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2023/01/04

世田谷一家殺害事件再考その213(ザ!世界仰天ニュース新春5時間SP)

2023年1月3日に放送した、こちらの番組で世田谷事件について取り上げていたので、メモとして記録する事にします。

時間としては20分ほどで、事件発生から犯人未明逃亡節、時効撤廃にいたる部分をざっくりと時系列にまとめた内容ですね。
正直、ざっくりすぎて、情報の正確性とか、時系列の順序とかに疑問府の付く内容です。

どちらかと言うと、これまでこの事件を知らなかった一般人に対して、こんな酷い事件があったんですよ。と言う事件の紹介が主な目的なのかな?と思います。
なので、事件簿で取り上げる必要があるのか?と疑問な部分もあるのですが、とりあえず、私が放送を見て気になる点だけメモしておきます。

1)事件の7日前、12月23日にみきおさんの両親を招いて、クリスマス会を行った。

2)当日夕方(17時よりも前)に一家で玄関にしめなわ飾りをつけていた。

3)23:30頃、飛び出しマンの目撃情報

4)現場玄関の鍵がかかっていた。合鍵でドアを開けた?

5)みきおさんは、恐竜好きだった。雑学の本を大量に所蔵していた。
学校の勉強はまったくせずに、東大に合格した。
大学時代はSF・アニメ研究会、演劇サークルに所属、役者では無く舞台美術の制作に没頭していた。
運動会や授業参観にはみきおさんは会社を休み、夫婦で参加していた。
みきおさんは大学時代の仲間にあった時には、子供の話を良くしていた。

6)網戸の落下位置が小道側?

7)風呂窓侵入の根拠が地面の足跡?

8)結婚後に開いた学習塾は、隣家を借りて、月曜と木曜に行っていた?
この時、みきおさんのお母さんに子供の世話を頼んでいて、お母さんは毎回、隣の県から宮澤家へ訪問していた。

9)にいなちゃんのクラスの転校生とは学校帰りによく遊ぶようになった。(場所は宮澤家?)

こんなところですね。
?マークのある情報については、疑問のある情報です。

特に8)の塾の情報は事件当時の情報なのか?結婚後に開いた時の情報ではないのか?が曖昧ですね。
ただ、いずれにせよ、塾で泰子さんが家に不在になる時は、みきおさんのお母さんが、宮澤家に来て、子供の面倒を見ていたと言うのは変わらないのかな?と考えています。

で、ちょっと予想外だったのは、みきおさんがかなり「子煩悩」と言うか「子供好き」だった点ですね。
もうちょっと仕事を優先する人なのかな?と言うイメージでした。もっとも、以前から他の人が残業しても、自分は定時で帰ると言うような情報もあったので、「趣味」を優先する人なんだろうと思ってましたが、「趣味」と「子供」はかなり優先度が高かったのかな。
他には、学校の勉強をせずに、東大に合格していると言う話を聞くと、みきおさんは相当優秀な方だったのだろうと思いますね。
恐竜好きと言うのも意外でしたが、そちらの方向には進まずに、アニメ・演劇に情熱を注いでいたのも、多趣味だったと言う事なのかな?

この事件を扱う番組は多いので、独自性を出す為に、情報は報道された情報をトレースする形にして、被害者の人物像を掘り下げる形にしたのかもしれませんね。
私としては、みきおさんの新たな人物像を知る事ができたのが収穫でした。

見逃し配信などもあるようなので、興味のある方は番組を視聴してみてください。

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2023/01/01

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。 (コミック版全3巻)


最近、専門書以外を読んでないなと思いつつ、ちょっと何か読む物ないかな?と思って見つけたのがこの本です。
原作は小説なのですが、哲学の本を活字で読むのはちょっとなと思い、コミックにしてみました。

原作小説を読んでないですが、哲学の初歩を学ぶには、分かりやすく気楽に読めるのが良かったです。

事件簿で数々の理不尽な事件を見てきたけれど、自暴自棄になってしまう人の人生には何が足りないのか?と疑問に思っていました。

その答えの一つが「哲学」にあるかもしれないと思っています。

とりあえず、登場する哲学者としては以下の5人ですね。

1)ニーチェ
2)キルケゴール
3)ショーペンハウアー
4)サルトル
5)マルティン・ハイデガー

この本を読んで、私自身、漠然と考えていた人生について、少し考えるようになりました。
そして人生の残り時間を意識するようになりましたね。

こちらはKindle用のリンクです。紙の本を購入する場合は注意してください。

原作小説はこちら

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世田谷一家殺害事件再考その212(22年年末情報とビラ)

今年もよろしくお願いします。
(例年の事ですが、事件簿の性格上「おめでとう」と言う言葉は使わない事にしています。みなさんもご配慮願います)

さて、2022年の年末情報は特にはありませんでしたね。
ただ、12月16日に警視庁のこの事件のHPに更新があり、マフラーについての情報提供を求めていました。
URLはこちら
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/jiken_jiko/ichiran/ichiran_11-20/seijo05.html

気になる点としては、太文字で強調している部分です。
過去の捜査でゲームセンター(クレーンゲーム)の景品だった、という情報があります。
また、平成30年5月にマフラーに関する情報提供を呼びかけたところ、

事件前に、中学校の指定制服販売店の景品でもらった
事件前に、ガソリンスタンドの景品でもらった
などの情報が寄せられました。

結局、流通経路を知りたいと言うのが目的のようですね。
で、最後に
「平成12年までの写真アルバムを見てください」となっています。

平成12年とは2000年の事です。なので事件当時にマフラーを持っていた人を探したいと言うところでしょうか。

そして、もう一つ、警視庁が配布しているビラです。
警視庁がツイッターでも拡散してますね。
で、内容ですが、昨年のビラをベースに一部、文言が追加されているようです。気になるのは、以下の部分です。

○祖師ヶ谷公園
○スラセンジャー(靴)
○ドラッカーノワール(香水)
○ラグランシャツ(販売店マルフル、MX)
この言葉にピンときたら!

このビラで捜査本部は、スラセンジャー、ドラッカーノワール、ラグランを中に捜査をしているようですね。

この内、ラグランは2016年に警視庁の作成したPDFの第二版に全国の販売店名と販売数を記載して情報を求めていて、あと一歩と言う印象ですね。

スラセンジャーについては、韓国製でサイズが27.5cm(韓国サイズ280)でこれが日本国内では販売されていないと言う事なので、有力な手がかりになりそうです。

問題は残りのドラッカーノワールです。
香水はバッグ内とハンカチに付着していたと言う事ですが、これまであまり注目されてきた印象はありませんね。

とりあえず、今回配布のビラについては、これらのキーワードの複数に関連した人物を探したいと言うメッセージでしょうか。

で、一連の情報の中で一番、私が注目しているのが、「マフラー」です。
現在出ている遺留品の情報は2007年の段階では公表されていた物で、「マフラー」の情報も出ていました。
事件簿で遺留品の記事を書いたのが2007年なので、情報自体はもっと以前に公開されていたと思います。

ここに来て、マフラーの情報を再度求めている事の意味が気になります。
私自身はこれまで、マフラーについては、遺留品の中の一つと言う認識で、特に考えた事がありませんでした。
それは、製造元も流通経路も分からない、「ありふれた物」で「一番犯人に遠い証拠」だと考えていたからです。

捜査本部が「マフラー」の情報を今、求めているのは、新たに犯人に関する情報を掴んだからでは無いのか?
その情報の補足や確認の為に「マフラー」の情報を求めているのではないか?と妄想しています。

と言うのも、あの島根女子大生殺人事件で「映像記録を求めています」というビラが作成された、1年後(ビラの作成年が不明ですが、1、2年後だと思います)に犯人が特定されました。それは、デジカメに残された遺体写真が決め手でしたね。

マフラーをしているところの写真ですか・・・冬のイベントと言えば、クリスマスや初詣と言うあたりでしょうか?

以前の常連さんの「迷探偵にゃんこ」さんの犯人のファッションについての2017年のコメントを再掲します。
(にゃんこさん、ありがとうございます)

「マフラーをする」という人物像
犯人のコーディネイトは、当時の流行を意識したものでした。ラグランTは、当時人気のアイドル(俳優)の着用から流行したものです。
ユニクロのジャケットも、当時はまだ、トレンド感のあるアイテムでした。
一番お洒落を感じるのは無印の黒のハンカチです。普通、黒のハンカチ持ちませんよね……
全体をモノトーンでまとめていますし、ニットのクラッシャー帽(当時はそういう呼びかたをしました)を被っているあたりも、強く流行を意識しているといえます。
今に通じますが、流行には東西の違いがあって、例外もあるでしょうが、犯人のコーディネイトはどちらかというと関東風です。青年期を関東で暮らしたことがある人物と思います。
ただ、「経済力」という点では及ばないところがあって、「安いアイテム」で纏めている分、マフラーは質の悪いものです。
香水が「ドラッカー・ノワール」なんですが、これは90年代後半にB・Boy系に人気のアイテムです。
で……ここまでは、それなりの生活背景のなかで、がんばってお洒落している青年の姿が見えるんですが、合点がいかないのが……スラセンジャーなんですね……この当時ならやっぱり一番お金をかけたいのは「スニーカー」なんです…スラセンジャーは犯行用に用意したのかもしれませんね。
お金がないなりに、集めたスニーカーコレクションを犯行に使いたくはなかった…ということもあるでしょうし、足跡を調べられることは予想しただろうし、犯行後、廃棄する予定だったとも考えられます。ちなみに、「スラセンジャー」って、何?って思いますが、知る人ぞ知る、テニス、ゴルフの名ブランドなんですよね……まあ、遺留品はそういうブランドネームだけを借りた商品で、それほど人気はないし、安く売られていたようですが。

と言う事で、クリスマスに犯行当時と似たような姿で写真に写っている可能性も有ると思います。ぜひ、アルバムを見返してみてください。

参考リンク
島根県立大女子大生バラバラ殺害事件その66 (7年目の節目報道とビラ)

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