秋田4歳児変死事件の謎!その20
続報です。男性被告に懲役16年が言い渡されました。
裁判長は量刑が女性受刑者より重い理由について「結婚の約束をえさに共犯者を籠絡(ろうらく)して殺害を指示し、態様は狡猾(こうかつ)で主導性は明らか」と述べた。弁護側は即日控訴した。
(女性受刑者は懲役14年)
判決によると被告は06年10月23日夕、軽乗用車内で騒いだ男児に腹を立て、頭を缶で数回殴り首を絞めるなどして失神させた。
発覚を恐れ、結婚を望んでいた女性受刑者に「嫁にもらって一生面倒見る。川かどこかに捨ててくれ」と殺害を指示した。
被告は捜査段階では暴行、殺害指示とも認めたが、初公判で「自白を強要された」と無罪を主張。しかし裁判長は、殺害を認め謝罪した被告の拘置理由開示法廷での陳述などから自白の任意性、信用性を認め、地裁判決を受け入れた女性受刑者の証言などから共謀を認定した。
さて、これで男性被告にも一審判決が出て、事件は一区切りと言う所だね。
真実は現場にいた3人しかしらない。死亡した男児と女性受刑者、そして被告だね。
もし、被告が素直に犯行を認めて、謝罪していたら、判決はどうだったろう?とちと考えさせられる事件だね。
死亡したのは男児1人、計画性も無いし、殺害方法も残忍と言うほどでもない。
だから、死刑がでる可能性は無かったと思うな。
そうすると弁護方針としては量刑をできるだけ軽くする方向だったと思うのだが、自白強要の主張は逆効果だったんじゃないかな?
控訴審を待ちましょう。
09/07/29追記
殺人罪に問われた母親の交際相手の元高校非常勤校務員、男性被告(46)の上告審で、最高裁第3小法廷は27日付で被告側の上告を棄却する決定を出した。懲役16年とした1、2審判決が確定する。
被告は「暴行も殺害の共謀もしていない」と無罪を主張していた。1、2審は捜査段階の自白や女性受刑者の証言をもとに退けていた。
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