愛知蟹江町男性殺害事件その25(一審死刑判決)
愛知県蟹江町で2009年5月、一家3人が殺傷された事件で、強盗殺人罪などに問われた中国籍の無職、男性被告(31)に対する裁判員裁判で、名古屋地裁は2月20日、求刑通り死刑を言い渡した。東海3県の裁判員裁判では初の死刑判決との事。
判決によると、被告は同年5月1日午後10時ごろ、被害者方に侵入。物色中に家人57歳に見つかったことから、モンキーレンチでなぐって殺害し、さらに帰宅した次男(当時26歳)を包丁で刺殺し、翌未明に帰宅した三男(30)の首などを刺してけがさせ、現金約20万円を奪った。
強盗殺人罪の成立を主張する検察側に対し、弁護側は殺人と窃盗罪の適用を求めていた。
一審判決が出ましたね。
二人を殺害し、もう一人も死んでもおかしくなかった。むしろ殺害するだったけど、結果的に生かす事になった。
目的も強盗だった。
二人殺害なので、死刑と無期のボーダーライン上だったと思います。
3人目は死亡してないけど、刺してますし・・・
二人殺害で「強」がついてますから、やはり死刑なんでしょうね。
ただ、この事件については、ちょっと、被告の行動も、この事件の結果に深く結びついているのかな?と思います。
この被告人は土地の人間でもないし、被害者一家とは面識もないでしょう。
予備知識が無い状態で、猫が入った入り口を偶然に見つけて、強盗に入ってしまった。
安易に強盗する事、自体が当然、問題なんだけど、その時、家人に発見されて、これを殺害。
まー、出たとこ勝負の安易な犯行の招いた結果だから、それ自体、被告に全ての責任があるんですよね。
しかし、その後の被告の行動が、更に被害を拡大させてますね。
遺体を隠さずに、そのまま、現金を奪って逃走していたら、次男の帰宅する前に犯行を終えていたと思います。
なぜか、遺体を隠して、その後も現場に居残った為に、次男の帰宅に遭遇し、これを殺害、さらに、そのまま居残って、三男の帰宅にも遭遇してしまう。
このあたりの感覚がちょっとわかりません。
なぜ、居残ったのか?
そんな事しなければ、被害は拡大しなかったのに・・・
普通の感覚だと、迅速に短時間に犯行を終わらせるのが人情かと思うんですが・・・
それは、横に置いておいたとしても。
犯罪を犯すような状態になる前に手を打てなかったのかな?
そもそも、留学していて、お金に困窮するなら、事件を起こす前に帰国したら良かったと思いますけど・・・
最近のコメント