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2021/10/23

北海道釧路市猫死骸遺棄事件

10月22日朝、釧路市内の駐車場で、頭のない猫とみられる死骸が発見される事件が起きている。
午前8時すぎ、釧路市のJR大楽毛駅前の駐車場で、通りがかった人が頭のない動物の死骸を見つけ交番に届け出たとのこと。
警察によりますと、死骸は猫とみられ、首を刃物で切られたような痕があったということです。現場から刃物や血痕が見つかっていないため、警察は何者かが別の場所で切断した後に死骸を持ち込んだ可能性もあるとみているとのこと。警察は動物愛護法違反の疑いで調べるとともに、不審者の情報提供を呼び掛けているとのこと。

時系列
10月22日
08:00過 JR大楽毛駅前の駐車場で、頭のない動物の死骸を見つけ交番に届け出た

こんなところですね。
googlemapで見ると、人口が密集した都会と言うイメージでは無いようです。
まだ、緑も多くて自然が多い印象です。
現地の人の話を聞かないとわからないけど、野生動物なども多いのではないか?と推測してます。

なので、人為的な物なのか?野生動物による物なのか?は死骸の詳しい検証が必要かもしれませんね。
駅前なので、防犯カメラなど無いのかな?映像があればこのあたり、はっきりするかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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2021/10/20

滋賀県大津市妹虐待死事件その2(少年院送致まで)

大津家裁は9月17日、第1種少年院送致とする保護処分を決定した。
 
決定によると、少年は7月22日ごろから8月1日にかけて、自宅で妹の顔や腹を殴ったり、蹴ったりするなどして死亡させた。少年は公園で、「妹がジャングルジムから落ちた」と近所の住民に119番を依頼していたが、虚偽とみられるとのこと。
 
裁判官は「原則として検察官送致とすべき事案で、態様は執拗かつ悪質」と指摘したとのこと。
 
家裁決定の概要
 
A)事件の数カ月前に母や妹との同居を始めたが、7月ごろから母が家に帰らない日が増え、妹の死亡までの7日間も不在だった。児童相談所などの公的機関も少年や妹がネグレクト状態に置かれていることを認識しながら一時保護などの措置も取られることなく、少年は一人で家事や妹の世話を余儀なくされたとのこと。
 
B)少年は妹に蹴られたことをきっかけに衝動的に暴力を振るい、妹の言動を改めさせたいという動機もあいまって暴力を振るうようになったとのこと。
 
C)少年は事件まで妹に暴力を振るったことがなかったなど、暴力的な傾向が高いとはいえない。幼少期から養育者が頻繁に入れ替わり、養育者から暴力やネグレクトを受けた成育歴の中で形成された少年の未熟な性格によるものと考えられるとのこと。
 
D)事件当時、閉鎖的な空間で、精神的に不安定な妹と2人だけで過ごし、頼れる人もいないまま、慣れない家事や妹の世話をする中で、少年が感じていたストレスは相当なものだった。事件の責任を少年のみに負わせるのは酷な面があるとのこと。
 
E)少年は事件を後悔する気持ちや妹に対する罪悪感は持っているものの、事件と真摯に向き合い、自身の問題点について内省を深めるまでには至っておらず、少年が責任を自覚し、罪を償い、真に更生するためには刑事処分ではなく、保護処分を受けさせることが適切であるとのこと。
 
こんなところですね。
こんな事になってしまったのは少年だけの責任ではないよね。って事ですね。
妹は6歳で小学1年ですね。さすがに6歳だから、トイレや食事は一人でできるだろうけど、小さい頃から一緒に生活していたなら別だけど、いきなり一緒に生活して6歳児の面倒を見ると言うは無理でしょうね。
 
兄は17歳で4月から同居を始めるが、家出をして戻ったのが7月、事件が起きたのが8月だから、同居して1カ月で事件が起きている。
しかも、8月はもう夏休みで妹は1日中家にいて、面倒を見ないといけない。その上、母親は1週間も戻らない。
まーちょっと考えれば、無理だろうと思いますね。
 
裁判長が原則、検察官送致にする所を曲げて少年院送致にしたのも妥当なところかもしれません。
 
この事件を防ぐにはと考えるに、前回は事件の原因は子供二人だけで生活させてしまった事だと考えました。
視点を変えると、兄にギブアップする方法を教える事も必要だったかもしれませんね。
「もう限界だから何とかして」と母親に伝える事ができたのであれば、何か対応する事ができたかもしれません。
 
直前の7月30日には母親が近所の知り合いに頼んで、兄妹の様子を見てもらって、お金も渡しているんですよね。
この時、兄と直接会話できていれば、「もう無理」って言葉が出たかもしれませんよね。
なぜ、直接話すことができなかったのか?経済的な理由があってスマホを兄に渡してなかったのか?
 
母親も無理なら無理で誰かに頼るしかないと思うのですが、一人で背負こんでしまったのかな?
 
とりあえず、子供だけ生活するような状況を作ってしまってはいけないと思う事件でした。
 

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2021/10/16

佐賀県鳥栖市79歳女性殺害事件その1(鑑定留置まで)

高齢の女性を鈍器で殴って殺害したとして、佐賀県警は9月14日、長崎市中園町、長崎大薬学部4年、男性容疑者(25)を殺人容疑で逮捕する事件が起きている。
 
「ハンマーで頭部を殴れば殺してしまうかもしれないと思ったが、確定的な殺意はなかった」と容疑を一部否認しているとのこと。
 
逮捕容疑は、9月10日午後1時ごろ、佐賀県鳥栖市酒井東町の民家敷地内で、無職の女性(79)の頭を鈍器で複数回殴打して殺害したとしている。
 
容疑者は13日午後0時半ごろ、「女性の頭をハンマーで複数回殴った。僕が殴った女性は死んだかもしれないので、とんでもないことをしてしまった」と大分県警大分中央署に自首した。その際、金属製のハンマーを持っていたとのこと。
 
容疑者が身につけていたリュックの中からハンマーが見つかったとのこと。
 
佐賀県警によると、被害者が倒れていたのは自宅隣の民家敷地内。9月10日午後1時10分ごろ、近隣住民が「女性が頭から血を流して倒れている」と119番した。被害者は10日午前から午後にかけて隣家で1人で除草作業をしていたとのこと。
 
事件当時、悲鳴を聞いた近所の住民が頭から血を流して倒れている被害者を発見し、警察が事件と事故の両面で調べを進めていました。現場は被害者の自宅の隣の親類の家の庭で、当時被害者は1人で除草作業をしていたとのこと。
 
被害者は夫と2人暮らし。自宅や親族宅に荒らされた形跡などはなく、県警は動機や容疑者と被害者の関係性などについて調べているとのこと。
 
捜査関係者によると、容疑者は長崎市内のアパートで1人暮らし。事件前日の9日、長崎県から福岡市に電車で移動して市内で宿泊した後、タクシーや徒歩で鳥栖市の現場付近に向かい、事件後は電車で大分県に入ったとの説明をしているとのこと。
 
10日のうちに福岡市に戻り、その後、電車で大分市に向かったとみられる。「大分は以前に行ったことがある」とも説明しているという。
 
関係者によると、長崎市の容疑者の自宅マンション(4階建て)では、事件前日の9日夜にぼや騒ぎが起きた。警察官や救急隊員が駆けつけたところ、室内は煙が充満していたが、誰も見当たらなかったとのこと。
 
警察などよると、事件前日の午後9時40分ごろ、容疑者の住む長崎市中園町のアパートの部屋で火災が発生。
 
県警によると、被害者遺族は、被害者側と容疑者は面識がないと話している。容疑者は「(現場は)初めて訪れた」と供述しており、県警は事件の詳しい経緯や動機を調べているとのこと。
 
容疑者が13日午後0時半ごろ、大分中央署に自首し、「高齢の女性の頭部をハンマーで複数回殴った。死んだかもしれない。とんでもないことをしてしまった」と述べた。持っていたリュックには、柄の長さ約38センチ、金属部分が約12センチのハンマーが入っていたとのこと。
 
13日の司法解剖の結果、死因は脳機能障害だったとのこと。
佐賀県警は10日時点で事件を変死事案として扱った。県警は当初、被害者の傷痕が「転倒をした際にできる程度の外傷」と判断。目撃情報もないことから「ただちに事件化できる状況ではない」として緊急配備などの措置は取らず、公表もしなかった。また、司法解剖を依頼した大学が土日に対応できず13日午後にずれ込み、事件と断定する前に容疑者が自首したとのこと。
 
9月15日容疑者(25)の身柄が検察庁に移されました。
 
男(25)が所持していたハンマーに、明白な血痕が付着していなかったとのこと。
 
事件後に血痕を拭き取った疑いもあるとみて血液反応の有無を鑑定しているとのこと。
 
捜査関係者によると、容疑者は、事件後に鳥栖市内で服を着替え、着ていた服は途中で捨てたという趣旨の話をしており、供述通りに容疑者の服とみられる衣類が市外で見つかったとのこと。
 
捜査関係者によりますと、容疑者が自首したときに持っていた金属製のハンマーは犯行に使われたとみられ、犯行前に福岡市内で購入していたとのこと。
 
逮捕時の所持金は、1万円以下だったとのこと。
 
大分県内で自首した際、「殺せる人を探していた」という趣旨の供述をしていたとのこと。
 
ハンマーについて「事件当日に福岡市内のリサイクルショップで中古品を買った」と供述しているとのこと。
 
被害者の後頭部や額には陥没する外傷があり、致命的な強い力で殴ったとみらるとのこと。
 
死因は司法解剖の結果、脳機能障害だった。頭部を複数骨折しており、前頭部と後頭部に複数の外傷があったとのこと。
 
事件の前の晩には、長崎市中園町の鍵のかかった自宅内で壁やベッド、雑貨類などの一部が焼けるぼやがあり、容疑者はそのまま姿を消しました。また同日朝4時ごろには容疑者の自宅から川を挟んだ直線距離で約110メートル、橋を渡って約260メートルの住宅の玄関付近が焼ける不審火も起きていて、浦上署が連続放火も視野に調べているとのこと。
 
容疑者は福岡市内で凶器とみられる中古のハンマーを10日に購入していたほか、着替え用の衣服を準備していたことも判明。事件後はJRで福岡市に戻った。13日に大分市の大分中央署に自首するまでの間に宿泊したホテルからは事件当時着ていた服が見つかり、佐賀県警が押収したとのこと。
 
捜査関係者によると、容疑者は9日に長崎市内の自宅アパートを出て福岡市に宿泊。10日にタクシーで鳥栖市内に向かった。市役所付近で降車後、人目に付きにくい場所を探しながら徒歩で約3キロ移動。事件現場にたどり着いたとみられる。
 
容疑者は「殺す人を探していた」「誰でも良かった。人目の付かないところを探していた」という趣旨の供述をしているとのこと。
 
容疑者のリュックから見つかったハンマーからは、被害者のDNAがみつかり、警察は犯行に使われた凶器と特定したとのこと。
 
容疑者と被害者に面識はなく「興味本位でやった」という趣旨の供述をしているとのこと。
 
警察は9月18日午前10時半から長崎市内にある容疑者の部屋を家宅捜索し、犯行に至った経緯や動機の解明を進めているとのこと。
 
容疑者は福岡市内で中古品のハンマーを購入後、タクシーで鳥栖市に向って商業施設に立ち寄り買い物をしたあと、事件現場まで歩いて行き、犯行に及んでいるとのこと。
 
佐賀県警によると、大塚さんは前頭部と後頭部付近に傷があり、司法解剖の結果、後頭部の傷が致命傷とみられている。誰かと争ったような形跡はなく、県警は被害者が突然襲われた可能性があるとみているとのこと。
 
捜査関係者によると、現場のブロック塀の上部角には血痕が残っており、前頭部の傷は襲われた際にブロックに額をぶつけてできた可能性があるとのこと。
 
佐賀地検によりますと逮捕された容疑者について、刑事責任能力の有無を調べるため、9月27日から鑑定留置を始めたとのこと。
 
時系列
2021年
09月09日
21:40  容疑者の自宅で火災が発生
容疑者が長崎県から福岡市に電車で移動し、市内で宿泊
09月10日
容疑者が福岡市で凶器のハンマーを購入、着替えも用意した。
容疑者が福岡市から鳥栖市の現場にタクシーや徒歩で移動
午前   被害者女性が一人で除草作業をする。
13:00頃 事件発生
13:10頃 近隣住民が119番通報
容疑者が福岡市に戻り宿泊、その後、電車で大分市に向かう。
09月13日
12:00頃 大分中央署に自首
09月14日 殺人容疑で逮捕
09月15日 殺人容疑で送検
09月27日 鑑定留置開始
 
こんな事件ですね。
簡単に事件をまとめると
長崎大学薬学部の4年生の男性容疑者が長崎市の自宅に放火後(ASKAの推定)後に福岡市に移動、凶器のハンマーと着替えを購入して、タクシーで鳥栖市に移動、タクシー下車後に商業施設で買い物をして、徒歩で現場まで3キロを移動して、犯行、犯行後は衣服を捨てて電車で福岡市に戻り宿泊、犯行時の衣服を残して、大分市に移動して自首した。この時、凶器のハンマーを持参していた。
動機は興味本位で確定的な殺意は無いと言うものの、頭蓋骨を複数個所骨折(陥没骨折を含む)するなど致命的な力で暴行している。
 
まー通り魔的な犯行のようにも見えるけど、犯行までの行動がちょっとちぐはぐな印象ですね。
凶器を購入したのが事件当日なので、当日に事件を決意したのだろうと思うのですが、前日の自宅の放火(ASKAの推定)が意味不明です。
もし、逮捕されたくないと考えているなら、火災(放火)後に姿を消した事で、警察から追われる事になるのは普通に考えれば分かる事なので、これから事件を起こそうと考えているなら、警察の注意を引くような事は避けたいと思うんですよね。
 
なので、前日の放火の時には事件は決意していなかったと思うのですが、では、事件後に逃亡しているのに、3日後には自首してます。
しかも、事件後に宿泊した福岡市ではなく、さらに離れた大分市なんですよね。
 
だから、犯行時には逮捕されたくないと考えていたけど、その後の3日間で意識が変わったんでしょうね。
ただ、そうだとしたら、凶器のハンマーはなぜ途中で処分しなかったのか?
逮捕されたくないと考えていたら、処分しそうなのですが・・・まー犯行時の衣類もホテルに残しているし・・・
犯行前にタクシーで長距離を移動しているが、この時、顔を隠していないようですし。
 
どうも、自分がこれから行う凶悪事件について、深く考えていないように見えます。
 
それに、薬学部なんですよね。成績も優秀で真面目と言う話なので、こんな事件を起こす理由が無いと思うんですよね。
無事に卒業して就職すれば、まー中流以上の生活はできたと思うんですよね。
 
私も鑑定留置は必要だと思います。
責任能力に問題はなさそうだけど、何か事件に影響する何か?があるのかもしれませんね。
 
続報を待ちましょう。
 
参考リンク

 

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2021/10/12

大阪府摂津市3歳児熱湯虐待死事件その1

大阪府摂津市のマンションで8月、交際相手の息子だった3歳の男児に熱湯をかけて殺害した疑いが強まったとして、大阪府警は9月22日、同居していた無職の男性容疑者(23)を殺人の疑いで逮捕する事件が起きている。

男児は以前に顔にけがをしている姿も確認され、目撃者らが虐待の疑いがあるとして行政に対応を求めていたとのこと。

捜査関係者などによると、容疑者は8月31日午後、マンション5階一室の風呂場で、男児に熱湯をかけて殺害した疑いが持たれている。

男児は全身に重度のやけどを負った状態で見つかった。容疑者と交際している母親は当時外出中だったとみられるとのこと。

容疑者は同日午後5時ごろ、「3歳の男児が浴槽内にいて意識と呼吸がない」と自ら119番した。駆け付けた救急隊員が裸のままぐったりしていた男児を病院に運んだが、間もなく死亡が確認されたとのこと。

別の報道では
救急隊員が駆けつけたところ、男児はリビングで倒れていた。すでに心肺停止状態で、頭から上半身にかけて皮膚がただれており、約1時間20分後に搬送先の病院で死亡したという。当時、母親は外出中だったとみられるとのこと。

調べに対し、「熱湯を故意に浴びせていません」と容疑を否認しているとのこと。

容疑者は昨年10月に男児の母親(23)と知り合って交際を始め、今年5月から3人で同居していた。事件当時、母親は外出していたとのこと。

容疑者は当時、府警に「うんちを漏らしておしりを洗うために風呂場に連れて行った。高温のシャワーを流して温度を上げていく遊びをしていた」などと説明したとのこと。

司法解剖の結果、男児の死因は熱傷性ショックで、高温の湯を5分以上浴びていた可能性があることが判明したとのこと。

捜査一課や摂津市消防本部によると、31日午後4時50分ごろ、容疑者が「浴室内で男児の意識がない」と119番通報した。

母親の知人女性によると、母親と容疑者が交際を始めたころから男児が通っていた保育所を休む回数が増え、今年4月ごろには、男児の頰に手でたたかれたような痕を見たという。女性が理由を尋ねると母親は「彼氏がたたいた。ばれたらあかんから、保育所は休ませている」と話したとのこと。

摂津市によると、母親は今年5月、市の担当者に「(容疑者が)手を上げて(男児に)あざができてしまった」と相談したとのこと。

担当者は母親と容疑者と面談して「決して手を上げないで」と諭し、容疑者は「わかりました」とうなずいたとのこと。

母親の友人によると「日常的にたたいている姿を(見た)。蹴ったり、怒鳴ったりは日常茶飯事。摂津市の生活保護の課に(交際相手の)男を離してほしいと言いに行った。虐待があるし、このままだったら男児が死んじゃうって(伝えていた)」とのこと。

男児の母親は夫と離婚後の2018年10月、男児とともに大阪府内の別の自治体から摂津市内に転居。20年秋ごろから松原容疑者と交際し、同居を始めたのは事件の約3カ月前だったとされる。

 知人らはマンションに遊びに行った際、松原容疑者が男児を怒鳴ったり、物を投げつけたりしている姿を目撃。顔に不自然な傷を確認したこともあった。21年6月には「虐待の可能性がある」と考え、摂津市役所の家庭児童相談課に男児の一時保護を求めていた。

 市によると、母親と男児は以前から「行政による継続的な見守りが必要な母子」とされていた経緯があり、支援担当者が毎月1~2回、母親と面会を重ねていた。

容疑者は容疑を否認していて、逮捕前の警察の調べに対しては「ふざけて、お湯の温度を徐々に上げて遊んでいた」と説明していたとのこと。

また、容疑者が逮捕前「以前にも同じ遊び方をした」と警察に話していたとのこと。。

男児の母親の知人らによると、容疑者は事件の数日後、知人らに当時の状況について「シャワーの温度は38度から上げ、最後は60度にした。その後、リビングでたばこを吸っていたら、男児が意識を失っていた」などと話していたとのこと。

母親の知人によると「『最初は38度のお湯を出して、男児がお風呂を出たり入ったり、キッチンとお風呂を出たり入ったりして、遊んでいた』と言っていて、けれど、だんだん男児が中におるのを確認しながら、『(浴室に)行く度に60度まで徐々に上げていった』って言ったんですよ。夏やのに『(浴室を)温めよう』として、お湯を出してたと。このくそ暑い8月に」

通報を受けた摂津市は、面会した母親から『問題はない』と回答され、児童相談所とも話したうえで「緊急性は高くない」と判断。男児にも目立った傷がなく、一時保護などの措置は取らなかったとのこと。

府警捜査1課によると、男児の遺体を司法解剖した結果、やけどは全身の広範囲に及び、上半身を中心に皮膚がただれていた。死因は重度のやけどに伴う熱傷性ショックで、熱湯を10分近くかけ続けられた可能性が高いことが判明。男児の遺体の状況から、熱湯をよけようとした形跡がなかったことも分かったとのこと。

一方の容疑者の体には熱湯を浴びたようなやけどの痕は見つからなかった。現場マンションの給湯器は台所にあるパネルで温度調節が可能で、37度から75度まで設定できるタイプ。府警は容疑者が男児の体を何らかの方法で固定し、自らの身を守りながら熱湯をかけ続けていた可能性もあるとみているとのこと。

事件の前、摂津市には複数回虐待を疑う通報が寄せられ、6月には母親の知人から「このままだと死んでしまう」と通報していた。

しかし市は、その後、容疑者への確認を一度もしていなかったとのこと。

(摂津市次世代育成部部長)「(Q交際相手に確認しなかったのはなぜ?)引き続き、子どもさん(男児)については、保育所等にも日々通われていた。お母さんからの説明を受けておりました」。

摂津市は、母親と連絡が取れていることなどを理由に「緊急性はない」と判断。

母親との面談の頻度は?
【摂津市次世代育成部】
「最近でいうと月2回以上のペースかな。心配ごとありませんか?とか、何か気になることありませんか?とか、直接交際相手からの暴力はありませんか?とか。その時々に必要な判断をして、子どもさんの生存確認と言いますか、そういうことも含めた対応をし継続した」とのこと。

容疑者が同居していることも把握しておらず、警察への通報はしていなかったとのこと。

母親とは、今年6月に第三者の通報があった日の前日にも市の担当者が面談をしてる。しかし、その時は特に変わった様子はなかったとのこと。第三者からの通報があった後も市の担当者が母親に電話をしましたが、『心当たりも心配事もない』と言っていたとのこと。

近隣住民の証言
「救急車が来る30分前ぐらいに『ぎゃあーっ』という声が2回ぐらい聞こえました。それまでも母親が叱るような声は聞いたことがありましたが、あの時の声はそれとは全然違った。驚いたとか怒られた時のような声ではなくて、痛みから出ざるをえないような、大きな“叫び声”だったんです。」とのこと。

通報は計4回
摂津市によると、最初は去年1月。男児が通っている保育所から、「あざやたんこぶがある」と報告があり、母親と面談。

しかし「思い当たる節が無い」と話したため、子供の行動に気を配るよう指導したとのこと。

今年4月、保育所から虐待が疑われる2度目の報告がありましたが、対応は指導のみ。

3度目は母親が相談。家庭訪問を行い、容疑者に対し指導し、本人も「分かりました」と話したとのこと。

心配した母親の知人は今年6月に報告。

市は情報提供についてはその都度、府吹田子ども家庭センター(児童相談所)に伝えていたという。市は「命が救えなかったことはしっかりと受け止めなければいけない」としつつ、「その時その時、適切な対応をしていた」としているとのこと。

対応を任されていたとされる吹田子ども家庭センターの児童相談所担当者は「『一時保護を検討してほしい』とか、『児相も一緒になってやっていただきたい』とか、(市からの要請は)残念ながらありませんでした」と説明したとのこと。

大阪府警は9月24日午前、男児の母親の交際相手で無職の男性容疑者(23)を殺人容疑で送検した。

容疑者と知人の会話(音声データ)
容疑者「『XXちゃん』って、リビングから呼んだんですよ。返事みたいなのがなかったから、急いで見に行って、浴室を開けたら、XXちゃんが浴槽じゃない方の床にうつぶせになってて」
知人「まず泣けへんかった? 声出さへんかった?」
容疑者「そこが、ほんまに聞こえてなくて」
知人「浴槽の扉は開いてる?」
容疑者「開いてます」

(母親の知人)
「(容疑者は)タバコ吸ったり色々してたと、リビングの方で。そしたら男児の返事が聞こえなくなったから、見に行ったら、体洗う所でうつ伏せ状態で、あわてて(母親に)電話をかけたと」

現場マンションにある給湯器は、水温を75度まで設定できるパネルが台所にあるが、3歳児の身長では届かない位置にある。事件直後に、府警がパネルの設定温度を確認した際は40度程度になっていたとのこと。

捜査関係者によると、警察が複数の医師に所見を求めたところ、男児はやけどを負ってからすぐに死亡した可能性は低いことがわかったとのこと。

容疑者が、やけどを負った桜利斗ちゃんを浴室からリビングに運んだあと数時間にわたって放置し、死亡させたとみているとのこと。

関係者によると、男児は8月25日以降、新型コロナウイルスの影響で保育園のクラスが閉鎖され登園していなかった。その後は自宅で過ごしていたとみられるとのこと。

捜査関係者によると、容疑者は救急隊が到着するまでの間、「男児の体を冷やした」と説明していたが、現場から体を冷やせるようなものは見つからなかったとのこと。

また、容疑者は事件の後、男児の母親の知人に同じ様な説明をしていたとのこと。

母親の知人女性「(救急隊員が容疑者に)『冷やすものありますか』と(電話で)話して、冷蔵庫のお茶のペットボトルを(男児の)体の上に置いたりして、『その時は心臓が動いていた』と言い出して」

捜査関係者によると、容疑者からの119番を受けた救急隊員が、裸の男児がリビングで倒れているのを発見。すでに心肺停止の状態で、死後硬直が始まっていたとみられるとのこと。

捜査関係者によると、男児の死因は全身の広範囲に及んだやけどに伴う熱傷性ショックで、特に頭部から上半身にかけての皮膚のただれが激しくなっていたとのこと。

容疑者が、事件から1週間後、母親の知人に次のように説明していたことがわかった。

容疑者「(救急隊が)到着したのが、(午後)4時50分くらい。(男児がやけどしたのは?)たぶん、10~15分ぐらい前」

市と児童相談所が事件約1か月前に男児の家庭について「第三者からの暴力を止められないネグレクト(育児放棄)」と判定していたことがわかった。その後も一時保護などの対応は取られず、従来通りの見守りが継続されていたとのこと。

市は7月16日、府吹田子ども家庭センター(児相)職員らと虐待が疑われる個別事案の対応を協議する会議で経緯を報告。市は、暴力を止められなかった母親の対応は、「ネグレクト」にあたると判断したと説明したとのこと。

摂津市職員との面談で母親は。虐待の事実はないと、知人たちの証言をくつがえすようなことを話した。同居していたにもかかわらず、容疑者について「週に1、2回来ている」とも説明したとされる。市は「たまに来る交際相手」と認識。「同居の実態は確認できず、(恒常的な)暴行の形跡もない」と判断したとのこと。

市長は9月28日に記者会見し、「男児の命を救えなかったことを重く受け止めている。児相に『(一時保護を含め)担当してくれ』ともっと強く言えなかったかとの思いはある」と説明。大阪府に設置される検証部会に協力するとともに、市も対応の是非について内部で調査する考えを明らかにしたとのこと。

市長は、担当者が91回にわたって母親との面談を重ねてきたとし、「自治体の役割の中でしっかりと取り組んできた」と釈明。「細心の注意を払って見守ってきたが、一時保護に至るまでの確証が得られなかった」とし、「なぜ児相に介入を強く求めなかったのかと私も思う」と悔やんだとのこと。

市などによると、今年4月28日、保育所の職員が男児の頭頂部にたんこぶを見つけた。市は母親に尋ねたが、「原因はわからない」との回答だったという。5月6日には母親から「容疑者が男児をたたいた」と相談があり、保育所が同11日に左耳付近にあざを確認した。

府のアセスメントシートの記入要領によると、たんこぶのような「原因不明の打撲傷」は、身体的虐待の疑いもありうるとみて、「重症度を判断」とされている。また「首から上における複数の打撲傷」は「最重度に該当する」との注記もある。

市は府と5月21日に開いた会議で、たんこぶについては「養育者の監護が不十分なため、けがが多い」とし、男児が自らぶつけたとの評価案を示し、府も了承した。あざもたんこぶとは関係がない単発のけがととらえ、「第三者からの身体的虐待の放置」と位置づけたとのこと。

市幹部は、昨年1月にも保育所が男児の頭にたんこぶを見つけ、母親が「目を離したすきに転んだと思う」と答えたことを踏まえたとし、「男児が自分でどこかにぶつけたのだろうと推測した」と説明したとのこと。

時系列
2018年
10月   母親が離婚後に男児と摂津市内に転居
2020年
01月   男児の保育所から報告
10月   容疑者が男児の母親と知り合い交際を始める
2021年
04月   男児の保育所から2度目の報告
05月   容疑者が3人で同居を始める
05月   母親が摂津市に容疑者が手を上げると相談(3度目の報告)
06月   知人が摂津市に男児の一時保護を求める(4度目の報告)
07月16日 市は母親はネグレクトにあたると判断したと会議で報告
08月31日
16:50頃 容疑者が119番通報
駆けつけた救急隊員が男児を搬送した。
18:10頃 男児の死亡が確認された。
09月22日 容疑者を殺人容疑で逮捕
09月24日 容疑者を殺人容疑で送検

こんなところですね。
こんな事件を見るたびに、無力だと痛感します。
こぼれ落ちていく小さな命を救えない事がやるせない。

市や児相の対応の問題の有無については検証委員会が出す答えを待つとして、我々にできる事を考えたいですね。

まずは、シングルマザーの方に知って欲しいのは、若い男と子供が二人だけになった時に事件が起きやすいと言う事ですね。
もちろん、ケースバイケースで誰でもそうなるわけは無いのですが・・・

事前に兆候としての身体的な虐待があるような場合は、警戒する必要がありますね。

一言で言ってしまえば、いつも書いている事ですが「交際相手は選べ」と言う事ですね。
子供の父親になれる男性なのか?を良く吟味して欲しいです。

そして、この事件ではどうかわかりませんが、母親が交際相手の虐待を隠蔽しようとする事も時々起きますね。
そんな時は周囲の人間が通報するしか方法がありません。
気付いたら躊躇無く、通報しましょう。
理由も無く保育園や幼稚園を休むなんてのは要注意です。
その意味ではコロナによる休校や休園などは盲点になるかもしれませんね。

亡くなった男児のご冥福をお祈りします。
今度生まれてくるときは普通の家に生まれて欲しいですね。

続報を待ちましょう

参考リンク

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2021/10/11

白金高輪駅硫酸事件その7(鑑定留置まで)

続報が出なくなりました。とりあえず10月1日までの報道情報です。

1)琉球大4年生だった昨春、静岡大学農学部に編入。整体院を営んでいた父親が高校時代に亡くなり、中国人の母も大学3年生の時に早逝したのを機に戻ってきたとのこと。

2)今年4月、容疑者は琉球大を訪れ、サークルの名簿を閲覧。被害男性の就職先を把握したとのこと。

3)東京地検は犯行時の精神状態を調べる必要があるとして、9月10日から鑑定留置を行うとのこと。
精神鑑定は10日から3か月程度の予定。

こんなところですね。
もう、続報も出なくなりましたね。

そして、大学編入の理由がわかりません。
母親の死亡で実家に住む人がいなくなった為に戻ったのだろうか?
でも、3年なので残り2年なんだよね。
就職の事を優先するなら、卒業して就職を地元にすれば実家に戻れると思うんです。
手続きなどは一度やれば済む話なので、どうしても、実家に戻って住まないといけないって事は無いと思うのですが・・・

このあたりの動きが事件の動機に関係しているのか?もわかりません。
精神鑑定の結果を待たないといけませんが・・・
恨みを晴らす為に殺害ではなく「顔に消えない傷をつける」あるいは「失明させる」と言うあたり、性格や人格、あるいは精神状況などが反映されているのかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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白金高輪駅硫酸事件その6(続報)

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熊本県熊本大女性研究員殺人事件その4(一審判決)

判決は懲役18年(求刑懲役20年)です。

***初公判(10月5日)***
1)被告人は裁判長から起訴状の記載に間違いがないかどうか確認され、「ありません」と答えたとのこと。

2)検察側の冒頭陳述によると、被告は女性が住むマンションの清掃員をしており、昨年4月に知り合った。「マスクを開発して寄付したいので、デザインを考えてほしい」「自分は社長で、大学の学生を支援したい」などとうそを言い、女性に近づいたとのこと。検察側は、9月6日にうそが発覚し、非難した女性に対して被告が腹を立て、殺害に及んだと主張したとのこと。

別の報道では
検察は、冒頭陳述で「被告が『自分は社長で資産家だ』などと嘘をつき被害者に近づいたが、その嘘がばれて、ののしられたことに腹を立て犯行に及んだ」と指摘したとのこと。

3)弁護側は、起訴内容を「争わない」と認める一方、被告は自らうそを明かして謝ったが、女性から責められたため「黙らせるために首を絞めた」と説明。「強い殺意はなく、計画性がない」などと主張した。凶器は自転車に荷物をくくるためのひもだったと説明したとのこと。

別の報道では
弁護側は自らうそを告白したとしていて謝罪したものの大声でののしられたため黙らせようとの思いから自転車のかごにあったひもで犯行に至ったとして計画性や強い殺意はなかったとしているとのこと。

更に別の報道では
弁護側は、「嘘を自ら告白したところ、被害者から再三ののしられた結果、頭に血が上り犯行に至った」と主張しているとのこと。

4)起訴状などによると、被告は昨年9月6日午後4時20分~6時5分ごろ、熊本市中央区の自宅アパートの敷地周辺で、女性の首をひものようなもので絞めて殺害。出入り口に設置された鉄製通路から、近くの堀に遺体を遺棄したとされるとのこと。

被告人質問
5)犯行時の状況
殺害の状況については「口をふさごうと思った。ずれて首のほうにいった」「無我夢中になり、自分でもどうなるのかわかりませんでした」と話したとのこと。

6)女性に近づいた動機
被告は「話し相手が欲しかった」女性に近づいた動機を語り「ずっと友達でいてほしい」という思いでうそをついたと話したとのこと。

事件前にも20~30代の女性数人に対し、うそをついて近づこうとしたことがあったと認めた。検察から「若い年代の女性と仲良くなりたかったのではないか」と問われると、「はい、そうです」と答えたとのこと。

7)検察が提出した証拠によると、女性は少なくとも3分以上首を絞められ、窒息死した。被告の左腕には、女性が抵抗した際にかみついた痕が残っていたとのこと。

8)被告は「取り返しのつかないことをしてしまい、被害者や遺族に申し訳ない。一生償っていかなければいけない」と述べたとのこと。

***論告求刑公判(10月6日)***
1)検察側は論告で、首を絞められた遺体の状況から「強い殺意があった」と指摘。被告が被告人質問で「口をふさごうとした」と話したことについては「口やほおにひもでしめられた痕がなかった」と反論し、これまでの被告の供述についても「不合理で信用できない点が多く、真摯な反省が認められない。犯行に至る経緯、動機に全く同情の余地はない」と述べたとのこと。

別の報道では
検察側は「被告は、うそをつかなければ近づくことができなかった被害者に対し、自身のうそが原因のトラブルで身勝手に殺害した。被害者に落ち度はなかった」と指摘。犯行後、救命措置を取らず遺体を遺棄し、携帯電話など所持品を捨てて犯行を隠そうとした行動も悪質としたとのこと。

2)弁護側は最終弁論で「強い殺意はなかった。被告は高齢で再犯可能性は低く、量刑は懲役15年程度が相当」と述べたとのこと。

3)最終陳述で「本当に申し訳ないです。これから償っていきたいと思います」と話したとのこと。

4)女性の母親も被害者参加制度を利用して出廷した。女性は被告からマスク開発などの話を持ちかけられていると、家族に伝えていたという。一人娘だったといい、「小さいころからアメリカでウイルスの研究がしたいと夢見て、研究員としての道を歩み始めたというのに。なぜ殺されなければならなかったのか」「娘はこれから親孝行すると言っていました。そんな娘を返してください。犯人には死刑を望みます」と語ったとのこと。

別の報道では
被告について、母親に電話で話すことも。「信用できるのか」と心配すると「廊下を掃除してくれている。あいさつくらいしないと」と話していたとのこと。

5)遺族の代理人弁護士は「被害者や遺族の苦痛を考え、可能な限り重い刑を望む」と述べたとのこと。

***判決公判(10月8日)***
1)裁判長は、「女性を黙らせるにしては度が過ぎた犯行で、殺意が強かったとしか言いようがない。被害者に落ち度はない」として、被告に懲役18年(求刑懲役20年)の判決を言い渡したとのこと。

2)裁判長は「原因はあくまでもうそをついてだまし続けた被告にある。被害者に落ち度はなく、被告に同情できる点はまったくない」と非難。被告側が公判で「(女性の)口をふさごうと思った」などと主張した点についても、「少なくとも3分以上にわたって(首を)絞め続けた。被害者を確実に殺害しようとしたもので、強い殺意に基づく悪質な犯行」として退けたとのこと。

別の報道では
判決は、清掃員だった被告が仕事先のマンションの住民だった女性に接近した経緯について「資産家のふりをして近づき、研究員としての任期満了などを心配していた被害者の弱みにつけこみ、寄付や支援をにおわせた」と指摘。それらをうそと知った女性から叱責された被告が、逆に激しく立腹して殺害行為に及んだと認め「被害者に落ち度はなく、被告に同情できる点は全くない」としたとのこと。

更に別の報道では
殺害に至る経緯や動機については「被告の供述にあいまいな部分が多く、判然としない」とする一方、「資産家のふりをして被害者に近づき、うそを知った被害者から叱責[しっせき]されたことに対し、怒って犯行に及んだ」とした。その上で、「原因は被害者をだまし続けてきた被告にあり、同情できない」と量刑の理由を説明したとのこと。

3)裁判長は被告に対し「自分がやったことの重みを決して忘れることなく、刑に服してください」と諭し、閉廷したとのこと。

こんなところですね。
正直なところ、被告の話した動機が本当なのだろうか?と疑いを持っています。
「嘘がバレた」としても、今回の場合、それが犯罪に問われる事は無いと思うんですよね。
被害者が「被告は嘘つきだ」と吹聴しても、被告がそれで不利益になることも無いでしょう?
せいぜい、被告を雇っている清掃会社にクレームを入れて、解雇されるかどうかぐらいの話だと思います。

それで「殺人」と言う手段を選択する必要があるのか?
私としては損得の収支が合わないと思うんですよね。
そう、殺人を犯さなければならない不利益が被告にはあったのではないか?と思うのですが・・・・

経済的な面で言えば、おそらく金銭の授受は無かったと思います。
この「嘘」は「マスクを開発して販売し、その売り上げを大学に寄付します」と言う話だと私は解釈しています。
だから、お金を渡す相手は大学になるので、被害者に直接、金銭を渡すと言う話にはならないだろうと思います。

では、なぜ、被害者はこの話に乗ったのか?と考えると、被害者は研究員としての任期が満了する事で、研究を続けられない事を心配していたんでしょう?
つまり、被害者は研究費が寄付される事で予算が増えて、任期が延長されるなり、満了後に再任される事を期待していたんじゃないかな?

しかし、ここは素朴な疑問があるんですよね。なぜ、被告人はその被害者の悩みを知る事が出来たのか?
女性を口説くのに「貴方の大学に寄付金を寄付しますから、私と付き合って下さい」なんて口説き文句は普通、考えつかないと思うんですよね。

それに、「嘘」と言ってもずいぶんと手が込んでいる印象です。社長になりすまし、社長秘書から「手紙」を書いているんですよね。
手紙の内容がわからないけど・・・この点もちょっと不審ではあります。

あくまで大学に寄付する話なので、一研究員に直接手紙を書く理由が無いでしょう?
それは多分、大学に直接手紙を出せば、裏を取られて嘘が発覚するから、騙す相手を被害者女性だけにピンポイントで絞ったと言う事でしょうね。

私の推測では、事件当時67歳の高齢の男性に気を許した被害者女性が、世間話の中で任期の話などをしたんじゃないかな?
そして、この話を悪用して、被害者を騙す「嘘」を考えたのだろうと思います。

そして、嘘が発覚しないように、被害者に「口止め」をしたんじゃないかな?
担当教授や大学関係者にこの話をすれば、「そんな話無いよ」って事になりますからね。
それで、「寄付が完了するまでは、秘密にしてください」と何か理由をつけて口止めしたんじゃないかな?

けれど・・・何のために?
「話し相手が欲しい」とか「ずっと友達でいたい」とか、そんな理由で「嘘」で騙す必要は無いでしょう?
社長だなんて嘘がバレないはずがない。長く友達でいるなら逆に嘘なんてつくのはマイナスでしかないと思います。

実際にこの寄付の話は賞味期限があって、いつまで経っても寄付されなければ、「怪しい」って事になりますよね。
被告人が嘘を告白していると言う事になっているけど、いずれバレるから自ら話そうと言う事なのか?
方法としては「嘘」のまま終わらせる事もできたと思うんです。
例えば「役員会にかけたが否決されてしまった」とか、でも、来年度もう一度チャレンジするからとかね。
そういう事が出来なかったと言うのであれば、最初から嘘に期限をつけていたのかもしれませんね。
上期内(9月中)に寄付するとか、で9月になって期限が迫ってきて嘘を告白したのかな?

私としては表に出ていない「何か」があるのでは無いか?と疑っていますが、それを知るのは「被告人」だけなんでしょうね。

そして殺害した理由は「仕事を失いたく無い」からなんじゃないかと推測しています。
最初に書いてますが、この嘘がバレても、被害者ができる事は限られていて、警察に言っても逮捕されるような事にはならないでしょう?
だから、被害者は「清掃会社に被告に騙された」とクレームを入れてクビにしてもらう!と騒いだんじゃないかな?
おそらく年齢的に再就職が厳しい被告はこの、言葉に動揺して殺害を決意したのではないか?と考えています。

最後に、この事件を防ぐには?と考えるのですが・・・
被害者側で出来る事は「嘘に騙されない」と言う事でしょうね。

基本的な事ですが、何事も相手から近づいてきた時には「目的がある」と考えて間違いありません。
A)相手の目的は何か?会話の内容や表情に注意しましょう。
B)会話の内容(情報)はメモしておきましょう。
C)情報の裏を取りましょう。

裏を取るのは難しい面もありますが、単純に社名や電話番号などはネットで検索できますからね。
「うまい話は世の中にはそうそう転がっていない」と言うのも昔から言われている事です。
怪しいと思ったら、信用できる人に相談しましょう。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
熊本県熊本大女性研究員殺人事件その3(携帯電話)

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2021/10/09

小田急線快速急行無差別殺傷事件その3(鑑定留置までの報道)

情報がでなくなりました。とりあえず、9月22日までの報道を記録しておきます。

1)知人らによると、容疑者は千葉県松戸市で生まれ、世田谷区で育った。高校は都立の進学校で、テニス部に所属し、中央大理工学部に現役合格。テニスサークルに入り、友人とイタリア旅行を楽しむなど、学生生活を謳歌していたとのこと。

2009年春、単位が取れずに23歳で大学を中退。その後、荷物搬入の作業員やコンビニ店員、温泉宿の住み込み従業員など、職を転々とした。20歳代半ばで勤務した都内の倉庫会社によると、勤務態度は「優良」だったとのこと。

2)容疑者はこの頃(30歳頃)、母親の再婚を機に世田谷区の実家を離れ、川崎市のアパートで一人暮らしを始めていたとのこと。友人との交流もなくなり、警視庁は、次第に孤立を深めていったとみているとのこと。

3)以後、梱包会社や物流倉庫などで働いたが、数か月しか続かないことが増えたとのこと。履歴書の退職理由には「嫌になった」などと投げやりな言葉が並んでいたとのこと。

4)今年2月には派遣社員として勤務していた都内のパン工場を退職し、翌月から生活保護を受給したとのこと。

5)逮捕された男が「やつらの運が悪かった」と供述しているとのこと。
反省の言葉などはないとのこと。

6)9月17日、殺人未遂容疑で再逮捕。
捜査関係者によると、8月6日午後8時半ごろ、成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走っていた藤沢発新宿行き快速急行(10両編成)の7号車で、男性に包丁(刃渡り21センチ)で切りつけ、右腕に全治1週間のけがをさせた疑いがある。このほか、事件当日の朝から昼にかけて缶ビールなどを万引きしたなどとする三つの窃盗や窃盗未遂容疑、同日昼ごろにカッターナイフを持っていたとする銃刀法違反容疑、7月にゲームソフトの梱包(こんぽう)を破ったとする器物損壊容疑でも再逮捕するとのこと。

別の報道では
A)7月15日に世田谷区の古本販売店で商品の包装を破ったとする器物損壊
B)8月6日に川崎市と東京都新宿区のコンビニで飲料を万引きしたという窃盗
C)同じ日に新宿区の食料品店でベーコンなどを盗もうとしたとする窃盗未遂
D)同じ店でカッターナイフを所持した銃刀法違反
の各容疑でも逮捕したとのこと。

7)東京地検は22日、殺人未遂容疑で3度逮捕された川崎市多摩区西生田、無職、容疑者(36)の犯行時の精神状態や刑事責任能力の程度を調べるため、鑑定留置を始めた。期間は22日から12月17日までとのこと。

時系列
2009年春頃(23歳) 大学を中退。
その後、職を転々とする。
2015年頃(推定30歳)「幸せそうな女性を見ると殺してやりたいという気持ちが芽生えていた」
この頃(30歳頃)実家を離れて一人暮らしを始める。
2019年(推定34歳)自殺しようと今回の凶器の牛刀を購入
2020年(推定35歳)
06月   派遣会社に登録、コンビニ、パン工場などで働く
2021年(36歳)
02月   派遣社員として勤務していたパン工場を退職。
03月   生活保護を受給。
07月15日 ゲームソフトの梱包を破る器物損壊事件を起こす。
08月06日
日中   新宿の食料店で万引き事件を起こし通報される
18:21  警察に自宅に送り届けられる
19:00頃 家に到着
19:30頃 牛刀などを持って家を出る
20:02  徒歩で駅前に向かう姿が防カメに映る
時期不明 ATMで現金4万円を引き出す
その後  駅前のスーパーでサラダ油とライターを購入する
08:18  読売ランド前駅で乗車
08:24  3駅先の登戸駅で降車
20:25頃 快速急行に乗り換える
20:29  成城学園前―祖師ケ谷大蔵間を走行中の電車内で事件発生
その後  牛刀の柄が折れた後、サラダ油で火をつけようとする
20:31  緊急停車した車両から徒歩で逃走。
20:38頃 消防に通報
その後  自転車を盗んで逃走
22:00頃 現場から4キロ離れたコンビニに容疑者が名乗り出た。
08月07日
午前   殺人未遂容疑で逮捕
08月08日
朝    送検、自宅を家宅捜索
09月22日 鑑定留置(12月17日までの3カ月間)
(時系列についてはASKAの推定を含みます。特に当日、犯行前に家を出た時刻が微妙ですね)

こんなところですね。
大学までは成績優秀だったようなのですが、なぜか途中、単位が取れずに中退してます。
それでも、就職に成功していれば、こんな事にはならなかったと思うのですが・・・人生の曲がり角がどこにあるのかわかりませんね。
その後は職を転々として、履歴書の退職理由も「嫌になった」と言うだけでは、次の職場も雇いずらいですよね。すぐに辞められても困るから、それなら別の人間を入れようとするでしょう。
そんな事にも気付かないぐらい、孤立していた、友人が居なかったって事なんだろうと思います。

母親の再婚を機に実家を出て一人暮らしと言うのも、普通にある話なのですが、結局、母親とも話をする機会がなくなったんでしょうね。
とりあえず、精神鑑定の結果を待ちましょう。

参考リンク
小田急線快速急行無差別殺傷事件その2(続報)

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2021/10/04

福岡県小郡市警察官家族3人殺人事件その4(控訴審判決)

***初公判(4月23日)***
1)控訴審で弁護側は、被害者の死亡推定時刻に疑いがあり、被告が出勤で家を出た後に事件が起きた可能性を改めて主張。また、1審で被告の精神状態の審理が尽くされていないとして精神鑑定を求めたが、高裁から認められなかったとのこと。

別の報道では
弁護側は地裁判決について「事実誤認がある」と改めて無罪を主張し、有罪だとしても「量刑が重すぎる」としていたとのこと。

2)検察側は、控訴棄却を求めまたとのこと。

***判決公判(9月15日)***
1)裁判長は殺害されたとみられる時刻などから第三者の犯行を否定した一審判決は不合理ではないと指摘したとのこと。

別の報道では
控訴審判決で福岡高裁は遺体の状態からも3人が殺害された時刻に被告は在宅していて、3人が死亡している異変に気づかないはずはないとし、1審判決に不合理はないとしたとのこと。そのうえで「3人を殺害したという結果が誠に重大でありとりわけ子供らを殺害したことについてはその動機に酌量の余地がない」と1審の死刑判決を支持し被告側の控訴を棄却したとのこと。

2)裁判長は「生命を軽視する態度が甚だしく非常に悪質」として、一審の死刑判決を支持し、控訴を棄却したとのこと。

3)遺族は「殺された理由や詳しい事実は結局分からないままとなり、この点には、到底納得がいきません」とコメントしているとのこと。

こんなところですね。
一審でほぼ全面的に負けているので、二審で逆転するには新証拠が必要なんでしょうね。
ただ、「被告が在宅中に事件が起きていて、被告がそれに気づかないはずがない」と言う事なので、これを崩すのはちょっと難しいと思います。
その為、弁護側は被告が外出した後の事件と主張したわけですね。
結果、今回も判決を覆すには至らずと言うところですね。
上告すると思いますが、やはり、新しい証拠でも出ない限り結果を覆すのは難しいかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
福岡県小郡市警察官家族3人殺人事件その3(一審判決)

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