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2021/08/14

小田急線快速急行無差別殺傷事件その2(続報)

1)「勤務先は人間関係などが全て嫌になって辞めた」と供述しているとのこと。「数か月前から生活保護を受けていた」とも話しているとのこと。

2)容疑者が「逃走中に見つからないために眼鏡やピアス、指輪など身に着けていたものを捨てた」などと話しているとのこと。
警視庁は、容疑者が発見を免れるために身に着けていたものを捨てて逃走したとみて調べているとのこと。

3)容疑者は「大学のサークル活動の時に女性から見下された」
「出会い系でデート代を多く払わされたりした。幸せそうな勝ち組の女性を見ると殺したくなる。」
と供述しているとのこと。

4)高校の同級生によると
卒業してからは多分2・3回あったぐらい。
その時は仕事していなくて、『職業ナンパ師』って言っていた。
三軒茶屋駅とかでナンパするのが好きっていっていたので、結構ナンパしてそういう関係になるのが女子高生だったとのこと。

5)容疑者は4年以上前からこちらのアパートで1人暮らしをしているが、近所づきあいは全くなかったとのこと。

6)容疑者は事件の5日前には、自宅で「ボヤ騒ぎ」を引き起こしていた。
今月1日。容疑者の部屋から白い煙が出ていることに気づいた近隣住民が消防に通報。
通報者:
乱れた風貌だったと証言している。
自宅から煙が出ているのに、慌てる様子もなく、駆け付けた消防隊員に対し、「大丈夫なんでもう帰って下さい」と言ったとのこと。

近隣住民が、出火原因を消防に尋ねたところ、サラダ油に火を付けすぎてちょっと焦がしたようだ、と説明されたとのこと。

7)その後の調べで、負傷した複数の被害者が、「怖くて電車に乗れない」、「人混みが怖い」など、精神的被害を訴え、中には電車の利用ができなくなった被害者もいるとのこと。
警視庁は今後、被害者支援にも力を入れていく方針とのこと。

8)警視庁の捜査では、容疑者が電車に乗る直前、自宅最寄りの小田急線読売ランド前駅近くのスーパーで、サラダ油とライター2本を買っていたことがわかったとのこと。防犯カメラなどに記録されていた。
容疑者は電車内で乗客を次々と襲ったほか、サラダ油をまいて火を付けようとしたとされる。捜査関係者によると、「灯油が用意できず、代わりに使った」「自宅から持ってきた」などと話したとのこと。

9)容疑者は6日昼過ぎ、新宿区の食料品店でつまみ類などを万引きしたとして警視庁に通報された。夕方から夜にかけ、住居確認を行う警察官に連れられて自宅アパートに帰宅したとのこと。

その後、バッグに包丁やハサミ、着替えなどを入れて自宅を出発。午後8時2分、徒歩で最寄りの小田急線読売ランド前駅(川崎市)に向かう姿が防犯カメラに映っていた。駅前のスーパーでサラダ油とライターを購入すると、8時18分に上り普通電車に乗車したとのこと。

6分後に登戸駅で降り、上り快速急行に乗り換えた。6号車から7号車に移動し、しばらくドアの近くで車内の様子をうかがっていたが、電車が成城学園前駅(世田谷区)付近を通過していた8時29分、前方の座席に座っていた女子大学生(20)に包丁で切りかかったとのこと。

包丁を振り回し、周囲の乗客らに切り傷などを負わせた。8号車で床にサラダ油をまき、ライターで点火したが、燃え広がらなかった。乗客が運転士らに状況を伝え、電車が緊急停止すると、容疑者は8時31分に9両目のドアから逃走したとのこと。

10)容疑者(36)のものとみられるバッグが電車内で見つかり、Tシャツとズボンが入っていたとのこと。警視庁成城署捜査本部は逃走のため事前に着替えを用意したとみて調べるとのこと。

捜査関係者によると、事件後に緊急停止した電車近くの線路に落ちていた携帯電話について「位置情報が分かってしまうから捨てた」と供述している。「車外に出た後は自転車を盗んで逃げた」などと説明しているとのこと。

11)捜査関係者によると、容疑者は大学中退後、工場での勤務など職を転々としていたが、現在は生活保護を受けていることを明かした。普段から生活用品や食料品の万引を繰り返していたとみられ、「本当に必要なことにしかお金を使いたくなかった」と話しているとのこと。

12)捜査関係者によると、容疑者は今年に入って生活保護を受け始め、事件の数日前にも生活費を受け取っていた。事件当日には都内で食料品を万引きし、警察に通報されていたとのこと。

13)警視庁の調べに「俺はなんて不幸な人生なんだと思っていた」などと話しているとのこと。

14)容疑者は大学を1年留年後、中退したとのこと。

15)捜査関係者によると、容疑者は6日午後8時25分頃、登戸駅(川崎市)で快速急行(10両編成)の6号車に乗車。すぐに7号車に移動し、ドアの近くで車内の様子をうかがっていたが、同29分にトートバッグから包丁を取り出し、反対側のドア近くの席に座っていた女子大学生の前に歩み寄ると、いきなり胸を切りつけた。女子大学生と周囲の乗客らはこの間、スマートフォンの画面を見るなどしており、容疑者が包丁を取り出したことに気づいていなかったとのこと。

16)容疑者(36)が、凶器とみられる牛刀を「約2年前、自殺するために買った」と供述している.

捜査関係者によると、「周りの人に軽く扱われてきた。笑いものにされてきた」と話しているとのこと。警視庁成城署捜査本部は容疑者がこの頃から人生を悲観して自暴自棄になり、事件につながった可能性もあるとみて調べているとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、容疑者は、「短期のアルバイトで女にあごで使われ、腹が立った」「大学時代のサークルで女性にばかにされた」などと供述。ほかにもナンパを断られたことなどから女性に対して一方的に恨みを持っていたとみられる。「人生がうまくいかない。数年前から勝ち組の女や幸せそうなカップルを見ると殺したくなるようになった」とも話しているとのこと。

17)捜査関係者によると容疑者が普段から万引きを繰り返していたとみられるとのこと。容疑者は「金を払うのがばかばかしい」と説明し、事件当日も「新宿に万引きした本を売りに行った」と供述しているとのこと。

容疑者は事件当日の昼ごろ、新宿駅近くの食料品店で万引きをし通報されていましたが、警察官から万引きで事情を聴かれるのはこの日が初めてだったとのこと。

容疑者は警察官と自宅に戻った後、およそ30分後に再び家を出て、ATMで現金4万円を引き出してから犯行に向かったということで、「万引きした店の店員を殺そうと思ったが、閉店していると気付き、電車で人を殺す計画に切り替えた」と供述しているとのこと。

別の報道では
ATMで現金4万円を引き出して交通系ICカードにチャージした。引き出した現金は「逃げるための金」などと説明しているとのこと。

18)捜査関係者によると、容疑者は淡々と調べに応じ、事件への関与を全面的に認めている。「大学時代から女性に馬鹿にされており、華やかな女性や一緒にいる男性の首を切りたいと思うようになった。大量殺人を前から考えていた」「残念だが、逃げる乗客の姿を見て満足している」などと話し、被害者への謝罪の言葉はないとのこと。

19)赤羽一嘉国土交通大臣は8月10日に開かれた定例会見で、小田急電鉄(小田急)で発生した無差別傷害事件について記者の質問に答えた。

これについて記者から列車内のセキュリティ対策を問われた赤羽大臣は「全く許し難い事案」とした上で、全国の公共交通事業者に対して事件の周知や警察と連携した安全確保の徹底へ向けた注意喚起を行なったと述べたとのこと。

また、今後の対策については、捜査当局による捜査の状況や小田急における現場での対応に関する検証の結果を待った上で「警察、鉄道事業者など関係者と連携し、速やかに検討してまいりたいと思っております」と述べているとのこと。

一方、小田急ならびに一般社団法人日本民営鉄道協会の野本弘文会長も今回の事件を陳謝しており、「警察と連携の上、巡回等による警戒監視の徹底、防犯カメラおよび非常通報装置の適切な運用等によるセキュリティ確保の徹底に努めてまいります」としているとのこと。

20)容疑者は逃走後、北に約3キロ離れた都営住宅の駐輪場で見つけた無施錠の自転車に乗って逃走。午後10時頃、杉並区のコンビニ店に入ると、商品の缶ビールを勝手に飲み、募金箱に手持ちの現金を入れ、「事件の犯人だ」と店員に申し出たとのこと。

21)取り調べに対し容疑者は「迷いがあった」と犯行直前の心境について話しているということですが、バッグに包丁を入れていたことから、「せっかく準備したのだから、このまま銃刀法違反で捕まるのはばかばかしいと思い、犯行を決心した」と供述しているとのこと。

22)捜査関係者によると、事件で使われた包丁(刃渡り約20センチ)は刃先が鋭い「牛刀」で、容疑者は調べに「2年前に死のうと思い、インターネット通販で買った」と説明している。
自宅からは別の包丁2本も見つかったが、「他の2本は切れ味が悪かった」などと供述しているとのこと。

23)犯行後、身柄を確保されたのは、コンビニでしたが、直前に会話をしたという男性の証言
「(コンビニ店内の)おにぎりの前のところで、犯人らしき人に手をさしのべられて、『多分ぼく有名になると思うんで、今のうちに握手しておきますか』と(言われて)、気味悪かったんで『大丈夫です』と断ったら、『そうですよね。やめときますよね。悪いニュースだと思うので』って」とのこと。

時系列
2006年頃(推定21歳) 大学を中退後にアルバイトで生活していた。
2015年頃(推定30歳)「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいという気持ちが芽生えていた」
2019年(推定34歳)自殺しようと今回の凶器の牛刀を購入
2020年(推定35歳)
06月   派遣会社に登録、コンビニ、パン工場などで働く
2021年(36歳)
数ヶ月前 生活保護を受けている
08月06日
日中   新宿の食料店で万引き事件を起こし通報される
18:21  警察に自宅に送り届けられる
19:00頃 家に到着
19:30頃 牛刀などを持って家を出る
20:02  徒歩で駅前に向かう姿が防カメに映る
時期不明 ATMで現金4万円を引き出す
その後  駅前のスーパーでサラダ油とライターを購入する
08:18  読売ランド前駅で乗車
08:24  3駅先の登戸駅で降車
20:25頃 快速急行に乗り換える
20:29  成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走行中の電車内で事件発生
その後  牛刀の柄が折れた後、サラダ油で火をつけようとする
20:31  緊急停車した車両から徒歩で逃走。
20:38頃 消防に通報
その後  自転車を盗んで逃走
22:00頃 現場から4キロ離れたコンビニに容疑者が名乗り出た。
08月07日
午前   殺人未遂容疑で逮捕
08月08日
朝    送検、自宅を家宅捜索
(時系列についてはASKAの推定を含みます。特に当日、犯行前に家を出た時刻が微妙ですね)

こんなところですね。
アルバイト先の女性の上司?にアゴで使われて恨んでいたと言う事だけど・・・
普通なら、女性全体ではなく、その相手個人に対する恨みや怒りになると思うんですよね。
他にも大学時代の話とか、出会い系での話とかあるけど、それぞれ、個人ではなく「女性全体」の話になっている。

そもそも、女性に対する嫌悪感などがあるのかもしれないけど、私は「女性蔑視」「男尊女卑」思想の裏返しなんじゃないかと考えています。
自分(男性)よりも劣る女性が自分の思い通りにならないどころか、自分が女性の下で働くような事が許せないと言う感情が、女性全体への不満になっているのではないだろうか?

他に仕事を転々としているが、人間関係が理由で辞めているようで、全てが女性との人間関係と言うわけでは無いでしょうから、そもそも、集団生活に向かない性格だったのかもしれませんね。
そして、それら、人生の不満(クソのような人生)の原因を全て女性に転嫁する事で、自分自身のプライドを繕っていたしていたのかもしれませんね。

生活自体も、常習的に万引きをして、盗品を現金化する事で生活している。
派遣会社に登録して派遣の仕事もしているようだけど・・・それで、生活保護を受けていると言うのがちょっと疑問です。
正規の仕事でどのぐらいの収入があったのか?
生活保護を受けるのに、収入に対する規定があるはずなんですよね。
収入が少ないのは、仕事をする時間が少ないのか?それは、健康上の問題なのか?
このあたりが、疑問ですね。

そして、大臣とか鉄道協会の人が、対策すると言う話をしているけど、基本的に対策は無理です。
警察官を総動員しようと、事件を防ぐ事はできないでしょう。

なぜなら、これらの無敵状態の人達は、逮捕される事、死刑になる事すら関心が無い。もう自分の鬱憤を晴らす事ができれば、もうどうなってもかまわないと考えている人達です。
そして、警備の裏をかくことができる。警備されて犯行ができないなら、犯行が可能な場所や方法を考え出して、私たちの裏をかいて事件を起こすような人達です。

事件を決意させてしまった時点で、私たちの負けです。
あとは、被害者にならない為にどう、自分の身を守るのか?と言う事になりますね。
もはや、安全な場所はどこにもありません。
私たちは、そんな世界で毎日を生きている。そう考えて、警戒心を忘れずに生活するしかないのかもしれませんね。。

もちろん、「事件を決意させない」と言う根本的な対策が無いわけでもないけど、それは幼少期からの教育以外に方法が無いと思います。
これをしたら「家族に迷惑がかかる」と言う家族の絆が最後のブレーキになるかもしれませんね。

日本の場合、宗教や道徳と言う物の存在が希薄で、それらが「規範」として機能していないと思うんですよね、。
まー宗教はともかく、道徳教育は重要だと思いますね。

しかし、それだけでは決定打にはならないかもしれない。
人生を諦めさせない為のセーフティーネットも必要だと思います。

参考リンク
小田急線快速急行無差別殺傷事件その1(容疑者逮捕)

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コメント

ご無沙汰しております。
ちょっとこの事件気になっていて、愚見を書かせていただきます。
容疑者の中退した大学ですが、ネット上で言われている大学だとしたら、彼の通った学部だけちょっと変わった事情があるところです。
変わった…と言ってもたいした話ではなく、その理系学部だけが、他のほとんどの学部と「かなり離れてところにある」という点(と、言うか、他のほとんどの学部が、二十三区から離れたところに…)。
かつ、理系学部だけあって、学生のほとんどが男性なんですね…これが。
一方で、他の学部は、かなり離れたところにあって、そっちが本体なんです。
サークル活動についても、本体のほうにはいろいろな活動があって、この理系学部から、はるか遠くの本校のサークルに参加する学生もいるそうです。
一方で、離れ小島(といっても、こちらは二十三区内なんですけど)の、この学部だけのサークルもあるそうです。こちらは当然、そのほとんどは男子学生……

そうした点で、容疑者は「大学進学してみたら、思っていたような大学生活じゃなかった……」ってこともあるんじゃないですかね……動機の全てってわけじゃないですが。

それでなんとなく、大学がつまらなくなって中退、その後は思い描いていたライフプランじゃなくなった……そんなこともあったんじゃないですかねぇ……

投稿: 迷探偵ニャンコ | 2021/08/19 22:18

ニャンコさん、お久しぶりです。

なるほど、大学生活の実態についてはわかりませんでした。
容疑者の中退後の「ナンパ師」生活をみると、大学生活で夢見ていた物の反動かもしれませんね。            

投稿: ASKA | 2021/08/22 08:45

まずは続報です。
8月28日 別の男性に対する殺人未遂で再逮捕
8月29日 送検

それから週刊女性さんの記事だと
大学在学中に既にナンパ師を公言していたらしく、交際女性もいたようですね。(3年の時にフラれたようです)
で、その後、大学を中退して、当時の友人とは音信不通になったようですね。

なので、大学在学中に何かあったのかもしれませんね。
ただ、切っ掛けが大学の中退にあったとしても、その後の仕事を転々とする生活で、女性に対する恨みを増幅させてしまったのかもしれませんね。

投稿: ASKA | 2021/09/06 18:48

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