いよいよ事件の動機について考える。今回も妄想チックに根拠の薄い推理をしてみます。
さて、ここまでの推理では、彼は彼女を殺害するつもりも無かったし、自殺するつもりも無かったと推理してきました。
それでは、犯行の目的(動機)は何なのか?
殺害が目的でないとしたら?他にどんな理由が考えられるのか?
被害者が学内でも美人といわれる女学生、容疑者が19歳の男性、そして
1)報道にあった「一部着衣の乱れ」
2)一部週刊誌の報道
3)一部非公式ルートでの情報(通りすがり2さんのコメント)
どれも、根拠が薄いのですがこれらの情報から「性的暴行」が目的であった可能性を疑っています。
それでは性的暴行が目的と仮定して、事件の経過を考えてみましょう。
A)彼は性的暴行を行う事を計画した。
B)二人になれる場所として、夏休み中の研究室を選んだ。
C)抵抗できない状態にする方法として、首を絞めた。
D)無抵抗になった状態で目的を達成したが、気がつくと彼女は死亡していた。
E)とにかく、現場を離れる事を考えたが、咄嗟に施錠して事件の発覚を遅らせた。
F)帰宅しようと思い、バイクで家に向かう。
G)しかし、考えるほどに逃げられないと思い始める。
H)10分ほど走った所で罪を悔いて自殺する事を決める。
I)近くの量販店で首吊り用のヒモを購入する。どこの場所で行っても良いように2種類を購入する。
J)そのまま近くの人気の無い山林に入り自殺する。
これが私の考える事件の経緯です。
目的については、遺体の状態の情報が出てくれば、分かるだろう。出てこなくても書類送検された時の罪名などから分かるでしょう。
この説を少々補足しましょう。
B)の犯行場所の選定については、二つの見方ができると思う。
ここは以前にも書いたが犯行を行うにはリスクが大きい。それでもあえて彼が犯行場所に選んだのには理由があると考えている。
B-1)目的を達成した後、逮捕されても良いと考えていた場合。
B-2)目的を達成した後、逮捕される事はないと考えていた場合。
これは、訴えられないと考えていた場合だな。
C)については、ビデオの影響ではないかと思う。
私は彼が所有していると言われるビデオを見ていないのでなんともいえないが、内容を推測すると、ビデオの通りに実行すれば犯行が成功すると考えていたのではないだろうか?
彼を擁護するつもりは無いが、19歳の独身男性ならエッチなビデオの数本から20本ぐらいは所有していても不思議な事じゃないと思います。
一部週刊誌はこの点を必要以上にアピールしているように思うが、特異性を強調するならもっと説得力のある表現や比較を用いるべきじゃないかな?
H)の自殺を決めるタイミングは殺害直後の研究室の中である可能性はあるね。
非公式ルートの情報を考えると、この可能性もあると思うな。
犯行を計画する経緯については、彼の夏休み中の生活状況などの情報がないと今の段階ではなんともいえないね。
けれど、夏休みの後半というのが気になるところです。
普通夏休みだと学校に行く事はないだろうね。だとすると、彼は彼女に会っていないはずなので、なぜ性的衝動を強めていったのかがわからない。
あるいは、学会の学生発表会などは秋にある事が多いので夏休み中にデータ取りなど研究室関連の仕事で登校していた可能性はあるね。
だとすると、研究室での活動が彼の性的衝動を強める原因になったのかもしれない。
犯行を計画していく中でエッチビデオの影響は強かったかもしれない。
ただね、冷静に考えれば、間違っている事に気づきそうなんだけどな。
彼は建築の勉強をしている技術者だろ?論理的な考え方は十分に訓練されていたはずだから、首を絞めて息ができなければ、人が死亡する事ぐらい気づくと思うんだよね。
正常な判断ができない状態だったか?
あるいは、「人は見たい物を見る」と言うわけで、気づかない振りをしてしまったのか?
それとも、いざ実行してみれば夢中でそんな事まで考えられなかったかもしれないけどさ。
いずれにしても、彼の夏休み中の生活がどんな物だったのか、そのあたりの情報が欲しいね。
これから新しい情報が出てくれば、この推理は随時修正していくつもりです。
どの程度の情報が出てくるか少々疑問でありますが、期待したい所です。
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