2015/09/16

埼玉県朝霞市根岸台男性事件その4(被害者)

まずは続報です。
1)容疑者(31)が、捜査で知り合った女性と不倫し、県警内部で処分を受けた後も女性との交際を継続。

容疑者には妻子がいるが、別の女性と不倫関係にあり、最近、その女性との間に子どもが生まれた。容疑者はこれまでに県警から2回、処分を受けているが、うち1回はこの不倫交際に関する処分だったとの事。

2)捜査関係者によると、遺体発見時、被害者方1階の耐火金庫は扉が開いた状態で、100万円がなくなっていた。

3)容疑者には支払い期限が迫った多額の借金がありましたが、事件後、返済していたとの事。別の報道では
今月3日以降に容疑者がまとまった額の金を使った形跡があるとの事。

4)容疑者(31)が「交際女性との間に子どもが生まれ、生活費を工面する必要があった」という趣旨の供述をしているとの事。

5)捜査関係者によると、容疑者は今年3月まで勤務していた朝霞署刑事課で、被害相談に訪れた女性とトラブルになり、女性が同署に苦情を訴えていたとの事。

6)朝霞署捜査本部は13日までに、殺人と住居侵入の疑いで、同容疑者を逮捕、さいたま地検に送検した。

時系列を更新
昨年10月、容疑者は被害者方で被害者の父親が死亡した際に現場に臨場、この時、金庫の場所を覚えた。
2015年9月
02日     2日朝から3日朝まで容疑者は当直勤務
02日21:00頃 被害者が弟と電話で話す
03日14:00過 被害者宅のインターホンを2回押していた。私服姿で、マスクはしていなかった。
03日     容疑者の車が現場近くの駐車場で目撃
       3日以降に容疑者が借金を返済した形跡がある。
04日16:30頃 遺体発見

こんな所ですね。個別に見てみましょう。
1)不倫ですね、事件の陰に女と金は昔から言われている事です。
ただ、報道の内容の通りだと、ちょっと、問題あると思います。一度は不倫が露見して警察内部で処分されたにも関わらず、不倫を継続してしまったと・・・
この時に精算していれば、この事件を防ぐ事が出来たかもしれませんね。

2)結局、100万円が無くなっていたんですね。で、それ以外に現場には多額の現金があったと言う事なのかな。

3)強引な犯行は、借金の期限があったからのようですね。期限が3日中なら、この昼間の犯行も説明できますね。

4)不倫でも、子供が生まれる前は、愛人も仕事をしていて、お小遣い程度でも生活を維持できたでしょうが、子供が生まれると、愛人も仕事がしばらくできませんからね、愛人と子供の生活費を援助しなければならない、その上、チャイルドシートやベビー服、その他、ベビー用品一式が必要です。
他にも、もしかすると、出産費用や入院費用なども容疑者が用意したかもしれません。

5)この情報はどんな意味なのか良く分かりません。この苦情がどんな内容なのか?良く分かりませんね。

6)送検したんですね。

さて、不倫が原因で起きた事件は数知れず・・・
不倫のあげく、愛人が不倫相手の家に放火して、子供2人を亡くした事件や、不倫相手と共謀して夫を殺害しようとした仙台男性教諭殺害事件、不倫相手を殺害し汚水槽に生きたまま遺棄して殺害した米原市の女性殺害事件などなど・・・

不倫はいけない事と言うのは、それなりに、賛同される方が多いと思います。
だけど、このあたりは、理屈で駄目と分かっていても、感情と言うか、本能というかそう言った部分で「好きは好き」なんですよね。

なので、強い意志で不倫の誘惑を振り払える人ばかりではないでしょう。

ただ、その不倫の結果を見れば、多くの人の人生を壊してます。
被害者の命を奪った殺人の罪はもちろんですが、3人の子供と妻と愛人の2人の女性の人生を壊しています。

不倫を始める時はまさか、こんな事になるとは思わなかったかもしれません。
だけど、愛人との間に子供を作ろうと言う段階では、覚悟を決めて関係を清算するしかないと思いますね。

今回はどちらも選べず、どちらも壊してしまう結果になってしまいました。

自業自得と言えば、それまでですが、しかし、被害者が多すぎますよね。

容疑者には、これから、自分の罪と向き合って欲しいと思いますね。

参考リンク
埼玉県朝霞市根岸台男性事件その3(破壊)

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2015/09/14

埼玉県朝霞市根岸台男性事件その3(破壊)

まずは続報です。
1)容疑者が以前、仕事で被害者の自宅を訪れていて、「金庫の場所を覚えていた」などと供述しているとの事。

2)事件発覚前日の今月3日14時過ぎ、被害者宅のインターホンを2回押していた。
男は私服姿で、マスクはしていなかった。この日以外に男の訪問の記録はなかったとの事。
容疑者の画像がインターホンに記録された3日には、近くの月決め駐車場に容疑者の親族名義の車が止まっているのも目撃されている。

時系列を更新
昨年10月、容疑者は被害者方で被害者の父親が死亡した際に現場に臨場、この時、金庫の場所を覚えた。
2015年9月
02日     2日朝から3日朝まで容疑者は当直勤務
02日21:00頃 被害者が弟と電話で話す
03日14:00過 被害者宅のインターホンを2回押していた。私服姿で、マスクはしていなかった。
03日     容疑者の車が現場近くの駐車場で目撃
04日16:30頃 遺体発見

こんな所ですね。
ちょっと驚いたけど、14時過ぎって昼間ですよね。3日は木曜日の平日です。
3日朝まで当直勤務なので、容疑者は睡眠不足だったと思うのだけど・・・
被害者宅を狙ったのは、「金庫の場所を覚えていた」からなんでしょうが・・・
しかし、昼間の時間帯はずいぶんと、大胆ですね。
被害者は職業不詳の58歳。以前の時に被害者の情報も聞いていたのかもしれませんが・・・

被害者は職業不詳なので、昼間に家に居る可能性もありますよね?
なので、インターフォンを2度ならして、留守を確認した。
しかし、この時も無防備に顔をカメラに写している。

この時点で金目当ての窃盗目的だったとしても、無防備ですね。
このインターフォンは昨年10月の容疑者が臨場した後に、交換したのかもしれませんね。
こう考えると、個人的な交友関係は無かったのだろうと思います。
以前から交際があれば、インターフォンにカメラが付いている事を容疑者も知っていて、顔を隠してもおかしくないですね。

被害者が犬を玄関の土間で飼っていたと言うのも、窃盗には不利な条件かと思います。
昼間で犬が変に吠えていたら、被害者が一人暮らしの事もあり、近所の人が何事かと中をのぞいたりしてもおかしくないですし・・・

金庫がどんな金庫なのか分かりませんが・・・普通に考えると、小型の耐火金庫なのかな?
だとしたら、小型でも20から30キロぐらい重さがあって、そんな物、昼間に盗み出すなんて、ちょっと考えられませんね。

なので、コメントにもありましたが、金庫の開け方を知っていたのだろうと思います。
つまり、留守を確認して侵入したけど、金庫を開けられないでは、話になりませんからね。

昼間でも、敢えて、被害者宅を狙ったのは、確実にそこに現金がある事を知っていて、その上、金庫の開け方も知っていたんでしょうね。

私が気になるのは、例え窃盗だったとしても、逮捕されれば、容疑者は身の破滅です。
警察は免職か辞職か、いずれにせよ、仕事を失い、警官の妻も、警察を辞める事になっても不思議では無いですね。
仕事の性格上、警官を続けるのはかなり辛いと思います。
その上、婿入り先は地元の名士と言う事だと、家の名に泥を塗った的な事から、離婚と言う話になってもおかしくないでしょう。
家は資産家で経済的に夫に依存する事が無いので、離婚の障害は無いと思います。

正に仕事も家庭も失い、人生を破壊してしまうような、そんな行為なんですよね。
やはり、容疑者にとっては、それでもやらなくては成らない何か理由があったのだと思います。

家庭や人生よりも大切な物?・・・逆に家庭を守る為にお金が必要だったのかな?
ちょっと、犯行が強引に見えます。下見もしてないようですね。

お金で解決できる問題で、なおかつ、「家族には相談できないお金の使い道」って事ですね・・・
パチンコなどのギャンブルでの借金、女との手切れ金とか、家族に相談できない理由は色々考えられるけど・・・
そこは、容疑者の供述を待つしかないですね。
(ギャンブル依存症だと、自分自身を制御できない事の説明もできますが、それなら周囲が異変に気づくと思うけどな・・・給料を使い果たしているとか)

いずれにせよ、相当に追い詰められていて、夜まで待てなかったのは、夕方までにお金が必要だったのかな?
10日まで事前に休みを予定していたなら、翌日以降に張り込んで、被害者の外出を確認してからの方が確実ですからね。
強盗なら、夜の方が有利でしょう。

まさか、金庫の中の現金が無くなって、被害者が気付かないなんて事は無いでしょう。
なので、必ず、事件になるんですよね。そうなれば、必ず、捜査されるわけですから・・・

今の段階では容疑者のメンタルに問題があったのか?と言うのも、可能性としては疑えるかな?

続報を待ちましょう。

参考リンク
埼玉県朝霞市根岸台男性事件その2(プロフィール)
埼玉県朝霞市根岸台男性事件その4(被害者)

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2015/09/13

埼玉県朝霞市根岸台男性事件その2(プロフィール)

容疑者のプロフィールです。
逮捕された同県警巡査部長、男性容疑(31)について、首席監察官が「仕事は問題なくやっていた」と説明。現在はJR武蔵浦和駅前の交番で勤務しているが、通算13年4カ月のうち捜査経験年数が8年6カ月で、主席監察官は「(殺人や強盗などの凶悪事件を扱う)捜査1課に配属されたこともあり、それなりに努力していたはずだ」と話した。

一方、容疑者が過去に2回の処罰を受けていたことも判明。懲戒処分には至らない程度だったが、首席監察官は「事件との関係が不明」として、具体的な処分内容や時期については明らかにしなかった。

容疑者は高校卒業後、平成14年4月に埼玉県警に入り、通算13年4カ月のうち8年半を刑事部門で過ごした。23年3月、殺人などの凶悪事件を扱う県警本部捜査1課の刑事に抜擢。一方で、無届けの海外旅行などで過去に指導を受けており、「世間知らず」(同僚)な一面もあったという。

親類らによると、容疑者の妻も埼玉県警の警察官。5年ほど前に婿入りし、幼い2人の息子、妻の母と祖父の6人で暮らしていた。近隣住民は「いわゆる名家で、お金にはゆとりがあるようだった」と話した。
事件の直前には、祖父の指導を受けながらトラクターで畑を耕し、その様子を妻子が見守るほほえましい姿を別の住民が目撃している。

親類の男性(75)は「目立つタイプではなかったが一生懸命で優秀だったと思う」と話す。24年3月には巡査部長に昇任。県警幹部は「それなりに努力していた」との見方を示す。

捜査本部の任意同行を受けたのは11日午後。

川越市にある容疑者の妻の実家は地元でも有名な資産家。妻と2人の息子、妻の母親、同祖父の6人家族。妻の実家に婿入りし、4世代で同居していた。敷地内には広大な庭と畑、複数の物置がある。周辺にも土地を複数所有し、駐車場やアパートなどとして貸しているという。

県警によると、現職の警察官が殺人事件の容疑者として逮捕されたケースはこれまでに例がないという。容疑者は昨年10月、殺害された男性(58)の父親が死亡した際に、朝霞署刑事課の強行犯係として被害者方に臨場していた。警察官の職務として捜査で赴いた被害者方に再度訪れ、犯行に及んだことになる。

被害者が殺害されたのは今月3日の可能性が高いことが分かった。県警朝霞署捜査本部は、容疑者が当直明けの日に犯行に及んだとみて裏付けを進めている。

捜査本部によると、容疑者が使用していた乗用車は3日に被害者方近くの駐車場で目撃されたことが判明しているが、この日以外の車の目撃情報はこれまでに寄せられていない。

被害者方の玄関のインターホンのカメラに容疑者に似た人物が映っていたのも3日だった。また2日には、被害者は自宅近くの店舗の防犯カメラに映っており、弟と電話で話している。容疑者も2日朝から3日朝までは当直勤務に就いていた。

捜査本部は容疑者の逮捕容疑について、今月2~4日のいずれかに、朝霞市根岸台7の被害者方に侵入し、被害者の首を絞めて殺害したとしている。調べに対し容疑者は「首をロープで絞めて殺害した」と供述する一方、「首を絞めた際に殺意はなかった」と容疑の一部を否認しているという。

捜査本部の調べで、事件後、被害者方から現金数百万円や現金入りの財布が見つかった。一方、扉が開いていた金庫の中には現金がなかったことから、捜査本部は金銭目的で侵入した可能性もあるとみて動機を追及している。

こんなところですね。
整理すると
容疑者は
現職警察官(31)で高校卒業後、平成14年4月に埼玉県警に入り、通算13年4カ月のうち8年半を刑事部門で過ごした。23年3月、殺人などの凶悪事件を扱う県警本部捜査1課の刑事に抜擢。

容疑者の妻も埼玉県警の警察官。5年ほど前に婿入りし、幼い2人の息子、妻の母と祖父の6人で暮らしていた。近隣住民は「いわゆる名家で、お金にはゆとりがあるようだった」と話した。

4世代で同居していた敷地内には広大な庭と畑、複数の物置がある。周辺にも土地を複数所有し、駐車場やアパートなどとして貸しているとの事。

事件の時系列
昨年10月、容疑者は被害者方で被害者の父親が死亡した際に現場に臨場
2015年9月
02日     2日朝から3日朝まで容疑者は当直勤務
02日21:00頃 被害者が弟と電話で話す
03日     容疑者の車が現場近くの駐車場で目撃
       容疑者に良く似た人物が現場のインターフォンのカメラに写っていた。
04日16:30頃 遺体発見

3日の勤務後から容疑者は10日まで休みを取っていた。

現在31歳で5年前に結婚って事は26歳で結婚かな。
相手は同じ警察官、婿入り先は資産家だった。
子供は2人、妻の母、と祖母、妻の6人で同居していた。

8年半も刑事部門にいて、捜査1課の刑事の経験もある。しかし、逮捕時は浦和署地域課に勤務していた。

やはり、不思議な事件ですね。
殺意が無かったと自供していますが、その通りなのかもしれません。
理由としては、証拠を残し過ぎていると言う点ですね。
容疑者は刑事部門に8年半もいたわけで、警察がどう捜査するか知っていたはずです。
なので、車の目撃情報やインターフォンのカメラに自分の映像を残すなんてミスはしないと思うわけです。

逆に窃盗の手口としては、インターフォンで留守を確認したと言うのは有りですね。
応答が無いので留守と判断したが、侵入したら、被害者が在宅していた。
酒によって寝ていたが、物音に気付いて目を覚ましたと錯覚した容疑者が驚いて、咄嗟に近くにあったロープで殺害してしまった。

そこで、現金を盗む予定だったが、強盗殺人になってしまう為、現金は放棄して、顔見知りに偽装する為に、携帯を盗んだと言うのは結構、説得力ありそうなんですが・・・

しかし、資産家の家に婿入りして、お金に困っているとは思えないのですが・・・

ただ、婿の立場では、家のお金を自由にできるわけでもないでしょうね。

気になるのは、3日の当直勤務あけから10日までの休みは事前に申請していたのか?
警察の勤務形態がよく分からないのですが・・・普通の会社なら、1週間の休暇は簡単にはとれそうも無いです。
ただ、警察は土日が休みと言うわけでも無いでしょうから、シルバーウィークもあるので、交代で休みを分散取得していたと言う事なのかな?

この休み中に家族旅行など出費の予定などがあったのか?
そのあたりの情報が欲しいですね。

参考リンク
埼玉県朝霞市根岸台男性事件
埼玉県朝霞市根岸台男性事件その3(破壊)

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2015/09/12

埼玉県朝霞市根岸台男性事件

9月4日(金)午後4時半ごろ、埼玉県朝霞市根岸台の民家で、住人の職業不詳、男性(58)が死亡しているのを、弟(54)が発見し119番通報する事件が起きている。

被害者には首を絞められたような痕があった。
県警によると、被害者は1人暮らし。弟は別居しており、被害者が電話に出ないことを不審に思い訪問したという。

現場は東武東上線朝霞駅から北東約700メートルの住宅街。

発見した弟は2日午後9時ごろに電話で会話をしたと話しており、捜査本部は被害者が2日夜から4日未明の間に殺害されたとみて捜査している。

捜査本部によると、被害者は発見時、衣服を身につけておらず、下半身にタオルケットをかけただけの状態だった。室内は雑然としていたが、争った形跡はなかったとの事。

被害者は玄関の土間で犬を飼っており、普段の出入りには居間の掃き出し窓を利用していた。発見当日も玄関は施錠されており、弟はカギのかかっていなかった掃き出し窓から室内に入っているとの事。

被害者の首に抵抗した際につく傷がなかったとの事。
被害者の体内からはアルコールが検出されており、朝霞署捜査本部は、殺害の際の状況について調べている。

捜査本部によると、室内からは財布や預金通帳などが見つかり、財布には現金やカード類が入ったままになっていたとの事。
また、1階には耐火金庫があり、扉が開いた状態だったという。捜査本部は盗まれたものがないか、親族に話を聞くなどして調べを進めている。

被害者が倒れていた居間からはスマートフォン1台が電源が切れた状態で見つかったとの事。遺体を発見した弟が4日に電話した際には電源が切れた状態だったという。捜査本部は着信履歴などを詳しく調べるとの事。

朝霞署捜査本部は7日、被害者が普段使用していた携帯電話が自宅から発見されていないと明らかにした。

捜査本部によると、これまでに1階居間からスマートフォンが発見されているが、被害者が普段使用していた携帯電話が見つかっていない。

4日午後4時半ごろ、弟が1階の居間で、座椅子の上にあおむけになっている被害者を発見。首に締められたような傷跡があった。

居間にある耐火金庫の扉は開いていたが、室内から現金の入った財布や複数の預金通帳などが見つかっている。

朝霞署捜査本部は11日、室内を調べたところ、新たに数百万円の現金が見つかったことを明らかにした。

遺体発見から1週間が経ち、捜査本部はこれまでに捜査員568人を投入。周辺住民への聞き込みや近くの防犯カメラの確認などを進めている。首を絞めたとされる凶器は特定されていない。

県警は、これまで室内から複数の通帳やキャッシュカードを発見。新たに室内の複数箇所から計数百万円の紙幣が見つかったとの事。

また、被害者が使用していたとみられるスマートホンについて、8月に着信履歴があった後、通話の記録がないことが分かった。県警は被害者が、室内から見つかっていない二つ折りの携帯電話を、主に通話用の電話として利用していたとみて通話履歴などを調べている。

埼玉県警は12日未明、殺人と住居侵入の疑いで、浦和署地域課に勤務する巡査部長、男性容疑者(31)=同県川越市鯨井=を逮捕した。

逮捕容疑は9月2日から4日までの間、被害者方に侵入し、被害者の首を何らかの方法で圧迫して窒息死させたとしている。
県警によると、容疑者は「(被害者の)首をロープで絞めたのは間違いない」と供述する一方、殺意を否認している。殺害の動機は明らかになっていないとの事。

容疑者は3月まで朝霞署地域課に勤務しており、昨年10月3日に被害者の父が死亡した際に、他の署員とともに、遺体を調べるため被害者方に臨場していたという。

県警朝霞署捜査本部は、被害者方の玄関に設置されたインターホンの映像に容疑者によく似た男が写っていたことや、3日に被害者方近くの月極駐車場に容疑者の親族名義の乗用車が止められていたこと、現場から採取したDNAと容疑者が任意提出した資料のDNAが一致したことなどから、容疑者が被害者殺害に関与した可能性が高いと判断した。

容疑者は今月3日は朝まで勤務した後、10日まで休みを取っていたとの事。

とこんな事件ですね。
現職警官が逮捕される事となりましたが・・・ちょっと不思議な事件ですね。
動機が分かりません。

現場に多額の現金やキャッシュカードが残されていて、奪われたと思われるのが、今のところ被害者が普段使用していた携帯電話だけと・・・

殺害方法は絞殺だった。

金銭目的のようにみは見えないですね。
怨恨のようにも見えませんが・・・

いずれにせよ、容疑者は警察官としての自覚は少なからずあったはずなんですが・・・
それでも、殺人と言う結果になった理由が知りたいですね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
埼玉県朝霞市根岸台男性事件その2(プロフィール)

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2014/04/16

埼玉県狭山市男性巡査無理心中事件

4月12日午前5時10分ごろ、埼玉県狭山市新狭山のマンション敷地内で、このマンション3階に住む警視庁蔵前署地域課の男性巡査(24)があおむけに倒れて死亡しているのが見つかる事件が起きている。

男性巡査の部屋では、田無署地域課の女性巡査(24)が腹を刺され、すでに死亡していた。

2人は幼なじみで、3月に結婚予定で同居していたが、男性巡査の業務上の不正行為で結婚が延期になっていたとの事。
男性巡査の部屋のベランダには血痕が残っており、埼玉県警は男性巡査が交際のもつれから女性巡査を刺殺後、飛び降り自殺したとみて詳しい経緯を調べている。

警視庁によると、男性巡査は4月9日から休暇を取得。上司らが事件前日の同11日に話を聞いたところ、「女性巡査とけんかし、部屋を出ていかれた。結婚もなくなるかもしれない」と泣きながら説明したとの事。
遺書などは見つかっていないとの事。

男性巡査は昨年8月、警視庁の採用試験に大学の後輩の名前で勝手に申し込んでいたことが発覚。警視庁が内部調査をしていた。自らの紹介で申し込みがあったように装うためだったといい、「署内で期待されていて受験勧奨をしなくてはと思った」と話したとの事。警視庁は、結婚延期の一つの原因とみている。

警察によると、男性巡査は、台所から包丁を持ち出して女性巡査を刺し、さらにクロゼットに逃げ込んだあとも追いかけ、執拗に刺して殺害したとみられる。

男性巡査の上半身にも複数の刺し傷があったことがわかった。
自殺をためらった際にできるような傷で、警察は、男性巡査が刃物で自殺を図ったのち、飛び降り自殺をしたとみて調べているとの事。

事件前に男性巡査が父親に対し、「どうしていいか分からないので、死にたい」などと自殺をほのめかしていたことが新たに分かった。

こんな事件ですね。
最初に言ってしまえば、警察官だって、みんな同じ人間だって事ですよね。

失敗もあるし、悩む事も人生の迷路に入り込んでしまう事もあるでしょう。

この事件も、結婚が決まっていながら、「つまらない不祥事」で延期、さらには別れ話と、天国から地獄へ急降下した感じなんでしょうね。

男性巡査は結婚したいと思っているけど、起こしてしまった不祥事はどうにもならないし、別れたいと言う、女性巡査を説得する事もできなかったんだろうね。

仕事で問題を起こして、さらに交際にも行き詰まり、もう死ぬしかないと思い詰めてしまったんでしょうね。

その気持ちは解るような気がします。
仕事のトラブルとさらにもう一つ、トラブルが重なると、かなりキツイですよね。

まー、男性巡査は相当追いつめられてしまった結果の犯行なんだろうと思います。

最後の心中事件に目が行ってしまいますが、問題はこの事件の原因となっている、不祥事をなぜ起こしたのか?が重要ですよね。

だいたい、後輩に無断で申し込むって、普通に考えておかしいです。
本来なら、後輩本人に話を通して、了解の上で申し込んでもらうのがホントでしょ?

無断で申し込めば、本人に連絡が行き、不審に思うのは時間の問題ですからね。
冷静に考えれば、ちょっとできない話だと思います。

それでも、やってしまった男性巡査はなにか、プレッシャーが掛かっていたのではないか?と思えるのですが・・・ノルマでもあったのか?それとも、結婚を控えて、成績を上げたいと言うのがあったのかもしれませんが・・・今の段階では何とも言えません。

防ぐには?と考えると、もう周囲の人間のアドバイスしかないと思いますね。
本人は事件直前はもう、正常な判断ができないような思い詰めた状態だったと思います。

その状態では、自分自身で軌道修正する事は難しいと思います。
しかし、アドバイスも難しい状況だったと思います。
結局、どの問題も解決する方法がありません。

女性巡査が別れたい理由が解りません。
推測すると、警察組織で不祥事を起こしてしまった、男性巡査と結婚しても、幸せになれないと言う判断だったのか?あるいは、不祥事自体を嫌ったのか?

しかし、結局、決まっていた結婚を取りやめてしまうほど、決意は固かったと言う事でしょう?

だから、よりを戻して結婚する方法がありませんし、仕事も不祥事で経歴に汚点を残す事も防げません。

なので、「全てを受け入れて新しい人生を生きろ」と言うような話しかできないんですよね。
職場にも居づらい状況ですね。結婚の話とか職場でもしていただろうし、さらに、不祥事の件もあるし、やはり、「仕事を辞めて、一からやり直せ、新しい人生を生きろ」と言うアドバイスしかないのかな?

まだ、24歳です。人生死んだら終わりですから、カッコ悪くても生きていれば、これから良い事もあると思います。死なずに生きる事を考えましょう。

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2012/12/23

富山県警現職警察官殺人放火事件

12月22日、富山県警は同県警警察官の男性容疑者(54)=富山市森1丁目=を殺人と現住建造物等放火、死体損壊の疑いで逮捕したと発表する事件が起きていた。
容疑を認めているらしい。

県警の調べでは、容疑者は2010年4月20日正午ごろ、富山市大泉のビル2階の住居で会社役員FSさん(当時79)と妻FNさん(同75)の首を絞めて殺したうえ、油をまいて放火し、死体を損壊させた疑いがあるらしい。

Fさん夫妻は当時、3階建てビルの2階部分に住んでいたとの事。
同年4月20日午後0時25分ごろに通行人がFさん方の火災に気づいて119番通報したらしい。
鎮火後、寝室から首を絞められた2人の遺体が見つかったとの事。
県警は、犯人は周辺に灯油をまき、放火したと見ていた。

県警によると、容疑者は当時、同県警高岡署の留置管理係長で、事件当日は休みだった。翌日から通常勤務していたらしい。

容疑者は、覚醒剤事件の捜査情報を知人男性に漏らしたとして地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで今年10月31日に富山県警に逮捕されたらしい。
その後不起訴処分となったが、別の男性に暴力団関係者の逮捕に関する捜査情報を漏らしたとして11月21日に同容疑で再逮捕、起訴されていたとの事。

Fさんは以前、容疑者の近所に住んでいたことがあり、30年以上前から顔見知りで、Fさんが引っ越した後もつきあいは続いていたという。動機については捜査中らしい。

県警によると、容疑者は消費者金融などから二百数十万円の借金があった。Fさんは04年春まで容疑者の近所に住んでおり、貸金業を営んでいたことがあるらしい。県警は、容疑者がFさんから金を借りていた可能性もあるとみて調べているらしい。

殺人容疑などで逮捕された富山県警警部補の男性容疑者(54)が、事件の5カ月後に自殺を図っていたらしい。
県警は23日、富山市内の容疑者宅を捜索し、日記などを押収。内容を分析し、事件の動機や自殺未遂との関連などを調べるとの事。

県警によると、容疑者は、会社役員Fさん=当時(79)=夫妻が殺害された事件から5カ月後の10年9月、自宅で市販の睡眠導入剤を大量にのんだらしい。

家族が朝方、寝室でもうろうとしている容疑者を発見したとの事。
病院に運ばれ一命を取り留めたらしい。
容疑者は上司と家族宛てに複数の遺書を用意していたらしい。
事件への関与をほのめかすような記述はなく、当時の県警の聞き取りに「健康問題と家庭の悩みがあった」と話したとの事。

しばらく病院に通院し、自殺未遂の1カ月後、職場の高岡署に復帰したらしい。
今春になって上司に体調不良を訴え、7月には「やめたい」と申し出たが、慰留された。10月に知人に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕され、その後不起訴になったが、別の事件で同容疑で再逮捕、起訴されたとの事。

県警によると、容疑者は落ち着いた様子で取り調べを受けているらしい。

一方、容疑者が凶器とみられるひもと灯油を現場に持ち込んだ可能性が高いらしい。
県警は容疑者が殺害を事前に計画し、準備した疑いがあるとみて調べているとの事。 

容疑者は77年に採用された。交番勤務が長く、08年3月に警部補に昇進して高岡署留置管理課に配属された。県警によると、本部長表彰などを十数回受けており、今年2月にも留置管理業務が優秀だとして、警務部長賞を受けたらしい。

容疑者の近所に老人保健施設を開設した男性によると、計画段階での住民説明会で反対意見が出た際、容疑者は「我々もいつか年を取ってお世話になる施設」と言って取り持ってくれたらしい。

最近は警察不祥事のカテゴリにもあまり、細かい事件は書いていませんでしたが、さすがに殺人事件は見逃せませんね。

動機は捜査中との事ですが、何が動機だったのでしょう?

そのあたりは、捜査を待つ事として、優秀な警察官でもやはり人間なんだよね。
人間としての弱い部分は一般人と同じく持っているんでしょう。
だけど、そこを訓練や教育などで補強したり補完したり、選別したりするのが警察組織の役目なんだろうと思います。

ASKAの事件簿で前回、現職警官による殺人事件を記録したのは、2007年8月の国分寺女性射殺心中事件でしたね。
あの時は容疑者の生活を同僚なども知っていたので、もしかすると、事件を防ぐ事もできたかもしれません。

今回の事件では動機も不明ですが、容疑者の生活状況などを同僚や上司は把握していたのかな?

続報を待ちましょう。

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2012/01/14

広島刑務所受刑者脱走事件

最初に断っておくと、本来刑務所は警察とは直接関係ないので、警察不祥事のカテゴリにいれるべき事件では無いと思うのですが、適当なカテゴリが無いのでこちらに入れておきます。

1月11日午前11時25分ごろ、広島市中区吉島町の広島刑務所で、中国籍の男性受刑者(40)が行方不明になったと、広島県警に110番通報する事件が起きている。

県警は脱走事件として県全域に緊急配備をし、捜索している。受刑者は殺人未遂や銃刀法違反などの罪で懲役23年の判決を受け、約2年前から服役中との事。

同刑務所などによると、所内の運動場で午前10時半ごろから受刑者約50人が運動をしていたが、約10分後に姿が見えなくなり、同11時の点呼の際にもいなかった。
11時15分ごろ、近所の住民から「白い服を着て倒れていた人が立ち上がって東の方に走っていった」と通報があったらしい。

受刑者用の服が運動場に脱ぎ捨てられており、監視カメラの映像に、午前10時半ごろに受刑者服を脱いだ人物が塀を越える様子が映っていたらしい。

受刑者は身長173センチで中肉、丸刈り。同刑務所では、外壁工事など老朽対策工事が4カ所で行われ、足場などを使って脱走したらしい。

受刑者は金庫破りを繰り返し、警察官と発砲事件を起こした窃盗団の一員として有罪判決を受けたとの事。

1月13日広島市西区の路上で容疑者は身柄を確保された、場所は商店や住宅などが建ち並び、日中は人通りや車の行き来が頻繁な一角。
広島県警によると、午後4時半ごろ、私服の3人の捜査員が、歩道を歩く1人の男を見つけた。
黒のニット帽にマスク、日本語で名前が書かれたジャンパー。捜査員は数分間、男の様子をうかがった後、ジャンパーに刺しゅうで書かれた日本人名を呼んで声をかけた。
容疑者は日本語で名前を答え、逃走が終わったらしい。
私服警察官の職務質問に疲れ切った様子で日本語で返答。
所持金は10円しかなく、果物ナイフを所持していたが、自ら警察官に手渡した。11日の脱走から約54時間だったらしい。
刑務所に帰る。疲れた。何も食べていない」と日本語で答えたようです。、

容疑者は11日午前、刑務所を脱走。翌12日午前8時45分~午後2時頃、広島市西区の民家に忍び込み、衣類などを盗んだらしい。

捜査関係者によると、この民家の電話の通話記録には、容疑者が侵入していた約5時間に複数回の発信履歴があり、「03」や「06」で始まる番号もあったとの事。

刑務所から脱走なんて簡単にはできないだろうと思っていましたが、できる物なんですね。
窃盗はあったようですが深刻な2次被害はなかったようで不幸中の幸いと言う事でしょうね。

とにかく再発防止をお願いします。

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特別手配犯出頭たらい回し事件

12月31日に特別手配犯の犯人が自ら警視庁に出頭したが、対応した機動隊員が容疑者を警視庁本部庁舎前で“門前払い”していた。

警備の機動隊員が悪質ないたずらと誤解し、丸の内署に行くよう指示。容疑者は歩いて約650メートル離れた同署に向かったが、気が変わって再度逃走する恐れもあった。

また容疑者は警察当局が教団特別手配容疑者の情報提供を求めるフリーダイヤルに昨年12月31日の出頭前に約10回、電話していた。いずれも話し中でつながらなかったらしい。

とこんな事件です。
警視庁の警備をしている機動隊員が「まさか自分の目の前に手配犯が現れる」なんて事は想像できなかったかもしれないけどね。
それに、そういういたずらが実際に多いのかもしれないんだけど・・・

でも、結局、意識の問題なんだと思う。

とりあえず、ある文章を紹介しておこう。
捜査指揮-判断と決断-
元警察庁刑事局長    岡田 薫   著
元警視庁捜査第一課長 寺尾 正大 協力

こちらから一部引用します。
時々「犯罪になるかどうか分からないので動けない」という警察官や検察官がいる。
本来は、犯罪かどうか分からないから捜査をするのである。
だから、事件になるかどうか分からないから警察は動けませんなどというそんな理屈はありえない

それから、同著より、国松元警察庁長官の言葉も引用させていただきます。
「刑事ほど自分で考える力を持たなければならない職業人はない」
「時々現場で起きる、信じられないようなポカの多くは、自分の頭で考えて動いていないから起こるのではないか」

これらの言葉を借りれば、犯人かどうか分からないから調べる(確認する)べきだったと言う事でしょうね。

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2011/10/28

指掌紋自動識別システム不具合問題

警察の指掌紋自動識別システムのプログラムに不具合が発見されました。
警察不祥事のカテゴリに書きますが、不祥事と言う程の事では無いと考えています。
とりあえず、警察関係のカテゴリがこれしか無いのでこちらに書いて起きます。

それから、警察や納入したNECを弁護するわけではないけど、プログラムの世界では大規模システムでの「完全テストは不可能」と言われています。従って「バグゼロ」も不可能と言うのが通説です。

だけど、今回はプログラム更新の前は正常に動作していたとの事ですから、最初の納入時にはテストできていた可能性がありますよね。
更新時のテスト漏れがあったのだとすれば、防げた不具合の可能性が高いと思います。
不具合の発見も警察の現場研修で発見されてますからね。

報道内容は以下の通り

10月27日、警察庁は容疑者から採取した指掌紋と犯人が犯罪現場に残した指掌紋をデータベースに登録して自動照合する「指掌紋自動識別システム」で、現場から採取した掌紋を数値化するプログラムの一部に取り違えがあり、照合に不正確があったと発表したとの事。

システムを納入したNECのプログラムミスが原因で、システムを更新した平成19年1月以降、約10万2千件が誤って登録されていたらしい。

掌紋が一致するかの最終的な確認は目視で行っているため、プログラムミスに伴う誤認逮捕はないが、余罪を見逃していた可能性があり、警察庁で再照合作業を進めているようです。

犯罪現場に残された犯人の掌紋については、都道府県警が採取後に画像をコンピューターに読み取って目視による補正をかけ、特徴点を抽出して警察庁の「遺留掌紋ファイル」に登録する。
一方、容疑者から採取した掌紋についても同様の手順を経た上で、警察庁の「押なつ掌紋ファイル」に登録。いずれの掌紋も登録と同時に指掌紋自動識別システムで相互に照合して類似の掌紋を選び出し、最終的に目視で確認して余罪の有無の確認や犯人の特定につなげているとの事。

問題があったのは、掌紋の特徴点を抽出して数値化するプログラム。19年1月にシステムを更新した際、指紋用のプログラムと取り違えたことが原因で、類似の掌紋を選び出す際に誤差が生じて照合が不正確となっていたらしい。

指掌紋業務の担当者への研修を行っていた今年5月、警察庁がプログラムミスに気付き、NECに調査を指示した。

この間に登録された掌紋は約10万2千件で、このうち殺人と強盗殺人の約1千件については、すでに正しく数値化した上で目視による確認も済ませたが、押なつ掌紋ファイルとして登録された容疑者と一致するものはなかったらしい。
このほか、強盗強姦や強盗致傷といった残る重要犯罪約3千件についても同様に目視による確認を急いでるようです。

警察庁ではさらに、11月上旬までに、正しいプログラムと入れ替えた上で、改めて遺留掌紋ファイルに登録し直し、特別体制で再照合作業を進めるとの事。

システムはリースで、警察庁は年間約39億2千万円をNECに支払っているとの事。

NECの話「今後、プロジェクト体制の強化を図ることで、このようなことが二度と起こらないよう再発防止に努めたい」

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2008/11/08

東京足立女性監禁殺人事件

2004年1月26日夜、東京都足立区千住緑町の朝日新聞販売店の従業員寮で、段ボール箱に入った住所職業不詳の24歳女性の遺体が発見された事で発覚した。

警視庁捜査1課と千住署は1月28日、住所不詳、同店の元従業員、24歳容疑者と無職の少女(19)を死体遺棄容疑で逮捕した。
容疑者は昨年12月中旬から同区綾瀬3の少女のアパートで被害者と3人で生活し、被害者に約1カ月間、暴行を繰り返していたという。

調べでは、両容疑者は今月20日朝、アパートで被害者が死亡しているのに気付いた。遺体を段ボール箱に入れ、容疑者が22日から住み込みで働くことになった同店従業員寮に運び入れ、放置した疑い。
2人は容疑を認めている。アパートは少女が勤務していた風俗店が寮として借りていた。

被害者と交際していた男性容疑者は、少女のアパートで生活するようになり、昨年12月中旬ごろには被害者と3人で生活するようになった。
同課は、被害者から多額の金を借りていた容疑者が、金を無心する目的で被害者を呼び出し、少女と一緒に暴行していたとみている。少女は「昨年末から軟禁状態にして、食事や水を与えないこともあった」と供述しているという。

容疑者(24)と元風俗店従業員の少女(19)は、金を奪う目的で被害者を少女宅に軟禁したことが29日、警視庁捜査一課の調べで分かった。

容疑者らは被害者が疲労で逃げ出すことができないように一晩中、腕立て伏せを強要していたことも判明した。

会社員だった被害者の収入や貯金を生活費などに充てるつもりだったが、被害者が拒否したため、約1週間後の12月下旬から殴ったり熱湯をかけたりする暴行を加え、腕立て伏せを毎晩強要した。

同13日以降、被害者は熱湯をかけられるなど暴行を受け衰弱、服を与えられないまま同20日に凍死した。

こんな事件なんですが、実は警察の捜査ミスが発覚した。

被害者が殺害されたのは「家族からの相談があったのに警察が捜査しなかったため」として、両親が東京都などに損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。
裁判長は「必要な捜査をしていれば殺害を回避できた可能性が高い」として、死亡と捜査ミスの因果関係を認め、請求通り2000万円の支払いを命じた。

裁判長は、被害者が行方不明になった後、両親や友人が警視庁多摩中央署に何度も相談し、捜索願を提出していたことを認定。
これを受けた警察は、加害者との間の過去のトラブルや、加害者の住所のほか、被害者が泣きながら知人に「捜さないで」と伝えた電話の内容を知っていたと指摘し、「警察は(殺害される約2週間前の)16年1月5日には、被害者が監禁され、命の危険が迫っていたことを認識できた」とした。

その上で「適切に情報を共有して捜査していれば、殺害前に小出さんを発見できた可能性は高い」とし、死亡と初動段階での捜査怠慢の因果関係を認めた。

この手の事件はけっこうあるんですよね。栃木リンチ殺人事件や姫路バラバラ事件とかね。

家族が行方不明になって、悪いやつに監禁されていると思われるような場合に警察に相談したり、捜索願いを出しても警察が動いてくれない場合にどうしたらよいのか?
考えたくはないが、考えなくてはならない時が来るかもしれないね。

2010/02/24追記
遺族が都などに2000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、一審同様、捜査怠慢を認めた。賠償額については、請求全額を認めた一審判決を変更し、都に計1000万円を支払うよう命じた。
裁判長は、被害者の母親や友人は、元同店従業員の男性受刑者(30)=殺人罪などで懲役13年確定=らとのトラブルや、被害者が泣きながら電話してきたことなどを同庁多摩中央署に伝えていたと指摘。

被害者が死亡する約2週間前には、同署は監禁されている可能性が高いと判断できたとして、「捜査権限不行使は著しく不合理で違法」とした。
その上で、監禁場所は容易に把握できたとし、「捜査によって解放されれば殺人行為も防止できた」と判断。捜査怠慢と殺害との因果関係も認めた。
 
一方、被害者が監禁場所のアパートに行ってから暴行が始まるまでの間に自ら立ち去れば、被害に遭わずに済んだとして、一審より賠償額を減額した。

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