「声優のアイコ」を名乗る女による連続こん睡強盗事件の裁判で、女は「自分の中の別人格が犯行を行ってしまったかもしれない」と主張したとの事。
無職の被告(31)は「声優のアイコ」を名乗り、男性に睡眠薬入りの酒を飲ませて現金を奪ったこん睡強盗などの罪に問われている。
被告は27日の被告人質問で、「自分の中に他の人格がいることが分かった。勾留中にも『ゲンキくん』という4歳の男の子になってしまったことがある。
別人格が犯行を行ってしまったかもしれない」と主張した。
その上で、自らの携帯電話に複数の男性から「アイコ元気?飲もうよ?」などと「アイコ」宛ての身に覚えのないメールが届いていたと語ったとの事。
また、弁護側は被告が4年前に起こした強盗事件で、「責任能力がない」として不起訴処分となったことを指摘し、今回の事件も多重人格の影響で責任能力はないと主張した。
2011年5月から精神科に通院歴があり同年に強盗未遂、12年に暴行事件の前科があったことも明らかにされた。
被告は性同一性障害で性別的には女性だが、性自認は男性。
公判でも、名前を聞かれて幼児のような声で「お兄ちゃんは神いっきです」と答えるなどしたとの事。
さて、あまり、興味の無い事件だったのですが、「多重人格」(解離性同一性障害)と言う言葉が出てきたので、メモしておく。
現実に解離性同一性障害と言う病気はあり、苦しんでいる患者さんもいます。
なので、可能性はゼロでは無いと思いますが・・・果たして、この事件の場合はどうなのか?
多重人格で一番有名なのはアメリカのビリー君でしょうね。
23人の人格があるとされました。で、他の人格が表れると、口調だけでなく表情や仕草などまったくの別人になったと言われてますね。
ビリー君は裁判では無罪となりました。
日本では、宮崎勤が精神鑑定で、鑑定した3人の鑑定士の内2人が解離性同一性障害、1人が統合失調症と鑑定してますね。
この事件も、精神鑑定をすれば、詐病かどうかは分かると思いますので、精神鑑定をすれば良いのではないかと思いますけどね。
事件の行方に注目しましょう。
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