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2023/08/10

北海道札幌市ススキノ首なし殺人事件(容疑者逮捕まで)

新規の事件ですが、近年にない特異な事件の為、取り上げる事にします。
第一報(7月3日報道)
1)7月2日午後3時ごろ、札幌市中央区南8条西5丁目のホテル2階客室で男性が倒れているのを従業員が発見した。

男性は成人とみられ、その場で死亡を確認、死後あまり時間が経過していないとみられている。

2)男性が浴室内で頭部が切断された状態で発見されたとのこと。

3)頭部が客室で見つかっていないことも判明。

4)ホテルの防犯カメラには、男性が別の人物と2人で入室する様子が写っており、道警は、この人物が頭部を持ち去った可能性もあるとみて、行方を追っているとのこと。

7月4日報道
1)男性が1日深夜、大型のスーツケースを持った別の人物と2人で入室し、約3時間後、この人物が1人で退店する様子がホテルの防犯カメラに写っていた。

2)男性と一緒に入室した人物が1人で退出する際、入室時とは異なる服装だった

3)男性は室内の浴室に裸で倒れていて、壁などの血を洗い流したような跡があったとのこと。

4)男性と一緒に入出した人物が退出する際、女性のような声で、「先に出ます」などとフロントに電話があったとのこと。

5)客室には男性の携帯電話や免許証など身元の特定につながるものは残されていないとのこと。

6)7月1日午後10時50分ごろ、被害者と別の"人物"が2人でホテルに入室した。

その約3時間後、翌2日の午前2時ごろ、フロントに女性のような声で「1人で先に出る」などと電話があった。
この別の"人物"が、フロントの前を通り、1人で退室した。

2日午後3時ごろ、電話をかけても出ないことを不審に思った従業員が確認に行ったところ、遺体を発見し、消防に通報したとのこと。

7)ベッドには目立った血の跡はなかった。

8)不明となっている"人物"の特徴は、体格は小柄。
服装は女性のような衣服を着ていて、入室時と退出時で着替えていた。
つばの大きい帽子を目深にかぶっていたということで、顔を見られたくないという意図があった可能性がある。
さらに、大型で黒っぽいスーツケースを持っていた。

7月5日報道
1)遺体は恵庭市の62歳の会社員の男性と判明

2)男性の妻が3日夜、警察に行方不明届を提出していて、自宅にあった指紋が遺体と一致したととのこと。

3)被害者には防御創がなかった。

4)男性の死因は出血性ショックで体の一部には致命傷となる刃物のようなもので刺された傷があったとのこと。

5)客室内にも争った形跡はなかったとのこと。

6)男性が恵庭の自宅から札幌まで車で移動していたとのこと。
男性は家族に行き先を告げずに自宅を出ていて、車で札幌まで移動していた。

7)遺体は浴室でうずくまった状態で見つかった。

8)身元につながる遺留品は一切残されず。衣服も残っていなかった。

7月7日報道
1)関係者によりますと、7月1日、事件前、男性は1人でホテルの近くで行われたディスコ・イベントに参加し、別の人物とホテル周辺で待ち合わせをして、その後、事件に巻き込まれました。

7月25日報道
1)7月24日、道警が死体遺棄などの容疑で職業不詳、女性容疑者(29)=札幌市厚別区=を逮捕した。
共犯者で父の精神科医、男性容疑者(59)も逮捕した。

2)被害者は女装家でススキノでは有名とのこと。

3)7月25日、母親の女性(60)も死体損壊と死体領得、死体遺棄の疑いで逮捕。

4)北海道警は家宅捜索で親子の自宅から見つかった人の頭部が、被害者の男性のものと確認したことを明らかにした。

5)捜査関係者によると、父娘は事件前、札幌市内の商業施設で「スーツケース」と「刃物のようなもの」を購入していたとのこと。

6)父親の修容疑者は、勤務先の病院で精神科の科長を務めていた。過労死やうつ、メンタルヘルスに関する講演会やセミナーに登壇する機会も多く、地元の名士とのこと。

7)捜査関係者談:「7月25日に自宅へのガサ入れが行われ、血液の付着していそうなものを含め事件に関連するとみられるものが押収されました。押収されたのは段ボール42箱で、これは一般的な家の家宅捜索の倍の数です。部屋の中はゴミなどが散乱しており、あまりの物の多さに、明日またガサ入れする予定です。」とのこと。

7月26日報道
1)女性(29)容疑者と男性容疑者は、事件までに、のこぎりやスーツケースなどを小売店で購入していた。

2)男性容疑者は事件のあとも普段と変わらない(SNS)投稿を繰り返していたとのこと。

3)これまでの調べで父親の男性容疑者が車で女性(29)容疑者をホテル付近まで送り迎えをしたとみられていますが、警察が送迎に使ったとみられる車を24日押収していた。当時のホテル付近の防犯カメラには、特徴の似た車に2人とみられる人物が乗っている様子が映っていたとのこと。

4)7月26日は男性容疑者が勤務する札幌市東区の病院にも家宅捜索が入りました。使っていたロッカーや机などを調べたものと見られるとのこと。

5)事件前、女性(29)容疑者と男性容疑者は、自宅近くの量販店で「のこぎり」などを購入。

7月27日報道
1)捜査関係者によると、女性(29)容疑者と死亡した男性は、事件前からススキノの飲食店で会うなど面識があったとのこと。

2)査関係者によりますと、女性(29)容疑者とみられる人物は、夏場にも関わらず入室時に黒っぽい手袋を着用していて、室内から女性(29)容疑者の指紋が検出されなかったとのこと。

3)女性(29)容疑者と被害者の男性(62)が事件前の5~6月に、市内の繁華街・ススキノの飲食店で会っていたとのこと。

4)捜査関係者によりますと、女性(29)容疑者は男性との間にトラブルを抱えていて、同居する母親の女性(60)容疑者も娘のトラブルを把握し、計画段階から犯行を認識していたとみられているとのこと。

7月28日報道
1)男性の頭部が親子の自宅浴室から見つかっていたとのこと。

2)捜査関係者によると、北海道警が24日に自宅を捜索した際、2階浴室で一部腐敗した頭部が見つかったという。道警は歯型から、遺体で見つかった恵庭市の男性会社員(62)と特定した。

3)変装に使われた可能性のある金髪のウィッグなども押収したとのこと。
女性(29)容疑者が事件当日、着用していたとみられる黒っぽい服や金髪のウイッグも押収されていたとのこと。

4)現場近くの防犯カメラには女性(29)容疑者と父親の男性容疑者が乗ったとみられる車が逃走する様子が映っていたとのこと。

5)自宅の2階にある浴室から被害者の頭部が腐敗が進んだ状態で見つかっていた。

7月29日報道
1)女性(29)、男性、両容疑者が事件前、札幌市内の量販店で金髪のウィッグ(かつら)を購入していたとのこと。

2)道警は先に退室した人物が女性(29)容疑者とみており、ホテル直近の防犯カメラには退出からおよそ10分後、男性容疑者の車が走り去る様子が映っていたとのこと。

3)関係者によりますと、女性(29)容疑者と男性は5月下旬、ススキノのダンスクラブで知り合ったとみられ、その後複数回接触していたとのこと。
警察は2人が出会ってから1か月ほどでトラブルとなり、事件に発展したとみて、両親が関与した経緯を含め調べを進めているとのこと。

7月30日報道
1)逮捕された29歳の女と59歳の父親は、事件前におもちゃのような“手錠”を購入していたとのこと。
手錠は、価格が安いおもちゃのようなもので、男性容疑者のクレジットカードで購入されていたとのこと。

2)その後の調べで、別の複数の刃物や金髪のウイッグも同じ量販店で購入し、防犯カメラに2人の店内の様子、男性容疑者のクレジットカードの使用履歴も残っていたとのこと。

7月31日報道
1)持ち去られていた男性の所持品の一部が、逮捕された親子の自宅から見つかっていた。

2)被害者男性はディスコイベントでは有名な人(2週間に1回くらいは見ていました。)

「毎週末金曜日か土曜日どっちか来ている。お酒を飲みつつ座っている女の子に声をかけていた」

8月1日報道
1)容疑者らの自宅からは被害男性の所持品の一部が見つかっていました。その中には男性が事件直前に参加していたディスコイベントで着用していた衣装などが含まれていたとのこと。

時系列
2023年
05月下旬 女性(29)容疑者と男性が知り合う。その後、複数回会う
06月下旬 女性(29)容疑者と男性がトラブルとなる。
その後、のこぎり、刃物、ウィッグ等を購入する。(時期はASKAの推定)
07月01日(金)
被害者は現場近くのディスコ・イベントに参加
22:50頃 二人が現場ホテルに入室

07月02日(日)
02:00頃 被害者と一緒に入室した人物がフロントに電話して退室
02:10頃 男性容疑者の車が走り去る様子が防カメに映る。
15:00頃 札幌市中央区南8条西5丁目のホテル2階客室で男性が倒れているのを従業員が発見。

07月03日(月)
夜    被害者の妻が行方不明届けを出す。

07月24日(月)
女性容疑者(29)を逮捕
共犯者で父の精神科医、男性容疑者(59)も逮捕
家宅捜索で腐敗が進んだ頭部を浴室で発見。

07月25日(火)
母親の女性(60)も死体損壊と死体領得、死体遺棄の疑いで逮捕

とりあえず、こんなところですね。
(時間が無いので、とりあえずデータを羅列しただけになってしまいました m(_ _)m)

この事件で私が興味を持っているのは、女性(29)容疑者の父親の存在です。
父親は精神科医でかなり優秀な医師であったようですね。
その職業から、この男性容疑者は「論理的な思考」や「合理的な思考」を日常的に行っていると私は考えています。

その男性容疑者はなぜ?あるいはどんな気持ちで、この事件に加担してしまったのか?と言うところですね。
なので、合法的にトラブルを解決する方法も当然、選択肢にあったはずです。
あるいは、父親(男性容疑者)は殺人事件となる事を知っていたのだろうか?と言うのも疑問です。
これは母親(女性(60)容疑者)にも言える事なんです。

いまのところの報道では、全て知っていて加担したと言う報道が大半ですが、そのあたり、私は疑問を持っています。

まー、例えば、父親として家族を守る為に犯行を実行したのだとすれば、逆にどうして「家族」を巻き込んでいるのか?と言うのも疑問です。

この事件は、見る角度によって、全く別の事件(動機)に見えてしまう事件なんですよね。
なので、怨恨が動機とは限らないかもしれません。
この事件を読み解く鍵は女性(29)容疑者の個性(人格)なのかな?と言う気がしています。

事件の背景や私なりの見解などについては、次回にでも書いてみる予定です。

参考リンク
北海道札幌市ススキノ首なし殺人事件その2(人物像)

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コメント

初期の週刊誌では被害者が加害者を性的に暴行し、映像を撮影していたなどと報道されており
その怨恨によるものかと思われましたが
頭部を丁寧に保存して触る様子を撮影していたりと、シンプルに報復というわけでは無さそうなんですよね
(撮影するのは意趣返しの可能性かとも考えましたが、恨みであれば頭部は痛めつけられるはずなのに腐らないように保存されていたり…)

頭部を持ち去ったのも報道では「被害者の身元隠蔽のため」とされていましたが
それなら過去の犯罪事例にもあるように全身バラバラにする方が自然ですし
頭部を切断するのに予想以上に体力を使わされてバラバラは断念した、というパターンかとも思いましたが
やはり頭部を保管している点が不自然極まりなく…
(身元隠蔽・逮捕回避目的であれば手元に残したりしないでしょう)

起因自体はありがちなトラブルなのかもしれませんが、それ以上の何かを感じざるを得ない事件ですね…

投稿: | 2023/08/10 20:32

名無しさん、こんにちは
遅レスごめんなさい。

いろいろと情報が出てきましたが、やはり親子関係と共謀関係がどうなっているのか?まだまだ謎が多いですね。
頭部を切断して持ち帰り保管した理由も謎ですね。
他人の生首が家にあると思うだけで、ぞっとしちゃいますけどね。

投稿: ASKA | 2023/08/19 07:53

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