2017/05/30

大阪府大阪市都島区私立幼稚園放火事件

5月30日(火)午前8時20分ごろ、大阪市都島区都島南通2丁目の私立育生(いくせい)幼稚園で火災が起きていると、女性職員から119番通報する事件が起きている。

園舎の倉庫内にあった衣服などが焼け、園児11人と教職員7人が避難した。けが人はなかったとの事。
同園では16日(火)にも棚などが焼ける火災があり、いずれも火の気がないことから、府警は放火事件とみて調べるとの事。

都島署と市消防局によると、3階講堂のステージ裏にある倉庫付近から火が出て衣装や人形、床が焼けたとの事。
消防が約1時間20分後に消し止めたとの事。

園では16日午後7時20分ごろにも、2階教室の棚から煙が出ていると警備会社から消防に通報があった。
棚の一部や段ボール箱、塗料缶などが焼け、警備員が消し止めた。出火当時は教職員らがおり、防犯カメラの映像などから外部から人が入った形跡は確認できていないとの事。

園長は「考えたくはないが、状況からみて内部の人の可能性もあると思う。徹底的に調べてもらいたい」と話したとの事。
防犯カメラを増設する予定との事。

こんな事件ですね。
状況から内部の人間の犯行の可能性と・・・つまり、犯人にとってかなり不利な犯行ですよね。
内部の犯行だとすれば、その時間に建物内にいた人物に限定されてしまうわけで、犯人にとってはかなり不利ですよね。

それでも、犯行を行っている、しかも2度目は園児がいる時間帯での犯行ですから、そうとう追い詰められているんでしょうね。

でも、一方で、火は消せる範囲での犯行です。園舎の映像を見ると、鉄筋コンクリート3階建てかな?
教室の床はフローリングですね。
ガソリンや灯油などを使えば、消火が難しい状態になると思いますが、どうやらそういった燃料などは使用していないようですし・・・

とりあえず、手元にあるライターなどで、燃えそうな物に着火しているだけみたいですね。

1度目は午後7時過ぎで、園児がいない時間帯ですから、園児を狙ったわけでは無いのでしょうね。
つまりは園自体に放火したい理由があったんでしょう。

2度目は園児のいる時間帯になってます。これは騒ぎを大きくしたかったと言うあたりなのかな?
このあたりは何とも言えないのですが、放火によって何かのメッセージを伝えようとしているのか?

あるいは、単純にストレス発散の為なのか?

偶然かもしれないけど、2件とも火曜日なんですよね。

いずれにせよ、関係者は引き続き注意が必要ですね。

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2017/05/27

千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その15(起訴)

5月26日、容疑者が起訴されました。
千葉地検は26日、同じ小学校の元保護者会長男性容疑者(46)を殺人、強制わいせつ致死、わいせつ略取誘拐、死体遺棄罪で千葉地裁に起訴した。

1)起訴状によると、手錠などの拘束具を使って、女児(9)の自由を奪った上で犯行に及んでいた可能性があるとの事。

2)警察と検察は被害女児の名前を伏せて匿名で発表していますが、女児の父親は5月26日、「実名で報道してほしい」と訴えたとの事。

3)県警捜査本部などによると、女児は3月24日午前8時過ぎ、修了式出席のため自宅を出たまま行方不明になった。遺体は26日午前6時45分ごろに見つかった。首にはひも状のもので絞められた薄い痕があり、胃の内容物などから24日昼ごろまでに殺害された可能性が高いとみられるが、連れ去りや殺害の場所、凶器は特定されていない。また、衣服やランドセルは、遺棄現場から20キロ近く離れた茨城県坂東市の利根川河川敷で発見されたとの事。

4)被告所有のキャンピングカー内にあった所持品数点から、女児のものとみられるDNA型が検出されたが、車内の状況からこの車が殺害現場になった可能性は低いとの事。キャンピングカーの中でネクタイが見つかり、ネクタイからは女児のDNA型が検出された。ネクタイの形状や遺体の状況から女児の口を押さえつけた疑いがある。また軽乗用車の後部座席から女児の血液が採取されたといい、車内で殺害された可能性があるとの事。

5)捜査関係者によると、容疑者は逮捕後、黙秘を続けているが、遺体に容疑者の唾液が付着していたことなど複数の状況証拠があり、地検は、女児殺害に関与した人物は渋谷容疑者以外にいないと判断したとの事。

6)容疑者の認否について、地検は黙秘しているかを含め明らかにしていない。

7)地検は、収集した客観的証拠を踏まえ、被告がわいせつ目的で犯行に及んだ上で、女児を死に至らしめたと捉え、1つの行為が複数の罪を構成する「観念的競合」という概念に当てはまると判断。殺人と強制わいせつ致死の両罪を適用した。事件の悪質性と流れを明確にする狙いがあるものとみられるとの事。

こんなところですね。
起訴されていよいよ公判になるわけですが・・・難しい裁判になるかもしれませんね。
今回起訴された罪状は以下の4つです。
A)殺人
B)強制わいせつ致死
C)わいせつ略取誘拐
D)死体遺棄罪

A)の殺人とB)の強制わいせつ致死は、女児の死亡に被告が関係した事を合理的疑いが無いぐらいに立証しなければなりません。

C)わいせつ略取誘拐
拉致する瞬間の映像がドライブレコーダーにあるけど、映像の人物が本人か?と言うあたりは争われるかも?
わいせつの部分については、遺体が全裸だった事などから強く推定されるかな。

D)死体遺棄
遺体から被告のDNAが出ているが・・・それは、C)のわいせつ略取誘拐の時に付着したと主張できますね。
事件前に遺体にDNA付着と言うのは説明が難しいでしょ?前日以前の場合、入浴で洗い落とされるから、当日に付着したと説明するしかないわけで、家を出て数分で拉致された女児にどこで接触したのか?を説明できるか?がポイントかな?

なので、逮捕以降これまで黙秘をしている被告としては、起訴内容を全て否認する可能性が高いと思います。
その中で検察は本命の殺人を合理的疑いが無いぐらいに立証しなければならない。

しかも、顔見知りで車の指紋やDNAが事件以前に付着した物であると被告が主張する事も予想されるわけで、結構、難しいかもしれませんね。

ポイントは遺体遺棄時、13時以降に被告の軽自動車を運転していたのが被告であるかどうか?が重要なポイントになるのかな?
ここは、ガソリンスタンドの作業員や防犯カメラの映像などが決め手になるかもしれません。その他、ドライブレコーダーの映像とかね。

検察としては、「事件は単独犯で被告以外に事件に関わった人物は居ない」と言う前提条件から、遺棄したのが被告であるならば、略取したのも被告であり、遺体が全裸な事から略取の目的がわいせつ目的で有る。そして、その拉致から遺体遺棄まで他の人物が関わっていないなら、死亡に関わったのは被告しかありえない。
つまり、わいせつ致死と殺人を被告が行ったという論法を主張するんでしょうね。

弁護側はどういった主張をするのか?
全面否認も一つの方法だけど・・・普通ならそうするけど・・・その場合、一つのロジックが破綻すると、主張の信憑性を疑われる事になります。

遺棄してないと否認した時、でも車は被告が運転していた証拠や証言が出てくると、まずい状況になるので、判断が難しいところですね。
かと言って、略取だけしましたと認めたところで、では、誰が遺体を遺棄したのか?と言う事を説明できないといけないので、そうすると、「共犯者や真犯人がいる」と説明しなくてはならず、それはそれで結構、ハードルは高いかもしれません。

検察側、弁護側、五分五分の戦いになるかもしれません。無罪の可能性もありますね。
検察側が決め手になる隠し球をもっているのか?に注目ですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その14(殺人容疑で送検)

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2017/05/24

東京都江戸川区高3女子高生殺人事件その4(一審判決)

一審判決は無期懲役です。
5月23日、東京地裁で、裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡したとの事。

裁判長は「首を絞められて苦しむ女性に興奮する性癖があることから、犯行の目的は、被害者の首を絞めて暴行することにあり、身勝手極まりない」と指摘した。
「執拗(しつよう)で残忍、動機は身勝手極まりない」と批判したとの事。

被告は最終意見陳述で、「有期刑か遺族の求める死刑ならよいが、無期懲役だけはいやです」などと述べていたとの事。

東京地裁は「心臓音を確認しつつ、さらに首を絞めていて、執拗で残忍な犯行」「将来を絶たれた無念の思いは察するに余りある」と指摘したとの事。
また、遺族が死刑を望んでいることに理解を示したうえで、「被害者が複数ではなく、自首が成立している」、「死刑の適用は慎重に行わなければならない」、「公平性の確保にも留意が必要」として、無期懲役を言い渡したとの事。

判決後、審理に参加した裁判員のうち3人が会見した。30代の女性は「被害者に気持ちが寄り添ってしまうのが正直なところだが、公平に見るよう自分に言い聞かせた」と話したとの事。
別の報道では
30代の男性裁判員は「(被害者名が)実名であることで人が亡くなったとより重く感じた」と語った。また、30代の女性補充裁判員は「名前が呼ばれるたびにその子がどんな子だったかと思い、感情移入した」と振り返った。

父親(48歳)と、母親(49歳)と姉(23歳)が判決後に記者会見したとの事。

父は「(※死刑基準の)永山基準が一つの大きな壁になったかなと率直に思いました」と語ったとの事。

「他の事件との公平性といいますが、こういう犯行が行われて、犯人が裁判中にこういう態度を取っている…同じ事件ってないはずなんですよ」「被害者が1人でも死刑になったケースはあります。じゃあ、被害者の場合、どんな事情があれば死刑になったのかを逆に聞いてみたいです」

被告人は初公判で起訴内容を認め、「申し訳ございません」と謝罪したが、その言葉をどう受け止めたのか。

遺族は「反省は感じられなかった」と声を揃えたとの事。
最も気になったのが、捜査段階での調書と、法廷での証言が食い違っていたことだという。「ウソだろと声を大にして言いたかった」と裕見子さん。

実名での裁判について記者会見で母親はこう話した。
「事件が起きたとき、実名も年齢も、住んでる地域も、警察発表以上に報道されました。ところが、実名で裁判すると、なぜ騒ぎ立てるのか。マスコミからの質問が多いことに驚いています」

古い情報ですが、5月16日の被告人質問での情報
弁護側の被告人質問に対し、被告は「人生で友人は1人しかいなかった。彼はアニメやゲームに相当傾斜していたので気が合った」などと話したとの事。
また、中学生時代には同級生から無視される“いじめ”を受けたとした。
両親が別居して母親と同居したが、母親からは愛されず、高校卒業後に専門学校に入学後に独り暮らしを始めたとの事。

「バイトでは生活費などが足りず、消費者金融から100万円以上の借金があった。高血圧や、それによる心筋梗塞などの病気もあったとの事。
自暴自棄になり、自殺か連続殺人をして死刑になろうと考えた」と事件までの経緯を語ったとの事。
被害者を狙った経緯については、「たまたまバイト先の同僚の中で一番話しやすかったためで、恋愛感情などはなかった。次の事件までの生活費として金品を盗んだ。しかし、事件を起こして“すっきり”したので、(自殺も別事件も起こさず)自首した」などと述べたとの事。

こんなところですね。
裁判では、検察側の主張する動機は認められていますね。
「首を絞められて苦しむ女性に興奮する性癖があることから、犯行の目的は、被害者の首を絞めて暴行することにあり、身勝手極まりない」
なので、強盗殺人+強姦未遂だったと言う事ですね。

で、判決理由は
1)被害者が1人。
2)自首が成立している。
3)公平性。

ご遺族の記者会見でも出ていますが、永山基準が最初のハードルです。
ただ、今回は罪状に強の字が一つ、未遂分も含めると、二つあるので、極刑の可能性はゼロでは無かったかもしれません。
一方で自首が成立している点で減刑されたとすると、未遂分の強の字が一つ消えるぐらいは減刑されたのかもしれませんね。

公平性は難しいところですね。
過去の事件で被害者1人で死刑判決が出ているのは、私の記憶にあるのでは
A)2008年の三島女子大生強姦殺人事件(拉致、強姦、生きたまま焼殺)
B)2009年の千葉大女子大生殺害放火事件(強盗殺人、出所後に強盗事件、強盗強姦未遂事件3件などを起こしている)

一方で一審で死刑、二審で無期懲役になったのが
C)有名な愛知闇サイト女性殺人事件(強盗殺人、性的暴行については未遂)
一審では2人に死刑判決が出たのですが、1人は控訴を取り下げ死刑執行、もう1人は控訴して無期懲役になっています。

で最初から無期懲役なのが
D)こちらも有名な江東区神隠し事件(性奴隷にしようと拉致したが殺害、解体して下水に遺棄した)
判決理由は
「被害者が1人の事案では、ほかの判断要素で強度の悪質性が必要」。
(1)犯行態様は残虐極まりないとまではいえない
(2)事前に殺害のための凶器を用意しておらず、殺害は計画的ではない
(3)拉致後、当初の目的だったわいせつ行為はしていない
(4)前科もなく、謝罪の態度を見せている

こんな感じです。
何とも言えませんが、強姦が既遂だったら極刑になった可能性はあると思います。
その場合でも、自首の減刑分があるので、やはり、自首が成立してしまうと極刑は難しい気がしますね。

さて、一審判決を受けて控訴するのか?が次のポイントですね。
元々、連続殺人で死刑になりたかったと話していたようですが、自殺も事件も起こさずに自首してますね。
死刑になる為に起こした事件で判決は無期懲役です。

死刑にならないから控訴と言うのは無いでしょうが、ちょっと、最後の意見陳述と矛盾すると思う。
「有期刑か遺族の求める死刑ならよいが、無期懲役だけはいやです」

自首した段階で「死ぬ事」を放棄したんでしょうね。
理由は「すっきりしたから」その理由もちょっと理解不能ですが・・・
いずれにせよ、無期懲役なら社会に復帰するわけで、それまでに、更生できるのか?が問題ですね。

最後に亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

参考リンク
東京都江戸川区高3女子高生殺人事件その3(公判開始)

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2017/05/22

千葉県松戸市金ヶ作公園通り魔事件

5月21日(日)午前11時20分頃、千葉県松戸市常盤平の金ヶ作(かねがさく)公園で、「包丁を振りかざしている男がいる」と110番通報する事件が起きている。

県警や消防によると、1人が切りつけられるなど計5人の男性が負傷し、病院に搬送された。県警は、殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕したとの事。

松戸東署の発表によると、男は、自称同市常盤平、無職男性容疑者(34)で、公園内で70歳代の男性の背中を包丁で切りつけ、殺害しようとした疑い。男性の命に別条はないとの事。

目撃者らによると、切りつけられた男性は公園内の野球場に逃げ込んだ。追ってきた容疑者がベンチからバットを持ち出して振り回し、制止しようとした野球チームのメンバーら4人(45~63歳)を殴ったとの事。

容疑者と包丁で切りつけられた男性は血まみれの状態だったとの事。

近くに住む男性会社員(27)によると、容疑者は、公園西側にある団地の5階から「殺してやる」などと叫びながら階段を下り、公園に向かったとの事。
「ベランダにいたら突然怒号が聞こえ、びっくりした」(男性会社員談)との事。

その後、容疑者は70代の男性を持っていた包丁で切りつけたとみられるとの事。
男性が容疑者から包丁を奪い、血まみれとなった2人は公園の南西側から野球場のグラウンドに入ってきたとの事。

「突然、血まみれの人が2人、公園に入ってきて何が何だか分からなかった」と野球の試合に参加していた松戸市の会社員男性(54)。
1人が包丁を持っていたため、バットやグラウンド整備用のトンボなどを持って包丁を置くよう説得したとの事。
「『オレは犯人じゃない』と言っていた」との事。

その後、容疑者は一塁側ベンチにあったバットを奪って振り回し、「オラオラ」などと周囲を威嚇して数人にけがを負わせた後、公園から出ていこうとしたが取り押さえられ、間もなく駆けつけた警察官に身柄を引き渡されたとの事。
「取り押さえられた時は錯乱した様子だった。『関係ないだろう』などと警察官に食ってかかっていた」との事。

松戸東署によると、逮捕されたのは自称同市常盤平3、無職、男性容疑者(34)。「私がやったことに間違いない」と容疑を認める一方、その後の状況については「覚えていない」と話しているとの事。
高齢男性は重傷、他の4人は軽傷。県警は4人に対する傷害などの容疑でも捜査を進めるとの事。

同署などによると、容疑者は高齢男性を刺した後に包丁を手放したが、公園内の野球場にあったバットを奪って振り回し、取り押さえようとした男性らにけがをさせたという。容疑者と高齢男性との間に面識やトラブルなどはなかったとみられるとの事。

捜査関係者によると、容疑者は左腕に肉がえぐられるような大けがをしており、自宅がある団地の階段には多数の血痕が残っていた。署は容疑者がマンションで自分の腕を切るなどした後、公園に向かったとみて調べているとの事。

その後、容疑者が警察の調べに対し、「殺してやろうと思った。誰でもよかった」などと供述しているとの事。

こんな事件ですね。
時々、自暴自棄になって「誰でも良いから殺そう」と事件を起こす人はいるのですが・・・ちょっと、今回の事件は様子が変ですね。
犯行時に正常な判断力があったのか?疑わしいですね。

事件報道で初期の報道に誤報が多いのはいつもの事なので、報道情報の中には誤報も含まれているかもしれません。
ただ、現場に居合わせた人物(目撃者)による証言などにも、容疑者のおかしな言動があるので、やはり、精神鑑定などが必要かもしれませんね。
あるいは、薬物の影響などの可能性もあると思います。

とりあえず、おかしな言動をリストアップ(時系列)すると
1)「殺してやる」犯行直前に自宅マンション5階での叫び。
2)「オレは犯人じゃない」取り囲まれて説得された時の言動。
3)「関係ないだろう」警察官に引き渡された時の言動。
4)「覚えていない」逮捕後の言動。
5)「殺してやろうと思った。誰でもよかった」この逮捕後の発言が逆に妙に思える。

1)から4)までが、どうも、正常な判断力が無い状態だったように見えるのですが・・・5)になって一転して、「誰でも良かった」って言うのがちょっと違和感がありますね。

容疑者の生活環境が分かりませんからなんとも言えない部分ではありますが・・・
34歳なので、健康なら仕事をしているはずだと思います。それが無職と言うのは何か仕事ができない事情があるのか?
犯行前に自傷と思われる傷を付けている部分も、これから犯行を行うのには、説明できないですよね。

なので、薬物やメンタル、脳の問題などで正常な判断力が無い状態で、幻覚妄想状態で犯行を行った疑いもありますね。

「殺してやろうと思った。誰でもよかった」と言う自暴自棄の心境で、薬物などを使用し、幻覚状態で犯行を行ったと言うのも、可能性としては有りだと思います。

とりあえず、もうすこし容疑者の情報が欲しいですね。
この事件は予測できたのか?そのあたりが知りたいです。

続報を待ちましょう。

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2017/05/17

東京都台東区女子高生殺人放火事件

5月4日午前8時35分ごろ、東京都台東区上野桜木のマンションを訪れた住民の知人から「火事です」と110番通報する火災があった。
消防が駆けつけ、火はおよそ50分後に消し止められたが、4階建てマンションの2階の一室が全焼。焼け跡から女性が発見され、搬送先の病院で死亡が確認されたとの事。

死亡したのは住人で都立高3年の女性(17)。
警視庁少年事件課は殺人容疑で、東京都墨田区の高校3年の少年(18)を逮捕する事件となっている。

捜査関係者によると「布団に火をつけた」などと話し、容疑を認めている。
少年は女性と同じ高校の同学年で、「交際関係にある」と説明。同課は事件以前の2人のトラブルは把握していないといい、動機や事件の経緯を慎重に調べるとの事。

火災は4日午前8時半ごろ発生。2階の一室から出火し、女性が搬送先の病院で死亡した。
捜査関係者によると、女性は救出時、母親の部屋の焼けた布団の横で倒れており、この部屋が最も激しく燃えていたとの事。
目立った外傷はなく、同課は死因の特定を進めているとの事。

女性は3人暮らしだが、女性の家族は3日夕から関西方面へ出掛けていたとの事。

少年の逮捕容疑は5月3日午後8時半から4日午前8時35分までの間、女性の自宅かその周辺で手段不明の暴行を加えた上、女性の自宅を出火させるなどして死亡させたとしているとの事。

捜査関係者によると、少年の供述はあいまいな点もあるというが、「手で首を絞めた」といった趣旨の説明もしているとの事。
また、3日は女性と2人で映画に出掛けた後にマンションまで送り届け、4日朝に改めて女性宅を訪れてたとの事。

出火後は少年が110番通報し、「マンションを訪れたら煙が出ていて女性を助けようと中に入った」などと話していたとの事。
少年も煙を吸って病院に搬送されたが、説明に不自然な点があったことなどから、退院後の13日に事情を聴いたところ、認める供述をしたとの事。

別の報道では
駆けつけた警察官らに「女性の家を訪ねたら、焦げ臭いにおいがした。開いていたベランダの窓から中に入ろうとしたら煙が出てきた」などと説明。自らも煙を吸っており、病院に搬送されたとの事。

通報時、少年は駆け付けた警察官らに「訪ねて行ったら玄関の鍵が閉まっていた。開いていたベランダから入った」と話したとの事。

同じマンションに住む60歳代の女性は「火災直後、少年が泣きながら、消防隊員に『中に人がいる』と訴えていたと話したとの事。

当初の供述では、首を手で締めたと話していた。

司法解剖で死因は特定できなかった。

遺体にはすすを吸い込んだ跡が見られないとの事。

捜査関係者によると、少年は「布団に火を付けた」と供述。女性は自宅マンション一番奥の部屋で布団の横であおむけに倒れていた。
遺体の背中には、やけどの痕が少ないことも判明。少年は「首を絞めた」とも話しており、同庁は放火した際に女性が既に死亡していた可能性もあるとみているとの事。

少年は4日の午前8時半ごろに女性の家に向かう姿が確認されていて、その直後に火事が起きていたとの事。

少年は事件前に、「油での火のつけ方」「油燃える」「道に生えている毒草」などと携帯電話でインターネット検索していたことが分かったとの事。

少年はこの通報の約25分前の午前8時過ぎに、女性の自宅の最寄り駅で電車を降りていたことが分かった。
さらに、その後、通報の15分ほど前の午前8時15分ごろには、女性のアルバイト先のコンビニに立ち寄っていたとの事。

警視庁で少年のスマートフォンを解析したところ、交際上の悩みに関するメッセージのやり取りのほか、「油での火の付け方」など放火をうかがわせる文言の検索履歴や、「道に生えている毒草」などの検索履歴も確認されたとの事。

少年が動機について「交際上のトラブルがあった」などと供述していたとの事。
現在は黙秘しているとの事。警視庁によりますと、司法解剖の結果、女性の肺に水が入っていたことも分かりました。
目立った外傷がないことなどから、溺死させた可能性もあるとの事。
部屋の浴槽には水が張ってあったということで、警視庁が慎重に捜査しているとの事。

少年は逮捕前、「(3日に)送って帰る途中、LINEを送ったが既読にならず、心配になり女性の自宅に戻った」などと話していたことが分かった。
少年は「およそ1時間後の午後9時40分頃、再び女性の自宅を訪れたものの、インターホンも鳴らさずに帰宅した」と話していたとの事。
午後11時ごろに自宅に戻っていたとみられ、空白の3時間の状況を調べているとの事。

少年は、逮捕翌日から「黙秘します」と供述を拒んでいるとの事。

警視庁によりますと、少年は当初、「手で首を絞めて殺した」と話していが、通常、首を絞められた場合、首の骨が折れたり痕が残る。司法解剖の結果、女性の首には損傷がなかったことが分かったとの事。

時系列
数日前  少年がスマホで「油での火の付け方」の検索履歴が残っていた。
05月03日
昼間? 女性と少年が二人で映画に出かけた。
夕方 女性の家族が関西方面に旅行に出かける。
20:30頃 少年と女性が一緒に女性のマンションに戻り、少年が帰宅(と証言している)
21:40頃 再び女性の自宅を訪れたが、インターホンも鳴らさずに帰宅(と証言している)
23:00頃 少年が自宅に戻っていたと見られる。
05月04日
08:10頃 少年が女性宅の最寄り駅に電車を降りる。
08:15頃 少年が女性のアルバイト先のコンビニに立ち寄る。
08:30頃 出火
08:35頃 少年が女性宅から110番通報。(ベランダから入ろうと窓を開けたら煙が出てきた)
09:25頃 鎮火(通報から50分に鎮火と推定)
その後  焼け跡から女性が発見、搬送先の病院で死亡が確認された。少年も煙を吸って入院。
05月10日 少年が退院。
05月13日 少年が退院後、事情を聞いたところ、犯行を認める供述をした。
05月14日 少年を逮捕したと発表(14日までに逮捕との報道なので、13日に逮捕の可能性もある)
逮捕後 少年は黙秘している。
05月15日 少年を送検。

こんなところですね。
色々と謎と言うか疑問が多いですね。
疑問点
1)女性はゴールデンウィークの家族旅行になぜ参加しなかったのか?家族にどんな理由を説明したのか?
2)女性の死亡推定時刻は?(現在までに報道されていないようです)
3)扼殺にしろ、溺死にしろ女性が抵抗しない理由が無いけど、どうして防御創や抵抗の痕跡がないのか?
 (遺体からアルコールや薬物は検出されていないのか?)
4)女性のマンションのエントランスには防犯カメラは無いのか?
5)女性の自宅から放火の痕跡は出ているのか?灯油など検出されたのか?
6)ベランダの窓が施錠されていない事をなぜ少年は知っていたのか?
7)少年はなぜ、通報したのか?(通報しない方が少年に有利だったのではないか?)

特に死亡推定時刻が事件の時系列を決定する決め手になると思うのですが・・・
もし、3日の夜に死亡していたのなら、翌朝8時までに死後7時間以上経過しており、遺体に死斑が出ているはず・・・しかも、この段階では体位を変えても死斑は消えない。
だから、搬送された病院でも背中の死斑が確認されたと思うけど・・・(背中に火傷が少なかったとの報道があります)

もし、4日朝の犯行だとすると、出火までの短時間で殺害から放火を行うのは、被害者が意識のある状態では難しいと思います。
かと言って、目立った外傷が無い、どうして女性は無抵抗だったのか?

少年の犯行かどうかはちょっと今の段階では決め手が無いですね。
マンションのエントランスに防犯カメラがあれば、出入りの時刻から不自然な点が浮かび上がるかもしれません。
交通手段に電車を使っているようなので、交通カードの記録なども手がかりになるかもしれません。

他に逮捕前の証言があるので、このあたりがどうなるか?
しかし、逮捕前なので録画はしてないんでしょうね。

捜査の行方に注目しましょう。

最後に亡くなった女性のご冥福をお祈りします。

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2017/05/16

東京都江戸川区高3女子高生殺人事件その3(公判開始)

一審の公判が始まりました。

公判に先立ち、こんな報道がありました。
起訴罪名に強姦未遂が含まれるため、今回の法廷では被害者の名前を匿名にする措置も可能だが、両親は「法廷で被害者の名前が出なければ、事件がなかったことのようになってしまう」と実名の公表を選択したとの事。

被告は、被害者と同じコンビニエンスストアでアルバイトをしていたことがあった。両親は「逮捕後、一部で『2人は交際していた』と報じられたが、事実ではない」と憤る。また被害者は「化粧品のサンプルがあるので家に来ないか」と誘われたと報じられたが、両親は「化粧をしない子だった。被害者の人のいい性格につけ込んで、もっと巧妙なうそで誘われたのではないか」と感じているとの事。

「公判で真実を明らかにし、被害者に『大丈夫、あなたは悪くない』と言ってあげたい」。両親は、被害者参加制度を利用し法廷で意見陳述などもする予定との事。

***ASKAのコメント***
実名報道がご遺族のご希望との事ですが、ASKAの事件簿では従来から匿名での報道にこだわっておりますので、この事件についても、匿名を継続いたします。
***コメントおわり***

5月16日、東京地裁で初公判が開かれた。
被告は「間違いございません。申し訳ございませんでした」と起訴内容を認め、被害者の両親に頭を下げて謝罪したとの事。

争点は公判前整理手続きで量刑に絞られているとの事。

検察側の冒頭陳述によると、被告は生活に困窮するなどして自暴自棄に。アルバイト先のコンビニエンスストアの同僚だった被害者をだまして自宅に誘い込み、平成27年11月12日午後1時20分ごろ、首を絞めて殺害し、乱暴を試みたが失敗した。さらに被害者の財布から現金7500円と生徒証を奪ったとされる。
別の報道では
検察側は冒頭陳述で「被告は(女性の)首を絞めることに興奮を覚える性癖があった。アルバイトをやめた後、自分の人生が思うようにいかないことに自暴自棄になり、性欲を満たし金銭を奪おうと考えた」と指摘したとの事。

弁護側は「両親の別居や友人ができないことなどに悩み、自殺か大事件を起こして死刑になろうと考えた。なぜこう考えるになったかが重要だ」などと述べ、情状酌量を求めたとの事。
別の報道では
弁護側は「被告は持病があったが金に困って治療を受けられず、自殺するか大きな事件を起こして死刑になることを考えるようになっていた」と述べたとの事。

こんなところですね。
さて、争点は量刑と言う事ですね。

罪状は強盗殺人と強盗強姦未遂ですね。
強盗殺人で強の字が一つあります。で未遂で強盗強姦未遂に強の字が二つ。もし、強盗強姦が既遂だったのなら、死亡が一人でも死刑判決も十分見込める罪状ですね。

まー、実際には強盗強姦が未遂なので、強盗殺人にプラスアルファがちょっと期待できると言うあたりでしょうか?

無期懲役か有期刑の上限あたりの攻防になるのだろうか?
量刑は動機が何だったのか?と言うあたりに大きく左右されそうですね。

減刑されそうな要素としては、どうも、自暴自棄になった理由があるんだけど・・・両親の別居とか、友人ができないとかってのもな・・・31歳でしょ?
犯行当時が29歳かな?・・・29歳で両親の別居とか、友人ができないから自暴自棄になったと言われても・・・ちょっと同情できる理由では無いと思う。

一方で、「持病があったが、金に困って治療が受けられない」と言うのはちょっと同情するかもしれないが・・・持病の病名や症状が分からない。
アルバイトを続けていたので、健康上の問題はそれほど深刻では無いように思うけど・・・どうなんでしょうね。

で、今回の報道で一番、気になったのが、強奪した物に「生徒証」がある事。
「生徒証」なんて何に使うの?経済的価値があるとは思えないけど・・・被害者に成りすまして、サラ金からお金をだまし取るには、男性の被告が女性に化けるのは難しいのでは?

それに、年齢が未成年だから、お金は借りられそうもないよね?

なので、「記念品」ぐらいにしかならないと思うけど???
殺害した被害者の「記念品」を残しておくなんて事になると、快楽殺人?との疑いも出てきますよね。

公判の行方に注目しましょう。

参考リンク
東京都江戸川区高3女子高生殺人事件その2(生きる事)
東京都江戸川区高3女子高生殺人事件その4(一審判決)

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2017/05/08

愛媛県今治市連続高齢者殺人事件?

/--第一の事件--/
4月26日(水)13時10分ごろ、愛媛県今治市別宮町6丁目の無職OSさん(81)方で、訪れた女性ヘルパーから「高齢の女性が倒れている」と119番通報があった。今治署員が駆けつけたところ、OSさんは自宅1階の居間に倒れ、既に死亡していた。腹部には幅数センチの刺し傷があり、出血していたとの事。

署によると、OSさんは一人暮らし。部屋が荒らされた形跡は確認されていない、遺書などは見つかっていないとの事。

警察は事件と自殺の両面で捜査していましたが、OSさんは腹以外に背中にも長さ数センチの刺し傷があったことがわかりました。警察は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、付近の防犯カメラの映像を調べるなど捜査しているとの事。

県警は5月3日、司法解剖の結果などからこの事件も殺人と断定し、捜査本部を設置。関連を視野に調べている。

OSさんの友人女性(74)によると、OSさんは交通事故で入院、事件の数日前に退院して自宅に戻ったばかりだったとの事。

/--第二の事件--/
5月3日(水)午前9時ごろ、愛媛県今治市室屋町7丁目の市営住宅で、「切られた人がいる」と通行人から110番通報があった。今治署員が駆けつけると、1階の1室で、この部屋に住む男性OHさん(70)と男性の母親OUさん(92)が背中などから血を流していたとの事。
いずれも重傷だが意識はあるという。けがをした男性は「見知らぬ女に刺された」と話しており、今治署は傷害事件とみて捜査しているとの事。

署によると、男女は2人暮らし。室内に刃物1本が見つかった。通行人は住宅そばにいて通報を頼まれたとの事。現場は今治市役所の北側約1キロ。
OUさんは胸を刺され、搬送先の病院で約8時間後に死亡。OHさんも背中を切られ、重傷を負った。女は刃物を残して逃走しており、県警は殺人容疑などで今治署に捜査本部を設置し、行方を追っている。

市営団地の南西約370メートルの民家では4月26日、一人暮らしの無職OSさん(81)が腹部に刺し傷を負って死亡しているのが見つかっている。
県警は5月3日、OSさんも何者かに殺害されたと断定し、殺人容疑で同署に捜査本部を設置した。
OSさん方にも凶器とみられる刃物が残されていたといい、県警は両事件の関連を捜査するとの事。

県警によると、OHさん方は2人暮らし。発見時、OHさんが玄関前で、OUさんが室内で倒れていたとの事。
室内から凶器とみられる血の付いた刃物が見つかった。OHさんは部屋に侵入してきた女に切られた後いったん外に出て、市営住宅のそばを通りかかった男性に110番通報を依頼したという。その後、室内に戻ろうとして玄関で倒れたとみられる。
女は中年だったという。顔にタオルを巻いていたとの情報もあるとの事。

インターホンが鳴ってドアを開けたところ、いきなり切りつけられたとの事。

OUさんは約8時間後に出血性ショックで死亡。胸の傷は肺を貫通していたとの事。

今治市などによると、事件のあった市営住宅は2015年に完成した鉄筋コンクリート5階建てで、30世帯が入居できる。市営住宅の入り口はオートロックではなく誰でも入れる。親子は市営住宅の建設前からこの土地にあった市営の民家に住んでいたとの事。

近くの住民によると、OUは車椅子生活でデイサービスを利用していた。住民は「お母さんはにこやかな人。息子さんもおとなしい人で車椅子を押して散歩する姿をよく見かけた」と話したとの事。

4月26日に遺体で見つかった無職OSさん(81)について、県警が司法解剖した結果、これまで明らかになっていた腹部に加え、背中にも刃物による傷があったことが分かった。

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愛媛県警は5月4日、近くに住む女が事件に関与した疑いがあるとして任意で事情聴取を始め、女の自宅を家宅捜索したとの事。
県警は、逃げた女について、OHさんが「見知らぬ女だった」「小柄だった」などと話したことから、事件があった前後の目撃情報を集めるとともに、付近の防犯カメラの映像を分析。この結果、現場から約600メートル南側のマンションに住む女が浮上したとの事。

県警が現場周辺の防犯カメラを調べたところ、襲われたOHさんの証言内容などと特徴が似た女が、自転車で走っている様子が映っていたとの事。

県警は5月5日、参考人として任意で事情聴取した30代の女性が自殺したと発表したとの事。
県警によると、現場近くの複数の防犯カメラには、OHさんが目撃した女と服装が似た人物が事件時間帯に自転車に乗っている様子が映っていた。
県警は、自殺した女性と姿が似ているうえ、自転車も女性のものと酷似しているとして、4日午後1時半から午後10時半まで女性から任意で事情を聴いたとの事。女性はその後家族に引き渡され、今治市内の実家に戻ったとの事。

県警の捜査員は5日も引き続き任意の事情聴取をするため、午前9時ごろ実家を訪れたが、呼びに行った家族が室内で自殺している女性を見つけたという。
遺書があったが、県警は内容や自殺の方法などについて「プライバシーの関係」を理由に明らかにせず、「聴取は適正だった」としているとの事。

自殺の経緯については「あくまで参考人として聴いており、(自殺は女性を)家族に引き渡した後のこと。警察は介在できない」と、任意での事情聴取だったと強調。女性の心理状態については「一般的にいうと疲れはあったと思う」とし、「帰りたければ帰れる」として適正な聴取だったと話したとの事。
女性に自殺をほのめかす言動があったかについては「把握していない」と述べたとの事。

県警が任意捜査を実施した計約9時間のうち、休憩時間が計約20分だったとの事。
県警によると、今治署で県警が参考人として女性から事情聴取を始めたのは4日午後1時半ごろ。同10時半ごろまでに計約5時間事情を聴き、その他の時間で「鑑識の捜査をした」などとしているとの事。休憩は約9時間のうち、4回で計20分だったとの事。県警は午後11時ごろ女性を家族へ引き渡した。

県警は5日、「(任意の)事情聴取なので本人が嫌と言ったら帰ることも可能」としたうえで、トイレ休憩などは適宜あり、「危ない状況ではなかった」と説明したとの事。

県警の任意聴取後に自殺した30歳代の女性が、県警に対し自らの関与を否定していたことがわかった。
女性が残した遺書にも自身の潔白を主張する内容の記述があったことも判明したとの事。

/--------------/
愛媛県今治市内で4月末以降、2人の高齢女性が相次いで殺害された事件で、現場に残された刃物からいずれも指紋が検出されず、室内の足跡も残っていないことが分かったとの事。

現場には血が付いた刃物が残されていたが、その後の鑑識作業では指紋が検出されず、室内や玄関周辺から足跡も検出されなかったとの事。

県警の任意聴取後に自殺した30歳代の女性の自宅から押収された運動靴に、被害者の血痕が付着していたことが県警への取材でわかった。

県警によると、押収した運動靴には血が付いており、鑑定したところ、OUさんのDNA型と一致したとの事。

4月26日、1人暮らしのOSさん(81)が刺殺体で見つかった事件で、家の手すりなど数カ所から採取された血痕のDNA型が、自殺した女性のものと一致したとの事。
/--------------/

こんなところですね。
まずは、時系列
04月26日(水)13:10頃 OSさん(81)女性の遺体が自宅で発見される。腹と背中に刃物による傷。
05月03日(水)09:00頃 男性OH(70)さん宅を知らない女が訪問、ドアを開けた直後に襲われた。女性OU(92)さんが刺され8時間後に死亡、OHさんも重傷。小柄な女が自転車で逃亡するのがOHさんに目撃されている。

2件の現場は400メートルしか離れてない。

まー、犯人が誰か?は警察の捜査を待つとして、この二つの事件が同一人物による犯行だと考えると・・・

どちらも、被害者宅で犯行を行っている。腹と背中に刺し傷があり、逃げた被害者を後ろから刺したと見て良いでしょう。
強い殺意があったんでしょうね。

2件の現場からは血のついた包丁が発見されており、凶器と思われる。
しかし、凶器からは指紋は検出されなかった。・・・手袋とかしていたんでしょうね。

更にどちらの現場からも、足跡が発見されていないと言うのは謎ですね。
1件目については、情報が少ないので、なんとも言えないけど・・・
2件目は生存者が居るので、そんな状態で玄関で靴を脱いで襲撃なんて事は無いだろうね。

なので、靴底には「泥」が付着してなかったと言う事なのかな?
これは狙ったのか?偶然か?は今のところ判断する材料がありません。

そして、2件目での事件で注目したいのは、玄関を開けたOH(70)さんを追わずに、家の中に入って、OU(92)さんを襲っている事なんですよね。
これは、家の中にOUさんが居る事を犯人は知っていたと言う事でしょう?

この点を考えると、計画的犯行と考えないと説明が難しいですね。
誰でも良いなら、まず、目の前の人間を襲うでしょうね。

そう考えると、1件目も交通事故で事件前に入院していて、事件の数日前に退院して自宅に戻った。
これも、自宅に戻った事を確認しての犯行だったとも考えられます。

計画的な犯行だとすると、実はなぜ?と疑問が出るのが、犯行時刻ですね。
どちらも、昼間に犯行をしているのは、ちょっと解せません。

それに、2件目は同居する70歳男性がいるんですよね。OU(92)さんを狙ったとして、OUさんが足が不自由な事を知っているなら、対応に同居する息子さんが出てくる事は予測できるでしょ?
刃物を持っていたとしても、70歳ぐらいならまだまだ元気だから、襲撃に失敗する可能性もあると思うのですが・・・昼間に自宅を訪問しての犯行と言うのはちょっと、短絡的過ぎないかな?

どうも、この事件が計画的とすると、かなり穴が多いように思います。
正常な判断力がある人間が計画したとはちょっと思えないかな。

かと言って、無計画な犯行にしては、OUさん殺害が説明できないですよね?

さて、話題を変えて、ちょっと妙な事にも気付きました。
二つの事件が同じ水曜日に行われていて、被害者の名字が「お」で始まる。死亡した二人は共に女性高齢者。
これって、偶然かな?

もしかして、1件目は人違いだったのでは?なんて事も脳裏をよぎります。
あるいは、2件とも人違いって事もあるのか?

しかし、2件の被害者の名字は「お」で始まるものの、間違えるほど似ているわけではなく、どちらかと言うとはっきり別の名字なんですよね。
だから、イニシャルの文字が「O(オー)」になる事が共通するぐらいです。
イニシャルなんて・・・新聞の投書やラジオのリクエストなどが怨恨の理由?
これは妄想ですね。

とにかく、この事件、一見、単純そうですが、謎の多い事件です。

続報を待ちましょう。

最後に亡くなったお二人のご冥福をお祈りいたします。

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千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その14(殺人容疑で送検)

続報です。
5月5日、捜査本部は殺人とわいせつ目的誘拐、強制わいせつ致死の疑いで再逮捕した。
5月6日朝に送検されたとの事。

1)捜査本部によると、容疑者は調べに「供述を拒否します」と述べ、容疑については引き続き黙秘を続けているとの事。

2)捜査関係者によると、女児の遺体に残された遺留物のDNA型が容疑者と、容疑者の軽乗用車の後部で採取した毛髪のDNA型が女児と、それぞれ一致したとの事。

3)捜査本部は容疑者以外に殺害を実行できないと結論付けたとの事。

4)捜査幹部は「所要の捜査で誘拐とみている」と指摘。暴行や脅迫などで連れ去る「略取」ではなく、だまして連れ去る「誘拐」容疑を適用したとの事。

5)千葉地検は5月5日、容疑者の死体遺棄容疑についての処分を保留した。

6)事件当日、容疑者が午前8時ごろ、女の子が自宅を出た直後に誘拐した疑いのあることが分かりました。この時間帯に、女の子の自宅周辺の防犯カメラに容疑者の軽乗用車が映っていたということです。午後1時ごろには松戸市を出て証拠品などを捨てにいったとみられ、警察は、容疑者が昼すぎまでに女の子を殺害した可能性もあるとみて調べているとの事。

7)捜査関係者によると、司法解剖の結果、女児の胃の中には朝食で食べたとみられる米などが消化されず残っていたという。遺族の証言から、女児が朝食を取った直後に家を出ていたことも分かったとの事。

8)軽乗用車の後部座席付近から尿反応が出ていたことが分かった。県警捜査本部は、尿が女児の遺留物である場合、殺害場所の特定につながる可能性もあるとみて調べているとの事。

こんなところですね。

今回の報道で拉致が女児が家を出た直後だった可能性が浮上しました。
この場合、女児の自宅と登校時刻を知っていれば、待ち伏せする事ができます。

しかし、実際には、自分の子供を車で学校に送り届けてから、待ち伏せした事になるわけです。

これだけだと、計画的だったのか?はわかりませんね。
しかし、計画的な場合、母親が帰省で登校に付き添わない事を知っていた。一人で登校する事を知っていたという事になりますね。前日に一人で登校しているのを見ていた可能性もあります。

もちろん、帰りに偶然、女児を見かけて犯行を思い立ったとしても、不自然ではないですね。

次に殺害場所が問題ですね。
軽自動車の後部座席となると、当初疑われたキャンピングカーが犯行場所ではなかった可能性もありますね。(遺体を乗せた時に付着した可能性もありますから、尿の量なども判断材料になりますね)

これだと、軽自動車で拉致して、そのまま、軽自動車の中で犯行し、殺害と言う流れになりますが・・・しかし、軽自動車はドコに駐車して犯行を行ったのか?
軽自動車は窓にスモークが入っていたとしても、フロントガラスは透明なはずなので、正面から見られれば、車内が覗かれてしまうでしょうね。

そして、胃の内容物から朝食後5時間以内に殺害されている推定されます。
朝食は登校直前に食べているので、8時ごろに食べている。
そして、13時頃には女児の自宅から5キロの地点の防犯カメラの容疑者の軽自動車と思われる車が写っていた。

この時点では殺害されていた可能性があると言う事ですね。

容疑者以外に犯行が不可能と言う見方は、予想通りの展開ですね。
次は起訴できるか?と言うあたりでしょうか。

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その13(黙秘の理由)
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その15(起訴)

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2017/05/05

愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その8(一審、無期懲役)

一審判決は無期懲役です。***ごめんなさい長文注意です***

***(1)***
仙台市内の私立高時代に同級生だった男性が17日、検察側の証人としての証言。
元名大生とは高校3年間、全て同じクラスで友人だった。人当たりが良く、友達も多かった。周囲とのトラブルや言動に意味不明な点はなかった。テンションが異常に高いということもなかったとの事。

化学の知識が豊富で、高校3年時、既に大学の内容が書かれた本を読んでいた。化学の実験が一度あったが、他の授業と大して変わらない様子だったとの事。
高1の早い時期から少年事件など犯罪に関する話を日常的にしていた。神戸市の連続児童殺傷事件やオウム真理教などの話は数回聞いた。話題にする理由を尋ねると、「だってすごいじゃん」と言われたとの事。

高1の時、冗談で「いつか本当に事件を起こすんじゃないの」と聞くと、「やるなら少年法で守られている間にやりたいよね」と返されたとの事。
特に興奮している様子はなかったとの事。

元名大生が薬品を教室に持って来ているのを2度見掛けた。高2の春から夏ごろに硫酸タリウム、秋ごろに硫酸銅。休み時間に教室で瓶に入った状態で見せていた。
硫酸銅の中身を言わずに「なめてみて」と言われた。瓶には青い結晶状の薬品が入っていた。私は断ったが、半分、興味本位でなめた男子がいた。この時も教室に10人前後はいた。周りの目を気にする様子はなく、普通の声で話していたとの事。

元名大生は薬品を購入していたことを知られ、先生に指導されたことがある。元名大生が薬品を学校に持ち込んでいたことは高2当時、先生たちも確実に知っていた。薬品の持ち込みは、ほとんどみんなが知っている事実だったとの事。

(2012年の)劇物混入事件の被害男性(20)が「タリウム中毒」と診断されたことは知っていた。男性が車いすで登校した際、あまりにも様子が変だったため、担任に教えてもらった。
薬品の知識が断トツにある元名大生に「盛ったのはお前じゃないのか」と冗談半分で尋ねると、「そんなわけないだろう」と強い口調で返された。こうした語り口は後にも先にもこの時だけで強く印象に残っているとの事。

***(2)***
第2回公判で、元名大生は知人の女性=当時(77)=を殺害した動機などを詳述したとの事。

女性を殺害したことは間違いない。人が死ぬ過程を見たかった。一番抵抗されにくいと思う撲殺にした。女性の殺害を決めたのは犯行の1週間前。2014年12月7日、女性に誘われた宗教の集会後に解説を頼み、私の自宅に向かった。女性は本当にうれしそうだった。途中で殺害をやめようと思ったり、迷ったりしなかったとの事。

聖書の解説中、背後に回った。かばんからおのを取り出し、女性の頭に力いっぱい振り下ろした。木魚をたたくような感触だった。女性は「私を殺すの?」と聞いたので「はい」と答えた。「どうして?」との問いには「人を殺してみたかった」と答えたとの事。

女性は倒れ、意識を失った。5分ほど観察し、まだ息があったので「首を絞めたらどうなるか」を知りたくて女性のマフラーで力いっぱい首を絞めた。ナイフの刺さり具合を試したくなり、血を掃除しやすい浴室に運んだ。自分のバタフライナイフで首とふくらはぎを刺した。計4、5枚、携帯電話で写真を撮った。実験記録として残しておきたかったとの事。

女性の携帯電話の衛星利用測位システム(GPS)機能が作動すると思い、電話をかけて電源が切れていることを確認した。居場所が特定されると、女性がここにいることがばれると思ったとの事。

人体の断面図を見たくなり、ホームセンターにのこぎりを買いに行った。家に戻ると浴室に女性の化粧品の嫌な臭いが充満していたので切断を断念した。
殺害後、ツイッターに「ついにやった」と書き込んだ。人を殺した事への達成感があったのかもしれないとの事。
「少年法は偉い。少年法マンセー(万歳)」という他人の投稿を再投稿したが、深い意味はないとの事。

仙台でも人を殺そうと思い、翌12月8日、帰省した。パソコン、おの、ナイフ2本、薬品類を持っていった。血の付いたズボンを妹に「洗って」とお願いしたとの事。

被害女性を殺したかったのではない。生物学的なヒトであれば誰でもよかった。被害女性に恨み、憎しみ、社会への復讐心もなかったとの事。
大学入学後、「この人は殺せるか」という基準で人間関係をつくった。当初は大学の同級生や同じサークルの男女2人を候補にした。自宅に呼びやすい、という理由からとの事。
被害女性に決めたのは最も早く家に上げられるから。10月上旬に初めて会ったときの印象は、優しそうなおばあさん。観察しやすい自宅で殺害することにした。
身近な人や家族を殺したいと思ったことはある。突然、殺したくなる。高校の時に妹を殺そうと思い、ナイフを突き付けたとの事。

勾留中に水中毒を観察したいと思い、自分自身を「ヒト」として実験し、大量に水を飲んだ。拘置所から注意され、監視を強化された。自殺を図ったわけではない。
おのは高校1年の時、ナイフは高校2年の夏ごろ、仙台で入手した。人を殺したいという気持ちはずっと続いていた。「殺さずにはいられない」という感覚。法に触れる、悪いことと分かってはいたとの事。遺族の気持ちは考えていなかったとの事。

今も自分の中で整理できていない。理解し反省しないといけないと思ったが、反省がどういうことなのかいまいち分からず、考え続けているとの事。
昨年5~8月に精神鑑定があり、医師から処方された薬を飲んだ。「人を殺さない自分になりたい」と思うようになった。人を殺したいと思う頻度や、人を殺す夢を見る回数は減ったとの事。

殺さずにはいられない。名古屋に来てから何度も衝動に駆られた。殺人欲求が頭を占め、数日寝なくても平気になる。反対に気分が落ち込み、大学を休みがちになった時期もある。まるで「波」。理由はよく分からないとの事。
「非常に重篤な精神障害が影響し、犯行時は善悪を判断する能力がなかった。刑事責任は問えない」。弁護側は一貫して無罪を主張したとの事。

元名大生の特徴として(1)他人の心情に共感できない(2)興味の対象が極めて狭い(3)衝動的に行動する-の3点を挙げ、「ブレーキの利かない車」に例えたとの事。

***(3)***
高2年の2012年、中高の同級生男女2人に劇物の硫酸タリウムを飲ませたとされる事件の動機などを詳述したとの事。

中学1年の時、父から毒キノコの話を聞いた。種類や致死量を調べ、人に食べさせたいと思った。その後、神戸市の連続児童殺傷事件や仙台市の筋弛緩剤点滴事件、地下鉄サリン事件などを調べたとの事。
化学の成績が良く、高校1年の冬ごろ、毒劇物に興味を持った。硫酸タリウムを含む薬品7種類を12年夏までに購入した。理由は「コレクション」と「人への投与」が半々。見ているだけでうっとりする。ぼんやりと「誰かに投与したい」と考えていた。高校には3種類を持ち込んだ。同級生に「すごくまずいからなめてみて」と硫酸銅をなめさせた。自分でも亜硝酸ナトリウムなどをなめたとの事。

同4~5月、鎮痛剤や酔い止めを20~40錠一気飲みし、体の反応を試した。先生に注意された。同じ頃、カミソリで腕に深さ1~2ミリの切り込みを入れた。皮膚の断面を見たかったとの事。

同3月頃、静岡県伊豆の国市の女子高校生による05年の母親殺害未遂事件を知り、タリウムや化学犯罪に興味を持った。当時の自分と同年齢の元少女に共感を覚えた。硫酸タリウムは12年5月20日に購入。「これで人を殺せるかも知れない」と魅力を感じ、翌日から瓶を肌身離さず持ち歩いた。買ったことを妹に教え、同級生も知っていたとの事。

同5月27日、女性に硫酸タリウムを飲ませることを決めた。とても仲が良く、呼び出しやすかった。「転校する。会えるのはきょうが最後」とうそをついた。カラオケ店のトイレに行った際、飲み物にタリウムを入れた。目的は中毒症状の観察。殺害目的の「毒殺」とは別。死ぬかも知れないとは思わなかった。
女性の症状をメールで聞き、観察した。脱毛や手足のしびれがあると分かり、興奮した。「見舞いに来て」とメールがあり、観察しようと行った。犯行がばれておらず安心したとの事。

同5月28日の朝までに男性にタリウムを飲ませることを決めた。女性に飲ませ、テンションが上がった。別の同級生男性も候補だった。前日に薬さじ代わりに買った耳かきで何回もすくい、うっとりした。男性は隣の席で観察しやすそうだと思った。男性のペットボトルに硫酸タリウムを耳かき3杯分、目分量で0.8グラム入れたとの事。
タリウムは1グラムで成人が全員死ぬ量らしいが、当時は半数が死ぬ量と認識していた。0.2グラムで死亡例があることは知っていた。男性が飲んでくれて満足感を得た。男性が会員制交流サイトに中毒症状を書き込んでいると知り、偽名で登録した。男性に脱毛や視力低下などの中毒症状が出ていることを確認、記録したとの事。

同7月17日から男性が再登校し、説明しにくい恐怖を感じた。2日後、2度目の投与(0.4グラム)をした。初回分はほぼ排出されただろうし、人間はタリウムに耐性ができるのではと思い、再投与による反応を知りたかったとの事。

硫酸タリウムは無味無臭の白い粉末。0.1グラムの摂取で中毒症状が生じ、1グラム飲めばヒトは死ぬ。山形県天童市内の薬局で年齢を偽り、25グラム購入した。この小瓶に何人分もの「生命」が入っている。見詰めて、うっとりした。
「合計で致死量を超えた」。男性に再び混入した日、妹に教えた。「もし死んだらどうするの」と聞かれ、答えた。「別にいいよ」との事。

家族は対象にしなかった。静岡の事件は身近な母親に投与して犯行が発覚したから。また、硫酸タリウムは発症に必要な量が0.1グラムと著しく少なく、自分で飲んで気持ち悪くなるのは嫌だと思ったとの事。

同5月30日、無人の教室で仲が良かった別の同級生女性の水筒に硫酸タリウム約0.8グラムを入れた。振っても溶けず、その場で水筒が入っていたリュックの中に捨てた。無関係を装い、一緒に片付けたとの事。

父親に薬品が見つかり、同5月31日ごろ仙台北署から事情聴取された。「化学実験のため」と話し、うまくごまかした。同6月上旬、自分の行為は違法で、逮捕されると思うようになった。山形まで逃走する準備をした。自首することが頭をよぎったが、怖くてできなかった。2人の症状を記録した実験ノートは友達に見られそうになり、同7月上旬ごろ捨てた。証拠隠滅目的ではないとの事。
妹に「他人の人生を狂わすのは面白い」と冗談でメールを送った。男性の人生を狂わせた自覚はあったとの事。

被害者の考えを知り、反省しなければと思うが、反省という言葉がぴんとこない。押収されたタリウムや塩化バリウムなどは返してほしいが、また人に投与してしまう不安もあるとの事。

法廷で元学生は、事件で使用したとされるタリウムの入った瓶を検察官に示され「欲しいという気持ちもあるし、持っていれば使うかもしれないという不安もある」と話したとの事。

***(4)***
タリウムの被害女性は事件後、髪が全て抜け落ち、生活の全てに介助が必要になった。自殺も考え、「なぜ、私だけ」と毎晩泣き続けたとの事。
「恐ろしい薬物の実験台にされた。人間のすることではない。友達だと思っていたのに…」。検察側は女性の叫びを代読したとの事。
被害男性男性は視力をほぼ失い、転校を余儀なくされた。研究職に就く夢を諦め、はり・きゅうを学んでいるとの事。
法廷に直接立ち、「すごく歯がゆい。元の体に戻してほしい。事件前に時間を戻して、と叫びたくなる」と打ち明け、「厳刑を望む」と訴えたとの事。

弁護側は「中毒症状を観察したいとの衝動に突き動かされた犯行で、殺意や計画性はない。薬品への興味を同級生に公言している」と指摘。重い精神障害を理由に「責任能力は認められない」と無罪を主張したとの事。
2人の胸中を知った元名大生は「目に見えない苦労があったんだ」と後の審理で語ったとの事。

***(5)***
仙台・放火殺人未遂事件
玄関ドアの郵便受けから揮発性の高い透明な液体を注いだ。独特の甘い匂いが広がる。「ドンッ」。マッチを落とすと、爆発音とともに三和土に勢いよく炎が上がったとの事。
元名古屋大女子学生(21)=事件当時19歳=が2014年12月13日未明、仙台市青葉区に住む60代女性ら3人が寝ている木造2階の住宅に放火した事件。
18歳だった同年8月30日未明以来、放火は2回目だ。前回はなかったセンサーライトが反応し、明るく照らされた。放火後、すぐにパーカのフードをかぶり、自転車のライトを消してその場を離れたとの事。

放火は再び失敗した。引火性が極めて高い化学薬品「ジエチルエーテル」をインターネットで調達し、実験動画で予習したとの事。

6日前の12月7日、名古屋市内の自宅アパートで77歳の知人女性を殺害した。
直後に帰省したのは「逃走」のためではない。<次は仙台でも人を殺そう。高校の同級生がいいかな>。漠然とそう考えていたとの事。

焼死体に興味を持ったのは高校2年の時だ。法医学者上野正彦氏の著書「毒殺」を読み、やけどの痕が生前と死後で違うことを知った。焼死体を観察してみたい。他のことが考えられないくらい、願望で頭がいっぱいになる時があるとの事。

相手は葬儀に参列できる関係がいい。ちょうど妹から同級生男子数人の話を聞いた。誰でも良かったが、一戸建てで土地勘がある立地を対象とし、家ごと燃やして焼死体を作る空想を膨らませたとの事。

大学に入り、夏休みに帰省した際、「毒殺」を読み返した。2年前以上に気持ちが燃え上がった。すぐペットボトルに灯油を入れ、火炎瓶を自作した。高2に空想した通りの方法で1回目の放火を実行に移したとの事。

15年1月に殺人容疑で逮捕された後、初めて知ったことがある。妹の同級生を狙ったはずなのに、実際は同姓の別の家だったとの事。

4カ月間で2度、「勘違い」で放火された女性は、いずれも自力消火に成功した。薬品が使われた2度目は、発見が数分遅れていれば、家族3人は命を落としていた可能性が高いとの事。

女性は2度目の事件後、センサーライトに加え、アラームも設置した。元名大生逮捕の報まで不眠や恐怖で憔悴していたとの事。
女性は「2度も命を狙われ、怖くて不安で仕方がなかった。勘違いで放火されてはたまらない。厳しく処罰してほしい」と憤ったとの事。

元名大生が「2回目の放火は、逮捕後の取り調べまで忘れていた」と供述したのは、当時、相当、酔っていたからだったとの事。
近々逮捕されることを恐れ、放火事件前夜を「最後の晩餐」と位置付けた元名大生。妹と酒盛りし、ほぼ1人でウイスキーボトル1本(720ミリリットル)を空けたとの事。

***(6)***
元学生の母親が16日、名古屋地裁の公判に証人として出廷した。母親は高齢女性が殺害された数週間後、名古屋市の元学生方アパートを訪ねようとした際に拒まれ、「部屋に入ると遺体が入っているかもしれない」と言われたことを明らかにしたとの事。

元学生の母親が16日の公判に証人として出廷して謝罪した。元学生の言動を振り返り、異変がありながらも「事件を起こす少年とは違うと勝手に決めつけていた」と話したとの事。

母親は冒頭で現在の心境を聞かれ、事件の被害者や遺族らに対し「親としておわび申し上げたい」と涙声で述べ「ありのままを伝えたい」と話し出したとの事。
「私たち夫婦がもっと違うふうに接していたら(娘は)この場にいなかったと思う。娘に対しても申し訳ない」と述べたとの事。

2014年12月、女性殺害後に仙台市の実家に帰省した元学生から「人を殺したかもしれないけれど、夢か現実か分からない」と打ち明けられたと証言した。以前から同様の発言をしていたため「またかと思った」との事。

事件を起こす少年少女は学力低下が著しかったり、過酷な家庭環境で育ったりしている印象があり「経済的にバックアップしているし、現役で大学にも合格するぐらいだから、うちは違うと思っていた」と話したとの事。

母親は元学生が高校生だった時、劇薬物を所持していたとして警察に厳重注意されたことを把握した学校から呼び出された。「犯罪にも興味があり、通常の規範から外れている」「急に視力の悪くなった生徒がいるが、何か心当たりはあるか」と言われた。硫酸タリウムの所持は知らず「当時は娘のせいにされるのは心外だと思った」と振り返ったとの事。

元学生が大学1年の夏に帰省した際、犯罪者や犯罪を称賛する発言をしたため、たしなめたところ「あんたはもっと早く自分を精神科に連れて行くべきだった」と言われたと述べたとの事。その後、元学生を仙台市の発達障害の専門機関に伴い、面談を受けさせていたとの事。

母親は専門機関の職員から、元学生が「人を殺したいという願望は誰にでもある」と話していたと聞かされ、「(殺人を犯せば)処罰されるなどと理論で教えるしかない」と指摘されたとの事。

母親は元学生の小中学校時代の言動についても証言したとの事。

元学生が中学生の頃、1997年に神戸市で発生し中学3年の少年(当時)が逮捕された連続児童殺傷事件について話すと、元学生は「自分と同じくらいの年でそんなことができるなんてすごい」と語ったとの事。
その時のことを母親は「事件を美化するようなことを言っていて、がくぜんとした」と語ったとの事。
小学6年の頃、理科の実験で渡されたホウ酸を友人と集め、担任教諭の給食に混ぜようとしたことも明かしたとの事。

公判では元学生の妹に対する非公開の証人尋問の録画・録音が流され、妹は元学生から事件について告白されていたと証言したとの事。

妹の証言によると、元学生から高齢女性殺害直後に「今日、人を殺したんだよ」と電話で告げられ、その後の帰省時に「おので人を殴った」と伝えられたとの事。元学生が高校の同級生男性に硫酸タリウムを飲ませた際も「致死量より多く入れた」と聞かされていたとの事。妹は元学生について「頭がよくて要領もよくてうらやましい」と話す一方、顔を殴られたり、かまやナイフ類を見せられたりしたと述べたとの事。

また、公判では元学生の父親の調書も読み上げられた。それによると、元学生が高校2年の春ごろから薬品を購入していたことを把握し、猟奇殺人や毒物について調べていたことにも気付いていたとの事。

調書で「高校2年の終わりごろから成績が良くなり、薬品やナイフに興味を持たなくなったと思ったが、その後、上着のポケットに折りたたみナイフが入っていてがっかりした」と述べていたとの事。

***(7)***
検察側が妹に送ったメール12通の内容示す。

検察側は名古屋地裁の公判で、元学生が14年10月10日から女性殺害直後の同12月7日午後までに妹に送信したメールを読み上げた。捜査当局が妹の携帯電話を押収して解析し、明らかになったとの事。

メールでは、高校2年時の12年に硫酸タリウムを飲ませたとされる同級生の男性について「懐かしい」と記載していた。さらに「今のところ殺人未遂なら何回かあるけど殺人はないんだよな」「人なら誰でもいい」「未成年のうちに絶対殺(や)ってやるから」と書いていたとの事。

また、仙台市の元学生の実家から「2個体での実験の結果 神経炎 胃腸炎 手足のしびれ 脱毛の確認(硫酸タリウム)」と記されたノートが見つかっていたことも明らかにした。タリウム中毒になった2人の症状を記録したとみられるとの事。

このほか検察側は、元学生の父親の調書も朗読した。それによると、父親は元学生が高校2年の春ごろから薬品を購入していたことを妹に聞いて把握し、パソコンの検索履歴から元学生がインターネットで猟奇殺人や毒物について調べていたことに気付いていたとの事。

父親は調書で「薬品を取り上げ、警察にも相談した」「(元学生は)高校2年の終わりごろから成績が急に良くなり、薬品やナイフに興味を持たなくなったと思ったが、その後、上着のポケットに折りたたみナイフが入っていてがっかりした」などと述べていたとの事。

***(8)***
情状面に関する被告人質問。まず弁護側が質問し、人を殺したい気持ちがまだあるか問われた元学生は「たまにあります」と答えたとの事。
「こういう事件を二度と起こしたくない」と語る一方、「いまだに殺したいという気持ちが湧くのでコントロールできず困っている」と話した。

被害者や遺族に対して「謝罪したい思いはあるが、仕方が分からない。反省したい気持ちはあるけれど、そもそも反省とは何かが分からない」と述べたとの事。

裁判中につらかった点として、被害者や遺族の調書が読まれた時のこと、自分に障害があると言われたことを挙げた。治療の機会があれば取り組むかを聞かれると「気持ちはあります」と話したとの事。

検察側は裁判中にどのような気持ちでいたかを尋ね、元学生は「被害者の言葉を聞くのがつらかった。自分の知らなかった苦痛が見えてきてショックを受けた」と答えた。高齢女性の遺族の感情に関しては「女性がいなくなって生活に不便が出るから怒りが出るのかと思っていた。女性を失ったことが怒りや悲しみにつながっていると知ってびっくりした」と述べたとの事。

***(9)***
名古屋地裁は24日午後、求刑通り無期懲役の判決を言い渡したとの事。
裁判長は「理由をしっかり聞いてほしい」と話した上で主文を後回しにし、「精神発達上の障害や双極性障害、いわゆる“そううつ病”を抱えていた事情はあるが、被告人の意思に基づいて犯行に及んでいる」と指摘。争点となっていた責任能力を認めたとの事。
「複数の重大かつ悪質な犯罪に及んだ事情は全体として誠に重く、年齢や精神障害の影響を踏まえても有期刑では軽すぎる」としたとの事。

責任能力の有無が最大の争点となった。検察側は完全責任能力があったと主張した。弁護側は起訴された全6事件当時に心神喪失だったとして無罪を主張し、名古屋家裁の検察官送致(逆送)決定により起訴されたこと自体が違法だとして公訴棄却も求めていたとの事。

最大の争点だった責任能力の有無について、判決は検察側の主張を認め「一連の事件でおおむね合理的な行動を取り、責任能力はあった」と判断。非常に重い精神障害を理由に「責任能力はなかった」とし、全ての事件で無罪を求めた弁護側の反論を退けたとの事。

10日の論告求刑公判で、検察側は「更生の可能性は極めて乏しく、生涯にわたる償いが必要だ」として無期懲役を求刑していたとの事。

殺人、放火未遂事件を審理した法廷で、元名大生は「人が死ぬ過程を見たかった」「生物学的なヒトなら誰でもよかった」などと衝撃的な発言を繰り返す一方、タリウム事件については「観察目的」と述べ、殺意を否定したとの事。

起訴状によると、仙台市内の私立高校に通っていた2012年5~7月、中学と高校の同級生男女2人に硫酸タリウムを飲ませ、殺害しようとしたとされる。14年12月には名古屋市昭和区の自宅アパートで知人の女性=当時(77)=を殺害し、6日後に帰省先の仙台市で青葉区の女性方に放火、住民3人を殺害しようとしたとされる。

裁判の被告人質問で元学生は「人が死ぬところを見たかった」「どうしても人にタリウムを投与したくなった」などと供述した。
裁判前に3人の医師が計4回の精神鑑定を行い、法廷証言で発達障害や双極性障害(そううつ病)があったとの見方は共通したものの、捜査段階の鑑定医(検察側証人)は「してはいけないことだと分かっていた」、家裁送致後の鑑定医(弁護側証人)は「障害の影響は抑止力が働かない程度だった」と見解が分かれたとの事。

これを踏まえ、元学生に精神面の障害があった点、人の死や人体の変化に強い関心を抱いていた点で検察側と弁護側に争いはなかったが、障害の程度や事件への影響で主張が対立したとの事。
検察側は「障害が各事件に及ぼした影響は限定的だった」として、計画性があり自らの行為の違法性を認識していたと訴えた。弁護側は「発達障害で人の死に興味が集中していたのに加え双極性障害のそう状態で善悪の判断も行動の制御もできなかった」と反論した。

タリウム事件の殺意も争われ、検察側は「死んでも構わないと思っていた」、弁護側は「死ぬ可能性は念頭になかった」としたとの事。

***(10)***
判決前の最後の公判で、元女子学生は「いまでも人を殺したい気持ちが湧(わ)き上がってきて、本当に人を殺さない自分になれるか、また人を殺してしまうのではないか、不安定になることはあります」「いまの時点で方法を述べることはできませんが、克服したいと思っています。反省や謝罪・償いも、いろんな人の力を借りながら、一生をかけて考えていきたいと思います」と話したとの事。

***(11)***
判決で、3人の医師が行った計4回の精神鑑定について検討した。捜査段階で携わり裁判で検察側証人となったF医師(国立病院機構東尾張病院長)の「発達障害はあったが程度は重度でなく、双極性障害も軽そう状態にとどまる」との鑑定に高い信用性を認め、弁護側証人2人の鑑定は採用しなかったとの事。

その上で判決は元学生が各事件の際に計画的で状況に応じた行動を取っていたとも判断した。F医師の鑑定を踏まえ「障害の影響を一定程度受けつつも限定的で、最終的には自身の意思に基づいて犯行を決意し実行した」と指摘したとの事。

***(12)***
量刑については、元学生に対する治療の必要性を認めながらも、刑務所で対処でき再犯の恐れもあるとして「さほど重視できない」とした。
最長30年の有期懲役とでは差が大きいと指摘しながらも「仮釈放の運用で有期刑に近い最も軽い部類としての無期懲役とするのが相当」と結論付けたとの事。

一方で刑務所での処遇について「適切な療育及び治療について最大限の措置を講じられたい。仮釈放の弾力的な運用で比較的早期の社会復帰が図られることが適切」としたとの事。

***(13)***
裁判長は裁判員からのメッセージとして「判決は厳しいものになったが、いずれ社会に戻れると信じてしっかりと更生してほしい」と伝えたとの事。
さらに「社会に出していいとなれば、それが償いになると思う。刑務所の中で自分ができることをよく考えて」と語りかけたとの事。

また、公判中の弁護側主張に関し「心神喪失を理由とする無罪主張にこだわるあまり、量刑に関する適切かつ十分な主張がなかった。適切な弁護を受けていないのではとの意見もあった」と話したとの事。

裁判長が最後に「まだ若いので更生してほしい、必ずできると信じています」と諭すと、小さな声で「はい」と答えたとの事。

こんなところですね。
我孫子事件が間に入ってしまって、記事を書くのがだいぶ遅くなってしまいました。
久しぶりに背中が寒くなるような事件です。
彼女は本物ですね。
だけど、完成はしていない、もし、逮捕されなければ、この後も事件を重ねて、シリアルキラーとなって、快楽殺人者として完成していたかもしれませんね。

弁護側の主張する、正常な判断ができないと言うのは、証言を聞く限り、あり得ないと言う印象ですね。
ある種、無機質なコンピュータのような、合理的な判断を感情抜きで行ってますよね。
そして、悪い事だとも認識しているので、責任能力は有りと考えるしかないと思います。

被害者の方の証言は胸に刺さりましたね。友達だと思っていた、親友だと思っていたのに、実験動物のように扱われるとは、夢にも思わなかったでしょう。
そして、妹への証言で、「死んでも構わない」と言うのは未必の故意、その物でしょうね。
あげく、「人の人生を狂わせるのはおもしろい」ではね。
悪意の無い実験と観察だったと言うよりも、純粋な悪意と言う印象です。

今回の一連の公判の中で一番、重要だと思うのは、被告人の家族の証言ですね。
被告人自身が「もっと早く精神科に連れて行けばよかった」なんて言うあたり、「普通の人とは違う」と言う自覚はあったのかもしれませんね。
しかも、異常な言動が早くから出てますし、薬物の入手も事件に興味のある事も把握していた。
それでも、事件を防ぐ事ができなかった・・・・

まー親なら、子供が犯罪者になる事を望まないはずです。
だけど、一方で「そんなはずはない」と言う、希望にすがってしまったのかもしれませんね。

もっと早い時期に、適切なケアをしていれば、この事件は防げたのかもしれません。
判決でも、精神障害の影響はあったと認めているので、これらに対する治療やケアが早期に行われて、これらの障害の程度が低くなれば、この事件は起きなかったかもしれませんね。

知能に問題が無い、成績が優秀な分、見落とし易くなるのかもしれませんね。
親として、愛情を持って子供に接したい、しかし、一方で冷静な目で子供を見る事も必要なんでしょうね。

子育ては難しいけれど、大切だと言う事を再確認するような事件です。

と、ここで記事を終わるつもりだったのですが、最後にふと気になったのが、彼女は本当に快楽殺人者だったのか?と言う事。
一般的に快楽殺人と言うのは、性的興奮と結びついている事が多いのですが、この事件の場合、そういった情報がありません。
だとすると、快楽殺人では無いのか?

快楽殺人は殺人を行う事自体から快楽を得ている場合ですよね、この事件では、どちらかと言うと、「興味を満たす」為に犯行が行われています。
これが、「精神的報酬」と考えれば、快楽殺人と考えられますね。
ただ、一般的な快楽殺人とは少し、違うのかもしれません。

このあたりは、専門家の意見を伺いたいですね。

参考リンク
愛知県名古屋市77歳女性殺人事件その7(放火)

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2017/05/03

千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その13(黙秘の理由)

まずは続報です。
県警捜査本部が、同小の元保護者会会長、男性容疑者(46)=死体遺棄容疑で逮捕=について殺人などの容疑で逮捕状を取ったとの事。死体遺棄容疑の勾留期限となる5日に再逮捕する方針との事。

容疑者は調べに対し、一貫して黙秘しているが、捜査本部は、女児が行方不明になった当日の行動や遺体の状況から、容疑者が殺害にも関与した疑いが強いと判断したとの事。

1)女児の遺体から検出されたDNA型が容疑者のものと一致した。
2)容疑者が日ごろ使用している軽乗用車内からは女児のものとみられる血痕が見つかった。

3)この軽乗用車は3月24日朝に女児宅近くの防犯カメラに映っていたほか、同日昼ごろに女児のランドセルや衣服が見つかった茨城県坂東市の利根川河川敷周辺、夜には遺体発見現場の我孫子市の排水路周辺を走っていたことが防犯カメラなどで確認されている。

こんなところですね。
殺人事件ですから、最終的に殺人容疑での逮捕が最終の目的となるけど、逮捕までにはかなり時間がかかりました。

逮捕までに時間がかかったのは容疑者が黙秘している事が理由かもしれませんが、他にも、有力な証拠がなかったのだろうと思います。
なので、今後は容疑者の犯行として、合理的な疑いがないぐらいに立証できるだけの証拠が必要になるでしょうね。

少なくとも、遺棄時に車を運転していたのが容疑者である事は立証しないと難しいかもしれませんね。

さて、本題です。
黙秘の理由ですね。一般的に黙秘する理由を考えるとこの4つぐらいかと思います。
A)自分に不利になる為。

B)誰かを庇う為。

C)本人や家族の名誉の為。
これは実際にはあると思います。

D)冤罪の場合。
ただ、冤罪ならば、黙秘ではなく、否認だと思うわけで、むしろ疑いを否定する事実を出して冤罪を晴らそうとするのではないかと思います。なので、この可能性は低いと思います。

で、問題はB)なんですよね。
容疑者が誰かをかばっているので、黙秘と言うのは、まー、考えられなくはないと思います。

ただ、その場合、殺人の疑いをかけられても、かばいたい人物がいると言う事になるわけで、それって誰?と言うはありますよね。
普通は家族、恋人など親しい人物をかばうと言うのが一般的だと思います。

それで、考えた場合
あ)子供は犯行時、既に登校済みで、事件には無関係だから、かばう必要なし。
い)女性の犯行としては違和感があるし、ドライブレコーダーの映像は男性なので、同居女性をかばう必要もないでしょう。

なので、直接、親しい人物をかばっているわけではないだろうと思うわけです。
(他に親しい人物がいる可能性はありますけどね)

すると、別の可能性として、
う)脅されている場合なども考えられます。
真犯人を知っているが、それを話すと家族や自分の命が危険となる場合ですね。

しかし、それも、かなり可能性低いかもしれません。
とりあえず、犯人を逮捕してもらえば、しばらくは命を狙われる事は無いわけですし、その間に他の土地に逃げて隠れる事もできるでしょう。

最後にもう一つの可能性は
え)他の事件を隠す為。(結局はA)なんですけどね)

しかし、これも、可能性は低いと思います。
なぜなら、殺人容疑なので、殺人を隠す為に他の事件を黙秘するなら、わかりますが、殺人を疑われて隠すような事件が他にあるのか?と言うのが疑問なわけです。
あるとしたら、う)と絡めて、組織犯罪の場合なのかもしれません。

しかし・・・そんな事あるの?って事ですよね。
小学三年生が組織犯罪(麻薬取引)などの現場を朝の登校時に、偶然、目撃した為に組織の命令で容疑者が殺害、わいせつ目的に偽装した事件に矮小化した。

まー、無いでしょうね。
プロならそんな面倒でリスキーな事はしないでしょう。

いずれにせよ、事件で他の人物が関係した証拠が無いと、誰かを庇うと言うのは難しいかもしれませんね。

なので、運転していたのが誰か?車に乗っていたのは容疑者だけなのか?と言うあたりが重要になりそうです。
これまでの報道では、事件は容疑者の単独犯と言うのが捜査本部の見方のようですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その12(不合理な行動)
千葉県我孫子市ベトナム女児殺人事件その14(殺人容疑で送検)

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