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2021/08/30

白金高輪駅硫酸事件その5(動機の妄想)

まずは続報です。
1)捜査関係者によると、容疑者が、赤坂見附駅付近の男性の勤務先の近くで、数時間にわたって待ち伏せしていたことがわかりました。付近のカメラに、午後5時ごろから勤務先近くをうろつく姿が映っていたとのこと。

別の報道では
容疑者は、3時間半ほど待ち伏せし、勤務先から出てきた男性のあとをつけて、地下鉄の駅で犯行に及んだとみられているとのこと。

2)容疑者が確保時にパソコンと着替えなどを所持していたとこともわかり、警視庁は長期間の逃走を計画していたとみて調べているとのこと。

別の報道では
逮捕された際、容疑者のかばんの中には、着替えと、封筒に入った現金およそ50万円が入っていたとのこと。
また知人宅には、容疑者のパソコンが残されていたとのこと。

さらに別の報道では
容疑者は、沖縄県で確保された際、封筒と財布に現金あわせておよそ56万円と着替えなどを持っていた

3)被害者男性は「(容疑者は)先輩だ」と説明。大きなトラブルは思いあたらないとのこと。

4)その後の調べで、犯行に使われた液体は、容疑者が通っていた静岡大学から持ち出された可能性は低いことがわかり、警視庁は入手経路を調べているとのこと。

5)潜伏先の宜野湾市内ではアルバイト時代の知人男性の家から着替えなどが入ったバッグが見つかりましたが、知人は「指名手配について知らなかった」という趣旨の話をしているとのこと。

6)容疑者は、琉球大学農学部に2016年に入学。演劇などのサークルに所属していたとのこと。
容疑者は琉球大学を4年で中退し、去年、静岡大学農学部に編入していたとのこと。

静岡県静岡市で育った容疑者は、私立高校で1年留年したのちに沖縄の琉球大学農学部へ進学したとのこと。

7)容疑者の知人の話
〇大学時代の演劇サークルの友人の証言
「口数は少ない人でわりと優しい人で、サークルに所属した留学生の通訳やってくれて、何でもできる人という印象が強かったですね。」

〇容疑者の友人
「ちょっと浮いてる子だったんですよ。一緒に話している印象は、優しい子だなと」

〇行きつけの喫茶店の店主
「容疑者のアメリカの友達がコーヒー豆を送ってくれたことがあったようで『たくさんもらったから、他のお客さんにも出してください』とコーヒー豆をお裾分けしてくれました。優しい子、という印象でした。」

8)容疑者は着けていた手袋を現場近くのゴミ箱に捨てていたことがわかっていますが、同じ場所から、犯行時着用していた、黒いポロシャツが見つかっていたとのこと。

別の報道では
見つかった服には、硫酸とみられる液体が付着していたとのこと。

9)その後の調べで、被害男性が事件のおよそ1カ月前に港区・六本木周辺にいた際に、容疑者に遭遇し、立ち話をしたとみられるとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、男性が警視庁に対して、容疑者が7月下旬に勤務先付近に訪れ、態度について文句を言われたと説明していることが判明。「大学時代にタメ口を使いトラブルになった」とも話しているとのこと。

さらに別の報道では
捜査関係者によると、容疑者は7月下旬ごろ、港区六本木の路上で男性と接触。男性が帰宅するために電車に乗ると、自宅最寄りの白金高輪駅までついていった。その間、男性の大学時代の態度などについて不満を繰り返した後、近くの公園で話をして別れたという。容疑者は男性より1年早く入学したが、2年生になって入ったサークルでは同期だったとのこと。

さらに別の報道では
(7月下旬に会った時)その際、「『お前バカにしていただろ』などと言われた」と警視庁に説明しているとのこと。

10)2021年4月、容疑者は、名簿を探すために、被害男性と容疑者が所属していた琉球大学のサークルを訪れたとのこと。
琉球大学の学生によると「ことしの4月に、映画研究会の上映会のときに『名簿をほしいんだけど』って言って、卒業生の名簿を取りに来た(と聞いた)」とのこと。

11)捜査関係者によると、被害男性は「大学の映画研究のサークルで友人らで一緒にいるときに容疑者にため口を使い、自分のほうが年上なのにため口はおかしいと怒られ、トラブルになった」などと説明しているとのこと。

別の報道では
男性が「おいXX」と呼びかけると「XXさんだろ」ととがめられたとのこと。

さらに別の報道では
容疑者と男性は琉球大で同じサークルに所属。ただ、同容疑者の入会が遅かったためサークルでは同期扱いで、男性が「タメ口」を使うことがあったとみられるとのこと。

12)容疑者(25)が「大学時代、男性の態度が悪かった」という趣旨の供述をしているとのこと。

別の報道では
逮捕された男が「大学時代、男性とトラブルがあった。自分は被害を受けていた」という趣旨の供述をしているとのこと。

13)容疑者は、今月24日、白金高輪駅で22歳の会社員の男性の顔に硫酸をかけ、大ケガをさせたとして30日朝、送検されました。

14)容疑者は(沖縄琉球)大学内ではサークルを転々としていたとのこと。

時系列
2014年頃(容疑者17歳推定)容疑者が高校生の時に父親が急逝
2016年 (容疑者19歳推定)容疑者が高校を卒業(1年留年)
その後  母親と静岡の自宅で同居
2016年  容疑者が沖縄琉球大学に入学
2017年  被害男性が沖縄琉球大学に入学
2017年頃(推定)容疑者が大学2年の頃に母親が急死。
2017年頃 容疑者が映画研究サークルに入る。
2017年頃 被害男性が映画研究サークルに入る。
その後   被害男性と容疑者がタメ口でトラブルとなる。
2019年(推定) 4年で中退し静岡に戻り、静岡大学に編入(現在も在学している)
2021年(容疑者25歳)
03月   被害男性が卒業
04月   容疑者が琉球大学のサークルに卒業生の名簿を取りに行く。
07月下旬頃?港区・六本木周辺にいた際に、容疑者に遭遇し、立ち話をした
08月24日
その前  容疑者が静岡の自宅から東京に向かう
17:00頃 容疑者が赤坂見附駅周辺を歩く様子が防犯カメラに写っていた
20:30頃 容疑者が赤坂見附駅周辺を歩く様子が防犯カメラに写っていた
(赤坂見附は被害者の勤務先の最寄り駅)
事件前  溜池山王駅のホームで容疑者が被害者と同じ電車に乗車
その後  白金高輪駅の改札を被害者を尾行しながら出る
21:10頃 事件発生
直後   逃亡、新幹線で自宅に戻る
08月25日
13:00から14:00 容疑者がJR静岡駅構内の防犯カメラに写っていた。
その後  中部空港から沖縄へ飛ぶ
夕方   沖縄に到着、バスで宜野湾市内の友人宅に移動。
その後  友人宅で3連泊
08月26日 容疑者の自宅を捜索(手袋の指紋が一致)
08月27日 容疑者を全国に指名手配
08月28日
10:55頃 沖縄県宜野湾市内で容疑者確保
08月30日 送検

こんなところですね。
動機と思われる情報も出てきていますね。
大学時代に被害者に「タメ口」をきかれて怒った。容疑者の言葉では「馬鹿にされた」「被害にあった」というあたりでしょうか?

ここからは、いつもの妄想です。
普通なら後輩に呼び捨てにされたぐらいで暴力事件は起こさない。
その場で感情的になっての暴力なら有りかなと思いますけどね。
しかも、3年から4年も経過していて、正常な判断力があるなら、この犯行計画で逮捕されないはずがないし、逮捕されれば、損得の収支が合わない。
どう考えても、容疑者に損な話だと思います。

なので、容疑者自身は正常な判断力が無い状態かまたは、メンタルに問題がある状態だったのではないか?と考えています。
ただし、容疑者の犯行の実行から、逃走手段、逃走経路は合理的で責任能力には問題がないでしょう。
まー責任能力に問題は無いが、考え方がかなり偏った状態だったのではないか?と考えています。

私の勝手な妄想ですが・・・
やはり、ポイントは「顔に硫酸をかけた」という事だと考えています。
これは、「一生消えない傷を負わす」「一生苦しませる」と言う意味だととらえています。
この事件が容疑者にとって復讐であるなら、容疑者側はこれと同じぐらいの苦しみを受けていると言う事になる。

つまり、容疑者は一生後悔するような出来事に遭遇していると思うわけです。
ではそれは何なのか?
容疑者の夢は「生物学者になること」つまり、その夢が奪われた事で、生涯後悔するような状況になっているのではないか?
と言うのが私の妄想です。

で、具体的には何なのか?
それは、沖縄琉球大学を4年で中退して、静岡大学に編入した事にあるのではないか?
容疑者は静岡大学に編入した事で「生物学者」になる事が難しくなったと考えているのではないだろうか?
そして、それは、琉球大学を中退した結果、そうなったとしたら?
普通に考えれば、4年で中退と言うのは無いでしょう?

容疑者が沖縄琉球大学を中退した原因が被害者男性にあると考えているのではないか?
まー実際には、被害者男性にその原因は無いでしょう。多分、ただの逆恨みでしょうね。

しかし、容疑者にはそんな事は関係無いんでしょうね。誰かを攻撃する事を正当化する理由が必要なだけです。
そして、容疑者は被害者男性を攻撃する理由を「以前にバカにされた事」に求めたわけです。
容疑者にとっては、自分の夢が奪われた腹いせ、憂さ晴らし、あるいは八つ当たりに、誰かを攻撃したかったんでしょう。
極論を言えば、誰でも良かった。

しかし、容疑者の人生の中で最後に屈辱感を与えた被害者に白羽の矢を立てたと言う事なんじゃないかな?
と妄想しています。

容疑者が沖縄琉球大学を中退した理由が知りたいですね。
一部報道では母親が亡くなったからと言う理由が書かれているのですが、母親が死亡したのは2年の時だと思うんですよね。
中退したのが4年ならば、母親の死亡は直接関係ないのではないか?と考えていますが、このあたりの正確な情報が欲しいです。

補足:中退した時期が「2年の頃」と「4年」の二つの報道がありますが、今回は新しい情報の「4年で中退」を採用しています。

参考リンク
白金高輪駅硫酸事件その4(容疑者逮捕)
白金高輪駅硫酸事件その6(続報)

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2021/08/29

白金高輪駅硫酸事件その4(容疑者逮捕)

1)容疑者(25)を8月28日朝に沖縄県内で逮捕した。
調べによると、容疑者は、28日午前、宜野湾市内の友人宅に潜伏していたとみられ、沖縄県警の捜査員に発見され、逮捕された。

28日朝、同県内の路上で沖縄県警の捜査員が確保した。名前を確認すると「スナガワです」と偽名を名乗ったが、その後、本人だと認めたとのこと。両腕や胸、まぶたにはやけどの痕があった。現在、那覇市内の病院で治療やPCR検査を受けており、陰性が確認され次第、身柄を警視庁に移送するとのこと。

午前10時55分ごろに身柄を確保した。容疑者は両腕と胸に軽いやけどがあり、事件で負傷したとみられるとのこと。

2)捜査関係者によると、警視庁では8月24日夜の事件発生直後からSSBC(捜査支援分析センター)が中心となり、防犯カメラ画像などをつなぎ合わせ足取りを追うリレー方式で追跡。
現場から逃走した容疑者が品川駅から新幹線に乗り静岡駅で下車するまでを補足、静岡市葵区にある自宅を特定したとのこと。

3)容疑者が男性の職場の最寄り駅である溜池山王駅のホームで男性の様子をうかがい、そのまま同じ車両に乗り込んでおり、距離を置いて男性の後を追い白金高輪駅の改札を出ている。出場の際には切符を投入しているという。

4)これまでの調べに対して容疑者は「今は話したくない」と認否を留保している。

5)容疑者は24日の犯行後、当日中に新幹線で静岡に戻り、いったん帰宅。25日に電車で名古屋方面まで移動するなどして、同日昼に中部国際空港から那覇空港に飛んだ。到着後、バスを使って移動し、宜野湾市内の友人宅に潜伏していたとみられるとのこと。

容疑者は犯行後、品川駅から新幹線に乗っていったん帰宅。翌日の25日には家を出て静岡駅に向かったことが確認されています。沖縄行きの飛行機に乗ったのは同日夕方。空港に着くとバスで宜野湾市内の友人宅まで向かい、そこで3連泊したとのこと。

6)容疑者は琉球大学出身で被害男性と同じサークルに所属していたが、男性にはトラブルの心当たりはないという。容疑者は現在、別の大学に在籍しているとのこと。

容疑者が最近、男性を捜していたとの情報もあるという。同課は容疑者が一方的に恨みを募らせて男性を狙った可能性があるとみて調べるとのこと。

7)事件当日の昼頃、自宅を出て東京に向かう、容疑者の映像。犯行時と同じ、黒ずくめの格好をしているとのこと。

8)以前、容疑者と同じ沖縄県内の大学に通っていたという男性は「大学1年の後期ごろから姿をあまり見せなくなり、その後、中退したと聞いた。普段はおとなしくて1人でいることが多かった」と話したとのこと。

9)容疑者が高校生のころ、父親が急逝したとのこと。
7年ほど前に父親が病気で亡くなったとのこと。

10)容疑者は琉球大学に進学することになり、自宅にはお母さん一人になったのですが、彼が大学2年生くらいのころ、今度はお母さんも急死してしまったとのこと。

11)母親の死が影響したのか、その後、沖縄生活に見切りをつけて地元に戻り、静岡の大学に編入したとのこと。

容疑者は沖縄を引き払って静岡へ戻り、事情が事情ということで、静岡の大学に特待生扱いで編入することになり、大学ではカブトムシの研究をしていて、家の中に土などを持ち込んでいたとのこと。

12)捜査関係者によると容疑者は、手袋をつけて犯行に及んだとみられていますが、事件後、この手袋が白金高輪駅の近くで見つかっていたとのこと。(手袋の指紋と容疑者の指紋が一致した事が指名手配の決め手となった)

13)容疑者の静岡市の自宅の捜索で、硫酸は見つかっておらず、警視庁は、入手経路を捜査するとのこと。

時系列
2014年頃(容疑者18歳推定)容疑者が高校生の時に父親が急逝
その後  母親と静岡の自宅で同居
その後  容疑者が沖縄琉球大学に進学
2016年頃(推定)容疑者が大学2年の頃に母親が急死。
その後  静岡に戻り、静岡大学に編入(現在も在学している)
2021年(容疑者25歳)
08月24日
その前  容疑者が静岡の自宅から東京に向かう
20:30頃 容疑者が赤坂見附駅周辺を歩く様子が防犯カメラに写っていた
(赤坂見附は被害者の勤務先の最寄り駅)
事件前  溜池山王駅のホームで容疑者が被害者と同じ電車に乗車
その後  白金高輪駅の改札を被害者を尾行しながら出る
21:10頃 事件発生
直後   逃亡、新幹線で自宅に戻る
08月25日
13:00から14:00 容疑者がJR静岡駅構内の防犯カメラに写っていた。
その後  中部空港から沖縄へ飛ぶ
夕方   沖縄に到着、バスで宜野湾市内の友人宅に移動。
その後  友人宅で3連泊
08月26日 容疑者の自宅を捜索(手袋の指紋が一致)
08月27日 容疑者を全国に指名手配
08月28日
10:55頃 沖縄県宜野湾市内で容疑者確保

こんなところですね。
動機は本人に聞くしかないのですが・・・まー時間が経てば出てくるかな。
ただ、気になるのはどうも、被害者との接点が沖縄の大学時代にしか無さそうなんですよね。
容疑者がストレートで大学に進学しているなら、推測ですが2015年から2016年ぐらいの話だと思うんですよ。
なので、恨みの発生から5、6年経過しているんですよね。
その間、容疑者側にも人生の岐路がいくつかあったと思いますが、別の大学に編入して、研究を続けている。
(院生なのかな?)

大多数の人は、恨みの感情や記憶が時間の経過とともに、薄れていくものですけど。
例外的に恨みを増幅させてしまう人もいるんですよね。
今回の容疑者は例外的なタイプだったのかな?

で、その増幅させるタイプの人の中には、現在の自分の境遇に不満を持っていて、その不満が燃料となって恨みの炎を燃え上がらせてしまう人もいる。
また、別のパターンとしては、恨みの原因がPTSDのように深い心の傷になっている場合で、フラッシュバックを繰り返して、増幅してしまう人もいる。

この容疑者がどちらのタイプなのか?あるいは両方なのか?それは供述を待つしかないですね。

それから、私は容疑者は犯罪に対しては素人だけど、綿密に計画していて理系の人間か、管理職タイプの仕事をしている人なのか?と考えていました。
冷徹に犯行計画を実行している印象だったのですが、最後に友人を頼ったというのは予想外でしたね。
目的を達成するまでは夢中で周囲の事も目に入らなかったけど、いざ事が終わって、怖くなってしまったのかな?

悪い人では無さそうな気がするのですが、編入した静岡大学で友人を作れなかったのかな?
研究室で仲間との交流などはなかったのか?
あるいは人間不信的な要素もあったのか?
どうなんでしょうね?

続報を待ちましょう。

参考リンク
白金高輪駅硫酸事件その3(指名手配)
白金高輪駅硫酸事件その5(動機の妄想)

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2021/08/28

白金高輪駅硫酸事件その3(指名手配)

1)警視庁は8月27日、静岡市葵区の職業不詳男性容疑者(25)を傷害容疑で公開指名手配し、発表したとのこと。

2)事件の背景や潜伏先を調べるため、26、27の両日に容疑者の自宅を捜索した。

3)警視庁によると、容疑者は事件当日、1人暮らしをしている静岡市の自宅から東京に向かい、被害者の男性が勤める会社の最寄駅である赤坂見附駅から男性の後をつけたという。事件の後はJR品川駅から新幹線に乗り、その日のうちに自宅に戻ったとのこと。

別の報道では
品川駅から東海道新幹線に乗って同日夜に自宅に戻ったとみられる。
(容疑者宅は一戸建て)

4)翌日の午後、静岡駅から逃走していて、その後の行方は分かっていないとのこと。

別の報道では
25日午後1~2時ごろには、JR静岡駅構内の防犯カメラにボーダー柄の長袖ポロシャツを着てバッグを持ち、リュックを背負う姿が映っていた。25日以降、帰宅していないとのこと。

5)犯行の40分前、赤坂見附駅周辺を歩く様子が防犯カメラに写っていたとのこと。

6)容疑者を知る近隣住民
「学校には毎日行っているようだった。家の庭で虫を育てる研究をしていた。本人には、ここのところちょっと会っていない」とのこと。

7)捜査関係者によると容疑者は、被害者の男性と同じ沖縄県内の大学に通っていた。
また、同じサークルに所属していて先輩と後輩の関係だったとのこと。

時系列
08月24日
その前  容疑者が静岡の自宅から東京に向かう
20:30頃 容疑者が赤坂見附駅周辺を歩く様子が防犯カメラに写っていた
(赤坂見附は被害者の勤務先の最寄り駅)
21:10頃 事件発生
直後   逃亡、新幹線で自宅に戻る
08月25日
13:00から14:00 容疑者がJR静岡駅構内の防犯カメラに写っていた。

こんなところですね。
事件から3日で指名手配です。
まー予想はできてましたが、動機の面で容疑者が浮かんでいた可能性が高いのかな?

それで、容疑者側もその自覚があると・・・

だとすれば、容疑者に捜査がおよぶ事は犯行計画に織り込み済みなはずなんですが・・・
では、なぜ、犯行後に自宅に戻るのだろうか?

逃亡するだけなら、犯行直後にそのまま逃亡すれば良い事なんですよね。

それなのに、あえて自宅に戻るにはそれなりの理由があるんでしょう。

今は無事に容疑者を確保して欲しいですね。
気になるのは
「長袖ポロシャツを着てバッグを持ち、リュックを背負う」ここですね。
長袖ポロシャツってのが行き先を物語っているのかな?
(25日14時の静岡の気温は33.9度ですからね)

犯人の無事確保に期待しましょう。

参考リンク
白金高輪駅硫酸事件その2(場所の選定)
白金高輪駅硫酸事件その4(容疑者逮捕)


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2021/08/26

白金高輪駅硫酸事件その2(場所の選定)

まずは続報です。
1)事件は24日午後9時10分ごろ発生。捜査関係者によると、駅の防犯カメラには、男が男性と同じ改札を出て、一定の距離を保って後をつける様子が記録されていた。犯行直前には何人かを追い抜いて一気に距離を詰め、地下1階のエスカレーターを降りた踊り場で、すれ違いざまに至近距離からガラス瓶に入れていた液体を顔にかける様子も確認されたとのこと。

別の報道では
警視庁によれば、犯行直前は男性の真後ろにいて、右側から追い抜き、降りる直前、液体をかけたとのこと。

2)発生時、男性は携帯を見ていたという。

3)その後、現場からは北の方角にあたる古川橋の方面へと逃走したとのこと。
犯行後、地上の出口から北の方角へと向かい、電車を使って逃げたとみられるとのこと。

4)警視庁によれば、男性は普段からここ(白金高輪駅)を利用。
24日も電車から降り、1つ上の階の改札を出ました。犯人はこれを追うようにエスカレーターに。ショルダーバッグから小瓶を取り出し、男性を追い越して液体をかけたとのこと。

5)男性は、赤坂見附駅から地下鉄にのり、途中で乗り換えていたが、防犯カメラを調べたところ、男が同じ電車に乗り、男性のあとをつけていた可能性があるとのこと。

時系列
08月24日
21:10頃 事件発生
直後に逃亡

こんなところですね。
電車に乗車している時からつけられていたとすると、この男性を狙った事件のようですね。
前回の記事で、場所の選定を疑問に思っていたのですが、どうやらこの場所を選ぶのが必然のようです。

犯行場所の条件としては
A)犯行後に逃亡できる場所(車内などの密閉空間ではない事)
B)液体を確実に顔に掛ける為に、至近距離に警戒される事なく近づく事ができる場所
C)被害者が反射的に避けるような事ができない場所

A)電車内でも犯行は可能なのですが、それでは自分が逃亡する事ができない。
この犯人(実行犯)は事件後に逃亡する事を選択しているので、目的が達成できれば、後はどうなっても良いとは考えていない。

B)手に持った瓶の中の液体をピンポイントで顔に投げ掛けると言う事を考えると、1メートル以内、できれば体が触れるくらいの至近距離に接近したいところですね。

C)被害者の行動に制限が無い場所では、咄嗟に逃げられる可能性があるので、エスカレータのように、左右の移動に制限がある場所は、絶好の場所になるでしょうね。

さらに、犯行の下見をしていて、この場所で被害者がスマホを見ている事が多いとなれば、ここを選択するのが必然と言う事になりそうです。

しかし・・・疑問は他にもありますね。
犯人の体格が相当に良い体をしてます。スポーツで鍛えてるのか?あるいは、肉体を酷使するような仕事をしているのか?
いずれにせよ、人一倍、体力があって、腕力もありそうなんです。

だとしたら、被害者を力尽くで拉致って、じっくりと目的を達成する事もできたのに、なぜ、こんな不確定で不安定な犯行を計画したのだろうか?

犯人は被害者に顔や姿を見られたり、声を聞かれたりすると、身元が判明する可能性があると考えているのかもしれませんね。
あるいは、動機の面から捜査線上に上がる事を想定しているのかな?
もしかすると、顔を狙ったのは姿を見られないようにする事を狙ったの可能性もありますね。

事の成り行きによっては・・・

続報を待ちましょう。

参考リンク
白金高輪駅硫酸事件その1(速報)
白金高輪駅硫酸事件その3(指名手配)

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2021/08/25

白金高輪駅硫酸事件その1(速報)

8月24日(火)午後9時すぎ、東京メトロ・白金高輪駅のエスカレーターで男が硫酸とみられる液体をまき、液体をかけられた22歳の男性が顔にやけどをする重傷を負ったほか、滑って転んだ34歳の女性の足にも硫酸がかかり、軽いやけどをする事件が起きている。

男は、黒い野球帽をかぶり、黒のポロシャツを着て、右手には白い手袋を着けています。また、硫酸を入れていたとみられる小さな瓶を持っている姿が駅構内の防犯カメラに写っているとのこと。

男は現場から逃走しており警視庁は、傷害事件として男の行方を捜査しているとのこと。

液体をかけられたのは20代の男性で、顔や背中にヤケドをしたほか、男性の近くにいた30代の女性が転倒して硫酸が足にかかってヤケドをし、病院に搬送されたとのこと。

現場で鑑定した結果、かけられた液体は硫酸とのこと。

硫酸をかけた男は40代から50代で、身長175センチくらいの小太り、黒のポロシャツ、黒のズボン、黒の野球帽をかぶり、白のマスクをしていて、駅の2番出口から北の方角に逃走したということで、現在、警視庁が行方を追っているとのこと。

男性は顔や背中などにやけどをする重傷を負い、「目が開けられない」と話しているとのこと。

捜査関係者によると、男が右手に手袋を着け、ショルダーバッグから瓶を取り出し、上りエスカレーターで追い抜きざまに液体をかける様子が防犯カメラに写っていた。

事件前、男性と男は、白金高輪駅の同じ改札から出たとみられているが、トラブルがあったかは不明とのこと。

警視庁は25日、駅の防犯カメラに映った容疑者とみられる男の画像を公開した。同駅の改札口付近で被害男性の後ろをつける男の様子も映っており、警視庁は男がこの男性を狙ったとみて、傷害容疑で行方を追っているとのこと。

時系列
08月24日
21:00過 事件発生
直後に逃亡

さて、こんなところなのですが・・・
無差別な通り魔事件の可能性はゼロではなさそうですが、私としては、特定の人物を狙った犯行のように見えますね。
ポイントは凶器が「硫酸」と言う事なんです。

硫酸をコップ1杯ぐらい人に掛けても、死亡はしないでしょう?
つまり、明らかに怨恨が動機を思われる犯行なのに、相手を殺害するつもりは無いと言う事なんですよね。
ここが少々奇妙な点ですね。

そして、狙ったのが「顔」ですね。目に入ったのは直接意図した物では無いかな?と考えています。
可能性はゼロでは無いですけどね。

つまり、「特定の人物の顔を焼いて、一生残る傷を残したい」と言うのが目的なのかな?と推測しています。

これって、けっこう女性的な動機だと思うわけです。
なので、実行犯は男性のようですが、実行犯に犯行を依頼した女性がいるのかな?と考えています。
あるいは、この実行犯自身がこのような目的を持っていた可能性もありますね。

そして、実行犯の男は手袋をしていて、薬品の扱いに慣れた人物なのか?
あるいは、計画段階で手袋の必要性に気づいて準備した可能性もあります。

ただ、犯人は考えているように見えて、犯罪については「素人」に見えるのですが・・・裏をかく演技(工作)なのだろうか?

私としては、逮捕は時間の問題かな?と考えています。

ただ、一点、気になっているのは、犯行場所にどうして駅を選んだのか?が謎ですね。
普通に考えて、人が多く、防カメもある。エスカレータは一方通行でしょうから、騒ぎに気づいて、男を取り押さえようとする人間も出てくるのかな?と思うわけです。
特定の人物を狙ったのであれば、他にもっと犯人に有利な場所があったのではないか?と思うのですが・・・

無差別事件で、駅でターゲットを物色しているところ、偶然、犯人の目に入った男性を狙ったと言う可能性も否定できないですね。
刑務所に入って、更に社会に対する恨みを八つ当たりで晴らす一石二鳥の計画と言う可能性もありあすね。

犯人逮捕に期待しましょう。

参考リンク
白金高輪駅硫酸事件その2(場所の選定)

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2021/08/19

世田谷一家殺害事件再考その208(礼くんはなぜ最初に絞殺?)

昨年末の特番の出来が良かったせいで、なんとなく一区切り感があったのですが、謎が深まった部分もあるので、妄想ちっくに書いてみます。

年末特番の3つの顔を持つ男はその3つともに、計画的な犯行が想定されているのですが・・・そう考えた時の一つの疑問。
礼君はなぜ最初に絞殺で殺害されたのか?

あ)礼くんを殺害する段階で、当然、犯人は凶器を持っている。それなのに、絞殺を選んだ理由は何か?
い)寝ている子供をあえて最初に殺害する理由は何なのか?

このあたり、簡単そうで、考えていくと奥が深いんですよね。

A)返り血を浴びない為?
礼君の絞殺の理由ですが・・・・単純に返り血を浴びたくないからと言うのは最初に出そうな話なのですが、そこは、ちょっと待てよ?と思っています。

まず、この事件の犯人の目的が家族全員の殺害にあるのだとすれば、最初に返り血を浴びようと、残る家族3人の殺害に影響は出ないでしょ?
実際に2番目に襲われたと思われる、みきおさんとは格闘になっている。もし、返り血が無い事を利用して、みきおさんの不意を突いた攻撃をしているなら、みきおさんは最初の一撃目で致命傷を負っているでしょう?

その点で言えば、みきおさんは不意打ちをされていないと私は考えています。

なので、犯人がみきおさんに対して不意打ちを考えていないのであれば、返り血を浴びた姿でみきおさんの前に出ても問題ないわけです。

その一方で、凶器に刃物を選択している時点で、殺害行為によって、大量の返り血を浴びる事も計画段階で想定されるわけだから、返り血を浴びたくなくて、絞殺を選ぶ必要も無いわけですね。

B)騒がれたくない為?
他には、「騒がれたくない」と言うのもあるけど・・・これも、そうなの?と思うわけです。
みきおさんに対して、不意打ちをしていないので、犯人と対峙したみきおさんが絶叫する場合や、泰子さんも、とどめを刺さずに、その場を離れていて、泰子さんが絶叫する事も考えられるわけで、犯人は「騒がれる事」に対して無頓着だと思うんですよね。

もちろん、最初の礼くんが「騒げば」それを聞きつけたみきおさんや泰子さんが駆けつけるわけで、それを嫌ったと言う可能性もあるけど、それなら、やはり、手に持った凶器で礼くんを殺害すれば、仮に騒ぎを聞きつけて駆けつけた、大人に対しても、迅速な対応が可能なわけで、絞殺する理由が無いと思うんですよね。

これらの疑問に対する一つの回答が、同じ特番中で出ています。
実行犯がサイコパスの場合に、礼君に比べて、泰子さんとにいなちゃんの殺害方法が残酷である点から、女性に対して恨みがあるのでは?と言う見解を述べていました。

ただ、この意見も、女性に対して恨みがあるだけで、礼君を絞殺する理由にはなってないですよね。

なので、合理的な理由と言うよりは、感情的な理由で礼君に「同情」したとか、「痛い思いをさせたくない」と言う感情によって、礼君は絞殺されたのではないか?とも思うのですが・・・

別の視点で考えてみます。
絞殺されたのは礼くんだけです。女性に恨みがあるとするなら、同じ男性のみきおさんに残虐な殺害をするのは説明できません。
そう、絞殺されたのは礼くんだけなんですよ。

つまり、他の3人と礼くんの違いを考えた場合に、「礼くんだけが、発達障害を持っている」という見方ができます。
礼くんが発達障害を持っていたから、礼くんは絞殺されたと見方もできるわけです。
この点については、以前の特番でFBIの捜査官がふれていますよね。
あの時はそうかな?とも思ってましたが、この見方をすると・・・

外見上では礼くんが発達障害だったことはわかりません。なので寝ている礼くんが発達障害だとは初見では判断できないでしょう?
逆に言えば、この場合は事件の前に礼くんが発達障害だった事を犯人が知っていたと考えるしか無いわけです。
その点をFBIの捜査官が指摘しようとしたのかもしれない。と今になって思うわけですね。

さらに他の見方もできます。
礼くんと他の3人の殺害方法を考えます。
礼くん以外の3人、みきおさん、泰子さん、にいなちゃんの3名は死亡している場所は違うけど、それぞれ包丁によるめった刺しで、ほぼ同一の殺害方法と考えて良いでしょう。
殺害方法は、礼くんの絞殺と、他3人の刺殺(惨殺)とに別れますよね。

単純にこの違いを一人の犯行として見るのではなく、別々に二人の犯行と見れば、それぞれ手口が極端に違うことが説明できますね。
実行犯は二人いて、一人が礼くんを絞殺、もう一人が凶器で他の3人を惨殺する。

この説だと、礼くんが最初に絞殺ではなく、二人の実行犯が同時に犯行を開始して、礼くんの殺害と、みきおさんの襲撃は同時に行われたと説明することもできます。
実行犯が二人なら、この方が合理的ですね。

ただし問題はあります。現場には複数の実行犯がいたとする痕跡が無いんですよね。
「下靴跡が2種類ある」とは報道されていません。DNAも血液も指紋も複数あったとは報道されていませんね。

ただ、下靴跡については、説明する方法があるかな。
年末特番で、怨恨説の犯人は顔見知りで靴を隠し持って2階に上がったと推理されてましたね。
この時、実行犯は二人(犯人Aと犯人B)で二人とも、靴を隠し持って2階に上った。
犯人Aは靴を履かずに、礼くんを絞殺して、事件後に玄関から逃亡、靴を履いたのは玄関だったとすれば、二人目の下靴跡がない事が説明できますね。

風呂窓逃亡は外に出てから靴を履くとは思えないのですが・・・強いて説明するなら、浴室で靴を履いて逃亡した犯人の足跡を残った犯人が洗い流したという説明ができますね。

しかし、単純に考えてしまうと玄関逃亡説では問題がありますね。
犯人A(犯人Bを残して逃亡する犯人)と犯人B(最後まで現場に残った犯人)、犯人Aが玄関から逃亡したとするなら、みきおさんの死後では、犯人Aの履いていた客用のスリッパに1階の階段下で死亡しているみきおさんの血痕が付着してしまうはずです。

現在までに、その報道は無いんですよね。

この点を説明しようとすると、犯人Aはみきおさんが死亡する前に玄関から逃亡している事になります。
この場合、犯人Aの行動は、客として侵入、みきおさんの目を盗んで礼くんを殺害、何事も無かったように、みきおさんの前を通って、1階玄関から逃亡と言う事になる。

浴室逃亡の場合は
客として侵入、みきおさんの目を盗んで礼くんを殺害、浴室で靴を履き、風呂窓から逃亡、浴室の足跡は残った犯人Bが洗い流す。と言うあたりかな。

しかし、これだと、寝ている礼くんだけを殺害して、逃亡している事になり、何を目的にしているの?って事になりますよね。
ちょっと考えにくいかなと思っています。
まー強いてあげれば、犯人Bによって殺害されれば、礼くんは凶器で殺害されてしまう。発達障害を持った礼くんをそんな目には遭わせたくない。
だから、あえて絞殺したと言う事ぐらいしか考えつきません。

まー下足を隠して持ち込んでおきながら、玄関で下足を履いて逃亡と言うのは不自然だから、風呂窓逃亡の方が説得力があるかもしれませんね。

礼くんを絞殺した理由が、「礼くんが刺殺されてはかわいそうだ」と言う物だったとした場合、最初に殺害した理由も同時に説明できますね。
礼くんを刺殺されない為には、犯人Bが行動を起こす前に、礼くんを殺害しなくてはならない。だから一番最初に殺害したと言う説明ですね。

とは言え・・・実行犯Bを用意しているのに、犯人Aは自らの手を汚すのだろうか?と言うのが疑問ですね。
それほどまでに、礼くんの絞殺にこだわる理由は何なのだろう?
「かわいそうだから」で説明できるだろうか?・・・

今回はここまでにしておきましょう。

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2021/08/15

大阪府吹田市交番拳銃強奪事件その4(一審判決)

判決は懲役12年(求刑懲役13年)

***初公判(7月19日)***
1)被告は起訴内容を認めたとのこと。
被告は罪状認否で「多分僕がやったであろうことは分かりますが、正直よく分かりません」と述べたとのこと。

2)弁護側は「事件当時、統合失調症にかかっていて責任能力がなかった可能性がある」として無罪を主張したとのこと。

3)検察側は冒頭陳述で、事前に交番の勤務体制をインターネットで検索したり、着替えながら逃走したりするなど、「合理的で臨機応変な行動を取っていた」と指摘したとのこと。

別の報道では
検察側の冒頭陳述によると、被告は事件の約10分前、同級生の男性になりすまし、空き巣被害に遭ったとする虚偽の内容を110番。別の警察官が現場に急行して交番の態勢が手薄になるように仕向けていた。服を着替えながら逃走を続けていたとのこと。

被告は起訴前に約5カ月間の鑑定留置が認められ、専門家による鑑定では精神疾患があったと診断されたが、検察側は「合理的で臨機応変な行動を取っており、刑事責任を問える状態だった」と述べたとのこと。

別の報道では
事件の数か月前、ゴルフ場で働くようになった。被告にとっては、趣味だったゴルフをいかせる仕事だった。

そして、当時通院していた病院のカルテによると、この頃から被告が「幻覚はもうない。薬なしでやってみたい」と医者に話すようになったという。その結果、服用していた薬の量を徐々に減らすことになったとのこと。

被告の生活にそれまで見られなかった動きがあった。大阪にいる同級生らと久しぶりにSNSで連絡をとったり、出会い系サイトで複数の女性と会ったりしたとのこと。

事件を起こす11日前には1人で沖縄旅行に出かけている。統合失調症は快方に向かっているかのように見えた。

しかし、旅行中に被告は何らかの理由で統合失調症の薬を飲まなかったとのこと。

4)証人尋問:刺された巡査長(28)
拳銃を奪われた際の心境について「頼むから他の人に使わないでくれよと思った」と振り返った。病院で意識が戻った時、拳銃を奪われたことに責任を感じ、辞職を覚悟したという。被告に対しては、「何をしたかったのか。しっかりと自分の口で話してほしい」と訴えたとのこと。

5)事件10分前の通報の内容(どの公判での情報か不明)
被告「事件かわからないですけど泥棒が入った感じです。警察2人ぐらい来て欲しいです」
警察  「家の中を荒らされた?」
被告「はい」
警察  「念のためケータイ番号を教えてくれる?」
被告「…今は持っていないです」
警察  「今持っていないだけ?それとも普段から持っていないの?」
被告「普段から持っていません」

法廷で流れた事件当時の被告の声。実際にはスマートフォンを持っていたが、電話では持っていないと答えた。声は冷静で、受け答えもしっかりしているように聞こえたとのこと。

***第二回公判(7月26日)***
被告人質問
1)被告は統合失調症の悪化で頭の中に現れる幻覚・幻聴の「精霊さん」の指示に逆らえない状態だったと説明。事件時は「警察官を『刺して殺せ』という指示があった」と述べたとのこと。

2)被告は法廷でほとんど目を閉じているが、その理由を弁護人に問われ、「テレビで見たり実際に目にした人すべてが、頭の中に現れて自分や両親を殺そうとしてくるから」と話した。また「現実と夢の区別がつかない」とも語ったとのこと。

3)事件の約10日前に1人で沖縄に旅行に行った際、幻覚の指示で服薬をしなかったところ、「体調が最悪になった」と説明。一方、当時暮らしていた東京から大阪へ向かったことや警察官を襲った理由、犯行後に着替えをしたことなどについては「覚えていない。指示に従った」と繰り返したとのこと。

4)被告はこれまでに統合失調症と診断されていて、26日の被告人質問では、犯行は幻聴の指示だとして「頭の中の知人が『交番に行って警察官を殺せ』と言った」「(頭の中の)友人の警察官と精霊さんが拳銃の外し方を教えてくれた」と説明したとのこと。

「精霊」については「ずっと心の中の秘密だったが、きょう初めてしゃべった」と述べたとのこと。

5)被告は「病気になってから、心の中の黒い影のような精霊さんに指示をされている」「出会った人の全てが幻覚となって現れ自分を殺しに来る」などと話したとのこと。

また、犯行については「知人みんなから、交番にいる警察官を殺すよう指示された」と話したとのこと。

***第三回公判(7月28日)***
証人尋問:被告の精神鑑定を行った2人の精神科医
最終的に、A医師は「責任能力は全くないとは言えない」としたのに対して、B医師は「全て幻聴の影響で責任能力はない」と結論付けたとのこと。

***論告求刑公判(8月2日)***
検察側は懲役13年を求刑した。
1)検察側は、犯行前に虚偽の110番をしたり犯行後に衣類を見つかりにくい場所に隠したりした行動を挙げ、「幻聴の指示では説明できない臨機応変で合理的な行動をしていた」と指摘。統合失調症の著しい影響があったものの、「残された正しい判断能力のもとで犯行を行った」として、限定的な責任能力はあったとしたとのこと。

その上で、警察官から拳銃を奪うという特殊性や、丸1日間の逃走で過去最大級の緊急配備態勢が敷かれた危険な犯行から、通常であれば「求刑は懲役25年を超える部類」としつつ、限定的な責任能力を考慮し、懲役13年を求刑したとのこと。

2)弁護側は「幻聴や妄想に由来する指示に基づいた行動で、自らの意思で犯行を思いとどまれなかった可能性がある」と反論したとのこと。
別の報道では
弁護側は「犯行は幻覚や幻聴によるもので、合理的な行動をとっていたとしても、本人の意思ではない」として無罪を求めたとのこと。

***判決公判(8月10日)***
判決は懲役12年(求刑懲役13年)です。
裁判長は「拳銃強奪を目的とした危険な犯行だった」として、懲役12年(求刑懲役13年)を言い渡したとのこと。

1)裁判長は被告の事件前後の行動内容について、事前に交番の勤務態勢をスマートフォンで検索し、事件後は逃走しながら服や所持品を捨てるなどしていたと指摘。「臨機応変で合理的な行動をとっている」と述べ、一定程度の計画性を認定したとのこと。

2)被告の動機や行動に統合失調症の悪化が大きく影響していたことは認めたが、「一連の行動は目的に沿っていて、自分の行動を制御する能力を全く欠いていたわけではない」と限定的な責任能力があったと判断したとのこと。

別の報道では
判決理由で裁判長は、拳銃強奪の動機や目的には不可解さがあり、病気の影響なしに説明できない点があると指摘。一方、虚偽の110番や逃走中の衣類投棄などの行動から、臨機応変さや判断能力は有していたと認め、「善悪を判断する能力がまったく欠けていたとはいえない」と結論づけた。その上で、地域社会に重大な脅威や不安を与えたと非難したとのこと。

3)一時は意識不明の重体になった警察官の現状に触れ、「後遺症に苦しみ、職務内容も大きく制約されており結果は重大だ」と述べたとのこと。

こんなところですね。
統合失調症の影響をどう考えるのか?と言うのがこの事件のポイントですね。
精神鑑定をした精神科医二人の見解も180度違う見解がでていますが、今回は責任能力有りと言う判断になりました。
専門家でさえ意見の分かれる部分なので、素人の私が口を挟む部分ではないと思いつつ、あえて思うところを書くと・・・

A)統合失調症の発作時の記憶が無いと言うのは良くある話のようで、逆に記憶がある方が珍しいと言う印象です。
B)全て幻聴の指示による物と証言しているけど、発作中の記憶が無いなら、指示によると言う記憶はどの時点の物なのか?
C)それから、発作中に論理的な行動ができるのか?と言うのも疑問なところですね。

他には、この事件を防ぐ方法ですが、これも難しいですね。
事件の数ヶ月前には幻聴がなくなったから、薬はいらないと医師に話してますよね。
以前の友人知人に連絡したり、旅行に出たりもしている。
症状が改善しているようにも見えるけど・・・この部分についても、精神鑑定をした医師の見解が分かれていますね。
医師A
「長年続いた統合失調症が突然改善したと考えにくい。見かけ上症状が良くなっていただけ で、実際は悪化していた。幻聴による指示でそれらの行動をしていた可能性が高い」

医師B
「症状が収まり、色々なものに興味が湧くようになる。病気のせいでできないことがたくさんあるので、良くなった途端行動するようになる。30代男性として当然の欲求」

医師Aの見解なら、病状が悪化しているので、要注意ですよね。旅行なども止めたでしょう。
しかし、医師Bの見解なら、病状は回復しているので、心配する必要が無いと言う事になる。

どちらが正しいのかは誰にもわからないわけです。
ただ、旅行中に服薬を中止して、体調が最悪になった(悪化した)と言う事なので、この時点では少なくとも、薬の効果はあったと言う事ですよね。

この時点で、本人が体調の変化に気づいて医師に相談していれば、この事件は防げたかもしれませんね。
しかし、結局は本人任せになってしまうので、決定的な対策にはならないんですよね。

加害者側での対策ができないなら、被害者側で対策すると考えるわけですが、これも難しい、誰がいつ襲ってくるかわからない。
今回は交番の警官が狙われたけど、対象が一般人になる可能性もあるわけですからね。
結局は誰でも、突然、誰かに襲われる可能性があると考えて、常に、警戒心を持って生活するしかないと言う事になりそうです。

参考リンク
大阪府吹田市交番拳銃強奪事件その3(7月16日までの報道)

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2021/08/14

小田急線快速急行無差別殺傷事件その2(続報)

1)「勤務先は人間関係などが全て嫌になって辞めた」と供述しているとのこと。「数か月前から生活保護を受けていた」とも話しているとのこと。

2)容疑者が「逃走中に見つからないために眼鏡やピアス、指輪など身に着けていたものを捨てた」などと話しているとのこと。
警視庁は、容疑者が発見を免れるために身に着けていたものを捨てて逃走したとみて調べているとのこと。

3)容疑者は「大学のサークル活動の時に女性から見下された」
「出会い系でデート代を多く払わされたりした。幸せそうな勝ち組の女性を見ると殺したくなる。」
と供述しているとのこと。

4)高校の同級生によると
卒業してからは多分2・3回あったぐらい。
その時は仕事していなくて、『職業ナンパ師』って言っていた。
三軒茶屋駅とかでナンパするのが好きっていっていたので、結構ナンパしてそういう関係になるのが女子高生だったとのこと。

5)容疑者は4年以上前からこちらのアパートで1人暮らしをしているが、近所づきあいは全くなかったとのこと。

6)容疑者は事件の5日前には、自宅で「ボヤ騒ぎ」を引き起こしていた。
今月1日。容疑者の部屋から白い煙が出ていることに気づいた近隣住民が消防に通報。
通報者:
乱れた風貌だったと証言している。
自宅から煙が出ているのに、慌てる様子もなく、駆け付けた消防隊員に対し、「大丈夫なんでもう帰って下さい」と言ったとのこと。

近隣住民が、出火原因を消防に尋ねたところ、サラダ油に火を付けすぎてちょっと焦がしたようだ、と説明されたとのこと。

7)その後の調べで、負傷した複数の被害者が、「怖くて電車に乗れない」、「人混みが怖い」など、精神的被害を訴え、中には電車の利用ができなくなった被害者もいるとのこと。
警視庁は今後、被害者支援にも力を入れていく方針とのこと。

8)警視庁の捜査では、容疑者が電車に乗る直前、自宅最寄りの小田急線読売ランド前駅近くのスーパーで、サラダ油とライター2本を買っていたことがわかったとのこと。防犯カメラなどに記録されていた。
容疑者は電車内で乗客を次々と襲ったほか、サラダ油をまいて火を付けようとしたとされる。捜査関係者によると、「灯油が用意できず、代わりに使った」「自宅から持ってきた」などと話したとのこと。

9)容疑者は6日昼過ぎ、新宿区の食料品店でつまみ類などを万引きしたとして警視庁に通報された。夕方から夜にかけ、住居確認を行う警察官に連れられて自宅アパートに帰宅したとのこと。

その後、バッグに包丁やハサミ、着替えなどを入れて自宅を出発。午後8時2分、徒歩で最寄りの小田急線読売ランド前駅(川崎市)に向かう姿が防犯カメラに映っていた。駅前のスーパーでサラダ油とライターを購入すると、8時18分に上り普通電車に乗車したとのこと。

6分後に登戸駅で降り、上り快速急行に乗り換えた。6号車から7号車に移動し、しばらくドアの近くで車内の様子をうかがっていたが、電車が成城学園前駅(世田谷区)付近を通過していた8時29分、前方の座席に座っていた女子大学生(20)に包丁で切りかかったとのこと。

包丁を振り回し、周囲の乗客らに切り傷などを負わせた。8号車で床にサラダ油をまき、ライターで点火したが、燃え広がらなかった。乗客が運転士らに状況を伝え、電車が緊急停止すると、容疑者は8時31分に9両目のドアから逃走したとのこと。

10)容疑者(36)のものとみられるバッグが電車内で見つかり、Tシャツとズボンが入っていたとのこと。警視庁成城署捜査本部は逃走のため事前に着替えを用意したとみて調べるとのこと。

捜査関係者によると、事件後に緊急停止した電車近くの線路に落ちていた携帯電話について「位置情報が分かってしまうから捨てた」と供述している。「車外に出た後は自転車を盗んで逃げた」などと説明しているとのこと。

11)捜査関係者によると、容疑者は大学中退後、工場での勤務など職を転々としていたが、現在は生活保護を受けていることを明かした。普段から生活用品や食料品の万引を繰り返していたとみられ、「本当に必要なことにしかお金を使いたくなかった」と話しているとのこと。

12)捜査関係者によると、容疑者は今年に入って生活保護を受け始め、事件の数日前にも生活費を受け取っていた。事件当日には都内で食料品を万引きし、警察に通報されていたとのこと。

13)警視庁の調べに「俺はなんて不幸な人生なんだと思っていた」などと話しているとのこと。

14)容疑者は大学を1年留年後、中退したとのこと。

15)捜査関係者によると、容疑者は6日午後8時25分頃、登戸駅(川崎市)で快速急行(10両編成)の6号車に乗車。すぐに7号車に移動し、ドアの近くで車内の様子をうかがっていたが、同29分にトートバッグから包丁を取り出し、反対側のドア近くの席に座っていた女子大学生の前に歩み寄ると、いきなり胸を切りつけた。女子大学生と周囲の乗客らはこの間、スマートフォンの画面を見るなどしており、容疑者が包丁を取り出したことに気づいていなかったとのこと。

16)容疑者(36)が、凶器とみられる牛刀を「約2年前、自殺するために買った」と供述している.

捜査関係者によると、「周りの人に軽く扱われてきた。笑いものにされてきた」と話しているとのこと。警視庁成城署捜査本部は容疑者がこの頃から人生を悲観して自暴自棄になり、事件につながった可能性もあるとみて調べているとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、容疑者は、「短期のアルバイトで女にあごで使われ、腹が立った」「大学時代のサークルで女性にばかにされた」などと供述。ほかにもナンパを断られたことなどから女性に対して一方的に恨みを持っていたとみられる。「人生がうまくいかない。数年前から勝ち組の女や幸せそうなカップルを見ると殺したくなるようになった」とも話しているとのこと。

17)捜査関係者によると容疑者が普段から万引きを繰り返していたとみられるとのこと。容疑者は「金を払うのがばかばかしい」と説明し、事件当日も「新宿に万引きした本を売りに行った」と供述しているとのこと。

容疑者は事件当日の昼ごろ、新宿駅近くの食料品店で万引きをし通報されていましたが、警察官から万引きで事情を聴かれるのはこの日が初めてだったとのこと。

容疑者は警察官と自宅に戻った後、およそ30分後に再び家を出て、ATMで現金4万円を引き出してから犯行に向かったということで、「万引きした店の店員を殺そうと思ったが、閉店していると気付き、電車で人を殺す計画に切り替えた」と供述しているとのこと。

別の報道では
ATMで現金4万円を引き出して交通系ICカードにチャージした。引き出した現金は「逃げるための金」などと説明しているとのこと。

18)捜査関係者によると、容疑者は淡々と調べに応じ、事件への関与を全面的に認めている。「大学時代から女性に馬鹿にされており、華やかな女性や一緒にいる男性の首を切りたいと思うようになった。大量殺人を前から考えていた」「残念だが、逃げる乗客の姿を見て満足している」などと話し、被害者への謝罪の言葉はないとのこと。

19)赤羽一嘉国土交通大臣は8月10日に開かれた定例会見で、小田急電鉄(小田急)で発生した無差別傷害事件について記者の質問に答えた。

これについて記者から列車内のセキュリティ対策を問われた赤羽大臣は「全く許し難い事案」とした上で、全国の公共交通事業者に対して事件の周知や警察と連携した安全確保の徹底へ向けた注意喚起を行なったと述べたとのこと。

また、今後の対策については、捜査当局による捜査の状況や小田急における現場での対応に関する検証の結果を待った上で「警察、鉄道事業者など関係者と連携し、速やかに検討してまいりたいと思っております」と述べているとのこと。

一方、小田急ならびに一般社団法人日本民営鉄道協会の野本弘文会長も今回の事件を陳謝しており、「警察と連携の上、巡回等による警戒監視の徹底、防犯カメラおよび非常通報装置の適切な運用等によるセキュリティ確保の徹底に努めてまいります」としているとのこと。

20)容疑者は逃走後、北に約3キロ離れた都営住宅の駐輪場で見つけた無施錠の自転車に乗って逃走。午後10時頃、杉並区のコンビニ店に入ると、商品の缶ビールを勝手に飲み、募金箱に手持ちの現金を入れ、「事件の犯人だ」と店員に申し出たとのこと。

21)取り調べに対し容疑者は「迷いがあった」と犯行直前の心境について話しているということですが、バッグに包丁を入れていたことから、「せっかく準備したのだから、このまま銃刀法違反で捕まるのはばかばかしいと思い、犯行を決心した」と供述しているとのこと。

22)捜査関係者によると、事件で使われた包丁(刃渡り約20センチ)は刃先が鋭い「牛刀」で、容疑者は調べに「2年前に死のうと思い、インターネット通販で買った」と説明している。
自宅からは別の包丁2本も見つかったが、「他の2本は切れ味が悪かった」などと供述しているとのこと。

23)犯行後、身柄を確保されたのは、コンビニでしたが、直前に会話をしたという男性の証言
「(コンビニ店内の)おにぎりの前のところで、犯人らしき人に手をさしのべられて、『多分ぼく有名になると思うんで、今のうちに握手しておきますか』と(言われて)、気味悪かったんで『大丈夫です』と断ったら、『そうですよね。やめときますよね。悪いニュースだと思うので』って」とのこと。

時系列
2006年頃(推定21歳) 大学を中退後にアルバイトで生活していた。
2015年頃(推定30歳)「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいという気持ちが芽生えていた」
2019年(推定34歳)自殺しようと今回の凶器の牛刀を購入
2020年(推定35歳)
06月   派遣会社に登録、コンビニ、パン工場などで働く
2021年(36歳)
数ヶ月前 生活保護を受けている
08月06日
日中   新宿の食料店で万引き事件を起こし通報される
18:21  警察に自宅に送り届けられる
19:00頃 家に到着
19:30頃 牛刀などを持って家を出る
20:02  徒歩で駅前に向かう姿が防カメに映る
時期不明 ATMで現金4万円を引き出す
その後  駅前のスーパーでサラダ油とライターを購入する
08:18  読売ランド前駅で乗車
08:24  3駅先の登戸駅で降車
20:25頃 快速急行に乗り換える
20:29  成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走行中の電車内で事件発生
その後  牛刀の柄が折れた後、サラダ油で火をつけようとする
20:31  緊急停車した車両から徒歩で逃走。
20:38頃 消防に通報
その後  自転車を盗んで逃走
22:00頃 現場から4キロ離れたコンビニに容疑者が名乗り出た。
08月07日
午前   殺人未遂容疑で逮捕
08月08日
朝    送検、自宅を家宅捜索
(時系列についてはASKAの推定を含みます。特に当日、犯行前に家を出た時刻が微妙ですね)

こんなところですね。
アルバイト先の女性の上司?にアゴで使われて恨んでいたと言う事だけど・・・
普通なら、女性全体ではなく、その相手個人に対する恨みや怒りになると思うんですよね。
他にも大学時代の話とか、出会い系での話とかあるけど、それぞれ、個人ではなく「女性全体」の話になっている。

そもそも、女性に対する嫌悪感などがあるのかもしれないけど、私は「女性蔑視」「男尊女卑」思想の裏返しなんじゃないかと考えています。
自分(男性)よりも劣る女性が自分の思い通りにならないどころか、自分が女性の下で働くような事が許せないと言う感情が、女性全体への不満になっているのではないだろうか?

他に仕事を転々としているが、人間関係が理由で辞めているようで、全てが女性との人間関係と言うわけでは無いでしょうから、そもそも、集団生活に向かない性格だったのかもしれませんね。
そして、それら、人生の不満(クソのような人生)の原因を全て女性に転嫁する事で、自分自身のプライドを繕っていたしていたのかもしれませんね。

生活自体も、常習的に万引きをして、盗品を現金化する事で生活している。
派遣会社に登録して派遣の仕事もしているようだけど・・・それで、生活保護を受けていると言うのがちょっと疑問です。
正規の仕事でどのぐらいの収入があったのか?
生活保護を受けるのに、収入に対する規定があるはずなんですよね。
収入が少ないのは、仕事をする時間が少ないのか?それは、健康上の問題なのか?
このあたりが、疑問ですね。

そして、大臣とか鉄道協会の人が、対策すると言う話をしているけど、基本的に対策は無理です。
警察官を総動員しようと、事件を防ぐ事はできないでしょう。

なぜなら、これらの無敵状態の人達は、逮捕される事、死刑になる事すら関心が無い。もう自分の鬱憤を晴らす事ができれば、もうどうなってもかまわないと考えている人達です。
そして、警備の裏をかくことができる。警備されて犯行ができないなら、犯行が可能な場所や方法を考え出して、私たちの裏をかいて事件を起こすような人達です。

事件を決意させてしまった時点で、私たちの負けです。
あとは、被害者にならない為にどう、自分の身を守るのか?と言う事になりますね。
もはや、安全な場所はどこにもありません。
私たちは、そんな世界で毎日を生きている。そう考えて、警戒心を忘れずに生活するしかないのかもしれませんね。。

もちろん、「事件を決意させない」と言う根本的な対策が無いわけでもないけど、それは幼少期からの教育以外に方法が無いと思います。
これをしたら「家族に迷惑がかかる」と言う家族の絆が最後のブレーキになるかもしれませんね。

日本の場合、宗教や道徳と言う物の存在が希薄で、それらが「規範」として機能していないと思うんですよね、。
まー宗教はともかく、道徳教育は重要だと思いますね。

しかし、それだけでは決定打にはならないかもしれない。
人生を諦めさせない為のセーフティーネットも必要だと思います。

参考リンク
小田急線快速急行無差別殺傷事件その1(容疑者逮捕)

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2021/08/13

大阪府大東市谷川女子大生殺人事件その2(書類送検)

1)大阪府警捜査1課は8月12日、被害者女性宅の真下の部屋で死亡していた住人で会社員の男性容疑者(48)を殺人と現住建造物等放火などの疑いで書類送検したとのこと。

2)容疑者は事件前、親族に「上の階の人に監視されている」と話していたとのこと。

容疑者は事件前、具体的な住民名には触れず、「ずっと見張られている。音を立てないようにじっとしている」と親族に説明していたとのこと。室内からは自筆の日記が見つかり、過去に住んでいたマンションの隣人に監視されているという趣旨の不満が書かれていた。親族には生活音に神経質になっていると相談していたが、被害者との騒音トラブルはなかったとのこと。

別の報道では
容疑者の親族によりますと、2019年の春に容疑者が「上の階の住人に監視されている。玄関の前で誰かに見張られている。防犯カメラを設置しなければいけない」と話していたとのこと。

更に別の報道では
容疑者は親族に「上の階の人に見張られている」「自分が歩くと、上の人も自分にあわせて歩く」などと話していたとのこと。府警は近隣住民や友人らに事情を聴いたが、こうした事実は確認できず、容疑者の思い込みだったとみているとのこと。

3)被害者との接点やトラブルは確認されておらず、府警は容疑者が被害妄想を募らせて襲撃したとみているとのこと。

4)府警が容疑者の携帯電話を解析した結果、はしごや灯油など事件に使われた物品を事前に検索していたとのこと。4月上旬にははしごや包丁をインターネットの通信販売で購入していたとのこと。

5)被害の女子大学生の遺体には120か所以上の傷があったとのこと。
バールで被害者の頭を殴ったり、包丁で太ももを刺したりして殺害したというもの。被害者の体には120カ所以上の傷が残され、死因は失血死だったとのこと。

6)マンションの関係者によると
「(容疑者の部屋のドアに)錠前みたいなやつを表から1個、すごく大きなカギであと3つ表から付けていた。南京錠ですね、表からかけられるような。」とのこと。

7)容疑者が約8年前に住んでいた別のマンションでも、「隣人に見張られている」などと入居初日に日記に書いていたことが分かり、容疑者が以前から被害妄想を抱いていた疑いが強まったとのこと。

8)事件後、インターネット上では、被害者が騒音を立てていたとする誹謗中傷が相次いだ。だが、捜査の結果、騒音はなく、容疑者が被害妄想を膨らませ、犯行に及んだとみられているとのこと。

9)警察によると、容疑者は20代から30代の間に実家の犬を殴り殺したり、飼い猫に電気ショックを与えたりするなど残虐な一面も持ち合わせていたとのこと。

10)容疑者は8年前に大阪に移り住み、去年から吹田市のビルメンテナンス会社で警備員として働いていたとのこと。

11)容疑者のスマートフォンに事件の1カ月前から殺害方法などを調べた履歴が残っていたとのこと。

12)【容疑者の青年時代を知る出雲市の住民】
「出かけと帰りがけに会うと上手に挨拶してくれて、『帰りました』とか『行ってきます』とか、本当に優しい青年でした。」とのこと。

【勤務先の会社によると】
「遅刻欠勤もなく、クレームも一切なかった。真面目な印象だった」とのこと。

(マンションの関係者によると)
 「(容疑者は)ちょっと暗そうなおとなしそうな男の人で、身なりはきちっとしてはったんですけど、挨拶をされることは一度もなかったです。目を合わせないようにパッと入って行かれる。(容疑者の部屋の前で)私が掃除していたらなかなか出てこないとか」とのこと。

時系列
2013年頃    容疑者が実家を出て、配送ドライバーの仕事をする
(入居初日の日記に「隣人に見張られている」と容疑者が書いている)
2018年頃    容疑者が体調不良で退職
2015年06月   現場マンションに容疑者が住み始める
2019年04月   容疑者が親族に「上の階の住人に監視されている」と話す。
2020年
03月から04月上旬 隣に住む男性が警察に相談、事件直前に引っ越す
06月      容疑者が現在のビルメンテナンス会社に入社
2021年
04月08日    容疑者がネットで凶器等を購入(殺害方法を検索していた)
04月26日(月) 容疑者が出雲市でシン・エバンゲリオンを見る
04月27日(火) 容疑者が仕事休み。灯油を10リットルを購入
04月28日(水)
06:50頃 女性の悲鳴が聞こえ始める(事件発生)
06:55頃 女性の叫び声が聞こえると通報
07:00頃 駆けつけた署員が遺体発見
同じ頃  現場の2階の部屋で火災発生
08:00頃 鎮火
この日は夕方から容疑者は出勤の予定
08月12日 容疑者を書類送検

こんなところですね。
事件から3ヶ月でようやく書類送検されました。
まー、目撃情報もあり、DNAなどの物証もあって犯人性には疑いが無いと思うので、動機が解明できなかった事で、送検が遅れたのかな?

容疑者の人物像としては、青年時代は好青年だったようですが、反面実家の犬を殴り殺すなどの事もあったようです。
で、勤務先での勤務面では特に問題はないようですね。

その一方で、住んでいたマンションでは一方的に「監視されている」と被害妄想を膨らませていたようです。

勤務先での勤務態度には問題が無く、住居のマンションでは「挨拶もしない」と言う状況のようなので、職場では「監視されている」と言う事にはならなかったんでしょうね。
このあたりを考えると、マンションの住民は全て「自分を監視する者」と考えていて、敵対的な感情を持っていたのかもしれませんね。
もっとも、仕事は警備関係なのであまり人と接する仕事では無いのかもしれません。(容疑者はそう言う仕事を希望していたようですね)

ただ、8年前にも「隣人に見張られている」と言っているので、ずっと以前から被害妄想を持っていたのかもしれませんね。

前回も書きましたが、この事件を防ぐ方法はありません。
ただ、ヒントはあります。容疑者の隣に住んでいた隣人は「容疑者の行動に恐怖を感じて警察に相談した上で引っ越している」と言う点ですね。
この隣人の話だと、3月から4月上旬にかけて、寝ている時にドアを激しくたたかれたとのこと。つまり、騒音が原因ではなく、もしかすると幻聴が原因だったのかもしれませんね。

ただ、これは、事前に問題行動があったから、気づけただけで、最初の問題行動が殺害行為なら気づいた時には、遅すぎると言う事になってしまいますね。
まさに、上階の被害女性はこのケースだと思います。

となると、もう方法は一つしかなく、「常に自分は襲われるかもしれない」と言う前提で生活するしかないですね。
しかし、さすがに現実的か?と言うのはありますよね。
「人を見たら泥棒と思え」って言葉は昔からあるけど、「人を見たら殺人者だと思え」ってのは行き過ぎですよね。

とりあえず、性善説では身を守れない時代になっている事は間違いないので
A)「距離感と警戒心を忘れないこと」
B)「危険だと判断したら、迷わず逃げること。助けを求めること」
この二つが身を守る為の方法だと思います。

参考リンク
大阪府大東市谷川女子大生殺人事件

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2021/08/10

福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その5(3月7日報道)

1)昨春の事件後も金をだまし取っていたA容疑者は、昨年9月ころ、篠栗町にあるオートロックの3LDKで月6万5000 円のマンションに、夫や3人の子どもと引っ越していた。

2)捜査関係者によると、三男の死後、I容疑者には葬儀代を含む公的扶助が支給された。A容疑者は死亡の約2カ月後に架空の裁判手続き名目でI容疑者から現金を詐取したとして、昨年12月に起訴された。

3)I容疑者(39)の三男は昨年4月18日、餓死した。捜査関係者らによると、兄2人は児童相談所が一時保護した後、元夫側で暮らすようになった。

知人のA容疑者(48)は同5月26日、兄2人の引き取りを希望するI容疑者に対し、元夫を相手に裁判を起こすよう持ちかけた。「ボス」と呼んでいた共通の「ママ友」がその手続きを行うと偽り、「ボスが裁判の書面代が必要と言っているけど、どうする」と要求した。さらに、A容疑者は同6月2日、「書面代が12万円かかるって言っているけど、どうする」と再び迫り、I容疑者は同日、生活保護費などから12万円を渡したとのこと。

I容疑者はその数日後、一連の金銭要求の発端となったママ友とのトラブルが虚偽だったことを知った。県警の調べで、A容疑者が吹き込んでいた元夫の浮気などの事実もないと分かり、詐欺の被害届を出す際には、捜査員に「だまされていた。許せない」と話したとのこと。

福岡県警は同12月7日、裁判手続き名目でI容疑者から12万円をだまし取ったとして、A容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

4)捜査関係者によるとA容疑者はI容疑者からおよそ1200万円を搾取していたとみられていて、家族旅行やブランド品の購入のほか、
パチンコなどの遊興費として使っていたとのこと。

5)昨年4月18日、碇容疑者の三男の搬送を担当した粕屋南部消防組合消防本部(福岡県志免町)の記録にはこう記されている。現場からの通報などを基に書かれたもので、心肺停止の理由については、医師の所見として「低血糖」と記載されていたとのこと。

6)I容疑者を知る関係者などによると、三男に異変が起きたのは同日午後6時半頃。小学生の兄2人と遊んでいたが、部屋の中でうずくまり、動かなくなった。I容疑者は、料金の未払いで、自宅でスマートフォンが使えなかったため、近くのコンビニエンスストアに行き、公衆無線LANを使い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でA容疑者に「様子がおかしい」と連絡したとのこと。

午後7時過ぎ、A容疑者はI容疑者宅を訪れた。三男の足に触ると反応があったため、A容疑者は「大丈夫、大丈夫」と話して帰っていったとのこと。

ただ、三男は呼びかけへの反応も鈍く、意識ももうろうとしていた。布団に横たわり、兄が米粒を口元に運んだが、食べなかった。午後10時頃、I容疑者は、三男が息をしていないことに気づいた。再びA容疑者に連絡するため近所の店舗に駆け込み、電話を借りて「三男が息をしていない」と伝えたとのこと。

A容疑者とその夫が到着し、午後10時12分、119番した。三男は午後11時33分、死亡が確認されたとのこと。
同消防本部の記録には、三男はあばら骨が浮き出るほどやせ細った状態を示す「るいそう」があったと書かれていたとのこと。

7)県警の発表によると、I容疑者は「母親として守ってやれればよかった」と供述し、A容疑者は「食事の管理は一切していない」と否認しているとのこと。
I容疑者の関係者によると、I容疑者は「(搬送時に)何で(A容疑者に)連絡したんだろう」と話しているとのこと。

8)捜査関係者によると2018年5月頃にA容疑者が『他の保護者からIの子供のトラブルのことで訴えられている。解決のためにはカネが必要。暴力団とつながりのある“ボス”がトラブルを解決する』などと架空のトラブルをでっちあげ、約50万円をIから詐取したとのこと。

その次は『Iの夫が浮気をしている』と嘘をつき、『浮気相手のキャバ嬢が妊娠した。キャバ嬢のバックにいる暴力団と交渉しているので慰謝料が必要』『お前の夫の浮気調査費用を“ボス”が立て替えている』『夫との離婚裁判で書面代が必要』などとありもしない話を次々にIに信じ込ませ、カネを引っ張った揚げ句、ついには2019年5月に離婚に追い込んだとのこと。

9)痩せ細っていく三男を不審に思った幼稚園の関係者がたびたびIの自宅を家庭訪問していたとのこと。
「Iの自宅に家庭訪問すると、なぜかAが家にいて抗議して追い返した。2019年11月、三男が通う幼稚園や兄2人が通う学校からも、行政サイドへ問い合わせがあった。『子供たちの体重減少が気になるが、母親と連絡が取りにくくなっている』との情報を受け、町や児相などがIの家庭を“見守り対象”にした。それでも(関係機関の)担当者がI宅を訪ねると、AがIの代わりに対応し、『母親(I)は対人恐怖症だ』などと言って、面会を拒否することもあったとのこと。

10)男児が救急搬送された際、AがIに対し、病院内で「警察にボスのことは言うな」などと口止めをした疑いがあるとのこと。県警は、男児の死をきっかけに、架空の話を用いた母親への金銭要求が発覚することをAが恐れ、隠蔽しようとしたとみているとのこと。

当時のA容疑者の言動について、I容疑者は「自分はそれどころじゃないのに、こんなことを言うんだと思った」と関係者に話しているとのこと。

A容疑者は別の日には、生活困窮の理由を「パチンコで使った」と説明するよう求め、2人がやりとりしたスマートフォンを壊すよう指示したとのこと

11)A容疑者にボスに仕立て上げられた女性によると
「ボスと呼ばれる心当たりはありますか」。事件を捜査する福岡県警から連絡があり、事情聴取を受けたとのこと。
担当刑事は、A容疑者が女性をボスと呼び、「ボスが怒るから食べすぎたらいけない」「12台の監視カメラでボスが見張っている」などとI容疑者を怖がらせていたと説明した。全く身に覚えがなく、驚愕したとのこと。A容疑者が他のママ友たちにも名乗っていた「A」は偽名で、年齢を10歳以上若く偽っていたことも知らされたとのこと。

逮捕前にA容疑者と会った際に問い詰めた。A容疑者は「ボスと呼んだのはあの女(I容疑者)。私は弁護士を雇ってる」などと言い、悪びれる様子はなかったとのこと。

県警は携帯電話の通話履歴や口座の記録なども調べ、女性が事件に関与していないと断定しているとのこと。
捜査関係者によると、A容疑者はI容疑者に「ボスが怒るから話し掛けない方がいい」と指示し、女性と接触させないようにしていたとのこと。

時系列
2011年頃(推定)A容疑者が嫁ぎ先で借金を作り失踪、その後、篠栗町で再婚
2016年04月 二人が出会う
2018年05月 I容疑者に対してトラブルを捏造して示談金を要求
2018年10月 I容疑者は自由に使える現金がなくなる。
2019年05月 I容疑者が離婚
2019年06月~2020年06月まで詐欺や窃盗で現金等を搾取
2019年08月 三男の食事の量や回数を減らし始める
2019年09月 見守り対象になる
2019年秋  ガス代や家賃の滞納がはじまる
2019年10月 生活保護を申請
2020年
01月   三男が幼稚園を退園
02月   近隣住民が虐待を疑い警察に相談
03月05日 育児放棄で通告される。
03月11日 児相が家庭訪問
その後 I容疑者の親族から児相へ生存確認を相談していたが、児相は町に連絡していなかった。
03月下旬 三男が重度の低栄養状態
04月18日
18:30頃 三男が呼びかけに答えず、A容疑者に連絡
19:00過 A容疑者がI容疑者宅を訪問、三男が呼吸した事を確認して帰宅した。
22:00頃 A容疑者が「息をしていない」と再び連絡を受けて、再度訪問
22:12  A容疑者の夫が119番通報した。
23:33  三男の死亡が搬送先の病院で確認された。
その後  二人の兄弟は児相が一時保護した
その後  子供達は元夫と生活するようになる。
05月26日 A容疑者が子供を取り戻す裁判を起こすようにそそのかす
06月02日 A容疑者が架空の裁判手続きでI容疑者から葬儀代を含む現金12万を搾取
数日後  I容疑者がA容疑者の嘘に気づき、詐欺の被害届を出す
09月頃  A容疑者が3LDKで月6万5000 円のマンションに引っ越す
12月07日 A容疑者が詐欺容疑で逮捕
12月   A容疑者が詐欺容疑で起訴
2021年
03月02日 保護責任者遺棄致死で逮捕
03月03日 送検

こんなところですね。
だいぶ詳細な情報が出てきましたが、A容疑者の図太さがずば抜けていますね。
三男が死亡して、おそらく事件化する事を予見していながら、三男の葬儀代を、子供を取り戻したい気持ちを利用して騙し取るなんて、ちょっと想像を超える図太さですよね。
まー記事には書いてないのですが、約20年前にA容疑者の両親が近隣住民に借金をしたが、それを踏み倒して夜逃げするなんて事もあったようで、幼少期からそんな荒事に、もまれて育ったので、図太い性格になってしまったのかな?

ただ、I容疑者については、もう気の毒で仕方が無いと言う印象です。
A容疑者の嘘に騙されて離婚に追い込まれて、その上、極貧生活で子供まで餓死、そして、他の子供も夫の元で生活するようになり、I容疑者本人も犯罪者となってしまった。

Aの嘘で全てを奪われてしまった。
まーそれだけA容疑者が上手かったと言う事なんでしょうね。

何度も書きますが「友人と恋人・結婚相手は選びましょう」と言う事ですね。

参考リンク
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その4(3月5日報道)
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その6(8月10日までの報道)

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2021/08/09

小田急線快速急行無差別殺傷事件その1(容疑者逮捕)

8月6日午後8時半すぎ、世田谷区の祖師ケ谷大蔵駅近くを走っていた小田急線の車内で乗客らが男に刃物で切り付けられる事件が起きている。

成城学園前―祖師ケ谷大蔵駅間を走行していた藤沢発新宿行き快速急行の電車内で発生し、都内に住む20代女性が背中や胸など7カ所を刺されて重傷を負った。他にけがをした8人はいずれも軽傷で、うち3人が切りつけられ、残り5人は殴られたり逃げる際に転倒したりしたとみられるとのこと。

警視庁によりますと、9人がけがをして、そのうち20代の女性1人が背中など7カ所を刺されて重傷とのこと。

警視庁は事件後、逃走していた36歳の男の身柄を確保して事情を聴いていましたが、8月7日午前に殺人未遂容疑で逮捕した。

男は身柄を確保される前、コンビニ店で店員に「ニュースでやっている事件は自分がやった」と自ら申し出たとのこと。

警視庁は8月7日、川崎市多摩区西生田4、職業不詳、男性容疑者(36)を殺人未遂容疑で逮捕した。「車内で座っている女性を殺してやろうと思い包丁で突き刺したことは間違いない」と容疑を認めているとのこと。

「6年前くらいから幸せそうな人間を見ると殺してやろうという気持ちが芽生えた」とも供述。「逃げ場がなく大量に殺せるから電車でやった」とも話しているとのこと。

午後8時38分ごろ、通報を受けた東京消防庁が出動し、現場で出血した被害者を発見した。被害者は全員意識があり、1人は自力で帰宅したという。死者は報告されていない。

容疑者は付近のコンビニまで歩いていき、店員に「いまニュースに出ている事件の犯人です。逃げるのに疲れました」と名乗り出たとのこと。

店員は容疑者の体の一部に血痕が付着していたと証言したとのこと。

警視庁によると、小田急線の9人刺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された男(36)は「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思った。誰でもよかった」と話しているとのこと。

容疑者は6日午後10時ごろ、現場から北に約4キロ離れた東京都杉並区のコンビニに現れ、店員に「自分がやった。逃げるのに疲れた」と説明。警視庁が事情を聴いていた。

成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走っていた藤沢発新宿行きの快速急行(10両編成)で、乗客の20代の女子大学生の胸や背中などを包丁(刃渡り約20センチ)で刺し、殺害しようとしたというもの。被害者と面識はなく、「6年くらい前から幸せな人を見たら殺したいと思っていた」「座っている女性を殺してやろうと思い突き刺した」と供述しているとのこと。女子大学生は重傷だが命に別条はないとのこと。

捜査本部によると、藤沢発新宿行きの上り快速急行(10両編成)で、容疑者が6両目から先頭方向の9両目まで移動しながら、持っていた牛刀(刃渡り約20センチ)などで次々と乗客を襲った。牛刀の柄が折れた後、サラダ油を車内にまき、持っていた着火装置で火を付けようとした形跡も確認された。火はつかなかったとのこと。

出火はせず、サラダ油が入っていたとみられる容器とライターが押収されたとのこと。

電車は祖師ケ谷大蔵駅付近で緊急停止。容疑者は乗客が非常用コックを開け、車外に逃げたのに紛れ現場から立ち去った。その際に、自らの居場所が分からないように携帯電話を線路脇に投げ捨てたとのこと。

容疑者は自転車を盗んで逃走したが、6日午後10時ごろ、祖師ケ谷大蔵駅から北に約5キロ離れた杉並区内のコンビニエンスストアを訪れ、店員に「自分が今ニュースに出ている事件の犯人だ。逃げるのが疲れたから名乗り出た」と申告。店側からの110番通報で駆け付けた警察官が身柄を確保したとのこと。

容疑者はこの6日の日中、新宿の食料品店で万引事件を起こし、新宿署に窃盗容疑で任意捜査を受けていた。自宅に戻り、万引をとがめられた女性店員を殺害しようとしたが、営業時間が終了していると考え電車での襲撃を計画したとも説明しているとのこと。

事件前の6日の昼ごろ、容疑者は東京・新宿区の食料品店で万引きをした疑いで警察官から事情を聴かれるなどしていて、「その時の店員が女性で、女性を殺してやりたいという感情が芽生えた」と供述しているとのこと。

容疑者は当日、都内の食料品店で万引きしたとして店から通報され警察の事情聴取を受けていたという。その際に容疑者はカッターナイフを所持していたという。警察官に説諭され、自宅まで送り届けられた容疑者はその後刃物や油を持って小田急線に乗り込んだとみられるとのこと。

容疑者は新宿区内の食料品店から、ベーコンやオリーブ880円相当を万引きしていたとのこと。

午後7時半ごろ、牛刀やサラダ油、ハサミなどをバッグに入れ、万引きした店に再び向かおうと考えたが、すでに閉店していたため、電車内での犯行に切り替えたとのこと。

容疑者は、小田急線読売ランド前駅近くの住宅街にある2階建てアパートで一人暮らしをしていた。部屋の網戸は破れ、ひび割れた窓ガラスは、粘着テープで補修されていたとのこと。

容疑者は犯行前、登戸駅で快速急行に乗り換えていましたが、その理由について「快速なら乗客が途中で降りられないから」と供述しているとのこと。

警視庁によると、小田急線の刺傷事件で、電車内から刃渡り約20センチの牛刀を押収した。凶器とみて調べているとのこと。

調べに対し、「6年ぐらい前から、主に女性を殺してやりたい感情が芽生えた」と供述している。

さらに、「大学のサークル活動の時に、女性から見下された」として、「幸せそうな勝ち組の女性を見ると殺したくなる。幸せそうなカップルも殺したくなる」とも供述したとのこと。

「俺はくそみたいな人生を送っているのに、幸せそうな人は許せない。“勝ち組”の女性を殺して、あとは乗客を大量に無差別に殺そうと思った」

容疑者は「誰でもよかったが人を殺せなくて悔しい。でも逃げ惑う姿を見て満足している」とも供述しているとのこと。

容疑者は容疑を認め、「大学時代にサークル活動で女性から見下され、出会い系サイトで知り合った女性ともうまくいかず、勝ち組の女性を殺したいと考えるようになった」と供述しているとのこと。

捜査本部によると、容疑者は登戸駅(川崎市)から藤沢発新宿行き快速急行(10両編成)の6号車に乗車すると、先頭方向に向かって移動。7号車にいた都内に住む大学生の女性(20)らに切りつけたとのこと。

事件後、凶器とみられる牛刀(刃渡り約20センチ)が7号車から見つかった。「(牛刀は)2年前に自殺しようと購入した。だが、自殺は痛そうだからやめた」と説明しているとのこと。

乗客が運転士らに状況を伝え、電車は祖師ヶ谷大蔵駅の数十メートル手前で緊急停止した。容疑者は線路に降りて逃走したとのこと。

捜査関係者によると、容疑者は都内の公立高校を卒業後、有名私立大の理工学部に入学したが卒業はしていないとのこと。調べに対し、近年は派遣会社員としてコンビニの店員や学校教材を運ぶ仕事などをしていたと説明。最近は大手食品会社でパン製造に携わっていたと話したとのこと。

6日昼過ぎ、新宿区の輸入食料品店でベーコンやつまみ類などを万引きしたとして、警視庁に通報されていた。駆けつけた警察官に万引きを認め、その直前に別のコンビニ店で酒を盗んだことも明かしたとのこと。

自宅近くの読売ランド前駅(川崎市多摩区)で小田急線に乗ると、普通電車で3駅先の登戸駅(同)で降り、午後8時25分頃、快速急行に乗り換えた。6号車に乗車すると、車内を物色しながら歩き回り、隣の7号車で、座席に座っていた女子大学生に目を付けた。女子大学生の服装などから、「勝ち組っぽいと思った」とのこと。

容疑者は食料品店を物色し、880円相当のベーコンとオリーブを万引きしようとした。しかし女性店員に注意され、110番通報もされた。警察に厳重に注意されたが、商品を買い取ることでお咎めなしとなった。このときの警察による所持品検査で、ビール3本と缶チューハイ、そして刃渡り6.4cmのカッターナイフを所持していたことが判明したとのこと。

ビールと缶チューハイに関しては新宿駅近くのコンビニで万引きしたものだったとみられる。カッターナイフについて本人に用途を聞いたところ『護身用のため』と供述。その場で逮捕はされませんでしたが、警察官が容疑者を18時21分に自宅へ送り届けた。また、銃刀法違反で任意の取り調べをする旨を伝えられたとのこと。

大学は卒業せずに中退していた。その後、職を転々とし、昨年6月頃には人材派遣会社に登録。コンビニ店やパン工場などで働いていたとのこと。

自宅からハサミも持ち込んでいたことがわかり、「ハサミは予備のために持っていた」などと供述しているとのこと。

捜査関係者によると、容疑者が逃走する際、車内に残したトートバッグの中に衣服が入っていたとのこと。

取り調べに対して「着替え」と説明しているとのこと。

また、容疑者は犯行時に黒いマスクを着けていましたが、身柄を確保された時は白いマスクだったとのこと。

容疑者は、犯行時は黒いTシャツを着ていましたが、Tシャツに目立つロゴがプリントされていたため、犯行後、Tシャツを裏返しに着て逃走していたとのこと。

サラダ油は「灯油が用意できずに、代わりに使った」といった趣旨の説明をしているとのこと。

サラダ油については「電車に乗る前に買った」と話しているとのことです。

20歳の女子大学生を刃物で刺して殺害しようとした疑いで8日朝に送検されたとのこと。

容疑者が犯行直前に“迷いが生じた”と話しているとのこと。
「今やったら捕まるので迷いがあったが、せっかく準備したのだからやるしかない、と考えた」とのこと。

被害にあった大学生について「可愛らしい服を着て男性に好かれそうだったため殺そうと思った」と話しているとのこと。大学生に切りつけた後は「興奮して覚えていない」とのこと。

容疑者は青森県五所川原市出身で、幼少期に東京都世田谷区に転居。都立高校を卒業後、中央大に入学したが中退したとのこと。

容疑者は、これまでに「大量に人を殺したかった」「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいと思っていた」と話しているが、「幸せそうなカップルが歩いている場所だから、渋谷のスクランブル交差点を爆破しようと思っていた」とも供述しているとのこと。

捜査関係者によりますと、女性らを切り付けて電車から逃走するまでの犯行時間は3分ほどだったとのこと。

時系列
2006年頃(推定21歳) 大学を中退後にアルバイトで生活していた。
2015年頃(推定30歳)「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいという気持ちが芽生えていた」
2019年(推定34歳)自殺しようと今回の凶器の牛刀を購入
2020年(推定35歳)
06月   派遣会社に登録、コンビニ、パン工場などで働く
2021年(36歳)
08月06日
日中   新宿の食料店で万引き事件を起こし通報される
18:21  警察に自宅に送り届けられる
19:30頃 牛刀、サラダ油などを持って家を出る
その後、読売ランド前駅で乗車、3駅先の登戸駅で降車
20:25頃 快速急行に乗り換える
20:30過 成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走行中の電車内で事件発生
時刻不明 牛刀の柄が折れた後、サラダ油で火をつけようとする
20:38頃 消防に通報
時刻不明 緊急停車した車両から徒歩で逃走。
その後  自転車を盗んで逃走
22:00頃 現場から4キロ離れたコンビニに容疑者が名乗り出た。
08月07日
午前   殺人未遂容疑で逮捕
08月08日
朝    送検、自宅を家宅捜索

こんなところですね。
こういう自暴自棄で起こす事件と言うのは、これまでも何度もありましたね。
この事件で容疑者を自暴自棄に向かわせた原因は女性との関係にあるようですね。
成績も悪くなく、コミュニケーション能力にも問題がなさそうなのですが・・・
女性に対して強いコンプレックスがあったようですね。

大学を中退した理由が出ていませんが、そこにも、女性が絡んでいるのかな?
大学中退後は2008年のリーマンショックの影響で就職が出来なかったのかもしれませんね。

その結果、経済的に余裕もなく、出会い系でも上手くいかなかったと言う事なのかな?

そのあたり、同情できるところはあるけれど・・・中退直後に就職していれば、リーマンショックの影響を受けずにすんだかもしれないですよね。
そこは不運だったのかもしれないけど・・・就職しない事を本人が選択しているので、必ずしも社会が悪いとは言い切れないかな。
そして、6年前には「幸せそうな勝ち組の女性を見ると殺したくなる。」と、社会への不満が渦巻いていたんでしょうね。

で、事件当時も昼間に万引きして通報されている。
通報されたのは、コンビーフやベーコンで880円、そして、その前に別のところで酒を万引きしている。

この情報と言うのはかなり重要な情報だと考えています。
何が重要かと言うと、万引きする事が当然のように、生活に直接関係無い、酒とツマミを万引きしていると言う点です。

しかも、ツマミについては買い取りする事で、不問にされている。
つまり、「お金は持っていた」と言う事でしょ?

これは、容疑者に順法精神が欠落している証拠でしょう。
このあたりを見ると、普段から犯罪を行う事に抵抗がない状態になっていたのではないか?と考えています。

2年前に自殺を考えていたと言う事ですから、6年ぐらい前から自暴自棄に向かって少しずつ進んでしまったのかもしれませんね。
そう言った精神状態の中、通報された事で、一気にタガが外れたのかもしれません。
通報した女性店員に対する復讐だったのが、それが無理だとわかって、社会への復讐に置き換わったんでしょうね。

ただ、計画的とは言い切れないかもしれません。
灯油を使おうとしたが、用意したのは「サラダ油」だし、それも事件前に購入しているとの事だから、良く練られた計画と言うわけではなさそうですね。
一方で、逃げ場の無い電車内、しかも、停車駅の少ない、快速急行を選択しているのは、計画的なんですよね。
しかし、逃走後、まもなく、自首してますよね。疲れたとか言ってるし、まー逃亡するなら、顔も隠さずに犯行を行っているのは、ちぐはぐな印象ですね。

このあたりを考えると、列車内で犯行を行う事は、以前の事件を参考にして、6年前ぐらいからぼんやりと考えていたのかもしれません。
ただ、具体的な計画は考えて無くて、怒りにまかせて、その場にある物で犯行を行ったと言うあたりなのかな?

まーそのおかげで、被害者が少なくて済んだと言う事なんでしょうね。
マジに計画されたら、死傷者が軽く二桁は出たでしょうね。

それから、私はこの容疑者は特別な存在ではなく、誰でも追い詰められて、生きる事を諦めた時、こんな事件を起こしてしまう事があると考えています。
人間は思ったよりも強くなくて、誰でも条件がそろえば、こんな事件を起こしてしまうんですよね。

不運にも条件がそろう人、偶然、条件がそろわない人、自分の努力で条件を回避する人、いろいろな人がいます。
努力で回避したいところですが、その選択が人生の岐路になると言う事を、本人がその時に認識できるとは限らないんですよね。
この事件の容疑者も、大学を中退した時に、将来、自分がこんな事件を起こすとは考えて無かったと思います。

被害者の方の早い回復をお祈りします。

参考リンク
小田急線快速急行無差別殺傷事件その2(続報)

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2021/08/02

福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その4(3月5日報道)

1)関係者によると、2人は子どもが同じ幼稚園に通う縁で知り合い、A容疑者は18年5月ごろから、I容疑者に「悪口を言われている」「LINEのグループから外されている」などとだまし、他のママ友たちと疎遠にさせたとのこと。

さらに「ママ友たちが(子どものしつけを巡る)裁判を起こしたので、(I容疑者が)しつけをちゃんとしなかったら罰金を払わないといけなくなった。ママ友たちは、外でずっと見張っている」とうその話を作り上げた。I容疑者は信じ、A容疑者を頼って他の友人たちと付き合わなくなったとのこと。

2)亡くなった三男にも「留守番の練習」として自宅で1人にし、無断で外に出たり食べ物を口にしたりすると、罰として食事を与えず、押し入れに閉じ込めたこともあったとのこと。

3)A容疑者は知人に対しては「(I容疑者宅は)電気が止まっていて、食べ物を持って行ってやりよる」と説明していた。鍋を運ぶ姿を見た近所の住民は「親族でもないのに、面倒見が良い人と思っていた」と話す。A容疑者はまた、友人に「(I容疑者が)男性にのぼせて借金を作った」と架空の話を吹聴したこともあったとのこと。

4)関係者によると、I容疑者は、19年10月から三男が死亡する20年4月までの7カ月間で生活保護や児童扶養手当などに加え、家賃滞納による強制退居で支給される臨時の引っ越し費用など計約230万円の公的扶助を受給。同5月には事後払いの約20万円の葬儀代を含む50万円以上が口座に振り込まれたとのこと。

しかし、これら収入の大半は、元夫に慰謝料を求める裁判や浮気調査の費用という名目でA容疑者がだまし取ったとみられ、I容疑者の手元に生活費はほとんど残らず、ガスが止められるほどだったとのこと。


5)I容疑者(39)の親族が、男児の死亡約1カ月前から複数回にわたって、福岡児童相談所(同県春日市)に一家の生存を確認するよう訴えていたとのこと。児相は篠栗町とともに実施した3月3日の記者会見で、この事実を公表していなかったとのこと。

児相の所長は、記者会見では目視などで確認しなかったケースは公表の対象外としたと説明。「訴えの直前に生存確認ができていたので児相として直ちに面会の必要がないと判断した」と釈明したとのこと。

別の報道では
I容疑者(39)の親族が福岡児童相談所(春日市)に生存確認などを複数回訴えた相談を、児相が町に一度も伝えていなかったとのこと。

児相と町は児童福祉法に基づく要保護児童対策地域協議会の構成組織。町によると、児相が遠方にあることから、安全確認は町の担当部署が行う取り決めになっているとのこと。

6)捜査関係者によりますと、三男(当時5歳)が亡くなった去年4月18日午後6時半ごろ、母親のI容疑者(39)は、呼びかけに応じない三男に気付いたとのこと。

しかし、すぐに119番通報せず、コンビニエンスストアのWi-Fiを使って、「ママ友」だったA容疑者(48)に電話で連絡していたとのこと。

A容疑者は、三男が動いたのを確認し帰宅しますが、「息をしていない」と再び連絡を受けて夫とともに訪れたとのこと。

最終的に119番通報をしたのはA容疑者の夫で、I容疑者が異変に気付いてからおよそ4時間後の午後10時すぎだったとのこと。

別の報道では
捜査関係者によりますと、去年4月、母親のI容疑者は三男が動けなくなったことに気づき、A容疑者に連絡しました。A容疑者は三男が呼吸をしているのを確認すると「大丈夫」と告げ、その場を後にしたとのこと。I容疑者はその後も119番通報せず、三男は数時間後に死亡したとのこと。

7)I容疑者は消費者金融からも数百万円を借りていたとのこと。

8)I容疑者は「警察に元夫の浮気については話すな」「葬儀に親族を呼ぶな」とA容疑者に指示されたとも供述。I容疑者はA容疑者から「夫が浮気をしている」と聞かされ、一昨年5月に離婚したが、県警は元夫が浮気をした事実はないことを確認しているとのこと。

9)三男の死後、I容疑者はもう1台の携帯電話で毎朝「おはよう」とメッセージを送るよう求められたとのこと。A容疑者は「あなたは母親だから逮捕される」と話し、毎朝のメッセージはI容疑者が警察に逮捕されたかを知るためのものだと説明したとのこと。

捜査関係者によると、両容疑者は三男の死の前後に携帯電話で連絡を取り合っていた。三男の死後、警察の聴取を受けたI容疑者は自分の携帯電話1台を破壊。「A容疑者の指示だった」と供述しているとのこと。

10)親族によると、A容疑者は当時、元夫と義理の両親と4人で暮らした。元夫の1カ月分の給料を数日で消費するなどし、義母から厳しく注意されたことがあったとのこと。

ある朝、A容疑者は車で家を出た。その際、親族が「何時に帰るのか」と聞いたところ、「分からない」と答え、そのまま行方が分からなくなったとのこと。その後、A容疑者が元夫の名義で消費者金融から借金をしていたことが判明。使っていた義父名義の携帯電話の月間料金も約20万円に上るなど、請求書が次々と届いたとのこと。

元夫と義理の両親は数年がかりで返済。A容疑者とは連絡が取れず数年後、容疑者方の親族を通じ離婚手続きをしたとのこと。

A容疑者は福岡県篠栗町で再婚した。知人らに「元夫からDV(ドメスティックバイオレンス)を受けたので、約10年前に篠栗町に逃げてきた」と話していたという。元夫の親族は「DVの事実はない」と反論しているとのこと。

11)関係者によると、親族らは2018年6月ごろから、I容疑者が周囲の様子をしきりにうかがったり、同年9月に親族の一人から約80万円を借金したりしたことから、異変に気付くようになったとのこと。

その後、A容疑者は「旦那さんが浮気している」とだまし、I容疑者はこれを信じて19年5月に離婚した。他の親族についても「裏切られているよ」などと不信感を植え付け、I容疑者は親族と連絡を取らなくなった。ほとんどの親族に、離婚の事実や転居先も伝えていなかったとのこと。

転居先を見つけた親族は、夜になっても部屋の電気がつかないことや、手紙や荷物を送っても返送されてくることを心配。三男が亡くなる1カ月前の20年3月からは、県福岡児童相談所に「子どもたちが元気なのか確認してほしい」などと繰り返し相談していたとのこと。

時系列
2011年頃(推定)A容疑者が嫁ぎ先で借金を作り失踪、その後、篠栗町で再婚
2016年04月 二人が出会う
2018年05月 I容疑者に対してトラブルを捏造して示談金を要求
2018年10月 I容疑者は自由に使える現金がなくなる。
2019年05月 I容疑者が離婚
2019年06月~2020年06月まで詐欺や窃盗で現金等を搾取
2019年08月 三男の食事の量や回数を減らし始める
2019年09月 見守り対象になる
2019年秋  ガス代や家賃の滞納がはじまる
2019年10月 生活保護を申請
2020年
01月   三男が幼稚園を退園
02月   近隣住民が虐待を疑い警察に相談
03月05日 育児放棄で通告される。
03月11日 児相が家庭訪問
その後 I容疑者の親族から児相へ生存確認を相談していたが、児相は町に連絡していなかった。
03月下旬 三男が重度の低栄養状態
04月18日
18:30頃 三男が呼びかけに答えず、A容疑者に連絡
その後、A容疑者がI容疑者宅を訪問、三男が呼吸した事を確認して帰宅した。
その後、「息をしていない」と再び連絡を受けて、再度訪問
22:00過 A容疑者の夫が119番通報した。
その後  二人の兄弟は児相が一時保護した
2021年
03月02日 保護責任者遺棄致死で逮捕
03月03日 送検

こんなところですね。
逮捕容疑は保護責任者遺棄致死なのですが・・・殺意は立証出来なかったかな?
三男の死亡前後のA容疑者の行動はちょっと微妙なんですよね。

呼びかけに答えない状態で、呼吸しているからと言って放置しているのは、未必の故意にならないのだろうか?
体重は平均の半分ですから、見た目にも痩せて衰弱しているのは見て取れたと思うんですよね。

そして、死亡前後のやりとりをした携帯を破壊させたのは、連絡内容を隠そうとしたわけで、A容疑者自身が犯罪性がある事を自覚していたと言う事でしょう?
そして、I容疑者の逮捕状況を調べる為に毎日メールさせていたのも、捜査状況を知る為ですよね。

いずれにせよ、殺意はともかくとして、犯罪としては自覚していたんでしょうね。

さらに、10年前の「前の結婚の時」には、借金を作って逃げるという大胆な事もしてますね。
この時の経験が今回の大胆な犯行の基礎になっているのかもしれません。

このあたりを見ると、元々A容疑者に浪費癖があって、その上で狡猾にお金を巻き上げる事に長けている印象です。
A容疑者については、今回の事件以外にも余罪がありそうなので、しっかり捜査をお願いしたいですね。

あと、この事件でも児相の対応にちょっと問題がありそうです。
I容疑者の親族が生存確認を複数回、児相に相談しているのに、これに対する対応をしていません。
三男が死亡する1ヶ月前の事ですから、もし面会していれば異変に気づくことができたかもしれませんね。
実際の現場の確認は町に依頼していたので、児相は連絡するだけだったはずですから、メールやFAXで済む話だと思うんですが、何か理由があったのかな?
理由としては「訴えの直前に生存確認ができていたので児相として直ちに面会の必要がないと判断した」と言う事ですが、親族が生存確認を相談したのは1度じゃないわけで、この説明は最初の1度目は有りだけど、その後の相談を無視する理由にはならないと思うのですが・・・
まー、親族の危機感が児相には伝わらなかったと言う事なんでしょうね。

参考リンク
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その3(3月4日報道)
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その5(3月7日報道)

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