福岡市西区能古島女性バラバラ事件その11(遺体は何処からやってきた?)
さて、3月15日で遺体発見から2年が過ぎました。今回は再度この事件を考え直してみつつ、遺体はどこからやってきたのか?どうして解体されたのか?について考えてみたい。
とりあえず、事件のおさらい
事件の概要
2010年3月6日に32歳のOLが自宅アパートから失踪した。
その後、3月15日博多湾の能古島で遺体の一部が発見され、その後も博多湾周辺で遺体の一部が発見された。
被害者 32歳女性 会社員
自宅住所 福岡市博多区堅粕5 JR博多駅から500mの2階立てアパート
勤務先 医薬品卸会社 南福岡支店 営業2課 筑紫野市二日市西2-5-3
失踪 2010年3月6日早朝に発覚
遺体発見
1)3月15日に能古島で
下腹部から大腿(だいたい)部にかけての遺体の一部が流れ着いているのが見つかった。鋭利な刃物のようなもので切断されていた遺体。
2)4月9日には能古島から約9キロの場所にある福岡市中央区の福岡競艇場のコースと海を区切る遮蔽(しゃへい)壁付近で、両腕が入ったゴミ袋が見つかる。
3)14日と15日には、福岡市中央区那の津の博多港・須崎ふ頭付近で、胴体と頭部が相次いで見つかった。県警は両腕がゴミ袋に入れられていたことや、腰の損傷が少ないことから、犯人が切断遺体を複数のゴミ袋に分けて博多湾に遺棄したとみている。
被害者は福岡市内の医薬品卸会社に勤務。3月5日午後7時ごろに勤務先を出ており、通勤に使っていた車は自宅アパート近くの駐車場に止められていたことが確認されている。自宅アパートからは仕事で使う携帯電話が見つかっており、被害者は一度は帰宅したとみられる。
だが翌6日午前5時ごろ、会社の同僚がゴルフに行くために被害者方を訪れたが、インターホンを押しても応答はなかった。
捜査関係者によると、被害者方の玄関は施錠されており、室内に物色したような形跡はなく、カバンや財布、通帳も残されていた。土足で侵入したり、激しく争ったりしたような跡はなかった。ただ室内の窓ガラスが内側から割れており、転倒したゴルフバッグが当たったとみられることから、被害者が誰かともみ合うなどした可能性はあるという。
しかし、血痕は検出されていないとされており、県警は部屋以外の場所で殺害され、切断された疑いが強いとみている。
こんな所です。
この事件の位置関係の地図
この地図を見ると、遺体発見現場と被害者の自宅が狭い範囲にある事がわかる。
勤務先だけはちょっと離れていますね。
さて、なぜ、犯人は解体したのか?犯人が車を持っているなら、福岡周辺でも山岳地帯があるので、山に遺棄する事ができたと思います。
あるいは、もっと遠方の海に遺棄する事もできたと思います。
そこで、「犯人は車を持っていない」と考えたらどうだろう?
つまり長距離の運搬ができない、しかも、一度に遺体を運ぶ事もできない。
地図を見て気づくのですが、福岡市内いは川が流れていて、ちょうと遺体が発見された競艇場に流れ込むのが那珂川、被害者の自宅近くを流れているのが三笠川と2本の川が流れています。
犯人が遺体の運搬にこの川を使ったと言う可能性はないだろうか?
自転車や徒歩で運べる重量に解体して、川に遺棄すれば、流れに乗って遺体は博多湾に流れ込む。その後はどこで発見されるかわからない、運がよければ発見されないかもしれない。
犯人に運搬方法が無くても遺体を遠方に遺棄する事ができる。
犯人には都合の良い話ですね。
この場合、特に犯人が女性や老人と言う体力が無いと言う条件がなくなります。
普通の男性の犯行でも、川に捨てる為に胴体を切断する理由ができますね。
それから、福岡市の2010年3月の気象情報をみると失踪した6日を含めて5日ほど雨が続いています。雨で増水した川に捨てたのなら海まで流されても不思議では無いと思います。
と考えると、犯人は意外に被害者の自宅周辺とか博多駅近くとかに、住んでいた可能性が出てきますね。(解体場所は自宅とか職場と言う事になるでしょうね)
博多区や中央区周辺で事件直後に川へゴミ袋を投棄しているのを見た人が居たら警察に相談してみると良いかもしれませんね。
いつもの妄想でした。事件解決に期待しましょう。
最近のコメント