2017/09/18

成田空港女性不審死事件

9月11日(月)午前10時5分ごろ、千葉県成田市の成田空港第2旅客ターミナルビル64番搭乗口で、搭乗橋わきの屋根の上に人が倒れているのを空港利用客が発見する事件が起きている。

110番通報を受けた県警成田国際空港署員らが現場を確認したところ、倒れていたのは20~40代ぐらいのアジア系の女性で、現場で死亡が確認されたとの事。

同署によると、女性はワンピースを着て靴を履いた状態で発見された。近くにはハンドバッグが落ちていたとの事。
頭部にすり傷はあるものの、目立った外傷はないとの事。

現場は一般の人は立ち入ることができないエリアとの事。

女性は第2旅客ターミナルと航空機を結ぶ二つの搭乗橋の間にある屋根の上にあおむけに倒れていたとの事。
女性は、皇族や海外の賓客などが使う貴賓室に隣接する車寄せの屋根の上に倒れていたとの事。

関係者によると、この女性が一般の利用者だった場合、「見学デッキのフェンスを乗り越えて、ターミナルビルの屋上を歩いてきたとしか考えられない」との事。

見学デッキは第2旅客ターミナルビルの4階部分(発見現場から約11メートル上部)にあり、一般客が無料で利用できるとの事。

デッキは高さ3・5メートルほどのフェンスに囲まれているが、これを乗り越えれば制限エリアに「侵入」できるとの事。

成田国際空港会社(NAA)によると、これまでに一般客がフェンスを乗り越えて制限エリアに侵入したケースは「聞いたことがない」との事。
また、フェンスを乗り越えた場合の感知システムや監視態勢については「警備上の理由により説明できない」(NAA)としているとの事。

成田国際空港署は12日、愛媛県内の日本人女性(27)と発表したとの事。
現場付近にバッグが落ちていて、その中にあった身分証明書などから、愛媛県に住む27歳の女性であることが分かったとの事。
パスポートや航空券などを所持しておらず、一般の利用者だったとみられるとの事。

同署によると、死因は外傷性ショックとみられ、ビルから転落死した可能性が高いとの事。
女性は数日前、家族に「出かけてきます」と言って自宅を出たといい、同署が転落した経緯を調べているとの事。

こんな事件ですね。
不思議な事件なのでメモしておきます。

どうも、自殺の可能性が疑われているかもしれませんが、情報が出てきませんね。
時系列としては

数日前
愛媛県の自宅を「出かけてきます」と言って出かける。
9月11日成田空港で遺体で発見される。

この間の足取りも知りたいですね。

事故の可能性もあるけどね。
見栄えのよい写真を撮ろうとして、制限エリアに入ったが、足を滑らせて転落とかね。
その場合、スマホやデジカメなどが持ち物にあるだろうけど・・・その報道は無いですね。

フェンスを越えたとしたら、やはり、昼間は無理だと思うんですよ。若い女性がフェンスを上っていれば、目立つでしょ?
この時期だと、件の見学エリアは6:30から21:00まで解放されているので、暗くなって人気が無くなってから侵入したのかもしれませんね。写真を撮ろうとしたのだとしたら、夜は無理かな?夜じゃ飛行機は写らないと思うけど・・・

自殺の可能性もゼロでは無いかもしれないけど・・・ちょっと、可能性は薄いのかな?
靴も履いたままで、持ち物も一緒に落下しているように見えますね。
それに、なぜ、成田空港と言うのも疑問な点です。このあたりは本人にしかわからない事かもしれませんけど・・・

他殺の可能性もゼロでは無いのかな?
とは言え、やはり、可能性は低そうです。
と言うのも、これで他殺となると、無理矢理にフェンスを越えさせるなんて事になるし、空港内はテロ対策で防犯カメラだらけでしょ?
わざわざ、そんな場所を殺人の現場に選択するとは思えないですよね。

意表をついて、航空機からの転落(事件)と言うのも可能性としてはあるけど・・・
この場合、転落した高度が4階の11メートルと比べものにならないぐらい高所からの転落だから、遺体の損傷ぐあいから推定できるでしょうね。

不審死なのに、死亡推定時刻が出てこないので、いつ死亡したのかわかりません。
ただ、利用者が発見しているので、毎日、利用者の目につく場所なら、前日の夜から早朝にかけて転落したと言う事なのかな?

あとは、メンタルに問題があって、妄想幻覚状態で発作的に飛び降りたとか言う事もあるけど、そのあたりは生活状態がわからないとなんともいえませんね。だけど、その場合、愛媛から無事に成田まで移動できるの?と言うのも疑問です。

続報を待ちましょう。

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2017/09/15

埼玉県朝霞市中1女子誘拐監禁事件その3(公判)

1)2016年9月27日 初公判
起訴状が読み上げられた。被告は平成26年3月10日、朝霞市で下校途中だった当時中学1年の少女を誘拐し、今年3月まで千葉市や中野区の自宅アパートで、玄関の外側にかんぬき錠を付けるなどして監禁。「君は家族から見放されている」などと繰り返して身体的・心理的に少女が脱出困難な状態にし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとされているとの事。

窃盗と未成年者誘拐の罪については「事実と相違ありません」と認めたとの事。

しかし、監禁致傷罪については「数日から数週間監視したのは事実ですが、2年にわたり監視した意識はありません。というのも、彼女を家において外出したり、アルバイトに出社していたからです」と一部を否認したとの事。
「かんぬき錠に関しましては強度が非常に弱く、強力接着剤で簡易的に取り付けたもので、物理的に簡単に取り外せる」などと、説明したとの事。

冒頭陳述などによると、被告は遅くとも平成24年2月ごろから
「女子中学生か女子高校生を誘拐、監禁して社会から隔離し、その変化を観察したい」
と考えるようになり、過去の誘拐、監禁事件や洗脳に関する記事や書籍を読み、犯行のイメージを膨らませていったとの事。

25年12月24、25両日に東京都内と神奈川県内で6組12枚のナンバープレートを盗み、車での犯行が発覚しないよう備えたとの事。
26年2月下旬、埼玉県の朝霞、新座両市の中学校の行事予定をインターネットで把握。3月4~6日、両市内の数カ所の中学校付近で1人で下校する女子中学生の後をつけ、後ろ姿や自宅を撮影する中で被害者の少女を見つけ、翌7日、少女宅の植木鉢に表記されていた名前を確認したとの事。

そして10日。下校した少女に「両親が離婚することになった。弁護士から話がある」と話しかけ、嫌がる少女を車に乗せたとの事。
その場で「ちょっと休みたいです。しばらく友達の家です。さがさないでください」と書かせ、少女宅のポストに入れたとの事。

車中では少女にアイマスク。ここで被告は「両親が離婚するという話は嘘だ」と明かし、さらにとんでもない「理由」を言い出した。「本当はあなたの家庭に借金があり、あなたの臓器を売ってお金をつくろうと両親は考えている」と話、あらかじめ音声合成ソフトで作っておいた臓器売買に関する音声データを聞かせたとの事。少女はただ困惑していたとの事。

千葉県の自宅では「私は捨てられた。帰る場所はない」と繰り返し書かせ復唱させるなどしたとの事。

19、20日ごろ、アサガオの種から合成麻薬LSDに似た作用がある成分を抽出してドラッグを作り、少女の食事に混ぜて体調不良にさせたとの事。
「具合が悪い」と訴える少女に、「寝てれば治るんじゃないか」と話した。
21日、少女が「逃げたい」と書いた手紙を見つけると、南京錠などをインターネットで注文したとの事。

少女の供述調書によると
同年4月、被告が「夕方まで出かける」と外出し、玄関に鍵がかかっていなかったため、少女は午前11時ごろに部屋を出て、近くの公園に着いた。そこで子供連れの女性に「ちょっといいですか? 聞きたいことがあるのですが」と話しかけたが、「忙しいから無理」と言われたとの事。
車に乗っている人と目が合ったため助けを求めようとしたが、車は行ってしまったとの事。

衆電話を探したが見つからず、いったん部屋に戻った後、再び公園に来て年配の女性に「ちょっといいですか」と声をかけたが、「無理です」と断られたとの事。

少女は「全く話を聞いてもらえず、ショックで絶望した。誰も話を聞いてくれないんじゃないかと思った」との事。
被告が言う通り、誰にも助けてもらえない状況だと思い込み、再び被告の部屋に戻ったとの事。

「捨てられた、帰る場所がないという言葉が頭の中でぐるぐるして、涙は自然と出なくなり、うれしい、悲しいという感情がなくなった」との事。

被告の目を盗んで検索したインターネットで、両親が「味方だよ、ずっと待っているよ」と自分にメッセージを送っていることを知った。「涙が出た。絶対逃げたいと思った」「受け入れてくれる。大丈夫だ」と思ったとの事。

2016年3月27日、少女は中野区の部屋を抜け出し、JR東中野駅の公衆電話から自宅に電話をかけた。「日曜日で、2年前と変わっていなければ家族が家にいると思った。このチャンスを逃したら逃げられないと思った」との事。

調書で少女は最後に、被告への処罰感情について「刑務所から3~5年で出てこられるのは嫌だ。10年以上入っていてほしい。一生刑務所から出てこられない無期懲役にしてほしいと思います」と訴えたとの事。

2)2016年11月2日 第2回公判
被告は「少女の誘拐や監禁は車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていた」と話したとの事。
誘拐罪に関しては「車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていた」。少女に対する思いとしては「全く行う必要のなかったことをしてしまい、私の身勝手なことで誠に申し訳なく思っています。可能なかぎり、自分のできる範囲で償っていければと思います」と、座ったまま深々と頭を下げたとの事。

この日の被告人質問では
被告「中学時代の人間関係のこじれから、社会性を培うことができず、感情に関わるところが退化した」「自分の家族がいなくなっても、悲しむ感情はありません」と話した。
大学時代には、友人と一緒にドライブを楽しむこともあった被告だが、常に孤独を感じていたとの事。

被告「大学生でも孤独で、なんでこんなに人は孤独なのかと思い、社会から隔離された人間を観察してみたいと思うようになった」と話した。

誘拐を実行した被告は誘拐から、約1か月にわたり、少女に薬物を与えるなどして、洗脳を試みたとの事。

検察官から、監禁中、教育を受けられなかった少女について問われると、被告は「少女が逃げ出すことは想定していなかった。本を読んで勉強してもらえばいいと思っていた」と主張したとの事。

検察側は、被告が逮捕後の調べで少女を「被験者」と呼んでいたと指摘。「犯行は実験のような感覚だったのか」と問いかけると、被告は「残念ながら完全にそういう認識だった」と答え、「人間ではなく動物というか、クリーチャー(生物)と接している感覚だった」と説明したとの事。
ピストル型催涙スプレーを所持していたことについては「騒がれたりしたら突き付けて脅すことを想定していた」との事。

弁護側の質問で
動機を問われると「中学での人間関係のこじれから、社会性を培う機会がなく、感情が退化した。人の気持ちが知りたかった」と振り返り、「(留学先の)バンクーバーの図書館で洗脳に関する本を手に入れ、インスパイア(触発)された。帰国後、孤独のため人を観察したい気持ちが芽生えた」などと説明。監禁後の目的を「デイトレーダーか何かにしたらいいのかなと思った」と明かしたとの事。

裁判には、少女の母親も出廷し、ついたての中から、精神的に不安定だという少女の近況について話した。

少女の母親「娘は今も、他人の視線が怖く、1人で外出できませんし、男性を怖がるようになりました」「娘が社会復帰できる日が本当に来るのかが一番不安です」「娘の2年間をめちゃくちゃにしたんだって分かってほしいです」「一生、刑務所から出てこないでほしいです」と涙ながらに話したとの事。

弁護側は、事件当時、被告は、統合失調症だったと主張したとの事。

3)2017年6月14日 第3回公判
弁護側の請求で実施していた精神鑑定が終了。検察側は「完全責任能力が認められる」とし、弁護側は「統合失調症が影響している」として限定責任能力を主張したとの事。

この日の公判は第2回公判から約7カ月ぶりだった。

検察側は精神鑑定書に基づき、「被告は自閉スペクトラム症の傾向にとどまり、症状は犯行の背景要因にすぎない。劣等感の代償として犯行に至った可能性があり、完全責任能力が認められる」と指摘したとの事。
「重大な事件を起こし、重い責任を感じている」などとする被告が書いた「遺書」と題する書面も読み上げたとの事。

弁護側は「他者への共感性が乏しく、犯行の乏しい計画性は統合失調症が影響していると考えられる」とする精神科医の意見書を説明。弁護側は初公判から責任能力を争う姿勢を見せており、被告人が「私にいじめ、集団ストーカーをするやからがいなければ、本件犯行は起こり得なかった」と述べている書面も読み上げたとの事。

4)2017年7月4日 第4回公判
被告人質問で弁護側から被害者への感情を問われた被告は「勉強の機会を与えたが、させられなかったのが残念」「結局、何が悪かったんですかね」などと述べたとの事。

被告は髪を丸刈りにし、上下スーツ姿で出廷。首を動かしたり、目線を泳がせたりと、終始、不自然な動きを見せたとの事。

事件を起こした背景については、脳内へ送られる“指令”によるものだと説明したとの事。
「何かしろという『指令』があった。磁力で動かされるような感じ」と供述したとの事。
弁護側から「今回(の事件)も指令に基づいてやったのか」と質問され、「記憶としてはそうです」と答えたとの事。

逮捕時の取り調べで「指令」のことを供述しなかった理由については「常識だからみんな知っていると思った。高校の時から思考が盗み出される経験をしてきた」と述べたとの事。

被告は第2回公判で行われた被告人質問で、罪の重さについて認識を問われると「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」と話していたが、第4回公判で弁護側からその認識を改めて問われると「特に変わる要因はありません」と断言したとの事。

5)2017年7月25日 論告求刑公判
検察側は「洗脳の手法を用いた巧妙かつ悪質な犯行」として懲役15年を求刑したとの事。
弁護側は統合失調症の影響があったとして、限定責任能力を主張して結審した。判決は8月29日の予定。

検察側は論告で、犯行動機を「被害者を誘拐、隔離してその変化を観察したいという欲望に従って敢行された。身勝手極まりない」と非難。争点の責任能力については、犯行当時に盗んだナンバープレートを付け替えるなどの行動に触れた上で、「違法性を認識していたことは明らかで、自閉スペクトラム症の傾向があったにすぎず、責任能力に欠けるところはない」と指摘したとの事。

約2年ぶりに保護された少女は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったとされ。検察側は「少女に与えた精神的苦痛や発達への否定的な影響は計り知れない」と述べたとの事。

弁護側は中学時代のいじめが犯行の背景にあったとして、「被害妄想があり、人間としての情愛が欠如している」と説明したとの事。
弁護側の請求で実施された精神鑑定では、「自閉スペクトラム症の傾向がある」とされたが、弁護側は精神科医の意見書に基づき、「発達障害では説明できない症状がある。統合失調症に罹患しており、物事の是非を判別する能力が著しく減退していた」と反論したとの事。

被告は終始、首を動かしたり、薄笑いを浮かべて肩をゆすったりと、奇異な動きを見せていた。
裁判長から「最後に何か言っておきたいことは」と尋ねられた被告は「おなかが空きました」と答えたとの事。
判決期日が宣告されると「頑張ります」と応じたとの事。

論告に先立って、少女(16)の母親が意見陳述し、「無理やり奪われた2年間を痛いほど感じている」と話したとの事。
母親は少女が帰ってくるまで、片時も携帯電話を離さず、いつでも出られるように身支度をしていたとの事。
「臆病で慎重な娘が勇気を振り絞って帰ってきてくれた。私は娘に未来があると信じています」

少女は自宅に帰宅しても、布団の中に縮こまり、悪夢にうなされた。そんな娘を前に、母親は「守ってあげられなかった自分を責め続けた」。少女は心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱え、現在も一人で外出することができず、事件を思い出してパニックに陥ることもあるとの事。

「今は娘の将来が不安。私は命を懸けてでも、娘を守りたい。被告には一生刑務所から出てほしくない」。母親は声を振り絞り、重い刑を望んだとの事。

被害者参加制度を利用している両親は25日、代理人弁護士を通じてコメントを発表。「犯人は自分が犯した罪に向き合っておらず、罪を反省することもせず、どこまで逃げるつもりでしょうか」と憤り、「法廷での発言内容も腹立たしいものばかりで、到底許せるものではありません」と峻烈な処罰感情をあらわにしたとの事。

6)2017年8月29日 判決公判(の予定でした)
午前10時半ごろ、被告は「キエー」というような奇声を上げ、実在するパチンコ店の名前を言いながら入廷。「私はオオタニケンジでございます」「イエス、イエス。イッツカミング、ワッツ…」などと英語とみられる言葉を話し着席したとの事。

裁判長が前に出るよう促すと「私ですか?」と問い、生年月日を聞かれると「平成13年1月15日」「16歳」と実際と違う生年月日と年齢を言った。住所は「群馬県高崎オートレース場です」本籍は「和歌山県那智の滝」と虚偽の場所を答えたとの事。

さらに「私は日本語が分からない」と話したため、裁判長が「私の質問は分かりますか」と質問。
被告は再び「私はオオタニケンジでございます」と話したとの事。

職業を問われると「森の妖精です」。
ここはどこですかとの質問には「トイレです。私はおなかが空いています。今なら、1個からあげクン増量中」と答えたとの事。

裁判長が弁護人に「ずっとこの調子なんですか」と尋ねると、弁護人は「今朝からこの調子です」と答えた。
裁判長は午前11時までの休廷を告げたとの事。

公判は11時10分に再開した。
裁判長に名前を聞かれて「私はアメーバです」と答え、本名の**では?と聞かれると。
「私はオオタニケンジでございます」と答えた。
裁判長は判決言い渡しの延期を宣言した。期日は未定との事。

こんなところですね。
判決が出たところで、まとめようと思ったのですが、いつになるのかわからないのと、ボリュウムも多いので、一度まとめておきます。
さて、第3回以降の被告人質問では、コントのような受け答えをしてますね。

そう、第1回、第2回の公判ではそれほど、変な回答はしていないんですよ。
精神鑑定が終わってから急に言動が変化しているような印象なんですよね。

見方によっては、精神鑑定の実施により、責任能力を疑われていると感じた被告が病を演技している詐病か?とも感じるわけです。

ただ、それってホントに効果があるの?と言うのも疑問です。
なぜなら、犯行当時は大学生活や仕事で特に問題を起こしてないですよね?
監禁でも鍵をかけてるし、洗脳も試みている、少女を拉致する時の台詞も良く考えた計画的な物だと思います。
なので、犯行当時の責任能力に問題は無いと思うんですよね。

そして、もし、ホントに心神喪失状態ならば
(刑事訴訟法314条本文)被告人が心神喪失になった場合は公判が停止される。
被告人の心神喪失が恒久的なもので回復の見込みがない場合は、公判を打ち切ることもできる(最決平成7年2月28日刑集49巻2号481頁、千種秀夫裁判官補足意見)。
ただし、判決が無罪、免訴、刑の免除あるいは公訴棄却であることが明らかな場合にはその判決を直ちに下すことが出来る(刑事訴訟法314条但書)

と言う事なので、公判が停止されると思います。
でも、無罪や刑の免除なら、判決を直ちに下す事ができると言う事ですから、無罪になっていないと言う事は、判決は「有罪」だったんでしょうね。

なので、被告の症状が改善されるまで、公判を停止しているのが現在の状態と言う事だろうと思います。
(専門家では無いので、専門家のご意見も伺いたいですね)

この場合、本人にってメリットはあるのだろうか?
もちろん、ホントに精神疾患で心神喪失状態なら、法の元に手続きを停止する事に異論は無いのですが・・・
もし、これが詐病だったら?と考えた場合・・・

正気に戻ると、有罪判決がでるので、正気に戻れない。しかし、それだと、手続きはそこで停止してしまうので、結局、いつまで心神喪失状態でいるの?って事になりますよね?

たとえば、3年とか5年、この状態が続いたとしたら、その後、正気に戻った時点で判決の言い渡し、刑が確定すれば、そこから、刑期が開始になるのかな?この中断している期間の扱いはどうなるんだろう?

これの期間中、拘置所で過ごしているなら、刑期から引かれるような気がするけど・・・
この状態で拘置所は無いでしょ?
たぶん、精神科の病院に入院すると思うのですが・・・その場合も刑期から引かれるのだろうか?

だとしたら、判決が出ても、実質的に刑期が短縮されて出所するなんて可能性もあるの?
それなら、メリットはあるかもしれない。

仮に、刑期から引かれない場合でも、刑務所では無く、医療刑務所に収監と言う可能性も高まるので、それはそれでメリットになるかもしれない。

ただ・・・求刑は15年で被告は25歳だから、求刑通りの15年の刑になったとしても、出所時は40歳。
人生のピークは過ぎているかもしれないけど、70歳まで健康でいられれば、30年は残りの人生を自由に生きる事ができるでしょう。

医療刑務所に入って、刑の執行が停止した場合、そこで刑期が止まるので、回復した時に残りの刑期が再開となるので、最終的に普通に刑務所で過ごすよりも出所が遅くなるのではないのかな?

それって、人生全体として見た場合にプラスなの?マイナスなの?と言う素朴な疑問も出ますね。

判決を待ちましょう。

参考リンク
埼玉県朝霞市中1女子誘拐監禁事件その2(続報)

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2017/09/04

埼玉県草加市男女高校生死傷事件

9月3日(日)23時40分ごろ、埼玉県草加市旭町4丁目のアパートで、住人の少女と知人が刺されたと110番通報する事件が起きている。
2人は病院に運ばれ、同市松原2丁目の男子高校生、Nさん(16)が死亡し、住人の女子高校生(16)は命に別条はないものの重傷との事。
県警は4日、2人を刺したとして部屋から逃げた、同県三郷市に住む高校1年の男子生徒(15)を殺人と殺人未遂の疑いで逮捕したとの事。

少年は事件後、現場のアパートから立ち去り、4日未明に自宅で身柄を確保されたとの事。

県警によると、男子生徒はNさんと女子生徒の胸などを刃物で刺した疑いがある。
関係者によると、男子生徒は犯行をほのめかす供述をしているとの事。
男子生徒と女子生徒は県東部の同じ県立高に、Nさんは別の県立高にそれぞれ通っていたとの事。

捜査関係者によると、Nさんと女子生徒は交際中で、男子生徒は女子生徒の知人(元交際相手とみられる)との事。
県警は交際を巡るトラブルがあったとみて調べているとの事。

事件当時は3人で部屋にいた。別の部屋には女子生徒の姉とその交際相手(19)もおり、姉の交際相手が110番通報したとの事。
署員が駆けつけると、2人が血を流して倒れていたとの事。

事件当時、アパートにはこの3人の他に女子生徒の母親と姉、姉の知人男性(19)の計6人がいたとの事。

取り調べに対し少年は「二人を殺そうと思って刺したことに間違いない」と容疑を認めているということで、警察は交際をめぐるトラブルがあったとみて捜査しているとの事。

失恋が原因だったと話しているとの事。
Nさんについて「彼女を取ろうとしたので殺そうと思った」と話しているとの事。
また、女子高校生については、「私を裏切ったので殺そうと思った」と供述しているとの事。

少年は以前、女子生徒と交際していたとみられていて、交際をめぐり3人で話をしていたとの事。
警察は、少年が女子生徒にふられたことに憤慨し、2人を刺したとみているとの事。

女子高校生の知人によると「(女子高校生は)『あまりタイプじゃないけど愛してくれているからつきあい始めた』と話したとの事。
(女子高校生は)悩んでいてつらそうな顔をしていたとの事。
(女子高校生が)他の男性とかと一緒にいると(少年に)殴られたりして、右腕を痛めたと聞いたとの事。

こんな事件ですね。
青春の良い思い出になるはずの交際が、血なまぐさい事件となってしまいました。
犯罪の低年齢化と言うのが、ずいぶん前から話題になっていましたが、恋愛の低年齢化もあるのかな?

嫉妬してDVって、もう、やってる事は、大人と同じですよね。

で、問題の話し合いですが・・・これって話し合いで解決できる問題なのだろうか?

どんな説得をしたとしても、結論は「別れたくない」「手放したくない」と言う事になってしまうのではないの?
私の個人的な印象だと、ほとんどの人は、「他に好きな人が出来た」の段階で、別れを選択するのではないかな?
(これができないと、ストーカー予備軍になるんだろうか?)

結局、恋人や交際相手は、所有物では無いわけだから、本人に交際の意志がなければ、もう別れるしかないよね。
これが、大人で経済的依存関係などがあると、「別れられない」事情もあるわけですが、学生の場合だと、そんな事は無いわけです。

と私は考えてしまうのです。(このあたりは十人十色と言うあたりなのかな)

所有物と言う意識があると、「自分の物を盗まれた」と言う事になり、「取り返す」と言う意識になってしまうのかな?
取り戻せないなら、「壊してしまえ」と言うのは、大人でも同じかもしれません。
大人の場合だと、これに金銭が絡んでくるので、更にやっかいな事になる事が多いですね。

学生の場合だと、恋愛の参考にしているのが、漫画や小説、映画などだと思うのですが・・・
そのあたりでは、そんなにドロドロした物は無いと思うんですよね。
・・・でも、2時間サスペンスドラマなどだと、ドロドロも定番かもしれないね・・・

ただ、自分を第三者の目から見たら、なんてカッコワルイんだろう?と感じると思うんですよね。

それに、その気の無い相手を暴力で身近に置いておくなんて事をしても、それは人形を身近に置いておくのと同じですよね。ただの自己満足だと思います。

そういった冷静な目で見られる状態では無いと言う事なのかもしれません。

現実に話しを戻すと、この事件で使われた凶器はどうしたのか?と言うのは気になります。
現場の包丁を使ったのか?それとも、容疑者が持参したのか?
持参したとしたら、計画的な犯行となり、悪質な犯行と判断されるかもしれませんね。

続報を待ちましょう。

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2017/08/28

埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その3(17歳少年一審判決)

17歳の少年について、さいたま家裁は昨年11月8日、「最後まで積極的に関与し、特段の指図を受けることなく自らの意思で一連の行動を行った」として検察官送致(逆送)とした。さいたま地検は同17日に、傷害致死罪で起訴していたとの事。

公判は8月21日から5回開かれ、23日に被告人質問が行われる見通しで、判決言い渡しは28日の予定との事。
事件では少年5人が傷害致死の非行内容でさいたま家裁に送致された。うち被告と18歳の少年が傷害致死罪で起訴され、18歳の少年は7月に懲役6~9年の不定期刑が確定したとの事。他の3人は少年院送致の保護処分となったとの事。

初公判8月21日
被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたとの事。

起訴状によると、昨年8月22日未明、他の少年4人と共謀し、同市の駐車場や河川敷で、被害者の顔や胸を殴る蹴るなどして意識がはっきりしない状態にした後、川にあおむけに沈めて溺死させたなどとしているとの事。

冒頭陳述で検察側は「一時間以上にわたり少年ら5人の暴行は執拗かつ強烈で、死亡する危険性が高い悪質なものだった。被告が果たした役割は主導的で重大」などと指摘し、刑事処分相当と主張したとの事。

弁護側は「被告が被害者を川に沈めたのは、暴行で失った意識を戻すため。
(犯行の背景には)被告の育った家庭環境(「幼い頃に実母が失踪して、養母から虐待を受けていた」)や(主に若年で発症する)1型糖尿病が影響している」などとして、少年院送致の保護処分が相当と主張したとの事。

第2回公判8月22日
被告人質問で少年(17)は「被害者にうそをつかれ、なぜうそをついたんだという怒りがあった」などと、暴行した理由について話したとの事。
弁護側は、被害者の頭を何度も川に沈めるなどした少年に「事件のとき、楽しいという気持ちはあったのか」と質問。「暴行していたときテンションが上がっていた。今、考えると自分の行為が暴行を加えた5人の中で一番、被害者を苦しめたと思っている。謝罪の気持ちでいっぱいです」などと話したとの事。

検察側によると、17歳少年は被害者の顔を川に沈める暴行を繰り返したとされる。被告人質問で検察側に行為の理由を問われると、「殴る蹴るの暴行をしたくなかったので、ゲーム感覚だった」と話したとの事。

17歳少年ら5人の少年は一人ずつ、被害者に暴行を加え、保護処分となった少年(16)の暴行後、被害者は意識を失ったとされる。その後、心臓マッサージを行うなどしたが、意識は戻らなかったとの事。その際の心境について、17歳少年は「全く反応がないし、もう被害者は死んでしまったと思った」と振り返り、「自分が被害者を(河川敷の)奥まで運んだ。見つからないようにするため、草を上に置いた」と説明したとの事。

事件から1年が経過したことについて、「毎日、事件のことを振り返っていたので1年という感じはしない。自分の行為が一番、被害者を苦しめたんだと思うし、自分があんな行為をしなければこんなことにはならなかった。これからも謝罪や反省の気持ちを忘れないようにしていきたい」と供述したとの事。被害者や遺族に対して「本当にただただ謝罪の気持ちでいっぱいです。被害者には止められなくてごめんねと言いたい」と話したとの事。

第3回公判8月23日
弁護側の証人として出廷した精神神経科学の研究者は「養育環境や1型糖尿病の影響が大きい」と犯行の背景を述べ、「専門家のケアが必要」と指摘したとの事。

弁護側によると、少年が2歳のときに実母が失踪、養母からは身体的虐待を受けていたほか、15歳で1型糖尿病を発症。高校中退や家出が重なり、親の管理下で必要な医療を受けていなかったとの事。

出廷した理化学研究所の医学博士は「不適切な養育で心的外傷を負い、他者への情緒的共感性に乏しく、素行に結び付いた」と指摘したとの事。
1型糖尿病について「犯行時、持続的な高血糖で適切な状況が判断できなかった」とした上で、「心理的な専門家によるアプローチが可能な医療少年院でのケアが必要」と述べたとの事。

第4回公判8月24日
検察側は「死亡させた結果は重大」「被害者の遺体を草で覆い隠すなど自己保身を優先させていて非難に値する」として懲役6年以上10年以下の不定期刑を求刑したとの事。

検察側は論告で「被告は先陣を切って暴行し、被害者の顔を川に沈めるという死亡結果に直結する行為をした。果たした役割は主導的だ」と指摘したとの事。
り患している1型糖尿病の影響については「被害者に心臓マッサージをするなど、状況に即した合理的に行動しており、意思決定に支障が生じるほど判断能力が低下していたとは言えない」としたとの事。

弁護側は弁論で「川に沈めた行為は意識を取り戻すためで限りなく過失に近い。犯行には養母の虐待による反応性愛着障害などが影響しており、医療少年院での情緒的教育などが必要」と述べたとの事。

別の報道だと
弁護側によると、17歳少年は幼少期から実母や養母からネグレクトや身体的虐待を受けていた。高校1年で1型糖尿病を発症したが、治療は自身の管理に任され、「医療ネグレクト」の状態だったとの事。
治療を怠り、一時は気を失い病院に運ばれたことも。高校中退などで生活規則が乱れ、治療は長続きしなかったとの事。

弁護側は「他者への情緒的共感性が育たなかった上、治療を怠ったことで認知機能が低下した。専門プログラムが用意されている医療少年院での処遇が不可欠」と保護処分が相当としたとの事。。

弁護側は、被害者が意識を失った後に顔を水に沈めたとされる17歳少年の行為を「意識を回復させるためで、ほかの少年との総意で行われた。少年だけの責任にはできない」と主張したとの事。

最後に少年は最終意見陳述で「被害者やご遺族に与えてしまった苦しみは自分が何をしても許されない。自分が死ぬときまで、謝罪や反省の気持ちを忘れないことが一番の償いだと思う。こんなことになってしまい、本当にすみませんでした」などと話したとの事。

判決公判8月28日
裁判長は懲役5年6月以上9年以下(求刑懲役6年以上10年以下)の不定期刑判決を言い渡したとの事。
裁判長は「暴行は共犯の少年4人とともに1時間以上も一方的に行われ、何度も顔を川に沈めるなど執拗なものだった。暴行に積極的に関与した責任は重い」とした。
裁判長は「一連の暴行で意識混濁した被害者を川の中に沈めるなど、死亡に直結する行為に及んでおり、悪質で役割は重大」と指摘したとの事。
裁判長は「被告の少年は、顔を何度も水に沈めるなど被害者の溺死に直接関与する行為を行っていて、暴行に主体的に関与し続けた」と指摘したとの事。

弁護人は少年院送致の保護処分を求めていたが、判決は「社会的に許容されるとは言えない」と退けたとの事。

こんな所ですね。
18歳リーダー少年の判決が懲役6年以上9年以下(求刑・懲役6年以上10年以下)でしたが、同じ量刑にしましたね。
この17歳少年は従属的な存在だと思っていたのですが、一番、積極的に暴行を行っていたと言うあたりの悪質性が、リーダー少年と同格の量刑と判断された理由かな?

18歳少年の公判でも出ましたが、こちらの17歳少年の育成環境に問題があると・・・2歳の時に実母が失踪して、養母に虐待され「愛着障害」があると言う事ですね。
ここからが微妙なんですが、「他者への情緒的共感性が育たなかった」のは愛着障害の為?と思って調べたら、どちらかと言えば、「虐待の結果」ですね。
そして、ググった論文など読むと、共感性の欠如に愛着スタイルが影響するかも?と言う話なのかな?
(このあたりは、専門家にまかせましょう)

いずれにせよ、愛着障害があって、虐待を受けていた。
ちょっと、興味深かったのが「1型糖尿病が事件に影響していた」とする話ですね。
弁護側の主張ですが「犯行時、持続的な高血糖で適切な状況が判断できなかった」としています。

それは検察側に「被害者に心臓マッサージをするなど、状況に即した合理的に行動しており、意思決定に支障が生じるほど判断能力が低下していたとは言えない」と否定されていて、この指摘に同意ですね。

で、「川に沈めた行為は意識を取り戻すため」と言う主張だけど・・・この時の状況が分からないけど、被害者が「呼吸をしていたのか?」

状況としては
保護処分となった少年(16)の暴行後、被害者は意識を失ったとされる。その後、心臓マッサージを行うなどしたが、意識は戻らなかったとの事。その際の心境について、17歳少年は「全く反応がないし、もう被害者は死んでしまったと思った」と振り返り、「自分が被害者を(河川敷の)奥まで運んだ。見つからないようにするため、草を上に置いた」

起訴状では
「被害者の顔や胸を殴る蹴るなどして意識がはっきりしない状態にした後、川にあおむけに沈めて溺死させた」なんですよね。

そうすると、「意識が無い状態になった後に、あおむけに沈めた」と言う事なのかな?
でも、1時間以上、4人で交代で暴行していたんだよね?

検察側によると、17歳少年は被害者の顔を川に沈める暴行を繰り返したとされる。被告人質問で検察側に行為の理由を問われると、「殴る蹴るの暴行をしたくなかったので、ゲーム感覚だった」としてますよね?

なので、呼吸している、意識のある状態の時から、川に沈めていたんじゃないのかな?
(このあたり、ご存じの方がいたら、教えてください)

心臓マッサージをしたのは良いけど、それなら、すぐに救急車を呼ぶべきだったし、それまで心臓マッサージを続けるべきでしたね。
結局、遺体に草を掛けて隠したように、事件の発覚を恐れて救急車を呼ぶ事はできなかったんでしょうね?

ここ3件ぐらいの判決を見てみると、どうも「育成環境に問題があった」が事件の遠因になりそうなんだけど・・・
そうすると、被虐待児を救出するのが、将来の凶悪事件の予防になると言う事になりそうですね。

しかし・・・これを大々的にやるには、今よりも児童相談所などの体制を強化する必要があると思うのだけど・・・
予算の枠は決まっているのだから、無駄な予算は減らして、こちらに予算を振って欲しいですね。
今、話題の政務活動費とか、こちらに振ってもらった方が有効活用できるのではないのかな?

参考リンク
埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その2(18歳少年一審判決)
愛着障害 子ども時代を引きずる人々
(愛着障害はあの「酒鬼薔薇事件の犯人」にもあったと言われています)

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2017/08/22

兵庫県神戸市北区有野町5人殺傷事件

7月16日(日)午前6時20分ごろ、神戸市北区有野町有野の民家で、「刃物で刺された」と男性が110番する事件が起きている。
兵庫県警有馬署員が現場に駆けつけたところ、玄関先で男性NTさん(83)、1階の部屋でその妻NMさん(83)、南約50メートルの民家駐車場で住人の無職女性Tさん(79)がいずれも血を流して倒れているのを発見。3人とも死亡した。周辺で重傷を負った女性2人も見つかった。

同署は、近くの神社内で血のついた包丁1本と金属バット1本を所持していた死亡した男女の孫とみられる無職の男性容疑者(26)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕したとの事。

逮捕された際、容疑者は血のようなものが付いた包丁(刃渡り約16センチ)と金属バットを持っており、「誰でもいいから刺してやろうと自宅の包丁を持っていた」などと供述しているとの事。

捜査本部によると、男性NTさん(83)は首と胸付近の数カ所に、女性NM(83)は背中付近に複数の刺し傷があり、無職女性Tさん(79)は首付近に切られた痕があったという。17日以降、司法解剖して詳しい死因を調べるとの事。

負傷した2人は、同容疑者の母親でパート女性TTさん(52)と、近くに住む無職女性MMさん(65)で、ともに命に別条はない。母親はバットで殴られたとみられ、全身打撲と骨折のもよう。自宅の北約150メートルの路上で座り込んでいたのを発見され、「自宅で息子にやられた」と話したとの事。
無職女性MMさん(65)は頭や顔を刃物で切られ、自宅倉庫前で倒れていたとの事。

容疑者はNT夫妻、母親と4人暮らし。捜査本部は疑者が自宅で3人を襲った後、外に出て、TさんとMMさんを包丁で切りつけた可能性があるとみて調べているとの事。

Nさんが自ら通報し、その約15分後(同35分頃)、現場から南西に約250メートルの有間神社境内に入ろうとした容疑者をパトカーで出動中の警察官が見つけたとの事。

有馬署は「TさんとNさん一家との間にトラブルは確認されておらず、相談もなかった」としているとの事。

現場は神戸電鉄岡場駅の南約650メートルの住宅地。

NTさんの娘で、容疑者の母親は「自宅で父親が息子に殴られているのを止めようとしたら、私も殴られたので逃げた」と説明しているとの事。

現場近くの男性(70代)方の防犯カメラには、逮捕された容疑者(26)とみられる男が映っていたとの事。
左手の金属バットをブラブラさせ、後ろを振り返る若い男の映像が映っていた。
午前6時半ごろ、別の住宅に入り30秒ほどで出てくると、白いシャツの腹部は血に染まっていたとの事。

住民らによると、容疑者は幼いころ、勉強は得意だが、目立たない存在だったとの事。中学で先輩だった女性は「おとなしくて、事件を起こすようには見えなかった」と話した。最近は出歩く姿もほとんど目撃されず、近くの男性は「一緒に暮らしていることも知らなかった」と話したとの事。

関係者によると、殺害されたNTさん(83)は元消防士で、神戸市の西消防署長などを歴任。危険業務従事者の叙勲も受けていたとの事。

息子が中学時代に同級生だったという男性会社員(56)は「勉強ができて、他のクラスでも一目置かれるような優等生。問題行動やトラブルもなく、卒業後は理系の名門で知られる県立高校に進学したと思う」と話したとの事。

容疑者が通った有野中学の1年後輩だった男性(26)は「当時、人と話すのはあまり得意そうではなかった」と話した。
陸上部の短距離選手で、真面目に練習していた姿を覚えている。「テレビゲームの話はよくしていたけど、家族のことは聞いたことがない」と話したとの事。
陸上部の先輩だったという女性も「あまり会話をしたことはないが、どちらかというと地味なタイプで、あまり目立たなかった」と話したとの事。

逮捕された男は祖父母らと同居していたものの、近所の人との付き合いがほとんどなかったとの事。
一方で元同僚からは「すごく良い子で、もくもくと働いていた」という話も聞かれたとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は7月17日、無職NTさん(83)に対する殺人容疑で、孫の無職男性容疑者(26)を再逮捕したとの事。

 調べに「黙秘します」と供述しているとの事。

容疑者を目撃した人は「ゆっくり歩いてきていて、警察官が2人構えて待っているのに、逃げていこうともしないで、警察官の方に向かってきていて。バットを振り回していた」と話したとの事。

捜査関係者によりますと、容疑者は境内の中に逃げ込もうとしましたが、警察官に『刃物を置きなさい』と一喝されると、包丁を静かに地面に置き、取り押さえられたとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は17日、死亡した無職NTさん(83)=同区有野町有野=を司法解剖した結果、刃物で首を刺されたことが原因とみられる失血死だったと発表した。

捜査本部によると、NTさんの死亡推定時刻は16日午前6時25分ごろで、首や胸には刃物とみられる刺し傷があり、頭部に殴られた痕が複数あったとの事。
18日以降、他に亡くなったNMさん(83)と、近くの無職Tさん(79)の司法解剖をする方針。

捜査関係者によりますと、容疑者が16日銃刀法違反の疑いで逮捕されたとき刃渡り16センチの包丁を持っていて、NTさんの傷はその包丁による傷とみて矛盾がないとの事。

兵庫県警有馬署捜査本部は19日、亡くなった無職Tさん(79)を司法解剖した結果、死因は刃物で首を刺されたことによるとみられる失血死と判明した。Tさんは16日午前6時半ごろに亡くなったとみられるとの事。

刃物で首などを切られて重傷を負った無職MMさん(65)は親族に「後ろから突然襲われた」という趣旨の証言をしているとの事。
兵庫県警有馬署捜査本部は同容疑者が自宅を出た後に出会った住民を無差別に切り付けた可能性もあるとみて調べるとの事。

容疑者は地元の中学校を卒業。その後に通っていた神戸市内の私立専門学校では、コンピューターのプログラミングなどを勉強していたとの事。
事件時は無職だったとの事。

捜査本部によると、NTさんは午前6時19分に「助けに来てくれ」と固定電話から110番。
容疑者はバットで殴打した後、凶器を包丁に替えてNTさんを襲ったとみられ、死亡推定時刻は同6時25分ごろという。

捜査関係者によると、この約6分間に、同容疑者が玄関先でNTさんに馬乗りの姿勢になって何度も包丁を振り上げる姿が住民に目撃されていたとの事。
有馬署員が駆け付けた際、NTさんはあおむけで血を流して倒れていたとの事。
抵抗した際にできる防御創が両腕などにあり、首や胸、背中を刺され、致命傷は首の切り傷だったとの事。

捜査関係者によると、バットは古いモデルとみられ、包丁も一定期間、使われた形跡があるとの事。いずれも自宅から持ち出して一連の襲撃に使われた。

母親は17日以降に捜査本部の聴取に応じ、容疑者とNTさんとの間のけんかやトラブルを否定したうえで、犯行動機について「心当たりがない」と話したとの事。

19日、容疑者(26)が、容疑を認める供述を始めたとの事。
学校中退や、その後の就職について「思ったのと違った」などと話しており、兵庫県警有馬署捜査本部は自身の境遇への不満が事件の動機になった可能性があるとみて調べるとの事。

容疑者は捜査本部の調べに対し、「仕事についていたが、うまくいかず辞めた」「専門学校での生活もうまくいかなかった」などと供述しているとの事。

殺害されたNTさん(83)が孫の容疑者(26)について「家に引きこもって困っている」と知人に相談していたとの事。

知人らは数年前、NTさん宅を頻繁に訪問していた。その際、NTさんから「孫が家に引きこもって困っている」「どうやったら外に出てくれると思うか」などと相談されたとの事。当時、知人と共に仕事でNTさん宅に出入りしていた関係者は「(容疑者を)一度も見たことがなく、気配も感じなかった」と話したとの事。

捜査関係者によると、容疑者は16日早朝、自宅で同居するNTさんを素手と金属バットで殴った後、止めようとした母親(52)もバットで殴打。母親は身を守るため屋外へ逃れ、後にNTさんは玄関先で、祖母のNMさん(83)は自室で死亡しているのが見つかった。

司法解剖の結果、NTの全身には刺し傷や殴打痕が十数カ所あり、刃物で首を切られたことが致命傷になったとみられる。捜査本部は母親が逃げた後、容疑者が自宅の包丁を持ち出してNTさん夫婦を襲った可能性が高いとみているとの事。

殺害されたTさん(79)には犯人に抵抗した際にできる防御創がないことが分かった。
自宅車庫内に倒れていたTさんの切り傷が上半身の左半分に集中していたことも判明。
容疑者(26)が自宅を出た後、Tさんに突然襲いかかったとみて、Tさんとの面識の有無などについて調べるとの事。

有馬署によると、Tさんは容疑者宅の南約40メートルにある自宅車庫で、駐車していた乗用車の奥で右脇腹を下にして倒れていた。司法解剖の結果、死因は刃物で首を複数回刺されたことによる失血死で、首を中心に顔や頭などの左半分に切り傷や刺し傷が集中していた。一方、容疑者が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された際に持っていた金属バットのような鈍器で殴られた痕はなかったとの事。

兵庫県警は21日、司法解剖の結果、殺人容疑で再逮捕した容疑者(26)の祖母、NMさん(83)の死因は首や背中を複数回刺されたことによる失血死だったと発表した。

県警は容疑者を取り押さえた際、包丁と金属バットを押収。いずれも自宅から持ち出したものとみられ、NMさんの両手などにはバットで殴られたような痕もあったとの事。

捜査1課によると、NMさんは母屋に隣接する別棟の自室で死亡していた。ほぼ同じ時間帯に殺害されたとみられる祖父のNTさん(83)は母屋の玄関先で見つかっており、県警は容疑者が母屋と別棟を行き来しながら2人を襲ったとみて調べているとの事。

同本部は容疑者が母屋とは別の棟で生活していたことを既に把握。同容疑者が母屋にいたNTさんをバットで襲い、土間で殴る中、近くの包丁で殺害したとみて土間の血液をDNA型鑑定して調べるとの事。

NTさんは普段着、NMさんは部屋着だったとの事。

容疑者(26)が「木材でも殴った」などと供述し、自宅から血の付いた木材が押収されたことが分かった。
兵庫県警有馬署捜査本部は血液をDNA型鑑定して被害者の特定を進めるとの事。

捜査関係者によると、血の付いた木材はその後の現場検証などでNTさん宅から発見された。長さは80センチ程度で、容疑者は凶器として使用したことを認めているとの事。

捜査関係者によると、容疑者は地元の中学校を卒業後、進学した神戸市内の工業高等専門学校を中退。いったん就職した後、市内の専門学校でコンピュータープログラミングなどを学んだ。卒業後は別の職場で勤務した時期もあったが、半年ほど前から定職に就いていなかったとの事。

同級生らによると、高専中退後、私立の専門学校にも通ったが定職にはつかず、近年は家にいることが多かったとみられるとの事。

知人らによると、容疑者は地元の中学校を卒業し、神戸市内の工業高等専門学校の電子工学科へ進学。「成績優秀。陸上部で運動もできた」。中学校の同級生らは口をそろえたとの事。

 高専を中退後、一時就職したものの、専門学校に再入学。コンピュータープログラミングを学んだが、希望していた仕事につながることはなかったようだ。

約7年前、容疑者が商品の段ボール詰め作業などを担当したアルバイト先の関係者によると、容疑者は何度教えられても仕事ができず、注意されると辞めてしまったとの事。

容疑者(26)が、事件について特定の人物を狙ったわけではないという趣旨の供述をしていることが分かった。
取り調べに自身の境遇への不満を落ち着いて話す一方、近くの神社で取り押さえられた際には「お告げがあった」と話したとの事。

母親(52)は「家族仲は良く、部屋に閉じこもることもなかった」と証言。同本部は押収した同容疑者のパソコンなどを解析し、事件直前の足取りや心情の変化を調べるとの事。

関係者によると、包丁を所持していたとして神社で取り押さえられた容疑者は「神社に行けばアイドルに会えるとお告げがあった」と話したとの事。
再逮捕後はこうした供述はしていないといい、神戸地検は簡易鑑定なども視野に当時の精神状態を調べる方針との事。

容疑者は通っていた市立中学校で陸上部に所属。当時顧問だった男性によると「練習を休むこともなく真面目。中学時代に問題行動を起こしたなんて聞いた覚えもない」。短距離の選手で、県大会に出場するほどの記録ではなかったが「とにかく一生懸命」取り組んでいたとの事。
一緒に下校した部活の後輩は「勉強もできて、ゲームの話をよくした」と話したとの事。

2006年に中学を卒業すると、高専へ進学。関係者によると、高専では電子工学科に少なくとも4年までは在籍し、その後に中退したとみられるが、「同じクラスだったのは覚えているが印象がない」という同級生は少なくないとの事。

「成績は悪くなかったと思う。クラスでいじめなどの問題もなかった」と話す同級生がいる一方、「いつまで学校にいたのか覚えがない」「友人がおらず孤立していたようだった」と話す者もいた。

会社勤めをへて、専門学校のコンピューター関連の学科へ進んだ容疑者。当時の同級生は「年齢は離れていたけど、みんな特別視してはいなかった」としながらも「話していた場面は記憶にない」。情報処理などの検定試験で優良賞を受け、学校のウェブサイトには笑顔で賞状を持つ姿も紹介されていた(現在は削除)が、その後に就職した会社を退職したとの事。

自宅近くの有間神社で銃刀法違反容疑で現行犯逮捕された。その際、捜査員に「神社に行けば、好きなアイドルに会えると思った」「お告げがあった」などと述べたとの事。

捜査関係者らによると、容疑者は事件2日前の14日夜、家族で外出した際、食事をして帰ったという。母親はその際の容疑者について「変わった様子はなかった」などと述べているとの事。

事件当日、NTさんが自宅から110番通報する約50分前に、母親は容疑者と会話したが、異変には気付かなかったとの事。これまでの捜査で家族間のトラブルは確認されておらず、同本部が動機の解明を進めているとの事。

容疑者(26)の衣服に付いていた血液のDNA型がNMさんのものと一致したことが分かった。NMさんを襲った際に付いたとみられ、兵庫県警有馬署捜査本部は室内に残されたほかの血痕の鑑定も進め、ほぼ同時刻に殺害された祖父と祖母のどちらが先に襲われたかなどを特定するとの事。

容疑者(26)について、神戸地検は9月中にも、精神鑑定を実施するための鑑定留置を裁判所に請求する方針を固めたとの事。無差別に被害者を襲った状況、容疑者の言動に不可解な点があり、容疑者の刑事責任能力の有無などを確認する必要があると判断したとみられるとの事。

容疑者は取り調べに淡々と応じ、「誰でもいいから殺そうと思って凶器を持っていた」と無差別殺人をほのめかしている。一方、事件直後に現場近くの神社で警察官に取り押さえられた際には「神社に行けばアイドルに会えるとお告げがあった」など不可解な言葉も発しているとの事。

容疑者は逮捕後に「家族に『仕事には就かないのか』と言われた」「学校や仕事がうまくいかずやめた」などと供述。
しかし、家庭内や近隣住民との間で目立ったトラブルは確認されておらず、動機の解明は難航しているとの事。
ある捜査関係者は「非常に頭が良い印象を受けるが、(仕事などへの不満も)殺傷と関連づけて話しているわけではなく、短絡的に動機とはつなげられない」としているとの事。

***時系列***
2006年03月 中学を卒業。中学では陸上部。成績は優秀だった。
2006年04月 神戸市内の工業高等専門学校の電子工学科へ進学。
2010年の4年生までは在学。その後、中退。(19歳?)
2010年頃のアルバイトでは、仕事が出来ずに注意されると、そのままアルバイトを辞めてしまった。(約7年前)
その後、就職するが、退職。
その後、専門学校でプログラムを学ぶ。
卒業後に就職するが、退職。

数年前  NTさんが、知人に「孫が家に引きこもって困っている」と相談。

2017年(26歳)
01月頃から容疑者は定職についていなかった。
07月14日夜 容疑者が家族で外出し、食事をしたが、母親は容疑者に変わった様子は無いと感じた。
07月16日
04:30頃 新聞配達中の男性は、NTさん(83)宅の窓から明かりが漏れるのを見た。物音はしなかったが、男性は「いつもより早いな」と感じた。
05:09頃 母親と容疑者が会話(挨拶程度)をするが、普段と変わらない様子だった。
06:19  NTさんから「誰か来てくれ」と110番。その後、電話の応答はなかった。以降、近隣住民からも「バットを持った男がいる」「血の付いた男が通り過ぎた」などと通報。

06:23  「路上で血まみれの女性が倒れている」と通報。Tさん(79)が、自宅の車庫で首付近を刺されていた。
06:25  容疑者の母(52)が自宅の北約200メートルの路上で座り込んでいるのを発見。有馬署員に「息子にやられた」と話した。
06:34  容疑者を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕。同じ頃、NTさん宅に駆け付けた警察官が玄関先で倒れているNTさんを発見。
07:24  1階で刺されていた妻のNMさん(83)を発見。

捜査本部は7月19日午前、殺人容疑で容疑者を送検した。

こんな事件ですね。謎が多い事件です。
容疑者は中学で成績優秀、そのまま高専の電子工学科へ進学してます。
しかし、4年生を過ぎたあたりで中退しているのが、謎ですね。
学生とは言え、自分の人生をどうするか?って考えると、そのまま高専を卒業した方がその後の人生に有利と言うのは、本人にも分かっていたと思います。
それなのに、中退しているので、この理由が知りたいですね。

そして、その後、就職するけど、退職して、専門学校でプログラムを学ぶと・・・
ここも疑問です。電子工学科はハード(弱電)の学科ですよね?それから、一気にソフト(プログラム)へ転向した理由も知りたいです。
そして、専門学校を卒業後に就職したが、それも退職する。

結局、どんな仕事がやりたかったのか?と言うのが見えませんね。
もし、就職する為にソフト(プログラム)に転向したのだとしたら、これがまた、悪い判断だったかもしれません。
ソフトと言えば、IT業界の花形ってイメージだけど、実際は業界の半分はブラックでしょ?(私の印象です)
それで就職したけど、イメージと違ったと言うのは、理解できます。

でも・・・仕事だけじゃ無いんですよね。「うまく行かなかった」のは、「専門学校」もなんです。
しかも、高専も中退しているから、「うまく行かなかった」のは、中学卒業後の学校も仕事もなんですよね。

ただ、「成績は良かった」と言う事だから、勉強や成績が「うまく行かなかった」では無いでしょうね。
この点、本人から具体的な供述がないけど、周囲の一致した意見として「友達が居なかった」「孤立していた」と言うあたりなのかな?

成績は良いがコミュニケーション能力に問題がある・・・と言うのは、どこか、高機能発達障害の説明にもあったような・・・・
ただ、周囲からそのような話は出ていないから、もしそうだったとしても、かなり軽い部類だったのか、あるいは「個性の範囲」と言うぐらいの物だったのかもしれませんね。

良い時期があっただけに、どうして、自分の人生がこんな事になってしまったのか?と言う部分は受け入れられないかもしれませんね。
高専を中退してからの7年間で相当、ストレスは蓄積されていたのかもしれません。
仕事もしないで家に引きこもっていれば、時々は「仕事をしろ」って話は出るでしょうし・・・だけど、一生懸命やってもダメなんだよ!
て事だと、これ以上どうすれば良いの?って不満も逆にでるでしょうね。

では視点を変えて、犯行内容なんですが・・・
事件当日の朝5時ぐらいには、母親と挨拶をしてるようです。
これも普通に疑問ですね。引きこもってしまうと、生活のリズムが狂う事が多いと思います。昼夜逆転していてもおかしくないのですが・・・
母親の話では「部屋にひきこもる事はない」と言う事なので、朝食は家族と一緒にとっていたのかな?
このあたりも知りたいです。

毎日、家族と朝食を食べていたなら、生活のリズムは崩れていなかったと言う事になりますね。
ただ、逆に、夜型が進んで、朝まで眠れない、昼夜逆転状態だったと言う可能性もあります。

そして、最初の被害者NTさんを襲った時の凶器は「素手」「金属バット」「木材」と言う事で、包丁は途中からなんですよね。
まー、金属バットや木材でも凶器として十分成立するけど・・・途中で包丁に持ち替えているので、最初は殺意は無かったのか?と言うあたりも疑問です。
最初から殺すつもりなら、最初から包丁を使えば良かったって話ですよね。

現行犯逮捕時の供述では「誰でもいいから刺してやろうと自宅の包丁を持っていた」なんですが、この時は祖父や祖母を殺害後の話なので、この時、既に自暴自棄になっていた状態での発言の可能性もありますね。

祖父は普段着だったので、寝ている所を襲ったわけでも無いんですよね。
確実に殺害しようと言う計画性は無いのかもしれません。
なにげに、祖父と口論となって殴り始めたら、鬱積した鬱憤が爆発して、そのまま、暴走、止めに入った母親は殴られたけど、逃げられてしまったので、そのまま、自暴自棄になって、祖母や近所の人間など、「誰でもいいから刺してやろう」と言う状態になってしまったのかもしれません。

警察官を目の前にしても逃げなかったと言うのも、「自暴自棄」だったからで説明できるかな?

一方、「自暴自棄」では説明できない事もある。
「神社にいけばアイドルに会える」「おつげ」と言う発言は「自暴自棄」では説明できないですね。
合わせて、逮捕後に一時、「黙秘」していたあたりも、説明できません。

「黙秘」については、時間の経過で保身の気持ちが出てしまったのかもしれませんけど・・・「逮捕時のアイドルに会える」発言は、「誰でも良いから刺してやろう」と同時期の発言でしょ?

もし、責任能力を偽装する為の咄嗟の芝居なら、「誰でも良いから刺してやろう」ではなく「包丁で人を刺せとお告げがあった」的な発言になりそうな気がします。

まー単純に相当混乱していたのかもしれませんが・・・・

このあたりの事もあって、精神鑑定をするようです。
平和な家庭、平凡な住宅街を恐怖のどん底に突き落としたこの事件、動機が一番気になりますね。
もし、不満や鬱憤が爆発した物であるなら、家族や周囲もそれに気付かなかったと言う事になり、見えない鬱憤が長い年月を経て蓄積されていたのかもしれません。

あるいは、メンタルや脳に問題があった可能性もあるのかな?
(その割には家庭内が円満だったと言う事で説明できない部分もありますね)

続報を待ちましょう。

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2017/08/19

埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その2(18歳少年一審判決)

昨年8月、吉見町中曽根のアルバイト少年=当時(16)=の遺体が発見され、傷害致死の疑いで家裁送致された5人の少年のうち2人が傷害致死罪で起訴された事件で、東松山市の無職少年(18)の裁判員裁判の初公判が6月26日、さいたま地裁で開かれた。

起訴状などによると、少年は昨年8月22日午前2時50分ごろから4時45分ごろまでの間、ほかの少年らと共謀し、被害者に対し殴る蹴るの暴行を加えて意識混濁の状態に陥らせて川に沈め、溺死させたとされるとの事。

捜査関係者によると、被害者は事件前、少年らから遊びに誘われた際、東松山市内いたものの「大宮にいる」と断り、連絡にも応答しなかったという。この「うそ」が少年らの怒りを買い、集団暴行に発展したとみられる。少年の遺体は23日午前8時ごろ、全裸で下半身と上半身の左側が砂利に埋まった状態で発見されたとの事。検察側の証拠調べによると、被害者が少年ら5人と行動を共にするようになったのは事件のわずか5日前だったとの事。

18歳の少年について、さいたま家裁は昨年10月12日、「年長で最も発言力が強く、5人の中で主導的な立場だった」などとして検察官送致。さいたま地検は同21日に、傷害致死罪で起訴していたとの事。

事件を巡っては、少年5人がいずれも不登校気味で、高校中退者も含まれていたとの事。

初公判で少年は「間違いありません」と起訴内容を認め、弁護側は「少年院での教育が更生に必要」と保護処分が相当と主張したとの事。

冒頭陳述で検察側は「被告の役割は主導的であり、暴行態様は執拗(しつよう)、強烈で、死亡結果を発生させる危険性が高い悪質な行為」と強調。犯行動機について「被害者がうそを言って被告との接触を避けたことに立腹した。酌むべき事情はない」と述べたとの事。
犯行は少年院を仮退院した後の保護観察期間中だったとして、「保護処分の有効性が高いとは言えない」と刑事処分が相当としたとの事。

弁護側は「被告は主導的な役割を果たしておらず、死も予想していなかった。ほかの少年の暴行も止められなかった」と主張したとの事。
少年の成育歴を「複雑で安心を求められず、自分を受け入れてくれる不良仲間と行動を共にする中で、不良の価値観が身に付いてしまった」と説明し、少年院での教育の有効性を主張したとの事。

事件では、15~18歳の少年5人が傷害致死の疑いでさいたま家裁に送致された。主導的立場とされた18歳少年と、積極的に関与したとされた別の無職少年(17)が検察官送致(逆送)後に傷害致死罪で起訴された。当時中学3年生だったほかの3人は、初等・中等(第1種)少年院送致の保護処分となったとの事。

証人出廷した別の少年(16)=少年院送致=はグループ内での被害者の立場を「初めは対等に見えたが、日常的に暴力を振るわれるようになったり、万引をさせられるようになった」と証言。
被害者は「(起訴された)少年2人から暴力を振るわれるのが嫌だから、(少年の)家に行きたくない」とこぼしていたという。被害者が「うそ」をついた理由については「(起訴された)少年2人から物のように扱われているのが嫌だったのでは」と述べたとの事。

検察側によると、被害者への暴行は昨年8月22日午前2時50分ごろから午前4時45分ごろまで、河川敷などで続いたとされる。泳げなかった被害者は、起訴された別の少年(17)に何度も顔を水に沈められたり、5人から一人ずつ殴る蹴るの暴行を受けたという。その間、被害者は「やめてください」と大声や、うなり声を上げていたとの事。

証人出廷した少年は「救急車を呼ぼうと提案したが、(起訴された)少年2人に『警察にばれるから駄目』と言われて呼べなかった」と証言したとの事。
最後は意識がなくなった状態のまま、川に再び沈められ、そのまま裸のまま河川敷に放置されたとの事。

第2回公判は6月28日。
弁護側の証人として、少年と家族の情状鑑定を行った臨床心理士の男性大学教授と、少年の祖母が出廷。臨床心理士の男性は、少年の複雑な家庭環境が非行や事件の背景にあることを説明し、「家族の環境が改善され、母や祖母が積極的に被告の更生のために努力しようとする姿勢が見える」と少年院送致の保護処分を支持したとの事。

臨床心理士の男性は、少年の両親が離婚し、母が家にいない時期も長く、祖母中心に育てられたことで「母とのコミュニケーション不足があった。中途半端な養育だった」と指摘したとの事。
「非行集団に居場所を求め、依存心を満たしていた」との事。

傷害致死事件については「少年事件では見えや恐怖心が介在し、暴力がエスカレートすることがある」と心理的な影響を挙げたとの事。
その上で「被告には母との関係を是正したい思いがある。家族の受け入れが立ち直りへの大きな要素」と述べたとの事。

続いて出廷した少年の祖母は、自らと少年の母との関係がよくなかったことを認め、「(少年の)母は正社員になり、私との気持ちのすれ違いもなくなってきた。やっと生活できるようになった」と家族関係が改善されてきたと話したとの事。
被害者の遺族に対しては「どんな言葉でも言い尽くせず、ご冥福を祈らせてもらうしかない。孫と生涯をかけて謝罪させていただきたい」と話したとの事。

検察側の証拠調べでは、事件で少年院送致された少年の弟(15)の供述調書が読まれ、被害者の遺体が発見された後、少年らが集まって「家で寝ていたことにしよう」と口裏合わせをしていたことが述べられたとの事。
また、少年とともに積極的に関与したとされる別の無職少年(17)=傷害致死罪で起訴=が、意識混濁の状態にある被害者を見て「こうなったら殺すしかない」と話したとの事。

弁護側によると、幼少期には父親が母親に暴力を振るう姿を目の当たりにした。家族に安心を求められず、自分を受け入れてくれる仲間と行動を共にするようになったとの事。

第3回公判は6月29日
被告人質問で少年は「友人だと思っていたのにうそをつかれ、強い悲しさや悔しさが出てしまった」と事件の動機を述べたとの事。

被告人質問で弁護側に暴力を加えた理由を問われると、「最初はうそをついた理由を問いただそうとしただけで暴力を振るおうとは思っていなかった。被害者が理由を答えなかったので暴力を振るった」と話したとの事。
うそが暴力につながった点は「不良仲間、暴力団関係者が周囲にいて、暴力が問題解決の方法だと思っていた」と話したとの事。

検察側は被害者は少年5人に暴行され意識を失った後、起訴された別の少年(17)に河川敷の上流に引きずられ、放置されたと説明していた。
検察側にその際の心境を問われると、「もしかしたら殺してしまうのではないかという予想はあった」と供述したとの事。
救急車を呼ぶことに反対した点については「警察沙汰になるのが怖く、現実逃避してしまった。僕が否定しなければ呼んでいたと思う」と話したとの事。

事件について「大切な命を死なせてしまい申し訳ない。事件の重大さを考え、自分が本気で変われなければ、最低な人間になってしまうという恐怖がある」と陳述。被害者代理人弁護士が、少年が遺族に対し、「私は被害者に助けられたと思っている」などと記した謝罪文の意味を問うと、「被害者が亡くなってしまったのは申し訳ない。ただ、自分が変われるチャンスをもらえたという気持ちがある。被害者もそれを望んでいると思う」と述べたとの事。

被害者参加制度を利用した被害者の兄は家族を代表して出廷。
「弟は兄として慕ってくれ、かわいい弟だった。これから私の人生に弟はずっといると思っていた」と時折声を詰まらせ、「犯人には少しも反省を感じられず、少年院に行っても意味がない。16歳の命を奪われた弟のために、犯人を重く処罰してほしい」と訴えたとの事。

論告求刑公判は7月3日
検察側は「被告の指示が集団暴行へとエスカレートさせた」と少年の役割を重視して懲役6年以上~10年以下の不定期刑を求刑したとの事。
弁護側は「育て直しと家庭環境の改善が必要」と保護処分が相当と主張し、結審したとの事。

検察側は論告で、「被告の役割は主導的であり、1時間以上も無抵抗の被害者に一方的に執ようかつ強烈な暴行を加え、刑事責任は極めて重大」と指摘。
被害者の「うそ」が犯行の発端となった点は「暴力肯定的な考えに基づくもので、正当化する理由になり得ない。犯行前から被告から暴力を受けるなどした被害者が、接触を避けたいという一心でうそをついたもので何ら非はない」と述べたとの事。

弁護側が保護処分を求めていることに対し、「少年院仮退院後の保護観察期間中に犯行を起こしており、法律や社会のルールを守る意識が欠けている」と刑事処分が相当としたとの事。

弁護側は犯行の背景を「複雑な家庭環境の中で十分な養育を受けておらず、問題解決の手段として暴力が身に付いていた。他者への依存性が強く、仲間のうそに過敏に反応してしまった」と説明したとの事。
傷害致死罪で起訴された別の少年(17)が被害者の顔を水に沈めたとされる暴行に触れ、「友人の気分を害することを言えないという他者への依存の強さから、暴行を止められなかった」と指摘したとの事。

少年は犯行当時、保護観察期間中で、事件は少年院仮退院から約5カ月後だった。弁護側は少年が更生できなかった原因を自覚しているとして、「被告の育て直し、家庭環境の改善が必要で、少年院での教育が不可欠」と主張したとの事。

最終意見陳述で少年は「被害者の心情を聞いて、僕がまだ全然考えられていなかったと反省した。検察側や弁護側が何を言おうと、自分自身が変わらないといけない。これから僕なりの償いを考えて行動していきたい」と述べたとの事。

判決は7月11日
裁判長は懲役6年以上9年以下(求刑・懲役6年以上10年以下)の不定期刑を言い渡したとの事。

判決によると、少年は昨年8月22日午前2時50分ごろから同4時45分ごろまでの間、ほかの少年らと共謀し、被害者に対し殴る蹴るの暴行を加えて意識混濁の状態にして川に沈め、溺死させたとの事。

裁判長は判決で「最も発言力のある被告人が共犯者に対して暴行せざるを得ない状況を作り出した。暴行は制裁目的で、被告人の意向に沿って行われた」と指弾。被害者に対し、多人数で2時間弱にわたって暴行を加えた態様を「執ようかつ苛烈で、被害者が死亡する危険性が高い悪質なもの」と述べたとの事。

弁護側は少年が複雑な家庭環境で育ったことを踏まえ、「更生のためには少年院での育て直しが必要」と保護処分を主張していた。判決は「被告人としては精一杯ともとれる反省の言葉を述べている」としたものの、「主導的立場」だとして少年の役割を重視。
過去に少年院で矯正教育を受けていた点なども踏まえ、「他人の生命を奪ったという事案の重大性に見合った刑事処分を受けさせる方が更生に資する」と結論づけたとの事。

判決後、当時、被害者と交際していた女性(17)は「自分が命を奪ったということを忘れず、一生十字架を背負っていってほしい」裁判では少年の成育歴が明らかになったが、「それを理由にするのは違う。善悪の判断ぐらいつくはず」と話したとの事。

18歳少年の判決を受け、被害者の兄が7月11日、コメントを出した。
検察官の求刑自体軽いと思っていたのに、それを下回る判決で、しかも、判決の中で、全く弟の無念さにも、遺族感情にも触れられておらず、被害者が軽んじられた気がしました。裁判官・裁判員に弟の命を奪われた無念さが伝わらなかったようで、大変悔しいです。とコメントしたとの事。

こんなところですね。
なんだかねー、時と場所を変えて、川崎事件が再現されているような錯覚を覚えました。
川崎事件の主犯格の19歳少年(当時18歳)の一審判決は懲役9年以上13年以下の不定期刑(求刑・懲役10年以上15年以下)でした。
今回の判決が懲役6年以上9年以下で3割ぐらい軽い刑になってますね。今回の事件で主犯の年齢が18歳(当時17歳)と言うあたりが影響したのかな?
川崎事件ではカッターナイフで43カ所も傷を付けるとか、真冬の川で泳がせるとか、残忍さ、凄惨さが際だっていたのも、その差なのかもしれません。

で遺族が刑が軽いとコメントしているのも同様ですね。

さらに、事件の原因に育成環境があったと言うのも同じです。
まー育成環境が問題だと、DVや虐待など問題のある家庭の子供は全て保護して、施設で育てる以外に防止する方法がなさそうですね。
親の教育を一からやり直すなんて無理でしょうね。そうして虐待の連鎖と言うか、暴力の連鎖を断ち切る事が最大の予防策のような気がします。

それから、川崎事件でも主犯格の少年が「止めて欲しかった」とずいぶん、都合の良い話をしているなーと思った物ですが・・・
今回の事件でも、「最初はうそをついた理由を問いただそうとしただけで暴力を振るおうとは思っていなかった。」と話しているけど、それなら日常的に暴力を振るっていた事をどう説明するのかな?

被害者はホントの事を話せば、やはり暴力を振るわれると思って、ホントの事を言えなかったんでしょうね。
そのあたりの心情を察する事ができなかったのは、未熟だからなのかな?
それとも、被害者の事を奴隷のように思っていて、暴力を振るうのが当たり前だと思っていたからじゃないのかな?

色々な事件があるけど、犯罪者って、暴力で問題を解決しようとして事件を起こしてしまう人達なんじゃないかな?と感じますね。

もう一人の少年の公判日程は決まっていないようですが、主犯よりは軽い判決になるんでしょうね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件
埼玉県東松山市16歳集団暴行死事件その3(17歳少年一審判決)
愛着障害 子ども時代を引きずる人々
反省させると犯罪者になります
少年犯罪の深層・・・家裁調査官の視点から

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2017/08/18

大阪府門真市女性バラバラ事件その3(一審無期懲役)

第1回公判 6月14日
被告は、「わたしは強盗殺人をしていません」と、声を震わせながら否認した。
一方、検察側は、「被告は事件前に、殺害方法をインターネットで検索していた」と指摘したとの事。

第2回公判 6月15日
被害者の母親が、被害者が突然死するような病気は無く、遺体から検出された睡眠薬を飲んでいなかったと証言したとの事。

第3回公判 6月16日
遺体を解剖した解剖医が証言、死因は頸部圧迫による窒息死。
遺体から検出された睡眠導入剤の濃度から被害者は死亡時、睡眠状態か傾眠状態で首を絞められても、強く抵抗できなかったと推定される。
精神鑑定医の証言、強殺については関係していないと思われるが、関係しているなら解離性障害の可能性がある。

第4回公判 6月21日
弁護側は、被告は被害者が死んでいるのを見つけ周りを悲しませたくないと考え遺体を切断し遺棄しただけだと主張し、強盗殺人罪について否認しているとの事。
被告人質問が行われ、被告は幼少期に義父から性的虐待を受けていたのに母を悲しませると思い事実を言えなかった経験を述べ、証人の医師が被告について「辛いことをなかったことにする特性がある」と指摘している点について問われると「その通りだと思う」と答えたとの事。

事件当時、借金が220万あったが、その内の半分は奨学金だった。

義父からの性的虐待の結果、高校1年の夏に妊娠。義父からは「堕ろしてくれ」と言われたが、すでに中絶できる時期を過ぎていた。
結局、家族にばれないように自宅で出産した。死産だった、としている。赤ちゃんの遺体は養父がダムに捨てたとの事。

事件前に「生ゴミ処理機」とネットで検索した件について「母親が生ゴミの処理に困っていたから調べた」と証言。

以前(岡山県)に窃盗での前科がある。
友人名義で借金をしたが、返済していた為に5年間発覚しなかったとの事。

第5回公判 6月22日
被害者の両親が証言台に立ち、父親は声を震わせながらこう述べたとの事。

「娘は殺されるほど憎まれることをしたのですか?裁判で本当のことを話してください。
いまでも1日に何十回と娘のことを思い出す」(父親)
被告に対して「不遇な境遇だったかもしれないが、環境は自分で作り上げていくもの。変えようと思うなら本当のことを話して」と訴えたとの事。

被害者の母親も「犯人には最高の刑を望みます」と述べたとの事。

第6回公判 6月23日
検察は「完全犯罪を計画し実行した極めて悪質な犯行」として無期懲役を求めた。
論告で「被告は借金を抱えていて、財産目的で殺害したのは明らかだ」と指摘。
その上で「他人になりすまして借り入れをする方法などをインターネットで調べて行動していて、計画性もあった」として、無期懲役を求刑した。

一方、弁護側は「突発的な病死や第三者による犯行の可能性を否定できない」と強盗殺人罪については無罪を主張、死体遺棄罪などは認めて有期懲役刑が妥当と主張したとの事。

最後に被告は「被害者の不幸を願ったことは一度もない。それだけは信じてほしい」と涙ながらに述べたとの事。

判決公判 6月30日
裁判長は「遺体を徹底的に損壊し、極めて執拗で残虐だ」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡したとの事。
被告側は強盗殺人罪を否認していた。
裁判長は、被告が被害者の失踪工作を行っていたことなどから、殺害したことは明らかだと判断したとの事。

さらに当時、金銭に困窮しており、金品を強奪する目的だったと認定。
「一連の犯行を相応の期間をかけて計画した。遺体の解体・隠匿方法まで事前に調べ、悪質と言う他ない」と非難したとの事。
判決後、被害者の父は「予想通りだ。遺体が帰ってこないのが耐えられない」と話したとの事。

判決によると、被告は24日午後7時52分から同25日午後0時55分ごろまでの間に、自室で被害者の首を絞め、窒息死させたとの事。

被告側は、自宅に戻ると被害者が倒れていたと主張。シェアハウスまで行って戻ってくるまでの「空白の15分間」に第三者が殺害したか、もしくは病死だった可能性を主張した。

25日午後、被告は近くの大型量販店で冷凍庫、においを取る砂、トイレ用洗剤、ペティナイフ、折りたたみ式のこぎり、まな板、バケツ、ごみ袋、生ごみ処理機、フードプロセッサーを購入。

その後、3日かけて、遺体を解体した。一部は生ごみ処理機にかけ、マンション敷地内のごみ置き場に捨てた。圧力鍋でゆでたりもした。遺体を消滅させ、失踪に見せかけようとしたとの事。

7月10日、被告は判決を不服として控訴したとの事。

こんなところですね。
殺害は否認するが、遺体損壊については認めると言う、少し変わった状態で始まった裁判でした。
殺害を裏付ける物証が無いので、検察側は状況証拠を積み上げると言う手法ですね。
まーそうでなくても、遺体を見つけたので解体して棄てたなんていうのは、常識的にみてちょっと信じられない話ですからね。
その上で、被害者に成りすまして借金をしていたり、過去にも同じような手口で借金をしたとか、決定的なのは事件前のネット検索の履歴の内容ですね。

「人間解体」「死体の廃棄方法 ゴミ業者ばれる?」「骨を粉々にできる」「気絶させる方法」「人の殺し方 完全犯罪」「失踪したら、口座は?」「睡眠薬大量に飲むと」

これでは、犯罪計画と思われてもしかたが無いでしょうね。

ただし、その一方で物証が無いのも事実なので、「第三者による犯行の可能性」が控訴審で争われるのかな?
被告の犯行として合理的に疑いがないぐらいに説明できるのか?と言う事になるのだけど・・・控訴審で逆転判決の可能性はゼロでは無いと思う。

遺体損壊も否認すれば、殺害の否認も不自然ではなくなるんだけど・・・しかし、被告の関係先から遺体の一部が発見されている事に矛盾してしまう。

つまり、遺体損壊を否認する事、すなわち、第三者による遺体損壊を主張するのは無理があったと言う事なんだろうね。
なにしろ、被告の自宅から遺体の一部が発見されてしまったわけだし。

しかし、殺害は認めたくなかったんでしょう、殺人罪と死体損壊罪では刑期が全然ちがうからね。

ただ、公判中、被告が殺害に関わっていないと証言した精神科医の証言が興味深いところです。
もし、殺害に関わっているなら解離性障害の可能性がある・・・2重人格だった可能性があるのかな?

実際、義父からの酷い虐待を受けていたようだし、その時に「苦痛を引き受けるもう一人の自分」を作り出したと言うなら、それはそれで、説得力があるかもしれない。

でも、結局、2重人格(解離性障害)については被告側は何も主張していないようですね。
まー、2重人格を主張しても、それが受け入れられるとは思えなかったのかな?
多重人格を主張した自称声優の事件でも、結局は多重人格は否定されましたしね。

だとすると、精神鑑定を行った精神科医をも騙すほどの演技力だったと言う事なのかな?

このあたりは、控訴審ではっきりするでしょう。

被告は若くから不幸な人生だったかもしれないけど・・・行動力は人並み以上にあるように見えるので、抜け出そうとすれば、抜け出せたんじゃないのかな?
借金の半分が奨学金だったと言う事だけど、何の奨学金だったのだろう?
高校かな?でも、高校卒業後にイラストレーターにすぐになったと言うのも、ちょっと難しいんじゃない?

19歳の時に母親が保険金殺人で逮捕されているから、その時には独立しているんだろーね。義父はさんざん虐待を受けているから、今更、同居なんてかんがえられないし。

やはり、高校卒業後にイラストの専門学校に進み、そこで奨学金を借りたと言うあたりなのかな?
でも、イラストの収入が月収8万円だもの、経済的には苦しいよね。
普通にフルタイムでアルバイトすれば、倍ぐらい稼げたのでは?
イラストに拘る理由があったのかな?
しかし29歳ですから、そろそろ現実と向き合うと言うのもあっても良いと思うけど・・・

ただ、この時には既に、逮捕歴もあるし、なかなか普通に就職するのは難しかったのかもしれないけどね。
このあたりの事情は分かりません。

借金については自己破産と言う方法もあったと思うけど・・・他人名義で作った借金は清算されないから、借金が残るんだよね。
イラストレーターとして自立できないような収入になった段階で、見切りを付けて、自己破産して、アルバイトでもフルタイムで働く事ができれば、この事件は防げたのかな?

家庭が崩壊しているから、身近に相談できる人がいなかったと言うのも、事件の遠因かもしれませんね。

何か、選択の結果が悪い方向へと転がってしまっているように見えますね。
どこかでボタンを掛け違ってしまったのかな?

やはり、家庭って大切だよねと思わせる事件ですね。
・・・でも、被告は高校卒業までには問題行動は起こしてないのかな?
(妊娠は虐待の結果だから、本人の問題ではないでしょ?)

だとしたら、独立してからの生活の方が原因なのかな?

参考リンク
少女たちの迷走-児童自立支援施設からの出発
大阪府門真市女性バラバラ事件その2(続報)

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2017/08/10

広島県三原市5歳女児突き落とし事件

6月5日夕方、広島・三原市のスポーツ施設で、5歳の女の子を2階から投げ落として殺害しようとした疑いで、中学3年生の少年(14)が逮捕される事件が起きている。
逮捕された、三原市の中学3年生の少年は、5日午後6時すぎ、三原市のスポーツ施設で、5歳の女の子を抱え上げて2階まで連れて行き、投げ落として殺そうとした疑いが持たれているとの事。

女の子は、一時意識を失っていたものの、その後意識を回復し、あごの骨を折るなどの重傷を負ったが、命に別条はなかった。
警察の調べに対し、少年は容疑をおおむね認めていて、「女の子が足にまとわりついてむかついた」と話しているとの事。
少年と女の子に面識はなく、警察は、犯行のくわしい経緯や動機を慎重に捜査しているとの事。

警察によりますと、男子生徒は母親とスイミングスクールに来ていましたが、スイミングスクールのレッスンを終えたあとだった。事件当時、母親は別の場所にいたとの事。
調べに対し、殺意は否認していて「女の子がまとわりついてむかついた。痛め付けるつもりだった」と話しているとの事。

施設職員によると、男子生徒は駆け付けた警察官に「大変なことをした。反省している」と話したとの事。

男子生徒は週1回、スイミングスクールに参加するため施設のプールを利用していたとの事。

同署や施設によると、発生直後に目撃者が「女の子が2階から転落した」と119番通報。
警察官が館内にいた男子生徒を発見して事情聴取。容疑が固まったため6日未明に逮捕したとの事。

男子生徒は特別支援学級に通っており、女児と面識はなかったという。事件直前、1階で女児が男子生徒の足にまとわりつく様子が目撃され、施設内の防犯カメラには、男子生徒が女児を抱き上げて階段を上がる姿などが映っていた。

こんな事件です。
この後、どうなったかの情報が出てこないので、少年が現状どんな状況なのか知りたいですね。
普通だと少年審判になると思いますが、そのあたりの情報もありません。

さて、この事件、第一報を聞いた時は、「なぜ?」と思いましたが・・・後になって、少年が特別支援学校の生徒だと言う情報で、健常児と同じ基準で考える事はできない事件だと思いました。

特別支援学校は全国にあって、数がわかりませんが、各県に数校ぐらい有ると思います。
なので意外に身近な存在だったりします。

概要としては、一般に障害児童の専門校と言う事でしょうね。このあたりの詳細はwikiなどで調べてもらった方が良いですね。
障害の内容も多岐にわたり、視覚、聴覚、四肢、知的障害となっています。
もちろん、併発している重篤な場合もありますし、一見して障害者と分からない場合もあります。

この事件では、外見上の障害について情報がありませんし、5歳女児でも、たぶん15kgぐらいの体重があると思うので、それを抱えて、2階に持ち上げた点などを考えると、少なくとも四肢に障害があるタイプでわなさそうですね。

なので、知的障害の単独、あるいはその他との多重障害の可能性が高いのかな?
しかし、警察が逮捕しているので、明らかに責任能力に問題があるほど、重度の障害ではないのでしょう。
普通学校に通級できるボーダーが知能指数70ぐらいでしょうか。
そのあたりから考えると、この少年も健常児にくらべて、知能指数は低かっただろうと思われます。
ただ、母親がスイミングスクールへ連れて行き、目を離す事ができるぐらいなので、普段から暴力的な問題行動がある少年では無いと思います。

一部では、少年は体に触れる事が嫌いだったと言う事で、パニックになったと言うか、どう対応したら良いのか分からずに「懲らしめようと思ってしまった」のではないかな?

もともと、判断力が実年齢に対して、かなり低いので、このような過ちもおかしくはないと思います。

まーこのあたり、本人を知らないので推測でしかありません。

私の印象だと、凶悪事件に限っていえば、知的障害者が事件を起こす確率よりも、遙かに高い確率で被害者になると言う印象です。
相模原の障害者虐殺事件は酷い事件でしたね。

私の記憶にある、過去の知的障害者が起こした事件だと(障害の程度については不明)
1)2008年の東京府中市のホームレス殺人事件の36歳男性
2)2014年の神奈川県厚木市下荻野5歳男児餓死事件の36歳男性、この事件の被告は知能指数69と言われています。
3)2008年の千葉東金市女児殺害事件の21歳男性

調べれば他にもあるかもしれませんが、とりあえず、こんなところですね。

軽犯罪については、累犯障害者と言う、刑務所を生きる場所に選んでしまうと言うか、そこでしか生きられない障害者も多いですね。
詳しくは「累犯障害者 獄の中の不条理」がお勧めです。

色々書きましたが、私の言いたい事は
健常人には健常人の生活と幸せがあり、障害者には障害者の生活と幸せがある。
そして、同じ空間でどちらも生活しているんですよね。

なので、このような事故のような事でそれぞれが不幸になるような事が無い社会を目指したいと思います。
落とされた女児も可愛そうだし、落とした少年も可愛そうです。

この事件も、支援学校や支援施設の中では起きない事件だと思うんですよ。
なぜなら、それらの場所では先生や施設の人間が、注意して見ているから。
おかしな行動を起こそうとすれば、止めていたと思います。

事件の起きたスポーツ施設で、この少年が知的障害者だと知っている人間は何人いたのだろう?
もし周囲の人間がそれを知っていたら、少年の表情や言動などから異変を察知するする事ができたかもしれません。
あるいは、女児に対しても家族から注意があったかもしれませんよね。

再発防止策については、専門家にまかせるしかありませんが、まちがっても、「知的障害者は利用不可」なんて結論にはなって欲しくありません。

最後になりましたが、この少年が知的障害者であると言うのは、あくまで私の推測であって、それを裏付ける報道情報はありません。
なので、もし知的障害であるのならば、と言う仮定の話ですね。

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2017/05/30

大阪府大阪市都島区私立幼稚園放火事件

5月30日(火)午前8時20分ごろ、大阪市都島区都島南通2丁目の私立育生(いくせい)幼稚園で火災が起きていると、女性職員から119番通報する事件が起きている。

園舎の倉庫内にあった衣服などが焼け、園児11人と教職員7人が避難した。けが人はなかったとの事。
同園では16日(火)にも棚などが焼ける火災があり、いずれも火の気がないことから、府警は放火事件とみて調べるとの事。

都島署と市消防局によると、3階講堂のステージ裏にある倉庫付近から火が出て衣装や人形、床が焼けたとの事。
消防が約1時間20分後に消し止めたとの事。

園では16日午後7時20分ごろにも、2階教室の棚から煙が出ていると警備会社から消防に通報があった。
棚の一部や段ボール箱、塗料缶などが焼け、警備員が消し止めた。出火当時は教職員らがおり、防犯カメラの映像などから外部から人が入った形跡は確認できていないとの事。

園長は「考えたくはないが、状況からみて内部の人の可能性もあると思う。徹底的に調べてもらいたい」と話したとの事。
防犯カメラを増設する予定との事。

こんな事件ですね。
状況から内部の人間の犯行の可能性と・・・つまり、犯人にとってかなり不利な犯行ですよね。
内部の犯行だとすれば、その時間に建物内にいた人物に限定されてしまうわけで、犯人にとってはかなり不利ですよね。

それでも、犯行を行っている、しかも2度目は園児がいる時間帯での犯行ですから、そうとう追い詰められているんでしょうね。

でも、一方で、火は消せる範囲での犯行です。園舎の映像を見ると、鉄筋コンクリート3階建てかな?
教室の床はフローリングですね。
ガソリンや灯油などを使えば、消火が難しい状態になると思いますが、どうやらそういった燃料などは使用していないようですし・・・

とりあえず、手元にあるライターなどで、燃えそうな物に着火しているだけみたいですね。

1度目は午後7時過ぎで、園児がいない時間帯ですから、園児を狙ったわけでは無いのでしょうね。
つまりは園自体に放火したい理由があったんでしょう。

2度目は園児のいる時間帯になってます。これは騒ぎを大きくしたかったと言うあたりなのかな?
このあたりは何とも言えないのですが、放火によって何かのメッセージを伝えようとしているのか?

あるいは、単純にストレス発散の為なのか?

偶然かもしれないけど、2件とも火曜日なんですよね。

いずれにせよ、関係者は引き続き注意が必要ですね。

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2017/05/27

千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その15(起訴)

5月26日、容疑者が起訴されました。
千葉地検は26日、同じ小学校の元保護者会長男性容疑者(46)を殺人、強制わいせつ致死、わいせつ略取誘拐、死体遺棄罪で千葉地裁に起訴した。

1)起訴状によると、手錠などの拘束具を使って、女児(9)の自由を奪った上で犯行に及んでいた可能性があるとの事。

2)警察と検察は被害女児の名前を伏せて匿名で発表していますが、女児の父親は5月26日、「実名で報道してほしい」と訴えたとの事。

3)県警捜査本部などによると、女児は3月24日午前8時過ぎ、修了式出席のため自宅を出たまま行方不明になった。遺体は26日午前6時45分ごろに見つかった。首にはひも状のもので絞められた薄い痕があり、胃の内容物などから24日昼ごろまでに殺害された可能性が高いとみられるが、連れ去りや殺害の場所、凶器は特定されていない。また、衣服やランドセルは、遺棄現場から20キロ近く離れた茨城県坂東市の利根川河川敷で発見されたとの事。

4)被告所有のキャンピングカー内にあった所持品数点から、女児のものとみられるDNA型が検出されたが、車内の状況からこの車が殺害現場になった可能性は低いとの事。キャンピングカーの中でネクタイが見つかり、ネクタイからは女児のDNA型が検出された。ネクタイの形状や遺体の状況から女児の口を押さえつけた疑いがある。また軽乗用車の後部座席から女児の血液が採取されたといい、車内で殺害された可能性があるとの事。

5)捜査関係者によると、容疑者は逮捕後、黙秘を続けているが、遺体に容疑者の唾液が付着していたことなど複数の状況証拠があり、地検は、女児殺害に関与した人物は渋谷容疑者以外にいないと判断したとの事。

6)容疑者の認否について、地検は黙秘しているかを含め明らかにしていない。

7)地検は、収集した客観的証拠を踏まえ、被告がわいせつ目的で犯行に及んだ上で、女児を死に至らしめたと捉え、1つの行為が複数の罪を構成する「観念的競合」という概念に当てはまると判断。殺人と強制わいせつ致死の両罪を適用した。事件の悪質性と流れを明確にする狙いがあるものとみられるとの事。

こんなところですね。
起訴されていよいよ公判になるわけですが・・・難しい裁判になるかもしれませんね。
今回起訴された罪状は以下の4つです。
A)殺人
B)強制わいせつ致死
C)わいせつ略取誘拐
D)死体遺棄罪

A)の殺人とB)の強制わいせつ致死は、女児の死亡に被告が関係した事を合理的疑いが無いぐらいに立証しなければなりません。

C)わいせつ略取誘拐
拉致する瞬間の映像がドライブレコーダーにあるけど、映像の人物が本人か?と言うあたりは争われるかも?
わいせつの部分については、遺体が全裸だった事などから強く推定されるかな。

D)死体遺棄
遺体から被告のDNAが出ているが・・・それは、C)のわいせつ略取誘拐の時に付着したと主張できますね。
事件前に遺体にDNA付着と言うのは説明が難しいでしょ?前日以前の場合、入浴で洗い落とされるから、当日に付着したと説明するしかないわけで、家を出て数分で拉致された女児にどこで接触したのか?を説明できるか?がポイントかな?

なので、逮捕以降これまで黙秘をしている被告としては、起訴内容を全て否認する可能性が高いと思います。
その中で検察は本命の殺人を合理的疑いが無いぐらいに立証しなければならない。

しかも、顔見知りで車の指紋やDNAが事件以前に付着した物であると被告が主張する事も予想されるわけで、結構、難しいかもしれませんね。

ポイントは遺体遺棄時、13時以降に被告の軽自動車を運転していたのが被告であるかどうか?が重要なポイントになるのかな?
ここは、ガソリンスタンドの作業員や防犯カメラの映像などが決め手になるかもしれません。その他、ドライブレコーダーの映像とかね。

検察としては、「事件は単独犯で被告以外に事件に関わった人物は居ない」と言う前提条件から、遺棄したのが被告であるならば、略取したのも被告であり、遺体が全裸な事から略取の目的がわいせつ目的で有る。そして、その拉致から遺体遺棄まで他の人物が関わっていないなら、死亡に関わったのは被告しかありえない。
つまり、わいせつ致死と殺人を被告が行ったという論法を主張するんでしょうね。

弁護側はどういった主張をするのか?
全面否認も一つの方法だけど・・・普通ならそうするけど・・・その場合、一つのロジックが破綻すると、主張の信憑性を疑われる事になります。

遺棄してないと否認した時、でも車は被告が運転していた証拠や証言が出てくると、まずい状況になるので、判断が難しいところですね。
かと言って、略取だけしましたと認めたところで、では、誰が遺体を遺棄したのか?と言う事を説明できないといけないので、そうすると、「共犯者や真犯人がいる」と説明しなくてはならず、それはそれで結構、ハードルは高いかもしれません。

検察側、弁護側、五分五分の戦いになるかもしれません。無罪の可能性もありますね。
検察側が決め手になる隠し球をもっているのか?に注目ですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その14(殺人容疑で送検)

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