東京足立女性監禁殺人事件
2004年1月26日夜、東京都足立区千住緑町の朝日新聞販売店の従業員寮で、段ボール箱に入った住所職業不詳の24歳女性の遺体が発見された事で発覚した。
警視庁捜査1課と千住署は1月28日、住所不詳、同店の元従業員、24歳容疑者と無職の少女(19)を死体遺棄容疑で逮捕した。
容疑者は昨年12月中旬から同区綾瀬3の少女のアパートで被害者と3人で生活し、被害者に約1カ月間、暴行を繰り返していたという。
調べでは、両容疑者は今月20日朝、アパートで被害者が死亡しているのに気付いた。遺体を段ボール箱に入れ、容疑者が22日から住み込みで働くことになった同店従業員寮に運び入れ、放置した疑い。
2人は容疑を認めている。アパートは少女が勤務していた風俗店が寮として借りていた。
被害者と交際していた本間容疑者は、少女のアパートで生活するようになり、昨年12月中旬ごろには被害者と3人で生活するようになった。
同課は、被害者から多額の金を借りていた容疑者が、金を無心する目的で被害者を呼び出し、少女と一緒に暴行していたとみている。少女は「昨年末から軟禁状態にして、食事や水を与えないこともあった」と供述しているという。
容疑者(24)と元風俗店従業員の少女(19)は、金を奪う目的で被害者を少女宅に軟禁したことが29日、警視庁捜査一課の調べで分かった。
容疑者らは被害者が疲労で逃げ出すことができないように一晩中、腕立て伏せを強要していたことも判明した。
会社員だった被害者の収入や貯金を生活費などに充てるつもりだったが、被害者が拒否したため、約1週間後の12月下旬から殴ったり熱湯をかけたりする暴行を加え、腕立て伏せを毎晩強要した。
同13日以降、被害者は熱湯をかけられるなど暴行を受け衰弱、服を与えられないまま同20日に凍死した。
こんな事件なんですが、実は警察の捜査ミスが発覚した。
被害者が殺害されたのは「家族からの相談があったのに警察が捜査しなかったため」として、両親が東京都などに損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。
裁判長は「必要な捜査をしていれば殺害を回避できた可能性が高い」として、死亡と捜査ミスの因果関係を認め、請求通り2000万円の支払いを命じた。
裁判長は、被害者が行方不明になった後、両親や友人が警視庁多摩中央署に何度も相談し、捜索願を提出していたことを認定。
これを受けた警察は、加害者との間の過去のトラブルや、加害者の住所のほか、被害者が泣きながら知人に「捜さないで」と伝えた電話の内容を知っていたと指摘し、「警察は(殺害される約2週間前の)16年1月5日には、被害者が監禁され、命の危険が迫っていたことを認識できた」とした。
その上で「適切に情報を共有して捜査していれば、殺害前に小出さんを発見できた可能性は高い」とし、死亡と初動段階での捜査怠慢の因果関係を認めた。
この手の事件はけっこうあるんですよね。栃木リンチ殺人事件や姫路バラバラ事件とかね。
家族が行方不明になって、悪いやつに監禁されていると思われるような場合に警察に相談したり、捜索願いを出しても警察が動いてくれない場合にどうしたらよいのか?
考えたくはないが、考えなくてはならない時が来るかもしれないね。

最近のコメント