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2022/06/27

福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その7(母親の一審判決)

一審判決は懲役5年(求刑:懲役10年)です。
公判中の証言などは膨大なので、別途、各種報道を読まれる事をお勧めします。

***初公判(6月6日)***
起訴状などによりますと被告は、いわゆるママ友のA被告(49)と共謀し、2019年8月ごろから当時住んでいた篠栗町のマンションで被告の三男で当時5歳の男児に十分な食事を与えず翌年4月、餓死させたとされているとのこと。

1)被告は起訴内容を認めたとのこと。
2)検察側冒頭陳述
A被告が、被告を『支配』していく過程を次のように主張したとのこと。

別の『ママ友』に悪口を言われていると、A被告から架空の話を吹き込まれた被告は、周囲から孤立していった。さらにA被告は被告の夫が浮気をしているとウソをつき、夫婦が離婚するようしむけ、家庭を崩壊させていったとされているとのこと。

さらにA被告は、被告の『ママ友』間のトラブルなどを解決するため、架空の裁判をでっち上げ、自分の指示に従うよう仕向けたとされているとのこと。

「裁判に勝つためには質素な生活をしなければならない」という、A被告のウソを信じた被告は、三男の食事を抜くことなどの指示に従い、結果、三男を死亡させたとされているとのこと。

A被告に支配されたとされる被告の責任について検察は「(三男の)生存を第一に担う立場なのに、安易にA被告のウソを信じ、長期にわたり飢えの苦しみを被害者に与えた」と指摘したとのこと。

3)弁護側冒頭陳述
裁判費用などの名目で被告から約1370万円をA被告が巻き上げたと主張したとのこと。

また被告とA被告は無料通信アプリLINEで多い時には1000通以上のやりとりをするなど、A被告を信頼できる人と信じ込む一方で、食事をもらうためには、A被告に言われたことをやらなければならない状況だったと説明しました。

4)被告人質問
弁護側からA被告との出会いについて問われた被告は「(A被告が)ひとりでぽつんと立っていたので声をかけた」と答えたとのこと。

また、当初に印象について被告は「(A被告は)話がおもしろくて、明るくて言うことに芯が通っていると思いました」と話したとのこと。

(被告人質問の詳細は別途報道を読んでいただいた方が良いですね)

概略としては
被告は「給料はすべてA被告に渡し、仕事を辞め生活保護を受けるようになってからもすべて渡していた」「銀行の通帳やキャッシュカードを渡し、暗証番号も伝えていた」と話したとのこと。


***第二回公判(6月7日)***
被告人質問
1)弁護側
A被告の子供たちへの暴力について聞かれると「三男の服をつかんで両手で持ち上げてクローゼットに投げました。三男は頭を打ちました」と返答したとのこと。警察や周囲に助けを求めなかった理由については「人に助けを言える感じではなかった。母も姉も周りの人がみんな敵だと思いました」と涙ながらに答えたとのこと。

(被告人質問の詳細は別途報道を読んでいただいた方が良いですね)

A被告にキャッシュカードと通帳、暗証番号を教えて事について
「抵抗どころか、必ずそうしないといけないと思っていた」

A被告の虐待についての説明で
三男が食パン5枚を食べた事に怒り、買い物袋に三男を入れて、暗闇のトイレに閉じ込めた時の説明をした。
この時、三男は失禁していたとのこと。

「給料はすべてA被告に渡し、仕事を辞め、生活保護を受けるようになってからも、すべて渡していました」と答えたとのこと。

「財布を持っておらず、トイレットペーパーが買えず、新聞紙を使っていた」とも話したとのこと。

「A被告から『子どもを見るな・触るな』と指示され、冷たい態度を取らざるを得なかった」と涙ながらに話ししたとのこと。

2)検察側
三男の体調に気付いていたか?
「まずいなとは思いました」

痩せている認識はあったか?
「痩せていく状況はわかってました」

A被告に騙されていたことをどう思う?
「本当に信じていたので、安易にだまされていたわけではありません」

子供立ちがA被告に暴力を受けたり怒られてたりするのはどう感じた?
「子供たちに怒鳴ってほしくなかった。A被告に逆らわなくても、気持ちの面で受け入れたことはなかった」

A被告の虐待の説明の流れで
検察から「病院に連れて行かないといけない認識はあったのか」と尋ねられると、被告は「ありました」と答えたとのこと。

***第三回公判(6月8日)***
被告人質問
1)検察側
LINEの文面について
「犬みたいにパンにかぶりつきよった」
「わが子ながら私怖いと言ってしまったんよ笑」

この文面を送っていた理由について、被告は「A被告に対してあなたの味方だと示さないといけなかった」と答えたとのこと。

A被告から「今後の関わりを絶つ」旨の発言をされた件についての回答
「助けてくれるのはボス(と呼ばれる人物)とA被告しかいない」
「ご飯がもらえなくなるから困る」
と返答した。

「三男が痩せていることがわかっていたけど死ぬと思ったのか」に対して
「思っていませんでした」と返答したとのこと。

2)証人尋問(被告の元夫)
死亡した後の三男を見てどう思ったか?
「面影が一切なかった。やせ細り、現実を受けとめられなかった。全くの別人だった」と返答

被告をどう思うか?
「何をやってんだと思いはしましたが、それ相応のことがあったのかなと。子供を大切にする母親なので何かあったんだと」と返答

現在長男と次男は母親について何と言っているか?
「母はだまされてしまったということで、悪くない、罪はないっていう風に言っています」と返答

被告人はA被告にだまされてこうなったということについては?
「複雑な内容なのかもしれないですけど、僕はマインドコントロールとか信じてないので、親として子供を守るのは最低限というか、当然のことだとおもうので。そこは許しません」と返答

被告については
「失ってしまった命は取り戻すことはできないし過去は変えられない。しっかり反省してほしい。最後に子供たちにとって母親は1人しかいない。長男次男は今も大好きなんだと思う。そんな子供たちにこれ以上失望させてほしくない。悲しませないためにしっかり前向いて生きて今回のことを償ってほしい」と返答したとのこと。

***第四回公判(6月9日)***
被告人質問
1)検察側
三男が死亡した時の経緯についての質問
119番通報せずにA被告に助けを求めたのは?
「出来なかった。何をするにも“ボス”とA被告の許可が必要だったんです。救急車を呼ぶのも許可がいりました」と返答

2)弁護側
三男が死亡した時の経緯についての質問
A被告に何か言われたか?
A被告は『警察に聞かれても夫の不倫のことや“ボス”のことは言ったらいかんけん』と言いました。私はそれどころではなく聞き流しました」と返答

三男の最後の言葉は?
「『ママごめんね』です」と返答

「三男にとって許せないのは、A被告か、あなた、どっちだと思いますか?」
「私だと思います」と返答

「A被告にだまされていたと気付いた時の気持ちは」?
「A被告に対する怒りもあるが自分が一番許せなかった」と返答

***第五回公判(6月10日)***
1)A被告の証人尋問
裁判長に「自身の裁判が不利になる場合は証言を拒める」と説明を受けたA被告は、検察側から「被告と面識はあるか」と問われ「はい」と答えて以降は質問に答えなかったとのこと。
三男が餓死したことについても「答えません」などと話したため、休廷などを挟み、約20分で尋問は終了したとのこと。

2)弁護側証人尋問(被告の精神鑑定を担当した心理学部の教授)
A被告は被告に対し、“出会ってから1年目は親しかった人と距離を取らせ、2年目は訴訟の恐怖とお金の要求、3年以上かけて心を完全に支配していった”、“徐々にこうした状況になったため被告も支配されていると気づかなかった”などと説明したとのこと。

検察側
「A被告が心理的支配をした目的は?」
「お金が一番大きいだろう。だから友人(被告)を陥れたのか、嫉妬だろうと思う」と返答

「支配欲は?」
「崇拝されたい、自己肯定感を高めたいという心理が働いたこともある。複合的に働いたと考えられる」と返答

弁護側
三男が死亡した時、「見る事しかできなかった」と話した理由は
「まさにマインドコントロールされていて、思考停止していた証。何より大事なのはボスの意志とA被告の歓心を買うこと。それ以上は思考できない状態だった」と返答

「(A被告への)反抗心はありながら、マインドコントロールされていた?」
「心の中では反抗、嫌だ、という感情が残っているが、A被告には全く言えない。誰にも言えないから辛い気持ちをメモに書き留めていたと言える」と返答

裁判員
「子供の食事を減らしたのは、A被告の計画だったのか?先生の考えは」
「マインドコントロールで子供の食事を奪うのは意味がない。動機に被告の苦しむ姿を見たい、というのがあったかもしれない。質素な生活を理屈に、盾にしていたので、理にかなった行動だ」と返答

***論告求刑公判(6月14日)***
検察側は6月14日、保護責任者遺棄致死の罪に問われている母親の女性被告に対し「子供の生命身体を守ることを放棄した」として懲役10年を求刑したとのこと。

1)検察側は論告で、被告は子供に十分な食事を与えず、A被告が三男に暴力を振るっても止めなかったとして「責任は極めて重い」と主張。自身の背後に暴力団関係者の「ボス」がいるなどとするA被告のうそを安易に信じ、A被告との関係維持などを三男よりも優先したとして「強く非難されるべきで、A被告からの支配の影響を過大に考慮すべきではない」としたとのこと。

その上で、連続して何日間も食事を与えないなど過酷な虐待を続けた結果、三男の体重が平均の半分ほどに痩せ細ったと指摘。「むごい仕打ちと言うほかなく、この上なく悪質だ。被害者の苦しみ、悲しみ、絶望感は察するにあまりある」などと批判したとのこと。

別の報道では
「A被告の支配の影響があったとしても行動は可能で、子供を守るべき行為を放棄した意思決定は非難すべき」として、被告に懲役10年を求刑したとのこと。

更に別の報道では
検察側は論告で、被告がA被告から支配を受けながらも、スマホのメモにA被告に対する反抗的な言葉を残すなど「自由な意思はじゅうぶんあった」と主張。亡くなる直前の三男の栄養失調や体調不良を認識しながら、必要な処置をせず「母親として、子どもの命を守る義務を果たさなかった責任は極めて重い」と指摘したとのこと。

2)弁護側は「被告は心理的支配を受けていて行動選択の幅が狭まった。(2020年4月18日、三男の異変に気付いたあと)救急車を呼ばずにA被告に連絡したのも心理的支配にあった」として情状酌量を求めたとのこと。

別の報道では
弁護側は、A被告の「巧みなうそ」で被告が心理的支配(マインドコントロール)を受け「意思や行動を誘導されていた」と反論。それでも、子供たちに食事を食べさせようとA被告に逆らわないようにしたり、食事をもらうためにA被告を訪ねて懇願したりしたとして「母としてできることを精いっぱいした」などと情状酌量を求めた。その上で「社会内で人間関係を再構築することが必要だ」として執行猶予を付けるべきだと訴えたとのこと。

弁護側の最終弁論中、被告は「三男が… 三男が亡くなったのは私の責任です。それだけです」と述べました。
弁護士が「被告が裁判中に思いをまとめてきたので、もう一度話させてください」と提案。
被告は、手元の紙を読み上げたとのこと。

私が今回起こした事件、心から悔やみ反省しています。身勝手な行動によりいろんな人をまきこんだことを反省しています。Aを信じ、母でありながら三男を守ってあげられなかった。三男には、一生謝罪しつづけます。
三男を失ったことは、私にとって何よりも辛いこと、悲しいことです。でも、三男が亡くなってしまったのは、私の責任です。
長男・次男には、弟を、当たり前の日常を奪ってしまった。これも私の責任です。子供の母として、本当に情けなかった。3人の子供たちに、本当に心から謝りたい。

子供が大好きです。とても子供たちに会いたい。長男と次男2人になったけど、私の中では3人です。もう一度、私は子供たちの母親がやりたい。もしできるなら3人の子供たちの母親としてもう一度生きてみたい。
A(被告)に声をかけたことを後悔しています。三男も亡くならず、家族5人で幸せだったと思います。Aに出会ったことは人生で最大の失敗です。

母、姉、元夫に助けられて支えられた感謝の気持ちがあります。今までの自分を振り返り、謝罪の気持ちを持つ、三男への供養をしていきます。
三男に会いたいです。X(三男の名)… ごめんね…

***判決公判(6月17日)***
裁判長は男の子の母親の女性被告(40)に懲役5年の判決を言い渡したとのこと。

1)判決理由
A)被害者の身体には脂肪がほとんど残っておらず、内臓も大きく萎縮するなどしており、その肉体的苦痛は想像を絶し、本能的な欲求が満たされず、本来頼るべき母親から十分な保護を与えられなかった被害者の辛く悲しい気持ちも計り知れない

B)本件犯行の客観面は、相当悪質な部類に属する

C)共犯者から数々の嘘によって経済的に搾取され、心理的にも支配されて、生活全般を共犯者から実質的に支配されていた被害者としての側面があり、これが本件犯行に及んだ主な要因となっていたことからすると、被告人の意思決定を強く非難することはできない

D)子供と一緒に生活したいという気持ちが強く、共犯者の指示に背くことが困難な状況にあったことを踏まえてもなお、親族に助けを求めるなどして被害者に十分な食事を与えるという生命・身体を保護する行動を取ることが期待可能であったとみるべきであり、やはり一定の非難を免れない

E)子に対する保護責任者遺棄致死事件の中で、極めて重い部類とはいえないが、執行猶予を付するほど軽い事案ということはできない
犯行を認めて、深い反省や悔悟の態度を示していること、自らの行為の結果とはいえ、大事な我が子を失い、実名で全国報道がされるなど一定の社会的制裁を受けていること、被告人の母親が今後の被告人の支援を誓っていることなど、社会復帰のため酌むべき事情が認められる

2)裁判長の説諭
以上で判決の言い渡しの手続きは終わるのですが、今回2週間、裁判に関わってこられた裁判員の方とお話しする中で、今からお話しすることを伝えたいと思います。これは判決ではありませんので、Xさん(被告の姓)が聞きたくないということでしたらやめますが、どうしますか。

被告 聞きたいです。

裁判長 じゃあ、お話しをしますね。

まず最初に、大切なお子さんを亡くされたことについて、私たち一同、お悔やみ申し上げます。

二つ目ですが、これから判決に基づいて償いをすることになりますが、Xさんがどこにいても、お子さんの母親であることは変わりはありません。罪を償って社会に戻った後は、再びお子さんの成長に寄り添える日が来ることを、私たちみんな願っています。Xさんもその日を目標に、これからの日を強く生きてほしいと思います。

今、お話しした点が、裁判員のみなさんがXさんに伝えたいことです。

3)裁判員の会見
裁判員の1人は、被告と共犯とされる“ママ友”との関係について「支配というものがなんなのか。どうやって支配してされているのか。本当に支配されているのか。かなり判断が難しかった」と語ったとのこと。

また、5歳の男の子の餓死を防げなかったことについて「どうかしたら救えなかったのだろうか、関わっていた人が誰か救えなかったのか、行政もどうにか救えなかったのかと思って自問自答していた。二度と起こしてはいけない事件だと思う」と語ったとのこと。

こんなところですね。
A被告の影響がどの程度、認定されるか?が気になっていましたが、求刑が懲役10年に対して、判決が懲役5年なので、半分はA被告の影響があったと言う事でしょうか。

この手の洗脳系とか支配系の事件と言うのは時々起こります。珍しい事では無いんですよね。
バリエーションとしては
1)直接的な暴力による恐怖での支配
普通に考えると難しそうなんですが、暴力による恐怖と言うのは誰しもが怖いところですからね。

2)借金などによる経済的、精神的な支配
事件を見ていると、以外に多いかもしれません。
借金が一番、簡単に作られる弱みですよね。

3)善意を悪用した支配
例としては、不治の病を治すとか、除霊するとかね。
家族を救いたいと言う気持ちを悪用する場合ですね。

この事件の場合は、3)でも無いし1)でも無い、強いて分類するなら2)だと思うけど・・・
しかし、具体的な弱みは被告には当初無かったはずなんですよね。

そこで、作り話で他のママ友同士のつながりを切られて、次に嘘の浮気話で夫と離婚させられ、嘘の訴訟話へと発展していく中で支配されてしまったんですよね。
全てが嘘のようですが、被告側にもその「嘘」にすがりたい何かがあったのかもしれませんね。

とは言え、そのあたりの事は、精神鑑定をされた教授ぐらいにしか分からない事だと思うので、A被告の公判で、情報が出てきて欲しいですね。

さて、この事件を防ぐには?と考えると相当難しいかもしれませんね。
なんて言うか、防ぐ方法が見つからないんですよ。

会社の同僚やクラスメイトなどもそうかもしれませんが、「癖の強い人」はどこにでも居るので、本来なら先輩や同僚などから、「あの人は注意して」って話が出るところなので、それを聞けば警戒すると思うのですが、今回はそれ以前にその「癖の強い人」に接触してしまったような気がします。

その意味では、公判の最後に被告が読み上げた心境の「Aに出会った事は人生最大の失敗」と話しているのは腑に落ちる部分ですよね。
出会ってしまった後に、回避する方法も難しいです。
「他のママ友も、夫も親戚も全てが敵」となると、外的な要因で事件を回避する方法が無いと思うんですよね。
唯一可能性がありそうなのが、児相や警察なのですが、当の被告本人がAの同席を認めているので、児相や警察もそれを拒否する事は難しいかもしれないですよね。
それに「なぜ、こんなに貧しいのか?」と言う疑問を担当者が感じても、それを掘り下げる事は難しい気がします。

夫や親族がもっと強く出ていればと言う意見も出そうですが、ここまで洗脳されては、おそらくその効果は限定的と言うか逆効果かもしれないですね。

なので、私としては、A被告に出会う前の段階で対策する以外に方法が無いのではないか?と考えています。
具体的には、教育と言う事なんですが、分かりにくい表現ですが「自立する事」かな。
なんの事?と思われるかもしれないですが、誰しも自立しようとすれば、自分で考えて判断する事になると思うんですよね。
そうすれば、この一連の嘘の中で、自分で裏付けを調べようとすると思うんです。
浮気があるなら、浮気の相手は誰なのか?とか、訴訟があるならどんな訴訟方法なのか?とか、そもそも、ボスはなぜ訴訟費用を立て替えているのか?とか、色々と疑問が出てくると思うんですよね。

それで、嘘の一つや二つは見破れたのではないか?と思っています。
ただ、もう、洗脳が進んで疑問があっても、被告自身が調べられないようになっていたのかもしれないので、やはり早い段階が勝負だったのかもしれませんね。
具体的な弱みになる前の、ママ友の悪口、夫の浮気話の頃が回避できる最後のチャンスだったのかもしれませんね。

亡くなった男児のご冥福をお祈りします。

次はA被告の公判を待ちましょう。

参考リンク
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その6(8月10日までの報道)
福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その8(Aの一審判決1)

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コメント

個人的に被告の間違いはAを信じてしまったと言うより、元夫など家族を信じられなかったことのような気がします。
やっぱり元々被告にも、魅力的な言葉を断言してくれる人間に縋りたくなってしまうような元々の不安定さがあったのかもしれませんね。
ASKAさんの仰る通り、自分のことは自分で判断する、重要なことを自分で調べるなどの「自立」が大事ですね。

投稿: | 2022/07/03 20:15

昔から拝見させていただいています。解説にごもっとも!と頷きましたし、コメントされた方のご意見もさすがです。
ママ友世界の経験から言わせてもらうと、仕事をやめ子育てが始まり、ママ友の世界に入ると、本当に唯一神というかその世界が全てになり、そこでの交友関係はママにとって死活問題になります、大袈裟でなく夫より重要課題になります、今となっては全くくだらなく、子どもが大きくなると、本当に気が合う人1〜2名しか続かないのですが。変わったボスママもいますが、今考えるとそのボスママでさえもその時の世界に洗脳状態だったのかと思います。

洗脳したというA被告も、自分を絶対裏切らない人、思い通りになる人が欲しかったのでしょうね、お金もからんで麻痺したのでしょう。虐待させたのも自身に何かフラストレーションがあるのでしょうね。

投稿: ゆうもん | 2022/07/07 14:24

名無しさん、ゆうもんさん、こんばんは

名無しさんへ
女性の場合は幼少期に男尊女卑的な環境で育ってしまうと、自己評価が低く、誰かに依存するような性格になってしまう事もあるかもしれませんね。(この被告がそうかはわかりませんけど)

ゆうもんさんへ
専業主婦となって家庭に入れば、家庭と子供関係のつながりだけになってしまいますから、ママ友との関係が重要になってくるのはわかるような気がします。

A被告の方は「麻痺している」と私も思います。
お金が目当てだったとしても、子供が死亡するような事になれば、当然、この関係も破綻するのは理解していたと思うんですよね。
その意味ではA被告の完全なミスなのですが、そのあたりは、A被告の公判で出てくる事を期待したいですね。

投稿: ASKA | 2022/07/16 20:12

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