千葉県八千代市猫空気銃射殺事件
空気銃を使って猫を殺したとして、千葉県警は6月22日、千葉市の40代男性を動物愛護法違反と銃刀法違反の容疑で逮捕する事件が起きている。
発表によると、男は昨年12月中旬頃、八千代市勝田台の住宅街で、空気銃で鉛の弾を野良猫に向けて発射し、殺した疑い。容疑を認めているとのこと。死骸は猫の世話をしていた女性宅の敷地内で発見され、体内から直径5・5ミリの弾が見つかったとのこと。
猫が空気銃を使って殺されたとみられる虐待死事案は、千葉市や習志野市などでも確認され、県警が捜査しているとのこと。
容疑者は猟や射的などを目的に千葉県の公安委員会から正規の銃の許可を得ていたとのこと。
警察は、2019年2月以降、千葉県内で猫が撃たれる被害を15件把握していて、容疑者との関連を調べているとのこと。
空気銃の弾は猫の体内から見つかったということで、警察が弾の種類などを調べたところ、容疑者が事件当時所持していた空気銃から発射された弾だと特定できたため、容疑者の関与が浮上したとのこと。
男は2003年に県公安委員会の許可で猟などの目的で空気銃を所持。今年1月に免許を更新せずに銃を売却し、県警が銃を押収し、捜査していたとのこと。
時系列
2003年 銃の所持許可を得て、銃を所持
2019年 千葉市内で猫の銃による虐待事件が頻発
2020年
12月 八千代市で猫の射殺事件発生
2021年
01月 容疑者が免許を更新せずに、銃を売却
06月22日 容疑者を逮捕
こんなところですね。
ちょっと、驚いたのは空気銃でも、発射された弾がどの銃から発射されたか調べる方法があると言うのは意外でした。
私の勝手なイメージだと、空気銃は銃身に溝がなくて、ライフルマークでの照合はできないと思ってました。実際どうやって照合したのか知りたいですね。
その話は置いとくとして、千葉市内では2019年に公園で空気銃で猫が射殺される事件が頻発してました。
それらを含めて、15件もあったんですね。
警察がどうやってアタリをつけたのか?少し興味がありますね。
現場付近の防カメやNシステムなどなのか?
それとも、情報提供などがあったのだろうか?
ただ・・・実際に狩猟目的で銃の所有許可が得ていたわけで、何も猫を狙わなくても、実際に猟をすれば事件にならなったと思うのだけど・・・どうして、こんな事になってしまったのか?
その理由が知りたいですね。
続報を待ちましょう。
参考リンク
千葉県八千代市猫空気銃射殺事件その2(一審判決)
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コメント
県警は7月14日、動物愛護法違反と銃刀法違反の疑いで千葉市若葉区愛生町、アルバイト、男性容疑者(49)=動物愛護法違反罪で起訴=を再逮捕した。県警によると、容疑者は「3年前から100匹近く猫を殺傷した。猫の虐待に興味があった」などと供述しているとのこと。
県警は2019年2月以降に八千代市や千葉市、習志野市などで、空気銃で撃たれた猫の被害計15件を確認しており、関連を調べているとのこと。
再逮捕容疑は昨年11月、八千代市勝田台で、空気銃を地域猫に発射し、大腿骨粉砕骨折を負わせた疑い。保護活動をする同市の女性が、けがに気付いて動物病院に連れて行き、体内から鉛弾が見つかったとのこと。
県警生活経済課によると、容疑を認めている。「弱い立場の猫を征服した気分になった」「捕まえた猫に自宅で熱湯をかけたこともある」と供述。八千代市や千葉市など7市周辺で猫を殺傷したとの説明もしているとのこと。
別の報道では
容疑者は「これまでに千葉市や習志野市、袖ケ浦市などあわせて県内7市で、3年前から100匹近く殺傷した」という趣旨の話をしているとのこと。
こんなところですね。
証言に嘘は無いだろうけど、この通りなら、快楽殺人の入り口に立っていたと言う事になりそうです。
対象が人間にならなかったのは不幸中の幸いかもしれませんね。
投稿: ASKA | 2021/07/22 06:28