2008/03/01

栃木小1殺害事件の謎!目次

この記事を読んでくれている方もおられるようですので、ここで目次を作成しようと思います。
この事件はこのブログでは数少ないリアルタイムで事件の経緯を記録した未解決事件です。
その後、あまり情報もなくエントリーも47となり長くなりそうだったので、栃木小1殺害事件再考を別に作り、その後はそちらに記事を更新しております。

栃木小1殺害事件の謎!目次

47 2006年6月の新情報、遺棄現場、失踪直前の目撃情報について
46 殺害現場と犯人像についての推理
45 拉致現場大沢地区の印象について
44 犯人は遺体が発見される事を期待していたのか?について
43 犯人は遺体遺棄についてどう考えたいたのか?について
42 遺棄現場と拉致現場が離れている事について
41 捜査が行き詰っている事について
40 犯人が「刺殺」した理由について
39 殺害場所について
38 遺体の血液がほとんど無い事について
37 殺害現場の選定について
36 犯人が遺棄を急いでいた場合の仮説
35 警察のプロファイリングについて
34 女児の監禁状態ついての推理
33 女児の監禁時の室温について
32 この事件の拉致現場と準備期間、広島事件の影響について
31 複数犯人説の時系列シナリオ
30 複数犯人説について
29 犯人の移動ルートについて
28 犯人の拉致計画について
27 祖母のお迎え問題について、その2
26 祖母のお迎え問題について
25 遺棄現場が狩場だった事について
24 犯人像についての妄想
23 事件のまとめ、その2
22 事件のまとめ
21 犯人の動機について
20 犯人の住所が拉致現場から遠く、遺棄現場から近い場合について
19 犯人像について
18 空白の12時間について
17 遺棄現場と遺棄方法について
16 犯行計画について
15 犯人が遺棄を急いでいたのか?について
14 犯人が遺棄を急いでいたのか?について
13 女児の衣服について
12 事件のおさらいについて
11 犯人の住所と殺害現場について
10 死亡推定時刻について
9 続報と遺棄現場の選定について
8 続報とターゲットの選定について
7 続報
6 ターゲットの選定について
5 続報
4 続報
3 拉致現場と遺棄現場が60kmも離れている事について
2 続報
1 第一報

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2006/06/02

栃木小1殺害事件の謎!その47

この事件も半年が経って、新たな情報が出てきた。
1)捜査本部は犯行に使われた車を「白い車」と断定した。
2)女児は服を脱がされた後に刺されていると捜査本部は考えているらしい。
3)遺棄現場を2日の日の出前に訪れていた人物がいる事から、遺棄時間はもっと早い時間帯と思われる。
4)三差路で同級生と別れた後、約120メートル先の丁字路角にあるアパート付近で、目撃されていたことも分かった。

1)2)はいまさらって感じですね。
この情報が半年前に出ていれば、もっと効果は大きかったろうに、今では「半年前に白い車を見ませんでしたか?」と聞かれても厳しいよね。
私が今回注目しているのは3)で遺棄の時間帯の手がかりになるね。
しかし、死亡推定時刻がもっと狭い範囲で指定されれば、殺害場所を考える上で重要な手がかりになるんだけどな・・・
今の状態だと、殺害場所が大沢方面から茨城方面までどこでも可能と言う事になるもんな。

犯人に繋がる細い糸は「白い車」と「特殊な刃物」だけか、刃物に言及していないのは少々残念だ。
とにかく地道な捜査ですが、犯人逮捕に繋がる事を期待しています。

ただね、どうんも異常性向に結び付けたいようだけど、ホントにそうなのか?
と言うのは一度考えた方が良いと思うけどな・・・
過去の事例で性行動が伴う犯罪、レイプやレイプ殺人なんかだと短い期間に犯行を重ねている傾向にあるでしょ?
今回は事件後半年も「何も起きていない」と言う点をどう考えるかだよね。

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2006/05/06

栃木小1殺害事件の謎!その46

殺害現場を具体的に考えてみたい。その前にこれから書く事は全く根拠はありません。私の妄想です。他意はございません。

まず、この事件で犯人に当てはまる条件を考える
A)時間に余裕がある。あるいは時間を持て余している。
 A-1)無職
 A-2)学生
 A-3)アルバイト・パート
 A-4)夜の仕事や就業時間が比較的短い仕事
B)生活には困っていない。
C)車を持っている。あるいは自由に運転できる車がある。
D)1人暮らしである。
E)過去に大沢地区で生活あるいは、仕事をした事がある。

補足すると、C)とD)、E)については説明の必要はないだろう。
A)はと言うと、時間に余裕が無い状態ではこんな犯罪を行うとは考えないでしょ?と言う私の偏見です。
B)は生活する事がやっとの状態では同じく、こんな犯罪を行う事は考えないでしょう。

さて、この条件で気になる点がある。無職について考えてみる。
無職で1人暮らしができるか?と言う事です。収入が無い状態で1人暮らしをするのは難しいのではないか?
しかし、失業手当があるので失業手当の需給期間なら可能性はあるかな。

学生について考えると、一人暮らしの点で高校生以下は難しいだろう。
予備校生もセンター試験直前の状態でそんな状態ではないだろうな。
専門学校、短大などはカリキュラムが多くてそんな暇はないだろうな。
だから、4年制大学が可能性としては残るかな。

ちなみに、職業別の区分けで大学生のみが地域を特定できるので、拉致現場、遺棄現場と4年制大学の所在地を地図にプロットしてみた。(青点が大学所在地)

Daigaku こんな感じになるけど、全く根拠はありません。

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栃木小1殺害事件の謎!その45

実はこのゴールデンウィークに偶然、現場の大沢地区に立ち寄る機会があったので、大沢地区の印象を書いてみたい。

まず、現場を見て気づいたのはそれほど、田舎じゃないなと言う事だね。
市街地は住宅も密集している。しかし、そんな市街地を離れると林や森が点在しているんだよね。
多分、車で10分程度も走れば、遺棄できるポイントは無数にあると言う感じだ。
この点から、殺害現場が拉致現場に近いのであれば、60kmも離れた場所に遺棄する必要は無いのではないか?と言う疑問が湧いてきたんだよね。
また、木和田島の付近には川幅3~5m程度の小さな川が流れている。
犯人は事故死に見せかける事もできたはずなんだけどな・・・・

それから、街中には防犯パトロールのステッカーを張った民間車両が走っていた。
ま~民間で防犯組織を作ったのかな。
そんな事もあって、今回は拉致現場には向かわなかった。この時期よそ者が現場をうろついていたら、それこそ不審者として通報されそうだしね。
それで、今回は高速道路の大沢IC付近や木和田島交差点あたりから現場近くのあたりを見てきたのだが・・・
正直な感想として、全くこの土地を知らないよそ者が地図や住所録からこの土地に来たとしても、簡単には拉致計画を立てられないだろうなと言う事だね。
大きな道路以外の路地は入り組んでいるし、なにより見通しが悪い。
思わぬ所に駐在所があったりするし、コンビニなども多い。
ここを生活の場としていない人間では、拉致計画を練るまでに1ヶ月ぐらいは必要なのではないだろうか?と言うのが感想です。

印象と感想をまとめると
1)殺害現場は大沢地区では無く、もっと遺棄現場に近い場所ではないのか?
もし殺害現場が大沢地区だとしたら、その近くに遺棄する事に都合の悪い事があるのか?と言う疑問だな。
捜査地域が限定される事を嫌ったと言う理由はあるかもしれないが、拉致現場地域が捜査対象から外れる事は無いからね。

2)犯人は少なくとも、過去に大沢地区で生活した事がある人間だろう。
あるいは、大沢地区で仕事をした事があると言った所かな。
逆に言えば、現在大沢地区に住んでいなくても犯行は可能だろうな。

次回は具体的な殺害場所となった地域を考えてみたい。

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2006/04/30

栃木小1殺害事件の謎!その44

前回、犯人は遺体が発見される事を期待していたと考えたのだが、その点をさらに掘り下げてみよう。

通常の場合、遺体が発見されると、警察に通報され、事故、自殺、他殺のいずれか?と言う事で捜査が始まり、他殺となれば殺人事件として大規模な捜査が始まる。
この為、犯人としては遺体が発見される事は不利な状況を作る事になるわけだ。

今回の犯人がそれでも遺体が発見される事を期待していたとしたら、それはどんな理由だろうか?

1)発見されないと都合が悪い場合
2)発見される事で犯人の目的が達成できる場合

この二つぐらいだろう。
1)については殆ど可能性が無い、唯一ありそうなのが、遺体が発見されて失踪者の死亡が確認されないと都合が悪い場合なんだけど、今回の事件ではそんな事もないだろう。
私は以前、大沢小学校の周辺で女児が失踪した場合に犯人が疑われると自覚している為に遠方で発見させるようにしたと考えたが、これも良く考えてみておかしい、失踪して疑われるのなら、遺体で発見されても疑われるはずだ。
この事から、1)の場合は無いだろうと思っている。

2)の場合は最初に書いた通り、遺体が発見される事は犯人にとって不利な状況を招くわけで本来なら避けたい事態のはず。
それをあえて、発見させる事を選んでいるのだから、犯人にとってはこの事件の主な目的の一つなのではないかな。
捜査のかく乱を狙ったとしても、それ以前に不利な状況を作る事になるので、かく乱と言うのも考えすぎのような気がしてきた。あるいは結果的に捜査がかく乱される事になったと言う程度だろうな。

遺体が発見される事自体が犯行の目的とするとそれは何か?
不利になるのをあえて発見させているわけで、やはり事件を公表する事。世間に知らしめる事が目的と考えるしかないだろうな。
このあたりから、私の以前の推理の「完全犯罪をしたい」とか「警察に対する挑戦」と言った説になったんだけどね。

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2006/04/29

栃木小1殺害事件の謎!その43

今回は遺体遺棄についての犯人の思惑についておさらいしたい。
今までも何度か触れてきたが、犯人が女児の遺体を遺棄するに当たり何を考えていたのか?と言うのはこの事件を解く重要な鍵の一つだと考えている。

そこで、ポイントは犯人は遺体を発見されたいと考えていたのか?それとも発見してほしくないと考えていたのか?と言う点だな。
いつものように場合分けして考える。

1)遺体が発見されて欲しいと考えている場合
遺体を発見させたいと考えていたのであれば、拉致現場から60kmも離れた場所に遺棄する必要は無いよな。殺害現場が遺棄現場の近くであれば別だが、殺害現場から離れた場所であるならば、もっと近い場所に遺棄する事だってできたはずなんだよね。仮に殺害場所が拉致現場付近だとしたら、車で2時間も掛かっているわけで、それならもっと近くに遺棄してもよかったのではないかな?どうせ発見させるんだからさ。
だから、この場合は
・拉致現場から60km離れた場所に遺棄したいと考えた
・殺害現場から離れた場所に遺棄したいと考えた
この二つぐらいが犯人の意図なんではないかな?
殺害現場がもし自宅であるならば、発見されるように自宅近くに遺棄するとは思えないよな。

2)発見されてほしくないと考えていた場合
ここなら人気もないし発見される事はないだろう。と考えて遺棄したとしたら、犯人は地元の人間ではないと思う。
遺棄現場は確かに人の近寄らない所ではあるが、狩場になっていたわけで、シーズンになれば毎年、銃声などがしてハンターが現場付近に入る事は地元の人間なら知っていたと思うわけです。

また、発見されてほしくないと言うわりには、遺体を隠していないし、拉致現場から2時間も掛けて移動するくらいなら、栃木側で穴でも掘って埋めてしまうぐらいの事だってできたはずだよな。

このあたりから考えて、犯人は遺体は発見して欲しいと考えて遺棄したと私は考えている。

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2006/04/27

栃木小1殺害事件の謎!その42

さて今回は、殺害場所が拉致現場から十分に距離がある場合について考えてみたい。
この場合のポイントは
・女児の捜索が女児の失踪直後に始まっている事。
・殺害場所が拉致現場から十分に距離がある事。

この二つだ、具体的に書くと、
殺害後に今市方面に戻ると、既に女児の捜索が始まっている為に警察の車両検問があるかもしれない?と犯人が考えたとしたら?
拉致現場近くに遺体を遺棄するのは危険と考えたとしても不思議ではないだろう?
この為、犯人は遺体を今市とは反対方向の茨城方面に遺棄する事にした。

この説は以外に説得力があると思う。
しかし、この場合は犯人の動機を見直す必要がありそうだ。
なぜか?殺害現場と犯人の住居が近いかもしくは同一だとしたら、犯人はなぜ、ターゲットを大沢小学校の生徒に決めたのか?って事なんだけどね。

犯人の住居が拉致現場から車で一時間以上離れているとしたら、ターゲットの候補地は相当な広範囲になるはずだよね?
大沢小学校の近辺だけでも小学校が4校ぐらいあるので、栃木県の北部や南部、そして茨城県西部、北部も含めると、ターゲットの候補になる小学校は数十校はあったはずだよね。
そんな中でなぜ、大沢小学校の生徒を選んだのか?偶然と考えるのは安易過ぎるような気がする。
そしてもう一点だが、距離が離れているのが犯行の障害になるのではないかな?
障害と言うのは、距離が離れている為、どうしても現場を下見しようとしたら時間が必要になるよ。
宇都宮より東側なら少なくとも1時間は必要ではないかな?往復で2時間、さらに現場周辺の地理を調べるのにも時間が必要だから、一度の下見で3から4時間ぐらい必要だっただろう?
しかも、1日だけの下見ではいかにも不安だよね。
少なくとも、拉致を実行しようとする曜日と同じ曜日での下見はしたいんじゃないかな?
下見だけでも3日ぐらいは行っていると思う。
もし犯人が仕事を持っているとしたら?仕事を終えた後にお金にもならないのに、3時間以上も時間を掛けようと思うだろうか?
と言うのが障害の意味なんだけどね。

犯行を思いついたとしても、それを実行するのにはかなりの時間とエネルギーが必要になる。「半端の意志では犯行を実行できないのではないか?」と言うわけだ。

だから、もし犯人が拉致現場よりも十分離れた場所に住居があるのだとしたら、かなり強い意志で犯行を実行したのではないだろうか?
この意味ではターゲットは誰でも良いと言うわけではなく、最初から被害女児をターゲットに選定していたのではないだろうか?と言う疑問が湧いてくるね。

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2006/04/19

栃木小1殺害事件の謎!その41

さて、報道ではなんと、この事件の情報提供に懸賞金を掛ける事を捜査本部が検討しているとの事。捜査は行き詰まっているんだね。
そこのところをもう一歩踏み込んで考えてみたい。

捜査が行き詰まっていると言うのは犯人らしい容疑者が特定できていないと言う事だね。
ではそれはどう言う事だろう?
これは警察が捜査した中に疑わしい人間がいないと言う事だろ。
この部分をもう少し考えてみる。

捜査はしたが、疑わしい人間を見つけられないと言う、その原因は二つだろうな。
・捜査した中に犯人がいない場合。
・捜査した中に犯人がいたが、警察が犯人と認めてない場合。
たぶん、この二つが可能性として考えられるね。
犯人がいない場合はしょうがないね。

しかし、捜査した中に犯人がいるのに、警察が犯人と認めていない場合はどうだろう?
そんな場合があるのか?ってのもあるけどさ、当初の捜査では拉致現場付近と遺棄現場付近を中心に捜査していたはずだし、プロファイリングでは拉致現場から5km以内とのプロファイルも発表されている。
犯人が拉致現場付近に生活しているとしたら、当然捜査陣は犯人を捜査線上に挙げていた可能性は高いのではないだろうか?

その方向で警察はなぜ、犯人を被疑者リストから外してしまったのだろうか?を考える。
ここからは私の妄想なんだけど・・・・

多分捜査員が最初に確認するのは拉致時刻での被疑者のアリバイだろう。
なぜなら、この事件の中で時刻が30分以内の誤差で特定できる時刻だからね。
つまり、捜査員は被疑者に拉致時刻の前後30分程度にアリバイがあれば「白」と判断しているのではないだろうか?
しかも、警察がアリバイの信憑性に問題が無いと判断するとすれば、家族や友人の証言ではなく、第三者の証言なんだろうな。

このような事を考えた上でさらに、考えよう。犯人が主張したアリバイはどんな物なのだろうか?
60km離れた場所に遺棄している事。短時間に拉致している点などを考えると、拉致した時も車を使用していた可能性が高いよね。
そこでアリバイを主張するには、拉致作業を短時間で行い、拉致の前後では第三者にアリバイを証言してもらえるような状態って事なんだよね。
車に乗って移動していても不審に思われないわけだから「車を使った仕事をしていた」と考えると一番説得力があるだろうな。
そして、アリバイを作れると考えると、例えば集配業務なんてのが都合がいいだろうね。
拉致の前後で配達や収集を行って、第三者に証言してもらえるし。車に女児を監禁したままでも怪しまれずに仕事を続けられる。また拉致現場の下見にも都合がいいね。

しかし、そう考えると今までの推理と少々矛盾する事があるんだよね。
昼間の仕事だとしたら、遅くても午後7時ぐらいには仕事を終えて午後8時ぐらいには帰宅しているのではないだろうか?だとしたら、殺害時刻が遅すぎないか・・・・

昼間の仕事とすると、この矛盾が説明できないので、別の角度から考えると、普通にファミレスなどの飲食店でお茶でも飲んでアリバイを作ったのかな?その場合はレシートの時刻が証拠だったりするかもね。

いづれにしても、まったく根拠のない妄想だけどね。

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2006/04/15

栃木小1殺害事件の謎!その40

さて、合同捜査会議が開かれたようだが、そんな事には関係なく今回は犯人はなぜ「刺殺」したのか?について考えてみたい。

そもそも今回の事件ホントに快楽殺人なんだろうか?
私は以前からこの点には以下の理由で疑問を持っている。
・遺体の体が綺麗すぎる(傷が少なすぎる)
・最初に心臓を刺していて女児は即死している。
・遺体からいたずらや性行為の痕跡がない。
・遺体の遺棄現場に儀式的な装飾などがない。

もし、この事件が快楽殺人でないとしたら、なぜ犯人は刺殺を選んだのだろうか?
拉致から殺害までには10時間以上時間があったはずで、犯人はそれなりに処置を考える時間があったはずだよな・・・刺殺自体は血液の処置など犯人にとっては手間のかかるだけで、それほどメリットがあるとは思えないしな。もっとも、犯人の趣味と言われればそれまでだが・・・

でここからは、いつもの妄想なんだけど
この事件で特に目立つ項目は二つだ。
1)拉致現場と遺棄現場が60kmも離れている事。
2)女児の胸に複数の傷がある事。

1)については、捜査のかく乱と考えている。
それでは2)にはどんな意味があるのだろう?
ホントの所は犯人の自供を待つしかないが考えると(^_^;)
実はこの2)も1)と同様に捜査のかく乱の為だとしたらどうだろう?

そこでまで手間をかけるか?と言う疑問もあるだろうが、なにしろ60kmも離れた場所に遺棄している点だけでも相当な手間だよね。
犯人の住居がもし今市方面にあるなら、往復で4時間も掛けている事になる。それだけ手間を掛けるぐらいなら、刺殺して複数の傷をつける事ぐらい手間のうちに入らないだろう。

そう考えると、更に謎が出てくる。
なぜ、それほどに捜査をかく乱しなくてはならないのか?
それはなぜか?
大沢小学校の周辺で女児が失踪したり殺害されたりしたら、犯人は自分が警察に疑われると自覚していたのではないだろうか?

理由はわからないが、性犯罪歴があるとか、レンタルビデオでそれらしい物を大量に借りているとかかな?
しかし、プロファイルも出ているし、そんな事ならとっくに警察がマークしているはずなんだよな・・・・
プロファイリング情報が出てから2週間以上たつが、逮捕の気配はなしか・・・
容疑者をマークしていて、裏付けを探している段階だと良いのだけどね。

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2006/04/11

栃木小1殺害事件の謎!その39

前回は女児は遺棄前に体を洗われたと考えた。その場合、屋内である可能性が高いだろう。
屋内で洗える場所と言えば、やはり浴室と考えるのが自然だろうね。
しかし、洗った場所が浴室だったとしても、殺害場所が浴室とは限らないよな。
ここで殺害場所が浴室とそれ以外の場合について考えてみよう。

1)浴室が殺害場所の場合
屋内で刺殺するなら浴室が一番都合がよいだろうな。
ただ、この場合だと広さが問題になるような気がする。
例えば複数犯人説の場合、成人男性2人と被害女児が浴室に入る事になる。そうなるとそれなりのスペースが必要ではないだろうか?
そうすると、アパートのユニットバスなどでは複数犯での犯行は難しいような気がするし、それでも複数犯を考えるなら、殺害は1人が実行し、もう1人は殺害に加わらなかったと言う事か・・・・

また、浴室で殺害する場合、浴室が暖房されている家はあまり無いだろう。犯行時の犯人の服装はどうだったろう?多分、犯行時間は30分ぐらいは掛かると思う。
返り血を浴びて、それを洗い流すと考えたなら、犯人は全裸の方が都合が良い。しかし、全裸で寒い所にいるのはつらいよな?この場合はお湯のシャワーを流しながら殺害したのかもしれないね。
もし、犯人が服を着て殺害をしたとしたら?寒いので服を着て作業を行ったと言うのも自然だろうな。しかし、この場合は服に返り血を浴びている可能性がある。この服を犯人はどう処置したのだろうか?

2)浴室以外で殺害した場合
かなり後始末が面倒だろうな。浴室の場合と同様に服を着ていたのなら、その服の処置はどうしたのか?

とあまり、まとまらないのだが・・・
一つだけ、もし犯人の着衣に女児の血液が付着したとしたら?犯人はどう処置したのか?これは殺害時から遺棄時までの期間に当てはまる事なんだよね。
女児の持ち物と着衣が見つかっていない事と関係はないだろうか?

このあたりは、もともとが何も情報が無いので想像するしかないのが痛い所なんだよな。

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