもらいたい。絶対に許すことはできない」と述べ、息子は「謝ることに時間がかかるならすぐにでも死んでほしい」と死刑を求めたとのこと。

警備員の妻は「課すべき刑は死刑だと思うが、できるだけ長く生きてもらいたい。その間、私たち家族の同じ苦しみや悲しみ、後悔をし続けて生涯を終えてほしい」と話し、その間、被告は妻と目を合わせ話を聞いていたとのこと。

別の報道では
「(障害の)治療を受け、苦しみや命の尊さを理解できるようになってもらわないと」。事件の理不尽さ、夫の無念を思うと「科すべき刑は死刑しかない」。そう語りつつ、こう締めくくった。「あなたにはできるだけ長く生きてもらいたい。遺族以上に悩み、苦しみ、後悔して、生涯を終えてもらいたい」

***判決公判(3月5日)***
裁判長は「残忍かつ冷酷な犯行」として無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。

1)強盗殺人罪の成否について、判決は犯行前に拳銃を奪おうと考えたとする検察の主張に対し、被告の供述から「合理的な疑いが残る」として成立を否定。殺人と拳銃に対する窃盗罪にとどまるとした。

2)ASDの影響については、判決は極めて強固な殺意に基づく犯行として完全責任能力を認定し、アルバイト先で注意されたことを機に警察官と戦って殺そうとした動機を、「『八つ当たり』以外の何物でもなく身勝手で酌量すべき点は全くない」と指摘した。

一方、周囲から孤立し、いじめを受けた被告の過去などに言及し「社会で居場所を定めることができない自身への失望や嫌悪感から自暴自棄になった」と述べ、「犯行に至る経緯などで本人の努力でいかんともしがたいASDの影響が様々な面で表れ、犯行以前に診断の機会を逸した」として「一定程度酌むべき事情がある」と量刑の理由を説明したとのこと。

別の報道では
犯行時に責任能力が低下していたとはいえないとした一方、自閉症スペクトラム障害が動機形成に影響を与えたことを認め「計画性が高いとはいえない」と結論付けたとのこと。

そして量刑については、犯罪責任を「極めて重大」とした一方、障害の影響やほかの死刑判決事件との比較から「死刑を選択することがやむを得ないとまではいえない」としたとのこと。

3)遺族のコメント
死亡した警備員の娘:
「自分自身にも悔しいし、判決自体も悔しい。そもそもこういう気持ちで来る予定ではなかった」

死亡した警備員の妻:
「被害者感情がここまで組み入れられないのかと悔しい思いも、かなり車の中では語っていたが、聞いていて切ない」

こんなところですね。
公判で黙秘している事について、精神科医や犯罪心理学教授の証言などを聞くと、どうも、障害の影響と言う見方ができるのかなと言う事がわかりました。
しかし、中学の時に受診したけど、そのとき「自閉症スペクトラム」の診断が出ていないんですよね。
それで、母親は「性格」と結論していると・・・かなりひどい家庭内暴力なので、セカンドオピニオンは受けられなかったかな?(被告を説得して受診させる事ができなかったのかな?)

それで、結局、放置されてしまい、その結果、周囲から孤立してしまって、本人も「生きづらさ」を感じていたんですね。
ASDとは自閉スペクトラム症の事ですね。

この事件も、竹下通り暴走事件と同じで、早い段階で治療していれば、この事件は防げたのだろうか?
「動機の形成に影響を与えた」と言うけど、実際の被告の精神鑑定時の供述などは「八つ当たり」と言うか、ある種の爆発ですよね。
なので、治療で「生きづらさ」が解消されていれば、このあたりで「八つ当たり」をする必要がなくなるわけで、事件直前のアルバイト先のトラブルも起きなかったかもしれませんよね。

竹下通り暴走事件はわからないけど、こちらの事件は治療で防げた可能性が高いのではないか?と考えています。

とは言え、そんな事は被害者には関係無いんですよね。
「障害だから許します」なんて事にはならないので、遺族としては受け入れられない判決だと思います。

量刑としては、身勝手な理由で二人を殺害してる点で死刑もあり得るところです。
強盗目的なら、死刑は当確だったかもしれません。
ただ、強盗目的でない場合が排除できず、障害の影響を考慮して無期懲役と言う事なんでしょうね。

いずれにせよ、「子育ては難しい」と言う事なんですね。
(親子で向き合って障害を早い段階で見つける必要があるんでしょうね)

亡くなったお二人のご冥福をお祈りします。

参考リンク
富山県富山市元自衛官交番襲撃事件(7月4日以降の報道)

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竹下通り暴走無差別殺傷事件その4(一審判決)

判決は懲役18年(求刑・懲役20年)

***初公判(2月18日)***
1)起訴状などによると被告は、元日に明治神宮の参拝客を無差別に殺害しようと、ガスバーナーを取り付け火炎放射器のように改造した高圧洗浄機や、灯油を入れたポリタンクなどを車に積んだという殺人予備罪、その後、車を通行人に追突させて殺害しようと竹下通りで軽自動車を加速させながら走行し、8人に傷害を負わせたという殺人未遂罪、その直後に近づいてきた男性の顔面を殴ったという傷害罪に問われているとのこと。

2)罪状認否で殺人予備については「最初はそうするつもりでしたけど、寸前になってやめました」と否認、殺人未遂について「1人目をはねたときフロントガラスにへばりついてジグザグ運転になり、前が見えなかった」と否認したとのこと。

別の報道では
被告は罪状認否で、「1人でも多くはねようと思っていたが、途中から前がよく見えなかった」などと述べた。一方、逃走時の傷害罪については争わない姿勢を示したとのこと。

3)動機についてこう述べた。
「無力化された死刑囚が殺されることが許せなくて、制度を支持している国民を狙いました。当時はそう思っていました」

4)弁護人は「統合失調症の影響で、当時は心神喪失の状態だった」として無罪を主張した。

別の報道では
弁護側の冒頭陳述によると、被告は中学時代に水泳部に所属して大阪府大会に出場。学業も好成績だったが、中学2年の頃からアルコール依存症の父親に暴力を振るわれるようになった。高校進学後には母親に「学校で『臭い』といわれている」と相談するなど、被害妄想の症状が出始めていたといい、弁護側は「周囲が精神障害に気づかず放置されて症状が悪化し、人格や考えがむしばまれた」と主張したとのこと。

事件当時は善悪の区別がつかなくなっていたと主張したとのこと。

5)検察側は冒頭陳述で、被告が「死刑制度を支持する国民が許せない」と考えて明治神宮での無差別大量殺人を計画し、30年7月のオウム真理教幹部13人の死刑執行を機に計画を加速させたと指摘。自動車教習所に通って運転免許を取得し、火炎放射器を自作するための高圧洗浄機などを購入したとし、「8人全員への殺意があり、完全な責任能力があった」と主張したとのこと。

別の報道では
検察側冒頭陳述によると、死刑制度反対の思想を持っていた被告は、死刑制度そのものや、それを支持する国民を狙い大量殺人を企てるなかで「大勢の人がいる明治神宮で無差別殺人を行おう」と考えるようになったとのこと。

そんななか、2018年7月、地下鉄サリン事件などで死刑が確定していたオウム真理教の元代表や幹部らの死刑が執行される。これにより被告は「ますます死刑制度を支持する国民が許せないと思う気持ちになった」とのこと。

***論告求刑公判(3月3日)***
1)検察側は、「事故の後遺症で、一生介護が必要な生活を強いられることになった被害者もいる」「『死刑制度に反対する』という主張からテロを起こして一般人を犠牲にするという動機は身勝手極まりなく、強い非難に値する」と指摘し、懲役20年を求刑した。

2)弁護側は、「統合失調症の影響がある」として無罪を主張しました。

***判決公判(3月17日)***
1)懲役18年(求刑・懲役20年)の判決を言い渡した。
裁判長は「結果は重大で深刻。人命軽視も甚だしい」と述べたとのこと。

2)火炎放射器を使った犯行計画を車の暴走に変更したことを挙げ、「無差別大量殺人を意図していた点では一貫しており、被害者全員に対する殺意があった」と認定したとのこと。

刑事責任能力についても、統合失調症が動機の形成や犯行の計画・準備に一定の影響を与えたとしつつ、「精神障害の圧倒的な影響によって罪を犯したものではなく、完全な責任能力を有していた」と結論づけた。

別の報道では
判決は、被告が死刑制度に反対しており、18年7月にオウム真理教の幹部らの死刑が執行されたことを引き金に、制度を容認する国民への大量無差別殺人を決意したと認定したとのこと。

犯行動機が生じた過程には統合失調症の影響があったと指摘したとのこと。

ただ、事件の半年前から現場の地図を入手するなど計画的に準備を進めていた点を踏まえれば、症状の影響は限定的だったとして完全責任能力を認定。幅の狭い道路でブレーキを踏まずに時速約50キロまで加速していたことから、8人全員に対する殺意も認められると結論付けた

更に別の報道では
「計画性の高さは顕著で、人命軽視甚だしく、身勝手極まりない」「単独の通り魔・無差別殺人未遂事件の中でも、特に重い部類に位置づけられる」としたとのこと

更に別の報道では
「一般人を標的として、著名な場所で起こった事件。社会に与えた影響も大きく、模倣性も高い」

こんなところですね。
まー時々理解不能な事件が起きます。
死刑制度に反対と言うのは、特に死刑制度に限らず、何事も、「賛成」「反対」「興味なし」と言う意見を各個人がそれぞれの判断で持つわけだから、それが悪いわけでは無いのですが、そこから自分の意見に反対する人間は全て殺害すると言う結論になる「飛躍」がすごいですね。

動機については、統合失調症の影響が少し(限定的に)あったと言う事ですが・・・
弁護側の冒頭陳述だと、高校時代から被害妄想が出ていたと言う事なんですが、それは統合失調症の症状の一つと言う事なのだろうか?

気になるのは、被告はいつから統合失調症だったのか?と言う事です。
なぜなら、統合失調症を治療していればこの事件は起きなかったのではないか?と思うわけです。

被告は高校に入学すると、被害妄想が現れ始めた。母親にも『臭いと言われる』『“???(被告の姓) 臭い”と検索すると自分のことが書いてある』などと相談したものの、そうした事実はなかったようです。その後も妄想に悩まされ、東京の専門学校に入学したものの、数カ月で退学。18年4月に大阪の大学に入り直した頃には、死刑制度を許せなくなったとのこと。

動機の死刑制度反対になった2018年4月頃にはなっていたと言う事だから、妄想が出始めた高校時代あたりに統合失調症になっていたけど、どうも、その時点で統合失調症と言う言葉が出てきていないので、診断や治療はされていなかったのかな?

急性期症状の発作などがあれば、それがきっかけで受診するでしょうから、それほど悪い状態では無かったんでしょうね。

ただし、動機の形成に一定の影響はあったが、それは限定的で、完全責任能力が認められています。
なので、治療していれば、動機が形成されなかったとまでは言えないかもしれません。

とは言え、結果が重大です。8人が重軽傷。
打撲や捻挫など全治1週間の被害者もいる一方で、高次脳機能障害を負い、入院加療500日を超える被害者もいる。

死人が出てもおかしくないし、高次脳機能障害だと一生、後遺症に苦しむかもしれません。

そこを考えると、以前にも書きましたが、定期健康診断にメンタル面の検診を加えて、症状の軽い段階で治療に結びつけていくと言う事にすれば、少しは事件を減らす事につながるかもしれませんね。

まー、自己申告による問診でスクリーニングして、怪しいところを面談と言うあたりでしょうか。

高校時代に妄想を相談された母親も、まさか、5年後にこんな事件を起こすとは予想できなかったでしょうね。
やはり、おかしいと思ったら、早い段階で受診させるのが良いのかもしれませんね。

参考リンク
竹下通り暴走無差別殺傷事件その3(続報)

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埼玉県和光市特殊詐欺男性殺人事件その2(少年の一審判決)

一審判決は懲役7年以上12年以下(求刑懲役10年以上15年以下)の不定期刑です。

***初公判(3月1日)***
1)検察側は冒頭陳述で、少年は東京都板橋区のマンションで、男性らと特殊詐欺グループの「かけ子」として活動。現場の管理役だった男性から日常的に高圧的な態度を取られていたことや、独自で詐欺行為をしていると疑われたことなどから、「不満を抱き、殺害を決意した」と指摘。殺害や死体遺棄の犯行態様についても「残虐で悪質」としたとのこと。

2)弁護側は「被告は、被害者の遺族に謝罪の手紙を送り、被害弁償も行っている。こうした点も踏まえて量刑を決めてほしい」と主張したとのこと。

3)起訴状によると、少年は去年4月、都内のマンションで、同じ特殊詐欺グループに所属していた当時31歳の男性を包丁で刺して殺害し、仲間の男と共謀して遺体を盗難車に乗せ、和光市のマンションの駐車場に放置したとのこと。

4)少年は「間違いありません」と起訴内容を認めたとのこと。

5)証人尋問
少年とともに男性の遺体を運んだ詐欺グループの仲間の男(24)=死体遺棄罪などで実刑判決=が出廷。男性が少年に偽ブランドの財布を売り付けようとするなど嫌がらせをしていたことに触れ、「少年が『もう限界。殺しちゃいそうです』などと言っていた」と証言したとのこと。

***第二回公判(3月2日)***
1)被告人質問
少年が特殊詐欺グループに加入するようになった経緯について「仕事を紹介してくれた人から、金融の仕事だと聞いて東京に来た」と説明。板橋区の拠点マンションでは、毎週日曜日の夕方から金曜日まで、他のメンバーらとともに生活し、高齢者らに電話をかける「かけ子」として活動していたとのこと。「仲間同士は偽名を名乗っていた。報酬は10%程度と聞いたが、自分が報酬をもらったことはなかった」と話したとのこと。

男性を殺害したことについては「殺害するために包丁を買った」と話した一方で、事件直前のやりとりなどは「言いたくない」と黙秘したとのこと。

***判決公判(3月11日)***
1)さいたま地裁は懲役7年以上12年以下(求刑懲役10年以上15年以下)の不定期刑を言い渡したとのこと。

2)裁判長は、少年があらかじめ購入した包丁で男性の首などを複数回突き刺し、深い傷は約11センチに及んでいることなどから、「犯行は強固な殺意に基づき、危険かつ執ようで悪質」と指摘。「被害者は無残にも車に放置され、変わり果てた姿となった。結果は重大」と述べたとのこと。

一方、少年が男性から数々の嫌がらせを受けており、「理不尽な言動が被告を追い詰めた。被害者の落ち度は大きい」と認定。他にも父親から虐待を受けるなど、犯行には「成育歴や家庭環境が一定程度影響している」としたとのこと。

その上で、両親が更生を助けると誓っていることや少年の年齢などを踏まえ、「矯正教育を受ける中で改善更生を期待する」として、懲役7~12年が相当と述べたとのこと。

3)裁判長は最後に「更生に向けて歩んで欲しい」などと述べたとのこと。

こんなところですね。
仕事を紹介されて、行ってみたら詐欺グループだったと言うことなので、同情できる点はありますね。
「報酬は10%程度と聞いたが、自分が報酬をもらったことはなかった」と言うことで、搾取されているだけの、ブラック中のブラックですね。
その上、理不尽に追い詰められているところなど、弱みにつけ込んだ、絵に描いたような卑怯ぶりです。

現在も特殊詐欺グループの中で働かされている若年者がいると思いますが、関係を断ち切らないと、一生、利用されるだけですよ。

参考リンク
埼玉県和光市特殊詐欺男性殺人事件

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愛知県名古屋市名東区猫毒殺事件?

名古屋市名東区の公園の池で、野良猫の死骸が相次いで見つかる事件が起きている。

2月5日、名東区の猪高緑地で、近くに住む人が池に浮かぶ野良猫の死骸を発見した。

警察によると、この公園では3月に入って少なくとも11匹の死骸が見つかり、その多くは目立った外傷はなく、池の付近には猫用の餌などが散らかっていたとのこと。

 警察は、何者かが毒物を混ぜた餌を野良猫に与えた可能性もあるとみて、動物愛護法違反の疑いで捜査を進めているとのこと。

以前は多くの猫がみられたとのこと。
3月6日、公園内の池に4匹の死骸が浮いているのが見つかり、その後も同じ池や、近くの山から猫の死骸が見つかりました。6日以降10日までの5日間で、少なくとも11匹の死骸が見つかっている。

猫の世話をしているボランティアらによると、付近では約30匹の猫がいたが、現在は数匹しか見かけなくなったという。ボランティアの女性は「避妊や去勢手術をして面倒をみてきたのに、たくさん死んでしまって悔しい思いです」とのこと。

こんなところですね。
名古屋市の最近の虐待事件だと、
2019年のインコ虐待事件(逮捕済)
2018年の名古屋市緑区大高緑地公園猫エアガン虐待事件(書類送検)
2017年の愛知県名古屋市港区ガーデンふ頭臨港緑園猫毒殺事件
2017年の愛知県名古屋市熱田区路上猫踏み殺し事件(書類送検)

こんなところで、2017年の愛知県名古屋市港区ガーデンふ頭臨港緑園猫毒殺事件が今回の事件に似ていると言えば似ている。
ガーデンふ頭臨港緑園の事件は2月から3月に野良猫10匹以上の死骸が発見され、一部の死骸から農薬が検出されています。

今回の名東区の事件も駆除目的か?と思われるのですが・・・ちょっと違うのが、毒殺による駆除だとすると死骸が池に投げ入れられている点が、通常の駆除目的の事件と異なる部分かと思います。

駆除目的の場合、大抵は駆除自体が目的なので、駆除後の死骸については放置している事が多いですよね。
結局それで、事件が発覚するわけですが。

今回の事件は、どういうわけか、死骸を池に投げ込んでいます。
なので、動機が大きく二つ考えられます。
1)駆除目的で、死骸を隠して事件の隠蔽を考えた場合
2)駆除目的で、毒餌で動けなくなった猫を池に投げ入れて駆除している場合。
3)虐待目的で、毒餌で動けなくなった猫を池に投げ入れて、殺す事を目的にしている場合。

駆除目的か?虐待目的か?
死骸を投げ入れている場合、「死骸で公園を汚したくない」と言う意識があるのかな?

いずれにせよ、周辺の方は注意されたほうが良いと思います。

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福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件その5(5人目少年の一審判決)

5人目の少年(18)の一審公判です。
懲役5年以上9年6月以下(求刑懲役6年以上11年以下)を言い渡した。

***初公判(2月15日)***
1)検察側は冒頭陳述で、少年は犯行を主導したとされる長浜市の元少年(20)=殺人罪などで起訴=らに同調し、被害者に暴行を加え、東尋坊では共犯者と崖で取り囲んだと説明。「殺人の中でも残虐で少年の果たした役割は相応に大きい」と、成人と同じ刑事処分の必要性を訴えたとのこと。

2)弁護側は、少年は友人の別の元少年(20)=懲役5年以上10年以下の不定期刑が確定=に同行し犯行に加担したが、「関わりは限定的」で傷害や監禁の一部はほう助犯に当たるなどとし、更生の余地があり、少年院送致など保護処分が適切だと主張したとのこと。

3)起訴状によると、少年は長浜市の元少年ら6人と共謀。19年10月17~18日、同市で被害者の脚を車でひくなどして車に閉じ込めて東尋坊に向かい、同18日夜、崖から飛び降りさせ死亡させた、などとしているとのこと。

4)少年は起訴内容をおおむね認めたとのこと。

***論告求刑公判(2月25日)***
1)検察側は懲役6年以上11年以下を求刑した。

2)検察側は論告で、少年は初対面の被害者に大きな理由なく暴力を振るい、東尋坊では飛び降りさせる崖の先端を探すなどし、「経緯にくむべき事情はなく、少年が果たした役割は相応に大きい」などと、厳重な刑事処分を訴えたとのこと。

3)弁護側は、少年は知的能力が低く、共犯者の元少年(20)=懲役5年以上10年以下の不定期刑が確定=との友人関係に執着し、犯行に加担したと指摘。「共犯者の中で一番幼く、能力に合わせた教育が必要」と少年院送致の保護処分を求めたとのこと。

4)少年は最終意見陳述で「自分の過ちやこれからの出来事に目をそらさず生きたい」と述べたとのこと。

***判決公判(3月16日)***
1)裁判長は懲役5年以上9年6月以下(求刑懲役6年以上11年以下)を言い渡した。

2)裁判長は、少年は一連の犯行に関与した時期が比較的遅く、傷害行為などの一部は共犯者を手伝う程度にとどまるとしたが、最終的には自発的に暴行を加え、東尋坊では飛び降りるよう被害者を追い込んだとして「相応の役割を果たした」と指摘。弁護側は少年の未熟さなどから少年院送致の保護処分を求めたが、判決は「殺人の中でも重い部類で、刑事処分以外の措置は許されない」と断じたとのこと。

こんなところですね。
犯人7名の判決状況は
(すいません、年齢は事件当時、判決時がバラバラになっています)
A)滋賀県長浜市神照町、とび職U容疑者(当時39)・・・公判前
B)アルバイト少年(判決時19)・・・一審判決、懲役10年以上15年以下
C)無職少年(判決時19)・・・・・・一審判決、懲役5年以上10年以下の不定期刑

D)大津市の少年(判決時18)・・・・一審判決、懲役5年以上9年6月以下の不定期刑

E)大津市の少年(判決時18)・・・・一審判決、懲役6年以上12年以下の不定期刑

F)大津市の少年(判決時18)・・・・一審判決、懲役5年以上9年6月以下の不定期刑

その他にGの少年が大津市内の男子高校生(当時17)1名ですね。

今回の少年Fについては、事件への参加の時期が遅かったとの事なのですが、殺意が認定されていますね。
東尋坊で立ち会っていて、自殺に追い込んでいるのが決定的なんでしょうね。

残る少年が1名いますが、多分、量刑は似たような物でしょう。

事件の過程でこれから何が起こるのか?と言うのは、東尋坊に向かう前に全員が知っていたはずです。
まー自殺に見せかけると言う偽装をしているので、事件が発覚しないと、甘い見込みだったのかもしれませんが・・・

とにかく、若年者には「自分の頭で考えろ」「その結果どうなるか考えろ」と言いたいですね。
(「自分の家族がどうなるか考えろ」と言うのもありますね)

続報を待ちましょう。
参考リンク
福井県東尋坊少年集団暴行殺人事件その4(4人目少年の一審判決)

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2021/03/12

世田谷一家殺害事件再考その207(20年末特番まとめ6「父親のDNA」)

未解決事件SP
世田谷一家殺人事件
20年目のスクープ
~3つの影を持つ男~

***初めに(ASKAのコメント)***
番組内容には主要な5項目があります。
§1.物取り犯説
§2.怨恨説
§3.外国人説
§4.複数犯説(実行犯は反社会性人格障害)
§5.犯人の父親のDNAについて

今回は犯人の父親のDNAについて取り上げます。
取材メモについては、別記事で解説しています。
番組を実際に見てください。この番組はかなり詳細に事件を再現しています。
事件簿の記事ではそれらを全て書き出す事はできません。
実際に番組を視聴して、参考に事件簿の記事を読んだいただいた方が理解が深まると思います。

長文注意です。
********************

一部、外国人説での情報を再掲します。
母親側のDNAについては
ミトコンドリア DNA の分析の結果
ミトコンドリア DNA は大きく30のグループに分かれている、鑑定の結果犯人の DNA はその中のH系統に属し、さらに当時見つかったばかりの珍しい15番目のグループ H15型であることが判明した。

この結果から
犯人の母親は日本人の系統には属さず最も可能性が高い起源はヨーロッパ系だと結論付けた。

父親側のDNAについては
Y 染色体の分析の結果。
15年前とは異なる新たな解析方法を用い、最新の日本人男性の DNA データ3500件、中国人3万件韓国人2500件それらに加えフィリピンマレーシアシンガポールにも範囲を広げ各国から集めた実に4万もの膨大なデータをひとつひとつ犯人の DNA と照らし合わせていった。

番組では
フィリピンのルソン島が(犯人の)可能性の範囲に入る。
と言う結論というよりは情報を出している。

で、番組の目玉としてフィリピン北部を取材した結果、例のハンカチ(クルリンパと呼ばれてるのかな?)と同じ使いかたをしている事を発見した。

ただし、この情報はすでに、警察から発表されている内容(犯人が用いた包丁の包み方がフィリピン北部地域の軍人らが使う方法に酷似している)

付け加えると、成城警察署元署長の土田氏は DNA 捜査の進展に大きな期待している。
ただし、犯人の個人情報保護の点でDNA情報を捜査に使用するには法の整備が必要と言うことですね。

こんなところですね。
父親のDNAの分布を全て出さずに、「フィリピンのルソン島にけっこう多い」と言うことだけを出してしまうのは、ちょっとよろしく無い気がしますね。
まー番組としては、ハンカチの件と絡めたいのでこうなってしまったのかもしれませんが・・・

さて、DNA捜査についてですが、私としては楽観的には考えていません。
DNA情報を使って捜査しても、結局は犯人逮捕の決め手にはならないのではないか?と言うのがその理由です。

極端な例を考えてみましょう。
例えば、今、ここに犯人の「顔写真」、「体全体の写真」があったとして、それで犯人が逮捕できるだろうか?

日本全国に指名手配(氏名がわからないので指名手配できないかもしれませんね)して、顔写真を公開すれば、情報は入るかもしれない。

しかし、犯人が外国人で日本での滞在が事件の前後1週間だけだったとしたら?
20年前にこの人見ませんでしたか?と聞かれて、記憶をよみがえらせる事ができる人間がどれだけいるだろうか?

逆に、犯人が現場近くで生まれ育ったのであれば、現場周辺で写真を見て思い出す人もいると思います。
なので、仮に顔写真があったとしても、それを捜査に活かすには、ある程度の条件(情報)が必要だろうと思うわけです。

そういう意味で、地道な捜査は必要なんだろうと思います。
(とは言え、DNA情報やDNA捜査があった方が捜査にプラスになると言うことは間違い無いと思います。)

番組中で警視庁捜査第一課の元管理監の廣瀬氏が言う
「警察捜査とはいっても組織力を使ってできるのは、せいぜい40%ぐらい、あとは地域住民や皆さんの協力が60%」と言う言葉も、そういう意味なのかな?と思いますね。

補足として
2008年5月に発生した「琵琶湖のバラバラ事件」では、遺体の似顔絵や身体的特徴などが公開されたが、日本人遺体の身元の判明まで10年かかってます。

さて、一応ここまでで番組内容のおおまかなまとめは終了です。
次回は再現ビデオの中で私が気になった点について、時間があれば書いてみようと思います。

参考リンク
世田谷一家殺害事件再考その202(20年末特番まとめ1「取材メモ」)
世田谷一家殺害事件再考その203(20年末特番まとめ2「物取り犯説」)
世田谷一家殺害事件再考その204(20年末特番まとめ3「怨恨説」)
世田谷一家殺害事件再考その205(20年末特番まとめ4「外国人説」)
世田谷一家殺害事件再考その206(20年末特番まとめ5「複数犯説」)

琵琶湖遺体遺棄事件

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2021/03/06

千葉県富津市保険金殺人事件その2(主犯の一審判決)

千葉県富津市の埠頭で2019年1月、保険金目当てに被害者男性=当時(23)=を海に突き落とし殺害したとして、殺人罪に問われた養父の男性被告(50)の一審です。
実行役とされた2人は、いずれも裁判で起訴内容を認め、1人(内装工51歳)は懲役10年が確定している。もう一人の彫り師(33)は公判中。

***初公判(2月4日)***
1)被告は「殺害の共謀の事実を認めない」と起訴内容を否認した。

2)検察側は冒頭陳述で、被告は被害者の保険金目当てに殺害を計画し、養子縁組したと指摘。保険金の総額は約5000万円に上り、同被告が実行犯に殺害を指示したと述べたとのこと。

検察側は「被害者を事故に装い殺害するように指示したり、殺害後に偽装工作もしていた」などとして被告が事件の首謀者だと主張したとのこと。

検察側は「被告と被害者が養子縁組を結んでから、半年もたたないうちの事件であり、保険金の受取人は被告となっていた。犯行を計画したのは被告で、事故で死亡したと見せかけるための偽装工作をした」と指摘したとのこと。

3)弁護側は「養子縁組は保険金目的でなく、被害者を保護するためだった」と主張。殺害を指示する発言も「本心でなかった」としたとのこと。

別の報道では
弁護側は、「共謀の男に殺すと話したことはあるが、本心ではない。事件後に保険金の請求もしていない」などと無罪を主張したとのこと。

4)起訴状によると、被告は19年1月27日、別の男(彫り師)と共謀し、富津市の埠頭の岸壁から被害者を海に突き落とし、殺害したとされるとのこと。

***第二回公判(2月19日)***
1)検察側は「被害者を突き落としたS被告には殺意を抱く事情はなく、被告の考えや計画のもと実行した。被害者を養子にするなど犯行準備を着々と進めた被告が首謀者であることは明らかだ」と指摘。
そのうえで「突然命を奪われた被害者の絶望や無念さは察するに余りある。合理性に欠ける被告の供述内容は信用できず、保険金を目的とした犯行態様は冷酷で悪質だ」と非難し、無期懲役を求刑したとのこと。

2)弁護側は「実行役が勝手に忖度して暴走した。殺害を共謀した事実はない」と、改めて無罪を主張したとのこと。

***判決公判(3月2日)***
裁判長は、「被告らは転落事故を装い保険金目的で殺害した。計画的な犯行で身勝手極まりない」と述べたうえで、「被告は首謀者として殺害を発案し、シナリオ通りに犯行を推し進めた。卑劣な犯行で実行犯よりも重い責任を負うべき」とし、被告に対し、無期懲役を言い渡したとのこと。

こんなところですね。
まー保険金殺人の首謀者ですから、無期懲役は妥当なところだと思います。
養父母による保険金殺人と言うのは昔からある手口なので、養子になる場合は相手の懐事情なども調べておかないと、安心できないかもしれませんね。

亡くなった男性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
千葉県富津市保険金殺人事件

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新潟県柏崎市バラバラ殺人事件その4(一審判決)

***初公判(12月23日)***
被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

起訴状によると被告は2011年3月中旬ごろ、当時住んでいた柏崎市の自宅で同居していた兄が死亡しているのを確認したにも関わらず、転居先を含めて約9年半にわたり、遺体を放置した罪に問われている。

***論告求刑公判(2月12日)***
1)被告人質問
被告は、遺体を埋葬する義務について「犯罪だと思わなかった」と話したとのこと。
検察側から遺体を切断した理由を問われ、当時、住んでいた家が競売にかけられ、すべて処分しなければならないという思いだったと述べたとのこと。

検察がなぜ正しい行動をとれなかったのか質問すると
「パニックとショックだった」と答えたとのこと。

2)検察側は「兄は自殺したと推測され、埋葬をされないばかりか、死体を切断されるなど、不憫な状況が続いた心情は察するにあまりある」などとし、懲役2年を求刑。

3)弁護側は遺体を埋葬しないことが犯罪にあたるという認識がなかったことや、反省や謝罪をしているなどとして執行猶予付きの判決を求めた。

別の報道では
弁護側は突然起きた出来事に適切な対応ができなかったもので再犯の可能性も低いとして執行猶予付きの判決を求めたとのこと。

***判決公判(3月5日)***
1)新潟地裁は被告に対し懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。

2)裁判官は「兄の遺体を10年近くもの間、隠して放置し、死因が判断つかないほど腐敗させた上、切断したことは死者の尊厳を損なう悪質な犯行と言わざるを得ない」と指摘したとのこと。

一方で、「遺体を遺棄した動機は生活が困窮し埋葬費用がなかったことや、他の親族と疎遠で相談できなかったことで、同情の余地がないとは言えない」と述べ、被告が自ら警察署に出頭し、反省の態度を見せていることなどを考慮して執行猶予付きの判決を言い渡したとのこと。

3)弁護側は控訴しない方針とのこと。

こんなところですね。
地味な事件だったせいか、報道情報が少ないです。
初公判から論告求刑公判までの間に公判が無かったのかもわかりません。

知識不足で犯罪となってしまった事や、そもそも生活に困窮していた事で埋葬費用が無かったと言うのは同情できる部分ではありますが・・・
アパートの家賃は支払っていたので、まとまったお金を用意する事ができなかったのかな?
実際には埋葬するお墓をどうするか?なんて事もありますし。
こういう場合どうしたら良いのでしょうね?
生活保護を受けているのであれば、葬祭扶助制度を利用する事ができるらしいですが・・・
割安な市民葬などを利用しても、相場は50万円以内と言うことなので、困窮者には難しいですね。

なので、国や地方自治体レベルで、困窮者に代わり埋葬を行うような制度が無いと、この先も同種の事件が起きますね。

よくお年寄りが「葬式代だけは用意しておくから」と言うのは残された家族に迷惑を掛けない為なんですね。

参考リンク
新潟県柏崎市バラバラ殺人事件その3(11/13までの報道)

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2021/03/05

世田谷一家殺害事件再考その206(20年末特番まとめ5「複数犯説」)

未解決事件SP
世田谷一家殺人事件
20年目のスクープ
~3つの影を持つ男~

***初めに(ASKAのコメント)***
番組内容には主要な5項目があります。
§1.物取り犯説
§2.怨恨説
§3.外国人説
§4.複数犯説(実行犯は反社会性人格障害)
§5.犯人の父親のDNAについて

今回は複数犯説について取り上げます。
取材メモについては、別記事で解説しています。
番組を実際に見てください。この番組はかなり詳細に事件を再現しています。
事件簿の記事ではそれらを全て書き出す事はできません。
実際に番組を視聴して、参考に事件簿の記事を読んだいただいた方が理解が深まると思います。

長文注意です。
********************

事件から3年後、警察に頼まれ5人の精神科医が現場で犯人像の推定を行った。これに参加精神科医の一人が、身元を明かさない事を条件に当時警察に話した事を今回初めてメディアの前で明かしたとのこと。

現場に入った医師は当時まず注目したのは犯行後の行動だった。
医師談:
ある意味で自分の欲求が抑制されていない。いわゆる反社会性であったりサイコパスと言われるようなものに近しいような印象がある。

精神科医による分析①
自らの欲求を抑制できない人物(複数のアイスクリームを食べている状況等から)

精神科医による分析②
サイコパス(反社会性人格障害)に近い

そして医師がもっとも気になったのは、殺害方法の違いだった。

医師談:
男の子(礼君)に関する手口が他の家族に対するものと違う事(礼君だけが絞殺だった)

医師談:
犯人は男の子に「共感と言うかシンパシー」を感じる部分がどこかあったんじゃないか。それに対して、逆にそのお母さんやお姉さんに対しては執拗なまでに損壊をしているので犯人の中の母親であったりとか女きょうだいとかに対する、恨みが手口の違いにあらわれたんじゃないか。

医師談:
動機の面での犯人と(その人物に)託されて、いろんな証拠を残しても別に足がつくわけでもないという実行犯、犯人が2人いてもいいのかなと

一家とは何の接点もない犯人は大量の痕跡を残したのではないか。
だとすると、一家に殺意を持つ指示役が実行犯とは別にいたのではないかと指摘する。

事件が起きた時刻近くに宮澤さん宅前の小道から飛び出してきた男(飛び出しマン)
犯行を見届け逃走した指示役だったとしたら辻褄が合う。(ナレーション)

こんなところですね。
番組のサブタイトルが「~3つの影を持つ男~」となっていて、この3つの顔とは
§1.物取り犯説
§2.怨恨説
§3.外国人説
の事を指します。

その意味では、この複数犯説は変化球的な意味あいなのですが・・・実はASKAの事件簿も初期に複数犯人説を推してました。
とは言え、初期の頃は情報も断片的な物だけを頼りに考えていたので、翌日逃亡説を軸に10時間滞在の説明として複数犯説を導入していたと言うあたりなんですけどね。
(15年前の記事を読むと・・・けっこう、ハズイです。)

複数犯説が支持しにくい理由は「証拠が無い」と言うその1点だけだと思う。
つまりA型男性の実行犯の指紋、血液、DNA以外の不審な指紋、血液、DNAの情報が報道されていないからなんですよね。

私もその点はそうだなと思うのですが・・・・けれど、それは複数犯を否定する材料にはならないと言うことにも気づきました。
現場は宮澤さんの個人宅ではあるのですが、家族以外の人間の出入りが全くない場所では無いはずです。

ご近所さんや、友人知人、セールスマンや、泰子さんの塾関係者などの出入りがあっても不思議では無いんですよ。
ただ、そういった指紋やDNAは当然、誰の物か?と捜査本部は調べるのですが、誰の物かわからない指紋やDNAが一つぐらい出ても不思議ではありません。

そういった持ち主不明の指紋やDNAが発見されても、それが「報道されていないだけ」と言う可能性がありますね。

なので、共犯者の痕跡の報道が無いからと言って、それが決定的な否定材料にはならないわけです。

更に言うと、指紋は手袋をしていたから、DNAは、それが付着する前に「短時間で現場から離れたから痕跡が残らない」と言う説明もできるわけです。
(そもそも、主犯(指示役)は現場に入っていないと言うのも有りです)

さて、番組の都合なのか、「サイコパス」と言う言葉が強調されていますが、重要な説明が抜けています。
1)なぜ、サイコパスと考えられるのか?
2)なぜサイコパスだと、複数犯が考えられるのか?

ここからは、私の勝手な推測です。私は専門家では無いので、もし間違っている場合はご指摘をお願いいたします。
まず、サイコパスだとする理由ですが・・・番組の中で紹介されている分析は二つ

精神科医による分析①
自らの欲求を抑制できない人物(複数のアイスクリームを食べている状況等から)

精神科医による分析②
サイコパス(反社会性人格障害)に近い

ここの表現に誤りがあるのではないか?と考えています。
分析①は分析②を判断する為の理由で、自らの要求を抑制できない人物だから、サイコパスではないか?(サイコパスである)と言うことなのではないかと私は解釈しています。

その理由なのですが、
サイコパスの特徴としてはDSM5の診断基準では(DSM5にはサイコパスの定義が無く、反社会性人格障害として定義されている)
以下の7点の中から3点以上が合致するのが条件です。。

A)法律にかなって規範に従うことができない、逮捕に値する行動

B)自己の利益のために人を騙す

C)衝動的で計画性がない

D)喧嘩や暴力を伴う易刺激性

E)自分や他人の安全を考えることができない

F)責任感がない

G)良心の呵責がない

実はDSM5の他にPCL-Rと言うサイコパスの診断基準があります。そちらには
「行動のコントロールができない」と言う項目があります。
これがそのまま、分析①の「自らの欲求を抑制できない人物」と一致しています。
多分、DSM5だとC)の「衝動的」と言う言葉に含まれてしまう部分かもしれません。

で、結果、DSM5の診断基準の中の
犯罪を実行している点でA)
分析①からC)
過剰な攻撃の点でD)
子供二人を殺害している点でG)

これら4つが該当するのではないか。
その結果、精神科医はサイコパスの可能性があると判断したのだろうと考えています。
(実際には15歳以前に素行障害が発症している事が診断条件にあるので、これだけではサイコパスとは診断できない)

次にサイコパスの場合、なぜ複数犯が考えられるのか?
これは逆に言うと「サイコパスにはこの犯行はできない」と言い換える事ができます。

そう考えた場合、サイコパスにこの犯行ができない理由としては
「サイコパスは計画的な犯行ができない。」と言う1点につきるのではないか?と私は考えています。

番組で紹介した「物取り説」「怨恨説」「外国人説」はそれぞれ、計画的な犯行に見えます。

この為、犯行の計画を別の共犯者(指示者)が考えて、その指示に従って犯行を行った実行犯がサイコパスだと言う見立てが、この精神科医の言う
「動機の面での犯人と(その人物に)託されて、いろんな証拠を残しても別に足がつくわけでもないという実行犯、犯人が2人いてもいいのかなと」
と言う言葉になるのかな?と解釈しています。

そうすると、サイコパスによる「物取り説」「怨恨説」「外国人説」も成立する事になります。

ただ、本当にサイコパスが実行犯で、別に指示した主犯がいるとすると・・・別の見方もできます。
サイコパスは基本的に治療ができない(認知療法が有効だと言われているようです)この為、放っておくと、次の事件を起こします。
これは主犯にとって都合が悪いので、主犯が逮捕されない為の次の一手は、この実行犯の口を塞ぐ事になるわけです。
あるいは、外国に逃がした、そもそも実行犯が外国人だったと言う場合もあるかもしれません。

そうすると、日本国内でいくら探しても、見つからないと言う現状を説明できるかもしれませんね。

なので、前回の「外国人説」と並んで、現状を説明する事ができる魅力的な説になります。

で、番組の中で紹介された「飛び出しマン」が主犯(指示役)なのか?と言う点については、ちょっと微妙な気がします。
理由としては
「主犯は自分が逮捕されない為に、殺し屋を雇っているのに、現場近くまで行って目撃されるようなリスクを冒すとは思えない。」

指示するだけなら、携帯電話で連絡する事ができたはずです。
例外があるとしたら、言葉では説明できないような物を探している場合や、主犯自身も姿形を知らない物を探している場合ですね。

そうすると、風呂場で窓越しに主犯に実物を確認させながら、探していた場合で、「目的の物で無いから浴槽に捨てた」浴槽の中がいろんな物で溢れていたのはこの作業の結果として説明できますね。

ただ、長時間、風呂の窓越しに、主犯と実行犯がやりとりすると言うのは実際に無理じゃないかな?

もう一つの可能性としては、知人の玄関侵入説の場合、訪問した人物は実行犯一人とは限らない可能性があります。
つまり、玄関から実行犯と主犯が二人が侵入し、実行犯の犯行開始に合わせて、主犯は風呂窓から逃亡した、それが「飛び出しマン」だったとしたら説明できるかもしれません。

しかし、この場合も主犯が現場に入るリスクを冒している点は同じですが・・・主犯が最初にみきおさんの物(奪取したい物)を確認して、その場で実行犯に指示したと言う事なら有りかもしれませんね。(さっき見た「アレ」を全員を殺害してから持ってこいと言う感じですね)

ただし、風呂窓逃亡説の最大の問題の「繊維痕が無い事」は説明できないんですよね。
強いて考えれば「主犯は実行犯よりも小柄で細身、服も薄着で繊維痕を残さない。靴は履く前に泥を落として足跡は残さなかった、指紋は手袋で残さない」と言う説明ができますね。この場合は番組の怨恨説と同様に主犯も靴を隠し持ってリビングに入っている事になります。

と言う感じでこの複数犯説も、深掘りすると再現ビデオができそうなぐらい濃い内容になります。
まー番組の放送時間の関係で省略されてしまったのかもしれませんね。
できれば、この複数犯について、件の精神科医の先生に詳細な説明をしていただく番組を作ってほしいですね。

最後にもし、実行犯がサイコパスであるなら、手がかりは周辺の少年の非行記録にあるかもしれません。
サイコパスは15歳以前に素行障害を起こしているので、以前に何か事件を起こしている可能性があります。

次回に続く

参考リンク
世田谷一家殺害事件再考その202(20年末特番まとめ1「取材メモ」)
世田谷一家殺害事件再考その203(20年末特番まとめ2「物取り犯説」)
世田谷一家殺害事件再考その204(20年末特番まとめ3「怨恨説」)
世田谷一家殺害事件再考その205(20年末特番まとめ4「外国人説」)

事件簿の仮説としては
複数犯人説
異常者説

参考書籍としては
サイコパス
人格障害かもしれない

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宮城県仙台市太白区母親遺体損壊事件その3(一審判決)

2020年7月、母親の遺体を燃やしたなどとして死体損壊と遺棄の罪に問われている22歳男性の一審公判。
判決は懲役2年4ヶ月(求刑懲役3年)

***初公判(1月19日)***
1)起訴状によりますと、被告は2020年7月、母親(当時55)の遺体を自宅から車で名取市内の公園に運び、バーベキュー用のかまどで灯油を使って燃やした後、遺体の一部を袋に入れ、太白区内のごみ集積所に投棄したとされている。

2)被告は「間違いない」と起訴内容を認めました。

3)冒頭陳述で検察側は「被告は2019年から、オンラインカジノで遊ぶようになり、母親の口座から無断で数百万円を引き出し、口論になっていた」と指摘、「母親が死亡したのは自分の行動が起因すると思い、遺体を公園で焼却し、捨てることを決意した」と主張したとのこと。

別の報道では
被告は、インターネット上のカジノで遊ぶために母親の口座から340万円を引き出したことが犯行当日に母親に知られ、口論となっていたとのこと。

検察側は、被告が警察に対し、「母親と口論になり、リビングで押したら動かなくなった。1時間、部屋でゲームをして、リビングに戻ると目を開けたまま死んでいた」と供述していたことを明らかにしたとのこと。

別の報道では
事件後に警察署を訪れた際に「リビングで(淑さんを)突き飛ばした。ゲームをしてから戻ると、目を開けて死んでいた」と話したとする父親の供述調書も読み上げられた。

===ASKAのコメント===
母親の死の部分の供述は父親が被告から聞いた話の父親の供述と言うことのようで、ここは注意が必要ですね。
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4)被告の父親の証人尋問
「母親(妻)がどうして亡くなったのか、なぜ遺体を燃やして捨てなければならなかったのかを明確にしてほしい」と話したとのこと。

別の報道では
「罪を償った後は(被告の)面倒をみたいと思っている。事実を話してもらいたい」と語ったとのこと。

***論告求刑公判(2月3日)***
1)検察側は、男に懲役3年を求刑した。
検察側は、「ごみ袋や灯油などを遺体とともに車に積むなど犯行は計画的」などとして、懲役3年を求刑した。

別の報道では
検察側は「生前の姿を残さないほど、遺体を損壊するなど、残忍な犯行」と指摘し、懲役3年を求刑した。

2)弁護側は「出頭当初から警察に経緯を説明し、反省している」として寛大な判決を求めたとのこと。

3)被告人質問
被告は、「怒っている母を手で押した。2階に行き、友達と通話した後リビングに戻ると、母があおむけで倒れていた」と話しました。

遺体を焼いた理由について「警察につかまりたくなかった。ごみに出すのが最も見つかりにくいと思い、、ごみ袋に入れるため、遺体を焼き小さくしようと思った」と述べたとのこと。

検察側から「首を絞めて殺したのではないか」、「遺体の痕跡を隠そうとしたのではないか」と問われると「いいえ」と否定した。

また、弁護側から同じような犯行を繰り返さないか問われると、これまでも家族のお金を盗むことを繰り返してきたことに触れ「自信がない」と述べたとのこと。

===ASKAのコメント===
第一回公判での母親の死亡の件は被告人質問で自ら答えていますね。
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***判決公判(2月26日)***
1)仙台地方裁判所は、懲役2年4か月の判決を言い渡した。

2)裁判官は、「亡くなった人の尊厳を踏みにじる残虐な犯行」と指摘した上で、「母親の死亡が自分の行為によるものと考え、隠ぺいを図ろうとした動機は強い非難に値する」などとして、懲役2年4カ月の実刑判決を言い渡したとのこと。。

こんなところですね。
仙台地検は、傷害致死容疑について、勾留期限となる11月18日に処分を保留し、捜査を続けてきましたが、「犯罪事実を認めるに足りる証拠が確保できなかった」として、12月9日付で不起訴処分としたとのこと。

この為、死体損壊と遺棄の罪の公判になったわけです。

被告人質問での回答も、警察へ出頭した際の供述と一致しているので、嘘では無いのでしょうが、その通りだとすると、なんとも不幸な事件ですね。
犯行のきっかけはネットカジノで多額の浪費をした事、公判では340万と金額が出ています。

母親は美容室経営と言うことなので、口座に多額の預金があったのか?あるいは経営資金だった可能性もありますね。

一時ゲーム課金でと報道があったので、課金で短期間に数百万円を使うのか?とちょっと疑問だったのですが、ネットカジノでの負けだったようですね。
どうして、母親の口座から引き出す事ができたのか?と言うのもちょっと疑問ではありますが、同居しているので、通帳と印鑑で引き出す事は可能かもしれません。ただ・・・窓口で女性名義の通帳から男性が引き出している事に疑問が持たれる可能性はありますね。
他には、暗証番号を知っていしてカードで引き出している可能性もありますね。

ちなみに、インターネットカジノで外国の合法的な物でも、日本国内では「違法」なので注意が必要です。

340万もカジノで負けて、苦労して稼いだお金をドブに捨てるようなまねをされては、さすがに母親もキレるでしょうね。
しかも、被告人質問の内容から、これまでも家族のお金を盗んでいて、「繰り返さない自信が無い」と言っているあたり、正直なんでしょうが、ギャンブル依存症の可能性もありますね。

話がそれましたが、母親とトラブルになるのは当然の結果です。
で、母親を突き飛ばして、1時間後に死んでいたと・・・・この突き飛ばした事と死亡との因果関係が証明できないので、傷害致死は不起訴になったんでしょう。もし、遺体が焼かれずに、そのまま残っていれば、検視や司法解剖の結果、死因が特定できて、傷害致死が立証された可能性もありますが、まーたらればですね。

で、死亡している母親を見つけて、自分のせいで死亡したので、遺体を隠して失踪した事にしようとした。
遺体の処分の為に遺体を焼き、残りをゴミに出して処分したと言うことですね。

死因がわからないのですが、心臓の発作とか、脳出血とか疑われるけど、もし、即死で無いのであれば、1分後に戻って、救命処置をしていれば、助かったかもしれません。あるいは、同居人が他にいればとか・・・これも、たらればですが・・・

パニクって遺体を隠そうとした、徹夜で遺体を焼いて処理したけど、結局、冷静になったら良心の呵責に耐えられないとか、自首した理由はわかりませんが、そんなところなのかな。

と考えれば、ネットカジノが原因で母親が死亡して、その遺体を遺棄して罪人になってしまったと言う事件ですね。
人生、何が理由で道を踏み外すかわかりませんね。

これが無ければ、被告人が何の専門学校に行っているのかわかりませんが、母親の後を継いで、美容室の経営者と言う未来が手の届くところにあったのではないのかな?

人生はちゃんと生きないと、一瞬で壊れると言う見本のような事件ですね。

参考リンク
宮城県仙台市太白区母親遺体損壊事件その2(続報)

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