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2021/05/26

神奈川県水道蛇口連続窃盗事件

平塚市によると、4月27日朝、JR平塚駅から北約2キロにある神明公園の近隣住民から「水飲み場の蛇口が外れている」と連絡する事件が起きている。
市職員が近くの公園も調べると、計6公園で真ちゅう製の蛇口5本とステンレス製の手すり6本がなくなっていた。被害総額は約15万円で、いずれも工具で取り外した跡があったとのこと。

5月3日、隣接する厚木市が3月下旬以降に市内の7公園から蛇口24本(被害総額約14万円)が盗まれたと公表した。このほか伊勢原市では5月に自治会館の蛇口6本が、海老名市では4月に公園の蛇口3本がなくなる被害があった。両市はそれぞれ平塚市、厚木市と接している。

各市や県警によると、主に真鍮製の蛇口46個のほか、ステンレス製の手すり6本がなくなった。蛇口が盗まれた現場は18カ所で、うち14カ所が公園。伊勢原市では自治会館や住宅の工事現場でもあった。

5月21日午前7時半ごろ、相模原市南区相武台団地2丁目の住民から「蛇口が盗まれている」と110番通報する事件が起きている。
相模原南署によると、約100棟ある団地のうち数十棟で建物の外にある水道の蛇口計136個(時価合計約13万6千円)がなくなっており、窃盗事件として捜査しているとのこと。

時系列
03月以降 厚木市内の7公園から蛇口24本が盗難被害
04月   海老名市の公園の蛇口3本が盗難被害
04月27日 平塚市神明公園の蛇口5本とステンレス製手すり6本が盗難被害
05月   伊勢崎市の自治会館や工事現場で盗難被害
05月21日 相模原市の南区相武台団地で蛇口136本の盗難被害

こんなところですね。
まー物品を集めてしまう人の中にはフェチな人がいて、上履き、制服、下着などを集めてしまう人がいますが、どれも性的な衝動と結びついているので、今回の蛇口はちょっと違いそうですね。

そうすると、経済的な価値を狙った物と考えるわけですが、単価が安いので普通に考えればうまみの無い物ですよね。
そして、複数の蛇口を持ち込めば、買い取り側も不審に思うでしょう。

そのあたりを考えると、犯人達は換金手段を持っているんでしょうね。
おそらくは買い手も盗品と知って買い取るのでしょうから、その意味で流通経路が出来ているんでしょう。
問題はこれが、今年に入ってから起きている事なんです。

追い込まれた犯人達が考えた末に考案したんでしょう。

そう考えると、やはりコロナの影響で困窮した犯人グループがなんとかしてお金に換えようと犯行を行っているんじゃないかな?

で、単価の低い物を大量に窃盗する手口で思い出すのが、農産物の窃盗被害ですよね。
農産物の場合、賞味期限が限られるので日本国内で現金化するしかないと思うけど、蛇口は消費期限や賞味期限は無いので、海外に持ち出している可能性もあるかもしれませんね。

この事件はこれから起こる日本崩壊あるいは、犯罪爆発(私の造語で爆発的に犯罪件数が増える事の意)の前触れにならないと良いのですが・・・
すでにモラルは崩壊して民度は右肩下がりです。

性善説に期待したシステムや仕組みは見直す機会なのかもしれませんね。

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