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2021/11/27

愛媛県新居浜市一家3人殺人事件その1(鑑定留置まで)

10月13日午後5時40分ごろ、新居浜市垣生2丁目の民家の住人女性から「前に来た男が来てもめている」と110番する事件が起きている。

新居浜署員が駆けつけると男性2人、女性1人の計3人が血を流して倒れており、いずれも搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。

署によると住人の夫(80)と妻(80)、息子(51)とみて身元確認を急いでおり、いずれも刺されたとみられるとのこと。

署は現場でナイフを所持していたとして銃刀法違反の疑いで本籍新居浜市、住居不定、無職の男性容疑者(53)を現行犯逮捕したとのこと。
容疑者は調べに対し「殺すつもりで持っていた」と供述しているとのこと。

被害者方は3人暮らしとみられる。通報したのは妻で「(男が)包丁を持ってきたが、今はいない」などと話していたとのこと。

署員が駆けつけた際、男性1人が玄関先で、ほかの2人は屋内で見つかった。容疑者は右腕に切り傷があり、抵抗せず逮捕に応じたとのこと。

近所の住民によりますと、容疑者は先週も知人に「殺してやる」と話し、被害者の自宅に押しかけようとしたものの止められたとのこと。

息子が祭りを巡って容疑者の悪口をSNSに書き込んだと騒いでいたとのこと。

捜査関係者によると、13日午後5時38分ごろ、「男が押しかけてもめている」と妻が110番した。

警察官が駆け付けたところ、妻と息子は屋内で、夫は玄関先で倒れていた。県警は同46分ごろ、ナイフを所持していた容疑者を現行犯逮捕。県警は数分間のうちに、3人が襲われたとみているとのこと。

容疑者は逮捕された際、抵抗する様子もなく、「殺すつもりでナイフを持っていた」と供述。右腕に幅約2センチの切り傷があったとのこと。以前、息子と同じ職場に勤務しており、一家3人と面識があったとのこと。

近所の70代の女性によると、知人が妻からトラブルについて相談を受けており、数日前には警察にも来てもらったとの話を聞いたとのこと。

インターネットの掲示板には2019年5月と同年9月、容疑者の名前で息子を中傷するような内容の書き込みがあったとのこと。県警は事件の背景に何らかのトラブルがあったとみて調べているとのこと。

捜査関係者によると、容疑者は息子の元同僚で、事件前1か月間に少なくとも2回、被害者方を訪れていた。妻は周囲に「男が来て困っている。警察に相談している」と漏らし、県警にも被害者方から複数回通報があったとのこと。

取り調べに対し容疑者は意味不明な供述もしているとのこと。

容疑者(53)が県警の調べに対し、「過去に電磁波攻撃を仕掛けられた」という趣旨の供述をしているとのこと。

息子は2019年9月と11月の2回、県警に相談。容疑者から「電磁波攻撃をやめろと言われる」などの内容だった。一方、容疑者も同年7月から20年8月にかけて4回、「電磁波を当てられる」などと息子に関する相談をしていたとのこと。

県警は相談内容について19~20年に計5回、精神保健福祉法に基づき県の保健所に情報提供したが、その時点では自傷や他害の恐れはないと判断したという。県警は「所要の措置を講じたものと考えているが、今後の捜査で全容を解明していく」としているとのこと。

県警によると、息子は容疑者と元同僚で、2019年9月と11月の2回、容疑者とのトラブルについて県警に相談していた。容疑者は今年9月23日にも被害者方を訪れ、通報で駆けつけた県警新居浜署員が、容疑者に押しかけないよう指導。容疑者は「あいつらが悪い」と述べていたとのこと。
署員は、被害者一家に、容疑者が来た際は通報するよう要請していたとのこと。

9月に容疑者はこの家を訪れ、「電波攻撃をとめろ」などと言いトラブルになっていたとのこと。

息子は、友人男性にも「XX(容疑者の姓)という人物から『殺してやる』と脅されている」と話していた。「警察に相談したが、『相手にするな』と言われるだけで対応してくれない」と悩んでいたとのこと。

被害者の親族談
容疑者の氏名を名乗り、息子とみられる人物を中傷するような内容などトラブルをうかがわせる書き込みがあったことについて「(息子は)パソコンを持っていないような『アナログ人間』。ネットへの書き込みや投稿をするとは考えにくい」と話したとのこと。

ネットの書き込みは
書き込みは息子を名指しし、罵詈雑言のような表現でののしる内容。息子の住所の一部を挙げ「えーかげんにしとけよー!」「わしはXXX(容疑者氏名)じゃー。いつでも物言いに来いよー!」と挑発するような文章もあったとのこと。「電磁波飛ばされよるXXX(容疑者氏名)じゃ!」などと意味不明な投稿もあったとのこと。

容疑者の知人談
10代以降は疎遠になっていたが、2年ほど前から今年1月にかけて複数回電話があったとのこと。
就職あっせんの要望のほか、容疑者は「俺の悪口を誰か言っていないか。聞いていないか」と繰り返し話していたとのここt。

男性によると、数十年来、容疑者と交流がなかった別の知人も同じ趣旨の電話を事件の2カ月前に受けた。この知人は1週間前にも「俺を陥れているのはお前か、(被害者の)息子だ」と詰問され、身に覚えがないと否定した上で、息子もそんなタイプではないとたしなめたが、容疑者は「わしは許さん、やったろうと思う」と話していたとのこと。

10月14日、現場近くから押収された軽ワゴン車で、容疑者が車上生活をしていいたとみられるとのこと。。
10月15日、3人のうち1人を殺害した疑いで再逮捕され、松山地検に身柄を送られたとのこと。
警察は15日、夫の腹などを刃物で複数回刺し、殺害したとして、容疑者を殺人の疑いで再逮捕したとのこと。調べに対し、容疑者は「私が夫を殺したことは事実です」と容疑を認めているとのこと。

容疑者は、30年ほど前に鉄工所の作業員として働いていたことがあったといいますが、休みがちになり仕事を辞めたとのこと。最近は、決まった家もなく、車で生活をしていたとみられているとのこと。
現場近くから押収された容疑者の軽乗用車からは、布団などの生活用品が見つかったとのこと。

容疑者も19年7月~20年9月に計12回、「組織に狙われている」などと県警に相談したとのこと。

県警は容疑者が、事実とは認められない被害を訴えていることから精神障害の可能性もあるとみて、保健所への相談を勧めた。西条保健所にも「(河野容疑者に)対応することがあれば支援をお願いしたい」と伝えたという。

県健康増進課は10月15日、西条保健所が2020年9月までに新居浜署から5回、容疑者(53)=殺人容疑で再逮捕=に関する福祉的支援のための情報提供を受けていたと明らかにしたとのこと。

同課は「法律に基づく通報ではなく一般的な情報提供だった」とし、精神保健福祉法による調査や診察、措置入院などの対応は困難だったとの認識を示しているとのこと。

同課によると、19年11月から20年9月にかけ5回、署から保健所に容疑者に関し「電波攻撃を受けているなどと発言し、精神症状が疑われる人がいる。本人や家族に保健所への相談を勧めたい」などと連絡があったとのこと。所内で情報共有し対応する準備を整えたが、容疑者側から相談はなかったとのこと。

市地域福祉課も、容疑者や家族からの相談は把握していないとしているとのこと。
同法では、精神障害やその疑いのある人について警察などから通報があり、県が調査の必要があると認める際は、診察させなければならないと規定。診断の結果によっては措置入院させることができる。
県警は一連の情報提供は通報ではなく、国のガイドラインに基づく相談と説明。容疑者に「体調が悪いのであれば医療機関を受診するよう助言した」としているとのこと。

ガイドラインでは通報要件に該当しない場合、警察から支援に関する相談を受けた自治体が必要に応じ、相談に応じて本人や家族に医療施設を紹介するなど、必要な支援を受けられるよう積極的に対応することが望ましいとしているとのこと。

捜査本部によると、夫は司法解剖の結果、失血死と判明した。ほかに殺された妻(80)と息子(51)の司法解剖も順次進めているとのこと。

司法解剖の結果、息子の死因は胸など複数の場所を刺され、大量の血を流したことによる失血死とのこと。

司法解剖の結果、妻の死因も胸などを刃物で刺され大量に血を流したことによる失血死とのこと。

容疑者は取り押さえられた際に、ナイフを持っていましたが、その後、現場から犯行に使われたとみられる血の付いた包丁が見つかったとのこと。

亡くなった3人には、上半身を中心に執拗に刺されたり、切られたりした傷があったということで、警察は、容疑者が複数の刃物を使って計画的に犯行に及んだ疑いもあるとみて、事件のいきさつを調べているとのこと。

県警は容疑者に体調が悪いなら医療機関を受診するよう勧めたが、保健所に連絡するよう伝えたかどうかは「把握していない」とする。保健所は対応の準備を整えたが、容疑者が保健所を訪れることはなかったとのこと。

捜査関係者によると容疑者は夫を刃物で刺した後、一旦、現場付近に乗りつけた車に戻り、別の刃物を用意して妻と息子を刺したとみられるとのこと。

10月15日に夫に対する殺人容疑で再逮捕された。松山地検は11月4日、銃刀法違反と夫への殺人容疑については処分保留とした。

県警は11月4日、妻と息子を殺害したとして、住所不定、無職の男性容疑者(54)を殺人容疑で再逮捕し、発表した。容疑について「認めます」と供述しているとのこと。

容疑者は、故郷を離れて祖母のいる県西部・大洲市の高校に進学。
その後、新居浜に舞い戻ってくると、鳶の仕事に就いたとのこと。

その後、地元の年下女性と結婚。
夫婦は男の子を2人儲けて、容疑者も普通のよい父親だったとのこと。
その頃、容疑者は溶接などの職についていたが、1,2年で職場を転々としていたとのこと。
その後、妻とも離婚。容疑者は一時期、酒浸りの生活を送った。父親の借金で実家は売却され、帰る場所もなかったとのこと。

妻と息子に対する殺人の疑いで再逮捕された男の身柄が11月6日、松山地検に送られたとのこと。

松山地検は11月19日、殺人容疑などで逮捕された無職容疑者(54)について、刑事責任能力を調べるための鑑定留置を始めた。

期間は来年2月25日まで。

捜査関係者によると容疑者は取り調べの中で「3人を殺害した後、自分も死のうと思った」などと供述しているとのこと

時系列
2019年
05月   ネットの掲示板に容疑者の名前で息子を中傷するような書き込み
07月から08月に掛けて4回、警察に相談(電磁波を当てられている)
09月   息子が警察に電磁波攻撃を止めろの相談
09月   ネットの掲示板に容疑者の名前で息子を中傷するような書き込み
11月   息子が警察に電磁波攻撃を止めろの相談
2021年
09月22日頃 容疑者が被害者宅に押しかけ、警察に通報
10月13日
17:38頃 事件発生、110番通報
17:46頃 容疑者を銃刀法違反で現行犯逮捕
その後、現着した署員により倒れている男女3名を発見、病院に搬送。
その後、死亡が確認された。
10月15日 夫に対する殺人容疑で再逮捕、送検
11月04日 妻、息子の殺人容疑で再逮捕、銃刀法違反と夫への殺人容疑については処分保留とした。
11月06日 妻、息子の殺人容疑で送検
11月19日 鑑定留置を開始、2022年02月25日まで

こんな事件ですね。
この手の事件も数年に1度は起きるので、特に珍しい事件でも無いのでしょうね。
ただ、いろいろな面で対応が難しい上に、結果が重大になる事もある、やっかいな事件です。

理想的なところでは、容疑者自身が体調の変化に気付いて、自ら受診、治療をすれば、この事件は防げたと思います。
そうならなかった理由の一つは、容疑者が孤独だった事でしょうね。
両親は容疑者が10代の頃に離婚しているようで、生存していても高齢でしょうね。
家族(妻子)も離婚により別離していて、本人は車で路上生活でご近所付き合いもなく、仕事などもほとんどしていないのではないかな?

つまり、容疑者の周囲にその変化に気付ける人間がほとんどいなかったんでしょうね。
唯一、気付いていたのは、一部の知人が電話の会話から異変を感じていたと言うところでしょう。

もっとも、周囲に人が居たとしても、家族でもなければ、病院を受診した方が良いなんて話にはならないでしょうね。

もう一つの理由は、経済的な問題かもしれません。
経済的に充足していれば、初期の段階で本人が自ら受診していたかもしれませんね。

警察は事件になっていない為に、容疑者側、被害者側それぞれに有効な対応ができていませんね。
事件になっていれば、措置入院などにつなげる事ができたかもしれませんが、医療機関への受診を勧めたり、保健所に相談する事を進める程度で終わっているようです。。
保健所は本人が来ないから対処できなかったと・・・

被害者側は容疑者が「おかしい人」「危ない人」と言う意識を持っていたかもしれませんが、家を捨てて避難するまでの危機感は持てなかったかもしれませんね。

唯一対応可能な選択としては、直接攻撃対象になっている息子さんが家を出て、身を隠すと言う方法があるかもしれませんが。
元同僚なので、家を出ても、職場が知られていれば、効果は無いかもしれませんね。

そして、仕事も辞めて、遠方に避難する方法もあるけど、残った両親(記事中の夫と妻)に危害を加えないとも限らないですし・・・

なので、関係者が「危ない」と思っていても、効果的で対応可能な対策が無いのが難しいところですね。

まずは、鑑定結果を待ちましょう。

亡くなった3人のご冥福をお祈りします。

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