2009/03/28

青森母子放火殺人事件その8

青森県八戸市のアパートで昨年1月、母親と弟妹の3人を殺害したとして、殺人と死体損壊、現住建造物等放火などの罪に問われた無職の長男(19)の判決が27日、青森地裁であった。

裁判長は、完全責任能力を認めた上で、「極めて自己中心的と言うほかない」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。

長男は逮捕後に殺害状況などを具体的に供述し、捜査段階の1回目の精神鑑定で精神障害を否定された。
しかし、家裁送致後の2回目の鑑定で長男は殺害状況を「覚えていない」と説明し、「特定不能の精神病性障害」と診断されたことから、責任能力の有無が争点となった。

判決は、長男の供述調書から「犯行時の記憶があった」とし、1回目の鑑定結果に基づき完全責任能力はあったと結論づけた。

判決によると、昨年1月9日、当時18歳だった長男が、母親(当時43歳)と中学3年の次男(同15歳)、同1年の長女(同13歳)の首をサバイバルナイフ(刃渡り約25・5センチ)で切って殺害。母親の遺体の腹を切り、自宅アパートに放火し約70平方メートルを焼くなどした。

求刑が無期懲役だから、それ以上の刑は無しなんだろうけど、もし被告が成人だったら、迷わず死刑を求刑していたんじゃないかな?
なにしろ、3人を殺害ですからね。

「不遇な成育環境が人格形成に影響を与えた」・・・か、事件の公判では話題になる事も多いんだけどね。

例えば、同じ家で育った複数の子供の中の一人が重大な犯罪を起こしたとして、他の子供達がまっとうな生活をしていたとしたら、生育環境が不遇と言う主張に説得力があるのかな?

とは言え、同情できる材料にはなるかな。被害者側からみれば理由にはならないだろうけどね。

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青森母子放火殺人事件その7

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2008/04/25

青森母子放火殺人事件その7

続報です。精神鑑定の結果責任能力に問題なしとの事。

長男に対し青森地検が実施した精神鑑定で、刑事責任能力に問題はないという趣旨の診断が出ていることが18日、分かったようだ。

青森地検は、この結果を踏まえ、刑事責任を問えると判断。来週、殺人などの非行事実で、長男を家裁に送致するとみられている。

長男は青森市の医療施設に鑑定留置されていたが、身柄は再び八戸署に移送、家裁送致まで拘置が再開される。

青森地検は25日、殺人と死体損壊、現住建造物等放火などの非行事実で、無職の長男(18)を青森家裁に送致した。意見書の内容について、同地検は「審判に影響を与えるおそれがある」として明らかにしていない

08/07/27追記
1)青森家裁は23日、約2カ月間のの精神鑑定を終了した。家裁は少年の観護措置期限を2週間延長して8月5日までとし、近く第2回少年審判を開く。

2)青森家裁が実施した精神鑑定で「精神疾患があり、責任能力は問えない」と診断されたことが25日、分かった。
関係者によると、鑑定医は「長男は人格障害にとどまらず、精神疾患があり、責任能力を問うことはできない」などと診断したという。

地検が2―4月に実施した精神鑑定では、鑑定医が「人格障害はみられるが、責任能力は問える」と診断。

対立する二つの鑑定結果を裁判官がどう判断するのかな?

公判の行方に注目しましょう。
(ナガイさん、コメントありがとうございます)

08/08/20追記
少年審判が20日、青森家裁で開かれた。

裁判長は「犯行態様は極めて悪質で、結果は重大。保護処分で処遇する限界を超えている」として、青森地検への検察官送致(逆送)を決定した。

青森地検は10日以内に起訴する見通し。
裁判長は、「家裁側の鑑定は、記憶が完全に欠損しているという少年の説明に基づいて精神状態を判断している」と述べ、地検側の鑑定を採用した。

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青森母子放火殺人事件その6
青森母子放火殺人事件その8

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2008/02/10

青森母子放火殺人事件その6

続報です。長男の供述が少しわかってきました。

1)関係者の話を総合すると、長男は八戸署捜査本部の調べに対し、当初は「パソコンを見てくれ」と話していた。このため、パソコンに残された残虐なストーリーの文章が、動機の解明につながるとみられていた。ところが、その後「あれ(文章を)見てもわかりませんよ」と供述を翻し、今では「恥ずかしくて(文章を)見られたくなかった」と話しているという。

2)母については、2日に1度のペースでけんかしていたとの事。原因は、長男が母の飲酒癖と母の交際相手を嫌っていたためだ。母との仲について長男は、以前は「その(けんかした)時ごとに気持ちはスッキリしていた」と話していたが、最近になって「普段からけんかしていたのを引きずっちゃった(から殺害した)のかな」と言い始めたという。

3)事件当時の心境について長男は「衝動を抑え切れなかった」と話している。理由に挙げているのが「月」だ。以前、図書館の資料で「新月や満月の時に殺人事件が多い」という説を知り、「自分もその一人なんだ」と話しているという。事件が起きた1月9日は新月の翌日だった。ただ、計画性については否定しているという。

別の報道では「頭が痛くなり、別の心が自分を支配した」とも話している。

4)母の遺体の腹部を裂いて人形を詰めた。この後、長男は「何でこんなことをしちゃったんだろう」と後悔。「漫画本とかが犯行の動機にされると困る」などの理由で、午後10時40分ごろ浴室で雑誌類などに火をつけ、アパートを出たという。

5)別々の場所で殺害した3人の遺体を川の字に並べたのは「バラバラだとかわいそうだから」と説明している。

6)事件直後、長男は3人に対する謝罪や反省の言葉を語らなかった。しかし、後になって、3人に対して罪悪感を感じ始めたようだ。

7)青森地検は2月6日、殺人などの容疑で逮捕・送検された長男について、精神鑑定のための留置が青森簡裁に認められたと発表した。期間は4月下旬ごろまで。地検は同日、長男を拘置先の県警八戸署から青森市の医療施設に移送した。

こんなところだね。
どうも、供述の内容がチグハグというか、まとまりがないと言うか、理解できないな。
メンタル面に問題がある可能性もあるが、それは鑑定の結果を待つしかないだろう。

私が気になるのは、もしかして長男は死ぬのが怖くなったのではないか?と言う事ですね。
3人を殺害しているので死刑と言う可能性もあります。死刑になりたくない為に罪を軽くできないか?とあれこれ供述の内容を変えているのでは?と言う疑いもありますね。

いずれにしても、鑑定の結果を待ちましょう。

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青森母子放火殺人事件その5
青森母子放火殺人事件その7

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2008/01/19

青森母子放火殺人事件その5

続報です。
1)焼け跡から見つかったパソコンに、人を殺害する場面を含んだ文章が書き込まれていたことが18日、分かった。16日から解析した結果、長男が書いたとみられる文章があり、首を切って人を殺したり遺体に傷がつけられる、今回の事件と共通する描写があった。
小説に書いたことを実現したかった」などと供述している。

2)長男(18)が、八戸署捜査本部の調べに「(事件当日)母のビールに薬物を入れて眠らせた」と供述していることが17日、分かった。
現場に飲み残しのビールがあり、そこからも睡眠薬が検出された。

3)調べでは母親の遺体からアルコール反応が出たことを確認。現場には争った形跡がないことから、眠っているところを襲われたらしい。

4)「母親の腹部は十字に深く切られており、中にはオルゴールの付いた20センチほどの女の子の人形が埋め込まれていた」

5)長男が銃刀法違反容疑で逮捕された時、ライターやサングラス、金属製警棒、アニメのブロマイド7枚と、母の携帯電話を持っていたことも分かった。携帯電話は長男が使った形跡はなく、持ち出した理由も調べる。

さて、こんなところかな。
予想通りだけど、小説の内容を実現したかったと供述しているね。

自分の書いた小説を実現したかったと言う事から考えると、逆に長男の行動から書いた小説の内容を推測する事ができるのだが・・・するとある事に気付くんだよね。

まず、小説の内容を考えてみよう。
長男の行動は
・薬を盛って母親や家族を抵抗不能な状態にする。
・妹、弟、母親の順にナイフで殺害する。
・母親や弟の首や腕を切断しようとする。
・3人の遺体を一箇所に集めて布団に寝せる。
・母親の腹部を裂いて人形を詰める。
・アパートに火を付ける。
・ナイフ8本、警棒、アニメブロマイドなどを持ってどこかに逃亡する。

行動の順番は多少前後するでしょうがこんな所かな。
ここから小説の内容を考えると
・ターゲットに薬を持って抵抗不可能な状態にする。
・サバイバルナイフで首を切り殺害する。
・殺害後に首、腕を切断する。
・遺体の腹部を裂いて、人形を詰める。
・一箇所に集めて布団に寝せる(この点は微妙だけどね)

とこんな内容になるだろうな。
私は放火は小説の内容には無いと思っています。なぜなら、被害者の殺害方法や遺体の損壊方法にメッセージが込められているのなら、放火してそれらを確認できないような状態にすると、このメッセージを読み取れなくなってしまうからね。

それから、遺体の切断を断念しているのだが・・・この点が妙だと思わないかい?
もし長男が実際の事件を参考に小説を書いていたのなら、「ノコギリ」が必要になる事はわかっていたはずだ。
ノコギリを使わずに遺体を切断するのはかなり難しい。特殊な技能が必要だろうね。

それに、時間が問題だね。出火したのは午後10時40分だから、殺害自体はもっと早い時間に行われていただろう。
しかし、切断を予定していたのなら、朝までに切断するだけの時間はある。切断を断念した為に放火したのではないだろうか?
あるいは、怖くなって遺体の損壊状態を隠そうとしたのかもしれないけどね。

少々横道にそれたが、ポイントは長男が実際の事件を調査して小説を書いていたのなら、「ノコギリ」を用意していたはずで、その点からみて長男は実際の事件を小説の参考にしていないと言う事だね。

だから、長男は実際の事件ではなく、マンガなどのフィクションを小説の参考にしてたと私は考えています。

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青森母子放火殺人事件その4
青森母子放火殺人事件その6

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2008/01/15

青森母子放火殺人事件その4

続報です。
1)息子が長男と小学校の同級生で、母親とも知り合いだった43歳主婦によると、5年ほど前、母親は定職に就いておらず、昼間から酒を飲んでいることがあった。
酔った母親から電話がかかってくることが月に3回ほどあり、「電話をかけてくる時はいつも酔っ払っている」状態だった。
長男は主婦に、幾度となく「母親の酔っ払った姿を見るのがすごく嫌だ」と漏らしていた。

2)2004年7月、長男が自宅で「火を付けてやる! 死んでやる!」と叫び、母親の同意を得た八戸署員が精神科に半年間入院させたことがあるようだ。

「母親のいるスナックに長男が乗り込んで口論になったらしい」と知人の喫茶店経営者はいう。
「あの騒ぎのあと、父親の家に移ったらよくなったの。あの子は父親が大好きだから…」と数年前、母親は喫茶店経営者に打ち明けていた。ただ、それからすぐ「父親が目の前で逮捕されてからまた不安定になっちゃって…」。

父親は、街宣車に乗り、恐喝未遂容疑などで八戸署に何度も逮捕されていた。
そして昨年10月6日、母親は同署を訪れ「長男の態度を注意したら殴られた。精神的に不安定になっているようなので入院させたい」と相談したらしい。

母親が来たのは真夜中の午前3時すぎ。署員が「今から自宅に行きますか」と聞いたが、断ったため、保健所に行くよう助言した。
同署は「話を聞き出すのが大変なほど酔っていた」という。
 
3)母の首の傷は極めて深く、傷の状況から長女の首も切断しようとした可能性があるという。県警八戸署捜査本部の調べに対し「首を切断しようとしたが切れなかった」と供述しているようだ。

4)母親の腹部は深く横に切られ、内臓の一部が外に出た状態で、人形が詰められていた。長男は「理由はない」と供述している。

5)母の腕の切り傷は筋肉を切断し、深さ数センチ。傷はほかにも両腕の内側に数カ所あり、当初は刃物を防ごうと抵抗したあとともみられていたが、遺体の状況から殺害後に付けられた可能性が高まっている。二男も両腕に同様の傷があった。いずれも衣服の上から切ったとみられる

6)逮捕された際、警察官に向かって振り回した大型サバイバルナイフに少量の血痕があったことが15日、県警八戸署捜査本部の調べで分かった。

7)捜査本部の調べに、「人を殺すためにナイフを集めた」と供述していることが分かった。一方で、「ナイフは小説の題材にするために集めた」とも話しているといい、計画性があったかについても慎重に裏付けを進めている。

8)長男は、駅に向かう途中で食べ物を買おうとコンビニ店に寄ろうとしたが、警察の手配を懸念して断念したとも供述。駅に向かった理由については「電車に乗ってどこかに行こうと思った」と話しているという。

9)長男は10日早朝、JR八戸駅で、サバイバルナイフ(全長48.5センチ、刃渡り25センチ)を振り回して抵抗し、逮捕された。このナイフのほか、上着のポケットとビニール袋に折り畳み式のナイフ計7本を持っていた。いずれも刃渡り10センチ前後の小型だった。
その後の調べで、3人の首の傷の大きさなどから、このサバイバルナイフが凶器とみられ、裏付けのために現在、鑑定が進められている。一見真新しく、柄は黒い硬化プラスチック製、刃の背にギザギザの凹凸が付いたタイプだった。

10)長男は同署の調べに対して「8本とも店で買った」と供述しているが、どこの店舗かについては話していないようです。

さてとこんなところだけど、意外な方向に進んでいるね。
首を切断しようとした事。母親の傷口に異物を挿入している事。
腕の深い傷も切断しようとした可能性が考えられるね。

これだけみると、快楽殺人と言うのも考えられるのだが・・・・
今の段階ではまだなんとも言えないと言う印象かな。
なぜなら、小説を書こうとしたようで、その小説の内容がこのような猟奇的な殺人を題材にした物だとしたら?

つまり、自分の書いた小説の内容を現実に実行したとも言えるわけで、その場合は単純に快楽殺人とは判断できないかもしれないと言う事です。

また、母親の飲酒癖が嫌いだったようだけど、父親にも逮捕歴があるなど、程度がわからないけど家庭に問題があったのかもしれない。
この場合、長男はアダルトチルドレン(AC)の可能性も考えられるかな。

入院歴があるようだが、これはホントにメンタルに問題があったのか?ちと疑問がある。
暴れる長男に手を焼いて母親が入院させてしまったようにも思える。
長男からすれば、母親が無理やり自分を入院させたと感じたかもしれないね。

14、15歳の頃にそんな事になれば、母親を憎んでも仕方が無いかもしれないな。

最後になるが、腹部の傷に異物を挿入する事件と言えば、有名な事件を連想する人も多いんじゃないかな?
1988年3月18日に名古屋で臨月に妊婦の腹が裂かれ、胎児が取り出されて、代わりに人形のキーフォルダが付いた電話器が挿入されていた事件だな。
2003年に時効になっている未解決事件だ。
小説の資料としてこの事件の事も長男は知っていたのかもしれないね。

続報を待ちましょう。

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青森母子放火殺人事件その3
青森母子放火殺人事件その5

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2008/01/14

青森母子放火殺人事件その3

続報です。
1)八戸署捜査本部の調べに対し、「いつか人を殺そうと思い、ナイフを集めていた」との趣旨の供述をしていることがわかった。

2)長男が最初に殺したと供述した中学1年の長女(13)の殺害場所は子供部屋だったことが、捜査本部の調べでわかった。長女に続いて、中学3年の二男(15)が玄関近くの台所で、その後、母親(43)が居間で殺害された。

3)調べでは、3人のものとみられる血痕は、3人が見つかった居間のほか、玄関と子供部屋からも見つかった。遺体を動かしたような跡があり、3人は居間の布団の上で川の字のように並べられていたことから、捜査本部は長男が3人をそれぞれ殺害したあと、一カ所に集めたとみて、動機を追及する。

4)母親(43)と二男(15)の致命傷となったのど付近は1回しか刺されていないことも判明。長男の所持していたサバイバルナイフ以外の刃渡り8-13センチのナイフでは一撃で致命傷を負わせることは難しいため、捜査本部は、長男が逮捕時に身につけていた刃渡り約25センチのサバイバルナイフで3人を殺害したとみて、入手先など詳しい経緯を調べている。

5)八戸署捜査本部の調べに「妹、弟、母親の順に殺した」などと、殺害時の状況を具体的に供述していることがわかった。

6)この順になった理由や動機については、「話してもどうせわからない」と、説明を拒んでいるという。

7)殺された3人は、いずれも正面から首を切られていたことが、傷の状態などからわかった。捜査本部は、長男がサバイバルナイフを水平方向に振り抜くように切りつけ、これが致命傷となったとする見方を強めている。

8)アパートの台所の流しには、洗っていない食器が残っていた。中学3年の二男(15)はシャツにジーパン、中学1年の長女(13)は学校指定のジャージー、母親(43)はスラックスという普段着で、捜査本部は夕食後間もなく殺されたとみている。

9)容疑者のものとみられる漫画本を焼け跡から押収した。登場人物が次々に人を殺す猟奇的なストーリーが含まれ、県警は動機解明につながる可能性があるとみて調べている。 
漫画本は数種類で、人気パソコンゲームを漫画化したミステリー作品は殺人場面が多く、登場人物が刃物で首を切ったり、モデルガンで背中を撃つシーンもあった。
作品はテレビアニメ化もされているが、昨年9月に京都府の16歳少女が父を手おので殺害した事件の直後、一部民放局が「事件を連想させる」と放送を自粛していた。

殺害された次男(15)の友人によると、ほとんどの漫画本は長男のもので、次男は「兄に背中をエアガンで撃たれた」と話していたという。

10)調べによると、母子3人は首を切られたことによる失血死だったが、母親と二男の遺体の上腕部に、骨と垂直方向に刃物で切ったとみられる複数の傷が見つかった。いずれも腕の内側に集中し、刃物を防ごうとした際の傷とは別という。母親の腹部には深い刺し傷があったことも判明。捜査本部は、長男が母親の首に致命傷を負わせた後、腹部も刺したとみている。

さてこんな所かな。
またしてもマンガの影響が騒がれそうなんだけど、報道の内容からするとマンガは「ひぐらしの鳴くころに」の可能性が高いだろうな。

そして、「いつか人を殺そうと思いナイフを集めていた」と言うのが問題だね。
事件は感情の爆発などの突発的な物ではなく、ある程度計画していた物だった可能性があるわけだ。

そして、私が気になったのは遺体を移動している点なんだよな。
出火は午後10時40分頃、寝ている所で失火により死亡したと偽装しようとしたのかな?
3人は別々の場所で殺害された。火を付けたのは浴室。
間取りがわからないが、放火して全焼すれば遺体の場所はあまり気にならないと思うのだが・・・

肉親なので布団の上に寝せてやりたいと言う感情があったのかな?

続報を待ちましょう。

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青森母子放火殺人事件その2
青森母子放火殺人事件その4

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2008/01/12

青森母子放火殺人事件その2

続報です。
1)捜査本部によると、母親(43)は首の左右に、二男(15)は首の右側に切創があり、長女(13)は首の右側に刺切創があった。

2)死因はいずれも頸動脈を切られたことによる失血死。

3)母親と二男には刃物を防ごうとした傷が腕にあり、母親は腹部もかなり深く切られていた。長女の腕には傷はなかった。

4)長男は、JR八戸駅で逮捕された際に所持していたサバイバルナイフ(刃渡り25センチ)など8本のナイフの一部を使って「3人を刺した」と供述。「灯油をまいて火をつけた」とも供述している。

5)3人の傷や現場の状況から、殺害に使われた凶器は、長男が10日早朝に逮捕された際に手にしていたサバイバルナイフだったことが判明した。風呂場で雑誌に火をつけて放火されていたことも分かった。

6)八戸署捜査本部の調べに対し、犯行動機について、「パソコンを見てくれ」と供述していることが11日、わかった。
長男は昨年10月、一家が親しくしていた同市内の女性喫茶店経営者(54)に、「パソコンを使って小説を書きたい」などと話していた。
長男は「小説家になりたい。今、日常のことを短編にしている。
パソコンで書きたいが、今は買えないのでメモすることにした」と話し、女性が「できたら持っておいで」と言うと、「ありがとう。絶対に読んでね」と答えたという。

7)銃刀法違反で現行犯逮捕された長男(18)の着衣に、返り血が付着していなかったことが12日、県警八戸署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は長男が3人の殺害後に着替え、血の付いた着衣を焼却するなど処分した疑いがあるとみている。 

8)長男がJR八戸駅前の歩道上で、銃刀法違反の現行犯で逮捕された際、ナイフ8本のほかに、スーパーで配布するようなポリ袋の中にアニメブロマイド7枚を入れていたことが新たに判明した。

9)捜査本部は長男(18)は、寝ている長女を殺害し、その後で母と次男を襲った可能性が高いとみているようだ。

10)3人の肺に煙を吸った跡がないことも分かった。殺害後に放火されたためで、司法解剖による死亡推定時間などから、殺害は放火の直前だったとみられる。

さて、いろいろわかって来たが、ちと意外な方向に向かっているね。
アニメブロマイドを所持していたと言うのは趣味の問題だろうが、動機がパソコンの中にあると言うのが気になるね。

小説を書いていたらしいので、自分の書いた小説と事件の関係が問題かな。
内容によってはまた、アニメやマンガの影響などが騒がれるかもしれないね。

あとは、被害者の首の傷が問題だね。
どんな状況で刺したのだろうか?少年は右利きなのか?左利きなのか?
このあたりが気になるね。

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青森母子放火殺人事件
青森母子放火殺人事件その3

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2008/01/11

青森母子放火殺人事件

1月9日午後10時40分ごろ、青森県八戸市で木造2階建てアパート2階の43歳女性方から出火、一室をほぼ全焼する火事があった。

ところが、焼け跡から女性と中学3年の二男15歳、同1年の長女13歳が遺体で見つかり、3人に刃物で切られた傷があったことなどから、県警は殺人、放火事件として八戸署に捜査本部を設置した。

事件後、行方の分からなかった無職の長男18歳を、10日午前6時ごろ、同署員らがJR八戸駅で発見。
この時サバイバルナイフ(刃渡り25センチ)などを持っていたことから、銃刀法違反の現行犯で逮捕した。この時、警察官に「近づくな」とナイフを振り回して抵抗した。

長男はアパートから西へ約2キロのJR八戸駅の構内で発見された。20代の男性駅員によると、長男は身長180センチほどの大柄な体に黒っぽい服を着ていたという。署員ら5人前後に囲まれると、大声で叫び、駅の外へと走って逃げた。その後、階段の下の歩道で取り押さえられ、パトカーに乗せられたとの事。
上着の内側に刃渡り8~13センチのナイフを6本隠し持っていた。長男はナイフ所持の理由について、あいまいな供述を続けているという。


一家を知る近所の人は「長男は以前は引きこもりで、家庭内で暴力をふるい、次男にナイフを突きつけたこともあった」と言う。「エアガンやナイフを集めていて、次男は『いつか兄に殺される』と言っていた」とも語った。「数年前、家に灯油をまいたこともあった」と話す人もいたようだ。

長男は殺害も「自分がやった」と認め、殺人と放火の容疑でも追及している
調べでは、遺体は居間の布団1枚の上に川の字に並べられ、火災による損傷はほとんどなかった。

3人とも普段着姿で、母の首と腹、子供2人の首に切り傷や刺し傷があり、母の腕には争って切られたとみられる傷があった。
玄関の鍵は掛けられていた。同署は遺体の状況などから、3人が刃物で殺害された後に放火されたとみて調べている。

母と親交があった近所の女性によると一家は5年ほど前、市内から今のアパートに引っ越したとのこと。

「長男は立てこもり騒ぎの後、市内で別居中の父親と一緒に暮らし、一時は精神的に落ち着いた。ただ、しばらくしてアパートに戻ると再び引きこもるようになったようだ。
最近会った時は『小説を書いている』と言っており、立ち直るきっかけをつかんだと思っていたのに……」と語った。

とこんなところかな。
また、おかしな事件なんだけど・・・・
私が不思議に思うのは、長男が逮捕時に持っていたナイフが6本(一部に8本の報道あり)と多い事なんだよね。

両手に持っても、ナイフは2本が限度だろう。投げナイフならともかく、サバイバルナイフのような大型のナイフを複数持つ理由がわからないな。

動機については本人の供述をまつしかないだろうな。

とは言え、以前にも問題行動を起こしていた長男がナイフを集めていたと言うのだが、母親はそれを制止できなかったんだろうな。
難しい所かもしれないが、散弾銃とかサバイバルナイフなど、普通の生活では必要ない物だからね。
もしその所持を止めさせる事ができていたとしたら、この事件は起きなかったのかな?

とも思うが・・・・実際、犯罪を行う人間は身近な包丁でも犯行を行ってしまうので、ナイフの所持を規制するだけでは、犯行を未然に防止する事はできないかもしれないね。

むしろ「なぜ、ナイフを集めているのか?」と言う点から長男のメンタルに対してケアしていった方が効果が大きかったのかな?

一部報道でもとりあげられているが、最近このような肉親による殺人事件が以前よりも多くなっているようだ。
家庭内で、特に親子や兄弟の間でトラブルになるような事が多くなっているんだろうね。
自分の家族は大丈夫か?と一度考えてみるのも良いかもしれませんね。

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青森母子放火殺人事件その2

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