« 福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その7(母親の一審判決) | トップページ | 山梨県道志村7歳女児不明事件その13(発見された遺留品について) »

2022/07/07

山梨県道志村7歳女児不明事件その12(枯れ沢の捜索終了)

続報です。
1)捜査関係者によりますと、5月見つかった子どものものみられる右腕と左のすねの骨の一部は危害を加えられた形跡はなく、死後数年が経過しているとみられるとのこと。(5/20報道)

2)5月11日に見つかった腕と足の骨の一部について警察は、鑑定の結果3年前に近くで行方不明になった千葉県成田市の女児のDNA型と一致したと明らかにしたとのこと。(5/25報道)

3)道志村の山の中でこれまでに見つかった遺留品の鑑定は全て結果が出ましたが、死因は特定できていないとのこと。(5/25報道)

4)山梨県警は5月26日、道志村山中の捜索で新たに人骨のようなもの二つが見つかったと発表した。捜査関係者によると、長さはいずれも10センチ前後という。県警は今後、司法解剖で人骨と判明すれば、DNA型鑑定を進めるとのこと。(5/26報道)

5)山梨県警は5月28日、道志村山中の捜索で、新たに人骨のようなもの1つが見つかったと発表した。
おとといの捜索で、運動靴などが発見された周辺で人骨のようなものが2つ見つかったが、きょうも、その周辺で人骨のようなもの1つが新たに見つかったとのこと。(5/28報道)

6)28日発見の骨について捜査関係者によりますと、数cm四方で人の骨だった場合は死後数年が経過しているとみられているとのこと。(5/30報道)

7)5月26日には、いずれも上半身のものとみられる10cmほどの棒状の骨のようなもの2つも見つかっている(5/30報道)

8)山梨県警は5月31日、捜索を続けている道志村の山中で新たに人骨のようなものが四つ見つかったと発表した。長さや形状については明らかにしていない。(5/31報道)

9)山梨県警は6月1日、同県道志村で5月26~31日にかけて見つかっていた人骨とみられていた7つのもののうち、6つが司法解剖の結果、人骨であることを確認したとのこと。

さらに、5月4日に見つかった黒いハイネックの中に骨片が7つあり、そのうちの3つが人骨だったことも判明したとのこと。(6/1報道)

10)警察は6月1日、先月26日から31日までの間に見つかった7つの骨のようなものを司法解剖したところ、6つが人骨と確認されたと明らかにした。6つの人骨は胸と腰、腕、足の骨だったとのこと。
また、警察は先月4日に発見されたハイネックの内側から数ミリほどの小さなかけらが7つ見つかっていたことも明らかにした。司法解剖の結果、このうちの3つも人骨と確認されたとのこと。

11)県警は6月1日、司法解剖の結果、九つが人骨の一部と特定されたと明らかにした。可能なものはDNA鑑定を行い、身元の特定を進める。

12)県警によると、人骨は左右のあばらと右腕、右脚、右肩、腰、骨盤、手指の骨。

九つの骨のうち六つは先月26日から31日にかけて、かれ沢で見つかった。残りは数ミリ程度で、先月4日に発見されたハイネックシャツの中にあった。(6/1報道)

13)ハイネックのシャツに付着していた土から、人の骨のようなかけらが七つ見つかっていたことも明らかにし、三つは人骨片だったと県警は説明している。(6/1報道)

14)人骨6本の内訳は、肋骨(ろっこつ)3本のほか、右前腕部の骨、右すねの骨、腰椎(ようつい)が1本ずつ。シャツから見つかった人骨片三つはそれぞれ腰骨、肩、手指の一部。(6/1報道)

15)山梨県警は6月2日道志村のキャンプ場近くの山中で、新たに人のものとみられる骨が三つ見つかったと明らかにした。(6/2報道)

16)6月3日の捜索で発見されたのは人の骨のようなもの2つです。
形や大きさなどは明らかにしていません。
これまでに運動靴などが見つかった周辺の斜面を捜索したところ、発見したとのこと。2日も人の骨のようなものが3つ見つかっていて、3日に見つかったのは2日と同じ場所だとのこと。(6/3報道)

17)3日に見つかった人の骨のようなもの2つについては、いずれも数センチ四方で、死後数年経過しているとのこと(6/4報道)

18)7日新たに3つの骨のようなものが見つかりました。。大きさはいずれも1cmから2cm。(6/7報道)

19)警察は、現場周辺から今月発見された5つの骨のようなもののうち、3つは人の骨の一部だと特定した。
上あごと下あご、それに腰の骨の一部で、あごにはあわせて8本の歯が残っていた。(6/7報道)

20)警察は7日、今月2日と3日に見つかった5つの人の骨のようなものについて、司法解剖の結果3つが人骨だったときょう明らかにした。3つの骨のうち2つはあごの骨、1つは腰の骨だった。あごの骨には一部の歯が残っていたとのこと。(6/7報道)

21)8日、新たに人の骨のようなもの1つと1センチほどの骨のようなもの1つを発見したとのこと。運動靴などが見つかった周辺で発見された。(6/8報道)

22)先月31日に発見された肋骨や手足の骨あわせて3つの人の骨について警察は、鑑定の結果、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった千葉県成田市の女児のDNA型と一致したと明らかにした(6/10報道)

23)三つの人骨は、右前腕部の骨と右肋骨(ろっこつ)、右すね付近の骨。5月31日に別にもう一つ発見されていた人骨のようなものについては、司法解剖で人骨と確認できなかった。人骨と未確認のままDNA型鑑定をしたが、身元の特定にも至らなかったとのこと(6/9報道)

24)山梨県警は6月10日新たに人の骨のようなものが1つ見つかったと明らかにしました。10日に見つかった人の骨のようなものは、長さ十数センチの棒状で人の骨であれば、死後数年が経過した上半身の骨とみられる(6/10報道)

25)警察は6月15日、今月2日と3日の捜索で見つかった人の上下のあごの骨について歯の治療記録などからいずれも不明女児の骨と特定しました。
DNA型鑑定では個人を特定するだけのDAN型を検出できなかったという事。
これまでにあわせて8つの骨が美咲さんの骨と特定されたことになります(6/15報道)

26)警察は、今月3日に見つかった腰の骨について DNA型鑑定の結果を公表し、千葉県の不明女児のものと特定したと説明しました。(6/17報道)

27)6月7日以降に見つかった6つの骨のようなものについて、警察は22日、このうち2つが人の骨だったと明らかにしました。
背骨の一部と左肋骨の一部で、今後DNA型鑑定を行い、個人の特定を進めます。
ほかの4つは獣の骨でした。(6/22報道)

28)警察は先月10日以降新たな遺留品が見つからないことなどから、2か月以上続けてきた捜索を打ち切ることを明らかにしました。
警察が捜索を続け延べおよそ2100人の捜査員や警察犬を投入。
これまでに29個の骨のようなものを見つけ、このうち9つの骨のDNA型が不明女児と一致しています。
しかし先月10日以降、新たな発見物がなくかれた沢周辺の捜索が終わったことから、警察は2か月以上続けてきた捜索を打ち切ることを明らかにしました(7/1報道)

29)当初想定していた捜索範囲の土砂や落ち葉のほとんどを調べたため、一連の捜索について区切りをつけた。(7/1報道)

時系列
2019年
09月21日
12:15頃 女児一家(母、姉)がキャンプ場に到着
13:00  昼食後に子供たちが広場近くで遊ぶ
15:00過 子供たちがおやつを食べていた。
15:35  女児以外の子供が沢に遊びに出かける
15:40頃 女児が子供たちの後を追いかけていく
15:50  大人が子供たちを迎えに行く
16:00頃 戻った子供の中に女児がおらず、女児が不明になる、捜索開始
17:00  警察に通報
18:00  警察官が現場に到着
20:00  大人が捜索を継続
09月22日
01:30  女児の父親が到着、3時まで捜索を続ける
09月23日 捜索を継続、捜索ボランティアが足跡を撮影
09月24日 60人態勢で捜索
09月25日 290人態勢で捜索(自衛隊が参加)
09月26日 270人態勢で捜索
09月27日 270人態勢で捜索
09月28日 240人態勢で捜索
09月29日 約100人態勢で捜索(自衛隊が撤収)
09月30日 約35人態勢で捜索(消防団が撤収)
10月01日 約40人態勢で捜索
10月02日 約50人態勢で捜索
10月03日 約50人態勢で捜索
10月04日 約35人態勢で捜索
10月05日 約35人態勢で捜索
10月06日 約35人態勢で捜索
2022年
04月23日 不明現場から600mの場所で捜索ボランティアにより、子供の頭骨の一部が発見される。
04月25日 現地の駐在に通報
04月26日 骨の発見された付近を捜索
04月27日 捜索を継続
04月28日 枯れた沢を数100メートル上流に登った急斜面で「右足の靴」が発見。(骨の発見された場所の上流)
04月29日 「左足の靴」と「片足の靴下」が別々で見つかり、それぞれ「右足の靴」から数メートルの場所で発見。
以後捜索は継続されている。
05月02日 警察は見つかった骨について、DNAは抽出できたものの、個人の特定には至らなかったと発表した。
05月04日 人の骨のようなものと、黒色とみられる長袖のハイネックを発見。(骨は右側の肩甲骨)
05月05日 ハイネックの周辺で洗濯タグを発見
05月11日 新たに骨と思われる物を2個発見
05月12日 警察が4月23日に発見された頭部の骨の一部のミトコンドリアDNA鑑定により不明女児の母子関係と矛盾しないと発表
05月14日 肩甲骨のDNAが一致した為、遺骨は女児のものと断定したと発表
05月26日 人骨のような物2個を発見
05月28日 人骨のような物1個を発見
05日31日 人骨のような物4個を発見
06月01日 ハイネックの中の土の中に7つの骨片があったと発表
06月2から3日 人骨のような物5個を発見
06月7から10日 人骨のような物6個を発見

発見された遺留品
長袖ハイネック、左右の靴、片足の靴下、洗濯タグ

発見された骨のような物、
29個の骨のようなものを発見、このうち9つの骨のDNA型が不明女児と一致

発見された骨の部位(報道が曖昧なので少し齟齬があるかもしれません)
頭骨、右側肩甲骨、腕の骨、足の骨、肋骨3本、右前腕部の骨、すねの骨、腰椎、腰骨、片、手指の一部、顎の骨2個、腰の骨

報道情報としてはこんなところですね。
2ヶ月に渡る捜索の結果、発見された骨は不明女児の物と判明し、その骨の構成から女児は死亡しているとの判断になりました。

事件か事故かの判断はされず、捜査は継続されるようですが、捜索は終了しました。

亡くなった女児のご冥福をお祈りします。

次回以降で現状の考察とか違和感などを考えてみたいと思います。

参考リンク
山梨県道志村7歳女児不明事件その11(事件か事故か?)
山梨県道志村7歳女児不明事件その13(発見された遺留品について)

|

« 福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その7(母親の一審判決) | トップページ | 山梨県道志村7歳女児不明事件その13(発見された遺留品について) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 福岡県篠栗町5歳児虐待死事件その7(母親の一審判決) | トップページ | 山梨県道志村7歳女児不明事件その13(発見された遺留品について) »