2010/06/17

杉並親子殺害事件の謎!その13(2審判決)

強盗殺人罪などに問われた元日大生、男性被告(25)の控訴審判決公判が6月17日、東京高裁で開かれた。

裁判長は「完全責任能力を認めた1審判決の判断に誤りはない」として、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した1審東京地裁判決を支持、検察、弁護側双方の控訴を棄却した。

弁護側は「犯行当時は精神障害に基づく心神喪失か心神耗弱だった」と主張し、刑事責任能力が争点となっていた。1審では、弁護側請求の鑑定医が責任能力を完全否定する一方、検察側請求の鑑定医による再鑑定では「責任能力に問題はない」として、結論が別れた。

1審判決は完全責任能力を認定したが、「更生の可能性がないとはいえない」として死刑を回避した。

裁判長は「被告の刑事責任は誠に重大」とする一方、「あらかじめ強盗殺人を計画していたわけではなく、被告が若年であることなども考慮すれば極刑に処するほかないとまでは断定しがたい」として、1審判決を支持したとの事。

遊ぶ金ほしさに被害者宅に侵入し親子二人を殺害、金品を奪った事件です。
二人を殺害した強盗殺人事件なので検察の死刑の求刑は当然ですね。

しかし、「あらかじめ強盗殺人を計画していたわけではない」と言うのはどうなんだろう?
凶器は自分のナイフでしょ?さらに、在宅の家に盗みに入って家人に見つかれば強盗になるのは予想できたんじゃないの?

被告は目撃されてそのまま、逃げ出したわけではなく、家人と格闘になったわけでしょ?
計画はしていなかったかもしれないが、そうなってしまったら、仕方が無いと思っていた可能性はないのかな?

続報を待ちましょう。

2010/07/13追記
1、2審で無期懲役判決を受けた元日大生、男性被告(25)が上告を取り下げていたことが12日、分かった。取り下げは9日付。無期懲役判決が確定し、近く収監される見通し。

弁護人によると、被告は検察側が上告しなかったことなどを受け、「このまま長引かせるよりも、上告を取り下げて終わりにしたい。無期懲役判決を受け入れる」と話したらしい。

参考リンク
杉並親子殺害事件の謎!その12

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2009/07/15

杉並親子殺害事件の謎!その12

続報です。判決は無期懲役でした。

東京都杉並区で親子2人を刺殺し現金を奪うなどしたとして、強盗殺人などの罪に問われた元日大生、被告(24)の判決公判が15日、東京地裁で開かれた。裁判長は被告の責任能力を認め、無期懲役(求刑死刑)を言い渡した

公判では弁護側が「犯行当時は精神障害に基づく心神喪失か心神耗弱だった」と主張、責任能力が争点となった。弁護側請求の鑑定医が「責任能力は完全に失われていた」と報告したのに対し、検察側請求の鑑定医による再鑑定は「責任能力に問題はない」として、結論が分かれていた。

裁判長は「犯行当時、責任能力に影響を及ぼすような精神障害や意識障害の状態にあったとは認められない。検察側請求の鑑定医の鑑定は合理的だ」と指摘、完全責任能力を認定した。
また、刑の重さについては「冷酷、非情な犯行に慄然(りつぜん)とせざるを得ない」と指弾しながらも、「計画性が乏しい。前科がなく、当時21歳8カ月と若いことから改善、更生の余地がないとまでは言えない」と述べた

判決は動機を「『母からもらう小遣いではパチンコ、ゲーム等の遊興費、たばこ代などを賄うのに十分でなかった』と言うに過ぎず酌むべき余地はない」と指摘。被害者側に落ち度がないことや、2人の口をふさぎナイフで左胸を突き刺してほぼ即死させた殺意の強さ、遺族感情の厳しさも挙げ「2人の命を奪った結果の重大性や社会的影響も考慮すると責任は誠に重大」と述べた。

一方で計画性について、スキー用マスクで顔を隠し全身黒ずくめの格好でナイフを持って隣家に侵入した点だけは「準備は周到」としたが、「当初はナイフで脅し金を奪おうと考えており、殺意を抱いたのは実行行為の直前で当初から強盗殺人を計画していない」とした。

さらに、遺族あてに謝罪の手紙を書き最終意見陳述で「反省している」と述べたことや被告の家族が遺族に賠償金8000万円を払っている点も死刑回避の理由とした

判決によると、被告は平成19年1月25日、被害者の自宅で、親子2人(母親86歳と長男61歳)を殺害、現金約4万7千円やクレジットカードを奪うなどした。

裁判長は最後に被告を立たせ「一生かけて償うように」と語りかけた。

・・・しかし、強盗目的で2人を殺害して無期懲役は軽いと思うけどね。
それに賠償金を払ったのは被告本人じゃなくてその家族でしょ?もちろん払わないより払った方が良いに決まっているけどさ。

更生の可能性を否定する事もできないが、遺族の感情としてはちょっと許せない判決だと思うな。

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杉並親子殺害事件の謎!その11
杉並親子殺害事件の謎!その13(2審判決)

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2007/09/21

杉並親子殺害事件の謎!その11

続報です。
この事件の初公判が9月21日東京地裁で行われた。

1)被告は「2人に殺意は抱いていなかった」と起訴事実を否認、弁護側も「殺意はなく、被告は心神耗弱だった」と主張した。

2)検察側は、被告が捜査段階で容疑を認めていたことを証明するため、取り調べの様子を録画したDVDを証拠提出し、採用された。

布団の上から刺して殺意が無かったってのはどうかな?

裁判の行方に注目です。

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杉並親子殺害事件の謎!その10
杉並親子殺害事件の謎!その12

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2007/03/23

杉並親子殺害事件の謎!その10

続報です。強盗殺人で追起訴されました。
1)東京地検は3月23日、元日本大学理工学部3年の21歳被告を強盗殺人罪で追起訴した。
被告は起訴事実を認めているという。被告は金品目的で野元さん宅に侵入。2人をナイフで刺殺し、現金など104点を奪ったとされる。

2)容疑者は2人の殺害を認めたうえで、「使う目的はなかったが、取りあえず金を手に入れたいと思った」と供述しているらしい。

3)凶器はコレクションとして持っていた軍事用ナイフで、犯行後に捨てていたことも判明した。

4)調べに対し、「2人とは面識がなかったが、高齢者の1人暮らしだと思い、被害者宅を狙った」と供述しているようだ。

5)被害者のネックレスも同容疑者宅から見つかった。ナイフは供述通り、現場から約500メートル離れた雨水升の中から発見された。

6)供述によると、容疑者は1月25日未明から夕までの間、被害者宅に侵入。「2階で物音がした。気づかれたので殺した」としており、最初に2階寝室にいた長男を殺害した後、1階寝室で寝ていた母親を殺害した。

3/24追記
7)現場付近の民家では事件7日前の1月18日未明、2階ベランダに男が侵入する事件があったが、被告の犯行だったことが新たに分かった。

8)さらに2人を殺害後にいったん外出、半日後に再び戻り、現金やカードのほか、ネックレスなど104点(9200円相当)を奪うなど執拗(しつよう)に物色していた事実も判明した。

こんなところだね。
今回の注目は、6)殺害の順番が長男が先だった事かな。
それから、1)の現金など104点を盗んでいる所。
104点はかなりの量だよね。金目の物を物色した印象だ。

そして、最大の注目は
使う目的はなかったが、取りあえず金を手に入れたいと思った
私はてっきりお金に困ってとか、遊ぶ金が欲しくてとかの動機を考えていましたが、この理由は想像できなかったな。
だって、これは必要に迫られたわけじゃないって事なんだよね。

とりあえず、あれば良いってレベルの理由なんだけど、ホントにこの人メンタルに問題ないのか?と疑いたくなるよね。

誰だってお金はないよりあった方が良いだろう、あっても邪魔にはならないし。
こんな理由で強盗殺害事件を起こしてしまうのなら、世の中に強盗殺人犯が氾濫してしまうだろうな。

彼は本当の事を話しているのか?「思い出せない」の件もあるので、ここは慎重に受け止めるべきだろうな。

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杉並親子殺害事件の謎!その9
杉並親子殺害事件の謎!その11

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2007/03/22

杉並親子殺害事件の謎!その9

続報です。容疑者が殺害を認める供述をしているようです。
1)強盗殺人容疑で警視庁に再逮捕され、容疑を否認していた日本大学理工学部3年、
21歳容疑者が「金がほしくて2人を殺した」と容疑を認める供述をしていることが分かった。

2)凶器のナイフも、供述に基づき発見、押収したとの事。

さて、再度認める供述をしているらしい。
今回の注目は2)だね。
ここまで、彼が殺害したとする証拠は無かったので、供述に基づき発見されたナイフが凶器であると断定されれば、犯人しか知らない事実と言う事から、かなり有力な証拠になるだろう。

でも、ちょっと意外なんだけど、2)の内容からすると凶器のナイフは、既に押収され被害者の血液が付着していたとするナイフでは無いと言う事なんだよね。
どうして、凶器ではないナイフから被害者の血液が検出されたのか?が謎だね。

続報を待ちましょう。

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杉並親子殺害事件の謎!その8
杉並親子殺害事件の謎!その10

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2007/03/04

杉並親子殺害事件の謎!その8

今回はこの事件の冤罪の可能性といつもの私の妄想を書いてみようと思います。
冤罪の可能性を考えるのは別の方向から事件を考える事で事件を立体的に考えようと言う物で冤罪を主張するわけではありません。

さて、この事件についての報道から彼が犯行を行ったとする証拠を挙げてみよう。
まずは「窃盗未遂容疑」については
1)近くのコンビニでカードを使用した所を防犯カメラに写っていた。
2)逮捕直後の供述通り、杉並区内の路上で発見されている。
3)クレジットカード等は盗んだと話している。

これらの事を考えると、カードを盗んで現金を引き出そうとしたと言うのは、否定する材料はないだろうな。

問題は「強盗殺人」の部分だね。
彼が殺害したとする証拠は今の所無いと思う。
唯一あるのが「逮捕直後の自白証言」だけなんだよね。

目撃証言があるわけでもなく、現場に彼が居たとする証拠があったとしても、
「金が欲しくて被害者宅へ入ったが、すでに2人は殺されていた」と言う事であれば、矛盾はなしないからね。

容疑者が殺害を行ったと証明できるような証拠は何か?と考えると意外に難しい。
例えば、被害者の返り血を大量に浴びた衣服とかね、既に死亡していたのなら、返り血は浴びないからね。
それ以外では、被害者の遺体から容疑者を特定できるようなDNAなどが発見された場合かな。
長男は抵抗しているようなので、何か残っているかもしれない。

とは言え、警察が根拠もなしに逮捕するとは思えないなんだよね。
警察と検察は切り札を隠しているのではないか?と私は考えています。

ここからはいつもの妄想です。
ここで気になるのが「押収されたナイフから被害者の血液が検出された」と言う点です。
「被害者と同じ血液型が検出された」ではなく、「被害者の血液が検出された」と言う事から考えると、被害者のDNAが検出されたと言う事だろうね。

凶器のナイフについては面白い事があって、「自分のナイフが事件に使われたと思う。重要参考人になるかも」と周囲に話していた事だ。

容疑者は週5日ほど杉並区内のゲーム店に通っていたらしい。その26歳店長によると、1月末ごろ、容疑者は事件について「自宅に最近空き巣が入り、自分のナイフが何本かなくなった」「報道されている凶器の特徴と似ているものがあり、犯人に使われたと思う」などと話した。一方で、「自分はアリバイがなく、警察につっこまれたら面倒」とも話していたらしい。

ここで事件の様子を思い出して欲しいのだが、犯人(容疑者を指しているわけではない)は1階で寝ていた母親を布団の上から胸を刺して殺害している。
ここから考えると犯人は最初から家人を殺害しようと考えていたと思う。

だとしたら、犯人は凶器を持ち込んでいたのではないか?と言うわけです。
つまり、押収されたナイフが犯行に使われた物だと言うのが警察の切り札ではないかな?

この点は検死でナイフの形状が押収された問題のナイフと一致すればかなり有力な証拠になると思うのだが・・・・

仮に「盗まれて犯行に使用された」と主張したとしても、ではその盗まれたナイフがなぜ容疑者の自宅にあるのか?と言う矛盾が発生するからね。

続報を待つ事にしましょう。

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杉並親子殺害事件の謎!その7
杉並親子殺害事件の謎!その9

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2007/03/02

杉並親子殺害事件の謎!その7

続報です。
1)3/2日容疑者が強盗殺人で再逮捕されました。

2)クレジットカードなどは盗んだと話している。
キャッシュカード1枚が、供述通り杉並区内の路上で見つかった。

3)強盗殺人容疑については「被害者には申し訳ないが、今は思い出せない」と話しているらしい。

さて、こんな所かな。
逮捕直後は殺害も認めていたようだが、今は「思い出せない」と話しているようだ。
否認でも、認めるでもなく「思い出せない」と言うあたりが微妙だね。
どうも、捜査本部は確かな物証を発見できていないのかな?

最近の判決では凶悪事件でも「心神喪失」で無罪と言うのもあったし、あの池袋の通り魔事件でも弁護側は責任能力は無いと主張している。
この事件がどうなるのか、捜査の行方に注目しましょう。

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杉並親子殺害事件の謎!その6
杉並親子殺害事件の謎!その8

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2007/02/18

杉並親子殺害事件の謎!その6

続報です。
1)容疑者は「(犯行は)どの家でもよかった」と話しているようだ。

2)容疑者の自宅からは血の付いたナイフが見つかっているが、凶器は被害者宅のナイフを使用し、自分のナイフは犯行に使用しなかったと話しているらしい。

3)事件後も行きつけのゲームセンターに通い詰めていたらしい。

4)容疑者は1年ほど前から、最寄りのJR荻窪駅近くのゲームセンターに週に5日は姿を見せ、午前11時ごろから約2~3時間、対戦型ゲームに興じる姿が目撃されていた。

5)顔見知りのゲーセンの常連に「ナイフやモデルガンを集めている」と話していたようだ。ゲームの合間の常連客との会話も楽しんでいる様子だったという。

さて、こんな所だね
1)の「どの家でもよかった」と言うのはちと疑問だね。
「被害者宅の勝手口の鍵が開いている事を知っていた」と言う話をどう解釈するかと言う所で、「どの家もよかったが、勝手口の鍵が開いている被害者宅が一番入りやすかった」と考えるのが自然のように思う。

2)これもかなり疑問なんだけど、犯行に自宅のナイフは使用していないのに、自宅のナイフから被害者の血液が検出されたのはどう説明するのか?
その話を肯定するなら、犯行後に被害者の血が付着した手や手袋で自宅のナイフを触った為に、犯行に使用していないナイフにも被害者の血液が付着してしまった。と言う所かな。
いずれにしても、この点はかなり重要な項目になるので警察も追求するだろう。

さて、問題は4)だね。
週5日は「午前11時ごろから約2~3時間、対戦型ゲームに興じる姿が目撃されていた。」
この点が疑問なんだよな。
容疑者はゲームが好きでゲーセンに通っていたんだろう?そして、そのゲームは「対戦ゲーム」だった。

これのどこが疑問かと言うと「対戦ゲームには相手が必要」と言う事なんだよな。
つまり、平日の昼間と言うのは基本的にゲーセンに客が少ない時間帯なんだよね。
対戦ゲームが好きな人は当然の事ながら、対戦する事を目的にゲーセンに行くんだよね。
いろんな人と戦いたいとか、強い人と戦いたい、連勝したいなんて事が面白いんだけど・・・・
だらか、人の集まる時間帯を狙ってゲーセンに行くはずなんだよ。
一般的にゲーセンの対戦コーナーがにぎわうのは、平日なら夕方から22時ぐらいまでかな。
土日でも昼過ぎからだろう。

平日の「午前11時ごろから約2~3時間」この時間帯にゲーセンで対戦をしている人は外回りの営業マンとか、自営業、夜勤明け、無職など時間を持て余した人が多いのじゃないかな?(私の経験だけど)

その意味では彼がその時間帯に対戦していた相手はかなり少ない人数で、多分、毎回同じメンバーと言う事だと思う。

彼がチームなどを作っていてチームのメンバーで練習時間を決めて集まっていたのなら話はわかるのだが・・・
その時間帯に集まれる人間はやはり無職の人と言う事になるだろうし、全員がお金はそれほど持っていないだろう。
お金を使ってゲーセンで練習というのはちと考えにくいと思うのだが・・・
コマンド入力の練習だけなら、家庭用ゲーム機でもできるしね。

まとめると、私の疑問は「彼の目的は対戦する事ではないのではないか?」と言う事。
彼がゲーセンに通っていたのは「友達に会う為」じゃないのかな?

そう考えると彼が1年間大学を休学した事や殆ど大学に通わなかった理由は何か?が再度浮かび上がってくるね。
彼は大学で人間関係がうまく行かないなどの悩みを持っていなかったのかな?

参考リンク
杉並親子殺害事件の謎!その5
杉並親子殺害事件の謎!その7

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2007/02/16

杉並親子殺害事件の謎!その5

続報です。
1)容疑者が、警視庁荻窪署捜査本部の調べに対し、犯行時に履いていた靴について「コンビニエンスストアで捨てた」と話しているようだ。

2)殺害現場に残されていた土足の跡が、アウトドア用の登山靴のような靴底だったらしい。

3)事件が発覚した1月28日の夜、現場付近を警備していた警察官に容疑者が近づき、「昨夜から自転車がない。盗まれた」と話した。
警察官を自宅に呼んで状況を説明したらしい。
警察官に近づく前、たばこを吸いながら落ち着かない様子で自宅を出入りする容疑者が、付近にいた人に目撃されていたようだ。

4)31日昼には、「ガラスを割られた。空き巣に入られたようだ」と現場警備の警察官を自宅へ呼んだ。窓ガラスにとがった物でつつかれたような跡があったが、割られたり、侵入された形跡はなく警察官は「入られてはいないのではないか」と答えたらしい。

5)容疑者が事件発覚後、「家に空き巣が入り、集めていたナイフが見つからない。凶器のナイフは自分の物っぽい」などと周囲に話していたらしい。

6)窃盗未遂容疑で逮捕された21歳男性容疑が、長男の財布などから現金を奪ったことを認めたうえで「奪った金はゲームセンターで使った」と供述し「金欲しさに殺害した」とも話しているようだ。

7)現場に残されていた凶器とみられるナイフはドイツの大手メーカー製だったことも分かった。容疑者はナイフ収集が趣味との事。

8)警視庁が容疑者の自宅から押収したナイフ数本を調べたところ、そのうちの1本から、被害者のものとみられる血液が検出されたことが分かりました。
調べに対し、容疑者は「被害者の家が金持ちで、勝手口の鍵が開いていることも知っていた」と話していて、初めから被害者の家を狙って犯行に及んでいたことが分かりました。

とこんな所ですね。今回の報道の中で気になる点をピックアップしてみると

ターゲットの選定の件はどうやら私の勇み足だったかな。
どうやら、被害者宅は金持ちと言うのが容疑者の認識のようだね。
・・・しかし、家の大きさや古さなど、外見はそう見えないのだが・・・
株券もあったと言う事だし、近所では裕福な家と言う事で通っていたのかな?
実際どうなのかは今後の報道を待つとしよう。

ナイフの件はちと意外だったね。
靴まで捨てたのに、凶器のナイフを自宅に保管していたとは驚きだな。
金がなくて犯行用の刃物を別に用意する事ができなかったのか?
それとも、コレクションとして集めたナイフを実際に使ってみたいと言う欲求でもあったのかな?
これも今後の自供を待ちましょう。

現場に残っていた、凶器がドイツ製高級包丁(曖昧なのでご存知の方コメントください)との事だが、大量に流通している物でなければ、入手経路は限られるかもしれないね。

犯行後の捜査の様子を見て不安に思ったのか、ずいぶんと言い訳を並べているね。
もしかすると、周辺ではそんな噂も出ていたかもしれないね。

そして、お金はゲーセンで使ったと言う事なんだよね。
容疑者はゲーム好きでゲーセンに数年前から通っていたらしい・・・・
さりげなく、書かれているがこのこの点は奥が深いと思う。

なぜなら、彼はどんなゲームをするのにゲーセンに通っていたのかな?
最近は良い時代になってさ、家庭用のゲーム機でもアーケード機(ゲーセンにあるゲーム専用機)と同じゲームが楽しめるんだよね。
最新のアーケードゲームはムリでも、しばらくまてば家庭用に移植される物が多い。
それなら、わざわざゲーセンに行く必要がないでしょ?

そして、お金を大量に消費するゲームと言えば・・・対戦ゲームだったんじゃないのかな?

これは憶測だけどさ。

対戦ゲームと言うのは他のプレーヤーとゲームで戦うゲームの事です。
一昔前「バーチャファイター2」と言う3Dポリゴン格闘対戦ゲームの伝説的ゲームがあったけど、あの時、月かるく10万円ぐらいをゲーム代に使う人もいたぐらいだ。

なぜそんなに使うの?って事を説明すると、ゲームは1回100円でできる。
相手がコンピュータの場合は自分の実力にもよるが100円で10分以上はは楽しめるかな。
所が他のプレーヤーとの対戦となると、100円で2ラウンド先取で勝ち、1ラウンドは3分ぐらいなので、負ければ長くても6分で100円がなくなる。
勝ち続ければ100円でゲームを延々と楽しめるのだが、負ければそれでおしまいだ。
10回負ければ1000円がなくなる、相手が強ければ、あるいは自分が弱ければ、10分とかからずに1000円なんてなくなるからね。

前述したバーチャファイター2の時代にはバーチャジャンキー(バーチャはゲームの名前、ジャンキーは中毒の意味)と呼ばれる、ある意味、依存症的なまでのコアなファンが大勢いたんだよね。

もし、容疑者が対戦格闘ゲームにはまっていたのなら、お金が欲しくてと言うのも私的には納得できるけどね。

ただし、最近は対戦格闘ゲームの人気は下火だと聞いていたのだが・・・・
実際のところは、今後の報道を待つとしよう。

ちなみに、容疑者が本当に対戦格闘の為にゲーセンに通っていたのなら、ゲーセンの常連達は彼の顔を見ているはずだ。
そこで彼がやっていたゲームの名前とメインに使うキャラクター、リングネーム、称号などをご存知の方がいたら教えてください。
多分、2年もやり込んでいたのなら、結構な腕前のはずなんだよな。

参考リンク
杉並親子殺害事件の謎!その4
杉並親子殺害事件の謎!その6

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2007/02/15

杉並親子殺害事件の謎!その4

続報です。
1)容疑者は2004年4月、付属校の日大第二高校(同区)から同大に推薦入学。しかし、05年4月から昨年3月まで、本人の申し出により「病気」で休学した。
授業にもあまり出席せず、修得単位数は4科目で7単位にとどまり、「卒業への必要数には全く足りない状況」らしい。

2)2人の殺害を認め、「親が金銭に厳しく、金がなかった」と話しているようだ。

3)容疑者宅の家宅捜索で、複数のナイフが押収されていたようだ。

4)被害者宅の1、2階計6室のうち、普段使っていない1室を除き、タンスや収納スペース、台所の引き戸などが激しく物色されていた。
長男の財布も紙幣が抜き取られた状態で、そばにカード類が散らばっていたほか、あるはずの株券も発見されていない。
長男の遺体近くに落ちていたナイフやタンスなどには、犯人らしき指紋はなく、犯人は手袋をしていたとみられている。

5)容疑者は25日以降、数日間にわたって、杉並区内の複数のコンビニでカードを使い現金を引き出そうとしていたことが分かった。

6)特捜本部によると、容疑者の自宅は、被害者宅の裏手にあり、わずか20メートルしか離れていない。間にある民家の庭を横切り、被害者宅の高さ約1メートル50の塀を乗り越えると、人目に付かずに勝手口付近に行き着くことができるらしい。

さてとこんな所なんだけどね。
私は少々気になる事があります。
それは容疑者はメンタルに問題はなかったのか?と言う事です。
責任能力がの有無を言うわけではなく、大学を病気を理由に1年休学しているのですが、この病名は何だったのか?と言う事です。

なぜ、そんな事が気になるかというと(いつもの妄想で)
A)自宅の隣家をターゲットに選んでいる点
 A-1)捜査への不安が希薄な事
 普通に考えて近隣トラブルで怨恨とか痴情のもつれとか感情的な事でもなければ、自宅周辺で犯罪は行わないでしょ?
 自宅周辺で犯罪を行えば、必ず現場周辺は捜査の対象になるからね。
 
 その意味では、奪ったカードを犯行現場から1kmしか離れていないコンビニATMで使っている点も疑問。
 その上、暗証番号も分からない状態で使ったんだからね。
 そのくせなぜか、犯行現場に何度も顔を出して捜査の様子を気にしているし。
 
 A-2)人の情が希薄な点
 A-1)にも関連するんだけど、怨恨など感情的な犯行ならともかく、ただお金を奪う事だけを目的にしたのなら、知り合いは殺害し難いよね?
 例えとしては適していないと思うのだが、自分が飼っていた鶏とかはちょっと食べ難いでしょ?
 
 この事件では、侵入直後に殺害していて、狙いも心臓だからね
 この点が人の情みたいな物が希薄なのではないかと思う点なんだよね。

B)目的の金額は結構小額なのではないか?と言う疑問
 被害者の家の生活状況などを考えると、被害者宅に多額の現金や貴金属などがあるとは思えないんだよね。
 長男は外国に妻子を残しているし、日本に来たのは母親の介護の為で、その役目が終れば家族の所へ帰るつもりだったのだろう。
 仮に長男に資産があったとしても、それは外国に残した妻子の為に使うだろうから、日本に持ち込む理由が無いでしょ?
 母親の葬儀代や予想外の事故などに備えて200万ぐらいは用意していたかもしれないけど、自宅に現金で保管はしないだろう。
 
 私が推測する被害者宅の収入は母親の年金と長男の在宅勤務の収入だと思う。
 長男が在宅勤務を選んだのは母親の介護を優先して収入は生活できるだけの金額になれば良いと言う判断だと思うんだよね。
 その意味では、生活はぎりぎりか少し余裕がある程度でとても裕福ではないだろうと思います。
 
 容疑者はそんな家をターゲットに選んでいるんだけど、これは大金が手に入る事を狙った物では無いと言う事だろう。
 つまり、生活資金として自宅に置いているだろう小額の現金を狙った物なんじゃないか?
 私は容疑者が狙った金額は10から20万程度だろうと思います。
 
これらから考えると
容疑者はお金のある家を狙ったんじゃなくて、「犯行が可能な家」を狙ったんじゃないのかな?
容疑者は大学生だが大学にも殆ど通っていないし、アルバイトもしてないようだ。
と言う事はものすごく狭い社会の中(自宅周辺)で生活しているよね。
つまり、家人と対峙しても自分なら刃物で相手を殺害できるような家は容疑者の少ない情報の中には被害者宅しかなかったんじゃないかな?

最後にまとめると私が感じている気になる点は
小額の強盗目的で2人を殺害すると言う、逮捕されれば死刑になるようなハイリスクな犯行を計画していながら、そこには人間の情やリスク対効果のバランス感覚などが欠けているように思うんだよね。

つまり、欲望や感情の前に自分を制御できていないんだけど、彼はメンタルに問題は無かったのかな?
責任能力が無いと言うわけではないのだけど、大学を1年休学している時の病名が気になるよ。

参考リンク
杉並親子殺害事件の謎!その3
杉並親子殺害事件の謎!その5

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