兵庫県加西市女性殺人事件その1(殺人容疑で再逮捕まで)
兵庫県警は10月26日、同県加西市中山町で地中に埋められた女性の遺体を発見したと発表する事件が起きている。
3日前から行方不明になっていた無職女性(34)=同県姫路市=とみられるとのこと。
県警捜査1課によると、この女性への監禁容疑で知人とみられる会社員の男性容疑者(35)=同=を24日に逮捕し、現場周辺を捜索していたとのこと。
遺体が見つかった現場は北条鉄道の長駅から南西約3キロの民家が点在する山間部の空き地とのこと。
県警によると、女性の行方を捜していた捜査員が26日午後、服を着た状態の遺体を発見したとのこと。
女性を巡っては、母親が24日未明、「娘が昨日、『知人男性と会ってくる』と言って外出したまま帰宅しない」と姫路市内の交番に申告したとのこと。
女性が自宅近くのスーパー駐車場から車で連れ去られた疑いが強まったとして、県警は容疑者を監禁容疑で逮捕したが、女性の姿は見当たらなかったとのこと。
容疑者は容疑を否認しているとのこと。
容疑者は事件前に女性と数回会っていたとのこと。
10月26日午後1時50分ごろ、加西市中山町で女性の遺体が地中に埋められているのを警察官が発見しました。
女性は10月23日に『知人男性と会ってくる』と言って出かけたまま帰って来なかったとのこと。
容疑者は監禁容疑を否認していますが、容疑者の車が加西市に立ち寄ったことが分かり、付近を捜索したところ、何者かに土の中に埋められた状態の遺体が見つかったとのこと。
遺体は土を掘った穴の中に衣服を着た状態で埋められていたとのこと。
県警によると、容疑者は監禁容疑について、「車内でキスしたり、いちゃついたりしただけで監禁したとは思っていない」と容疑を否認しているとのこと。
容疑者は既婚者で家族と同居しているといい、同課は2人に交際をめぐるトラブルがあったとみて、詳しい経緯を調べているとのこと。
県警は26日夜、容疑者が関与した疑いが強まったとして死体遺棄容疑で再逮捕。容疑者は「その通りです」と容疑を認め、殺害への関与もほのめかしているとのこと。
容疑者は、今月23日にスーパーの駐車場で、女性と待ち合わせし車に乗せて連れ回した監禁の疑いで24日に逮捕されている。
再逮捕容疑は23日午後5時50分ごろ~7時50分ごろ、加西市中山町の山中で、女性の遺体を土砂で埋めて遺棄したとしているとのこと。
司法解剖の結果、死因は首を圧迫されたことによる急性窒息死で、23日午後に死亡したとみられる。口の中に土砂が入っていないことから、県警は女性は殺害された後、容疑者の車で運ばれて埋められたとみているとのこと。
女性の体には抵抗した際にできる傷がなく、容疑者も目立ったけがをしていないことから、警察は、女性が抵抗できない状態で殺害されたとみているとのこと。
警察は女性が事件当日の午後、容疑者と会ってから数時間以内に殺害されたとみて、動機などを捜査しているとのこと。
捜査関係者によると、容疑者が乗っていた車と似た車が女性と会う4時間ほど前に遺棄現場で目撃されていて、警察は容疑者が事件前に下見をしていた疑いがあるとみているとのこと。
目撃者談
「土曜日に朝10時ぐらいにそこのくぼんでるところに黒い乗用車がいて、それを見ておかしいなと思ってて」
別の報道では
23日の土曜日に、朝10時くらいに、あのくぼんでるところに黒い乗用車がいて、僕見て、次、午後4時くらい。その後、夕方6時くらいかな。
警察によりますと、容疑者は、今月23日の午後2時20分ごろ、姫路市内にあるスーパーの駐車場で女性と待ち合わせをし、車に乗せたとのこと。
警察によると、女性が車に乗り込んでから3時間半後、容疑者の車が遺体の遺棄現場周辺に立ち寄っていたとのこと。女性は、この間に殺害されたとみられるとのこと。
女性の知人談:
(女性は)「好きな人がいて、今度結婚するんだー」って話したいたとのこと。
この日、女性は自宅を出た10分後には、すぐ近くのスーパー駐車場で迎えに来た容疑者と合流し、その車に乗り込んでいたとのこと。
警察関係者によると、容疑者のドライブレコーダーには走行履歴が残っていたとのこと。遺体が見つかった加西市の山中は、2人が落ち合ったスーパーから車で30分ほどの距離にある。事件当日の23日午後6時前、山中に着いた容疑者はその場に2時間ほどとどまり、その後に勤務先へと向かっていたとのこと。
捜査関係者によると、女性は容疑者の知人で、10月23日午後2時頃、容疑者に会うために自宅を出て、その際、自身の母親に「妊娠のことについて話をしてくる」と告げていたとのこと。
県警は26日、遺体を埋めたとして容疑者を逮捕。現場からは、容疑者が穴を掘るのに使ったとみられるスコップも見つかったとのこと。
捜査関係者によると、容疑者は調べに対し「妊娠を巡って女性とトラブルになっていた」と話しているとのこと。妻子がいることを伝えずに交際していたとみられるとのこと。
11月6日、警察は知人の男を殺人の疑いで再逮捕した。
警察によると、容疑者は、女性とマッチングアプリで知り合い、妻子がいることを伝えずに交際していたとのこと。
調べに対し、容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているとのこと。
同課によると、容疑者は犯行後、車で遺体を加西市中山町の山中まで運び、現場にあったスコップを使って土砂に埋めたとされる。容疑者は既婚者で妻子と暮らしていたが、それを隠したままマッチングアプリを通じて女性と知り合い、7月ごろから交際を始めたとのこと。
再逮捕容疑は10月23日午後2時半~同5時ごろ、姫路市名古山町の霊園駐車場に止めた車の中で、同市の無職、女性(34)の首を絞めて殺害したとしているとのこと。
時系列
2021年
07月頃 女性との交際を始める
10月23日
10:00頃 遺棄現場付近で容疑者の車に似た車が目撃される
14:10頃 知人男性に会ってくると女性が出かける
14:20頃 姫路市内のスーパーの駐車場で容疑者が女性を車に乗せる
その後、姫路市名古山町の霊園駐車場に止めた車の中で殺害
16:00頃 遺棄現場付近で容疑者の車に似た車が目撃される
17:50頃 遺棄現場付近で容疑者の車に似た車が目撃される
その後、約2時間この場所に留まる(ドライブレコーダーの記録)
20:00頃 容疑者の車が勤務先へ向かう
10月24日
未明 母親が娘が帰宅しないと交番に申告
その後 監禁容疑で容疑者を逮捕
10月26日
13:50頃 遺体を発見
夜 遺体遺棄容疑で再逮捕
11月06日 殺人の疑いで再逮捕
こんなところですね。
テクノロジーの発展で便利な世の中になったのだけど、恋愛関係のトラブルは無くならないですね。
むしろ状況は悪化しているかもしれません。
マッチングアプリは交際したい相手を見つけるのには便利なツールだけど、それを利用する人間が必ずしも善人ばかりと言うわけではないわけです。
包丁にしろ、薬物にしろ、正しい目的の為に使えば便利で有益な物が、悪意を持った人間が使えば凶器になる。
それは、マッチングアプリも同じと言う事ですね。
まーこの手の話はマッチングアプリの出来る以前からもありますが、マッチングアプリによってそれを行い易くなったと言う事でしょうね。
なので、マッチングアプリを世の中から消し去っても、事件を防ぐ事はできませんね。
そして悪意のある人間は被害者の裏をついて騙そうとするわけで、会員制にして身元を確認するようなアプリにしても、必ず悪用する人間は出てきます。
悪意のある人間を世の中から消す事はできないので、被害者側が被害に遭わないように注意、警戒する以外に方法が無いと思いますね。
人が人を好きになってしまう感情は止められないですが、深い関係になる前に、日頃の言動に矛盾が無いか?とか、住所と身元を確認するぐらいの慎重さはあっても良いかもしれませんね。
女性の恋愛は慎重なぐらいが良いと思いますね。
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。
参考リンク
兵庫県加西市女性殺人事件その2(一審判決)
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