東京都羽村市同居家族殺人事件その1(9月25日までの報道)
保釈中に妹の首を絞めて殺そうとしたとして、警視庁は9月20日、住居、職業不詳の女性容疑者(77)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕し、発表する事件が起きている。
妹で職業不詳の女性(74)=東京都羽村市羽東1丁目=は病院に搬送後、死亡が確認されたとのこと。容疑を認め、「妹に頼まれた」と話しているとのこと。
福生署によると、逮捕容疑は同日午前11時ごろ、妹宅で、妹の首を絞めて殺害しようとしたというもの。約2時間後に容疑者が「同居の妹を殺してしまった」と110番通報したとのこと。
別の報道では
20日午後0時55分頃、東京都羽村市羽東の住宅から「同居の妹を殺してしまった」と110番があった。
容疑者は4月、東京都あきる野市内で同居していた無職の三男(当時47=死亡)の首を絞めて殺害しようとした疑いで警視庁に逮捕され、嘱託殺人罪で起訴後、7月に保釈されていたとのこと。
三男の体には糖尿病の治療薬のインスリンを数本注射した痕があったといい、当時、調べに対して容疑者は、三男が自らインスリンを過剰に投与して自殺を図った後、「これじゃ死ねないから首を絞めて殺してくれと頼まれた」などと説明していたとのこと。
三男殺害時の報道によると
同居する三男(47)の首を絞めて殺害しようとしたとして、警視庁福生署は4月2日、殺人未遂の疑いで東京都あきる野市の母親で無職女性容疑者(77)を逮捕した。三男は搬送先で死亡が確認されたとのこと。「首を絞めてと頼まれた」と供述しているとのこと。
逮捕容疑は2日午後0時半ごろ、自宅で2人暮らしをしていた三男の無職男性の首を絞めて殺害しようとした疑い。
署によると、容疑者が午後1時25分ごろに「息子が息をしていない」と110番し、署員が布団の上であおむけで倒れている三男を発見した。事件直前に三男が持病の糖尿病治療に使うインスリン注射を自分に数回打った形跡があったとのこと。
容疑者は4月、当時の自宅で三男(当時47歳)の首を絞めて殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で逮捕された。三男は死亡し、「殺してほしいと頼まれた」と供述した容疑者は6月に嘱託殺人罪で起訴されたが、7月に保釈されていたとのこと。
妹宅の近所の住民によると
「(容疑者を見るようになったのは)この1~2週間くらい。」とのこと。
容疑者は容疑を認め、「妹とは保釈後に同居を始めた。9月中旬に自宅で転倒して腰の骨を折った妹に『生活しづらくて苦しいから殺してくれ』と言われたので、電気コードを使って首を絞めた」と供述しているとのこと。
近所に住む70代女性は「事件の3~4日前に2人そろって家から出てくるところを見た。変わった様子はなかった」と語ったとのこと。
三男は約20年前から糖尿病で治療していた。
容疑者宅の近所の住民によると
容疑者の旦那さんが(病気で)亡くなって2週間くらいしてから、息子さん(死亡した三男)の件でパトカーが来た」などと話したとのこと。
姉の容疑者、少なくとも今年の春までは、妹の家から1キロほどの東京・あきる野市で生活していたとのこと。
保釈後は、夫と息子と3人で暮らしていた(あきるの市の)自宅では、容疑者の姿が目撃されることはなかったとのこと。
司法解剖の結果、死因は頸部圧迫による窒息死で、腰ではなく、あばら骨が7本折れていたとのこと。
容疑者は「妹の首を電気コードで絞めた」と供述していましたが、その後、現場の寝室から電気コードが見つかったとのこと。
時系列
2021年
03月中旬 容疑者の夫が病死(4月の事件の2週間前)
04月02日
12:30頃 三男の首を絞めて殺害。(あきるの市の自宅)
13:25頃 容疑者が自ら「息子が息をしていない」と110番通報。
06月 嘱託殺人で起訴。
07月 保釈、妹と妹宅で同居(羽村市の妹宅)
09月中旬 妹が転倒して腰の骨を折る(容疑者の供述)
09月16日頃 妹と容疑者が言えの外に出るところの目撃情報あり
09月20日
11:00頃 妹(74)の首を絞めて殺害
12:55頃 容疑者が自ら110番通報
こんな事件ですね。
4月の3男の事件の時は、そんな事もあるかな?とこの事件の事は知っていたのですが、スルーしてました。
ただ、7月の妹の事件も重なると、ちょっと普通ではないのかな?と思って、メモしておくことにしました。
3男については、長年の闘病生活を容疑者を支えていた事は想像できるので、夫が亡くなり、将来を悲観したのかな?と言うあたりは考えられるのですが・・・
妹の方がちょっと違和感がるところです。
ただ、妹も74歳と高齢なので、一人暮らし(容疑者が収監されれば一人暮らしになるのかな?)で将来を悲観したと言うのもありそうなのですが・・・
容疑者の供述と少し食い違う部分が気になるところです。
疑問点
1)容疑者の供述では妹が転倒して腰の骨を折ったのが9月中旬なのだけど、事件の3、4日前に妹が家の外に出るのが目撃されている。
2)容疑者は腰の骨を折ったと供述しているが、実際には肋骨が7本折れていた。
3)妹の肋骨が7本折れたのは何月何日なのか?
さすがに、肋骨が7本折れていて、痛みが無いと言う事は無いと思うのですが・・・病院を受診していないのかな?
ただの骨折であれば、適切な治療で完治できる事は妹も知っていると思うんですよね。
なので、「苦しいから殺して」ではなく「苦しいから救急車を呼んで」の方が私としてはしっくりくるんですよ。
コロナ禍だけど、コロナに感染したわけでも、発熱でも無いのであれば、入院は無理でも治療は受けられると思うんですよ。
そしたら、「痛み止め」ぐらいはもらえそうな気がするし、入院できれば、それこそ心配する事もなくりなりますよね。
ただ、もし、嘱託殺人が虚偽であったのなら、動機は何なのか?謎ですね。
続報を待ちましょう。
参考リンク
東京都羽村市同居家族殺人事件その2(一審判決)
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