2008/03/26

秋田4歳児変死事件の謎!その20

続報です。男性被告に懲役16年が言い渡されました。
裁判長は量刑が女性受刑者より重い理由について「結婚の約束をえさに共犯者を籠絡(ろうらく)して殺害を指示し、態様は狡猾(こうかつ)で主導性は明らか」と述べた。弁護側は即日控訴した。
(女性受刑者は懲役14年)

判決によると被告は06年10月23日夕、軽乗用車内で騒いだ男児に腹を立て、頭を缶で数回殴り首を絞めるなどして失神させた。
発覚を恐れ、結婚を望んでいた女性受刑者に「嫁にもらって一生面倒見る。川かどこかに捨ててくれ」と殺害を指示した。

被告は捜査段階では暴行、殺害指示とも認めたが、初公判で「自白を強要された」と無罪を主張。しかし裁判長は、殺害を認め謝罪した被告の拘置理由開示法廷での陳述などから自白の任意性、信用性を認め、地裁判決を受け入れた女性受刑者の証言などから共謀を認定した。

さて、これで男性被告にも一審判決が出て、事件は一区切りと言う所だね。
真実は現場にいた3人しかしらない。死亡した男児と女性受刑者、そして被告だね。

もし、被告が素直に犯行を認めて、謝罪していたら、判決はどうだったろう?とちと考えさせられる事件だね。
死亡したのは男児1人、計画性も無いし、殺害方法も残忍と言うほどでもない。
だから、死刑がでる可能性は無かったと思うな。

そうすると弁護方針としては量刑をできるだけ軽くする方向だったと思うのだが、自白強要の主張は逆効果だったんじゃないかな?

控訴審を待ちましょう。

09/07/29追記
殺人罪に問われた母親の交際相手の元高校非常勤校務員、男性被告(46)の上告審で、最高裁第3小法廷は27日付で被告側の上告を棄却する決定を出した。懲役16年とした1、2審判決が確定する。

被告は「暴行も殺害の共謀もしていない」と無罪を主張していた。1、2審は捜査段階の自白や女性受刑者の証言をもとに退けていた。

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2007/10/05

秋田4歳児変死事件の謎!その19

続報です。男性被告が初公判で無罪を主張しています。
10月5日に初公判が秋田地裁で開かれた。
男性被告は起訴事実について「諒介ちゃんに暴行を加えたことは一度もない」と無罪を主張した。
今年8月に言い渡された女性受刑者の判決では、発覚を恐れた男性被告が殺害を依頼したと認定している。

車内の出来事を知っているのは男性被告と女性被告、そして死亡した男児だけだね。
さて、女性被告とまったく違う主張をする男性被告の主張を裁判官はどんな判断をするのかな?
公判の行方に注目です。

07/11/07追記
11月6日、男性被告の公判が秋田地裁で開かれた。女性受刑者が検察側証人として出廷し、「わたしにすべて責任をかぶせた」と同被告を非難した。
女性受刑者は検察側の質問に対し、

女性受刑者は「(男性被告が)コーヒーのアルミ缶で頭をたたき、意識を失った男児の首を絞めた。止めたがやめず、少なくとも10秒絞めた」と証言。ぐったりした男児を前に男性被告から「病院に行けばばれるから行かないでほしい。」「1人でやったことにしてくれ。川かどこかに捨てて来れば分からない。一生おれが面倒見るから」と殺害を懇願されたと証言。「早く正直に言って、男児に償ってもらいたい」と訴えた。
一方弁護側は、最終的に殺害を決めた経緯などを質問。「女性受刑者は男性被告に相談していない」として、同受刑者が単独で殺害したと主張した。

08/01/29追記
男性被告(44)の論告求刑公判が29日、秋田地裁であり、検察側は懲役18年を求刑した。「刑事責任は実行行為を担った女性受刑者より重い」と述べた。判決は3月26日。
検察側は「現在の職や生活、将来の希望を失うことを恐れ、結婚を切望する女性受刑者を利用して男児の殺害を懇願し、決意させた」などと指摘した。

弁護側は女性受刑者の供述を信用できないとし、捜査段階の男性被告の自白も「誘導など違法な取り調べによるもの」と主張した。

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2007/08/06

秋田4歳児変死事件の謎!その18

続報です。地裁の判決が出ました。懲役14年です。
1)秋田地裁(藤井俊郎裁判長)は6日、懲役14年(求刑・懲役15年)を言い渡した。

2)判決などによると、女性被告は昨年10月23日午後4時半ごろ、交際相手の元県立高校非常勤校務員、44歳男性被告(殺人罪で公判前整理手続き中)と大仙市の「道の駅」に止めた軽乗用車内で抱き合っていたところ、長男が騒いだことに逆上。女性被告が素手で殴り、男性被告が頭をアルミボトル缶で殴って首を絞めるなどして男児を失神させ、女性被告が息のあった男児を農業用水路に投げ込み、窒息死させた。

3)男性被告に結婚をほのめかされ、女性被告が事故死を装って殺害したと認定。「わが子の命と、結婚や処罰を免れる自己保身をはかりに掛け、子どもを救おうとしなかった」と厳しく非難した。  弁護側は控訴しない方針。

さて、判決も予想通りと言うところかな。
彼女については、彼女を知る方のコメントで、すくなからず彼女の性格についても知る事ができた事もあって、すこし心配しています。
将来の事なども考えると罪を償い心の整理をして社会復帰して欲しいですね。

今回の判決は14年なので、3分の2の約10年で仮釈放されれば、早ければ約10年後、遅くても14年後に彼女は社会に出る事になる。
現在32歳だから、社会復帰は42歳から46歳になるな。

彼女自身は若い頃から男性に依存するような生活や性格だったようだ。
その点を改善できないと、出所後の安定した生活も難しいだろうな。
そして、もう一つ重要なのは経済的な自立だね。

とにかく精神面で強くなる必要があるだろう。
そして周囲の人間のフォローが必要です。

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2007/06/27

秋田4歳児変死事件の謎!その17

続報です。母親に懲役15年が求刑されました。

検察側は「(共犯者との)愛欲や結婚に固執した身勝手な犯行で、実母により暗く冷たい排水路に投げ込まれて殺害された被害者の無念は察するに余りある」として懲役15年を求刑した。

論告などによると、被告は18年10月23日午後4時半ごろ、交際相手で同県大館市の元県立高校非常勤技師の44歳男性被告(同罪で起訴)と共謀。大仙市北楢岡の「道の駅」駐車場に止めた車内で、性行為の最中に長男が「やめて」と泣き止まないことに立腹、コーヒー缶や拳で頭を殴ったり首を絞めて意識不明にさせ、男性被告の指示で自宅近くの農業用排水路に男児を投げ込み窒息死させた。

弁護側は最終弁論で「被告は強度の暴行はしておらず突発的な犯行で反省している」とし、被告は「本当に申し訳ありません。長男への償いの気持ちを持って生きていきます」と述べた。判決は8月6日。

さてと、予想通りの求刑だったな。
あとは裁判官が情状をどの程度みるかと言う事になるだろう。

しかし、車中での性行為の途中で長男が泣きやまない事に立腹って・・・
それじゃ、子供の目の前でそんな事してたった事ですか?・・・・
もうすこし常識的な判断が出来ていれば、この事件も防げたと思うけどな。

8月6日の判決に注目しましょう。

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2007/06/20

秋田4歳児変死事件の謎!その16

続報です。女性被告(死亡した男児の母親)の初公判がありました。被告は「間違いありません」と起訴事実を認めました。

検察側は冒頭陳述で、女性被告と交際相手の男性被告が、男児に性行為を妨げられたことに腹を立て暴行、軽乗用車内で、男児の頭部をアルミボトル缶などで数回殴ったほか、頸部(けいぶ)を手で絞めつけるなどの暴行を加え失神させた。

意識を失った男児を川などに投げるように男性被告から懇願され、結婚に惹かれ女性被告が排水路に放置していたことを明らかにした。次回27日に検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論が行われ、結審する予定。

さて、この様子だと7月中には判決が出るのかな?
求刑が何年になるのか?27日に注目ですね。

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2007/04/28

秋田4歳児変死事件の謎!その15

続報です。弁護方針が決まったようです。
殺人罪に問われた31歳母親の第2回公判前整理手続きが26日、秋田地裁であった。弁護側は事前に提出した主張予定書面に基づき、起訴事実と責任能力は争わず、情状面での配慮を求めていく方針を示した。

私もこの方針に賛成です。
死亡したのは子供1人なので悪くても無期懲役でしょう。
この事件では一緒にいた43歳男性が主導的な役割だったと認められれば、彼女の罪ももしかすると10から15年程度になるかもしれない。

更に情状が酌量されれば10年以下もあるかもしれないね。
ただ、裁判官の判断がどうなるかと言うのはあるな、実の母に死亡してもかまわないと用水路に放置された子供の無念を考えると、重い方に傾くかもしれないし。
逆に彼女の以前からの男性に依存的な性格から男性に言われた事を実行したとみれば軽い方に傾だろうが・・・どうなるかな。

これについてはじきに裁判が始まれば分かる事なので裁判の行方に注目しましょう。

彼女については出所後の生活などを考えると、やはり男性に依存的な性格に対するメンタル面でのケアが必要だろうね。

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2006/12/04

秋田4歳児変死事件の謎!その14

続報です。31歳女性、43歳男性の2人の容疑者が殺人罪で起訴されました。
男性容疑者は「人目につかない場所に捨てろと指示した」と供述。地検は、男性容疑者についても殺害への関与を認定したようだ。

これで、一応の事件の区切りになる、事件は法廷へ舞台を移す。
法廷でどんな話が出てくるか・・・

続報を待ちましょう。

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2006/11/21

秋田4歳児変死事件の謎!その13

続報です。
1)拘置理由開示の法廷で男性容疑者が裁判官に話した事として、「泣き声がうるさくて突発的に頭が真っ白になり、どういう気持ちか分からないぐらい殴ってしまった」などと説明した。「(ぐったりした)子供の顔を見て、まずいと思った」
「女性容疑者に『もうやめてください』といわれて手を離した」と話したようだ。

2)ひん死の男児の手当てをせず女性容疑者まかせにしたことについて男性容疑者は「息があるのは分かっていたが気持ちの整理がつかず、両親や職場の人の顔が浮かび彼女にすがりついてしまった」と話した。一方「どこに捨てろとか、どこで殺せとかは指示していない」と話し「亡くなった男児に謝罪したい」と話しているようだ。

3)別の報道では、この法廷で男性容疑者が男児の首に手を掛けた」と認めたらしい、首を絞めた事を認めていると言う事かな。

さてこんな所ですが・・・
どうも、男性容疑者の証言の内容が揺れているね。
以前の報道では、男児の口をふさいだのは女性容疑者だと話していたが、今日の法廷では自分で殴り、首も絞めている。そして、それを「もうやめてください」と制止したのは女性容疑者だったと事も認めたわけだな。

これは相当、印象悪いんじゃないかな?

私の印象としては、殺意を認めた女性容疑者はこれ以上不利な材料がないだろう。むしろ洗いざらい話していると言う印象だ。
それに対して、男性容疑者の証言は揺れており、一貫性が無いように感じるね。

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2006/11/20

秋田4歳児変死事件の謎!その12

続報です。
1)女性容疑者は「用水路に到着した時点で、男児がまだ息をしているのを知っていた。そのまま放置すれば、死んでしまうと思っていた」と弁護士に話しているようだ。

以下は18日の報道です。見落としてました。
2)車内で男児が激しく泣き叫んだ。男性容疑者は言うことを聞かせようと、拳で男児の頭を数回殴ったが、「こぶができる程度だったかもしれないが、身体的に大きなダメージを受けたことはない」と認識していたと、弁護士に話しているようだ。

3)男性容疑者が車内で男児の頭を数発殴った後、女性容疑者が車内で男児の口をふさぐように覆いかぶさり、男児はぐったりした。女性容疑者の行動に対し、男性容疑者は「驚き、おびえ」、止めることができなかった。その後、女性容疑者が男児を自分の軽乗用車に乗せ帰宅。その際、男性容疑者は「捨ててしまえ」と指示はしていないと弁護士に話しているようだ。

4)弁護士によると、2人は男性容疑者の車で暴行。その後、男児を女性容疑者の車の後部座席に移し、別れた。女性容疑者は病院に運ぶことも考えたが、結局は行かずに用水路に向かったと話しているようだ。

5)放置先を用水路にした理由について女性容疑者は「男児と普段、散歩で行っていた場所だから」と弁護士に説明しているようだ。

さて、こんな所なんだけど
男性容疑者の車内で男児の口をふさいだのが誰か?と言う点と「捨ててしまえ」の件で容疑者双方の言い分が別れているね。
だけどさ、3)の女性容疑者が取った行動に男性容疑者が「驚き、おびえた」ってのはちと説得力が無いように思うけどな。

それに、正常な判断ができる人間なら、隣で誰かが子供の口をふさいで窒息させようとしていたら、「なにやってんの?」って制止するだろ?
窒息に近いような状態になるんだから5分ちかい時間だと思うのだけどね・・・・

しかし、女性容疑者の弁護士の先生はもう弁護方針を決めたのかな?
1)の内容なんて、裁判での弁護方針にかなり制約が出そうな内容だと思うんだけどね。

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秋田4歳児変死事件の謎!その11

今回はこの事件を防ぐ事ができなかったのか?について考えてみたい。
まずは、続報です。

1)女性容疑者が男児を放置した理由として「暴行がばれるのが怖くなり、(ぐったりした体を)隠そうと思った」との話を接見した弁護士にしているようだ。

2)女性容疑者が殺意を抱いた時期は、ともに殺人容疑で逮捕された交際相手の男性容疑者と別れた後と話しているようだ。

事件の発覚をおそれて、遺棄というのは、ひき逃げとか、突発的な意図しない事件ではよくある事ですね。

さて、この事件を防ぐ事ができたかについて、時期を分けて考えてみましょう。

暴行後-放置までの期間
この期間は男性容疑者と別れており、男児の生死は女性容疑者の手に握られている。
仮に男性容疑者から「捨てろ」と指示されていたとしても、それを実行するかどうかは彼女次第だったと言うわけだから、最終的に男児を死亡させてしまった直接の責任は彼女にあっただろうね。

この期間に女性容疑者が男児を病院に連れていけば、彼女は罪を問われるだろうが、男児は生きていただろう。

暴行中の期間
男性容疑者が指示したとしても、2人はもう帰る所だったわけだから、体よく男児を自分の車に乗せて別れてしまえば、この事件は起きなかっただろう。
女性容疑者の性格とか要領の悪さとかが関わってきそうだね。
この時には男性容疑者が暴行の指示をして、みずから、男児の口をふさぎぐったりした状態にしている。
男児がぐったりした「瀕死の状態」になった原因の大半は男性容疑者にあり、男性容疑者がこれらの指示と暴行をしなければこの事件は防げただろうな。
その意味で男性容疑者の罪は軽くは無いだろう。

旅行を決めた時期
秋田県北部への1泊旅行を決めたのも突発的であったかもしれない。
けれど、4歳の子供を同行させたのはいかにもミスと言う気がする。
多分誘ったのは男性容疑者だと思うのだが、彼は男児が同行する事を事前に了承したとは思えないんだよね。
ちょっと騒いだぐらいで、暴行してしまうぐらいだから、男性容疑者にとって男児は疎ましい邪魔な存在だった事だろう。
女性容疑者が男児を誰かに預けて出かけていれば、この事件は防げただろうね。

旅行以前
さて、この時期は色々な意味で防げる可能性はあっただろうな。
・男児を女性容疑者から引き離していれば、この事件は防げただろう。
・女性容疑者がもうすこしまっとうな生活や人生とか考えていれば、違う結果はあったかなと思うけど、これがこの事件の根本原因だったりするので簡単には行かないだろうな。
・男性容疑者と付き合わなければ、この事件は起きなかったな。他のもう少し分別のある男性が相手ならどうだったかな・・・
・彼女の性格が変わっていれば・・・育成環境が変わっていればね。

このあたりの「タラレバ」を考えると切りがないけどね。
そう言う意味では、運命のいたずらか、最悪の組み合わせで事件が起きてしまったと思えるね。

こんな事件が起こるといつも思うけど、どこかで一つでも条件が外れていれば、防げたのかな?と思うと運命とさえ思えてくる。

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