兵庫県神戸市高2男子殺害事件その8(容疑者逮捕)
容疑者が逮捕されました。(8月6日までの報道)
1)11年前、神戸市で男子高校生が殺害された事件で、警察は当時17歳だったパート従業員の男を逮捕しました。
殺人の疑いで逮捕されたのは、愛知県豊山町に住む28歳のパート従業員の男です。警察によりますと、男は17歳だった2010年10月、神戸市北区の路上で当時高校2年の男性(当時16)を刃物で突き刺すなどして殺害した疑いがもたれているとのこと。
警察は元少年の認否を明らかにしていなとのこと。
警察は8月4日、当時17歳で、現在は愛知県に住む、パート従業員の元少年(28)を殺人容疑で逮捕したとのこと。
2)警察によると、元少年は当時、現場近くに住んでいたとみられるが、被害者との接点はわかっていない。
警察は、元少年が容疑を認めているか明らかにしていないが、任意同行を求めた際は素直に応じたとのこと。
3)捜査関係者によると、元少年は、県外の高校を退学して引っ越してきたが、事件後に転居したとのこと。
別の報道では
元少年は兵庫県外の小中学校を卒業し、事件前に現場近くに転居。高校には通っていなかったとみられるとのこと。
4)元少年は調べに対し、(被害者が女性と2人)2人が一緒の様子を見て腹が立ち、ナイフで刺したとの趣旨の供述をしたとのこと。少女は県警に対し、「襲ったのは知らない男だった」と証言。県警は、面識のない被害者を突然襲った可能性があるとみて調べているとのこと。
5)元少年は、遅くとも約5年前から愛知県豊山町で両親と生活。約2年前から働いていた県内の会社では遅刻や欠勤はなく、男性幹部は「真面目で人間関係のトラブルもなく、頼りにしていた」と語ったとのこと。
別の報道では
元少年(28)=愛知県豊山町=は周囲から、「デザインセンスのある真面目な青年」と見られていた。家族と暮らし、売店でパート従業員として勤務。パソコンを使った画像デザインのスキルで一目置かれていたとのこと。
さらに別の報道では
同社によると、容疑者の男とみられるパート従業員は、2019年に一般事務職員の補助として採用され、施設の商品を宣伝する広告作製や売り上げの集計を担当していた。男のものとみられる会員制交流サイト(SNS)には、写真や画像の加工に関する知識を記した記事が多数投稿されているとのこと。
6)犯行に使われたのは刃渡り約10センチの調理用ナイフ。捜査関係者によると、事件の8日前に、元少年が当時住んでいた現場近くのスーパーで購入していたとのこと。
ナイフを買った理由について、元少年は「人を殺すためだった」と、凶器として準備していたと説明。被害者が普段から女子生徒と一緒に行動することが多かったことから、事件前に近所で2人を目撃していた可能性があるとみられるとのこと
7)容疑者は6、7年前、家族とともにこの住宅に引っ越してきたとのこと。
8)容疑者は4日夕、親族から「体調を崩している」と連絡があり、以降は欠勤。
9)被害者の衣服から検出されたDNA型が、男のものと一致した。DNA型は、被害者が男に襲われてもみ合った際に付着したとみられるとのこと。
別の報道では
捜査本部は、被害者の着衣から元少年のものと一致するDNA型を検出。現場近くに残されていた凶器の調理用ナイフからは元少年の指紋は検出されなかったが、近くのスーパーでこのナイフを購入した男の特徴や、犯行時の目撃証言が元少年と整合することから、逮捕に踏み切ったとのこと。
10)兵庫県警は今年になって「人殺しをしたと吹聴する人物がいる」との情報を得た。そこで浮上したのが、A容疑者だった。決め手になったのは、DNA鑑定だ。当時、被害者が着用していたシャツに犯人のものとみられる、DNAが付着。それがA容疑者と一致したとのこと。
11)捜査関係者らによると、元少年は事件当時、現場近くに居住。その後、愛知県豊山町に家族と転居したが、周囲に過去に神戸市に住んでいたことや、殺人への関与をほのめかす発言をしていたとのこと。
12)兵庫県警神戸北署捜査本部は8月5日午後に元少年を送検した。
時系列
事件当時 容疑者が県外の高校を退学後に現場近くに引っ越す。高校には通っていなかった。
2010年
09月26日 容疑者が近所で凶器を現場近くのスーパーで購入
10月04日
22:40頃 110番通報(路上に若い男が倒れている)
10月05日
00:25頃 被害者が搬送先の病院で死亡が確認
2014年頃 容疑者が家族とともに愛知県豊山町に引っ越してくる。
2016年 容疑者が遅くてもこの頃には愛知県豊山町で両親と生活。
2019年 容疑者が県内の会社に就職、デザイン系の仕事で才能を発揮していた。(逮捕までこの会社で働いていた)
2021年
08月04日 容疑者が逮捕
08月05日 容疑者が送検
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