大阪府箕面市ネコ焼殺未遂事件(略式起訴)
2021年1月26日、猫カフェから引き取った猫に、消毒用アルコールをかけて火をつけて大やけどをさせたとして、大阪大学病院に勤める男性職員が警察に書類送検される事件が起きている。
2021年1月9日、大阪府箕面市の動物病院にネコが運び込まれた、ヒゲが燃えて無くなり、身体中が焼けただれていたとのこと。
男性自らが猫を動物病院に運び込み、獣医師に対して、「自分がやった。精神的に参っていた」などと説明したため、獣医師が警察に通報したとのこと。
今回虐待を受けたとされる猫は、野良猫だったのを、箕面市の猫カフェ「カーラ・キャット・カフェ」が4年前に保護したとのこと。
その後、何度もこのカフェに通っていた男性から要望され、オーナーは猫を譲ったとのこと。
逮捕された男性は警察の取り調べに対して「ストレスでやった」と容疑を認めているとのこと。
ストレスを理由に飼い猫に火を付けてやけどを負わせたとして、動物愛護法違反の疑いで書類送検されたものの不起訴となった男性(31)について、大阪地検は令和3年10月に一転、同罪で略式起訴したとのこと。
検察審査会が「起訴相当」と議決したことで検察側が再捜査し、判断が覆ったとのこと。検審の議決書は、猫に火を付けた男性の行為を「悪質で常軌を逸した残忍なもの」と厳しい表現で非難したとのこと。
警察は21年1月26日、動物愛護法違反容疑で男性を書類送検。地検は男性がネコを連れて動物病院を受診したことなどを考慮し、不起訴(起訴猶予)としていたとのこと。
しかし、この不起訴処分をめぐっては、ネコを譲った保護猫カフェのオーナーや、動物愛護団体などが反発し、検察審査会に不服を申し立てたとのこと。
検審は「起訴相当」と議決し、地検は再捜査の末に男性を略式起訴。令和3年10月に簡裁が罰金10万円の略式命令を出したとのこと。
時系列
2021年
01月09日 男が大やけどをしたネコを動物病院で受診、男が犯行を話した為、医師が通報
01月26日 男が動物保護法違反で書類送検
その後、不起訴となる。
その後、関係者が検察審査会に不服を申し立てる。
10月 簡易裁判所が罰金10万円の略式命令を出した。
こんな事件ですね。
不起訴になったとの情報があったので、記事にしていませんでしたが、その後、一転して略式起訴となり、罰金10万円となりました。
大学病院の職員との事ですが、動機となったストレスとは何のストレスだったのか?が報道されていませんね。
2021年の1月と言うのはコロナの第2波の頃なので、医療関係者がかなり緊張されていた時期と重なります。
一方で、単純にネコを飼う事のストレスの可能性もあるんですよね。
報道された情報からの推測でしかないですが、男性がネコを飼うのは初めての可能性もありますよね。
ネコカフェには何度も通っていたようなので、ネコは好きなんでしょうが、飼うとなると色々と苦労もありますからね。
ストレスの原因が何だったのか?はわかりません。
ただ、本人が火をつけたネコを動物病院へ運んでいるので、根からの悪人ではなさそうな印象です。
ストレスで追い込まれて、衝動的に起こした事件なのでしょうが、これからは自分なりのストレスの解消方法を見つけて、ストレスとうまく付き合って行って欲しいですね。
ネコは回復して別の飼い主に飼われているとのことで、良かったですね。
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