« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »

2022/01/30

茨城県古河市介護施設殺人事件(鑑定留置まで)

長文注意
茨城県古河市仁連の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で入所男性の体内に空気を注入して殺害したとして、県警は2021年12月8日、殺人の疑いで、同施設の元職員で同市大和田、無職、女性容疑者(35)を逮捕する事件が起きている。

逮捕容疑は2020年7月6日午後0時半ごろ、同施設で、入所療養中の同所、無職、男性YSさん=当時(76)=の足の血管に、シリンジ(注射筒)を使って致死量の空気を注入し、空気塞栓症を発症させ、同1時25分ごろ、搬送先の栃木県内の病院で同症による急性循環気不全で死亡させた疑いとのこと。

捜査本部は捜査に支障があるとして、容疑者の認否を明らかにしていないとのこと。

捜査本部などによると、YSさんの足の血管に付けた点滴用チューブに、施設にあったシリンジを接続して空気を注入したとみられるとのこと。YSさんは寝たきりの状態ではなかったとのこと。

県警はYSさんが死亡後、司法解剖しており、不審な点が多かったことから医師や施設職員から話を聞くなどして捜査を進めていたとのこと。

別の報道では
県警は司法解剖したうえで、医療関係の有識者に確認した結果、死因は急性循環不全と特定したとしているとのこと。

容疑者は同施設に2020年4月下旬ごろから勤務。YSさんが亡くなった7月6日の勤務を最後に自主退職していたとのこと。

容疑者は2021年11月21日に牛肉など11点を万引したとして、窃盗容疑で現行犯逮捕され、起訴されていたとのこと。

殺害されたYSさんが利用していた施設は2008年に開所。2階建てで、要介護1~5に認定された主に80~90代の高齢者が、長期・短期入所やデイケアで利用しているとのこと。

捜査本部や施設関係者によると、入所者用のベッド(定員100床)は約9割が埋まり、デイケアも1日当たり100人以上が利用。事件当時もほぼ満床状態だった。入所者は主に4人部屋を利用し、YSさんは1階に入居していたとのこと。

YSさんは事件当時、4人部屋のベッドで点滴を受けていた。寝たきりなどではなく、命に危険がある状態ではなかった。容体の急変に別の職員が気づいたが、救急隊が駆けつけた時には心肺停止の状態だったとのこと。

県警によると、施設では看護師が点滴を行うことになっており、本来なら、容疑者がシリンジを扱うことはないとのこと。YSさんとのトラブルなどは、現時点で確認されていないとのこと。

容疑者が事件当時、不審な動きをしていたと同僚職員が証言したことなどから、関与が浮上したとのこと。

容疑者は看護師の資格を持ち、他の病院での勤務経験もあったが、同施設では医療行為に携わっていなかったとのこと。事件の翌日以降は出勤しておらず、自己退職したとのこと。

施設では、注射器は簡単に持ち出せないよう、管理されていたとのこと。

警察は、犯行に使われた注射器について、容疑者が看護師としての知識を悪用し、外部から持ち込んだ可能性もあるとみて捜査しているとのこと。

また、施設内での、複数の入所者の不審死についても、慎重に調べを進めているとのこと。

容疑者は古河市内のスーパーで牛肉ほか11点、税込みで5000円相当を万引き。私服警備員が犯行を確認し、店を出たところで現行犯逮捕したそうです。くしくも、逮捕された11月21日は夫とみられる人物がSNSで結婚報告を行った1年後にあたるとのこと。

これまでの調べに対し、容疑者は容疑を否認しているとのこと。

捜査関係者によると、YSさんは事件当時、施設1階の4人部屋のベッドで休んでいたが、容疑者が付近で不審な動きをしていたのを同僚が目撃。同僚から問いただされると、容疑者は退勤時間前に退職し、事件の翌日以降は出勤していなかったとのこと。捜査本部によると、同僚の証言は容疑者を逮捕する根拠の一つとなっていたとのこと。

施設職員によると
「事件の日、亡くなったYSさんの部屋で、容疑者が不審な動きをしているのを見た職員がいて、その職員が本人に『何をしていたのか』と追及したとのこと。施設としても、本人から聞き取りを行ったが、事実がわからなかったため、警察に相談し、司法解剖に至った。本人はそのことがあって退職した」とのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、容疑者が事件当日、施設内で不審な行動をしているのを同僚の職員が目撃し、別の職員が問いただしたところ、容疑者は退職を申し出て、勤務時間が終わる前にそのまま辞めたとのこと。YSさんの血圧が急激に下がったことに巡回していた職員が気づいて、YSさんは救急搬送されたが、約1時間後に死亡したとのこと。

捜査関係者によると
容疑者(35)が当時、男性の近くで注射筒(シリンジ)のピストンを押し引きしていたとみられるとのこと。

同施設が事件当時、YSさんの死亡について自治体に必要な報告をしていなかったとのこと。

県などによると、介護老人保健施設で通所、入所者が死亡するような重大な事案があった際は、事故報告を市町村や家族に伝えることを県条例で定めている。同施設からは2008年の開所以降、重大な事案は現在まで報告されていないとのこと。

逮捕された元職員の女が12月10日、検察に身柄を送られたとのこと。

捜査関係者によると、YSさんに目立った外傷はなく、ベッドのシーツが乱れるといった状況も見当たらなかったとのこと。

容疑者は事件の約2カ月後の2020年9月には婚約、4カ月後の11月に結婚したとのこと。

容疑者夫婦は2021年7月、茨城県古河市に引っ越す。

12月10日、押収したのは医療や介護関係の参考書、メモ類など約70点で、事件との関連を調べるとのこと。

「けやきの舎」利用者家族によると、施設から「おわび」と題する文書が郵送されたという。文書は12月9日付で、利用者らに「ご心配をおかけしておわびする」と陳謝した上で、「捜査中であることを踏まえ、説明は控えたい。(逮捕された)職員の退職からは運営は問題なく行われている」と説明していたとのこと。

捜査関係者によると、シリンジは鍵をかけて管理されていたものの、職員であれば持ち出せる状態だったとのこと。警察は、容疑者がシリンジをどこで入手したのかなどについて慎重に捜査しているとのこと。

捜査関係者によりますと、容疑者は15年前に看護師資格を取得し、埼玉県と栃木県で3年2か月ほど看護師として勤務した経験があったとのこと。

捜査関係者によると、県警はコンピューター断層撮影法(CT)で遺体の体内を撮影。CT画像の分析で気泡を見つけた。医療の専門家らに気泡と死亡の因果関係について意見を求めたところ、気泡は点滴などの時に血中に入る空気の量を大きく上回っていることが判明したとのこと。

このため県警は、過失ではなく故意に致死量の空気が注入されたとの見方を強め、殺人事件として捜査を進めてきたとのこと。

高校の同級生の親によると「県内では唯一、5年課程で正看護師資格の取れる学校です。学費も安価で各地から看護師志望の子が集まっていた」とのこと。

高校のクラスメイトによると容疑者は実家から電車で1時間半ほどの県立高校に通い、衛生看護科と専攻科で計5年間学んだ。成績も良かった」と振り返る。

06年に卒業すると、埼玉県や栃木県内の病院で計3年間、看護師として勤務したとのこと。

結婚当初は義父母と同居していたものの、次第に関係が悪化。2021年7月、夫とともに古河市内の2階建ての借家に引っ越したとのこと。

別の報道では
「当初は、結婚した夫の両親と暮らしていたそうです。しかし、両親の財布から現金がなくなるなどの問題が頻発。家族関係が悪くなり、結婚から半年ほどして両親と別居しているとのこと。


容疑者が事件後に新たな働き口を求めて他の施設で面接を受けていたとのこと。

面接を受けた際に施設側に対して「看護の仕事も介護の仕事もできる」などと話していたとのこと。

また、履歴書には事件現場となったかつての勤務先は書かれていなかったとのこと。

捜査関係者によると、同施設では、容疑者が勤務していた2020年4~7月に、複数の入所者の不審死が確認されているとのこと。
その後の調べで、他の入所者の死亡にも容疑者が関与した疑いが浮上し、捜査本部は裏付け捜査を急いでいるとのこと。

県警の捜査本部は12月29日、注射筒(シリンジ)で体内に空気を入れる同様の方法で別の男性も殺害したとして、殺人の疑いで、同市大和田、元施設職員、女性容疑者(36)=殺人容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕したとのこと。

再逮捕容疑は2020年5月30日午後3時半ごろ、同施設内で、入所していた同市大山、無職、男性SKさん=当時(84)=の腕につながれた点滴チューブにシリンジを使って空気を注入し、空気塞栓(そくせん)症を発症させ、同5時15分ごろ、搬送された県内の病院で、急性循環不全で殺害した疑い。県警は容疑者の認否を明らかにしていないとのこと。

県警によると、SKさんの死亡時、容疑者は看護師として勤務していた。看護師はシリンジを持ち出せる職種だった。SKさんの容体急変前、SKさんがいる1階の4人部屋に容疑者が1人で入っていくのを施設職員が目撃していたとのこと。

SKさんは昨年3月下旬、同施設に入所。介助が一部必要だったものの、会話は可能で、容体が急変する健康状態ではなかった。死亡前はベッドに横たわり、右腕に点滴を受けていたとのこと。

SKさんは当時、病死扱いとなり、検視や司法解剖は実施していなかった。搬送先の病院で実施されたコンピューター断層撮影(CT)の記録や、その後の捜査過程で得た医療関係者の意見などを基に、体内に空気を注入された疑いが強まったとのこと。

容疑者は昨年4月下旬、施設に採用され、看護師として働き、施設運営上の理由で6月中旬、介護士に職種が変更となったとのこと。この時点ではシリンジや点滴を扱う立場ではなくなっていた。

SKさんは当時、寝たきりではなく会話もできていたが、容疑者が1人でSKさんの部屋に入る様子を同僚職員が目撃していて、直後に容体が急変していたとのこと。

2人の間にトラブルはなかったとのこと。

茨城県警捜査本部は12月30日、古河市仁連の介護老人保健施設「けやきの舎(いえ)」で2020年5月、入所中の男性=当時(84)=が体内に空気を注入され殺害された事件で、殺人の疑いで再逮捕した同市大和田、元施設職員、女性容疑者(36)=殺人容疑で逮捕、処分保留で釈放=を送検したとのこと。

SKさんの体調が急変する前、容疑者がSKさんの部屋に入っていく姿も他の職員に目撃されていた。心肺が停止したSKさんの「第一発見者」として、誰よりも早く周囲に異変を伝えていたのも容疑者だったとのこと。

SKさんが死亡した5月30日、容疑者はSKさんの担当ではなく、SKさんが入る4人部屋などがある施設内で一定の領域を担っていた。SKさんは、YSさんとは別の部屋だったとのこと。

水戸地検は2022年1月12日、殺人容疑で逮捕された同施設の元職員で同市大和田、女性容疑者(36)について、犯行時の精神状態など刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を開始したと発表した。期間は同日から4月22日まで。

時系列
2006年  高校を卒業、その後、3年間看護師として勤務
2020年
04月下旬頃  容疑者が現場の老人施設に看護師として勤務を始める。
05月30日
15:30頃 SKさんに空気を注入
その後、県内の病院に搬送
17:15頃 搬送先の病院で死亡
06月中旬 容疑者が介護士に職種が変更
07月06日
12:30頃 古河市の老人施設でYSに空気を注入
その後、栃木県内の病院に搬送
13:25頃 搬送先の病院で死亡
この日を最後に容疑者が自主退職する。
09月   容疑者が婚約
11月21日 容疑者の夫とみられる人物がSNSで結婚を報告
11月22日 婚姻届を提出
2021年
07月   茨城県古河市に引っ越す。
11月21日 牛肉など11点を万引きしたとして、窃盗容疑で現行犯逮捕
12月08日 殺人容疑で逮捕
12月10日 容疑者が送検、容疑者宅を家宅捜索
12月29日 SKさん殺人の容疑で再逮捕
12月30日 SKさん殺人の容疑で送検
2022年
01月12日 鑑定留置を開始、4月22日までの予定

2022/02/07 時系列の古川市2カ所を古河市に訂正(誤記です)
いばらきのものさん、ご指摘ありがとうございました。

こんな事件ですね。
病院での殺人事件というのはある種の盲点なのかもしれませんね。
死亡しても特に不審な点がなければ、検視が行われないので、事件にならない可能性が高いです。

実際に容疑者が犯行を行ったのか?は公判を待つしか無いのですが・・・一つだけ疑問があります。
容疑者は正看護師の資格を持っていたのに、2006年の卒業後に2020年4月までのざっと14年間で3年間しか看護師として働いていないのはなぜなんだろう?

調べると正看護師の平均年収は364万円で、実際の分布が多い部分はこれよりも2,30万低いようです。
一方の介護士の年収は350万前後のようです。

私の偏見だったのか、看護師の年収はもっと高いと思ってました。
看護師の場合は立場や能力によって平均よりもかなり高くもらう人がいるので、ばらつきが大きいと言うところなんでしょうね。

ただ、数字だけでみると、一般の正看護師と介護士の収入は大きく違わないので、看護師から介護士への職種変更を受け入れたのも、このあたりが理由なのかな?

話を元に戻すと、収入面に差がないので、看護師よりも介護士の方が容疑者にとっては働きやすかったのかな?
それで看護師としての勤務期間が短いと言う事なのかもしれませんね。
ただ、今回の事件が容疑者の犯行であるなら、別の理由もあるかもしれませんが・・・今の段階では判断する材料が無いですね。

あとは動機でしょうか?
大口病院の事件では、精神的につらい遺族対応を回避する為に自分の不在の時に死亡するように計画した物でした。
今回の事件では、特に生命の危機のある入所者でも無いし、手の掛かるような状態でも無い、ましてトラブルも無いと言う事なので、直接容疑者の利益に結びつく理由では無いのかもしれませんね。間接的な利益があったのかもしれませんが、このあたりは公判を待つしか無いですね。

亡くなった方のご冥福をお祈りします。

| | コメント (2)

2022/01/29

群馬県大泉町小4女児殺人未遂事件

2021年12月7日午後4時ごろ、群馬県大泉町古氷の路上で「刃物を持った男が小学生の女の子に覆い被さっている」と、近隣住民が110番通報する事件が起きている。

県警によると、近くにいた男性らが女児から男を引き離し、大泉署員が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕したとのこと。

現場からは男が持っていたとみられる包丁が見つかったとのこと。

発表などによると、少年は刃渡り18・5センチの包丁を所持していた疑いとのこと。
女児は友人の女児と2人で下校中で、友人が通行人の女性に助けを求め、近くにいた男性4人が少年を引き離した。同署が動機などを調べているとのこと。

現場は東武小泉線「西小泉駅」から北西へ約1・5キロの住宅街とのこと。

男は県内に住む少年(17)で、「包丁を持っていたことは間違いない」と容疑を認めているとのこと。

被害に遭ったのは大泉町内に住む小学4年の女児(10)とのこと。
友人と下校途中だった。2人とも少年とは面識がなく、女児が襲われたのを見て友人が近くの家に駆け込み、助けを求めたとのこと。

警察の調べに対し少年は、「女の子を殺すつもりだった」と容疑を認めているとのこと。

少年は県内の高校に在籍する高校生で、包丁は自宅から持ち出したとみて調べている。包丁は通行人に取り上げられ、女児にけがはなかったとのこと。

目撃者の話などから、事件当時、少年は大声を上げながら女児らの後方から走ってきたとのこと。少年はしゃがみ込んだ女児に後ろから覆いかぶさり、女児の顔や胸に包丁を近づけたとされるとのこと。

女児と一緒に下校していた同級生が防犯ブザーを鳴らし、近くの住宅にいた女性に助けを求めたとのこと。通り掛かった男性が包丁を取り上げ、別の男性らと共に少年を女児から引き離したとのこと。110番通報を受けて駆け付けた同署員が、銃刀法違反の疑いで少年を現行犯逮捕したとのこと。

こんな事件ですね。
事件発生から2ヶ月近くが経ちますが、続報が出てきません。
殺人未遂と言うだけで実際の被害が無いので、そのまま少年法で裁かれているのかもしれません。
あるいは、精神医療の方向で処理されている可能性もありますね。

面識の無い小学4年生を殺害しようとする動機が謎です。メンタルに問題がなければ、自暴自棄になっていたのかもしれませんね。
最近、頻発している無差別殺傷事件がコロナ禍の影響なのか?このあたりは専門家に分析して欲しいと思います。

女児に怪我なくて良かったですね。
友人も防犯ベルを鳴らして、助けを呼ぶ事ができて立派でした。そして通りがかった通行人も協力して犯人を取り押さえた。
まだまだ日本も捨てたものでは無いと思う事件です。

| | コメント (0)

2022/01/28

大阪府箕面市ネコ焼殺未遂事件(略式起訴)

2021年1月26日、猫カフェから引き取った猫に、消毒用アルコールをかけて火をつけて大やけどをさせたとして、大阪大学病院に勤める男性職員が警察に書類送検される事件が起きている。

2021年1月9日、大阪府箕面市の動物病院にネコが運び込まれた、ヒゲが燃えて無くなり、身体中が焼けただれていたとのこと。

男性自らが猫を動物病院に運び込み、獣医師に対して、「自分がやった。精神的に参っていた」などと説明したため、獣医師が警察に通報したとのこと。

今回虐待を受けたとされる猫は、野良猫だったのを、箕面市の猫カフェ「カーラ・キャット・カフェ」が4年前に保護したとのこと。

その後、何度もこのカフェに通っていた男性から要望され、オーナーは猫を譲ったとのこと。

逮捕された男性は警察の取り調べに対して「ストレスでやった」と容疑を認めているとのこと。

ストレスを理由に飼い猫に火を付けてやけどを負わせたとして、動物愛護法違反の疑いで書類送検されたものの不起訴となった男性(31)について、大阪地検は令和3年10月に一転、同罪で略式起訴したとのこと。

検察審査会が「起訴相当」と議決したことで検察側が再捜査し、判断が覆ったとのこと。検審の議決書は、猫に火を付けた男性の行為を「悪質で常軌を逸した残忍なもの」と厳しい表現で非難したとのこと。

警察は21年1月26日、動物愛護法違反容疑で男性を書類送検。地検は男性がネコを連れて動物病院を受診したことなどを考慮し、不起訴(起訴猶予)としていたとのこと。

しかし、この不起訴処分をめぐっては、ネコを譲った保護猫カフェのオーナーや、動物愛護団体などが反発し、検察審査会に不服を申し立てたとのこと。

検審は「起訴相当」と議決し、地検は再捜査の末に男性を略式起訴。令和3年10月に簡裁が罰金10万円の略式命令を出したとのこと。

時系列
2021年
01月09日 男が大やけどをしたネコを動物病院で受診、男が犯行を話した為、医師が通報
01月26日 男が動物保護法違反で書類送検
その後、不起訴となる。
その後、関係者が検察審査会に不服を申し立てる。
10月   簡易裁判所が罰金10万円の略式命令を出した。

こんな事件ですね。
不起訴になったとの情報があったので、記事にしていませんでしたが、その後、一転して略式起訴となり、罰金10万円となりました。

大学病院の職員との事ですが、動機となったストレスとは何のストレスだったのか?が報道されていませんね。
2021年の1月と言うのはコロナの第2波の頃なので、医療関係者がかなり緊張されていた時期と重なります。

一方で、単純にネコを飼う事のストレスの可能性もあるんですよね。
報道された情報からの推測でしかないですが、男性がネコを飼うのは初めての可能性もありますよね。
ネコカフェには何度も通っていたようなので、ネコは好きなんでしょうが、飼うとなると色々と苦労もありますからね。

ストレスの原因が何だったのか?はわかりません。
ただ、本人が火をつけたネコを動物病院へ運んでいるので、根からの悪人ではなさそうな印象です。
ストレスで追い込まれて、衝動的に起こした事件なのでしょうが、これからは自分なりのストレスの解消方法を見つけて、ストレスとうまく付き合って行って欲しいですね。

ネコは回復して別の飼い主に飼われているとのことで、良かったですね。

| | コメント (0)

2022/01/22

栃木県那須サファリパーク虎に噛まれる事故

1月5日午前8時半ごろ、那須町高久乙の「那須サファリパーク」から「従業員がトラに襲われた」と119番する事故が起きている。
20代の飼育員3人がトラ1頭にかまれるなどし、22歳女性が右手首に大けが、26歳女性と24歳男性もけがをしたとのこと。

サファリパークなどによると、トラの飼育担当だった女性が開園前に展示室の安全を確認するため同室と獣舎をつなぐ通路に入った際、何らかの理由で獣舎から出て通路にいたトラと鉢合わせして襲われた。女性の悲鳴を聞いて通路内に駆けつけた別の女性と男性も相次いで襲われたとのこと。

トラは11歳のベンガルトラの雄「ボルタ」で体長約2メートルで体重約150~160キロ。事故を受け、5日は臨時休園となったとのこと。

那須サファリパークでは1997年と2000年に、飼育員がライオンに襲われる事故が起きていた。

トラを担当する飼育員の女性が展示場の安全確認をするために向かった先が凍結したため、いつもとは違う獣舎側を通って出ようとしたところトラと鉢合わせになったとみられ、またトラが本来いるはずの獣舎にいなかったとみられているとのこと。

那須サファリパークの支配人談:
今冬期なので凍っている部分とかありますから、そのあたりを確認してその後に動物を出すという作業に入るんですが、トラを出す前の段階ですね。安全確認と点検の時に起きた事故です。

普段であればボルタは右から3番目の獣舎の中にいて、飼育員と同じスペースにいることはない。

しかし5日朝、飼育員がキーパー通路と呼ばれる飼育員の作業スペースから一番左の獣舎とアニマル通路と呼ばれる場所を通り展示スペースに出ようとしたところ、獣舎から出ているボルタと遭遇。

その後、キーパー通路の隅で襲われているところを発見され、助けに入った2人も次々と襲われたとのこと。

獣医師がボルタを麻酔銃で眠らせ、襲われた飼育員を救助したとのこと。

前日の閉園後、トラが獣舎に戻ったかどうかを確認せず獣舎を施錠した疑いがあり、トラが通路に出たままになっていた可能性があると説明したとのこと。前日の担当飼育員は「外から通路まで戻ってきた様子は確認したが、獣舎に入ったかは分からない」と話しているとのこと。

飼育マニュアルを守っていなかった疑いがあるとして、県の動物愛護指導センターが同園に再発防止を求める行政指導をしたとのこと。指導は5日付。また今後、県内の動物園に対し、飼育員の安全確保を含めた注意喚起の文書を送るとのこと。

センターは事故発生の5日、動物愛護法に基づき同園を立ち入り検査したとのこと。

獣舎は通常、夕方のトラ収容後に施錠する。だが、「ボルタ」はこの日朝、獣舎外にいた。女性の叫び声に、この男性飼育員が見ると、「キーパー通路」に女性飼育員とトラがいたとのこと。

キーパー通路と一番端の動物のいない獣舎の間の扉も、その獣舎と「アニマル通路」の間の扉も開いていたので、女性飼育員が「アニマル通路」でボルタに遭遇した可能性もあるとのこと。

別の男性飼育員(24)と施設内の「前室」の奥にいた別の女性飼育員(22)が駆けつけ、相次いで襲われた。午前8時55分ごろ、獣医師が麻酔銃をうち救助。葛原支配人が119番通報したとのこと。

獣舎の扉はワイヤ式ロープで開閉し、閉めた後は施錠する。ボルタが収容されていたはずの獣舎の扉は閉じて施錠してあったとのこと。

4日もボルタは園に出ており、閉園の午後4時半すぎには獣舎に戻る予定だった。獣舎には餌の肉を用意していたが、5日、餌の肉はそのまま残っていたとのこと。4日の閉園後、同日担当の飼育員2人は、ボルタが「アニマル通路」まで戻ったことは確認しているが、獣舎に戻ったことを確認したかどうかは不明だとのこと。

栃木県警は7日、業務上過失傷害の疑いで、容疑者不詳のまま園の事務所を家宅捜索するとともに、事故の起きたベンガルトラ舎の現場検証を実施した。トラが柵のある獣舎でなく展示場に向かう通路にいたとみられる理由も含め、安全管理に問題がなかったか同容疑で捜査するとのこと。

園によると、トラが獣舎に入ったことは担当者2人が目視で確認することになっているが、時間などの記録は義務付けていなかったとのこと。

県の立ち入り検査では、獣舎内のエサは手つかずの状態で、トラ用通路にはトラのふんが落ちていた。トラは獣舎のエサも食べられないまま通路で一晩を過ごし、翌朝になって飼育員と出くわしたとみられるとのこと。

当日の気象も被害を拡大させる一因となった。飼育員は本来、屋外の通路から展示スペースの点検に行くことになっているが、通路が凍結していたため、空の獣舎を通って向かおうとした。結果的にトラはその飼育員を襲った後、飼育員用通路にまで入り込むこととなり、助けに駆けつけたほかの2人も襲われる事態になったとのこと。

施設によると、動物が獣舎を出入りする際は、2人で点検するようマニュアルに定めているとのこと。4日に担当した別の飼育員2人は、トラが獣舎に入ったかどうかや、施錠の状況を「はっきり覚えていない」などと話しているといい、管理体制がずさんだった可能性が出ているとのこと。

マニュアルでは、2人で獣舎の中に入ったことを目視で確認することになっていたが、確認が不十分となった可能性がある。トラが獣舎に入るのを嫌がるなど異常事態があった時は日誌に記録するが、そのような記録もなかったとのこと。

事故当日の5日朝は、女性飼育員がトラ舎内の獣舎を抜けて展示スペースへ向かおうとして、トラ用通路でトラに遭遇した。捜査関係者によると、園関係者は県警の聴取に対し「展示スペースへトラ舎を抜けて向かうこともよくあった」などと話しているとのこと。

トラ舎を抜けずに展示スペースへ出入りするための外部からの扉は壊れて使えない状態だったことも判明。県警はこうした複数の要因が重なって事故につながったとみて、業務上過失傷害容疑で捜査しているとのこと。

「日本動物園水族館協会」は17日、加盟する全139施設に動物が獣舎にいるかどうかの目視確認など基本動作を徹底するよう通知した。

同協会は、飼育員が獣舎の中にトラが入っているかどうかを確認しなかったことが原因とする調査報告書をまとめたとのこと。

時系列(一部ASKAの推測があります)
01月04日
閉園後  虎を展示スペースから獣舎に戻すが、虎用通路まで戻った事を確認したが、獣舎に入った事は確認せず。
その後  虎を虎用通路に残したまま、獣舎の扉を施錠、虎は一晩、虎用通路に残された。
01月05日
開園前  展示スペースの安全を確認する為に展示スペースに向かうが、外部から展示スペースに入る扉は故障していた為、従業員通路から空き獣舎を通って展示スペースへ向かう(空き獣舎の扉、従業員通路の扉が開かれたと思われる)
その後  虎用通路に残された、虎と飼育員が遭遇、虎に襲われる。(従業員通路で虎と遭遇した可能性もある)
直後   襲われた女性飼育員が空き獣舎を通り従業員通路に出たと思われる。それを追って、虎も従業員通路に出たと思われる。
直後   女性飼育員の悲鳴を聞いて駆けつけた男女の飼育員が従業員通路で虎に襲われる。(2名の飼育員は自立で脱出したが1名が残された)
直後   麻酔銃で虎を眠らせて、女性飼育員を救助
直後   ドクターヘリと救急車で飼育員3名を救急搬送

こんな感じですね、
幾つかの問題がありますね。
A)前日の閉園時の虎を獣舎に戻した時の確認の漏れ(これが無ければこの事故は起きていない)
B)外部から展示スペースへ入るドアの故障(マニュアルを遵守する前提なら、これが無ければこの事故は起きていない)

この二つが同時に発生した為に最初の事故が発生しているわけですね。
で、悲鳴を聞いて駆けつけた二人の飼育員も襲われて2度目の事故が発生します。
詳しい事がわからないし、悲鳴を聞いて動転していた可能性もあるので、微妙なのですが、この2度目の事故は防げたかも?と感じています。
最初の悲鳴を聞いた時に、何らかの重大事故(人身事故)が発生している事は想定できたと思うわけです。
その中で最悪のケースとしては、獣舎から虎が出ている事が想定できるので、従業員通路に入る時に内部を確認する事が出来たらこの2度目の事故は防げたのかな?と思うわけです。このあたりは、非常時の訓練をどのようにやっていたのか気になりますね。

ここまで見てくると、この事故はまさに労働災害で有名な「ハインリッヒの法則」そのままだな・・・と言う印象です。
重大事故、軽微な事故、そしてヒヤリハットの割合が1:29:300になると言うアレです。

獣舎に戻った事の確認が漏れていても事故にはならないし、展示スペースのドアが壊れていても事故にはならないけど、そういった、ミスが積み重なるといつか重大事故になると言う事をあらためて考えさせられました。
(ハインリッヒの法則は一人の労働者に対しての物なので厳密には違いますが、職場全体にも当てはまりますね。たしか柳田さんがバードの法則とか言っていたような・・・ごめんなさい、思い出せません、柳田邦男さんの本に書かれていたような気がします)

とは言え、繰り返されるありふれた日常の中で作業の危険性を認識するのは難しいと思います。
なので、毎週、ヒヤリハットを出してKYTやるんだよねって事ですよね。
今、気付きましたが、セキュリティインシデントも同じですね。差出人を確認しないまま、うっかりメールを開くとか、ついやってしまいそうですが、そこは、普段から注意する習慣が必要なんでしょうね。

私も那須サファリパークは遊びに行った事があるので、再発防止対策と安全管理を徹底をして再開して欲しいと思います。

| | コメント (0)

2022/01/09

大阪府大阪市北新地放火殺人事件その2(まとめと印象)

さて、まずは、事件の情報をまとめましょう。
A)メンタルクリニックが放火され、24人が死亡した事件。火災は30分ほどで消火されたが、一酸化炭素中毒で死亡した。
B)容疑者はこのクリニックに数年前から通院している61歳の男性
C)事件後に容疑者自身が死亡していて、動機などは不明、クリニックでのトラブルなどは無いもよう。

推定される事件の経緯
1)3月に報道された放火事件、7月の京アニ事件の新聞を保管していた為、3月頃から計画していたと思われる。
2)事件の1ヶ月前に、以前の自宅に住み始めるが、電気、ガスは通ってない。
3)事件の約3週前に自宅近くのガソリンスタンドで嘘の理由で10リットルのガソリンを購入。
4)事件の前日のクリニックの終業後に非常階段に続くドアを粘着テープで目張りする。
5)事件の当日までのクリニックの営業時間中に消火栓の扉を開き難くするように細工する。
6)事件の当日までに「放火殺人」等のメモを残す。
7)事件の当日までに果物ナイフ、催涙スプレーを準備する。
8)事件当日の10:00前に自宅に放火
9)直後に現場へナイフ、催涙スプレー、小分けしたガソリンを2本を持ち、自転車でクリニックへ移動
10)10:00過ぎクリニックに到着、受付後にガソリンを使い、出入り口を塞ぐ形で放火する。
11)直後に逃げようとする人間に体当たりをして、奥に押し込め、自らも炎の中に入る。
12)119番通報されるが、結果27人が心肺停止で搬送、内容疑者を含む26人が死亡、一人が重体。

容疑者の人物像
1)約34年前に父親の遺産相続などのトラブルで他の3兄弟とは疎遠になる。
2)腕の良い板金職人だったが、職を転々としていた。
3)結婚して新築した自宅で家族と暮らすが、離婚して家を出る。まもなく仕事も辞めて、生活が荒れる。
4)自殺を考えるようになり、家族を道連れに無理心中事件を起こす。
5)懲役4年の判決を受けて服役
6)出所後の生活は不明
7)元妻との再婚を希望していたが、かなわなかったもよう。
8)福祉の世話になっていると言う事から、生活保護を受けていた可能性がある。
9)一部の知人(自宅が容疑者の家を知っていたので、直近まで交流のあった知人と思われる)の話で、容疑者がアルコール依存症との話があるが、真偽は不明。自暴自棄になっている段階で、依存症が進行してしまうはずなので、私はアルコール依存症では無いと考えています。
クリニックの診療記録が残っているので、そちらで病状は確認できると思いますので、発表を待ちましょう。
10)元の同僚などの証言では、友人はあまりいなかった模様。

私の印象
高校卒業後に父親の会社に入って仕事をしているようで、自分が会社を継ぐと考えて、仕事に真面目に取り組み、精進して職人の腕を上げたんでしょうね。
だから、責任感も強かったのだと思います。
2002年に就職した会社の社長の証言でも、責任感が強く、腕が確かで人材教育も出来て、同僚や部下から慕われていたと言う話が出ています。
その一方で、社長が注意すると反発するような事もあったとの事から、少しプライドが高いところがあったのかもしれません。

ただ、結婚後の夫婦関係がうまくいかなった事で離婚、離婚した理由はわかりません。
このあたりから、仕事を辞めたり、ギャンブルにのめり込んだりして、生活が荒れていったようですね。

ここからが人生の分かれ目ですね。
結局、自暴自棄になり心中事件を起こしてしまう。
今回の事件も結果的に、沢山の人を巻き添えにした無理心中事件のように見えますね。

腕の良い職人なので、仕事の段取り(計画)もしっかりしていて、想定されるトラブル(非常階段や消火栓)に対しても事前に対策を準備している。
このあたりは、本人の体に染みついた個性と言うところでしょうか。

ただ、わからないのは、なぜ、クリニックを狙ったのか?と言う点ですね。
クリニック自体に明確なトラブルなどはなさそうです。なので、私が考える可能性としては・・・
1)障害者に対する大量殺傷事件の「やまゆり園事件」と同じ理由で、クリニックに通う人が社会に不要と考えた場合。
2)クリニックに通院して回復していく患者を妬ましく思っていた場合。
3)ただの偶然、通院していた為に構造や人の出入りを把握していて、計画しやすかった場合。

面識の無い赤の他人に対するネガティブな感情としては1)か2)ぐらいしか無いかと思うのですが、逆にこれを理由に事件を起こすのか?と言うのは疑問のあるところです。

私としては3)の偶然の可能性が高いのかな?と考えています。
目的は明確で多数を巻き添えに自殺する事でしょう?合理的に実現可能な条件を考えると、現場を知り尽くしたクリニックしかないのではないか?と考えています。
もしかすると、犯行計画や手記などが残っている可能性があるので、そちらが出てくれば、このあたりの事情もわかるかもしれませんね。

ただ一つだけ、事件は9ヶ月も前からぼんやりと計画していたようで、一時の怒りで起きているわけでは無いのでしょうね。
不満や鬱憤、ネガティブな感情が積もり積もっていたのでしょうが、それでも、最後のきっかけは何だったのか?知りたいですね。

本当のところはわかりませんが、いつも書いている通り、事件が起きれば私達の負けです。
事件が起きる前、犯行を決意する前に対応できなければ、事件は防げない。
この事件の場合は出所後のケアができてれば、この事件は防げたかもしれません。
その意味では、出所後にどんな生活をしていたのか?知りたいですね。

参考リンク
大阪府大阪市北新地放火殺人事件(容疑者死亡までの報道)

| | コメント (0)

大阪府大阪市北新地放火殺人事件(容疑者死亡までの報道)

長文注意
12月17日午前、大阪市北区の繁華街で、8階建てのビルから出火する火事があり、多数の死者が出る事件が起きている。

今回の火事について大阪府警は放火の疑いがあるとみて捜査しているとのこと。

捜査関係者によると、60代くらいの男がクリニックの中に入ってきて床に紙袋を置いた瞬間に強い火が出たという目撃情報があるとのこと。

目撃した女性らは先に来院して待機していたところで、逃げ出して無事だということで、警察が当時の状況を詳しく聞いているとのこと。

大阪府警や市消防局によると、現場ビルは鉄骨鉄筋コンクリート造りで延べ床面積約600平方メートル。約93平方メートルある4階部分のうち約25平方メートルが燃えた。火災に巻き込まれて負傷したのは28人で、男性17人、女性11人。27人が心肺停止状態で大阪市内の13病院に救急搬送された。他に6階にいた女性1人が救出され、中等症とのこと。

12月17日午前10時20分ごろ、大阪市北区曽根崎新地1の8階建て雑居ビル「堂島北ビル」で、「4階が燃えている」と多数の通行人らから119番が入った。大阪府警や市消防局などによると、4階には心療内科と精神科の医療機関「西梅田こころとからだのクリニック」が入っている。火は約30分後にほぼ消し止められたとのこと。

クリニックのホームページなどによると、17日は午前10時から診察が始まっていたとされ、原則として完全予約制になっている。4階はこのクリニックだけがあり、他のフロアにはネイルサロン店や洋品店が入居しているとのこと。

捜査本部によりますと、「不審な60歳ぐらいの男がいて、ストーブ付近に紙袋を置いて蹴り倒し、漏れ出た液体から火が燃え広がった」といい、容疑者の男は、現場から搬送された、とみられるとのこと。

市消防局が平成31年3月に実施した直近の定期検査では、このビルで防火上の不備は確認されなかった。クリニックはビルの規模などからスプリンクラーの設置義務はなく、実際に設置はなかったとのこと。

大阪府やクリニックのホームページなどによると、クリニックは専門医が心療内科や精神科、内科の診察をしており、計約600人の患者がいる。17日午前10時から診察が始まっていたとみられ、金曜のこの日は職場復帰を目指す患者らを支援するプログラムも開かれていたとみられる。「リワークプログラム」と呼ばれ、毎週金曜に20人前後が参加していたとの情報があるとのこと。

捜査関係者によると、ビル火災の30分ほど前、この男の自宅とみられる大阪市西淀川区の住宅で火災が発生していた。ビルの放火事件と関連している可能性があるとのこと。

府警がクリニックの火元周辺を調べた結果、油成分が検出されたことが判明した。ガソリンの可能性もある。この男性は重体とみられ、搬送先で治療を受けているとのこと。

府警は被害者らの身元確認を急ぐとともに、現住建造物等放火と殺人の疑いで天満署に捜査本部を設置したとのこと。

殺人と放火の疑いが持たれているのは、クリニックに通院していた男(61)とみられるとのこと。重体となっている男の関係先から診察券が見つかった。大阪府警は18日朝から現場検証を始め、出火原因を調べる。亡くなった24人の身元の確認も急ぐとのこと。

男の居住先とされる住宅は、同市西淀川区の3階建てで、クリニックから約3・5キロ西に所在するとのこと。

この住宅の近くに住む女性によると、1年近く空き家だったが、1~2カ月ほど前から50~60代の身長170センチくらいの男性の出入りを目撃するようになったとのこと。

ビル火災が起きる直前の17日朝、自転車姿の男性が出入りするのを確認。その後、消防車のサイレン音が聞こえ、住宅で火災が起きたことに気づいたとのこと。

男の知人によると
「普通に仕事をしていたと思います。しかし、ここ数年は体調を崩して仕事はしている様子はなく、『福祉のお世話になっている』と話していました。男は酒好きでアルコール依存症になり、火災のあった心療内科クリニックやいくつかの病院に通っていたと聞いた。『病院に行き、いろいろ薬をもらうが、よくならない』と愚痴っていた。そして、酒を飲んでは暴れて、悪態をつく。短気で、酒乱のようなところがあった。コロナ前は自宅近くの飲み屋でもトラブルを起こしていました。ただ、放火と聞いて、そんな大きなことができるような人間ではないと思うのですが……」とのこと。

消防関係者によると
「男が引火させた場所が、クリニックの入口付近だったことで、被害が拡大しました。外に避難するためのエレベーターと非常階段は、入り口の奥にあり、クリニックの中にいた人が逃げるためには火元を通らなければならない。油による火が激しく、逃げられなかった人が多く、被害者が増えてしまったとみています」とのこと。

男の住む同市西淀川区の自宅では、火災事件の約30分前にぼや騒ぎが起きていた。事件担当記者は「男の住む部屋から煙が上がり、1時間あまりで消火されました。自宅についても放火の疑いが持たれています」と解説したとのこと。

役10年前に男が別の事件を起こしていた。
当時の報道によると、男は長男の頭部などを包丁で刺したとして、殺人未遂容疑で逮捕。別居していたとみられる男が、妻と息子の住む部屋へ来て食事、飲酒し、酔った勢いでかばんに入れていた包丁で刺したとのこと。

関係者によると
「2008年秋頃に男は離婚し、ひとり暮らしを始めています。しかしひとり暮らしの寂しさが募り、翌年に元妻へ復縁を申し込むも失敗。孤独感が深まり、次第に自殺を考えるようになったそうです。しかし1人で死ぬのは怖かった。そこで、“働かず元妻に迷惑をかけている”という理由で長男を道連れにしようという考えに至ったようでした」

その後、男は、「家族は一緒でなければならない」という理由から、元妻や次男も道連れにすべきだと考えるようにもなった。そこで男は2011年4月、事件を起こしたとのこと。

裁判では男の弁護側が、孤独によるうつ病といった精神疾患などを原因に減刑を求めています。しかし当時、男は仕事を辞めたにも関わらず、金を競馬に費やして自身の生活費にも困るような状態でした。裁判官は自身の行いが招いたことを打開するために、家族を犠牲にするのは『家族に対する甘え』と切り捨てて、懲役5年を言い渡したとのこと。

男(61)がかつて勤務していた大阪市内の板金工場の社長(78)によると
男の父親は市内で別の板金工場を経営しており、男も高校卒業後、職人に。社長の工場では一時仕事を休んだ時期もあったが、平成14年(2002年)から約8年間働いた。「腕は抜群で、その腕を買ってうちに来てもらった」と話す。

社長の工場に就職するまでは職を転々としており、男の妻も「定職についてくれたことがうれしい」と話していたという。当時多忙だったという社長の工場で長く活躍し、後輩職人からも慕われていたが、22年(2010年)に突然出社しなくなり、そのまま音信不通に。以前にも退職をほのめかすことはあったが、明確な退職の申し出はなかったとのこと。

社長は「真面目で職人かたぎ。そんなことをするなんて信じられないし、事実だとすればショックだ」と話したとのこと。

大阪府警天満署捜査本部は19日未明、放火や殺人の疑いが持たれている患者の男(61)を容疑者と特定したと発表した。

現場に容疑者の運転免許証とクリニックの診察券が残されていたことや、院内の防犯カメラに犯行に及ぶ様子が映っていたことなどから、容疑者と特定したとのこと。

容疑者は顔や手足、気道にやけどを負ったほか、重い一酸化炭素中毒で重篤な状態とのこと。病院で治療を受けているが、発表では、現時点で逮捕状を請求できる状態ではないとしているとのこと。

警察によりますと自宅のボヤの直後、クリニックの方向に自転車で移動する容疑者の姿が複数の防犯カメラに映っていたとのこと。

容疑者の自宅とみられる住宅からは、何らかの液体が入った容器が見つかったほか、事件当時、服のポケットに催涙スプレーを所持していたということで、警察は関連を調べているとのこと。

自宅の火災を通報した女性は「空き家だと思っていた」と驚いた。近隣住民によると、この家には今年春頃まで別の人が住んでいたが、転居。数日前から容疑者の姿を見かけるようになったとのこと。

容疑者のものとみられる自転車は、現場のビルの前に放置されていた。ビルの防犯カメラの映像から、男が建物に入った直後、火災が起きたとみられるとのこと。

また、現場のビルの前で容疑者のものとみられる自転車が押収され、周辺の複数の防犯カメラに、自転者のかごに紙袋を入れて走る姿が映っていたとのこと。

警察によると、容疑者は大阪市西淀川区の自宅とみられる住宅から自転車で現場に向かったとみられ、紙袋を2つ持ってクリニックに入っていく姿が防犯カメラに映っていたとのこと。

捜査本部によると、クリニック内の防犯カメラは消火活動ですぐに記録を確認できなかったが、18日に復旧したため映像を分析。容疑者が出入り口付近のに紙袋を置いて蹴り倒し、火が燃え上がった様子が写っていたとのこと。

クリニック内の防犯カメラには、容疑者が受け付けをした直後に紙袋を床に置いて蹴飛ばし、しゃがみ込んだ際に出火する様子が映っていて、容疑者が避難する様子はなかったとのこと。

知人らによると、容疑者は約20年前、大阪市西淀川区姫島の住宅に妻や息子らとともに引っ越してきたとのこと。
(その後に離婚して、この家を出る)
先月頃から、かつての自宅だった西淀川区姫島の住宅に出入りする容疑者の姿が近隣住民らに目撃されていたとのこと。

捜査関係者によると、搬送された容疑者の所持品から、催涙スプレー2本が見つかったほか、現場に焼けたオイルライターが落ちていた。クリニックの防犯カメラには、容疑者が大きな紙袋2つを両手に持って受け付けを済ませ、出入り口付近の床に置いた紙袋を蹴り倒してしゃがみ込み、紙袋から漏れ出した液体にライターのようなもので点火する様子が写っていたとのこと。出火後も容疑者に逃げるそぶりはなく、火の中に入っていくような行動を取っていたとのこと。

来院から放火までは1~2分しかかかっておらず、捜査本部は容疑者が襲撃を阻止されないようスプレーを準備した可能性があるとみているとのこと。

男の居住先からは「消火栓をどうすべきか」などと書かれたメモが一部焼けた状態で見つかったとのこと。「隙間を何とかしなければ」とのメモもあり、実際に居住先の窓の隙間が補修材のようなものでふさがれていた。ただ意味不明な部分も多く、男の精神状態が不安定だった可能性があるとのこと。

現場からは、オイルライターが見つかっていて、これで火をつけたとみられていますが、捜査関係者によりますと、クリニックの出入り口付近で検出された油の成分が鑑定の結果、「ガソリン」と確認されたとのこと。

また先月下旬、容疑者が、自宅近くの大阪市西淀川区内にあるガソリンスタンドで、「ガソリン」を購入していたとのこと。

12月17日に大阪市北区のビル4階にある心療内科クリニックで火事があり、24人が死亡しました。このうち14人の身元が判明し、クリニックの院長男性(49)の死亡も確認されたとのこと。

捜査関係者によると、住宅から「消火栓はどうすべきか」などと書かれたメモが見つかり、他にも意味不明なメモがあったとのこと。

不動産登記によると、住宅は昭和62年4月に建てられ、所有は容疑者名義。容疑者は住宅から1年以上前に転居した後、最近になって再び住み始めたとされるとのこと。公共料金は容疑者が契約し、住宅からはクリニックの薬の袋が見つかったとのこと。

捜査関係者によると、死亡した24人のうち、10人はクリニック奥側の焼損がなかった診察室付近で倒れており、14人は診察室前の通路付近で見つかった。24人にほぼやけどはなく、一酸化炭素中毒で死亡した可能性が高いとのこと。

容疑者の兄によると
「父親が33~34年前に亡くなりまして、遺産の相続とか色々あって、その時に会ったのが最後で。(4人きょうだいで)3人は仲いいんですけれども、1人で離れていきましたね。親父が亡くなってからちょっとこっちから見ても性格が変わったのかもしれませんね。」とのこと。

捜査関係者によると、容疑者は11月末、同市西淀川区姫島の居住先近くのガソリンスタンドでガソリン約10リットルを購入。このガソリンスタンドでは、容疑者が本人確認のため身分証を提示した履歴が確認されたとのこと。ガソリンを携行缶などで購入するには、使用目的などを伝える必要があり、容疑者は「バイクに使う」などと店員に伝えていた。ただ、バイクの所有は確認されておらず、虚偽だったとみられるとのこと。

事件直前にクリニックの非常階段の扉に外から目張りのようなものがされていた疑いがあることもわかりました。クリニックでは換気のために診療前に非常扉を開けることにしていましたが、事件当日の朝、クリニックの職員が扉に細工されていることに気づき、その場で剥がしたとのこと。

警察は容疑者が前日の診療終了後から当日の朝までの間に、中にいる人が逃げられないように扉に細工したとみて捜査しているとのこと。

警察によると、自宅は電気やガスも通っておらず、生活感はなく、空き家に勝手に転がりこんできたような状況だったとのこと。

警察は19日までに、事件で亡くなった24人全員の司法解剖を終え、全員が一酸化炭素中毒で亡くなったとみられるとのこと。瞬く間に一酸化炭素が充満したことで、逃げられなかったとみられるとのこと。

その後の捜査で、容疑者の自宅とみられる関係先から、2年前に起きた京都アニメーションの放火殺人事件に関する新聞記事が見つかった。記事は、事件から2年という今年7月のもので、警察は容疑者が京都アニメーションの事件を参考に、計画的に犯行に及んだ可能性があるとみて捜査しているとのこと。

捜査関係者によりますと、クリニック内にある消火栓の扉が建設資材のようなもので塗られ、開きにくい状態になっていたとのこと。

容疑者の自宅からは、「消火栓をぬる」などと書かれたメモも見つかっていて、関連を調べているとのこと。

捜査関係者によると、メモが見つかったのは、容疑者の居住先だった大阪市西淀川区姫島の3階建て住宅。「放火殺人」や「隙間」のほか、「消火栓をどうすべきか」との記載もあった。「隙間を何とかしなければ」という文言から、煙を充満させるための細工の必要性を検討していた疑いも出ているとのこと。

自宅から今年3月に徳島県内で起きたアイドルグループのライブ会場での放火事件の記事も残されていたとのこと。

男がこの住宅に出入りするようになったのは、事件の1ヵ月ほど前からで、新聞記事などは以前住んでいたところから持ち込んだとみられるとのこと。

捜査関係者によりますと、犯行当時の防犯カメラには火が燃え広がった後、容疑者が火に近づき、非常階段の方向に逃げる人を捕まえるような動きが映っていたとのこと。

約30分前には容疑者の居住先だった大阪市西淀川区の住宅で火災が発生。捜査本部が現場検証したところ、ガソリンとみられる茶色系の液体がほぼ満杯入った容量約2リットルのプラスチック製容器が見つかった。消防の簡易鑑定では住宅2階の床付近からガソリンのような油分が検出されたが、焼損面積はごくわずかで、容疑者が微量のガソリンを使って着火を試した疑いがあるとのこと。

自宅から見つかったメモの中に「20リットルタンクたっぷり」などと書かれていたものがあったとのこと。

現場から、刃物の「刃の部分」が見つかっていたとのこと。

容疑者が出入りする住宅から、ナイフのパッケージがみつかっていて、警察は、現場で見つかった刃物と一致するか、調べているとのこと。

現場からはガソリンとみられる成分が検出されたほか、ポリタンク2つと刃物の一部が見つかっていた。これらが誰のものかはまだ分かっていませんが、警察は、容疑者がガソリンを小分けにして現場に持ち込んだ疑いがあるとみて慎重に調べているとのこと。

4階から搬送された被害者26人全員がクリニック奥の診察室側に倒れていたことも判明。受付側と診察室側を隔てる扉は閉じられ、容疑者(61)だけが受付側にいたとのこと。

警察によりますと、受付と診察室側につながる扉は閉まっていて、診察室側には外につながる階段などはなかったとのこと。

容疑者が2つの紙袋を持ち込み、1つをエレベーターの前で床に傾ける姿が映っていました。中からはガソリンとみられる液体が流れ容疑者がライターのようなもので火をつけたあともう1つの紙袋を非常階段の方へ投げつけ、火が燃え広がったとのこと。

外に逃げようとした人に容疑者が体当たりをして奥に押し込むような姿が映っていたとのこと。

容疑者(61)の自宅とみられる住宅から見つかった新聞のうち、1部はご当地アイドルグループのライブがあった雑居ビルにガソリンがまかれた徳島市の放火殺人未遂事件を伝える3月15日付の紙面だったとのこと。

大阪市西淀川区にあるこの住宅から見つかった新聞は2部で、もう1部は京都アニメーション放火殺人事件の発生から2年となったことを取り上げた7月19日付の紙面だったとのこと。

長男への傷害事件は1審判決後は控訴することなく服役した。

27年(2015年)夏ごろ出所し、大阪市内で生活を始めたが、事件直前に西淀川区の住宅に戻ってくるまでの詳しい足取りは明らかになっていない。

ビルの非常階段付近で見つかった容疑者の診察券には、発行日の記載がなかったことも分かった。捜査本部は、容疑者の通院状況などを調べるため、クリニック内のパソコンを押収し、カルテなどの復旧作業を進めているとのこと。

大阪市福島区内にある防犯カメラの映像には、事件があった17日の午前10時前にクリニックから1.5kmあまり離れた場所で容疑者とみられる男がクリニック方面に向かう姿が映っていたとのこと。

また、その前日の16日午後9時前にも、同じ防犯カメラに容疑者とみられる男がクリニックの方向へ向かう様子が映っていたとのこと。

容疑者は2年ほど前からこのクリニックに通っていたとのこと。
24日までに現場から、容疑者の通院歴などを示す記録が見つかっていたとのこと。

捜査関係者によると、防犯カメラは24時間録画方式で、受付付近の天井に設置されていたとのこと。
事件が起きたのは17日午前10時15分頃。府警が映像を解析したところ、16日の診療が終わる午後10時以降、不審者が出入りする様子はなかった。クリニックが入るビルの警備システムも、少なくとも11月中旬以降、異常発生の記録はなかったとのこと。

この防犯カメラには容疑者が火を付けた後、院内にいた患者ら26人を、出入り口がない奥の部屋へ追い込む様子が映っていた。部屋につながる廊下に消火栓はあるが、カメラの死角だったとのこと。

消火栓の中には消火に使うホースなどが入っていたが、扉が開かないよう隙間を白色の補修材で埋められていたとのこと。

容疑者は数年前から定期的に通院しており、院内の構造をよく知っていた。府警は、診察時間帯に細工し、大量殺人を実行しようとしたとみているとのこと。

容疑者(61)が、事件前日と当日にそれぞれ一つの紙袋を自転車で運ぶ姿が、複数の防犯カメラ映像に写っていたとのこと。ガソリンが入ったポリタンクをしのばせ、2日に分け現場に運んだ可能性もあるとのこと。

08年7月末には突然、「やりたいことがある」と言って工場を辞めたとのこと。この年の9月に離婚しているとのこと。
翌09年8月には「また使ってくれ」と再入社したとのこと。

約1年後には再び無断欠勤し、そのまま退社。日報も10年8月で記載が終わっているとのこと。

2002年に就職した先の社長によると、同容疑者は高校卒業後、板金工場を経営する父の下で働いていた。しかし家業を継いだのは別の会社に勤めに出ていた兄で、「それが気にくわなくて、父親の工場を辞めたようだ」。その後、職を転々とする生活が続いたとのこと。

容疑者(61)の居住先から、日常生活などをつづった日記が押収されていた。日記には「12月23日」などの記載があり、曜日などから容疑者が昨年書いたとみられる。ただ、事件に絡む記述や遺書めいた内容は確認されておらず、大阪府警天満署捜査本部は、容疑者が今年に入って放火による大量殺害を計画したとみて調べているとのこと。

警察によりますと30日午後7時5分、入院先の病院で容疑者の死亡が確認されたとのこと。

司法解剖の結果、容疑者の死因は一酸化炭素中毒により脳が重大な損傷を負った、蘇生後脳症だったとのこと。
事件のあと、一度も意識が戻ることはなかったとのこと。

時系列
1988年頃 父親が亡くなる。
その後、兄が家業を継ぎ、容疑者は家業の工場を辞める。
2001年頃 大阪市西淀川区姫島の住宅に家族で引っ越す
2002年  大阪市内の板金工場に就職
2008年
07月末  突然、「やりたいことがある」と言って工場を辞めた。
09月   男が離婚、一人暮らしを始める
2009年
08月   再入社
2010年
08月   就職した板金工場に出社しなくなり、音信不通になる
2011年
04月   男が長男に切りつける事件を起こす
12月   一審判決、懲役4年
その後、服役
2015年夏頃 出所
2019年頃 容疑者がクリニックに通い始める(時期は推定)
2020年  日記には事件に関する記載がない。
2021年
03月15日 この日付の記事を保存(放火未遂事件)
07月19日 この日付の記事を保存(京アニ事件)
11月頃  男がかつての大阪市西淀川区姫島の住宅に住み始める
11月下旬 男が自宅近くのガソリンスタンドでガソリンを購入
12月16日
09:00前 クリニック方向へ向かう男が防カメに映る。
12月17日
朝    非常階段に繋がる扉に粘着テープが貼られていた。
09:50頃 男の自宅で火災が発生
10:00前 自宅近くでクリニックに向かう男が防カメに映る。
10:00  4階のクリニックの診療開始時刻
10:20頃 通行人から119番通報
10:45頃 クリニックの火災がほぼ鎮火
10:50頃 男の自宅の火災が鎮火
12月19日 男を容疑者と特定
12月30日
19:05頃 容疑者が入院先の病院で死亡

こんな事件ですね。
情報だけでも大量で長文になってしまったので、いったんここで締めます。
情報のまとめや私の印象などは次回の記事に書きますね。

参考リンク
大阪府大阪市北新地放火殺人事件その2(まとめと印象)

| | コメント (0)

2022/01/08

滋賀県守山市オーバードーズの会事件

女子高校生を自宅に連れ込んだとして、滋賀県警は12月12日、同県守山市勝部3の無職、男性(38)と岐阜県関市池尻の無職、女性(21)の両容疑者を未成年者誘拐の疑いで逮捕する事件が起きている。
女子高校生は男性容疑者宅で死亡しており、県警が詳しい経緯を調べている。

亡くなったのは京都市伏見区の女子高生(19)。
逮捕容疑は12月11日午後3時45分ごろ、携帯電話で女子高生を誘って京都市内で合流。同日午後6時ごろ、男性容疑者の自宅に連れ込んだとしている。

12月12日午前11時ごろ、消防から「(男性容疑者宅で)女性が心肺停止状態で倒れている」と110番があり、事件が発覚したとのこと。

警察の調べに対して男性容疑者は「誘拐した覚えはない」と容疑を否認し、女子高校生とはSNSで知り合い、会うのは初めてだったと話しているとのこと。

女子高校生は12日午前11時ごろアパートの廊下で倒れているのが見つかり、男性容疑者らが救急車を呼びましたが、現場で死亡が確認されたとのこと。

女子高校生に目立った外傷はなかったということで、警察は死因や当時の状況を調べているとのこと。

別の報道では
12日午前11時頃、男性容疑者方から、女の声で「朝起きたら女性が倒れていた」と119番があり、救急隊員が駆けつけると、女子高校生が心肺停止状態で見つかったとのこと。

現場はJR守山駅の南西約800メートルの住宅街。

女性容疑者は「3人ともSNSで知り合った」「女子高生と会うのは初めてだった」という趣旨の話をしているとのこと。

容疑について男性容疑者は否認している一方で、女性容疑者は認めているとのこと。

司法解剖の結果、死因は薬物中毒で、12日午前6時ごろに死亡したとみられるとのこと。
アパートのごみ袋から大量の抗不安薬や睡眠導入剤などの空き殻が見つかっており、県警は関連を調べるとのこと。

別の報道では
室内からは抗不安剤や睡眠導入剤など、合法な薬物およそ100錠の「空きガラ」が見つかった。遺体に目立った外傷はなく、周囲に争った跡はなかったとのこと。

女性容疑者は容疑を認めた上で、「朝、目を覚ましたら、女子高校生が、室内の廊下に倒れていた」と供述しているとのこと。

その後の調べやスマートフォンの解析で、3人は、不安を和らげるために、市販薬などを大量摂取する「オーバードーズ」をする仲間として集まったとのこと。

県警守山署は14日、2人を送検したとのこと。

捜査関係者によると、女子高生がオーバードーズを繰り返すようになったのは「半年ほど前から」だとのこと。

男性容疑者の情報
数年前、市内にある写真の関連会社に職を求めて応募(カメラマンを希望)
お試しで働いてもらうと、どうもカメラの腕は良くないし、情緒不安定で、叱責すると急に泣き出してしまう。そのような人だというのが分かり、正式採用せずにいると、今度は男性容疑者が会社を相手取り訴訟を起こしたが敗訴

最近では月額5万円前後の家賃を滞納し、アパートの家主と裁判沙汰になっているとのこと。滞納額は1年近くの家賃とのこと。

仕事は2017年頃からすこし前まで雄琴の風俗店で受付をやっていて、時々、一眼レフカメラを肩にかけて女の子の宣材写真を撮影していたとのこと。上司との折り合いが悪く数カ月で辞めることもあり、風俗店を転々としていたとのこと。

女性容疑者の情報
岐阜県在住の女性容疑者は最寄り駅から徒歩約50分と、車がなければ不便な場所で両親と暮らしていたとのこと。
知人によると中学卒業後は市外の高校に進学しましたが、ほどなくしてイジメが原因で中退してしまったとのこと。
高校を中退してからは友人たちと疎遠になっていたとのこと。
高校を辞めてから定職にも就いたことがあるみたいですが、そちらも精神的に続かず、辞めてしまったとのこと。
女性容疑者の母親が、『娘が精神的なことで病院に通っている』と心配していたとのこと。

別の報道だと
「中退はうつ病が原因です。母親が治療に付き添うなどし、その甲斐あって回復した。不良とかではなくて、本人の元気になりたい気持ちが髪を赤色に変えさせたと思っています」
ところが、今夏にうつ病が再発。高校中退後に働いていた地元の工場を辞めたとのこと。

女子高生の情報
通信制高校に在籍する京都市伏見区の女子高生(19)。
知人によると高校を途中で辞めて通信制の高校に通っていました。夢は声優になることで、大阪の声優学校にも通っていると聞きました。女子高生はそこまで友達が多い印象はなかったのですが、YouTubeに歌の投稿をしたり、メイドカフェでバイトしたりしていて、人前に出ることは割と好きな印象でしたとのこと。

時系列
2021年
06月頃  女子高生がオーバードーズを繰り返し始める
12月11日
15:45頃 容疑者が女子高生と合流
18:00頃 男性容疑者宅に女子高生を連れ込む
12月12日
06:00頃 死亡推定時刻
11:00頃 倒れた女子高生を発見、女性容疑者が119番通報
その後  到着した消防から110番通報、その場で死亡が確認される
その後  未成年者誘拐の疑いで二人を逮捕
12月14日 二人を送検

こんな事件ですね。
死亡したのが未成年だったり、事件性が薄いと言う事もあってか、情報があまり出ていない印象です。
詳しい事情がわかりませんが、3人が3人とも、それぞれで人生に行き詰まっていたり、生きづらさを感じていたのかもしれませんね。
それで、現実逃避と言う意味でオーバードーズを行っていたのかもしれません。
なので、自殺する為でもなければ、特に違法性なども感じていなかったんじゃないかな?
結果的に誘拐になっているけど、男性容疑者が女子高生が未成年だと知っていたかも怪しいと思います。

とは言え、では責任がないか?と言われれば「無い」とは言えないでしょうね。
このあたりは、容疑者自身がどう考えるか?と言うところでしょうが・・・

さて、オーバードーズについて言うと、アルコール依存症もそうだけど、ダメだよといって、止められる物では無いんですよね。
依存症の代表としては、アルコール、ギャンブル、薬物依存症があるけども、どれも、進行すれば体を壊し、仕事を失い、家庭を崩壊させる。
行き着く先は地獄でしかないけど、それでも止められない人が多いです。
依存症になってからでは、抜け出すのは大変です。しかも、一生付き合う病気になってしまう。

なので、依存症になる前にケアする事が大切なんだと思います。
今回の事件は「運の悪い事故」とは言えないと思います。
とは言え、それぞれが違う理由で行き詰まった人生を救う方法が簡単に見つかるはずもなく、対応が難しい問題だと思います。
とりあえず、信頼できる人間に相談しましょう。と言うのが第一歩なのかもしれませんね。

亡くなった女子高生のご冥福をお祈りします。

| | コメント (0)

2022/01/03

世田谷一家殺害事件再考その210(2021年年末情報)

久しぶりに年末情報を書きます。
ここ数年は年末に合わせた情報リークが無かったのですが、2021年はそれらしい情報が出ています。
他に気になる情報もあるので、メモしておきます。
とりあえず、今回の記事の情報を列挙しておくと、この二つかな。
1)事件前日に包丁を購入した人物の特定
2)12/30 毎日新聞「侵入経路は玄関か浴室か 世田谷一家殺害事件、解決へのカギ」

年末情報として目新しい物はこれですね。
12月17日に報道された、「包丁の購入者の特定」です。

事件前日の2000年12月29日昼、現場から北に約5キロ離れたJR吉祥寺駅(武蔵野市)北口近くのスーパーでは、この時間帯に凶器と同じ柳刃包丁「関孫六 銀寿」が販売されており、防犯カメラに映った男が購入したとみられている。

で、この防カメの映像をデジタル技術で鮮明化することに成功したんですね。

そして、結果として、人物を特定したが、現場に残された犯人のDNA型とは一致しなかったと言う事では犯人では無い事がわかったと言う事になります。

結果としては、1499/1500のハズレを引いただけと言う事でしょうね。

ちなみに、この情報は2004年にイラストを作り情報提供を求めていました。

警視庁のPDFによると
商品名「関孫六 銀寿」
柳刃包丁 (刃体21cm、柄部分を含めた全長34cm)
福井県内の業者が、平成12年6月に1,500本製造したもの
で、関東地区46店舗では、1丁3,500円前後で販売された。

このあたりを考えると、凶器の包丁は比較的新しい物だったんでしょうね。
それで、事件前日に販売されたこのスーパーの包丁に注目したと言うとことでしょうか?
一方で「ラグラン」とは違い、販売店には執着していないようですね。
「ラグラン」は販売店が全て判明して、どの店舗で何枚販売されたかまでデータが出ています。
包丁は販売店が特定できず、数量も多いので、販売時期が近い物を捜査対象にしていると言うあたりでしょうか。

それで、私が気になっているのは、犯人では無かった事ではなく、この男性が2004年から情報を公開されて、警察が人物を特定するまで、名乗り出なかった事です。(念の為に書いておきますが、だから怪しいと言っているわけではありません。)

A)警察が探している事を本人が知らなかった場合
普通にPR不足だったと言う事ですね。確かに2004年には報道されたと思いますが、その後に注目される事はほとんど無かったのではないかと思います。
現行の警視庁のPDFにも、イラストはもちろん、購入者を探しているとの記載は無いですね。

B)警察が探している事を本人が知っていた場合
普通に関わりたくないと言う事なんでしょうね。日本の場合が特別なのかわかりませんが、「刑事さんと話しをした」と言う事だけで、周囲から「事件と関係があるのでは?」と言う雰囲気になってしまうと言うのがあるように思います。
なので、「警察官や刑事さんと話をするのは、普通の事なんですよ」と言う雰囲気作りをしていただくと良いかと思いますが・・・
具体的にどうすれば良いのか?と言うと、ちょっと困る部分ではありますね。
とりあえず、小中学校の交通指導などで気さくに声を掛けてもらうと言うあたりなんでしょうか。

いずれにせよ、情報提供の呼びかけは、別の方法を考えても良いのかな?と言う気がしますね。
懸賞金がかかっている世田谷事件でもこの状況だから、懸賞金がかかってない事件では、もっと厳しい状況と思います。
とは言え、駅前でのビラ配りに、TV、新聞、雑誌での報道、警視庁のHPと、出来る事は全てやっていると思います。
残るは「ネットの力を借りる」と言うあたりなのですが、これが、諸刃の剣としか思えないのがね・・・・

「世田谷一家」で検索すれば、この事件簿はもちろん、沢山のサイトがヒットするわけですが、玉石混交なんですよね。

PDFを作って情報を公開している点は他の事件よりも、ネットを活用していると思います。
これ以上にネットを活用する方法は慎重な検討が必要だと思いますね。

一つだけお願いがあります。警視庁のこの事件のHPに表示されている、今回配布のビラを見れるようにして欲しいです。
小さい映像は表示されていますが、クリックすると懸賞金のページに飛ばされるので、ビラ自体の詳細が見れません。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/jiken_jiko/ichiran/ichiran_11-20/seijo.html

2)12/30 毎日新聞「侵入経路は玄関か浴室か 世田谷一家殺害事件、解決へのカギ」
こちらの記事は、なかなか興味深い情報がでていましたのでメモしておきます。
一部を抜粋引用します。

***ここから***
この親族は事件から数日後、捜査員にこんな説明をした。「30日午後10時ごろ、隣の家(宮沢さん宅)のチャイムが鳴った。誰が来たのかは見えなかったが、こんな時間に何だろうと思った」

だが、事件から数カ月後、この親族は捜査員から改めて30日夜のことを尋ねられると「勘違いだった」と答えたという。
***ここまで***

この情報は、以前から報道されている、チャイムの件についての説明ですが、2013年の報道では「被害者宅のインターフォンが鳴る音を隣家の女性が聞く(ただし不明確)」となっていて、その理由がこれだったと言うわけですね。

再度、一部抜粋引用します。
***ここから***
事件発生直後に捜査を指揮した元幹部は残念そうに打ち明ける。「ある捜査員が浴室の窓を通れるか確かめた。しかし、鑑識が窓の微物を採取する前だったため、(犯人の衣服が当たることによる)擦り痕や繊維痕があるかを確認できなかった」
***ここまで***

以前から風呂窓の窓枠から繊維痕がみつからなかったと言う報道がありましたが、この説明になります。
ただ、驚きなのはその内容です。この文章を解釈すると、「鑑識が繊維痕を採取する前に侵入実験を行った為に繊維痕を採取できなかった」と読み取れるわけです。

つまり、「繊維痕が無かった」のではなく「残された繊維痕が犯人の物か判断できない状態になった」と言う事で、「繊維痕が無かった」は正しくないと言う事ですね。
だから、「繊維痕が無い」は風呂窓侵入説を否定する情報にはならないと言う事ですね。

「繊維痕が無い」と言う情報は2009年には報道されていました。この12年間の私の悩みの種の一つが解決しました。ありがとうございます。
ただ、一方で「ジャンパーに擦った痕が無い」と言う情報があるので、これは「風呂窓侵入説」を否定する材料であると思います。

何気なく報道された記事ですが、その中にも、貴重な情報が埋もれているので、注意が必要ですね。

| | コメント (69)

2022/01/02

愛知県弥富市中3男子殺害事件(鑑定留置まで)

11月24日の朝、愛知県弥富市の中学校で、14歳の男子生徒が同学年の男子生徒に包丁で刺され死亡する事件が起きている。

刺した男子生徒は、殺人未遂の現行犯で逮捕されたとのこと。

警察などによると、11月24日午前8時すぎ、愛知・弥富市内の中学校の2階の廊下で、3年生で14歳の男子生徒が、同じ学年の男子(14)の腹のあたりを包丁で刺したとのこと。

男子は、心肺停止の状態で救急搬送されたが、その後、出血性ショックで死亡したとのこと。

警察は、刺した14歳の男子生徒を、殺人未遂の現行犯で逮捕したとのこと。

校舎2階の教室に近い廊下で、3年生の2人の男子生徒が向かい合うように立ち、1人の生徒が突然、相手の腹部を刺したとのこと。

凶器は、刃渡りおよそ20cmの包丁とのこと。

生徒の悲鳴を聞いた教職員が駆けつけ、110番通報したとのこと。

逮捕された男子生徒は調べに対し、「わたしがやったことに間違いない」と容疑を認めているとのこと。

2人は同じ小学校出身で、2020年は同じクラスだったが、3年に進級後は別のクラスだったとのこと。

中学校の校長「(これまでにトラブルやいじめは?)学校として今のところ思い当たるところはありませんので、どんなことがあったのかについて確認しているところ」とのこと。

男子は搬送先の病院で約2時間半後に死亡が確認された。死因は出血性ショック。県警は男子生徒を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。容疑を殺人に切り替え、2人の間にトラブルがなかったか動機など詳しい経緯を調べているとのこと。

県警や市教育委員会によると、事件は校舎2階の進路資料室前の廊下で発生。逮捕された生徒は包丁を持ってその場にとどまっており、悲鳴を聞きつけた教員から凶器を手放すように言われると、素直に応じたとのこと。包丁は学校の備品などではなく、この生徒が持ち込んだものとみられるとのこと。他の生徒にけがはなかったとのこと。

現場はJR弥富駅から南東に3・3キロの田畑の広がる地域とのこと。

同市教育委員会や同校関係者は緊急記者会見を開いた。
同校は午前7時45分に開門し、同8時10分から読書タイムに入るため、事件が発生した同8時過ぎはほとんどの生徒が教室に入った状態で各クラスには担任教員がいたとのこと。

被害生徒は刺された後、腹から血を流した状態で、自分のクラスに戻り、その場で倒れたとのこと。担任は生徒の心臓マッサージをするとともに、職員室へ通報。2階には大きな叫び声や悲鳴などが響き、「教室内に結構な出血があった」(校長)とのこと。

2人の間で何があったのか。校長はトラブルについて「いまのところ思い当たるところがない」とし、逮捕された生徒について「特におかしなところは全くなくて、なぜそんなことをやったのか私たちもよくわからない」と説明したとのこと。

11月中旬にあった修学旅行には2人とも参加し、これまでにも特にトラブルは確認されていないとのこと。市教委が11月上旬に回収したいじめの有無を問うアンケートにも2人に関する記載はなく、市教委の課長も「これまで何かトラブルがあったかは分かっていない」と述べるのみだったとのこと。

24日午前8時10分ごろ、愛知県弥富市の市立十四山中学校から「生徒同士のトラブルで生徒が腹部を刺された」と110番があった。

男子生徒は自ら持ち込んだと見られる刃渡り20cmほどの包丁で男子の腹部を刺した。刺された男子は、大量の血を流しながらも自力で教室へたどり着いた。事件を知った担任が職員室へ連絡し、AEDを持って駆けつけた職員が心臓マッサージなどの救命活動を開始された。警察官と救急隊が現場に駆けつけて男子は近隣の大型病院に搬送されたが、傷は肝臓を貫通するほど深く、10時35分に死亡が確認されたとのこと。

警察は25日、男子生徒を殺人容疑で送検。

逮捕された男子生徒は、警察の調べに対し「嫌な思いをした」と、いじめをうかがわせる趣旨の供述をしているとのこと。(11/25報道)

保護者によると「子どもたちから『LINEをめぐるトラブルがあった』という声があがっている」といった証言も出ているとのこと。

容疑者は凶器の包丁を「ネットで買った」と話しているとのこと。

近隣住民によると
逮捕された少年は7人の大家族で生活していたとのこと。兄が1人いて、両親、祖父母、さらに曾祖母という構成とのこと。昔からこの地域に住んでいた一家で、父親は農業系の仕事をしているとのこと。4年前には自治会長も務めていた立派なお家とのこと。

捜査関係者によると、男子生徒は「2人の間にトラブルがあり、嫌な思いをした」という趣旨の供述をしているとのこと(11/26報道)

男子生徒が「ネットで買った」と供述した凶器の包丁は、鋭利な柳刃包丁のような形だったとのこと。

少年課によると、包丁は全長約35センチ、刃渡り約20センチで、柄は木製だった。傷は肝臓を貫通し、大動脈も損傷していたとのこと。

捜査関係者によると、男子生徒は校舎2階の別のクラスの教室にいた男子を廊下に呼び出して、先端の鋭利な刺し身包丁(刃渡り約20センチ)で腹部を刺したとみられるとのこと。

市教育委員会によると、同校では生徒は他の教室には入らず、用事があれば廊下から呼び出すことになっていた。県警の調べでは、男子生徒は通学用のリュックサックに包丁を入れて校内に持ち込んだとされる。登校から間を置かずに刺したとみられ、計画的な犯行とみて、当時の状況を捜査している。

捜査関係者によると、容疑者(14)が、廊下に呼び出して2人だけの状態で包丁で刺したとみられるとのこと、当時、ほかの生徒は教室にいて、県警のこれまでの調べでは、刺された場面を目撃した生徒や教職員はいないとのこと。

警察は11月24日、逮捕した男子生徒の自宅を家宅捜索し、本人の部屋からスマートフォンを押収したとのこと。

男子生徒はこれまでに、「2人の間にトラブルがあり嫌な思いをした」という趣旨の供述していて、警察はSNSのトラブルがなかったかなど解析を進めているとのこと。

男子生徒は凶器の包丁を「ネットで買った」と話していますが、部屋からは、ほかの刃物など犯行につながるものは見つかっていないとのこと。

捜査関係者によると、男子生徒は24日に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された直後、「いじめられていた」との趣旨の話をした。その後の調べに「嫌がらせだと感じていた」「数人の友人と話している時に(男子が)割って入ってくるのが嫌だった」などと複数の不満を口にし、男子が役員に立候補した生徒会選挙で応援演説を依頼されたことも挙げたとのこと。(11/26報道)

「学校関係者の話では、男子生徒が2年生のときに作られたグループLINEからはずされたことを怒っていたみたいで……。それをしたのが男子だと」(11/27報道)

男子生徒は、今年2月の学校でのアンケートで、男子について「生徒会選挙の応援演説を頼まれたのが嫌だった」「友人と話している時に割って入ってくるのが嫌だった」など複数の不満を、訴えていたとのこと

市の教育委員会によりますと、その後、担任の教師が複数回「大丈夫か?」と声をかけましたが、男子生徒は「大丈夫です」と答えていたとのこと。

男子生徒は、調べに対し「色々な悩みがあった」という趣旨の供述をしているとのこと(11/28報道)

市教育委員会によると、11月14~16日に金沢・福井方面へ修学旅行があった。携帯電話の持ち込みは禁止されていたが、男子生徒が携帯電話を持っていたため、教員が注意をして没収。学校に戻ってから保護者に返却したとのこと。

2020年9月 被害生徒が立候補した生徒会選挙で、逮捕された生徒が応援演説したとのこと。

11月14~16日 金沢・福井方面へ修学旅行。

男子生徒は、2年生だった今年2月、学校生活についてのアンケートで、昨年9月に男子が立候補した生徒会の役員選挙を挙げ、「(男子に)嫌なことをやらされた」という趣旨の記述をしていたとのこと。教員との面談で、「選挙の応援演説を頼まれ、嫌だったけど断れなかった」「仲の良い友だちとの会話に割って入ってくるのが嫌だった」などと具体的に説明。「給食当番で、すぐに箸を渡してくれない時があった」とも話したとのこと。

学校側は、男子に「相手の気持ちを考えて行動するように」などと指導したとのこと。(11/29報道)

捜査関係者によりますと、男子生徒は約10日前から「殺す事を考えた」と供述しているとのこと(11/29報道)

男子生徒はさらに凶器の刺身包丁についても、修学旅行から帰宅して数日後に「ネットで買った」と供述しているとのこと(11/29報道)

捜査関係者によりますと、調べに対し男子生徒が「今思えば悪い事をした」と供述しているとのこと(12/1報道)

凶器の包丁は11月20日に男子生徒が自分のスマホを使ってネットで購入し、事件の2日前の22日に自宅に届けられたとのこと(12/1報道)

男子生徒は「嫌なことが続いていた」などと供述しているとのこと(12/1報道)

警察は12月8日、蟹江警察署の武道場に現場の状況を再現し、逮捕した男子生徒を立ち会わせたうえで、犯行の状況を確認したとのこと。

捜査関係者によると、少年は逮捕後の調べに「生徒会の選挙に立候補した男子生徒に応援演説を頼まれたのが嫌だった」などと供述。事件直前の14~16日にあった修学旅行中、禁止されていた携帯電話の持ち込みを他の生徒に見つかり、教員から没収されたことなどを挙げ、「疎外感を感じた」「嫌なことが重なって自暴自棄になった」と話し、「すべてがどうでもよくなった」との趣旨の供述もしているとのこと(12/14報道)

捜査関係者によりますと、被害者以外のことでも嫌なことが積み重なって、「全てのことがどうでもよくなった」「(嫌なこと)全部ひっくるめて(被害者に)向いた」などと供述しているとのこと(12/14報道)

愛知県弥富市の中学校で3年生の男子生徒が刺され殺害された事件で、逮捕された14歳の少年が12月14日、殺人と銃刀法違反の非行内容で家庭裁判所に送致された。

これまでの調べで男子生徒は、学校側が2人の間でのいじめ事案として指導を終えた3年生以降も、死亡した男子生徒に対し「嫌な思いはしていた」という趣旨の供述をしているとのこと(12/14報道)

男子生徒は2年生のとき、学校のアンケートに「いじめられていた」と回答していた一方、警察の調べに対しては「家庭や学校、自分の成績などでも嫌なことがあり、全てがどうでも良くなってしまった」という趣旨の供述をしているとのこと(12/14報道)

家裁は12月14日、12月27日までの観護措置を決定した。

捜査関係者によると、加害生徒は逮捕後の取り調べで「3年生になっても嫌がらせを受けていた」などと供述。「中学校卒業まで我慢できなかった」とも話しており、県警は加害生徒が被害生徒に一方的に不満を募らせた可能性があるとみて、詳しい動機などを調べていたとのこと(12/14報道)

被害者男子の両親のコメントから一部抜粋
まだ裁判所で審判が開かれたわけでもなく、私たちにも事実関係の詳細はわかりませんが、加害者からのいじめがあった、嫌なことをされたとの一方的な報道があった為に、さも息子がいじめの報復で殺害されたような報道をされ、息子を失って悲嘆に暮れている中、私達は更に深く傷つけられました。(12/15報道)

捜査関係者によると男子生徒は「目立つ存在でうらやましいと思っていた」という趣旨の供述をしているとのこと(12/15報道)

事件を受けて弥富市は、家族問題などが専門の弁護士や、小児科医師、臨床心理士など、5人の委員からなる第三者委員会を立ち上げた。

これまで学校が生徒を対象に実施してきたアンケートの内容などの検証や、今後、持ち物検査を導入する是非など、再発防止策に向けた取り組みなどが審議されるとのこと。
第1回の委員会は今月27日に開かれます。(12/17報道)

名古屋家裁は男子生徒を観護措置とし、1月10日までの期間延長を決定していましたが、27日付で取り消したとのこと。

家裁は取り消しの理由を明らかにしていませんが、関係者によりますと、27日付で男子生徒を刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置にしたということで、期間は2022年3月10日までとなっています。(12/27報道)

12月27日午後2時からの第三者委員会の初会合には、弁護士や臨床心理士など専門家が出席。冒頭、亡くなった生徒への黙とうが捧げられたとのこと。
会合では遺族の意向を踏まえ、いじめがあったかの調査ではなく、主に再発防止策について検証を進める方針などが確認されたとのこと。(12/27報道)

時系列
2020年
09月    生徒会選挙で応援演説
2021年
02月    アンケートに容疑者が複数の不満を解凍
04月    クラス替えで二人は別のクラスになる
11月14-16日 金沢福井方面に修学旅行
11月14日  殺害を決意
11月20日  凶器をネット注文
11月22日  凶器を入手
11月24日
08:00過  事件発生
08:10頃  110番通報
その後   駆けつけた警官が殺人未遂で現行犯逮捕
その後   容疑を殺人に切り替える
10:35   搬送先で男子の死亡確認
11月25日  送検
12月14日  家庭裁判所送致
12月14-27日 観護措置
その後   家裁が1月10日までの期間延長を決定
12月27日  観護措置を取り消し、鑑定留置に切り替え
12月27-3月10日 鑑定留置

こんな事件ですね。
14歳の起こした事件なので、そこは合理的な理由と言うよりは、感情的な部分が動機になっているような印象ですね。
事件の9ヶ月前のアンケートで不満を記載していますね。
しかし、内容を見ると殺人に至るような物では無いと感じますね。
応援演説の件にしても、10ヶ月前の事で、普通に考えれば、被害者男子が自分の応援演説を頼むわけだから、容疑者を信頼して頼んでいるわけで、そこに悪意があるとは思えないんですよね。

他の給食の箸をなかなか渡してもらえないと言うのも、「ふざけ」とか「いたずら」のようにも見えますし、会話中に割り込むと言うのも、それが悪意による物とも思えないんですよね。

つまり、被害者男子側には悪意は無かったけど、容疑者側はそれが不満だと感じていたと言う事なんでしょうね。
捜査関係者からは「典型的ないじめは無い」と言う言葉も出ているようです。

なので、容疑者の置かれた精神状態のなかで、些細な事に不満を感じて、それが「いじめ」に感じられたのではないか?と私は考えています。
本当の事は鑑定の結果や容疑者の供述を待つしか無いのですが・・・

今のところ、私の印象としては、被害者男子とはあまり関係の無いところで、既に強いストレスを感じていたのではないか?
ストレスの処理ができずに蓄積させていき、過去の不満の蓄積や妬みなどのネガティブな感情が爆発してしまったのではないか?と推測しています。
(ただし、思春期の少年の気持ちを、思春期をとっくに過ぎた私が読み取れているとは限らないので、やはり、鑑定の結果や供述を待つ必要がありますね)

逮捕後の供述でも出ていますが「疎外感」と言うのは、精神的な孤立などがあったのだろうか?
このあたりは、性格などの影響もあるかもしれませんね。

今後の供述を待ちましょう。

中学3年生、これからの将来が楽しみな時期に突然、理不尽に命を奪われた被害者はお気の毒でなりません。
亡くなった男子のご冥福をお祈りします。

参考リンク
愛知県弥富市中3男子殺害事件その2(保護処分決定)

| | コメント (0)

兵庫県稲美町甥兄弟放火殺人事件(鑑定留置まで)

長文注意
2021年11月19日午後11時50分ごろ、兵庫県稲美町岡の木造2階建て住宅で出火、近隣の住民が119番する事件が起きている。

住宅は全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった。この家に住む小学生の兄弟2人と50代の伯父の計3人と連絡が取れておらず、県警加古川署が確認を進めているとのこと。

加古川市消防本部によると、住宅には7歳と12歳の兄弟、58歳の父と48歳の母、母の兄に当たる51歳の男性が5人で暮らしていたとのこと。

加古川署によると、父は出火当時、仕事に出ていた母を迎えに行って不在だったとのこと。

約4時間半後に鎮火したが、延べ約220平方メートルを焼損したとのこと。

関係者によると、玄関脇の一室付近から1遺体が、廊下付近から別の1遺体が見つかったとのこと。
ともに1階部分から発見されたが、2階部分が抜け落ちているため、2人がどこで死亡したかは不明とのこと。
遺体の損傷が激しいため性別や年齢は判別できず、加古川署が身元を確認しているとのこと。

消防によると、屋内から出火した可能性が高いとのこと。
現場はJR土山駅から北東約3キロの住宅街。

県警捜査1課は21日深夜に会見し、「人為的に火を付けた形跡があった」と明らかにしたとのこと。
遺体は小学生の兄弟の可能性があり、県警は所在不明の兄弟の50代の伯父が何らかの事情を知っているとみて行方を捜しているとのこと。

関係者によると、火災後の現場検証で、民家から可燃性の液体が見つかった。

県警捜査1課と加古川署は21日、何者かが放火した疑いが強まったとして、現住建造物等放火容疑で同署に捜査本部を設置。火災後、連絡が取れなくなっている住人の50代男性が、何らかの事情を知っているとみて行方を捜しているとのこと。

事件当日の19日午後11時半ごろ、父は母を勤務先へ迎えに行くために外出。この約20分後、炎が上がっているのを見た近所の住民が119番したとのこと。

司法解剖の結果、死因はいずれも煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒で、喉や気管に大量のすすが付着していた。出火から10分もたたずに死亡したとみられるとのこと。また、焼け跡にあった布団の燃えかすから可燃性の液体が検出されたとのこと。県警は何者かが放火した後、一気に燃え広がったとみているとのこと。

遺体の死亡推定時刻は消防への通報時間とほぼ同じだったとのこと。

捜査関係者によると、現場から東に数十メートルの民家に自治会が設置していた防犯カメラには、炎が上がる直前に不審な人物が現場の方から東向きに歩く姿が写っており、県警は伯父の可能性があるとみているとのこと。

加古川署捜査本部は24日、焼け跡から見つかった2人の遺体がDNA型鑑定で、この家に住む兄弟の小学6年の男児(12)と弟の同1年の男児(7)と確認したと発表したとのこと。

捜査関係者によると、火災後、男は行方が分からなくなっていたが、同日午後、大阪市北区の扇町公園にいるのを発見。捜査員が任意で事情を聴いたところ、民家に火を付けたことを認めているとのこと。

近くの住民らによると、伯父は幼少時から事件現場の住宅に住んでいたとのこと。
成人してからは兵庫県稲美町内の衣料販売会社などで働いていたが、その後大阪へ転居。数年前から同町に戻り、この家に同居していたとみられるとのこと。不動産登記簿によると、2006年にこの家の土地を相続したとのこと。

県警加古川署捜査本部は24日、火災後に行方が分からなくなった兄弟の伯父で、同居していた無職の男(51)を大阪市内で発見し、現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕したとのこと。

県警によると、容疑者の所在が分かったのは24日午後1時ごろ。扇町公園のベンチに座っているところを警察官が職務質問して判明したとのこと。所持金は数千円だった。やけどの痕はなく、出火直後に現場から立ち去ったとみられるとのこと。携帯電話は持っていなかったとのこと。

逮捕容疑は19日午後11時31分ごろから42分ごろまでの間にかけて、稲美町岡の自宅に火を付けて民家を全焼させ、兄弟を殺害した疑いとのこと。

捜査関係者によると、逮捕された伯父は兄弟の母親の兄で、数年前から同居していたいが、普段は兄弟や両親夫婦とほとんど接触がなかったとのこと。

1階で生活していた伯父が使っていたとみられる布団の燃えかすから可燃性の液体成分が検出され、県警は放火と断定して捜査していたとのこと。

捜査関係者によると、容疑者は車の運転免許は持っておらず、徒歩で現場から立ち去ったとみられるとのこと。

放火された日、兄弟の父親は、深夜まで続く母親のスーパーマーケットの仕事が終わる時間に車で迎えに行ったとのこと。

警察の調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めていて、子どもたちが自宅にいることを認識していたという趣旨の供述をしているとのこと。

近隣住民によると容疑者が家族に「家と財産をあげるから、生活保護を申請してくれへんか。働きたくない」などと話していたとのこと。

伯父が実家に戻ってからは伯父は1階の部屋で生活。2階で暮らす兄弟らの家族とは食事も別々にするなどほとんど関わりがなく、仕事もしていなかったとみられるとのこと。

捜査関係者によると、焼け跡の布団の燃え残りから、ガソリン成分が検出され、現場には農機具などに使われる燃料の容器が落ちていたとのこと。近隣住民らの話によると、この家は田畑を所有していたといい、県警は容疑者が家にあった燃料を使ったとみているとのこと。

伯父は中学を卒業して地元で就職。地元自治会の清掃活動などにも参加していた。約10年前、転職して家を出たとみられるが、数年前に実家に戻り、亡くなった兄弟やその両親と暮らすようになった。しかしその頃から、近所で姿を見られることはほとんどなかったとのこと。

容疑者は、同居していた兄弟の両親が外出するのを待って、家に火をつけたという趣旨の供述しているとのこと。

捜査関係者によると「ガソリンを使って火を付けた」という趣旨の供述をしているとのこと。とのこと

この家の納屋には農機具用のガソリン容器が保管されていたが、火災後、納屋のそばに放火に使われたとみられる容器が放置されているのが見つかった。

関係者によると、容疑者は十数年前から扇町公園などで路上生活をしたり、同市西成区などの自立支援施設で軽作業をしながら暮らしたりしていたとのこと。

捜査関係者らによると、容疑者はしばしばライターやカッターナイフを持って家の中をうろついていたほか、大きな声や音に反応して自室でラジオを大音量で流したり、壁をたたいたりすることもあったとのこと。両親は兄弟が伯父と接触しないように気を配っていたとのこと。

容疑者は2006年に家が立っている土地を相続したが、両親に対し「働きたくないのに、土地があるから生活保護を受けられない」と話していたとのこと。

県警は26日午前、容疑者を殺人と現住建造物等放火の両容疑で神戸地検姫路支部に送検したとのこと。

容疑者(51)が「(兄弟の)父が外出するのを待って火を付けた」という趣旨の供述をしているとのこと。

捜査関係者によると、出火後の20日未明、稲美町内のコンビニの防犯カメラに、食料品などを購入する伯父の姿が写っていたとのこと。顔や服装などがはっきりと写っており、県警は映像を頼りに男の行方を捜索したとのこと。

別の報道だと
出火した後、現場から約1km離れたコンビニで食べ物などを購入している姿が店内の防犯カメラに映っていたとのこと。

県警によると、伯父は運転免許を持っておらず、普段使っている自転車も現場に残されていたとのこと。

容疑者が「兄弟の両親に憎しみがあった」という趣旨の供述をしているとのこと。

捜査関係者によると翌朝、現場の南東約10キロのJR明石駅(同県明石市)で、容疑者が電車に乗り込む姿が駅の防犯カメラに写っていたとのこと。大阪駅で下車したとみられるとのこと。

一家を知る地元人の談:
この家は元々農家でしたが、15年くらい前に先代のおじいちゃんが亡くなり、今年に入っておばあちゃんも施設に入って今の家族構成になったとのこと。

妹夫婦も別の場所に住んでいたが、おばあちゃん(容疑者の母)の具合が悪くなり戻ってきた。その後に容疑者のことも心配して呼び寄せたようだとのこと。

容疑者は「就職を促してくる妹夫婦が嫌いだった」とも話しているとのこと。

捜査関係者らによると、妹夫婦は、ほとんど外出せず、自室に籠もることが多かった容疑者に、食事を用意するなどしていたとのこと。

容疑者は、こうした妹夫婦の対応に不満を抱えていたとし、「子どもに憎しみはなかったが、妹夫婦が嫌で大切な子どもを傷つけてやろうと思った。申し訳ないことをした」と述べているとのこと。

別の報道では
捜査関係者によると、容疑者は兄弟の両親から粗末な食事を与えられるなどしたため、「両親に精神的な苦痛を与えたくて子どもを狙った」と供述しているとのこと。

更に別の報道では
容疑者は数年前から妹一家と同居していましたが、準備される食事が気に入らなかったり、自宅内の移動を制限されていると思い込んだりして、一方的に不満を募らせていったとみられているとのこと。

容疑者(51)について、神戸地検姫路支部は12月10日、刑事責任能力の程度を見極める鑑定留置を始めたと発表した。期間は来年4月18日までとのこと。

容疑者(51)=現住建造物等放火と殺人容疑で逮捕=が、2人が亡くなったことに「後悔は一切ない」と供述しているとのこと。

時系列
2006年  伯父が現場の家を相続(推定36歳)
十数年以上前 伯父が転職して実家を出る
その後  路上生活や自立支援施設で軽作業をしながら暮らしていた
数年前  伯父が現場の家で妹夫婦と同居
2021年
11月19日
23:30頃 父親が母親を迎えに外出
23:50頃 119番通報
直後   男が徒歩で現場を離れる姿が防カメに映る
11月20日
その後  容疑者がコンビニで食料品を購入
04:20頃 鎮火
朝    容疑者がJR明石駅で容疑者が電車に乗車、大阪駅で下車
11月24日 遺体が12歳と7歳の兄弟だと発表。
13:00頃 伯父の身柄を確保
その後  現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕
11月26日 送検
12月10日 鑑定留置を開始(4月18日まで)

こんな事件ですね。
動機が怨恨と言う事ですが、どちらかと言うと、思い通りにならない事への不満や鬱憤を爆発させたと言うあたりではないかと思います。
最後はどうなっても構わないと、自暴自棄になって、全てを捨てて元のホームレス生活に戻ろうとして、憂さ晴らしに放火したんじゃないかな?
そのあたりは、精神鑑定の結果を待つしか無いのだけど・・・

ただ、容疑者が10年以上前に実家(現場の家)を出て独立した後に、どうにも人生の歯車が狂ってしまったように見えますね。
わざわざ転職して家を出たのに、その後が、ホームレス生活では、プライドが邪魔をして実家に戻るわけにも行かなかったのかな。
それで正確な期間はわからないけど、10年近くまでその生活を続けてしまったと言うあたりでしょうか。

実家から呼び戻されて、これ幸いと実家に戻ったと言うのは容易に想像できるところです。

問題は実家に戻った後ですね。
妹夫婦が「働け」と言うのは当然の要求だと思います。
最低限、食費が必要だし、健康保険、年金、固定資産税などの費用が必要です。
このあたりを容疑者が自分で支払っていたのか?が不明ですが、無職で貯金などもなかったでしょうから、このあたりは妹夫婦が援助していたのではないか?と推測します。
そうで、あれば、「働け」「自立しろ」と言う要求はでますよね。

これに対して、容疑者は家と財産を譲るので、生活保護を申請して欲しいと要求しているようです。

ただ・・・結論が早すぎるような気がするんですよね。
大阪時代に10年近くホームレスをしていたようですが、ホームレスは何もしないで寝ていれば生きていけるわけじゃないはずです。
生きるために何かしらしていたはずだし、自立支援施設で軽作業などもしていたわけなので、仕事が全くできないわけじゃないと思うんですよね。
大阪に行く前、中学を卒業後に地元で就職もしてますね。

このあたりを考えると、大阪での何かしらの体験が、仕事をしたくない事へと繋がっているように見えますね。
考えられるのは「学歴」かな?
どうやら学歴としては中卒になるようですから、その点で求人は少なかったかもしれませんね。
少ない求人で就職しても、自分より若い高卒の人間が自分よりも給料が高いとか、自分よりも若い上司に指導されるのが嫌だとか、ありそうな話ではありますよね。

本当のところは、本人に聞かないとわからないけど、もしそうならば、同情はできないですね。
なぜなら、それは本人が望んで選択した人生だからかな。経済的な理由で高校に進学できなかったのであれば、仕事をしながら定時制高校と言う方法もあったわけですからね。

事件前の状況を整理しましょう。
1)容疑者の父親は既に亡くなり、遺産は容疑者が相続している。(土地建物は容疑者の物と思われる)
2)母親は健在だが、施設に入居している。
3)妹夫婦は母親の面倒を見る為に呼び戻されたと思われる。(別の場所で生活していた)
4)容疑者も母親の面倒を見る為に呼び戻されたと思われる。
5)妹夫婦一家と容疑者が容疑者の相続した家で同居している。

こんな感じですね。
正直な感想としては、妹夫婦にとっては相当迷惑な話だと思います。
本来であれば、容疑者は長男(と推測)で家督を相続しているわけで、当然、両親の面倒は容疑者が見るべきと考えているのではないだろうか?
もちろん、妹は母親の面倒をみたいと言う気持ちがあるから、引っ越しまでして実家に家族で戻ってきたんでしょうね。
ところが、戻ってみれば、長男は仕事もしない、ただの役立たずの無駄飯ぐらいになっていた。
(農機具用のガソリンが残っていたと言う事なので、容疑者が農作業をしていたのか?は気になるところではあります)
母親が施設に入る費用が母親の年金だけで足りていたのか?も疑問なところではありますね。
母親の費用の為に、妹が深夜までスーパーで仕事をしていたと言う可能性もありますよね。

となると、妹夫婦側にも相当な不満とストレスがあったと思います。
なので、容疑者に用意する食事も質素になっていくのも仕方が無いのではないかと思いますね。

同居する妹夫婦と容疑者の双方に強いストレスがあったと言うのは間違いなさそうですよね。
妹夫婦側も経済的な負担を増やせないと言う理由で、実家を出る事ができない状況だったのかもしれませんね。
そして、容疑者は他に行く場所も無い。
互いにストレスをため込みながら、実家で生活するしかなかったのかもしれませんね。

そして、容疑者が全てを捨てて、大阪のホームレスに戻る決心をして、事件が起きたと言う事なのかな?

精神鑑定の結果を待たないといけませんが、私の印象としては、容疑者の人格に事件の原因があるのかな?と考えています。
多分、妹夫婦とのコミュニケーションがもっととれていたら、この事件が防げていたのではないか?と思うんですよね。
もう一つ、重要なのはアルバイトでも良いから仕事をすると言う事でしょうか。
自分の食費や小遣いぐらい稼いでいたら、妹の風当たりも少し弱くなったのではないか?と思います。

なので、責任能力に問題は無いと思いますが、「人格や性格の偏り」が事件の原因ではないか?と考えています。

この事件は、これまでのニートや引きこもりの人の起こした事件とは、状況が違うようなので、注目していきたいですね。
(でも基本的な状況や構造は同じなのかな?)

亡くなった幼い兄弟のご冥福をお祈りします。

続報を待ちましょう。


| | コメント (0)

2022/01/01

新年のご挨拶

今年もよろしくお願いいたします。

凶悪事件を扱う事件簿で「おめでとう」と言う言葉はふさわしくないと言う事で使いませんので、みなさんもご配慮ねがいます。

昨年はコロナの影響でライフスタイルが変わったせいで、記事を書くペースがかなり遅くなってしまいました。
データは都度収集しているのですが、記事を書くのに短くて1時間、長いものだと2,3時間かかったりします。

趣味でやっている事ではあるのですが、データ収集部分を効率化してスピードアップをしようと検討しています。

とりあえず、世田谷事件については、年末情報として1本書く予定です。
明確な年末情報は包丁の件ぐらいなのですが、何気なく報道された情報にも、注目すべき内容があったので、書こうと思います。
他にも昨年の事件が4,5本、書き残しているので、こちらも順次進めていきます。

以前にも書きましたが、コロナの影響か、自暴自棄になって起こす事件が増えているようです。
誰かに突然襲われる事を想定して、日常生活の中で注意される事をおすすめします。

些細な事ですが具体的にはこんなところでしょうか
1)玄関、窓は施錠する。
2)玄関ドアを開ける時には周囲を確認する。
3)移動時には尾行、待ち伏せに注意する。
4)ビルなどでは避難経路を確認する。
5)安全が確認できない場所ではヘッドフォン、イヤホンなどで周囲の音が聞こえに状態にはしない。

それでは、今年も引き続きASKAの事件簿をよろしくお願いします。

| | コメント (2)

« 2021年12月 | トップページ | 2022年2月 »