2018/01/10

滋賀県水銀電子タバコ殺人未遂事件

知人男性を殺害しようと水銀を注入した加熱式たばこを渡したとして、滋賀県警捜査1課は1月10日、殺人未遂の疑いで、大津市関津の設備業、男性容疑者(36)を逮捕する事件が起きている。
容疑者は容疑を認めているとの事。

発表によると、容疑者は昨年6月3日、水銀を含んだ加熱式たばこ1箱(カートリッジ20本入り)を滋賀県栗東(りっとう)市の知人男性(37)に手渡し、同市内のパチンコ店などで4日までに計14本を吸わせ、殺害しようとした疑い。男性は味覚障害などの中毒症状が出たとの事。救急搬送されたが、命に別条はないとの事。

男性は異変に気付いて吸うのをやめたが、舌がしびれ、ろれつが回らなくなるなどしたため、被害届を提出。

男性の血液などからは基準値を超える水銀が検出された。男性は容疑者が以前に経営していた携帯電話修理会社の従業員だったといい、県警はトラブルがなかったかどうかを調べるとの事。

男性から被害届を受けた県警が残りのたばこを調べたところ、本来含まれていない量の水銀が検出されたとの事。

加熱式たばこは専用の器具を使い、火で燃焼させずに電気で熱してニコチンを含む蒸気を吸う仕組みのたばこ。

容疑を認め、「カートリッジ1本あたり0・3~0・5グラムの水銀を含ませた」と供述しているとの事。

こんな事件ですね。
ちょっとめずらしい事件なのでメモして起きます。
水銀の致死量は種類(化合物)によって違うようです。一番毒性が高いのがジメチル水銀で千分の1ミリリットルの量でも死に至る神経毒との事。

ほかには、皮膚からはゆっくりと吸収されるが、消化器からの吸収はより遅い。蒸気を吸入すると肺から容易に取り込まれる。呼吸器系から蒸気として吸収すると毒性が強いものの、他の経路からの場合ではそれほどでもないとされる。(Wikiから引用)

無機水銀は有機水銀よりも毒性が低い。

なので、今回の事件、水銀の種類は分からないけど、より危険性の高い、蒸気として肺から取り込ませる方法と言うのは、偶然なのか?と言うのところは疑問ですね。

しかし・・・計画的な犯行だとすると、殺害の確度が微妙な気がします。
つまり、一口吸ったら死んでしまうような毒物では無いので、吸っていて途中で体調に異変がおこれば、そこで吸うのを止めてしまうでしょう?

容疑を認めているようなので、殺意はあったのでしょうが・・・
仮にこの方法での殺害を計画したのだとしても、なぜ、この方法だったのか?

この事件は「毒殺」ですよね。
被害者から離れた場所で、外傷もなく殺害する事ができるわけですが・・・それを計画すると言うのは、事件の発覚を防ぐ為なんでしょうね。

普通に殺人事件なので発覚を恐れるのは分かりますが・・・ちょっと手が込みすぎている気がしますね。

自然死に偽装しようとしたのかもしれませんね。
もしかすると、生命保険を掛けた保険金詐欺事件の可能性もありますが、そこは捜査を待つしかありませんね。

続報を待ちましょう。

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2017/12/20

和歌山県田辺市女児スプレー通り魔事件

12月19日(火)15時10分ごろ、和歌山県田辺市上芳養(かみはや)の県道芳養清川線で、歩いていた市内の小学校の女子児童(8)が、車から降りてきた男にスプレー缶の液体を吹き掛けられる事件が起きている。

女児は顔の皮膚がただれ、全治3カ月の重傷を負った。県警田辺署は傷害事件として男の行方を追っているとの事。

同署によると、女児は一人で帰宅途中。
男は近くに停めてあった乗用車から降りて女児に駆け寄り、道を尋ねた後、持っていたスプレー缶で女児の顔に液体を噴射し、車で逃亡したとの事。

近所の女性が被害に気付き、女児の家族に連絡。家族から連絡を受けた同小の職員が119番したとの事。
男は眼鏡をかけていて成人と見られるとの事。
女児は見知らぬ男だと説明しているとの事。

スプレーは刺激性の強い液体とみられるとの事。

こんな事件ですね。
とりあえず、ここまでの報道情報を整理すると・・・
1)事件発生は平日昼間の15時10分頃。県道芳養清川線。

2)女児(8)と言う事は小2か小3と言う事ですね。

3)市立上芳養小の児童。

4)男は停車中の車から降りてきた・・・待ち伏せの可能性有り。

5)現場は民家の少ない県道、詳細な場所は不明。

6)声を掛けた・・・振り向かせる為?人物を確認する為?

7)刺激性のスプレーを掛けて、そのまま逃走。

8)めがねを掛けた成人男性と思われる。

9)平日の昼間の犯行なので、無職、学生、営業など時間に融通の利く立場の可能性がありますね。
あるいは、火曜日が休日の仕事などの場合、この日が夜勤明け、夜勤などの場合も考えられるかな。

こんなところですね。
小学校ですが、どの時点のデータかわかりませんが、在校生の情報を調べると、一学年20名以下の小さな学校です。
2年生17名、3年生17名。

下校時刻はある程度予想できる。だけど、一人で下校するかどうか?は何度か下見をしないと確認できないと思いますね。
下見をしないで確認したのだとしたら、現場付近に土地勘があると言う事になりそうです。
ただ、面識が無いと言う事なので、土地の者の犯行の可能性は低いのかな?
しかし、偶然通りかかったと言う可能性も否定できません。

とりあえず、意識がはっきりしているので、車の色や車種などの情報を話せるのであれば、捜査の上で重要な情報になるでしょう。

ただ、目的がはっきりしませんね。
拉致監禁が目的なら、車を降りて駆け寄ってきて、何もせずに逃亡しているのは解せませんね。
行動をそのまま解釈すれば、女児の顔に刺激性のスプレーを掛けて楽しむ、あるいは憂さ晴らしをする事が目的と言う事になりそうなんですが・・・普通の人間ならやらないですね。傷害事件ですから・・・普通ならやならい。

もし、そうなら、ここまでの過程で動物虐待事件、放火事件などを起こしている可能性もありますね。
ASKAの事件簿の記録では2013年5月に和歌山県田辺市元町猫3匹虐待死事件が起きている。
今回の事件現場とはざっと6キロほど離れているけど、車なら10分程度の距離なので、無関係とは言い切れないですね。
ただ、時間が4年経過しているので・・・ちょっと、どうかな?と思う部分ではあります。

現場が県道199号線芳養清川線と言う地域の主要道路のようですから手がかりはあると思います。

この時間帯に県道199号線を通った車で、ドライブレコーダーを搭載している車の方はとりあえず、残っているデータを消さずに、警察から求められたら提出できるようにしておいた方がよさそうです。
当日だけでなく、下見をしていれば、数日前のデータも役に立つかもしれません。

犯人逮捕に期待しましょう。

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2017/12/11

東京都富岡八幡宮女性宮司殺害事件

12月7日(木)20時25分ごろ、東京都江東区富岡2で「刃物を持った女がいる」との通報有り。

警視庁深川署員が駆けつけると、近くの富岡八幡宮の敷地内やその周辺で、男女4人が刃物で切られるなどしているのが見つかり、病院に搬送された。このうち3人が死亡し、男性1人が重傷を負った事件が発生している。

死亡したのは富岡八幡宮宮司の女性(58)と弟で住所職業不詳の男性容疑者(56)、一緒にいた容疑者の妻(49)。

捜査関係者によると、宮司の女性が運転手の男性と車で帰ったところ、男性容疑者と一緒にいた容疑者の妻に切りられたとの事。

女性宮司は意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認されたとの事。
運転手の男性も右腕を負傷したが命に別条はないとの事。

男性容疑者は直後に妻の腹などを刺して殺害し、自身の胸と腹を刺して自殺したとの事。現場には血液のついたサバイバルナイフと日本刀が落ちていたとの事。

神社の氏子らによると、宮司職をめぐって姉弟間でトラブルがあった。女性宮司は2010年ごろに宮司を名乗ったものの、怪文書をまかれるなど嫌がらせを受けていたとの事。

富岡八幡宮の神輿の巡行を取り仕切る神輿総代の男性は今年8月男性容疑者から電話を受けたとの事。

男性容疑者は泣きながら女性宮司の悪口を言うなど精神的に不安定な様子だったという。これを聞いた女性宮司は「ごめんなさいね」と謝っていた。男性は「宮司は氏子や街のことを一生懸命に考えてくれる人だった。八幡宮の運営がどうなってしまうのか心配だ」と話したとの事。

捜査関係者によると、男性容疑者は2001年に宮司を解任され、女性宮司は02年、警視庁に「宮司の地位を巡る親族間のトラブルがある」と相談していたとの事。
男性容疑者は06年1月、女性宮司を脅すような内容のはがき2枚を送りつけたとして脅迫容疑で逮捕、起訴されていたとの事。

運転手の男性(33)を男性容疑者の妻が約100メートル追いかけて別の日本刀で切りつけた。

この後、男性容疑者は女性宮司の自宅前で妻を刺し、その後自殺したとみられるという。女性宮司は胸などを刺され、男性容疑者も左胸3カ所に刺し傷があった。妻も胸や腹などを刺されていた。

女性宮司が襲われた場所には真ん中から折れた刀が落ちていた。
男性容疑者が自殺したとみられる現場にも、別の短い日本刀とサバイバルナイフ2本があった。警視庁は、男性容疑者と女が計画的に女性宮司を襲った疑いがあるとみている。

付近の防犯カメラには、男性容疑者と妻が物陰に隠れている姿が映っていた。2人は神社前の路上で車を降りた女性宮司を日本刀(刃渡り約80センチ)で襲撃したとの事。

富岡八幡宮の関係者によると、男性容疑者は父親に代わって宮司になった(1995)が2001年5月ごろ、金銭問題などを理由に職を追われた。父親が再び宮司に就き、10年ごろから女性宮司が宮司の代務者として跡を継いだ。しかし全国の神社を統括する宗教法人「神社本庁」が宮司就任を承認しなかったため、八幡宮は今年9月に同庁を離脱。女性宮司は正式に宮司に就任したとの事。

男性容疑者は、神社が離脱の手続きを進めていた7月ごろ、50代の氏子の男性に「離脱すれば神社がおかしくなる」などと言い、危機感を持っている様子だったという。男性は「女性宮司が宮司に就任したことで、復帰の道が閉ざされたと考えるようになったのではないか」と話したとの事。

司法解剖の結果、女性宮司の死因は首や腹を深く刺されたことによる失血死と判明。警視庁は男性容疑者らが強い殺意を抱き、複数の刃物を準備したとみているとの事。

捜査関係者によると、周辺の防犯カメラ映像などから、男性容疑者らは神社敷地内の女性宮司の自宅付近で、1時間ほど建物の陰に隠れて女性宮司の帰りを待っていたとみられるとの事。

容疑者(56)=犯行後に死亡=が犯行直前に投函したとみられる手紙が、全国の複数の神社に届いていたとの事。女性宮司への恨み言が書き連ねられており、「死んでもこの世に残り、たたり続ける」などと死を覚悟したような記述もあったとの事。

手紙は、A4の紙にパソコンなどで書いたとみられる文章8枚。手紙の最後には男性容疑者の自筆とみられる署名があり、血判のようなものが押印されていた。消印は今月で、関東や関西を含む複数の神社に12月9日、郵送で届いたとの事。

男性容疑者は手紙で「約30年にわたる家の内紛について、真相をお伝えします」などとして、神社の運営や相続をめぐる親族間のトラブルを告白。自らが宮司の座を追われたことについて「クーデターが画策された」などとし、関係者に対して女性宮司を神社から追放し、自分の息子を宮司に迎えることなどを要求。「実行されなかったときは、死後においてもこの世に残り、たたり続ける」などと記していたとの事。

司法解剖の結果、男性容疑者(56)の妻(49)の死因は、左胸を刺されたことによる出血性ショックだったとの事。

同庁幹部によると、男性容疑者と妻(49)は7日夜、同八幡宮敷地内にある富岡さん宅近くの物陰で待ち伏せし、帰宅した女性宮司が車から降りた直後に襲いかかった。

女性宮司は車の助手席に逃げ込んだが、男性容疑者がドアを開けて車外に引きずり出した。その後、路上に倒れた女性宮司に日本刀を振り下ろしたとの事。襲撃の一部が防犯カメラに映っていたとの事。

容疑者名の手紙が、地元の深川警察署長宛てにも届いていたとの事。届いたのは事件後の9日。同庁は、内容が詳細なことなどから、男性容疑者が事件直前に郵送したものとみて、鑑定を進める。

捜査1課によると、これまでの捜査で、手紙は深川署長や総代の自宅など23カ所に郵送されていたことが確認された。いずれもA4で8枚だったとの事。

こんな事件ですね。
八幡宮と言う有名な神社が舞台となった事件の為にマスコミが大きく取り上げていますが、冷静にみれば、家庭内のトラブル、どちらかと言うと相続トラブルに近いのかもしれませんね。

ここまで問題がこじれてしまったのは、容疑者側の狭量が原因なのだろうか?と妄想するわけです。

狭量と言うのも語弊があるかもしれません。
なんていうか、身内同士でいがみ合わずに、例え宮司にならずとも、No.2の立場で十分においしいところはいただけたのではないか?と思うんですよね。
No.2ではダメだったのかな?と言うのが疑問な部分です。

No.2あるいはNo.3を許容できれば、自分の息子もそのチームの中に入って、将来が約束されるわけで、結局、宮司と言うNo.1の座に拘った為に起きた事件なのでは?と思うわけです。

そもそも、宮司職を実質的に剥奪された理由が本当なら、身から出たサビと言うあたりですよね。

それでも、宮司を退いた後も、八幡宮内部で実績、実力を示せば、将来的に復帰する事も可能だったかもしれませんよね?

理由が分かりませんが、宮司剥奪から実質的な追放となってしまった為に、自暴自棄になってしまったんでしょうが・・・

事件の表面だけを見れば、恨みを晴らして、夫婦が無理心中をした事件ですよね。

ただ、容疑者の妻は犯行に積極的に参加しているんですけど・・・自分の意志だったのかな?と言うのも疑問だったりします。

まー長い間、夫婦生活をしていたのだから、ここまでの経緯は知っているし、なんて言うか落ちぶれていく夫の姿や夫婦の生活も見ていたので、そこには共感や同情などはあったかもしれませんが・・・冷静になればまったく意味が無いと言う事に気付いたと思うんですけどね。

夫の方は当人だから、頭に血が昇って感情的になっていたかもしれないけど、妻は、直接そのトラブルに関係しているわけでは無いと思うんですが・・・冷静でいる事はできなかったんでしょうね。

あと、驚いたのが「祟ってやる」が脅し文句になるんですね。
まーもともと、そういう仕事なので、やはり超常的な体験などあるのかな?

実際、成田空港の祟りの鳥居など有名な祟りの話はあるので、信心深い人には効果があるのかもしれませんね。

「人を呪わば穴二つ」と言う言葉を地で行くような事件です。

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2017/12/08

奈良県生駒市小2息子の同級生女児殺人未遂事件

自宅に来ていた息子の同級生の小学2年女児(8)を包丁で刺したとして、奈良県警生駒署は12月7日(木)、同県生駒市鹿ノ台南2、パート従業員、女性容疑者(41)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕する事件が起きている。

女児は胸など数カ所を刺され、重傷の模様。救急車で運ばれる際には受け答えが可能な状態だったとの事。

逮捕容疑は7日(木)午後4時10分ごろ、自宅で女児を複数回、包丁で刺したとされる。
同署によると、この家から「包丁で刺した」と119番通報があり、同署員が駆け付けたとの事。
現場にいた容疑者が刺したことを認めたとの事。

別の報道では
容疑者本人から、「子どもが、けがをしている」と119番通報があったとの事。

現場は近鉄けいはんな線・学研奈良登美ケ丘駅から北西約1キロの新興住宅地の中の民家。

事件当時、家には、2人のほかに、容疑者の息子がいたが、女の子が刺された当時、息子は現場にはおらず、犯行の様子は見ていなかったとの事。

救急隊が到着した際、女の子は1階の台所で倒れていて、そばには血だまりがあったとの事。

現場からは、血のついた包丁が見つかっていて、警察の調べに対し、容疑者は「刺したことは間違いありません」と話しているとの事。

近所の住民の話によると、容疑者は、最近引っ越してきたとの事。
「(容疑者は)最近ここ1か月くらい前に、あの家に引っ越してきたばかり。あいさつとかもなかった」(近所の人の証言)

こんなところですね。
事件から1日しか経過していないので仕方が無いのかもしれませんが、情報が少ないですね。
とりあえず整理すると

1)自宅に遊びに来ていた息子の同級生の女児(小2、8歳)を息子の母親が包丁で刺した。
2)刺した母親本人が119番通報し、刺した、怪我をしていると通報している。
3)刺されたのは台所と思われる(救急隊が駆けつけた時の状況から推定)
4)犯行当時、息子は別の場所にいた。
5)母親はパート従業員(41歳)

知りたい情報は
A)家族構成、父親が居るのか?それともシングルマザーか?
B)精神科への通院歴などがあるのか?
C)なぜ、この日、女児が遊びにに来ていたのか?近所なの?
D)女児と息子は仲が良いのか?一緒に遊ぶ頻度はどの程度なのか?
E)引っ越してきた理由は何か?

えーと、常識的に考えれば、他人の子供を刺したり暴行したりすれば、大きな問題になるので、よほどの理由が無いとそんな事は出来ないと思う。

で、自分で救急車を呼んでいるので、殺意があったわけでは無いと思います。
つまりは、一時的に感情的になって、咄嗟に刺してしまったとか、あるいは、自分を制御できない状態(メンタルや脳の問題)で刺してしまったが、正気に戻ってから、血まみれの女児を見て、通報した。みたいな感じなのかな?

いずれにせよ、真実を知るのは容疑者のみです、幸いにして女児は命に別状が無いようなので、回復後に話しを聞けるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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2017/12/04

沖縄県うるま市女性強姦殺人事件その3(一審判決)

一審判決は無期懲役(求刑無期懲役)です。

1)裁判長は、争点だった殺意を認定した上で、「動機は身勝手でおよそ酌量の余地はない」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡したとの事。

2)弁護側は、女性が首を刺されたことは、解剖結果などからも立証されていないと反論。殴ったのは1回だけで、首を絞めたことも「強姦目的で死ぬほど絞めるはずがない」と殺意を否定したとの事。
被告の逮捕後の供述については「動揺、混乱があり、不正確」とし、女性が被告と草むらに倒れた際、頭を打って死亡した可能性があると主張していたとの事。

3)裁判長は、被告が被害者が死亡する危険性が高いと知りながら、ナイフで複数回刺すなどしたと指摘。被害者は一連の行為の結果、死亡したとし、被告は女性を乱暴しようと考え殺人に及んだと認めたとの事。

4)「後頭部を殴打し、首を絞め、首の後ろ付近を刺すという危険な暴行を、死亡するまで続けた。人の命を大切に思う気持ちが少しでもあれば、途中でやめることができたはずだ」と批判。「被害者には何の落ち度もなく、無念さは計り知れない」として、刑事責任は重大だと指摘、無期懲役より軽い刑を科す理由はないとしたとの事。

5)検察側は被告が逮捕後に首付近を刺したと認めた点も「不利益な供述をしており、十分な信用性がある」と主張したとの事。

6)裁判長は「スラッパーと呼ばれる打撃棒で被害者の後頭部を殴り、首を絞め、首の後ろをナイフで数回刺したとする逮捕当日の自白は信用できる」としたうえで「殺害を積極的に意図していたとは認められないが、死亡させる危険性の高い行為を認識しながらあえて実行しており殺意は認められる」として殺人罪を適用したとの事。

7)量刑については「ウオーキングをしていた被害者に何の落ち度もない。成人式を終えたばかりで命を奪われ、ほぼ白骨化した状態で発見された。無念さは計り知れず、両親が極刑を求めるのは当然」と指摘。一方で「同種事案との公平の観点から死刑を科すべき特別な事情はない」として無期懲役が相当としたとの事。

8)「被告人を無期懲役に処する」。裁判長から主文を聞い被告は表情を変えることはなかった。その後、判決理由が説明される間は弁護人の横に座り、左手でほおづえをついたまま終始無表情だったとの事。

9)判決後、被害者の父親は代理人弁護士を通じてコメントを発表。
「私たちは極刑を願い、真実を知りたくて裁判に参加しましたが、願いがかなうことはできませんでした。娘は痛み、苦しみの中でこの世を去りました。娘の無念を思うと死刑しか考えられません。遺族には殺した人数や前科とかは関係ないのです」と悔しさをにじませたとの事。

また、被告人質問で黙秘を続けた被告には「被告は自分を守り、本当のことを話しませんでした。反省もみられず、平然としていました。被告には真実を述べてほしかった。私たちと娘に謝ってほしかった。被告を許すことはできません」と指摘。「私たちは日々悲しみ、苦しみの中にいます。それは生きている限り続くのでしょう。これからも娘を思い供養していきます」と記したとの事。

こんなところですね。
まー予想通りの判決と言うところでしょうか。

「頭を打って死にました」と言う主張は普通に不自然ですし、仮にそうだったとして、なぜ、救命措置をしないの?
って事ですよね。そこには死亡してもかまわないと言う未必の故意が伺えます。

多分、控訴するでしょう。それはそれで、今後の話ですが・・・
問題はこの事件の再発防止をどうするのか?と言う事ですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
沖縄県うるま市女性強姦殺人事件その2(沖縄県における犯罪抑止対策推進チーム)

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2017/11/29

北海道札幌市12歳少年通り魔事件その2(続報)

1)児童相談所に一時保護されている札幌市の12歳の少年が、「母親を傷つけたかった」との趣旨の話をしているとの事。
少年は「人を殺すところを想像したことがあった」などと話しているが、「母親を傷つけたかった」との趣旨の話もしていて、家族に何らかの不満があったとみられるとの事。

2)少年の供述は二転三転しているところがあり、警察は、引き続き動機を慎重に調べているとの事。

3)少年は、現場近くの大型商業施設の自転車置き場から女性の後をつけ、犯行に及んだとの事。

4)警察の調べに対し少年は、狙うのは「誰でもよかった」という趣旨の話をしているとの事。
また、少年は女性を襲う前に、包丁をリュックサックに隠し持っていたと話しているとの事。

5)少年は凶器の包丁等を「1か月ほど前に万引きした」と話しているとの事。
自宅の部屋からは犯行に使われた包丁のパッケージのほかまだ使われていない別の包丁も見つかっている。

6)道警によると、少年は25日午後5時55分ごろ、包丁で同区の20代の会社員の女性を刺して殺そうとした疑いがある。女性は背中を深く刺され、1~2カ月の大けがを負った。

7)女性の手や腕などに防御創が無かった。女性は北海道警に「無言で襲われた」などと話しているとの事。道警は、事件への関与を認めた同市の中学1年生の少年(12)が女性が抵抗する間もなく、背後からいきなり襲ったとみているとの事。
女性は厚手のコートを着ていたが、内臓に達するほどの傷を負った。

8)少年は警察の調べに対し、「人を傷つけたい気持ちがあった、人を殺すところなどを想像していた」と話していますが、当初、「知り合いの親を傷つけようと思った」と話していたとの事。
少年は事件への関与を認めているものの、「なんで刺したか分からない」と話すなどあいまいな供述をしているとの事。

こんなところですね。
うーん、情報が混乱しているのかな?
当初の報道では
「人を殺すところを想像していた」
「人を傷つけたい気持ちがあった」
で、快楽殺人?と思ったのですが、今回の報道では

「知り合いの親を傷つけようと思った」
「母親を傷つけたかった」

そして、
「誰でもよかった」

究極がが
「なんで刺したか分からない」

なにか、メンタルか脳に問題があるのか?とも疑われるのですが・・・
自分が刺した事は認めているので、刺した時の記憶はあるんでしょう。
そして、包丁を1ヶ月前に万引きした事、当時はリュックに包丁を隠した事も覚えている。

子供の場合、「親に対する腹いせ」みたいな理由で犯罪を行う事もあるので、実際に何が動機だったのか?は慎重に調べないといけないですね。
犯行前の生活などどうだったのか?そのあたりの情報も知りたいですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
北海道札幌市12歳少年通り魔事件

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2017/11/27

北海道札幌市12歳少年通り魔事件

11月25日(土)午後6時ごろ、札幌市東区北43東17の路上で、近くに住む20代の女性の背中を包丁で刺され、1~2カ月の重傷を負う事件が起きている。

女性は刺された後、通行人に助けを求め、病院に搬送された。女性の所持品は奪われていなかった。女性は「知らない男に刺された」と話しており、道警は通り魔事件の可能性もあるとみて、捜査していたとの事。

北海道警は26日、同市内の中学1年の少年(12)を殺人未遂の非行内容で保護し、同市児童相談所に通告したとの事。
道警によると、少年は「人を傷つけたい気持ちがあった」と話しているとの事。

「現場近くの商業施設で、女性の後をつける黒いフード付きジャンパーを着た不審な人物の姿が、店内の複数の防犯カメラに映っていました」

 警察は26日、監視カメラに映っていた不審人物と同じ服装の少年を店内で発見し、事情を聴いたところ事件への関与を認めたとの事。

少年は「包丁は1か月くらい前に万引きした」と話したとの事。
少年の自宅から刃物が入っていたケースが見つかったとの事。

通告を受けた児童相談所が少年を一時保護するとともに、警察が動機などを調べているとの事。

警察によりますと、少年は女性とは面識がなく「人を傷つけたい気持ちがあった」「人が死ぬことや、殺すところを想像していた」などと話しているとの事。

また、自宅からは女性の背中に刺さっていた包丁とは別の、未使用の包丁1本が見つかったとの事。

こんな事件ですね。
ASKAの事件簿の記録だと、直近の札幌市の動物虐待事件は昨年2月から5月にかけて起きています。場所は札幌市白石区です。正確な場所が分からないけど、ざっと6キロから8キロぐらいかな?

この程度の距離ならば、自転車で移動可能でしょうね。
まー、現在が12歳、昨年だと小6から5年にかけてですが・・・どうなんだろう?

これまでの証言を額面通りに受け取ると、快楽殺人の可能性が高そうなんですが、そうだとすると、とりあえず、動物虐待事件を以前に起こしている可能性がありますよね。

ただ、快楽殺人に目覚めるには少し早いような気がするんですよね。

・・・しかし、酒鬼薔薇事件の少年Aは小5の時から動物虐待を始めたとされていますね。
そして、殺人事件は14歳でおこしています。

なので、極端に早いとか言う事でも無いかもしれません。

とりあえず、今回が初犯ならこれから、矯正する事も可能でしょう。

とにかく、なぜ、そのような事に興味関心を持つようになったのか?
このあたりの情報が欲しいですね。

少年Aや宮崎勤などでは、家庭に目立った問題は無かったと思います。
調べたら、愛着障害があったとか、食卓の椅子が一つ足りないとか出てきたようですが・・・

続報を待ちましょう。

参考リンク
北海道札幌市12歳少年通り魔事件その2(続報)

少年犯罪の深層・・・家裁調査官の視点から
愛着障害 子ども時代を引きずる人々
絶歌 神戸連続児童殺傷事件 元少年A
絶歌その2(どうでも良い分析)
あなたの中の異常心理

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2017/11/23

神奈川県座間市9名バラバラ事件その11(変節)

まずは続報です。
1)容疑者(27)が、最初の被害者とみられる女性と知り合って殺意が芽生えた、と供述しているとの事。「初めてうまく誘い出せた」という。
捜査関係者によると、この女性は神奈川県厚木市の21歳。容疑者は女性とツイッターを通じて知り合い、8月13日、女性の知人男性(20)を交えて初めて会った。やりとりの中で、女性がまとまった現金を持っていることを知り、金を得るなどして殺害することを思い立ったとの事。

2)最初の被害者について8月下旬、自宅に誘い入れて殺害。「警察にばれたくなくて遺体を解体した」と話しているとの事。

3)八王子の女性は、容疑者と無料通信アプリなどで複数回のやりとりをしていたとみられる。心の揺れ動きを反映してか、やりとりは断続的で、数日の間隔があくこともあったとの事。

事態が動いたのは10月23日。きっかけは女性から容疑者に送ったメッセージだった。「すみません。迷いがあって、返信を遅らせてしまいました。まだ決行可能でしょうか?」

捜査関係者によると、容疑者の携帯電話を解析した結果、9月20日に女性さんが「死にたい」などとツイッターに書き込んでから、10月23日の殺害当日までに、ツイッターなどのSNS上で100回以上やりとりした形跡があった。女性さんは死ぬことを躊躇(ちゅうちょ)して返信が遅れることがあったが、容疑者は首つりの具体的な方法などを説明し、23日に会う約束をしていたとの事。

4)警視庁は22日午前、容疑者(27)を、東京都八王子市の女性(23)への殺人容疑で送検した。

5)容疑者(27)が「一部の被害者の口に粘着テープを巻いた」と供述しているとの事。
室内で発見された使用済みのロープは、はしごに結び付けられて途中で切断されていたことも判明。警視庁高尾署捜査本部は騒がれないようにした上、ロープで首を絞めたとみて調べている。
意識を取り戻して暴れることのないよう、手足を結束バンドで縛ったと供述していた。テープについても、被害者が声を上げて周囲に気付かれるのを防ぐ目的だったとみられるとの事。

6)八王子市の女性(23)から奪ったのは500円だったと話しているとの事。
捜査本部によると、逮捕時の容疑者の口座残高は約4000円で、所持金もわずかだった。

7)室内のロフト下の床から微量の血液が検出されていたとの事。
容疑者(27)(殺人容疑で逮捕)は9人の大半についてロフトを使って殺害したと供述しており、警視庁は被害者の血液とみて鑑定を進めているとの事。

8)容疑者が被害者を箱に座らせて首をつるす殺害方法について、「事前にインターネットなどで調べた」などと供述していたことも判明。容疑者は9人全員を同じ方法で殺害したとみられ、「一番確実に殺害できると思った」とも話しているとの事。

捜査本部によると、容疑者は被害者の首を絞めて失神させ、クーラーボックスに座らせたと説明。その上で、ロフトのはしごに結んだロープを首に巻き、クーラーボックスを引き抜いて首つりの状態にして殺害したとの事。

こんなところですね。
動機を金銭目的とすると、最初の被害者が現金50万円を奪う事ができているので、矛盾は無いのですが、最後の八王子の女性が500円しか奪っていないとなると、全体として金銭目的と言うのは、ちょっと疑問ですね。
最初はそうだったのかもしれないと言う程度ですね。

お金については、カード類など他にお金になりそうな事もあるに、そちらには無関心で金銭については、執着が無いように見えます。

最初の被害者について「警察にばれたくなくて遺体を解体した」と言うのも、遺体の運搬方法がありませんから、とりあえず遺体を隠すにはこの方法しかなかったんでしょうね。
ただ、父親が車関係の仕事をしていて、仕事も手伝っていたようですが、それでもペーパードライバーだったのは少し驚きですね。

それに自営業なら将来仕事を息子に継がせると言う発想もあったと思いますが・・・
父親とはソリが合わなかったのかな?

八王子の女性は最後に「決行可能でしょうか?」と言っているので、死ぬ覚悟はしていたのかもしれませんね。
このあたり、公判では嘱託殺人を主張する場合の証拠になりそうです。

「一部の被害者の口に粘着テープを巻いた」と言うのは、暴れるのを防ぐ為に手足を縛ったと言う事を考えれば、当然と言えば当然ですね。

今回の報道の中で一番の疑問はここですね。
容疑者は被害者の首を絞めて失神させ、クーラーボックスに座らせたと説明。その上で、ロフトのはしごに結んだロープを首に巻き、クーラーボックスを引き抜いて首つりの状態にして殺害したとの事。

一見、矛盾が無いように見えるけど・・・ホントにそんな事できるの?
最大の問題は、意識の無い人間をクーラーボックスに座らせる事ができるのか?
と言う事ですね。

背中に壁になるような物が無いと、座った状態を維持できないのではないかな?

では本題です。
前回の記事でもしかしたら、止めたたくても止められないような状況があったのかも?と考えたわけですが・・・前回も書きましたけど、ホントに止めようと思ったのなら、玄関前に遺体の一部を放置して発見させて事件を発覚させるぐらいの方法もありますよね。

そう考えると、逮捕されてもかまわないが、積極的に逮捕されたいとは思っていない。とも解釈できますね。

そして、前回は「焦り」と考えた部分も、「逮捕されるまでにできるだけ沢山の女性を殺害したい」と言う解釈もできると思います。

このあたりを考慮して、改めて動機を考えると、以前に少し書きましたが、パターンが一つ増えますね。

A)純粋に間接自殺で死刑になる計画。

A-1)間接自殺を目的にした計画だったけど、途中から快楽殺人へと変節してしまった。この為、死刑になりたいと言う目的はそのままに、逮捕されるまでの間にできるだけ沢山の快楽を貪りたいと言う感覚に変わってしまったのかもしれませんね。

B)悩める女性を殺害する事で救済し、自分は死刑になって救済されると言う一石二鳥な計画。

C)実は、一人で死ぬのや嫌なので、できるだけ多くの女性を巻き添えにする、無理心中の計画。

最後に車で送致される時、容疑者が顔を手で隠していますね。
このあたりも、ちょっと疑問な部分です。
9人を殺害してますから、殺人が認められれば、死刑は確実ですね。
なので、どうせ死刑になるのだから、顔を隠す必要は無いと思うわけです。

まー、本人は死刑になるからどうでも良いが、家族に迷惑をかけたくないと言う理由で顔を隠していると言う可能性はありますね。

そして、もう一つは「人間として恥ずかしい事をした」と恥じている場合も考えられますね。

実際にどうして顔を隠したのか?は本人に聞いてみたい部分ではありますね。
たしか、秋葉原事件や池田小事件の犯人は顔を隠してなかったと思います。
これらの事件は死刑になってもかまわないと思って実行した犯行だったんでしょうが、それらの犯人と違い、この事件ではどこか後ろめたい物があるのかもしれませんね。まー、それが快楽殺人の部分なのかもしれませんね。

参考リンク
神奈川県座間市9名バラバラ事件その10(誤算とジレンマ)

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2017/11/22

神奈川県座間市9名バラバラ事件その10(誤算とジレンマ)

今回も妄想チックに考えてみたい。
今のところ、私はこの事件の動機を「間接自殺」と考えています。
で、可能性としては
A)純粋に間接自殺で死刑になる計画。

B)悩める女性を殺害する事で救済し、自分は死刑になって救済されると言う一石二鳥な計画。

C)実は、一人で死ぬのや嫌なので、できるだけ多くの女性を巻き添えにする、無理心中の計画。

と3種類ほど考えていましたが、もう一つの可能性というか、A)の中で想定外の誤算があった可能性があるのでは?と考えてみました。

慎重な容疑者が綿密に計画したこの事件、最初の被害者にアパートの引っ越し費用を出させ、解体用品も購入する事ができた。
死刑になる為に最低でも3人を殺害する必要がある。
一人目、二人目(二人目は突発的でしたが、想定の範囲内かな)、三人目と殺害した時、容疑にとって想定外の誤算が発生したのでは?

「死刑になる為には逮捕されなければならない」

しかし警察が自分を逮捕する兆しも無い。
さらに、死刑になる為に自首はできない。減刑されて死刑にならないかもしれないから。
死刑になる条件はそろったが、最後のピースが入手できない。
この状態で、犯行を中断すると、現在でも、自分を疑っていない警察が、この後、自分を逮捕する事はできないのではないか?
そう考えると、逮捕される為に、犯行を繰り返さなければならない。
犯行を止めたくても止められない、そんな状態になっていたのではないか?と思うわけです。

生活の全てを犯行に捧げたのは、早く逮捕されて、死刑になる為ではなかったのか?
それが焦りに感じたのかな?と妄想してみました。

でも、それなら、警察に逮捕されるように、被害者に証拠を残すようにすればよかったのでは?とも思うわけですが・・・
死刑になる為に最低でも3人を殺害する必要があり、その間に逮捕されては計画が水の泡となってしまう為に、当初の犯行計画では逮捕されないように慎重に計画を練っていました。

その結果、成功するわけですが・・・それが成功体験となり、方法を途中で変更する事ができなくなってしまったのではないか?
だから、殺害方法が女性全てで同じなのではないか?と思うわけです。

その為、途中で逮捕されるように証拠を残すような事もできなかった。

まー実際のところは容疑者本人にしか分からないところなので、動機についての供述を早くして欲しいですね。
私の妄想通りなら、この容疑者は死刑になる目的をほぼ達成しているので、動機を隠す必要は無いでしょう。
現在、供述を拒んでいるのは、「ツジツマ合わせが面倒になった」とか「取り調べで矛盾を突かれるのを嫌った」と言う程度の理由ではないか?と考えています。
であれば、いずれ、公判では動機を語るのかな?と期待しています。

さて、こうして、間接自殺を動機と考えた場合、容疑者の供述がホントなのか?と言うあたりはかなり微妙な気がします。
死刑になる為の方便も含まれているのではないか?と言う事ですね。
その一つが「強姦」の事実があるのか?と言うあたりです。

殺人、遺体損壊、遺体遺棄、強盗、と言うあたりは、「他に犯行が可能な人物は居ない」と言う論理で容疑者の犯行と推定できるのですが・・・「強姦」については、それを証明する物証がありません。
今ある証拠は本人の「自供」のみですよね。

で・・・立証する為には、取り調べの録画映像を証拠として提出する事になるのでしょうが・・・・ここには問題がありますよね。

当然、犯行の証拠とする為には、犯人しか知らない情報を供述させなくてはならない、つまりは、詳細な犯行の様子を供述させる事になると思うのですが・・・遺族が法廷でそれを聞くと考えると、私が遺族ならとても耐えられないと思うんですよね。

そのあたりを考えると、9名の強盗殺人の罪だけで、死刑は当確でしょう?
なら、あえて「強姦」は罪状に加える必要は無いのではないのかな?
このあたりは、遺族の意向を聞いて検察が判断されると思いますが・・・

動機を間接自殺と考えると、今回のような妄想も有りかもしれないと思います。
一方で、ただの快楽殺人としても矛盾が無いので、どちらなのか?知りたいですね。

ただ、快楽殺人だとすると、殺人自体が快楽なので、殺人ができない状況は容疑者にとって歓迎される状況じゃ無いですよね。
つまり、逮捕されて快楽殺人ができなくなる事は望まないはず・・・と考えた場合、遺体処理がかなり不十分なのは疑問の残る部分ですね。
でも、快楽殺人者として未完成(不完全)だったと言う説明もありかもしれません。
快楽殺人だとすると繰り返す同じ方法での殺人、遺体遺棄も一連の「儀式」と言う説明もできますね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県座間市9名バラバラ事件その9(殺人容疑で逮捕、黙秘)
神奈川県座間市9名バラバラ事件その11(変節)

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2017/11/21

神奈川県座間市9名バラバラ事件その9(殺人容疑で逮捕、黙秘)

まずは続報です。
1)捜査関係者によると、容疑者は6月と9月に10錠ずつの計2回、病院で「眠れない」などと訴えて医師から睡眠薬の処方を受けたという。自宅からは処方を受けた睡眠薬計20錠のうち、4錠が見つかっている。容疑者は6月ごろ、父親に「何のために生きているのか分からない」などと話していたが、調べに対し「自殺願望は全くなかった」などと説明。不眠などの症状も確認されていないとの事。

2)11月20日、八王子のTAさんに対する殺人容疑で再逮捕した。
「私が単独でやったことに間違いありません」と容疑を認めているが、動機については「話しません」としているとの事。

3)捜査関係者によると、当初から全員の殺害を認め、経緯を次々と供述していた理由を「言い逃れできないと思った」と話しているとの事。

4)TAさんについて「首をつった後、意識が戻るとまずいと思い両手と両足を結束バンドで縛った」と供述。殺害当日に「JR八王子駅まで迎えに行った」と説明しているとの事。

5)捜査関係者によると、容疑者は9月20日、ツイッターで自殺願望をほのめかしていた女性に対し「まだ一緒に死ぬ相手をお探しですか」などとメッセージを送って接触した。10月2日に再びメッセージをやり取りし、同23日に自宅に誘い込んだとの事。

6)容疑者は「室内で少し身の上話をした後、隙(すき)をついて首を絞めたら、抵抗された」「本当に死を望んでいるようには感じなかった。寂しくて、話し相手がほしいだけだったように感じた」などと供述しているとの事。

7)「首を手で絞めて失神させた後、ロフトのはしごからロープでつって殺害した」。容疑者の具体的な供述を受け、捜査1課は現場の状況を再現し、実験を行ったという。司法解剖でも、手で首を絞めて殺害した際にできる目の出血がなかったことなどから、ロープを使って殺害したとする供述と遺体の状況に矛盾が無いことを確認したとの事。

8)今年2月、違法風俗店に女性を紹介したとして、茨城県警に職業安定法違反容疑で逮捕された。翌3月、父親から保釈金を納付してもらい、実家に戻って父親と2人暮らしを始めた。自動車関連部品を設計する父親の仕事を手伝っていた時期もあったという。ただ、家でゲームばかりしていることを父親にとがめられ、「仕事に就いて働け」などと叱責されたという。6月には父親に「生きている意味がない」と漏らしていたとの事。

9)TAさんについて「女性から奪ったのは500円だった」と供述しているとの事。
部屋からは一部の被害者のキャッシュカードが見つかったが、このカードで現金を引き出そうとした形跡はなく、他の被害者の所持金も1千~2万円程度だったとの事。

10)容疑者(27)が、殺害方法について「首つりが一番確実だと思った」という趣旨の供述をしているとの事。
捜査本部などによると、TAさんは以前練炭での自殺を希望していたが、容疑者とみられる人物から首つりを選ぶよう提案された。10月23日午前にこの人物と連絡を取り、会いに行った後、行方不明になったとの事。

時系列を更新
時系列
1990年10月    容疑者誕生。
1993年      容疑者の妹が誕生。
1994年      一家は座間市内に新居を構えた。(中学卒業まで現場から2、3キロの座間市内の実家で家族と暮らしていた。

2005年      中学卒業後 県内の神奈川県立商工高校に進学した。部活はせず
2007年頃?    母親と妹が別居。その後両親は離婚(離婚の時期は不明)

2008年04月    高校入学
2009年03月まで(高校卒業) 2008年01月下旬からスーパーの総菜コーナーで週に2回、アルバイトをしていた。

2016年夏     ここまで半年間、女性と交際(2017/11/7訂正 高裁→)していた
2017年(27歳)
02月       売春に関与したとして職業安定法違反の疑いで茨城県警に逮捕
03月       保釈される。保釈後は池袋のアパートを引き払い、実家に住む。
         自殺に関する投稿を始める。
05月29日     懲役1年2カ月、執行猶予3年の判決(判決後はほとんど仕事をしていないと供述している)

06月13日     刑が確定
06月頃      容疑者の父親に「生きていても意味がない」「何のために生きているのか分からない」などと打ち明けたとの事。再就職先の派遣会社の登録も取り消けす。病院で睡眠薬10錠を処方してもらう。

08月08日     MMさんとSNSでやりとりを開始。
08月13日     MMさんとその交際相手と3人で公園で酒を飲む。
08月中旬     のこぎりやなた、きりなどの道具や、ロープを購入。
08月18日     容疑者が不動産会社に部屋の見学を申し込む。
08月19日     容疑者と最初の被害者と見られる女性が不動産会社を訪れ賃貸契約を申し込む(この時既最初の被害者に50万円を振り込ませていた)
08月21日     容疑者が現場アパートを契約。
入居直前     インターネットで解体方法などを検索。
08月22日     容疑者が遺体の発見された部屋に引っ越す。「死にたい」のアカウントを開設。
08月22日     最初の被害者(MMさん)が失踪。
この後      最初の被害者を殺害と推定。(女性を殺害した時に50万円を持参せ、殺害後に奪ったと供述)
この後解体に3日かかる。
08月25日     片瀬海岸のトイレで最初の被害者の携帯電話が発見される。
08月下旬     最初の被害者の交際相手を殺害。
一人目を殺害後  猫砂、クーラーボックスや結束バンド、中型冷蔵庫を購入。
08月28日     群馬の女子高生が失踪。
08月29日     小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅の構内のトイレで群馬の女子高生の携帯電話が発見される。

09月       病院で睡眠薬を10錠処方してもらう。
09月15日     「首吊り士」のアカウントを開設。
09月20日     「自殺募集」「死にたいけど一人だと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらdmください」。八王子市の女性(23)のツイッターに書込
09月24日     春日部市FHさん(26)失踪。
09月28日     福島市のSAさん(17)の携帯電話の位置情報が現場付近で探知。
09月30日     さいたま市のKNさん(17)の携帯電話の位置情報が現場付近で探知。

10月始め頃    容疑者の父親が息子に彼女が出来たと話す。(9or8月の可能性も有り)
10月02日     八王子のTAさんとメッセージのやりとりをする。
10月21日18:30頃 不明女性が自宅で職場の職員と面会
10月23日     八王子の女性がDMで容疑者に連絡
その4時間後合流 駅周辺の防犯カメラに不明女性が男と一緒にいる姿が映る
10月24日     女性の兄が警視庁高尾署に行方不明者届を出す
10月30日16:30頃 警視庁が男のアパートで2人分の頭部を発見。
その後      容疑者の身柄を確保、任意の事情聴取をする
10月31日     警視庁は男のアパートで計9人分の遺体を発見したと発表
10月31日     男性容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕

11月01日     送検(遺体遺棄)
11月20日     殺人容疑で再逮捕

さて、こんなところですね。
やはり、容疑者は慎重な性格ですね。
首を吊った後に気がついて暴れる事を想定して、手足を結束バンドで縛っている。
計画の流れにしても、3月に自殺の投稿を開始、6月に睡眠薬を入手、8月8日、最初の被害者と接触、8月中旬に解体用具を購入、8月22日に引っ越し。8月22日に最初の被害者が失踪。

実際ターゲットは女性なので、体力的に考えれば、抵抗されても殺害する事に大きな障害にはならないだろう。
それでも、事件の2ヶ月前に睡眠薬を入手している。

容疑者は性格的に暴力的な事を好まずに、スマートに物事を処理する事を好むタイプなんでしょうね。
冷静に未来を予測して、事前に準備をしています。

最初の被害者と最後の被害者のSNSでの交流の情報がありますが、最初の被害者の交際相手の男性を除いた6名のSNSでの交流の情報が欲しいです。

この2名については、1ヶ月前後のやりとりで、殺害されてますよね。
3ヶ月で9人を殺害ですから、この間、同時に複数の被害者とSNSでやりとりしていたと推測されます。
この間、生活のほぼ全ての時間を殺人の為に使っていたんでしょうね。

慎重なタイプのはずなのに・・・何か焦りのような物を感じますね。
殺さずにはいられない、脅迫神経症みたいな物なのだろうか?
それとも、快楽殺人の快楽をむさぼっていただけなのか?

この事件、かなりの長期戦になりそうです。
続報を待ちましょう。

参考リンク
神奈川県座間市9名バラバラ事件その8(計画性)
神奈川県座間市9名バラバラ事件その10(誤算とジレンマ)

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