神奈川県鎌倉市騒音車注意少年刺殺事件その2(捜査状況の妄想)
事件発生が3月27日、そろそろ一ヶ月が過ぎようとしていますが、犯人逮捕の報道はありませんね。
そんなわけで、捜査状況を妄想してみます。
殺人事件ですから、捜査本部もたてられて、気合いの入った捜査が行われている事は想像ですきます。
この事件では、捜査側に有利な材料が複数あります。
1)一緒にいた被害者が生存していて、犯人の顔を見ていると思われること。
2)犯人の乗った車が爆音で走行していた事で周囲の注意を引いていたと思われること。
3)殺人に直接関与していない共犯者がいること。
4)凶器と思われる刃物が現場で発見されていること。
1)は強力です、その証言だけで有罪にできるでしょう。
ただし、犯人が顔見知りではないようなので、まずは犯人を確保してからの話になりますね。
そして犯人の顔を見ていればの話なんですよね・・・犯行時刻が日の出前なんです。
2)がまたまた、強力な情報です。
犯人達は目立とうとして爆音で走行していたのでしょうから、早朝でも目撃した人の記憶に残る可能性は高いですよね。
ただ、事件当日の鎌倉市の日の出は5:36なので、日の出前の暗い時間帯だったのが残念です。
けれど、今や、街角のあちこちに防犯カメラがある状況ですからね。
コンビニでも立ち寄っていれば、映像が残るでしょうね。
ここは希望的観測ですが、捜査本部は車の移動経路は特定しているのではないか?と考えています。
3)もある意味で有利な条件です。
過去にも数々の事例がありますが、例えば、闇サイト殺人事件では自首した犯人の内の一人は、一審で無期懲役となっています。
残り二人は死刑でした。(その後、2審で無期懲役になってますが)
この事件の場合、事件への関与度合いが一番低い人間が自首すれば、事件は解決です。
おそらく、事件が起こる事は予見する事はできず、事件後に犯人と一緒に逃亡した部分で罪に問われるでしょうが、自首すれば執行猶予がつくかもしれませんね。
おそらく、犯人達は20代そこそこそといったあたりでしょうが、これからの人生を殺人の共犯者として生きるか、どうかと言うのは、人生に与える影響がかなり大きくなるんじゃないかな?
もちろん、実際に刺した人間、それを間近で見ていた人間であっても、自首すれば当然、減刑の材料になりますよね。
日本で生活しながら一生逃げ続けることは不可能でしょう?
4)は指紋やDNAが残っていれば、刺した本人を特定する事ができますね。
問題は捜査の手が犯人まで届いているのか?と言うあたりでしょうか。
例えば、犯行に使われた車が特定されていたとしたら?
少なくとも、その所有者がわかりますね。所有者から当日に車を使っていたのは誰か?を聞き出せば、あとは裏付け捜査をするだけなんですが・・・
たとえ、地方からの遠征組だったとしても、所有者がわかれば、同じ手順で進めることができる。
車が盗難車だったり、偽造ナンバーだったりして、所有者が不明な場合が問題なのかな?
この場合でも車が手がかりであるのは間違いがないでしょう。
ただね・・・盗難車や偽造ナンバーだったとしたら、警ら中のパトカーの注意を引いて、照会されればまずい事になるので、そのまま逃走するしかない。
それなのに、爆音で注意を引くような走行をするのかな?
まー普通に反社や半グレ、族、チーマ-と言うあたりなのだろうか?
私としては、そんな場慣れした人達が、得にもならないのに「いきなり刺す」なんて事はしないのではないか?と考えているのですが・・・
あるとしたら、最初から狙った場合なんでしょうね。
でも、それならそれで、別の方法を選択するんじゃないかな?とも思うわけです。
そのあたりを考えると、地方からの遠征組で、オラついてたら、トラブって、パニクって刺したと言うあたりと言うのも有りなのかな?と思っています。
事件から1ヶ月、そろそろ最初の山場に近づいているのかな?と思いますが、犯人逮捕に期待しましょう。
| 固定リンク
コメント