2022/08/21

兵庫県尼崎市元妻女性殺害事件その2(一審判決)

まずは続報です。
1)2022年1月21日、神戸地検は、殺人罪などで元夫の無職男性容疑者(33)=同県西宮市=を起訴した。
鑑定留置の結果、刑事責任を問えると判断した。地検は認否を明らかにしていないとのこと。

起訴状によると、容疑者は昨年10月15日夜、尼崎市のマンション駐輪場で、住人の女性の左脇の下などを包丁で多数回突き刺し、殺害したとされる。

捜査関係者によると、同容疑者は逮捕後の調べに「復縁を望んだがかなわず、次第に憎しみに変わった」などと供述しているとのこと。

***初公判(2022年6月21日)***
1)被告は「間違いない」と起訴内容を認めたとのこと。
2)冒頭陳述で検察側は21年3月、男が尼崎市のコインランドリーでトラブルを起こして警察を呼ばれたことがきっかけとなり、同年4月から2人は別居したと説明。男は別居解消を求めたが女性は拒否し、同年6月に離婚したとのこと。

その後、男は女性が誕生日を祝われる様子を記したツイッターなどを見て腹を立てていたと指摘。事件当日、通信アプリ内で知人らとオンラインゲームを楽しもうとするやりとりを見て、幸せそうな女性を殺害しようと決意した-とした。

別の報道では
検察側は冒頭陳述で「別居の解消を拒否されて以降、危害を加えようと鉈や斧、牛刀を購入していた他、離婚が成立した後もSNSで被害者が幸せそうにしているのを見て腹を立てた」と指摘したとのこと。

3)弁護側は「被告は落ち度のない被害者を殺害したことを認め反省している。遺族に対しても家族が被害弁済を準備している」と情状酌量を求めたとのこと。

4)弁護側の被告人質問では、男が離婚前にも、危害を加えようと女性の実家を訪れていたことが判明。検察側が殺意を抱くまで腹が立った一番の理由を尋ねると、「ある日、突然出ていって連絡が取れなくなったから」とした。また、裁判官からは男の「積もり積もった」という言葉の意味を問われ、「最後まで面と向かって話せなかったこと」と答えたとのこと。

***論告求刑公判(2022年6月22日)***
1)検察側は懲役18年を求刑した。
検察側は「幸せそうな元妻への逆恨みという自己中心的かつ身勝手な動機だ」として懲役18年を求刑した。

論告で検察側は、男が牛刀(刃体約18センチ)で女性を襲う際、滑り止め付きの手袋を着用していたとし、「殺傷能力の高い凶器を力の込めやすい状態で使用した」と指摘。骨が折れるほどの傷があったことや、女性が倒れて無抵抗な状態でも刺すなど「非常に危険で執拗だった」としたとのこと。

2)弁護側は「怒りにまかせた衝動的な犯行だが、起訴内容を認め、反省している」と懲役15年が相当だと主張したとのこと。

弁護側は最終弁論で「結果は重大で悪質さは否定できない」としつつ、家族が支援を約束しているなどとして懲役15年を求めたとのこと。

3)女性の母が意見陳述し、「楽しそうに過ごしている娘が許せなかったというのはあまりにも身勝手で話にもならない」と述べた。裁判員らに対し、「今後このような悲劇が繰り返されないように抑止力を与える判決を」と訴えたとのこと。

***判決公判(2022年6月24日)***
1)裁判長は「身勝手としか言いようがない。何が問題だったのかよく考えてほしい」とし、懲役17年(求刑懲役18年)を言い渡したとのこと。

2)裁判長は、倒れ込んだ女性の背後などを10回以上突き刺し、牛刀の刃が曲がっていたことなどから「確実に殺そうという強固な殺意がある」と説明。被害者に事件を引き起こすきっかけをつくったことはないとし、「被害者に責任の一端があるかような言い方をし、反省を深めているとは言えない」と指摘したとのこと。

3)判決で裁判長は「自分本位な考え方しかできず、身勝手な怒りを募らせていく中で短絡的に粗暴で過激な行為に及んでしまう傾向が見て取れる」と指摘。被告人質問で男が何度も「分からない」という答えを繰り返したことなどに触れ、「真に反省を深めているような態度を示しているとは到底いえない」と述べたとのこと。

***補足情報***
公判のどのタイミングの情報か不明な情報です。
1)検察や判決によると、男は離婚後も女性のツイッターを見て、女性の行動を確認していた。さらに、男の家には女性が昔持っていた古いスマホが残されており、家のWi-Fiをつなげば、個人的なチャットのやりとりが見られる状態だったとのこと。

事件当日の夜、男は女性のチャットのやりとりに気付く。「(オンラインゲームの)アモアスやろうぜ」のメッセージに対し、女性が「今日のは参加予定」と返信したとのこと。

これを見た男は逆上。すぐさま家の牛刀と包丁、滑り止めの付いた手袋を手に取り、かばんに詰めた。女性宅にバイクで乗り付けて、まちぶせをし、自転車で帰ってきた女性を襲ったとのこと。

2)事件の約1年半前、男は女性と一緒に訪れた尼崎市内のコインランドリー店で、敬語を使わなかった店員に激怒。店内のテーブルを蹴飛ばして店員の太ももに当て、警察沙汰になったという。これが女性が別居を考えるきっかけとなったとのこと。

3)女性の母親は、女性が離婚前に「(男が)いつ怒り出すか、顔色を見ながらびくびくしながら生活するのは嫌だ」と話していたと明かしたとのこと。

こんなところですね。
報道が少なく、事件の経緯などが不明でしたが、離婚理由などがわかりました。
被告は普段から粗暴だったんですね。コインランドリーの店員が敬語を使わなかった程度の事で腹を立てて物にあたるなんてのは、33歳としては短慮というか、落ち着きが無いと言う事ですよね。
そして、女性の母親の証言でも、普段からビクビクして生活していたと言う事だから、これを機会に離婚しようと言うも理解できますね。

結局は離婚が原因で逆恨みして起こした事件です。
詳細が分からないけど、「友達とゲームする」って事が直接の切っ掛けだけど、離婚が成立する前にも、女性の実家に行ったりしてるし、凶器は事件よりも以前に準備している。
なので、被告人が言う「積もり積もったものがある」と言うのは、そもそも「離婚した事自体が許せない」その上で、「楽しそうにしているのが許せない」と言う事のようですね。
被告人自身の生活環境が分からないので、なんとも言えないのですが・・・仕事は会社員としか出てないけど、どんな仕事をしていたのだろうか?
普段から粗暴な面があるなら、仕事でも、そのあたりが出ていたと思うのだけど・・・会社(社会)では別人格と言うタイプの人なのかな?

一方の女性の側としては、離婚して別別に暮らして、これから人生をやり直そうとしていたわけだし、それで警戒心が薄れてしまったのかもしれませんね。
これも詳細が不明ですが、女性の住所は郵便物から調べたと言う事なので、普通に考えると、女性側から男性側に何らかの連絡を郵便物で行ったと言う事でしょうね。
あるいは、家に残した荷物を宅急便で送ってもらったと言う事なのかもしれませんけど。

スマフォを男の家に残してしまったのも、痛いですね。まー新しいスマフォがあれば問題無いと言う判断だったのかもしれませんが、やはり、情報端末は回収するなり、遠隔ロックするなりしておく必要がありましたね。
とは言え、それは、この事件の本質から見れば小さな事かもしれません。
おそらく、この被告は、スマフォが無くても、ツイッターや、あるいは噂話程度でも、何かを切っ掛けに逆上して事件を起こしていたんじゃないかな。

遠方に引っ越すと言うのも、職場や友人と離れたく無いと言うあたりを考えれば、現実的では無いですよね。
なので、「危ない」と思ったら、できるだけ、自宅や職場の住所を知られないようにする以外に方法が無いかもしれません。
基本的にストーカー対策と同じですね。
かといって、それは防御しているだけで、相手の殺意をなくす事にはならないので、根本的な対策にならないんですよね。
しかも、相手がどの程度の「悪意(殺意)」を持っているかも確認する方法が無いですからね。

過去のストーカー事件では自宅を引っ越しても、引っ越し先の住所を調べられて、殺害されてしまった事件もありますからね。

なので、問題が表面化すると対応が難しい状態になりますね。
ストーカー規制法などもあるけど・・・・離婚から、事件までの期間に被告からの接触は無かったのかな?
もし、度々接触があって、嫌がらせなどがあったのであれば、被害者も警戒したと思うんですよね。
でも、それが無くて、離婚の後、何もなくて安心しているところを襲われたとしたなら、対策のしようが無いですよね。

とすると、最悪のケースを想定して対策すると言う事になりますね。
1)自宅や職場の住所を知られないようにする(知られていたら、変える)
2)SNSのアカウントや電話番号を変更して、相手に情報を探られないようにする。
とは言え、これは警戒して、危機意識があってこそできる事なので、警戒してなければ、二つともやりたくない事ですよね。

結局は「相手をどう見るか?」相手を危険な人と判断できるかどうかに掛かっていると言うところでしょうか。

一見すると単純そうな事件に見えるけど、逆に対策が難しい事件なのかもしれません。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
兵庫県尼崎市元妻女性殺害事件その1(鑑定留置まで)

| | コメント (0)

2021/11/21

兵庫県尼崎市元妻女性殺害事件その1(鑑定留置まで)

10月15日午後8時20分ごろ、兵庫県尼崎市昭和通4丁目のマンション敷地内で、「女性が背中を刺されている」と119番通報する事件が起きている。
兵庫県警によると、女性は、このマンションの住人で事務員(28)。
救急搬送されたが、まもなく死亡が確認された。女性には背中に複数の刺し傷があり、県警は殺人事件とみて、刃物を持ったままオートバイに乗って逃げた男の行方を追っているとのこと。

尼崎南署によると、警察官が駆けつけると、マンション駐輪場そばの通路で、女性が血まみれの状態でうつぶせに倒れていた。逃げた男は黒っぽい服を着て、ヘルメットはかぶっていなかったとのこと。

現場は、阪神尼崎駅から北西に約300メートルの繁華街。

現場には女性のものとみられるリュックサックが落ちており、警察は帰宅したところを襲われたとみているとのこと。

警察によりますと刺した男は20代から30代、上下とも黒っぽい服を着ていて、黒いバイクで国道2号を西へ逃げたという目撃情報があるとのこと。

別の報道では
男はスクーター型のバイクで西に逃走していて、警察は殺人事件として捜査本部を設置し、男の行方を追っているとのこと。

兵庫県警は16日、女性の身元について、このマンションに住む病院事務員、女性(28)と発表した。

警察によりますと女性は1人暮らしで、医療系の事務の仕事をしていて外出先から帰宅したところを襲われたとのこと。女性は半そでシャツにスカート姿で、マンション前の歩道から10メートルほど入った駐輪場で倒れていて、背中に複数の刺し傷があったとのこと。

女性は運ばれた病院でおよそ1時間後に亡くなったとのこと。

捜査関係者によると、バイクは県内で見つかり、16日午前に押収された。

県警は16日、事件に関与した疑いがあるとして、30代の元夫の身柄を確保した。任意で事情聴取を始めており、容疑が固まれば殺人容疑で逮捕する方針とのこと。

県警が16日に押収したバイクには血痕のようなものが付着しており、県警は元夫が逃走に使ったとみて調べているとのこと。

県警は16日、元夫で、同県西宮市の会社員男性容疑者(33)を殺人容疑で逮捕した。容疑者は「殺すつもりで刺した」と容疑を認めているとのこと。

(16日)午後9時45分に、被疑者を殺人罪で通常逮捕したとのこと。

捜査関係者によると、16日午前、同県西宮市のアパート駐輪場で、逃走に使われたとみられるバイクを発見。バイクには血が付いていたといい、捜査本部は同日午後、このアパートにいた容疑者を任意同行したとのこと。

警察は、犯行直後の時間帯に「バイクが猛スピードで国道を西に走り去った」との情報を把握していたとのこと。

容疑者の自宅からは血痕のついた包丁や服が見つかったとのこと。

警察によると、2人が離婚したのは1年以内の間で、これまでトラブルなどは把握していないということで、犯行の詳しい動機を調べているとのこと。

県警は17日、司法解剖を実施。死因は失血死だったとのこと。背中などに十カ所以上の刺し傷や切り傷があり、一部は肺に達していた。ほぼ即死だったとみられるとのこと。

捜査関係者によると、現場付近の防犯カメラの映像を解析したところ、事件直前に容疑者とみられる男がマンションの駐輪場へ続く通路に入っていく姿が写っていた。その後、自転車で帰宅した女性も駐輪場へ入り、数分後に男が1人で出てきたとのこと。

容疑者の自宅からは血液がついた刃物が見つかり、この血液を鑑定したところ女性のDNA型と一致したため、犯行に使われた凶器と断定したとのこと。

容疑者は駐輪場で女性の帰宅を待ち伏せして襲い、女性がうつぶせに倒れた後もしゃがみ込んで背中を刺し続けたとみられるとのこと。

警察によりますと、容疑者と女性は尼崎市内で同居していましたが、今年6月に離婚。警察の取り調べに対して、容疑者は『離婚後に復縁を望んだものの叶わず、恋愛感情が憎しみに変わった』という趣旨の供述をしているとのこと。

別の報道では
捜査関係者などによると、2人の結婚生活は数年間とみられ、今年に入り離婚していた。

神戸地検尼崎支部は10月29日、殺人容疑で逮捕された元夫の会社員男性容疑者(33)について、刑事責任能力を調べるため鑑定留置を始めたとのこと。

期間は2022年1月13日まで

時系列
2021年
06月   女性が容疑者と離婚
10月15日
20:20頃 119番通報
21:20頃 女性が搬送先の病院で死亡
10月16日
午前   バイクが押収
午後   元夫を任意で事情聴取
21:45  殺人容疑で逮捕
10月29日 鑑定留置を開始

こんな事件です。
事件発生から1ヶ月以上が経過していますが、詳しい事がわかりませんね。
容疑者は逮捕されていて、どうやら犯人性に疑いはなさそうですが、動機が今ひとつわかりません。
復縁を断られて犯行と言うのは昔からある事はあるんですけど・・・毎回思うのですが、殺害してしまってはもう二度と復縁する事はかなわないんですよね。
やはり、あれなんでしょうか?・・・「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」ってことなのかな?

続報を待ちましょう。

参考リンク
兵庫県尼崎市元妻女性殺害事件その2(一審判決)

| | コメント (0)

2021/07/17

静岡県沼津市女子大生殺害事件その3(一審判決)

一審判決は懲役20年(求刑:無期懲役)です。

***初公判(7月5日)***
1)検察側は冒頭陳述で、被告は、同じ大学に通っていた被害者=当時(19)=に通信アプリ「LINE」をブロックされ、逆恨みして殺害を決意したと指摘。事前に殺害場所の下見をし、自宅で段ボールを被害者に見立てて刺す練習をしていたなどと述べたとのこと。

検察側によると、被告は被害者が所属する部活動の部室に侵入、携帯番号を把握して無言電話をかけるなどしたとのこと。

検察側は被害者の体には49カ所もの刺し傷や切り傷があった」と明らかにしたとのこと。

別の報道では
冒頭陳述で検察側は、被告が大学の同級生だった被害者に一方的に好意を寄せていたと指摘。何度もラインを送信し、被害者が「他の人とラインした方がいい」と返しても、「好きな人とラインしているときが楽しいから無理」などと連絡を続けていたことを明らかにした。被告は、やりとりを断ろうとする被害者に対し、「後悔することになる。ラインのやりとりはやめないで」「無視してもいいことないよ」などとメッセージを送り、被害者は20年6月23日にラインをブロックしたとのこと。

被害者は友人に対し、「ブロックしたら、逆上して何をされるかわからない」と相談していたとのこと。

検察側は「致命傷となるけがが多数あり、救命措置が早くても死が免れない状況だった」と説明。被告は被害者を刺した後、死亡を確認するために呼吸や心拍の有無を調べていたことなども明らかにしたとのこと。

2)起訴状などによると、被告は20年6月上旬ごろから、被害者にストーカー行為を行い、同27日、駐車中の車内と路上で、被害者の腹や首など複数箇所を刃渡り約15.5センチの包丁で突き刺して殺害したとされる。

3)被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたとのこと。

4)弁護側は起訴内容を認めた上で、当時20歳で未熟さによる犯行だったと訴えたとのこと。

別の報道では
弁護側は、被告が被害者とのやりとりを「生きがいのように感じていた」と説明。被告が小学生の時に、心臓の病気でペースメーカーを入れたことを明らかにしたうえで、「ラインをブロックされると、(生活に支障がある)使えない体だけが一生残ると思った。生きがいを奪った被害者を殺害しようと考えた」と説明したとのこと。
***第二回公判(7月6日)***
被告人質問
1)被害者の父親
Q:「なぜ命を奪ったのか」
A:「被害者が幸せな将来を送ることが許せないと感じたから」

Q:「何度も刺している時何を考えていたのか」
A:「殺すことしか考えていなかった」

Q:「娘が、どうしていれば殺すことはなかったのか」
A:「ラインをブロックされなければ」

一方でいまの気持ちについては「被害者の将来・人生を奪ってしまったことは本当に重いことだと思っている」と述べたとのこと。

2)弁護側
Q:無料通信アプリ「LINE(ライン)」で被害者にメッセージを送り続けた理由は?
A:「交際は無理でも、ラインでつながっていたかった」と答えた。
また、「ラインをブロックされたくらいで人の命を奪うのは身勝手だった」と反省の言葉も口にした。

***論告求刑公判(7月8日)***
1)検察側は「人の生命や尊厳を軽視し、被害者を歪んだ支配欲を満たすための『モノ』として捉えた非人道的で残忍な行為である」として無期懲役を求刑したとのこと。

別の報道では
検察側は「包丁が欠損するほど刺した。49か所の刺し傷や切り傷があり、物を破壊するように殺害した。非人道的で甚だしい」などと指摘し、無期懲役を求刑したとのこと。

更に別の報道では
検察側は「女子大生と被告は他人同然の関係。女子大生は被告の目にとまってしまったという理由だけで殺害されたに等しい」としました。そして「ストーカー殺人としてだけでは評価しきれない悪質な犯行」だとして、無期懲役を求刑したとのこと。

2)弁護側は「ペースメーカーを付けた挫折経験によって、被告は共感性に欠ける偏った性格となり、感情のコントロールができない被告人を強くは非難できない」として有期刑が相当であると主張したとのこと。

別の報道では
弁護側は「犯した罪の大きさと向き合う努力をしている。立ち直る可能性は十分にある」とし懲役22年が相当と主張したとのこと。

被告人質問
3)裁判員の質問
「女子大生とのやり取りがあれば、バイトや勉強など頑張っていけると思った。女子大生とつながっているのは、唯一ラインだけ」
「ラインをブロックされて生きがいを奪われた」
「女子大生が幸せになるのを許せないと思った」

一方で被告は「絶対に許されることではない。遺族にも大きな傷をつけてしまった。一生かけて罪を償いたい」とも述べたとのこと。

意見陳述
4)被害者の父親
「法律の許す限り最大限重く罰してほしい。娘を返してほしい」
「家族にとって被告に対し情状酌量の余地はない。死刑にしてほしい」と述べたとのこと。

5)被告は最終陳述で、被害者参加制度で出席した被害者の父親を見て、「(無料通信アプリの)ラインをブロックしただけで人生を奪われるのは、被害者は到底理解できないと思う。遺族にも(心の)傷を負わせ、人生を奪い申し訳ありません」と頭を下げたとのこと。

***判決公判(7月13日)***
1)地裁沼津支部は被告の元大学生の男に懲役20年の判決を言い渡したとのこと。

2)判決によると被告(21)は去年6月、沼津市の路上で当時、同じ大学に通っていた19歳の女性の腹や首などを包丁で複数回刺し死亡させた。

3)「被告が単独で計画的に刃物を用いて、落ち度のない女性を殺害したストーカー殺人である。犯行は執拗で残忍というほかなく殺意は極めて強固だ」とした一方で「被告は犯行当時20歳と若く、更生の余地がある」として検察側の無期懲役の求刑に対し、懲役20年の判決を言い渡したとのこと。

4)裁判長は、被告が、段ボールを被害者に見立てて刺す練習をしていたなどと指摘し、強い殺意に基づいて刺したと非難。一方、2人の間に「一定の交流は存在した」とし、検察側の「他人同然の被害者を殺害した」との主張を退けたとのこと。

5)裁判長は事件前に業務用包丁を購入したり、段ボールを使い刺す練習をしたりしたとして「計画性は高い」と述べた。被害者にLINEをブロックされ生きがいを奪われたとする動機に関し「あまりに理不尽な逆恨みだ」としたとのこと。

別の報道では
裁判長は「LINEなどのやりとりからストーカー殺人と判断するのが妥当」とした上で、「助けを求めて逃走する被害者を追いかけて引き倒した上、死亡を確認するまで腹部などを多数回突き刺すなどし、致命傷となる傷が複数あった」と指摘。「犯行は執拗で残忍というほかなく、殺意もきわめて強固」などと量刑の理由を述べたとのこと。

更に別の報道では
被告が殺害動機を「被害者からラインをブロックされて生きがいを奪われた。明るい将来が予想される被害者が許せなかった」とした点も、「あまりに理不尽な八つ当たり」と非難。「被告は十分な反省をしているとは認められない」としたが、量刑については「若年で更生の余地があることなどを考慮した」と説明したとのこと。

こんなところですね。
まー誰かに対して、一方的に好意をよせると言うのは、普通によくある事なので、それ自体は特に変わった事では無いですよね。
問題はその好意の表現方法ですね。
普通なら相手の反応などを見ながら、少しずつ段階を踏んで進んでいく物だと思います。

それは、相手を一人の人間として尊重しているからそうなるわけですよね。

相手がどんな反応を示そうが、仮に拒否したとしても、自分の感情だけを押しつけてしまうのは、もはや恋愛感情では無いのでしょうね。

そして、それほど深い関係でも無いのに、ラインをブロックされたぐらいで、生きがいが無くなったから、奪われたから、好意を寄せていた相手を殺害するなんてのは、まさに、価値観の逆転ですね。

ただ、私としては、この言葉を額面通り受け取る事はできません。
この言葉は「鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス」と言う事でしょ?
自分の思い通りにならないなら、自分の手に入らないなら、殺してしまえと言う事だと私は解釈しています。

その上で、ペースメーカーを入れているから、人生がうまくいかないなんてのも、ただの言い訳にしか聞こえません。
ペースメーカーを入れても立派に生活している人は沢山居るでしょ?。

なので、裁判長も指摘していますが、酌量の余地など微塵もありませんね。
その意味では検察側の主張に全面的に同意です。

さて、この事件を防ぐ方法ですが、正直なところ「これが正解」と言う物はなさそうです。
ストーカーから逃げれば、身を守る事はできるでしょが、大きく生活環境を変える事になります。
やはり警察に相談してストーカーとして対応してもらうのが正攻法なんでしょうね。
ただ、それで諦めるのか?と言うのが疑問なところです。
ラインをブロックされた程度で逆ギレして殺意をもってしまうような、自己中心的な思考しかできないので、警察の介入がきっかけで殺意を持ってしまうかもしれません。

なので、ストーカーになった段階では対応が難しいと言う印象です。
となると、被告が成人する前の段階でストーカーにならないように教育するしか方法が無いと思います。
なので、対策は被害者側が行うのではなく、被告や被告の家族が行うしか方法が無いと言う事になりますね。

ただ、その場合でも、被告の両親や家族が、この未来を予測できるのか?と言うとそれは無理だと思うんですよね。
被告は心臓病で体を使う事が不得手と言うのがコンプレックスのようですから、スポーツではなく、芸術や勉学の方面に導く事ができれば、精神的にも健全な成長を促せるのではないか?と思いますが、理想論、机上の空論でしかないかもしれませんね。

亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
静岡県沼津市女子大生殺害事件その2(情報流出)

| | コメント (3)

2020/09/08

東京都杉並区女性保育士殺人事件その4(一審判決)

***初公判(8月24日)***
1)東京地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で被告は「私は最後まで法廷で黙秘します」と述べたとのこと。
 
2)弁護側は住居侵入罪の成立は認めたが、「被告ではない第三者が殺害した」と殺人罪については無罪を主張したとのこと。
 
弁護側は、ベランダに残されたビニールひもから第三者のDNA型が検出されたと指摘。「部屋に複数人がいた可能性があり、被告の犯行とするには合理的な疑いが残る」と主張したとのこと。
 
3)検察側は冒頭陳述で、被告は15年ごろから被害者に好意を抱いていたが、被害者は距離を置いていたと指摘したとのこと。
 
別の報道では
「被告は被害者に好意を抱き、飲み会に誘うなどしていたが、被害者は避ける態度をとっていた」と指摘した。
 
 また、被告が着ていたコートから被害者の血痕が検出されたほか、被告が被害者を拘束しようとした際に使ったとみられるビニールひもも室内から見つかり、被告のDNA型が検出されたと明らかにしたとのこと。
 
別の報道では
検察側は、被害者の指先や現場に残っていた包丁の柄から被告のDNA型が検出されたとした。被告が事件後、携帯電話で「殺人の慰謝料」などと検索しており、「第三者の犯行の可能性はない」と主張したとのこと。
 
証拠調べでは、部屋から発見された手袋などの遺留物から被告のDNAが検出されたこと、被告が履いていたナイキのシューズと同一の足跡が被害者宅の屋根などから見つかっていること、そして被害者の両手指から採取された付着物からも、被害者と被告のDNAが検出されているとのこと。
 
同僚の調書によると
「事件翌日午後に被告と勤務先ですれ違うと、顔に引っ掻いた傷があることに気づいた。24日の夕方にはなかったものだった。傷は4~5センチぐらいの長さがあり、かすり傷ではなかった」
 
***論告求刑公判(8月28日)***
検察側は懲役20年を求刑したとのこと。
 
1)検察側は、「犯行は計画性があり、きわめて残忍。反省や遺族に対する謝罪が全くない」などとして懲役20年を求刑したとのこと。
 
別の報道では
検察側は「わいせつ意図がうかがわれ、計画的で残忍な犯行」と指摘し、被告に懲役20年を求刑したとのこと。
 
2)裁判には被害者の両親が出廷し、「いっときも心が安らぐことはない」「娘の部屋の荷物を片付けられずにいる」「ただただ、娘に会いたい」と述べたとのこと。
 
別の報道では
被害者の母「娘の恐ろしさは想像以上だったと思います。包丁を持った男とどう闘えばよかったのか。娘を守れなかった悔しさと罪悪感でいっぱいです」と文章を読み上げたとのこと。
 
3)裁判官「最後に言いたいことがあったら言ってください」との問いに被告は「ありません」と答えたとのこと。
 
***判決公判(9月7日)***
1)東京地裁の裁判員裁判は7日、求刑通り懲役20年(求刑懲役20年)を言い渡した。
 
2)裁判長は「強固な殺意があった。常軌を逸した行動で、被告の意思決定に酌量の余地はみじんもない」と述べたとのこと。
 
別の報道では
「被害者への感情を一方的に募らせた揚げ句に、自宅に侵入するという常軌を逸した行動に出て、身勝手極まりないうえ、謝罪の言葉を全く口にしていない」と指摘したとのこと。
 
3)裁判長は、被害者方の遺留物から被告の指紋やDNA型が見つかったことを挙げ、事件当日の被害者が刺された時間帯に、被告が被害者方にいたと認定したとのこと。
 
被害者の首に圧迫痕があり、体に多数のあざがあることから「被害者は相当程度強く抵抗した」と認めたとのこと。
 
さらに、被害者の指の爪からは抵抗した際に付着したとみられる被告のDNA型が検出されており、被告の着ていたコートに被害者の血痕が付いていたことも踏まえると、「暴行を加え、刺殺した犯人は被告であると相当強く推認される」としたとのこと。
 
被告が事件後に携帯電話で「自首」などと検索していることが推認を更に強めるとし、弁護側の主張を退けたとのこと。
 
別の報道では
弁護側の主張に対してビニールひもがベランダに持ち込まれた経緯は明らかでないと指摘。「刺殺現場の室内から第三者のDNA型は検出されていない」として弁護側の主張を退けたとのこと。
 
被害者の右手から被告のDNA型が検出されたことを認め、「被告の暴行に抵抗してDNA型が指についたと考えるのが合理的だ」とし、被告が犯人と認定したとのこと。
 
アパートを立ち去った後に履いていた靴を処分するなどしており、被告が犯人だと判断したとのこと。
 
「わいせつの意図があった」とした検察側の主張は退けたものの、被告が同じ乳児院に勤めていた被害者に好意を抱いていたと認定したとのこと。
 
被告が公判で黙秘した経緯を踏まえ、「被害者の両親は、真相を話そうとしない被告に厳しい処罰感情を持っている」と言及。求刑通りの刑は免れないと結論づけたとのこと。
 
こんなところですね。
第三者による犯行を主張すると言うのは時々ある事なのですが・・・
この事件では、さらに黙秘をしています。
もちろん黙秘すること自体は被告の権利なので間違った事をしているわけでは無いのですが・・・
これは両刃の剣と言うやつでしょうか。疑わしきは罰せずの推定無罪の原則には有利になるかもしれませんが、一旦犯人と認定されると、全く反省していないと言う事になって、量刑としては不利ですよね。
 
この事件では被告の犯行と考えた方が自然な物的証拠がありすぎて、第三者の存在を証明する物的証拠が出ないと、弁護側にはかなり不利ですよね。
 
もし、現場室内に別の靴の足跡があれば、判決は違ていたかもしれません。
でも、その場合でも共犯に認定されていたかもしれませんけど。
 
それは置いとくとしても、謎なのは動機ですね。
被害者に好意を持っていたと言うのは、間違いないでしょうが・・・
凶器は持ち込んでいないので、殺意が最初からあったわけでは無かったと思うわけです。
同時に「わいせつ目的」と言うのもちょっと微妙ですよね。判決では否定されていますし。
 
そう、何の目的で被害者宅に侵入して待ち伏せしていたのか?が分かりません。
裁判長は「常軌を逸した行動」と表現しています。
 
ここを説明できないので、被告は黙秘しているのだと思うのですが、ここを正直に話していれば、もしかすると慣例どおり求刑から1、2割の減刑はあったかもしれませんね。
 
あと、被告が被害者を(お酒を)飲みに複数回誘っていたと言うのが、公判で明らかにされています。
当初は遠回しに断っていたが、最後は完全に断っていたと言う事ですから、このあたりで諦めていれば、この事件は起きなかったと思うんです。
交際中の男性が部屋に忍び込んでいたなら、「いたずら」で済んだかもしれないけど(交際中なら忍び込む必要は無いでしょうけどね)、職場の同僚程度の人間関係で部屋に忍び込まれたら、そりゃ即通報するでしょ?「常軌を逸した行動」と言うのはこういう事ですよね。
 
この事件を防ぐとしたら?
A)住所を知られない事。
 個人情報管理が厳しくなったので、職員の住所録は職員間で公開されていないとは思うけど、その一報で「尾行」して住所を突き止められる可能性があるから、帰宅時も注意が必要ですよね。
 
B)侵入対策
 1階も含めて2階以上のベランダからの侵入や玄関付近での待ち伏せの対策は必要ですね。
 
対策としてはこの二つぐらいしかないかもしれません。
職場の同僚でも「ちょっと変な人」だと思ったら、警戒する必要があるのかもしれませんね。
 
まーこれで一審判決が出たわけですが・・・控訴するのか?と言う点に注目ですね。
願わくば、控訴して控訴審では動機を話して欲しいと思います。
 
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
東京都杉並区女性保育士殺人事件その3(推測される動機)

| | コメント (0)

2019/12/29

埼玉県さいたま市大宮区交際女性殺人事件その2(一審判決)

***初公判(11月26日)***
前橋市役所元職員の男性被告26歳は、ことし1月、さいたま市大宮区宮町のビルで、交際相手の女性(当時22)の首を手で絞め、包丁で首などを刺して殺害した罪などに問われている。
 
1)被告は「彼女を死に至らしめたことは、重く受け止めています」と話した一方、「殺すつもりはなかった」と起訴内容を一部否認した。
 
2)冒頭陳述で、検察側は「一方的に恨みを募らせ、執拗な犯行で、被害結果は重大であり、全く反省していない」と指摘したとのこと。
 
検察は「被告は別れを告げられ、一方的に怒りや恨みを募らせて事件を起こした。事件の前にインターネットで『包丁』や『殺す』といったことばを検索していて計画性があった」と指摘したとのこと。
 
3)弁護側は「被告人は、誰かに後ろからタックルされ、被害者ともつれ込んで倒れた際に、持っていた包丁が刺さった可能性がある」と述べ、傷害致死罪にあたると主張したとのこと。
 
弁護側は「話し合うために女性の勤務先に行った。脅すために包丁を取り出したところを誰かに体当たりされ、包丁が当たってしまった」と傷害致死の罪にあたると主張したとのこと。
 
4)被告人質問で、検察側から事件当日、インターネットで「首を切る死ぬ」などを検索していた理由を聞かれると、被告は「人が死ぬ方法を調べるこによって、それを避ければ事態を避けられると思った」などと述べたとのこと。
 
5)弁護人から遺族に対しての思いを聞かれると「彼女のことを、遺族が大切にしていたことは彼女から聞いていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と述べたとのこと。
 
***第四回公判?(11月26日?)***
(この公判情報は誤報の可能性があります。1日に4回の公判が開かれたの?)
 
1)被告人質問で弁護側に、事件当日の行動について問われると「暴力について被害届を出すと女性に言われたので、話し合うために女性の勤務先へ向かった」と説明。包丁を持ち出したことについては「普通に行っても、二人きりでの話し合いに応じてくれないと思った」としたとのこと。
 
2)検察側は男が事件前、「首切る 死ぬ」などとスマートフォンで検索していたことを指摘。男は「覚えていない。殺そうと思って調べたのではない」と答えたとのこと。
 
3)裁判官に女性の勤務先に行った理由を問われると、男は「被害届を出すことを撤回してほしかった。届け出を取り下げてもらうことで頭がいっぱいで、女性と話そうと焦っていた」と述べたとのこと。
 
 
***論告求刑公判(11月27日)***
 
1)検察側は懲役20年を求刑した。
 
2)検察側は、「執拗に交際継続を求め一方的に不満を募らせて犯行に及んだのは身勝手で強い非難に値する」と指摘したとのこと。
 
その上で、「包丁を自宅から持ち出し女性の勤務先で待ち伏せするなど、犯行は計画的で強固な殺意に基づくもの」として懲役20年を求刑したとのこと。
 
3)弁護側は「包丁は女性に見せるために持っていたのであって、目撃者に腰のあたりを蹴られて転倒し刃先が女性に当たってしまった」と述べ、「殺意はなく傷害致死罪が相当」として懲役7年を主張したとのこと。
 
4)最終意見陳述で男は「被害者が亡くなったことは事実。罪と向き合っていかなければいけないと思っている」と話したとのこと。
 
5)遺族の意見陳述
兄の意見陳述
「自分の身に大きな穴が開いたよう」と胸の内を明かしたとのこと。
 
母親の意見陳述
「わが家の大切な宝が失われ、日増しに悲しみや悔しさが募るばかり。被告を絶対に許さない」と話したとのこと。
 
***判決公判(12月2日)***
裁判長は懲役17年(求刑懲役20年)の判決を言い渡したとのこと。
 
1)裁判長は、「交際関係を解消しようとする被害者に対し、執拗に交際の継続を求め、一方的に不満を募らせて犯行に及ぶなど、動機は身勝手で厳しく非難されるべき」と指摘したとのこと。
 
別の報道では
裁判長は、自宅から包丁を持ち出して勤務先で待ち伏せた点や犯行と近接した時間に「首切る 死ぬ」などとインターネットで検索していた点から「殺意を有していたことが疑いの余地なく認められる」と指摘したとのこと。
 
首付近を突き刺すなどした犯行態様を「一方的かつ執拗で危険性が高い」としたうえで、「警察に被害届を出すと言われて怒りを覚え、殺害を決意した身勝手な動機は厳しく非難されるべき」と断じたとのこと。
 
2)「自宅から包丁を持ち出し女性を待ち伏せするなど、犯行は、突発的なものでなく計画的で強固な殺意に基づくもの」としました。
 
3)被告の家族が今後の更正について、話していることなどを考慮し、検察側の懲役20年の求刑に対し懲役17年を言い渡したとのこと。
 
 
4)どの時点(どの公判)での発言が分からないが被告側の主張
 
事件のきっかけになった女性会社員との交際関係のもつれについて、「復縁を求めてきたのは彼女の方」と指摘し、むしろ、ストーカー扱いされて警察に通報された自身が「悪者にされた」と訴えたとのこと。
 
こんなところですね。
結果をみると、検察側の完勝と言って良いと思います。
ポイントとして
1)殺意の認定(殺人罪)
2)計画性の認定
 
逆に被告側(弁護側)の主張がなんとも言い訳感が強いですね。
特に刺した言い訳が
「目撃者にタックルされて(蹴られて)倒れたはずみで刺した」と言う物ですが・・・
それで刺さったのが「首」と言うのが不自然ですよね?
刺すつもりが無いなら、反射的に避けると思うんですよね。
 
他には、公判の報道でも交際のきっかけがわかりませんでした。
被害者は高崎市の出身なので、地元の大学に進学したんでしょう。
容疑者が群馬県前橋市出身だけど、大学は筑波大学、で大学を中退して前橋市に就職
 
女性の勤務先のさいたま市ではなく、前橋市に就職したのは、女性が高崎市から通勤していると言う事なのかな?
 
交際のきっかけが知りたいですね。
 
亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
埼玉県さいたま市大宮区交際女性殺人事件

| | コメント (0)

2017/01/31

長崎県長崎市三景台町ストーカー女性殺人事件

1月28日(土)午前11時45分ごろ、長崎市三景台町の市道で「女性が車の中で倒れている」と通行人から110番する事件が起きている。
軽乗用車の中で長崎県諫早市多良見町、女性(28)が腹部などを刺されて意識を失っていて、病院に搬送されたが死亡した。

女性は元夫の男性(30)からのストーカー被害を昨年11月に警察に訴えていた。
110番から約1時間後、現場近くに住む元夫が自宅で首をつった状態で見つかり、その後死亡が確認された。
元夫が事件に関係しているとみて調べている。

県警によると、女性は腹部などを複数回刺され、運転席に座っていた。
足元からは凶器とみられるナイフが見つかった。軽乗用車は女性の所有だった。元夫は自殺したとみているとの事。

女性は昨年11月28日、諫早署に「ストーカー被害を受けている」と相談。その後、女性と署員が面談や電話で複数回やりとりをしていた。最後に連絡を取ったのは1月中旬で、いずれも署員は女性から「異常はない」との報告を受けていたとの事。
県警は女性に被害を防ぐ対策を指導したほか、緊急時に迅速な対応ができるよう通信指令課のシステムに女性の情報や相談内容を登録したとの事。
同署は「定期的に連絡を取っており、被害者の意向を踏まえて適切に対応した」としている。

女性が発見された三景台町はJR長崎駅から南東に約3.5キロの住宅街。

長崎署によると、女性は発見当時、運転席に座った状態で、刺し傷は複数あった。
車内からはナイフが見つかった。

女性の元夫が自殺していた家の外に「人質あり、入るな」という張り紙があったとの事。

当時、現場の家からは女性と元夫との子ども1人が保護されていたとの事。

女性は事件当日、元夫との間に生まれた2歳の息子を会わせるために元夫宅を訪ねたとみられることも分かった。県警は女性が元夫宅に息子を預け、車で帰ろうとした際に何らかのトラブルになって車内で刺されたとみているとの事。

元夫宅の玄関付近には「人質がいる。入るな」といった趣旨の文言が書かれた張り紙があった。元夫は自宅で首をつって自殺しているのが見つかっており、県警は元夫が女性を殺害した後に自殺するまでの時間を稼ごうとしたとみているとの事。

司法解剖の結果、女性の遺体の刺し傷が二十数か所に上ることがわかりました。女性の死因は「失血死」でした。

また、第一発見者が車を見つけたとき、エンジンはかかったままの状態だったとの事。

女性が昨年11月に元夫(30)からのストーカー被害を県警諫早署に相談した際、「元夫から『会いたい』などと繰り返しメールが来る。自宅に押しかけてきそうだ」と話していたとの事。同署はストーカー規制法に基づいて元夫に警告できることを伝えたが、女性は「報復が怖い。とりあえず親族と相談する」と断ったとの事。

捜査関係者らによると、女性は昨年11月28日に諫早署にストーカー被害を相談。同署は警告を断られたため、元夫とは接触せず女性に被害防止対策などを指導したとの事。

時系列
2016年11月28日 諫早署にストーカー被害を相談
2017年
01月中旬 諫早署が女性に連絡を取るが、異常なし。
01月18日
遺体発見前 女性が子供を容疑者に預ける為に容疑者の自宅を訪問
11:45頃 遺体発見、通報。
13:00頃 近くの容疑者の自宅で容疑者が首をつっているを発見。

遺体は刺し傷が20箇所もあっては、殺意満々と言う事なんでしょうね。
いわゆる、「おまえを殺して俺も死ぬ」と言う破滅型の犯行ですね。

人生これで終わったわけでも無いでしょうに、なにがそこまで、容疑者を追い詰めてしまうんでしょうね。
容疑者だって30歳でしょ?これから、やり直しは十分できる年齢ですよね。

2歳の子供がいるってのに、子供の事は全く考えずに、子供から母親と父親を奪ってしまう。

元夫と言う事なので、離婚したのでしょうが離婚の理由も知りたいですね。
こいつ無しでは生きていけない?それほどまでに愛していたのなら、離婚の理由は無いと思うけど・・・

続報を待ちましょう。

| | コメント (4)

2014/08/01

東京都三鷹市女子高生ストーカー殺人事件その6(一審判決懲役22年)

判決が出ました。一審判決は懲役22年。
8月1日、裁判員裁判で、東京地裁立川支部は起訴された罪の有期懲役の上限となる懲役22年(求刑・無期懲役)を言い渡した。裁判長は「強固な殺意に基づく高い計画性が認められ、動機はあまりに身勝手で同情の余地はごく乏しい」と述べた。

判決によると、被告は昨年10月8日午前、女子生徒の自宅に侵入し、少なくとも6時間以上、女子生徒の帰宅を待ち伏せた上、逃げる女子生徒を追いかけ、首や腹などをナイフで突き刺すなどして殺害した。

判決は「1週間計画を練った上、被害者を6時間以上も待ち伏せて急所を多数回刺しており、強固な殺意と高い計画性があった」と指摘。「別れ話を切り出され、被害者が築いてきた全てを壊そうと考えた動機も身勝手だ」と批判した。

一方、幼少期に慢性的に虐待を受けていたことが事件に一定程度影響したと判断。「同情の余地は乏しいが、若く更生の可能性もある」とした。

被告は殺人(有期懲役の上限20年)、住居侵入(同3年)、銃刀法違反(今回のようなナイフ所持の場合は同2年)のすべての起訴内容を認めており、量刑が争点だった。
判決は、殺人と住居侵入を一連の行為とみなした上で、殺人と銃刀法違反の上限の量刑を科した結果となったとの事。

裁判長は、被告の母親らによるネグレクト(育児放棄)や虐待が動機に一定程度影響したとした上で「反省を深めているとは認められず、謝罪の言葉すらない」と指摘。

男女関係のトラブルによる被害者1人の他の殺人事件と比較した結果、「量刑の幅の上限付近に位置づけられる重いものだが、有期懲役と質的に異なる無期懲役とまでは言い難い」と結論づけたとの事。

こんな所ですね。
死刑は難しいと思いますね。過去に被害者一人で死刑になった事件はいろいろあるけど、私が思い浮かぶのは三島女子大生焼殺事件かな。
2002年静岡県三島市で、女子短大生(当時19歳)が強姦(ごうかん)、焼殺された事件で殺人罪などに問われた36歳無職の被告上告が棄却され死刑が確定した。

見ず知らずの19歳の女性を、拉致、強姦して最後は生きたまま焼殺ですからね。
死刑は当然かな。

それ以外だと、愛知女性拉致殺人事件(闇サイト殺人事件)は通りすがりの女性を拉致後に殺害した事件でしたね。強盗殺人事件の裁判で3人の内、控訴を取り下げた1名は死刑が確定、他の1名は控訴で無期懲役、自首した1名も無期懲役でした。
一審で裁判長は闇サイトを悪用した手口について「発覚が困難で模倣性も高い種類の犯行。厳罰をもって臨む必要性が誠に高い」としてK田司(38)、H慶末(よしとも)(33)の両被告に求刑通り死刑を言い渡した。

最近だと、2009年10月の千葉大女子大生殺害放火事件、21歳の女子大生のアパートに忍び込み、帰宅した女子大生を拉致、殺害して放火した強盗殺人放火事件で一審判決は死刑ですね。
裁判長の言葉としては「犯行は執拗で冷酷非情。更生の可能性は乏しく、殺害された被害者が1人でも死刑をもって臨むのが相当」

三島女子大生焼殺事件や千葉大女子大生殺害放火事件を考えると、被害者が一人で死刑になるには、強盗、強姦と「強」の字が二つぐらい必要なんでしょうね。

一方の闇サイト事件では社会的な影響も考慮すれば、死刑もやむなしと言う事だったのでしょうが、結局控訴審では無期懲役に減刑されましたから、その手の理由では死刑は難しいのかもしれませんね。
今回も「ストーカーに対するメッセージ」と言う意味あいもあったかもしれませんが、判決ではそのあたりは考慮されなかったんでしょうね。

確かに、軽い付きまといのようなストーカーの場合には抑止効果があると思いますが、今回のような確信犯というか、相手を殺そうと思っているような人間には、抑止効果は無いかもしれません。
なにしろ、「もうどうなってもかまわない」と思っている人達が相手ですからね。

今回の判決で裁判長は「量刑の幅の上限付近に位置づけられる重いものだが、有期懲役と質的に異なる無期懲役とまでは言い難い」としてますね。
無期懲役としなかったのは、被告が22歳と若く、更生の可能性があるとの判断なんですね。

更生の可能性がホントにどのぐらいあるか?はわかりませんが、それはこれからの長い服役生活の中で被告自身が事件とどう向き合うのか?がポイントになるんでしょうね。
事件に向き合う事ができれば、更生できるんじゃないかな?

参考リンク
東京都三鷹市女子高生ストーカー殺人その5(公判開始)
反省させると犯罪者になります

| | コメント (28)

2014/07/26

東京都三鷹市女子高生ストーカー殺人事件その5(公判開始)

7月22日、東京地裁立川支部で裁判員裁判の初公判が始まった。
被告(22)は「相違ありません」と起訴内容を認めたとの事。

検察側は冒頭陳述で、被告が2011年にインターネットで知り合った女子高生と約1年間交際したものの、別れ話を持ち出されると、未練を断ち切れず恨みを募らせたと指摘。交際中に撮影した女子高生の裸の写真をネットに流出させると脅して連絡を取り続けたが、「別の男と交際するくらいなら」と考え、殺害を決意したと述べたとの事。

一方の弁護側は、被告が幼少時、貧しい生活で苦労しただけでなく、母の交際相手から激しい暴力を受けていたと主張。
「過酷な経験が今回の事件を引き起こした」と説明した。

検察側は冒頭陳述で、被告が事件の約3か月前から周到な殺害計画を立てていたと指摘。証拠調べでは、生徒に11か所の刺し傷や切り傷があったと明らかにしたとの事。

検察側は冒頭陳述で被告が別れを切り出した生徒に未練と恨みを募らせ、事件の約3か月前から周到な殺害計画を立てていたと指摘した。2011年7月に交流サイト上で生徒と知り合い、同12月に交際を開始。その際、私大生と身分を偽っていた。昨年1月に別れを告げられた後も、電話やメールを送るなど脅迫行為を繰り返し再三会うように強要していたとの事。

昨年6月に生徒宅に電話をかけた際、父親から連絡をやめるよう注意を受けた。だが、「別の男と交際されるくらいなら殺害しよう」と7月ごろから殺害を計画。自身の手帳には「運送屋を装って近づく」「15~20秒で殺す」と具体的な殺害方法を記した。友人を被害者に見立て“殺害の予行演習”を行い、ナイフを購入したり、ジムに通うなど準備を進めたとの事。

被告は9月末に上京。約11日間にわたって生徒宅周辺の駅で待ち伏せをしたり、野宿をしたりして殺害の機会をうかがっていた。10月7日に生徒が警察に相談しようとしていると気づき、逮捕をおそれ、翌8日に生徒宅に侵入。午前11時ごろから約6時間、クローゼットの中などに隠れ、生徒が帰宅すると首や腹部をペティナイフ(刃渡り約12・7センチ)で複数回刺し、失血死させた。友人に電話で「成就した」と告げ、殺害を実行したことを報告した。検察側は証拠調べで、11か所の刺し傷や切り傷があったと明らかにしたとの事。

起訴内容に争いはなく、量刑が争点となり、今後は被告人質問などが行われる。判決は8月1日の予定。

7月23日に東京地裁立川支部で行われた裁判では、被告の母親の証人尋問が行われ、母親は被害者が出演していた映画を被告が見た際に、「お母さん助けて。何とかして彼女に会わせて」と子供のように泣いていたことがあったと話したとの事。

また、事件の前、沖縄に出かけると言った被告が東京にいることに気づき、「被害者を傷つけてしまうのではないかと不安になった」と話したとの事。
しかし、「弱虫なので、あんな犯行はできないと思っていた」などと述べたとの事。
幼少時の被告が自身の交際相手から暴行されていたことなどを証言。「息子は重大な罪を犯したが、死刑ではなく、できるだけ寛大な処罰にしてほしい」と訴えたとの事。

午後には、女子生徒の父親が事件当時の状況などについて証言した。事件の直前に娘から「私が殺されたらどうする?」と聞かれたときは、「どんな方法を使ってでもかたきをとると答えた」と話した。医師から死亡が伝えられたときは「なんでこんなことが起こるのかと思った」

また、被告については「反省の色が感じられず、むしろ達成感を感じている。最高刑の死刑を求めます」と述べた。

父親は2011年末に女子生徒と被告の交際が始まった直後に2人の関係を知ったが、インターネット上での交流がきっかけだったため「不安だった」。被告とは翌年5月ごろに初めて会ったが「印象として娘の交際相手にふさわしくないと思った」と交際に反対していた。

女子生徒からは13年6月、被告に性的暴行を受けたなどと相談を受けた。翌日に電話してきた被告に対し「これで終わりでいいね」と話し、被告は「生涯、娘さんに関わるようなことはしません」と謝罪した。しかし事件直前につきまといなどの行為が再び始まったという。

事件後に被告が報道機関の取材に応じた記事を見たと言い、「とても自己顕示欲が強くて達成感すら感じている。反省の気持ちも感じられない。(娘の死で)希望が消え、私たち夫婦の将来も消し飛ばされた」と憤った。父親の証言の際には被告や傍聴席から姿が見えないように遮蔽板が設けられたとの事。

7月24日の裁判では
被告の心理鑑定を行った大学教授が出廷し、「被告は被害者との別れによって自分が消滅してしまうとの危機感から犯行に及んだ」と証言しました。

弁護側の依頼で被告の心理鑑定を行った大学教授が証人として出廷し、事件の背景について「被告にとって被害者との別れは自分が消滅してしまう危機感を抱かせ、相手を支配してでも関係を継続させようという強いこだわりを持たせた」と分析したとの事。被告は起訴内容を認めていますが、弁護側は「幼少期に受けた虐待が事件に影響している」と主張しているとの事。
教授は幼少期の虐待やネグレクトでアイデンティティーの形成が不十分だと分析。その上で「心理療法などによる治療が可能で、一定の更生の可能性がある」と結論づけたとの事。

弁護側による被告人質問で被告は「彼女が別の男と交際することを想像すると殺害を意識するようになった」と犯行の動機を語ったとの事。

弁護側の質問に対して被告は、「交際して彼女の存在は心の大部分を占めるようになった」「別れた後は忘れるように努めたが、寝ても覚めても彼女のことを思い続けていた」と述べました。
その上で事件の動機について、「彼女が別の男と交際することを想像すると、身が焦がれる思いがした」「自分の未来を悲観して彼女の殺害を意識するようになった」と述べたとの事。

事件の3か月前からナイフを購入したり、ジムで体を鍛えるなど犯行の準備をしていたという被告。犯行直前の心境について葛藤があったと主張し、「彼女を殺したことはどう思うのか?」との質問には、「後悔ですね」と一言だけ答えたとの事。

被告は11年末の交際開始後、生徒に対し、母親からネグレクト(育児放棄)を受けるなどした自身の成育歴を告白。真摯に聞いてくれたため「彼女が心の大部分を占めるようになった」と振り返ったとの事。

13年6月に生徒の父親から連絡をしないよう言われた後は、別の女性と交際するなどしたが諦めきれず、7月中旬には「この苦痛から逃れるために彼女の殺害を意識するようになった」という。

生徒への現在の心境を聞かれると、「非常に好きなので、彼女が直面した死の恐怖、苦しみ、痛みを味わい、共感してみたい」と答え、遺族への謝罪については「苦しんでいることは想像できるが、共感はできないので、言える段階ではない」と拒んだとの事。

弁護側被告人質問
弁護側「殺してしまおうと考えるようになったのはいつ?」

被告「(事件の2か月半前の)7月の半ばくらいからです。彼女が他の男性と交際していることを知り、身が焦がされるような思いでしたし、未来にも絶望していたので、苦痛から逃れるために、彼女の死、殺害を意識するようになりました」

被告は事件直後、交際中に撮影した女子高校生の画像をインターネットに公開し、誰でも見られる状態にしていた。その時の心境について―。

被告「ネット上で拡散させることによって、自分と彼女がつきあっていたという事実を、半永久的に残そうと思いました」

 今の気持ちについて聞かれると、やや感情を高ぶらせてこう話した。

被告「彼女のいない人生など空虚そのもので、だから今後の人生に自分は希望など持てません」

検察側被告人質問
検察官「まず、結局(殺害の)理由は何だったんですか?」

被告「苦痛で、彼女を喪失して苦痛で、もっとも安易な解決です」

検察官「恨みがあったんですか?」

被告「恨みに近い感情になりました。恨みだか、怒りだか。つまり、身の焦がれるような思いがありました」

こんなところですね。私の考えるポイントとしては
1)事実関係は認めていて、争点は量刑になっている。
 証拠も供述も盛りだくさんで、事実関係を争う事はできないでしょうね。

2)弁護側は幼少期のネグレクトや母親の交際相手からの暴力に原因があると主張している。

3)遺族は極刑を望んでいる。
 無理も無い事です。世の中の娘の父親なら誰でもこう思うでしょうね。

4)事件の3ヶ月前から周到に準備した計画的な犯行だった、ジムに通って体を鍛えたり、友人を使った犯行のシュミレーションまで行う程、入念な計画だった。
 殺意とほぼ同時に行動を起こしていますね。それもかなり入念です。かなり強固な殺意があったとしか思えませんね。

5)13年6月、被害者が被告から性的暴行を受けていた。その翌日、被害者宅に電話し父親から別れろと言われ、謝罪したが翌日から付きまといを再開した。
 6月に父親から別れろと言われた経緯がこれですね。12年9月に留学する前に別れ話をしていて、3月に帰国した後も付きまといがあったけど、6月には性的暴行が行われたと・・・
 芸能活動の事もあって、警察沙汰にしたくなかったのでしょうが・・・ここで、訴えていたら、結果は違っていたのかもしれませんね。

6)リベンジポルノの理由として「ネット上で拡散させることによって、自分と彼女がつきあっていたという事実を、半永久的に残そうと思いました」
 これは、何とも言えないな・・・確かに、ネットとはそういう物だけど、それなら、公開する映像は他の物でもよかったと思うわけで・・・やはり、根底に悪意があったとしか思えないけど・・・実際にこの約3ヶ月前には殺意があったわけだから、芸能人生命を絶つとか、社会的に窮地に立たせると言う意味もあったのかもしれませんね。

7)殺害の動機は「彼女が他の男性と交際していることを知り、身が焦がされるような思いでしたし、未来にも絶望していたので、苦痛から逃れるために、彼女の死、殺害を意識するようになりました」
「恨みに近い感情になりました。恨みだか、怒りだか。つまり、身の焦がれるような思いがありました」
 結局、「他の男に取られたくない、他の男に取られるぐらいなら、殺してしまえ」という身勝手な発想ですね。

なんて言うか、一時でも自分を受け入れて愛し合った仲なのに、その最愛の人を自分の手で殺してしまう。
自分の一番大切な物を他人に取られるからと言って、壊してしまうなんて、未熟としか言いようが無いですね。
大人なら、相手の幸せを考える所だと思います。たとえ別れても、その結果、相手が幸せになるなら、それでよしとできないところが「未熟」なんだろうと思います。

この発想の中には「自分」しかなくて、そこに「相手」は居ないんですよね。
「相手」はただの「物(人形)」ですよね?

22歳だから仕方がないのかもしれないけど、だからと言って許される罪じゃないからね。

それから、弁護側の主張する、幼少期のネグレクトや暴力(虐待)がこの事件の原因なのか?
これについては、私は否定的に考えています。
理由としては
A)ネグレクトや暴力(虐待)がストーカーの原因なら、幼少期にネグレクトや虐待された人たちの多くは、ストーカーになってるはずだけど、そんな事ないでしょ?

B)A)の裏返しだけど、ストーカー事件の報道で犯人がネグレクトや虐待されていたと言う報道は、私の記憶では聞いた事がない。

つまり、ストーカーの原因はネグレクトや虐待とは別にあるのではないか?と思うわけです。

最後に以前からあった、疑問なのですが・・・
事件の直前に被害者宅のクローゼットの中に隠れている時のLINEでの会話が気になります。
今回の裁判の中で、殺害を考えたのは事件の約3ヶ月前で、入念に準備をしてます。
そして事件の2日前にリベンジポルノをUpLoadしてます。
この段階では、殺害を決意し、たとえ殺害に失敗しても、女優生命を絶つ事ができるように保険を掛けたのではないかな?

それほど、強い決意があったのに、犯行直前のLINEの会話は
「そのつもりなかったけどなんやかんやで押し入れの中。出たいけど出られへん」
「三時間前のおれしね」「あー無事にかえりたいよぅ」
どうも、決意を感じられないんだよね。

見方としては二つかな。
あ)入念な準備をしていたが、実際には迷いがあった。
い)迷いがあるとみせかけて、偶発的な犯行にみせかける偽装

ただ、い)については、逮捕後の供述に嘘がなさそうなんですよね。
犯行計画のメモも残しているし、凶器も数日前に購入している事を供述してますし・・・

なので あ)と考える方が妥当かな?と思うわけですが、そうすると、殺害計画は強固な殺意に基づく物ではなく、どちらかというと事件全体が「ノリ」だったのか?とも思えるわけです。

公判の行方に注目しましょう。

参考リンク
東京都三鷹市女子高生ストーカー殺人事件その4(この事件を防ぐには)
東京都三鷹市女子高生ストーカー殺人事件その6(一審判決懲役22年)

| | コメント (13)

2014/05/03

大阪市平野区ストーカー殺人事件

5月2日(金)2時30分頃、大阪市平野区で、近くの男性から「男女が争う声がする」と110番があり、大阪府警平野署員が、腹部に刃物が刺さった女性が道路脇の植え込みに倒れているのを発見する事件が起きている。

女性は大阪府松原市大堀の飲食店従業員・女性(38)で、搬送先の病院で死亡が確認された。
府警は、現場で目撃された乗用車と似た車を約1キロ東の駐車場で見つけた。
車内にいた同府在住の男(57)は手を負傷しており、職務質問に「自分がやった」と説明したとの事。

府警によると、男は昨年8月頃から、大阪市内の被害者の勤めている店に通っていた客で、被害者は今年3月2日、府警松原署に「客から一方的に好意を寄せられ、しつこく電話やメールが来る」と、ストーカー被害の相談をしていたとの事。

男は店の出入りを断られたことに腹を立てたといい、同署は同日、男に電話で注意。
その後も、男が連絡を続けたため、同署は同月12日、ストーカー規制法に基づき警告していたとの事。

同署は4月2日に被害者に電話で状況を確認。被害者は「(警告後は)何もないです」と答えたとの事。

被害者は自転車で帰宅途中だったとみられ、腹部に複数の刺し傷があり、首にも切り傷があったとの事。

 府警によると、被害者はアルバイト先の飲食店の客だった男に一方的に好意を寄せられていた。「殺される前に警察に電話してや。頭を冷やす時間を最後にくれや」。被害者は3月1、2日、殺害を示唆される内容を含む33通のメールを受け取り、大阪府警松原署にストーカー被害の相談をした。

 署員は2日、男に電話で被害者に近付かないよう注意した。告訴と避難を勧める署員に、被害者は「家族がいるから引っ越せない。口頭注意にとどめてほしい」と答えたという。

 男は昨年8月ごろ、被害者の勤務先の飲食店に客として訪れ、行動が次第にストーカー化。今年2月には店の経営者から出入り禁止にされていた。

 松原署は3月12日、男を署に呼び出し警告した。男は「俺だって関わる気はない」と話した。その後、男からの電話やメールは止まったという。

 署員は4月2日、被害者に電話で安否を確認、被害者は「その後何も起きていない」と説明した。府警は事件が起きたこの日、電話で安否を再び確認する予定だったとしている。

 事件は被害者宅から約1キロの住宅街で起きた。被害者が仕事を終えて帰宅中に事件に遭ったとみられる。

 被害者の近所の人によると、被害者は夫と子供2人の4人暮らしとの事。

容疑者は調べに「(被害者が)好きだった。このままだと会えないので、殺して自分も死ねばあの世で一緒に暮らせると思った」と容疑を認めているとの事。

 府警によると、容疑者は事件直前、レンタカーで現場付近を訪れ、帰宅する被害者を待ち伏せ。その後、自転車で通りかかった被害者をレンタカーで追いかけ、襲ったという。被害者は腹部に刃物が刺さっていたほか、腹や首などに十数カ所の刺し傷や切り傷があったとの事。

 容疑者がレンタカーで逃走する様子は複数の目撃があり、発生から約4時間後、付近を捜索していた捜査員が同区内のコンビニでよく似た車を発見。車内にいた容疑者に事情を聴いたところ、被害者を刺したことをほのめかしたとの事。

 近隣住民によると、容疑者が市営住宅に引っ越してきたのは約2年前。1人暮らしだが、「別居の子供のことで悩んでいる」と漏らしたこともあったとの事。

 「あいさつしたらきちんと返してくれる。礼儀正しい印象」。近くの女性(71)はこう話す。しかし、容疑者とトラブルになった60代の男性は「Tシャツの首元を広げて入れ墨を見せつけ、『10歳若かったらどうなってたやろうな』と脅されたとの事。自分は暴力団関係者だとも言っていた」と話したとの事。

 容疑者の知人によると、最近「スナックに通っているが、(女性に)メールをしても返信がない」と不満を漏らしていたといい、松原署に文書警告を受けた3月12日には、なじみの店を訪れ「(警察から)電話をしたり近づいたりしたらだめといわれた」とぼやいていたとの事。

とりあえず、時系列
約2年前、容疑者が現在の自宅である市営住宅に引っ越してきた。別居の子供がいるとの事。

昨年8月 容疑者が被害者の働くスナックへ客として通い始める。
今年2月 スナック店の経営者から容疑者が出入り禁止にされる。
3月01日 被害者が容疑者から殺害を示唆するメールを受け取る。
3月02日 被害者が松原署に相談、同日松原署から電話容疑者に口頭での注意をする。
3月12日 松原署が男を署に呼び出し警告した。男は「俺だって関わる気はない」と話した。
4月02日 府警が被害者に電話で安否確認「その後何も起きていない」と被害者が回答
5月02日 2:30頃、事件発生。10数か所の刺し傷、搬送後に死亡が確認された。
5月02日 6:30頃、現場近くのコンビニで目撃された車を発見、運転手に事情を聴いた所、事件を認める。

事件時に容疑者はレンタカーで仕事から帰宅する、容疑者を待ち伏せし、襲ったとの事。

被害者は防御創を含め、首や腹、頭に10数か所の傷があり、腹には包丁が刺さったままだった。
刺さった包丁は柄の部分しか見えない程、深く刺されていた。
容疑者は57歳、被害者は38歳。

こんな事件ですね。
仕事ですから、被害者も容疑者に対して会話もするでしょう。
だけど、それがビジネストークだと言う事に容疑者は気付かなかったんでしょうね。
年齢的にも57歳で人生の終焉へまっしぐら。

容疑者に家族がいれば、こんな事件は起こさなかったかもしれませんね。
孤独と人生の悲哀が57歳の男の人生を狂わせたのかもしれません。
しかし、夫も子供もいる事も会話の流れで容疑者も知っていたと思いますけどね。

この事件を防ぐにはと考えると・・・
簡単には防ぐ事ができませんね。
ストーカー化した事で、スナックを出入り禁止とする判断も間違っているとは思えないです。
他の客への影響も考えれば、出入り禁止にする以外に店としては対応方法が無いでしょう。

殺害を示唆するメールを受けての警察への相談も妥当だったと思います。
警察もそれにより、当日に口頭での注意、10日後に署へ呼び出しての警告。
この結果、その後のメールやストーカー行為が収まっています。

警告から半月後の4月2日の被害者の報告では「その後、何も起きていない」との事で、警戒を緩めるのも仕方がなかったかもしれませんね。
しかし、警告から1ヶ月半後に事件が発生。

では、どうするべきなのか?
難しい所ですが、警戒を緩めるのが早すぎたのかな?
あるいは、警戒する方法に問題があるかもしれませんね。

現在の警戒方法がよくわかりませんが、普通に考えれば、危険度の高い被害者を警護するぐらいしか方法が無いでしょうね。
ストーカー側を監視するのに、人を張り付かせるのはコスト的な問題もあるでしょうし、人権の問題もあるでしょう。

だから、危険度が下がって、警護がはずれれば、もはや無防備と同じですね。
なので、警護の必要が無いように、ストーカー側から身を隠せば良いと言う事になるのですが、この事件の被害者のように引っ越しが難しいケースもあるでしょう。

コストの問題を解決するにはGPS発信機で被害者側がストーカーの接近を検知する方法が今の所、ベストかもしれませんね。
この方法なら、既存の民間のシステムを一部流用して低コストで実現できるのではないか?と思います。
だけど、法改正が必要かな?

最後に亡くなった被害者のご冥福をお祈りします。

| | コメント (3)

2014/02/22

群馬県館林市小桑原町拳銃ストーカー殺人事件

2月19日(水)午後3時ごろ、群馬県館林市小桑原町のディスカウントストア「トライアル館林小桑原店」の駐車場で、軽乗用車の運転席で女性が頭と鼻から血を流しているのを店員の男性が発見、通報したする事件が起きている。

女性はすでに死亡しており、頭に銃で撃たれたような2カ所の傷があることから、群馬県警は殺人事件と断定し、20日未明、館林署に捜査本部を設置した。

県警によると、死亡した女性は群馬県大泉町寄木戸、職業不詳、女性(26)。
以前に住んでいた栃木県で元交際相手の男から暴行されたなどとして栃木県警に被害届けを出し、同県警が昨年11月、男を検挙したことがあるとの事。
被害者の車のドアの鍵は掛かっていなかった。

現場は東武伊勢崎線・館林駅から南に約1・5キロの住宅と農地が混在する地域。

捜査本部などによると、被害者は19日午後2時50分ごろ死亡したとみられる。
両側頭部には拳銃で撃たれた傷が2カ所あったが、薬きょうなどは見つかっていない。
車内には同店で買った商品があり、買い物直後に殺害されたとみられ、直前には知人と携帯電話で連絡を取っていたとの事。

捜査本部などによると、被害者は昨年11月1日、当時住んでいた栃木県佐野市内で30代の男性から暴行を受け、栃木県警に相談。同県警は、男性を暴行容疑で逮捕した。2人の間には交際トラブルがあったといい、被害者は12月3日に現住所に転居後、大泉町に住民基本台帳の閲覧制限を申請していた。

男性は罰金刑を受け釈放された。その際、ストーカー規制法に基づき文書で警告を受けた。行方が分からず、群馬県警は、事情を知っているとみて捜査しているとの事。

被害者が初めて栃木県警に相談したのは昨年11月1日。当時住んでいた同県佐野市で、元交際相手の男と押し問答になり、手首をつかまれるなどの暴行を受けたと被害届を提出した。
栃木県警は翌2日に暴行容疑で男を逮捕。
同22日に男が罰金を支払い釈放された後、ストーカー規制法に基づく文書警告を出した。

男の釈放に合わせ、被害者は男の土地勘がない群馬県大泉町の知人宅に身を寄せる。
さらに、12月3日に同町のアパートに引っ越し、同5日には住民票の閲覧制限を申請した。
栃木県警は「被害者に転居を勧め、閲覧制限についても助言した」と話す。

ところが、男はその後も被害者の実家に手紙を送りつけ、被害者に「会いたい」などと復縁を求める電話やメールを繰り返した。被害者はそのたびに栃木県警に相談。一方で、被害者から男に連絡することもあり、「被害者側が完全に拒否しておらず、ストーカー規制法に基づく措置が取れなかった」(栃木県警幹部)との事。

12月22日には佐野市内の飲食店で、被害者と被害者の父親、男の3人で面会。
栃木県警は「会わないで」と被害者を説得したが聞き入れられなかった。結局、被害者は「別れたい」、男は「別れたくない」と平行線で終わったとの事。

栃木県警は同26日、男に改めて「面会やストーカー行為をしないように」と注意。
この注意は断続的に今年1月10日まで続いたとの事。

転居先の群馬県警は12月3日、栃木県警から被害内容を引き継いだ。その後も、被害者から栃木県警に相談があるたびに群馬県警にも伝えられた。ただ、群馬県警が被害者のアパートを確認したのは同18日、初めて安否確認の電話をしたのは同20日だったとの事。

その後も1月24日に2回目の安否確認をしただけで、被害者には直接会わなかったとの事。
群馬県警幹部は「(最寄りの)大泉署に来てほしいと頼んだが、後日行くという返事で危険性の訴えもなかった」と釈明している。
栃木県警幹部は「男が大泉町のアパート周辺に現れたという話はなく、転居先が男に漏れていた認識もない。真摯に対応したと考えている」と強調している。

女性がトラブルを訴えていた元交際相手の男性(39)とみられる遺体が21日、栃木県鹿沼市郊外の路上で見つかった。群馬、栃木両県警は自殺とみている。

両県警によると、同日午前8時50分ごろ、同市口粟野(くちあわの)の路上に止めていた軽乗用車内で男性が血を流しているのを近隣住民が発見、110番した。
男性は既に死亡し、車のナンバーが元交際相手のものと一致しており、身元の確認を急いでいる。
車は内側からロックされ、中から拳銃のようなものを発見。両県警は拳銃自殺の可能性が高いとみている。

県警館林署捜査本部は21日、栃木県鹿沼市内の車から見つかった遺体を、元交際相手の同県栃木市の男(39)と断定した。
捜査本部は20日に殺人容疑でこの男の逮捕状を取り、公開捜査に踏み切る準備をしていたことも明らかにした。
捜査本部によると、男は頭から血を流し、運転席に拳銃のようなものが1丁あった。
男が被害者を殺害した後、自殺したとみて詳しく調べる。
男は20日夜~21日朝に死亡したとみられ、今のところ遺書は見つかっていないとの事。

男の遺体は21日午前9時ごろ、鹿沼市の路上に止まった軽自動車の中で見つかった。拳銃のようなものに指を触れたまま運転席で死亡していたとの事。
車は家族名義で、男が普段使っていたという。
男は暴力団員ではなく、捜査本部は拳銃のようなものの入手経路を調べる。

さてこんな事件ですね。
まずは時系列

2013年
11月01日  当時住んでいた同県佐野市で暴行を受けたと被害届を提出
11月02日  暴行容疑で男を逮捕。
11月22日  男が罰金を支払い釈放された後、ストーカー規制法に基づく文書警告を出した。
その後、男の釈放に合わせ、被害者は男の土地勘がない群馬県大泉町の知人宅に身を寄せる。
12月03日  群馬県大泉町のアパートに引っ越し、同5日には住民票の閲覧制限を申請した。
その後も、電話、手紙、メールなどがあり、栃木県警に相談。
12月03日  転居先の群馬県警は栃木県警から被害内容を引き継いだ。
12月18日  群馬県警が被害者のアパートを確認した。
12月20日  群馬県警が被害者に安否確認の初めての電話をする。
12月22日  佐野市内の飲食店で、被害者と被害者の父親、男の3人で面会。交渉は平行線
12月26日  栃木県警は男に改めて「面会やストーカー行為をしないように」と注意。
この注意は断続的に今年1月10日まで続いた。

2014年
01月24日  群馬県警が2度目の安否確認の電話をするが、直接会う事はなかった。
02月19日 14:50頃 群馬県館林市小桑原町のディスカウントストア「トライアル館林小桑原店」の駐車場で殺害
     15:00頃 遺体発見、通報
02月20日  捜査本部は殺人容疑でこの元交際相手の男性の逮捕状を取り、公開捜査に踏み切る準備をしていた。
02月21日 09:00頃 鹿沼市の路上に止まった軽自動車の中で元交際相手の男性(39)の遺体を発見

こんな感じですね。
トラブル発生は昨年の11月、ストーカーで相談、転居や住民票の閲覧制限などしている。
この間に元交際相手は暴行容疑で逮捕、ストーカー規制法に基づく文書警告も受けている。
だけど、被害者は自分で解決の道を探るべく、元交際相手と独自に交渉。しかし、平行線。
栃木県警は断続的に1月10日まで元交際相手に警告を続けていた。

年が明けて今年、1月24日に群馬県警が2度目の安否確認の電話をするが、特に危険性を訴える事はなかったとの事なんですが、その約1ヶ月の2月19日に事件は発生している。

この空白の1ヶ月の間に何があったのか?
昨年末の独自交渉では平行線だったわけだから、被害者側としては問題が解決したとは思っていないと思うんですよね。
それを裏付けるように、住所を栃木に戻そうと言う事も無いようです。もっとも、短期間に引っ越しを繰り返すと経済的な問題もありますからなんとも言えないです。

元交際相手側としては、拳銃を入手して、元交際相手(被害者)を射殺して、その後、自殺(無理心中)する事を年明けの2ヶ月間で決心したと言う事なんでしょうね。

凶器に拳銃を使うあたりが少し変わっていると思う所です。
簡単に入手出来る物でもないでしょうし、仮に入手ルートがあっても、安い物じゃないでしょう。
普通に考えれば、入手が簡単で安価な包丁などの刃物を凶器に選びそうな所ですが、拳銃を選んだのには、元交際相手としては、特別な理由があったんでしょうね。

犯行場所はディスカウントストアの駐車場、買い物を終えて、車に戻った直後かな?射殺してます。
これは、被害者を尾行か待ち伏せしたと言う事なので、被害者の住所や行動範囲が漏れていた可能性がありますね。

ストーカー事件で、最終的に被害者を殺害してしまう事件は、これまでも何度もありました。
だから、ストーカー事件を知る人間ならば、この展開を予想する事もできたでしょうね。
警察も被害者の安全確保を優先する方針を発表してます。

続報を待ちましょう。

| | コメント (8)

より以前の記事一覧