埼玉件戸田市中学校襲撃事件その1(家裁送致まで)
埼玉県戸田市美女木5の市立美笹中学校(生徒数299人)の教員から「ナイフのようなものを持った者が入ってきて、けが人がいる」と110番する事件が起きている。
県警によると、侵入したのはさいたま市浦和区の男子高校生(17)とのこと。
校舎3階の廊下で教員らに取り押さえられた後、駆け付けた警察官に引き渡されて殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたとのこと。
生徒らは避難して無事だったが、取り押さえようとした男性教員(60)が切られた。けがの程度は不明だが、命に別条はないとのこと。
少年は「人を切りつけたことは間違いない」と容疑を認め、「誰でもいいから人を殺したいと思った」とも供述しているとのこと。
逮捕容疑は1日午後0時20分ごろ、校舎内で男性教員を刃物のようなもので切りつけ、けがをさせたとしている。男性教員は上半身に複数箇所、けがをした。現場で少年が使ったとみられるナイフ1本が見つかり、県警が押収したとのこと。
県警によると、切られた教員は校舎3階の教室の後方で試験に立ち会っていた。その際、教室内に入ろうとした少年に気づき、教室前の廊下で取り押さえようとしたところ、切りつけられたとのこと。一緒に取り押さえた教員3人にけがはなかったとのこと。
当時、教室では期末テストが行われていましたが、そこに刃物を持った男が侵入してきたとのこと。
逮捕された高校生は「誰でもいいから人を殺したいと思った」と供述しているとのこと。
さらに「ネコを殺した」とも話しているとのこと。
県警の発表では、高校生は戸田市の北にあるさいたま市浦和区に住んでいる。美笹中の卒業生ではなく、男性教員との面識もなかった。調べに対し、「誰でもいいから人を殺したかった」などと供述しているとのこと。
猫の死骸が見つかったのは、美笹中から北に3~10キロの範囲の計4か所。
最初に見つかったのは13日朝で、南区の公園のベンチに前足とみられる部分が置かれていたとのこと。
16日昼には、同じ公園の雑木林で胴部分が発見された。公園から東に約1キロの市立小学校校庭では翌17日、鉄棒に顎とみられる部分がひもでつるされていたとのこと。
26日には桜区の住宅街の畑で土に一部埋まった下半身が、南に約300メートル離れた市道では上半身が、それぞれ見つかった。両区で計2匹の猫が被害に遭ったとみられているとのこと。
少年は先月、さいたま市の公園などで猫の死骸が相次いで見つかった事件についても関与をほのめかしているということで、警察は関連について調べているとのこと。
高校生が、現場で押収されたナイフ以外にも刃物を複数所持していたとのこと。さらに、自宅からは別のナイフ1本が押収されたとのこと。
捜査関係者によると、少年は同校まで自転車で移動し、1日午後0時20分ごろに校舎3階の教室で事件を起こしたとされる。自転車は同校正門から約30メートル離れた路上にとめられていたとのこと。少年は「門から入りました」と説明しており、防犯カメラには少年とみられる人物が正門から侵入する姿が映っていたとのこと。
少年にナイフで切りつけられた男性教員は腹など上半身に複数の傷を負い重傷。治療に数カ月かかる見込みとのこと。腕には切りつけられるのを防ごうとした際にできた傷もあったとのこと。
戸田市教育委員会によると、美笹中では2日、生徒のカウンセリングを行った。一部の生徒は事件のショックから登校できなかったとのこと。2日に予定していた試験は3日に実施する方針だったが、生徒の心情を踏まえて来週以降に延期することにしたとのこと。
逮捕された高校生の少年(17)=さいたま市浦和区=少年(17)が「無差別殺人に興味があった」「人を殺したらどうなるか、見てみたかった」との趣旨の供述をしているとのこと。
県警は高校生の自宅を捜索した際、ナイフ以外にタブレット端末なども押収した。高校生は通信制の学校に在籍しているとのこと。
少年は正門から学校に侵入した後、3階に向かいましたが、捜査関係者によりますと、3階に向かった理由について「1年生の教室を狙った」などと話しているとのこと。
少年は犯行時、手に持った刃物の他にかばんにも凶器を入れていたとのこと。
残虐な内容の動画を見ているうちにエスカレートしたとの趣旨の供述をしているとのこと。
少年には、小学6年生の頃から不登校の気が見られるようになる。そして、進学先の地元の市立中学校で、いよいよ本格的な不登校に陥っていくとのこと。
中学の同級生談:「基本的に学校には来ておらず、学年ごとに撮る集合写真も毎回、別枠で顔写真を載せられていました。
さいたま地検は少年の刑事責任能力を調べるため、3月20日から6月5日まで鑑定留置を行うと明らかにしたとのこと。
さいたま地検は6月6日、少年をさいたま家裁に送致した。地検は送致罪名を明らかにしていない。家裁は同日から6月19日までの観護措置を決定した。
一部の報道では
姉は成績優秀。少年も有名進中学校を目指して勉強したが成績が伸びずに不登校気味になったとの情報あり。
時系列(ASKAの推定している部分は年齢、年を間違っているかもしれません)
2017年(ASKAの推定12歳)成績が伸びずに不登校気味になる。
2018年(ASKAの推定13歳)有名進学中学を目指すが失敗して市立中学へ進む
その後、不登校になる。
2021年(ASKAの推定15歳)中学を卒業
その後、通信制の高校に進学
2023年
02月13日 さいたま市の公園で猫の前足が発見
02月16日 同じ公園の雑木林で胴部分が発見
02月17日 市立小学校の鉄棒に猫の顎が吊される
02月26日 住宅街の畑で埋められた上半身と下半身が発見
03月01日
12時25分頃 事件発生、110番通報される
その後、教員に取り押さえられ、駆けつけた警官に現行犯逮捕された。
03月20日 鑑定留置(6月5日まで)
こんなところですね。
少年事件のせいか、情報が断片的です。結局、猫の虐待事件との関連も不透明なままですね。
とりあえず、情報を整理します。
1)少年は無差別殺人に興味があった、人を殺したらどうなるか?知りたい、誰でもいいから殺したかった供述している。
2)猫の虐待事件についても関与をほのめかしている。
3)残虐な内容の動画を見ているうちにエスカレートしたと供述している。
4)複数の凶器を準備して侵入している。
5)確実に人のいる場所と時間を狙ったと供述している。(当日は定期試験の真っ最中)
6)3階の1年生の部屋を狙ったと供述している。
ここからはASKAの推定(推測)
7)「残虐の動画を見てエスカレートした」の経緯は動画>猫の虐待>今回の襲撃事件という事と思われる。
動機はともかく、4)、5)、6)の行動は論理的、合理的な思考ができているので、責任能力はありそうです。
通院歴や病歴の情報などは無いので、精神鑑定の理由がよく分かりません。もしかすると動物虐待からエスカレートしたと言うあたり、少年Aとの類似性などを疑ったと言うあたりなのかな?
今の段階では、事件の原因がなんとも言えない部分なのですが・・・少年事件なので審判の結果なども報道は期待できないので、とりあえず防ぐ方法を考えると・・・
正直なところ難しいと思います。理由はおそらく、思春期の子供との会話が難しいからと言うのが基本的な部分ですね。
報道されている情報が正確か分からないけど、もし、進学に失敗して挫折と言う事があるのであれば、そのあたりで両親との確執などもあるかもしれません。本人が自発的に有名進学校を希望していたのであれば、確執やわだかまりは無いかもしれないけど、結果的に受験に失敗して落ち込んでいる子供なので、親としては気を遣ってしまうと思うんですよね。
この為、本音で語り合うような会話ができないと思うわけです。さらに、今どきなので、高校生ならスマフォを持っているでしょ?つまり、子供が自分のスマフォで何を見ているか?と言う監視が出来ないと思います。
子供のスマフォの閲覧履歴を確認するとか微妙な気がしますね。そもそも、パスコードを教えてもらえるか?と言うところの問題もあります。
なので、やろうとすると、早い時期(中学1年頃)にスマフォを渡して、スマフォ利用する時のルールを決める。
その中にパスコードを教えると言うのと、管理用アプリを入れる事を決めておけば、高校になってもそのルールを建前に監視する事ができるかもしれません。
GoogleのFamily Linkと言うアプリだと、使用できる時間帯、一日の使用時間、インストールするアプリや閲覧するサイトの制限などもできますね。
とは言え、抜け道はいくらでもあるので、どんな動画を見るか?と言うのは縛れないと思います。
(欧米だとテレビの時代から視聴年齢制限機能が標準装備されて規制が厳しく意識が高いのですが、日本は緩いですね)
他に刃物の購入と言うのも、ネット購入ならその履歴を調べる事ができるかもしれないけど、街の店舗で現金購入だと調べる方法が無いですね。これについては都会なら現金を渡さずに、スイカみたいなカードを渡して買い物をさせるのであれば、購入履歴を調べる事ができるかもしれませんが、使える場所が限られると不便になりますね。
なので、やはり思春期の子供が何をしているのか?何を考えているのか?を知るのは普段の会話が無いとちょっと無理な気がしますね。前提条件としては良好な親子関係が成立しているのが条件だと思います。
この時期が一番子育てが難しい時期なんだと思います。
だとすると対処療法しかないと言う事になるのかな?
(このあたりは専門家の意見を伺いたいです)
受験についての考え方を変えると言うのが一番効果があるかもしれません。
結局、中学も高校も大学もそれは、人生の通過点でしかない、ゴールに辿り着く道はいくつもある。
今回は希望の学校に合格する事はできなかったけど、それはコースが少し変わっただけで目指すコールは変わらないと言う事が理解できれば、挫折から立ち直る事ができたかもしれませんね。
「ゴール自体を変えても良いんだよ」と言うのもありますね。
「答えは一つじゃない」って事ですね。
続報を待ちましょう。
参考リンク
爆弾はもう一つあるかもしれない。
| 固定リンク
コメント