2008/04/13

徳山高専殺害事件の目次

ロボコンなどで有名な徳山高専で起きた、美人女子学生殺人事件。容疑者は同じ研究室の男子学生でした。

1 第1報
2 容疑者の逮捕状の取得と続報
3 続報と自首の呼びかけ
4 続報と潜伏場所の推理
5 問題の指名手配とバイクについて
6 続報とDNA鑑定
7 少年の氏名、写真の公表について
8 少年の服装と山口県警のホームページについて
9 事件の計画性と目的の推理
10 犯人の犯行後の行動について
11 少年の遺体発見の報道
12 殺害状況の疑問について
13 自殺した理由について
14 続報と事件の計画性
15 冤罪の可能性について
16 殺害の状況について
17 容疑者の個性や性格について
18 事件の動機と自殺の経緯について
19 性的暴行と事件の経緯について
20 この事件を防ぐ事ができたのかについて
21 公開捜査をしなかった事の県警本部長のはなし
22 携帯電話のメールの報道
23 少年を殺人と強姦致死容疑で少年を書類送検した
24 被疑者死亡で不起訴と「手で首を絞めていた」報道について
25 最初に手で首を絞めた事について

「最初に手で首を絞めた」と言う報道がかなり後半になって出てきた為、当初の首を絞めた部分の推理が不自然でしたね。
まだまだ、甘い推理でした。

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2006/12/29

徳山高専殺害事件の謎!その25

今回は最後に報道された、「最初に手で首を絞めた」事について考えてみたい。
私は前回の記事で「最初から殺害しようとした可能性もあるかも?」と書いたがこれは間違いだろうな。

つまり、最初から殺害するつもりなら、手で首を絞めた段階で殺害したはずじゃないか?
2度目にビニール紐で首を絞めて殺害しているのだから、最初に手で首を絞めた時は殺意は無かったと言う事だろうね。

以前の推理でも私は彼に殺意は無かったし、自殺するつもりも無かったと考えていた。
ずいぶん遠回りしてたどり着いた推理だったけど。
この最初に手で絞めたと言う情報があれば、もっとはやく結論に辿り着く事ができたかもしれないな。

とりあえず、この最初に手で絞めたと言う情報を加えて、殺害の状況を考えてみよう

紐を用意していたにも関わらず、最初に手で絞めているのはなぜか?
これは、紐を用意している時間が無かったんだろうね。
最初に手で絞めた時の状況はわからない、警察が発表しないからね。
手で絞めた痕の方向によって、後ろから絞めたか前から絞めたか?によって少し違うけど・・・
私の推理としては、紐を用意していたのは、隙を見て紐で絞める計画だったと思う。
しかし、研究室では勉強を教えてもらう名目で呼び出しているのだから、当然、勉強しなければならない。

2人で勉強するとしたら、どうする?
机に座る位置は二つだろう。机を挟んで正対するか、椅子を並べて横に座るかだね。
いづれにしても、部屋には2人しかいないので、ごそごそ紐を出したりする隙は無かったろう。
そこで、まず手で首を絞めた。正対して座った場合、彼女が暴れて座っていた椅子を倒す可能性があるので、私としては、横に座った状態で絞めたのだと思う。
あるいは、研究室に入りドアを閉めた直後、椅子に座る前の可能性もあるな。

その後、彼女は意識を失い無抵抗な状態になる。
彼は当初の計画を実行する。
しかし、その途中彼女は息を吹き返しそうになる。
慌てた彼は用意した紐で更に絞める。
再度無抵抗な状態になる。
で彼は中断した計画を継続する。

で目的を達成した後で彼女が死亡している事に気づいたのではないだろうか?

と言う事でこの事件の推理はこれで終わりにします。

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2006/12/18

徳山高専殺害事件の謎!その24

続報です。容疑者は被疑者死亡の為、不起訴となった。

山口地検は12月18日、殺人容疑で指名手配中に自殺した同じ研究室の殺人、強姦(ごうかん)致死容疑で書類送検した19歳男子学生を被疑者死亡のまま不起訴処分にしたと発表した。

調べでは、男子学生は8月28日午前、課題を教えてほしいと研究室に呼び出した被害者の首を手で絞め、さらにビニールひもを巻き付けて窒息死させ強姦したと思われる。

こんなところだね。被疑者死亡で不起訴と言うのはよくある事だね。
さて、それより意外だったのは、最初に首を手で絞めている事だな。
これだと、最初から殺害するつもりだった可能性も出てくるな・・・・
しかし、彼の几帳面な性格が、気絶して無抵抗になった後も念のため、首に紐を巻いて絞めたと言うのもありそうな気もする。

それともう1点、首を手で絞めた時は後ろから絞めたのか?それとも前から絞めたのか?
少々気になるね。これによって犯行時の状況がだいぶ変わってくるからね。

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2006/11/01

徳山高専殺害事件の謎!その23

続報です。
捜査本部は31日、同県下松(くだまつ)市の山中で自殺した同級生の19歳男性容疑者を殺人と強姦致死容疑で、容疑者死亡のまま山口地検に書類送検したようだ。

調べによると、容疑者は8月28日午前10時25分から11時35分の間に研究室で、自宅から持ち込んだひもで中谷さんの首を絞めたうえで乱暴、殺害した疑い。容疑者は犯行後、バイクで逃走し、9月7日、同市の山中で首をつって死んでいるのが発見された。

ポイントは
1)警察は19歳男性容疑者が犯行を行ったと断定したと言う事。
2)殺人と強姦致死と言う罪名から、性的暴行があったと言う事。

性的暴行については、私自身が徳山高専殺害事件の謎!その19で推理していたし、一部週刊誌が「娘の名誉が傷つけられた」と表現していたが、実際にそれが正しかったと言う事だね。

容疑者が生きていれば、これから裁判となり更に色んな証言などが出てくるのだが、この事件はこれで終わりかな。
警察関係、遺族関係から情報がリークされてくればどこかの記者さんが記事を書いてくれると思うけど。(その意味では新潮さんに期待してるんだけどね)

基本的にはもう報道される事はないだろうな。

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2006/09/27

徳山高専殺害事件の謎!その22

続報です。
殺人容疑で指名手配されて自殺した同級生の19歳男子学生が事件前日に被害者の携帯電話に「あす、勉強を教えてほしい」という内容のメールを送っていたらしい。

これは、事件前に容疑者を呼び出したといわれている事から予想はしていたが・・・・
待ち合わせ場所は研究室だったんだろうね。
他の場所の比べて、学校なら被害者も警戒はしないだろう。

普段なら危険を感じない場所でも夏休みで2人きりになれる点が盲点だったかな。

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2006/09/25

徳山高専殺害事件の謎!その21

この事件で指名手配した少年の公開捜査を行わなかった理由について県警の本部長が山口県議会で話したと言う報道があった。
その理由は
「顔見知りを狙った犯行で、再犯の恐れが高くないと認められた」と言う事らしい。

この「再犯」ってのはどういう意味だろうね?
被害者に対して行ったような事件は起こさないと言う意味なのかな?

でもさ、彼が逃亡した時の所持金が数千円程度だよね。
このまま逃亡するにはお金が必要になるだろうし、そうなれば窃盗、強盗なんて可能性は考えられたと思うけどな・・・・

それから、事件はテレビ、新聞、その他のマスコミで大々的に報道していた。
当然、逃亡していた彼の目や耳に入ったとしても不思議じゃないよね?
だとしたら、やはり逃げ切れないと考えての自殺なんて可能性もあったと思うけどな。
あるいは、自暴自棄となって凶悪な事件を起こす事も考えられたと思う。
(私は逃亡していると聞いた時に少し違和感を感じたんだよね、論理的に考える事のできる技術者の卵が逃亡する事を選ぶだろうか?と言う事なんだけどね)

時間が経過する中で捜査本部はどう考えていたんだろうね?
どうせ、いずれ逮捕する事ができると考えていたのかな?
それとも、逃がしても再犯しないから良いと考えていたのか?

ちなみに、少年を公開捜査する場合の指針は以下の3点らしい
A)凶悪で、再び同様の犯罪を行う恐れが高い
B)社会的に大きな不安を与えている
C)捜査上、他にとるべき方法がない等

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2006/09/18

徳山高専殺害事件の謎!その20

今回はこの事件を防ぐ事ができたのか?と言う事について考えてみたい。
始めに書いてしまいますが、私は今回の事件に限らず、計画的犯行を防ぐ事はかなり難しいと考えています。
それは、被害者は全く無防備な状態であるにも関わらず、犯人側は得られる情報を全て犯人にとって有利な材料として犯行を計画、実行する事ができるからです。
計画的な犯行を防ぐ一番有効な手段は犯行計画の存在や犯行を行おうとする人間が存在するなどの情報を得る事だと私は考えています。

つまり、自分が狙われていると認識する事で色々な防御策を行う事ができるわけです。
全くの無防備では犯人の罠に簡単に落ちてしまう所でも、罠を看破して回避する事ができます。

それ以外では、奇跡的な偶然に期待するしかないでしょうね。
偶然、他の研究室のメンバーが登校してくるとか、被害者が首を絞められた時に苛烈な反撃を行い、自力で脱出するか助けを呼ぶなどです。

犯行現場となった学校としても、効果的な対策があるかと言うと疑問です。
犯行の原因が学校側にあったかと言うのも今の段階では分からない。
犯行現場に教諭と言うか教官と言うか学校関係者がいれば、確かに研究室での犯行は防げたかもしれません。
しかし、他の場所や時間を選んで犯行は行われたでしょう。

研究室に学校関係者が常時詰めるのは現実問題として不可能だと思います。

あとは、犯行を行うにあたり心理的に障害になるような仕組みを作れるか?と言うのもありますね。
防犯カメラなどの設置や廊下から研究室の内部が見れるようなガラス窓などが考えられますが、それもどれほどの効果があるか疑問です。
京都の塾で起きた小6女児の殺害事件では監視カメラが切られていました。

結局のところ、犯行を行おうとしたホントの理由がわからないとピンポイントで対策を行うのは難しいでしょうね。

一ついえるのは、徳山高専で起きた事は他の学校でも起きる可能性があると言う事です。対岸の火事とはいえませんね。
そう言えば、大学では例のスーパーフリーが集団暴行事件を起こしてましたし、(犯行現場は学内ではありませんが)常に危険は身近にあると考えて間違いはなさそうです。

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2006/09/11

徳山高専殺害事件の謎!その19

いよいよ事件の動機について考える。今回も妄想チックに根拠の薄い推理をしてみます。

さて、ここまでの推理では、彼は彼女を殺害するつもりも無かったし、自殺するつもりも無かったと推理してきました。
それでは、犯行の目的(動機)は何なのか?

殺害が目的でないとしたら?他にどんな理由が考えられるのか?
被害者が学内でも美人といわれる女学生、容疑者が19歳の男性、そして
1)報道にあった「一部着衣の乱れ」
2)一部週刊誌の報道
3)一部非公式ルートでの情報(通りすがり2さんのコメント)

どれも、根拠が薄いのですがこれらの情報から「性的暴行」が目的であった可能性を疑っています。

それでは性的暴行が目的と仮定して、事件の経過を考えてみましょう。

A)彼は性的暴行を行う事を計画した。
B)二人になれる場所として、夏休み中の研究室を選んだ。
C)抵抗できない状態にする方法として、首を絞めた。
D)無抵抗になった状態で目的を達成したが、気がつくと彼女は死亡していた。
E)とにかく、現場を離れる事を考えたが、咄嗟に施錠して事件の発覚を遅らせた。
F)帰宅しようと思い、バイクで家に向かう。
G)しかし、考えるほどに逃げられないと思い始める。
H)10分ほど走った所で罪を悔いて自殺する事を決める。
I)近くの量販店で首吊り用のヒモを購入する。どこの場所で行っても良いように2種類を購入する。
J)そのまま近くの人気の無い山林に入り自殺する。

これが私の考える事件の経緯です。
目的については、遺体の状態の情報が出てくれば、分かるだろう。出てこなくても書類送検された時の罪名などから分かるでしょう。

この説を少々補足しましょう。
B)の犯行場所の選定については、二つの見方ができると思う。
ここは以前にも書いたが犯行を行うにはリスクが大きい。それでもあえて彼が犯行場所に選んだのには理由があると考えている。
B-1)目的を達成した後、逮捕されても良いと考えていた場合。
B-2)目的を達成した後、逮捕される事はないと考えていた場合。
これは、訴えられないと考えていた場合だな。

C)については、ビデオの影響ではないかと思う。
私は彼が所有していると言われるビデオを見ていないのでなんともいえないが、内容を推測すると、ビデオの通りに実行すれば犯行が成功すると考えていたのではないだろうか?

彼を擁護するつもりは無いが、19歳の独身男性ならエッチなビデオの数本から20本ぐらいは所有していても不思議な事じゃないと思います。
一部週刊誌はこの点を必要以上にアピールしているように思うが、特異性を強調するならもっと説得力のある表現や比較を用いるべきじゃないかな?

H)の自殺を決めるタイミングは殺害直後の研究室の中である可能性はあるね。
非公式ルートの情報を考えると、この可能性もあると思うな。

犯行を計画する経緯については、彼の夏休み中の生活状況などの情報がないと今の段階ではなんともいえないね。
けれど、夏休みの後半というのが気になるところです。
普通夏休みだと学校に行く事はないだろうね。だとすると、彼は彼女に会っていないはずなので、なぜ性的衝動を強めていったのかがわからない。

あるいは、学会の学生発表会などは秋にある事が多いので夏休み中にデータ取りなど研究室関連の仕事で登校していた可能性はあるね。
だとすると、研究室での活動が彼の性的衝動を強める原因になったのかもしれない。

犯行を計画していく中でエッチビデオの影響は強かったかもしれない。
ただね、冷静に考えれば、間違っている事に気づきそうなんだけどな。
彼は建築の勉強をしている技術者だろ?論理的な考え方は十分に訓練されていたはずだから、首を絞めて息ができなければ、人が死亡する事ぐらい気づくと思うんだよね。
正常な判断ができない状態だったか?
あるいは、「人は見たい物を見る」と言うわけで、気づかない振りをしてしまったのか?
それとも、いざ実行してみれば夢中でそんな事まで考えられなかったかもしれないけどさ。

いずれにしても、彼の夏休み中の生活がどんな物だったのか、そのあたりの情報が欲しいね。

これから新しい情報が出てくれば、この推理は随時修正していくつもりです。
どの程度の情報が出てくるか少々疑問でありますが、期待したい所です。

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徳山高専殺害事件の謎!その18

いよいよ動機について考えたのだが、この事件の動機に直接繋がるような情報は無い。
そこで、間接的に動機を推理できそうな点を考えてみたい。
今回の推理はあまり自信がありません(^_^;)

それは、容疑者の自殺の経緯です。
つまり、彼はいつ自殺する事を決めたのか?これによって動機が少し見えてくるような気がします。

で可能性を二つに分けます。
1)被害者の殺害前に自殺を決めていた場合。
2)被害者の殺害後に自殺を決めた場合。

1)の場合は覚悟の自殺と言う事になります。
この場合は死を持って償うほかない程の罪だと認識していたとか。
犯行後は生きる意味が無いと言った絶望感とか。
死ぬ事によって、別の目的を達成しようとした場合などが考えられます。
例えば、「お前を殺して、俺も死ぬ」とか「あの世で一緒になろう」とか。
最初から計画的に殺人を考えたのなら、この場合もあるかもしれません。

2)の場合は
被害者が死んでしまったから、自分も死ななければならない。
逆に言うと、「最初から被害者を殺害するつもりではなかった」と言うように考えられます。

つまり、2)の場合は計画的な犯行ではあるが、被害者を殺害するつもりは無く、自分も自殺する事を考えていなかったと言う事なんですよね。
こうなると、1)の例えのような「お前を殺して、俺も死ぬ」や「あの世で一緒になろう」なんて事は動機にはならないと思います。

そこで、自殺を決めた時期はいつかと言う事なんですが、自殺関連の情報としては
A)殺害後、自殺の前に自殺用のヒモを購入している。
B)自殺用に購入したヒモは2種類だった。

A)については、最初から自殺する事を計画していたのなら、自殺用のヒモを準備していないのはおかしいでしょ?

B)については、ちと自信が無いのですが、これは「自殺する場所を決めていなかったのではないか?」と考えています。
几帳面な性格の彼は自殺するにあたり、「どんな場所で自殺するにも二つあれば大丈夫」と言う保険的な意味で2つ購入したのではないだろうか?
だとしたら、彼はあらかじめ自殺する場所を下見したりしていないと言う事だよね。

それから、補足的な点として、殺害の決行日をなぜ、8/28に決めたのか?
と言うのも、動機を考える上で参考になるかもしれない。
几帳面な彼が計画した事から考えて、8/28には理由があると思うんだよね。
犯行計画の重要なポイントしては「目的を達成できる事」だよな。
つまり、8/28ならば目的を達成できると考えた・・・・それはなぜか?
8/28の1週前後を考えるとどうなる?
8/28の1周前は8/21、特に何も変わらないよな。
8/28の1週後は9/4で夏休みが終了している。
彼は夏休み中でなければ、目的を達成できないと考えたのではないかな?
となると、なぜ?夏休みでなければ目的を達成できないのか?と言う事になる。
自信は無いのだけど、「犯行現場に研究室を使えるのは夏休みだけ」って事じゃないのかな?

となると、「殺害が目的ではない」と思うんだよね。
ただ、殺害するだけなら、彼女が1人でいる時や、帰り道などいくらでもチャンスがある。
しかも、その方が彼に嫌疑がかかる可能性が低く都合が良いはずなんだよな。

今の所、動機を裏付ける明確な情報が無いので、全ては私の妄想と言う所です。
新しい情報が出てくれば、もっと別の見方ができるかもしれません。
続報に期待です。

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2006/09/10

徳山高専殺害事件の謎!その17

今回は容疑者の性格や個性について考えてみよう。
この事件を考えると、犯行のあちこちに容疑者の個性というか性格が現れている部分が多いんだよね。

私が気になった部分を列挙すると
1)犯行現場に被害者より先に現れている。
2)殺害後に研究室を施錠している。
3)被害者の鍵を持ち去っている。
4)自殺の直前に自殺に使用するヒモを2種類購入している。
5)自殺現場に止めたバイクは立った状態だった。
6)自殺用のヒモを購入したレシートが財布に入っていた。

1)については、待ち伏せしようと計画していたのなら、特に気にする程の事ではないが、そうでないのであれば、彼は待ち合わせ場所に待ち合わせ時刻より早く現れていると言う事なんだよな。

2)3)と関連しているが犯行後に早く現場を離れたいと言う時にも、偽装工作と時間稼ぎを忘れずにしている。普段の生活パターンなら自分の鍵で施錠しそうな所だよな。

5)山岳部と言うのは腐葉土などで地面が柔らかい事や滑りやすい事が多い。不用意にバイクを止めれば転倒する事も予想できる。彼は転倒しないようにしっかりした場所に停車したんだろうね。

6)自殺用に購入したレシートを財布に入れていた。
普通に考えればこの先、彼がレシートを必要になる事はないだろう?彼は普段からレシートを財布をしまう習慣があったんだろうね。

4)自殺用のヒモを2種類用意した点は非常に注目しています。
首吊り用のヒモに要求される条件は「強度」と「長さ」の二つだと思う。
普通なら丈夫なロープを使いそうなところなんだけど、価格の面などから荷造り用のヒモにしたんだろうね。
2種類のヒモを準備した理由を推測すると
 あ)肌触りが痛くないほうを使おうと思った。
 い)強度がより強い方を使おうと思った。
 う)長さが足りないと思った。

ヒモの使用状況は
ヒモのうち1種類は男子学生の遺体が見つかった同県下松市山中の2本の木に結びつけられ、首つり自殺に使われたとみられる。もう1種類は遺体のそばにあった男子学生のリュックサックから未使用の束のまま見つかった。

いづれにしても自殺の直前に彼はそんな事を考える事が出来たと言う事が重要だよね。
パニック状態などではなかったと言う事だな。

彼の性格についての印象としては
まじめ、冷静、几帳面といったイメージが浮かんでくるね。

動機を考える上で参考になるだろう。

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