2007/12/31

佐世保銃乱射事件その8

今回は私なりにこの事件をもう一度整理してみようと思う。

時系列情報は
02年5月に現場のスポーツクラブの会員になるが、退会する。
02年5月に死亡した女性コーチが入社
02年6月に銃砲所持許可証を取得
02年6月にスポーツクラブに再入会
02年8月に最初の銃(単身自動式 ベレッタAL391 28万 犯行と自殺に使用)を購入
03年2月に2丁目の銃(単身自動式 ウィンチェスター)を購入
03年3月に射撃場で練習25×5で125発使用
03年6月に空気銃(英国製)を購入
03年9月に射撃場で練習25×5で125発使用
03年約500万程の借金を親に立て替えてもらった。
06年11月1500発の弾丸を注文、1000発を持ち帰る。
07年1月から8月ぐらいまで東京で仕事をする
07年1月に銃3丁と弾80発を銃砲店にあずける
07年夏新車のワゴン車(350万)を購入
07年8月に散弾銃(上下2連式 国産 21万、トータルで80万)を購入
07年9月銃のロッカー(5万円)、船(40万程)を購入
11月下旬 防犯会社に12日間だけ在籍。金曜日を休日にする事を申し出る。
12月にプールを頻繁に使うようになる。
12月11日ごろ 女性コーチの交際相手に住所などを聞く
12月12日ごろ 友人10人近くに事件現場で待ち合わせの誘いをする。
12月14日11:00から正午 治療の為、マッサージを受ける
12月14日12:00ごろ ガソリンスダンドでガソリンを満タンに給油する。
12月14日13:49から15時ごろ 現場へ入館(下見だと思われる)
12月14日16:30ごろ 現場へ向かう
12月14日18:30ごろ 現場で待つ友人に待っててくれと電話する
12月14日19:00ごろ 現場から70mはなれた路上に車を駐車
12月14日19:10から55分間 事件発生。
12月14日20:00ごろ 容疑者の車が教会の近くに停車しているのを住民が見ている
12月15日1:00ごろに教会近くで警察が容疑者の車を発見
12月15日5:54 銃声がする。直後、自殺している容疑者を発見する

現場の見取り図と発砲場所、殺害場所、容疑者と女性コーチの移動経路
赤の点線は容疑者の移動経路、青の実線は女性コーチの移動経路、×は射殺場所
Photo ①が最初に発砲した場所、2発のスラッグ弾を発射していると思われる
②事務所に逃げ込んだ女性を射殺する。4~5発を発射。
③事務所を出た所で友人に声を掛けられその直後に射殺、数発を発射
全11発の内、女性と友人の2人に半数以上の弾丸を撃っている。

被弾しているのは、4人、狙って撃たれたと言うよりは拡散した散弾が偶然当たったという事かな。
ルネサンス佐世保マネジャー(48)=足に被弾
▽男性(46)▽女児(9)▽男性(39)=背中や尻に被弾

容疑者は同市内の銃砲火薬店で02年11月から4年間に、威力の強いスラッグ弾150発(約3万円)を含む約2200発(約18万円)の銃弾を購入。うち昨年11月にまとめ買いした散弾1500発は、500発を店に預け、その後1000発を持ち帰った。

情報としてはこんな所だろうな。
私が重要と思う点としては
1)犯行に使った銃は所有している3丁の内の1丁で最初の銃だった(単身3連発、自動)
2)犯行後に発見された弾丸は2700発だが、容疑者は4年間に購入した弾丸の大半を消費していない。つまり弾丸は以前から所有していた物でこの事件の為に用意した物ではない。
3)購入したスラッグ弾は、狩猟を行わない容疑者には使用する目的が無い。
4)事件の2日前に友人を誘っている時点では犯行の実行を決意していたと思われる。
5)事件当日に車のガソリンを満タンにしている理由が不明。
6)事件の直後に教会に向かっているのは最初から計画していたと思われる。
7)自殺するまでに犯行後、10時間の空白の時間があるがこの理由がわからない。

事件の核心の部分に関わるのだが、当初の報道でプールサイドで女性コーチに向けて容疑者が発砲しているとされているが、この報道は誤りではないか?と私は考えています。
と言うのは上の見取り図をみると、最初に発砲した場所①は女性コーチの移動経路の入り口部分なので、ここで女性コーチに向けて発砲しているのなら、流石に外さないだろう。


それに、最初から女性コーチを射殺するつもりなら、反時計方向にプールサイドを1周するのではなく、逆方向(時計方向)に①のあたりに移動し、退路を断ってプールの中の女性コーチやその他の子供などを撃てば、プール内に居た人間を殆ど射殺する事ができただろうね。

それをあえてやらずに、プールの中の人間に逃走する猶予を与えていると私は考えています。
つまり、最初に①で発砲した時にはプールには誰も居なかったんじゃないかな?

ところが、問題はこの後で、女性コーチが2階か入り口のどちらに逃走するか?容疑者には分からないはずなんだよな。
だから、容疑者が入り口から回り込んだのは偶然かもしれない。
ただし、入り口から逃走されたら逃げられる可能性があるが、2階ならまだ追い込める可能性が残っているので、逃がさない事を重視したのなら、入り口に回り込む方が可能性は高いと言う事かな。

そして、事務所では女性コーチ以外にも2人の大人と複数の子供達がいたが、撃たれたのは女性コーチだけだった。
上でも書いたが、無差別に射殺するのなら事務室にいた他の人間も射殺するチャンスは間違いなくあったはずだよね。

この事から考えると、やはり特定の人間を殺害しようとしていると考えるしかないんだよな。

次に私がこの事件で最大の謎だと思っているのが、自殺するまでの10時間の空白の時間なんだよね。
最初から自殺までを計画していたのなら、10時間は長すぎるような気がするんだよ。
それとも、逃走する事を考えていたが、事件後に諦めて自殺した?と言う可能性もあるが、事件に銃を使用した段階で事件発生直後に通報されるのは予想できたはずなので、最初から逃走を計画していたとは思えないんだけど・・・・
その反面、車のガソリンを満タンにした理由も分からない。同じ理由で2700発の弾丸を車に残している事。事件に使用しない2丁の銃を車に残している事の理由もわからない。

ここでメンタルの問題があって、目的に対して合理的な手順を考えられないような状態であったと言うのであれば、このちぐはぐな行動も説明できなくはないかな?
とは言え、友人を呼び出してから射殺するまでの行動はかなり慎重な印象はあるんだけどね。

アメリカの銃乱射事件のサイトなどを見ていたと言うのもあるのだが、最近起きた2件の銃乱射事件では犯人は犯行生命や遺言などのメッセージを残しているので、この事件の容疑者も自殺まで10時間の間に誰かに連絡したり、ネットにメッセージを送っている可能性はあるんだけど、今の所それらしき報道なないんだよね。

とにかく、ホントこの事件は分からない事が多すぎるね。
容疑者が死亡しているので、これ以上情報が出てくる事は無いかもしれないが、できるだけ情報を公表してほしいね。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その7

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2007/12/30

佐世保銃乱射事件その7

続報です。
1)容疑者が自殺した際に抱えていた散弾銃はイタリアのベレッタ社製自動式銃。銃口の硝煙反応や現場の実弾の鑑定などから、犯行に使用した銃と自殺に使用した銃は同一の銃であることが判明した。

2)容疑者の遺体から血液・尿検査などをした結果、覚せい剤や向精神剤などの薬物反応は得られなかった。

3)発射された弾丸は11発だった。

4)調べによると、目撃された犯人の特徴が同容疑者と酷似しており、散乱していた薬きょうなどから同容疑者の散弾銃が使われたという。また、現場で採取された足跡が同容疑者のブーツと同種と判明したことなどから、捜査本部は同容疑者の犯行と断定した。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その6
佐世保銃乱射事件その8

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2007/12/24

佐世保銃乱射事件その6

続報です。
1)事件当時、スポーツクラブの会員や従業員は事務室やホールで身をすくめ、震えていた。

そのうちの1人が、女性コーチを撃った後に部屋を出た容疑者に、死亡した男性が「○○(不明)やめろ」と言うのを聞いた。直後に1発の銃声が響き、男性は倒れた。

事務所を出た容疑者は、ロビーのフロント付近で男性と顔を合わせ、正面の至近距離から発砲。あおむけに倒れた男性に向け、さらに数発、発射して立ち去ったとみられている。

2)男性は容疑者に制止の声をかけた。発砲している男が容疑者であることに気付き、あえてそうした可能性もあり、「男性の予期せぬ行動に混乱した容疑者が偶発的に撃った」との見方も出ている。

3)容疑者のワンボックスカーに似た車が事件直前にクラブから南に約70メートル離れた駐車場付近で目撃されていたことが、県警捜査本部の調べでわかった。交通量の多い市道に面したクラブのそばでは犯行前後の目撃情報がないことなどから、容疑者が人目につきにくい場所に車を止め、犯行後は裏道を通って車まで逃げた可能性が高いとみている。

4)目撃情報によると、車は事件直前の14日午後7時ごろ、市道から脇道に入った駐車場横の路上に止められていたという。県警は、容疑者が犯行後、車に乗って、市内のバイパス道路を通り、約5キロ南西の教会へ逃げたとみている。

5)容疑者が事件当日の午前、通院していた市内の医療機関で腰や肩の治療を受けていたことがわかった。その直後、車に満タンに給油し、下見目的でクラブへ行ったとみられている。容疑者は事前に先祖の墓の場所を家族に確認し、事件後の15日朝に市内の教会で自殺。死を覚悟していた可能性がある一方で、治療を受けるという不可解な行動を取っており、県警は犯行前後の状況の解明を進めている。

6)医療機関の関係者によると、容疑者は14日午前11時ごろに来院。筋肉の痛みなどを和らげるため低周波治療やマッサージを受けた。正午過ぎに治療を終え、「これからスポーツクラブに行く」と話して車で立ち去ったという。

容疑者はクラブに再入会した8月ごろ、この医療機関で治療を始めた。普段はクラブに行く前か後に立ち寄り、事件前日の13日夕も治療を受けていた。

治療中は趣味の釣りやクラブでのトレーニングの内容などをよく話していたが、猟銃を持っていることに触れたことはなかったという。関係者は「14日も変わったところはなかった。当初は事件に巻き込まれたのではないかと心配したぐらいだ」と話した。

県警の調べでは、容疑者は医療機関を出た後の午後0時半ごろ、車で市内のガソリンスタンドに寄り、前日に給油したばかりでほとんど減っていないにもかかわらず満タンに給油。同日午後1時50分ごろにはクラブへ出かけ、下見をするなど犯行準備を整えていたことがすでにわかっている。いったん帰宅し、午後4時半ごろに再びクラブへ向かったとみられている。

7)容疑者に誘われた男性によると、事件2日前の12日午後9時ごろ、携帯電話に着信があった。留守番電話には、容疑者から「お金持ちの女性と知り合った。パーティーをするから来てほしい」との伝言が録音されていた。男性が体の調子が悪く、返事しなかったという。
13日午前にも電話があり、同容疑者は「女性側には了解を取ったから、来ないか。パーティーの後にはお楽しみがあるよ」と誘ったという。男性が「お楽しみは何」とたずねると、同容疑者は「来てのお楽しみ」と返答。男性は3階のラウンジで待つよう指示された。
14日の事件当日、男性は体調が戻らず、誘いを断ると、容疑者は「あっそう、分かった」と少し怒った様子で返事。男性に「長崎で働くなら、少ない給料で頑張るしかないな」と皮肉っぽい口調で答えた。さらに「おれは要領よく稼いで、楽しく生きたい」「人間いつか死ぬから、お前も楽しめよ」と男性に話したという。 

こんなところかな・・・・
制止されて咄嗟に撃った?・・・・・それなら、撃つのは1発だろうな、相手だ呼び出した親友だったと言うのは気付いていただろう。

そろそろ、一度まとめてみよう。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その5
佐世保銃乱射事件その7

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2007/12/20

佐世保銃乱射事件その5

続報です。
1)容疑者が自殺に使ったのは、レーザー照準装置付きのイタリア製散弾銃だったことが20日までに、県警佐世保署捜査本部の調べで分かった。同容疑者がスポーツクラブを襲撃した際に使用した散弾銃にも照準装置が付いており、同じ可能性があるとみて特定を進める。
調べによると、この銃はイタリア・ベレッタ社製「ベレッタAL391」。単身連発自動式の散弾銃で口径は18.5ミリ。最大3発まで装弾することができ、引き金を引くと薬きょうは自動的に排出される。レーザー照準装置のほか、スコープも付いていた。

2)調べでは、容疑者がスポーツクラブで銃を乱射したのは14日午後7時10分ごろから。一方、住民が船越教会(同市船越町)の前に停車したワゴン車を見たのは午後8時ごろだったという。
(つまり、犯行の直後に教会に向かっていると思われる)
 
3)射殺された男性が、自殺した容疑者を制止しようとして銃撃された可能性があることが20日、県警佐世保署捜査本部の調べで分かった。銃撃直前に男性が同容疑者に呼び掛けていたという証言があり、捜査本部は関係者らから事情を聴いて銃撃の経緯を調べている。
事件発生時、現場にいた複数の目撃証言では、容疑者はクラブ事務所内で、女性コーチを至近距離で狙い複数回発砲、その男性を銃撃した疑いが強いという。

4)容疑者が、女性コーチの出勤を確認するため、犯行の約5時間半前にクラブにいったん入館した可能性が高いことが県警の調べで分かった。
容疑者の入館記録があったのは、同日午後1時49分。しかし、館内で運動する姿は目撃されていなかった。クラブ側によると、女性コーチはこの時間帯に受け付けをしていたという。

5)調べでは、スラッグ弾が見つかったのはクラブ2階のプールサイドの壁。容疑者は1階から2階に通じるエントランスを上り、正面玄関からフロント前を通ってプール室に侵入。威嚇発砲したのはプールをほぼ一周した直後とみられる。
最初の発砲を受け、倉本さんは子供たちと事務室へ避難したが、馬込容疑者は事務室に押し入り、至近距離から倉本さんに銃撃を加えたとされる。

6)自殺した教会に牛刀が残されていたことが19日、県警佐世保署捜査本部の調べで分かった。
遺体の腰にはサバイバルナイフを携えていたことも判明。容疑者の車にはガスマスクもあり、捜査本部は同容疑者が周到に準備し、乱射事件に及んだとみて調べている。

さてこんな所だね。
しかし、容疑者は軍事マニアかな?迷彩服、防弾チョッキ、ガスマスク、サバイバルナイフ・・・日常生活にはあまり必要じゃないからね。

さて、前回の続きで動機についての妄想なんですが・・・
犯行の順番から考えると、容疑者が一番殺害したかったのは最初に撃たれた「女性コーチ」だったんじゃないかな?
のんびりしていたら、本命に逃げられてしまう可能性があるからね。

しかし、では呼び出された同級性や友人達はどうなんだ?と言う事だね。
こちらは、2番目以降に殺害する予定だったとしたら、やはり優先順位は低いんだろうね。
そして、「疎遠な人」まで誘った理由は何か?
私はこの点を「誰でも良かったから」と考えています。
つまり、女性コーチ以外は「誰でも良かった」・・・それなら、無関係の人はなぜ撃たなかったのか?

容疑者は最初から事件の最後は自殺する事に決めていたんでしょう。
事件後にこの事件の動機についてあれこれ憶測が流れる事は予想できた。
そこで、「無差別殺人」の汚名は避けたかったんじゃないかな?

同時に「ストーカー殺人」も避けたかった。
そこで考えついたのが、別の動機によって本当の動機を隠す事。
もし、今回の事件の死者がもっと多数で、殆どの人物が容疑者の呼び出した「同級性」でその中に「女性コーチ」が居たとしたら?

この場合、女性コーチは巻き添えで撃たれたとみんな考えたんじゃないかな?
つまり、女性コーチが撃たれたのは「偶然」だと考えたと思うんですよ。

今回は容疑者の計画から外れて、呼び出しに応じて集まった友人は2人だけだったし、殺害されたのが友人が1人、女性コーチが1人の計2人だった為に、疑問が浮かんできたけどね。

そんなわけで、友人を誘ったのは、誘いに乗って集まってくれる人間なら誰でも良かったんだろうと考えています。
だから、「疎遠な人」も誘っているし、人によって誘い文句も変えている。人によって釣れそうなネタをいろいろ考えたんだろうね。

とは言え、まったく根拠はありません。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その4
佐世保銃乱射事件その6

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2007/12/19

佐世保銃乱射事件その4

続報です。
1)これまでの調べで、犠牲者2人のうち最初に殺害されたのは女性コーチで、発砲現場のクラブ事務室には女性3人と子供4人の計7人がいたが、室内では女性コーチだけに銃口を向け4、5発発射していたことが分かった。

現場に居合わせた女性によると、7人は乱射が始まった直後に事務室に逃げ込んだ。これを容疑者が目撃し、鍵を掛けようとした女性らとドア越しに押し合いとなったが、身長約180センチと大柄な容疑者に押し入られた。

 侵入した容疑者は、無言で、女性コーチに向け至近距離から1発発射、倒れた女性コーチに1発ずつゆっくりと3、4発発射して立ち去ったという。ほかの6人にけがはなかった。

こうした状況から、県警は容疑者は初めから女性コーチ殺害の意図を持っていたと断定した。

2)容疑者が教会で自殺した際に使用した散弾銃にレーザー照準装置が装備されていたことが19日、県警佐世保署捜査本部の調べで分かった。
事件で使われた散弾銃は乱射時にレーザー様の赤い光線が出ていたことが分かっており、捜査本部は同じ銃の可能性があるとみて、調べを進めている。
調べによると、容疑者が自殺に使用した散弾銃は、最大3発が装てんできる銃身1本の単身自動型。銃にはレーザーとともにスコープも装備されていた。 

3)調べでは、容疑者は犯行当日、プール室に入った後、ゆっくりとプールサイドを反時計回りで歩き始めた。異変を察知した女性コーチは、指導していた子どもらとプールサイドの一角に集まったが、容疑者は、赤いレーザー光線を当てる射撃用照準を装置した散弾銃を、女性コーチたちとは反対側のプールサイドから、女性コーチの方向に向けて発射。容疑者は、プール室内でさらに数発発砲した後、女性コーチらが逃げ込んだプール室外の事務室に押し入り、女性コーチを殺害した。

また、容疑者は、事務室を出たところで、クラブに呼び出していた同級生も射殺した。

県警によると、現場検証の結果、プール室内の女性コーチらが集まった場所の付近の壁の中から、撃ち込まれたスラッグ弾を発見。プール室内からはスラッグ弾の数個の薬きょうも見つかった。一方、女性コーチが殺害された事務室内からは、スラッグ弾は見つかっていないという。

容疑者は3連射できる自動式の散弾銃を使ったとみられ、県警は、最初に3発のスラッグ弾を込めた銃を持って、クラブ内に侵入したとみている。

4)証言したのは、水泳を習っていた小学生の付き添いでクラブに来ていた母親。プール外のラウンジにいたとき、突然、2度の銃声を聞いた。間もなく水着姿のまま子供と女性コーチが自分の方に向かって逃げてきた。通路の奥に仁王立ちしている容疑者の姿が見えた。母親は子供の手を引いて女性コーチと一緒に事務室に逃げ込んだ。大人は女性ばかり3人、子供は4人いた。

後を追うように事務室に向かってくる容疑者。ドアを押し開けて室内に入ろうとするのを内側から必死に押さえ、押し合いになった。鍵を掛けようとしたがどうしてもうまく掛からず、力負けしてドアを開けられた。とっさに離れて、子供と机の下に隠れた。

ゆっくりとした間隔で4、5発の銃声が聞こえた。1発目の銃声と同時に、女性コーチが倒れたのが見えた。「お願いだから撃たないで」。自分の子供が叫んだ。容疑者は終始、無言のままだったという

5)容疑者が犯行の約1か月前、卒業以来ほとんどつきあいのなかった高校の同級生宅の郵便受けに、自分の連絡先を記したメモを入れていたことがわかった。

6)容疑者が自宅パソコンから、インターネットの殺人に関するサイトにアクセスを繰り返していたことが分かった。県警は事件との関連を調べている。

7)調べでは、クラブ会員でもある女性コーチの交際男性は、ジムの機械で筋力トレーニングをしていて、突然近づいてきた容疑者から「住まいはどこ」「トレーニングは毎日来ているのか」などと尋ねられた。

男性は奇異に感じ、はっきりとは答えずその場を離れたが、その後も女性コーチと一緒にいるところを遠くからじっと見られた。容疑者について、女性コーチは「気持ちの悪い人なの」と話したという。

さてこんな所かな・・・予想外でしたが、最初に殺害されたのは女性コーチと言う事ですね。

・・・・・女性コーチが一番のターゲットだとして、かなわぬ恋の無理心中と仮定しても良いのだが、そと「親友」の殺害とどう繋がるのか?
例えば、自分の好意を寄せる人間と無理心中と説明しようとすると、「親しくない人間」を誘った事が説明できない。

・・・ABC殺人事件を連想した。
もしや、動機を隠す為のカモフラージュ・・・それは考えすぎかな?

続報を待ちましょう。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その3
佐世保銃乱射事件その5

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2007/12/17

佐世保銃乱射事件その3

続報です。
1)容疑者がメールなどで現場に誘い出した同級生らは10人近くに上ることが17日分かった。この中には疎遠になっていた同級生も含まれていた。誘いに応じたのは3人だったが、現場に来たのは死亡した男性ら2人だった。(この2名には2日前に誘っていたようだ)

2)容疑者が発射した十数発のうち、約半数は死亡した2人に当たっていたことが17日、佐世保署捜査本部の調べで分かった。

3)殺害された友人の男性の周辺には、散弾よりも殺傷能力の高いスラッグ弾とみられる薬きょうがあったことも新たに判明。捜査本部は薬きょうの鑑定を進めている。

4)犠牲者2人の遺体などから見つかった散弾の数から、弾の装てんを繰り返しながら乱射した可能性の強いことが県警の調べで分かった。2人に対して殺傷能力が高い単発弾(スラッグ弾)を使用し、命中させていたことも判明した。

5)スラッグ弾は、弾体が大きく散弾より破壊力があり、一般的にはイノシシやクマなどの大きな動物の猟に使うことが多いという。

6)死亡した男性は至近距離で胸や腕、太ももなどを撃たれ体内から数十発の弾が見つかっているが、スラッグ弾も含まれていた。体の前後両方から弾が進入しており、男性が被弾して倒れたところへとどめを刺すように銃撃したとみられる。

7)容疑者は数年前に300万円以上の国産ワゴン車や1丁約20万円の散弾銃を購入。趣味の釣り用に中古のプレジャーボートも購入するなど金遣いが荒く、その費用は市職員だった父親の退職金や借金で捻出(ねんしゅつ)していた。

8)容疑者が散弾銃を最初に所持した5年前には、消費者金融などから借りた約500万円の返済にも父親の退職金を充てており、父親は「息子が勝手に借金をして困っている」などと周囲にも愚痴をこぼしていたという。

9)容疑者の母親が事件前、「息子が何をしでかすか分からない」と近隣住人に不安を打ち明けていたことも判明。両親も容疑者が多額の借金を重ねたり、近所とトラブルを起こしたりすることに手をこまねいていたとみられ、捜査本部は事件前の不安定な精神状態を示す重要な証言とみている。

10)11月に銃弾1000発を購入している。

こんなところかな。
しかしこの容疑者はなんだね、ずいぶん慎重なタイプだよね。
友人を誘ったメールの文面も細かい指示をしているし、銃弾も2種類用意している。
至近距離で撃つのだから、大粒の散弾でも十分殺傷能力があるのに、更にスラッグ弾まで用意して、実際に使用している。

防弾チョッキもそうだね。警察と銃撃戦でもしなければ、容疑者に発砲する人間はいないだろう。

そう考えるとと、やはり殺害した2名は狙って撃ったと考えた方がよさそうだね。

一部にメンタル面の問題をニュース番組でコメントする人もいたけど・・・・
少なくとも事件当時、容疑者は正常な判断はできていただろうな。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その2
佐世保銃乱射事件その4

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2007/12/16

佐世保銃乱射事件その2

続報です。
1)疑者(37)が所有するワゴン車や、脱ぎ捨てたベストのポケットなどに、散弾銃の実弾計約2700発が残されていたことが16日、佐世保署捜査本部の調べで分かった。

2)後部座席には、散弾銃2丁と空気銃が1丁があったほか、迷彩柄のリュックサックが残されていた。散弾銃のうち1丁は単身自動型で、もう1つは上下2連型だった。

3)教会の正面玄関には「プロテクター」と呼ばれる迷彩柄の軍用ベストが脱ぎ捨てられており、ポケット4つのうち3つから約180発の実弾が見つかった。さらに自宅からも22発の実弾が押収されている。
容疑者は遺体発見時、迷彩柄の服を着用し、散弾銃を抱えた状態で見つかった。
服の下には防弾チョッキを着込んでいたことも分かった。

4)死亡した男性は散弾が飛散しないほどの至近距離から銃撃されていたことが県警の調べで分かった。

5)調べなどによると、容疑者は事件前日の13日、死亡した男性と別の知人2人が、14日夕方に体験・見学に来ることをクラブ従業員に電話で伝えていた。容疑者は死亡した男性について、会員の知人1人が無料で体験できる制度で招待していた。
14日午後6時半過ぎ、死亡した男性がクラブに到着すると、容疑者は従業員や知人に電話で「私が運動するのを見せるから待っていてくれ」などと連絡。死亡した男性は従業員に対して「(プールが見学できる)ギャラリーで待つように」などと指示する内容の携帯電話のメールを見せたという。

6)関係者によると、容疑者は死亡した男性方で食事をするなど親しい友人関係だったといい、容疑者について死亡した男性は「親友」「いいやつ」などと周囲に話していたという。

7)容疑者は、迷彩服を着て銃を携行する姿が目撃されるなど、近所では「奇行が目立つ人物」だった。
容疑者は両親と妹、弟の5人家族。地元中高校を卒業後、県外の大学に進学したが中退。就職した電気会社もすぐに退社した後、地元の病院で看護師見習いをしていた。

しかし、6~7年前に病院も辞める。知人は「このころから少しおかしくなった」と話す。自宅の離れにこもりがちになるなど、人を寄せ付けない雰囲気に。自殺した教会で生後間もなく洗礼を受けたが、最近はめったに姿を見せなくなったという。

大音量で音楽をかけるなど迷惑行為も目立つようになる。

近所の人は「4、5年前、深夜2時ごろに自宅の呼び鈴を鳴らされた。玄関に出ると『トイレを貸してほしい』と言われた。同じことが2度ほど続いた」と話している。

 散弾銃などを購入後、射撃団体に入ってクレー射撃にのめり込んだ。近くの主婦(43)は「散弾銃を持ち歩いていて怖かった」と話す。

8)乱射事件が発生したのは14日午後7時10分ごろ。容疑者は建物2階のルネサンス佐世保正面玄関から入り、フロントを横切って、子供たちが水泳指導を受けていたプールに侵入した。プールサイドを約4分の3周したところで、まずガラスの仕切り壁に向けて2発発射した。

死亡した女性コーチは子供たちを連れてフロント裏側の事務室に避難。この間に容疑者はフロント側に戻り、ホールや事務室などで発砲を繰り返した。この時、事務室にいた女性コーチとラウンジにいた死亡した男性が犠牲となった。

こんなところかな。
容疑者は自殺しているし、原因と言うか動機の究明は難しくなった印象だね。
本来法律では800発までしか許されていない銃弾を2500発以上も準備していたとはね・・・使われなくてよかったと思うのだが・・・

そこで疑問が浮かぶ。
なぜ大量の銃弾を用意したのか?
そしてなぜ、その銃弾を使用しなかったのか?

普通に考えれば、用意したのは必要だと考えた為だろうね。
もし誰でも良いから射殺したかったと言うのであれば、軽く3桁ぐらいの死傷者が出ただろう。
しかし、容疑者は使わなかった。なぜか?
使う必要が無くなったからかな?

つまり最初は多数の死者をだそうと考えていたのかもしれないし、警察と銃撃戦でもする計画だったのかもしれないが・・・・(防弾チョッキは銃撃線の準備だろうね)
最終的には10発程度の使用に収まった。
最終的な段階で殺害する人物を特定したんだろうね。
それが今回射殺された男性と言うのは間違いなさそうだね。
至近距離から数発の銃弾を受けている。明確な殺意があったのは間違いなだろうな。

死亡した女性コーチについてはちょっと判らない。だけど、死亡したのはこの2人だけなんだよね。

容疑者が誰でも良いから殺害しようと考えていたとしたら、現場にいた複数の子供たちにも死亡者が出ていておかしくないでしょ?

その意味で女性コーチもなんらかの理由で殺害されたと考えた方がしっくりくるかな。

そして、最大の疑問は死亡した男性の周囲の話では容疑者と死亡した男性は「親友」だったと言う事なんだよな。

なんらかの恨みがあったのか?しかし、呼び出したメールや最近一緒に昼食を食べたなんて事を考えると、とても怨恨があったとは思えないんだけど・・・
殺したいほど憎い人間と一緒に食事なんてできないんじゃない?それも自分から出向いていくなんて考えられないよね。

そう考えると「一人で死にたくない為の無理心中」なんて可能性も考えてしまうんだよね。

続報を待ちましょう。

参考リンク
佐世保銃乱射事件
佐世保銃乱射事件その3

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2007/12/15

佐世保銃乱射事件

12月14日午後7時すぎ、長崎県佐世保市名切(なきり)町の会員制スポーツクラブ「ルネサンス佐世保」に男が押し入って散弾銃を乱射し、腹部を撃たれた26歳女性水泳コーチと会員の36歳男性が死亡した。
ほかに女児2人も足などにけがをするなど男女計6人が重軽傷を負う事件が起きている。

県警佐世保署や市消防局などによると、午後7時13分ごろ「爆発音がした」と119番があり、5分後に「男が立てこもっている。ライフルを撃ったようだ。けが人がでている」と再び通報があった。

消防隊員が駆けつけたところ水着姿の女性コーチが倒れており、救急車で佐世保市立総合病院に運ばれたが、約40分後に死亡が確認された。男性会員は多発銃創によるショック死だった。女性コーチは2階のカウンター内側の事務室で、男性会員はホールで撃たれていた。

佐世保署などによると、銃を撃ったのは身長170~190センチの男で、白のフルフェースのヘルメットをかぶり、迷彩服の上下にシルバーグレーのダウンジャケットを着ていた。

会見したルネサンスの社長によると、男は2階にあるクラブの正面玄関から発砲しながら入り、ホールでも発砲。
事務室や奥にあるプールサイドでも乱射し、正面玄関から逃走したとみられる。
当時、クラブには会員50人、スタッフ20人がいて、2階にはその半数がいたという。プールでは3歳~小学生対象のスクールが終わり、小中学生約15人が練習中で、客席には保護者ら7人がいた。

現場は佐世保市の官庁街に近い市中心部で周囲は閑静な住宅街。クラブの入る建物は4階建てで、1階にはスーパーが入店し2~4階がスポーツクラブ。

佐世保署捜査本部は15日、市内の37歳の男が事件に関与していると断定、逮捕状請求の手続きを始めた。

捜査本部は散弾銃の所持者を中心に容疑者の絞り込みを行った結果、37歳の男が浮上した。(男は事件後姿を消していた)
15日未明にスポーツクラブから南西に約5キロ離れた同市船越町の教会前で、男が使用しているとみられる白い無人のワゴン車を発見。
車内からは散弾銃2丁、空気銃1丁と迷彩服などを発見した。

男は散弾銃3丁、空気銃1丁の所持許可を得ており、捜査本部は男が銃を所持したまま、車を放置した場所の近くに潜伏している可能性もあるとみて、警戒を強めるとともに、慎重に捜索を進める。

15日午前7時35分ごろ、現場から南西約5キロの同市船越町の船越カトリック教会敷地内で血を流して死亡しているのが見つかった。約2時間前に発砲音がし、男が散弾銃を抱きかかえるようにしていたことから県警は自殺したとみて調べている。

容疑者は事件のあった14日夜、射殺された男性ら複数の友人を現場のスポーツクラブに誘い出しており、友人らの証言からも容疑者の関与が浮上した。容疑者は射殺された男性と中学の同級生という。(容疑者は現場のスポーツクラブの会員だった)

ニュース報道などによると、周辺住民のコメントとして、「挨拶をしない」とか「正常でない人間になぜ散弾銃の所持の許可をするのか?」なんて声があったようだ。

容疑者の人間像や動機などについては捜査を待つしかないだろうね。

ただ、本当に容疑者が犯行を行ったとしたら、射殺された男性を現場に呼び出したのは偶然ではないだろうね。

普通はさ、無関係の人間を巻き込まないように考えるのだが、目的達成の為には「何でも有り」になってしまったんだね。
地球温暖化も問題だが、モラルハザードも問題だと思うよ。

とにかく続報を待ちましょう。

参考リンク
佐世保銃乱射事件その2

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